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JP4946833B2 - 光変調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光変調装置に関し、特に光信号の変調を行う光変調装置に関する。
近年、光伝送システムの大容量化と長距離化が進められている。大容量化、長距離化を進める上で有利な伝送方式として、DQPSK(Differential Quadrature Phase Shift Keying)などに代表される多値位相変調方式を用いたシステムの導入が注目されている。
図23は一般的な多値光位相変調器を示す図である。多値光位相変調器50は、LD(Laser Diode)51、分岐部52、位相変調部53a、53b、2×1光合波部54、π/2位相シフト部55、PD(Photo Diode)56、位相シフト制御部57から構成され、DQPSK信号を生成する位相変調器である。
LD51は、CW光(連続光、CW:Continuous Wave)を出射する。分岐部52は、CW光を2分岐して、分岐された一方の光を位相変調部53aの光導波路へ入力し、他方の光をπ/2位相シフト部55へ入力する。π/2位相シフト部55は、光の電界の位相をπ/2位相シフトして、位相シフト後の光を位相変調部53bの光導波路へ入力する。
位相変調部53a、53bは共に、マッハ・ツェンダ型遅延干渉計(Mach-Zehnder Interferometer)で構成される。位相変調部53aの平行導波路53a−1、53a−2の近傍には、信号電極5a−1、5a−2がそれぞれ設けられ、位相変調部53bの平行導波路53b−1、53b−2の近傍には、信号電極5b−1、5b−2がそれぞれ設けられる。信号電極5a−1、5a−2には、相補関係にあるI信号のi1、i1n(i1nはi1の反転信号)が入力し、信号電極5b−1、5b−2には、相補関係にあるQ信号のq1、q1n(q1nはq1の反転信号)が入力する。
位相変調部53aは、I信号の0、1に対応させて、入力光の位相を変化させ、位相変調部53bは、Q信号の0、1に対応させて、π/2位相シフトされた入力光の位相を変化させる。2×1光合波部54は、位相変調部53aから出力された変調光s1と、位相変調部53bから出力された変調光s2とを合波してDQPSK信号d1を生成する。
PD56は、DQPSK信号d1を受光して、光パワーに応じた電気信号を出力する。位相シフト制御部57は、この電気信号にもとづいて、位相制御信号を生成して、π/2位相シフト部55の位相シフト量を調整制御する。
ここで、位相変調部53aにおいて、光導波路に与えられる電界によって、平行導波路53a−1、53a−2の位相差が0°ならば光は強め合い、位相差がπならば光が弱め合うように強度変調された変調光s1が出射導波路から出力される。
同様にして、位相変調部53bにおいては、光導波路に与えられる電界によって、平行導波路53b−1、53b−2の屈折率が変化するが、位相変調部53bでは、前段でπ/2位相シフトされた光信号が入力するので、結局、平行導波路53b−1、53b−2の位相差がπ/2ならば光は強め合い、位相差が3π/2ならば光は弱め合うように強度変調された変調光s2が出射導波路から出力されることになる。
図24は直交位相変調のフェーズダイアグラムを示す図である。横軸は実部Re、縦軸は虚部Imである。位相変調部53aがI信号で変調すると、実軸上方向に0(I=0)になるか、π(I=1)になるかが決まり、位相変調部53bがQ信号で変調すると、I信号に対しπ/2回転しているので、虚軸上方向にπ/2(Q=0)になるか、3π/2(Q=1)になるかが決まる。
そして、これらの変調信号が2×1光合波部54で合波されるので、フェーズダイアグラム上では、実軸と虚軸上での直交加算に対応することになり、DQPSK信号d1の位相状態は、π/4(0、0)、3π/4(1、0)、5π/4(1、1)、7π/4(0、1)のそれぞれの位相状態となる(隣接する位相はすべて直交する)。
図25は多値光位相変調器50から出力されるDQPSK信号d1の位相状態の一例を示す図である。横軸は時間、縦軸は光強度である。位相変調部53aから、位相状態が0、π、0、π、0、0、0、・・・といった位相で、変調光s1が出力し、位相変調部53bから、位相状態がπ/2、π/2、3π/2、3π/2、π/2、π/2、3π/2、・・・といった位相で、変調光s2が出力したとする。
なお、変調光s1は、位相が0、πと異なるだけで、位相が0のときの信号強度と、位相がπのときの信号強度は同じで(図24において、座標原点から実軸上の0までの距離と、座標原点から実軸上のπまでの距離とは同じである)、位相が0、πそれぞれの波形に違いはない。
また、変調光s2は、位相がπ/2、3π/2と異なるだけで、位相がπ/2のときの信号強度と、位相が3π/2のときの信号強度は同じで(図24において、座標原点から虚軸上のπ/2までの距離と、座標原点から虚軸上の3π/2までの距離とは同じある)、位相がπ/2、3π/2それぞれの波形に違いはない。
そして、これらの変調光s1、s2が2×1光合波部54で合波されると、フェーズダイアグラム上では、実軸と虚軸上での直交加算に対応するので、DQPSK信号d1の位相状態は、π/4、3π/4、7π/4、5π/4、π/4、π/4、7π/4、・・・となる。
このように、多値光位相変調器50では、I信号、Q信号によってそれぞれ別々に位相変調を施し、位相変調した成分を光の電界の位相でπ/2ずらして合波することで、4値の直交位相変調を行っている。
また、多値光位相変調器50では、DQPSK信号d1の光パワーのモニタ結果のフィードバック制御を行うことで、位相変調部53aへ与える光信号と、位相変調部53bへ与える光信号との間の位相差がπ/2となるように常に位相差を調整している。
位相変調器の出力光にもとづき、位相差を安定化させる従来技術としては、特許文献1、2が開示されている。
特開2007−43638号公報(段落番号〔0019〕〜〔0021〕、第4図) 特開2007−82094号公報(段落番号〔0016〕〜〔0032〕、第4図)
上述したようなDQPSK信号d1を出力するには、2×1光合波部54に入力する変調光s1と変調光s2との互いの位相差が正確にπ/2であることが必要である。
図26は位相差ずれの概念を示す図である。変調光s1、s2の位相差がπ/2よりも大きい場合には、実軸に対して、虚軸が左に傾いた状態となり、位相差がπ/2よりも小さい場合は、虚軸が右に傾いた状態となる。
したがって、変調光s1と変調光s2とのπ/2の位相差を常に保持しないと、すなわち、位相シフト制御部57を介して、精度よくπ/2位相シフトさせないと、正確なDQPSK信号d1を生成することができなくなる。
ここで、E0を振幅として、CW光は式(1)で表せる。また、変調光s1は式(2)、変調光s2は式(3)、DQPSK信号d1は式(4)で表せる。ここで位相変調の信号成分は省略してある。
Figure 0004946833
Figure 0004946833
Figure 0004946833
Figure 0004946833
図27はDQPSK信号d1を示す図である。横軸は位相、縦軸は光強度であり、式(4)のDQPSK信号d1の関数曲線を示したものである(式(4)中のcos(φ/2)・E0は強度を示す)。また、変調光s1と変調光s2との互いの位相差が、φ=π/2のときに生成されるDQPSK信号d1の出力パワーをpwとする(すなわち、cos(π/2/2)・E0なので、pw=(21/2/2)・E0)。
多値光位相変調器50において、位相シフト制御部57では、DQPSK信号d1の出力パワーがpwとなるように、π/2位相シフト部55に位相制御信号を与えてフィードバック制御を行うことになる。
しかし、出力パワーpwは、図からわかるように、PD56の受光強度が最大強度となる条件と、最小強度となる条件との中間の値であるため、DQPSK信号d1に対する最適ポイントである出力強度の中間値を、運用中に常時検出して、出力強度がこの中間値となるように位相シフト制御することは困難であった。このため、π/2の位相差を安定化させるには、上記の従来技術(特開2007−43638号公報、特開2007−82094号公報)のように、複雑な構成、制御が必要になるといった問題があった。
一方、DQPSK信号d1の最大強度および最小強度をあらかじめ測定しておいて、中間値を計算して装置に設定しておき、この中間値となるように制御することも考えられるが、この場合、LD51の経年劣化等により最大強度および最小強度は変化するので、実際の中間値も変化してしまい、設定時の中間値と実際の中間値とに大きな誤差が生じてしまう。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、位相変調時に可変設定する位相を簡易な構成、制御により安定化させて、光通信品質の向上を図った光変調装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、光信号の変調を行う光変調装置が提供される。この光変調装置は、複数の入力光のそれぞれに対して設けられ、前記入力光の位相変調を行う位相変調部と、少なくとも1つの前記位相変調部の前段または後段に設けられ、前記入力光または位相変調後の光の位相をシフトする位相シフト部と、から構成される光変調部と、前記光変調部からの複数の出力光を干渉させる光干渉部と、を備える。
ここで、光干渉部は、出力光を干渉させて、多値位相変調信号と、多値位相変調信号の位相状態とは異なる位相状態を持つ干渉光とを生成する。
本発明の光変調装置は、位相変調時に設定すべき位相を安定化させて光通信品質の向上を図る。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は光変調装置の原理図である。光変調装置1aは、光変調部10、光干渉部20、モニタ部31、位相シフト制御部32から構成される。光変調部10は、位相変調部1a−1、1a−2、位相シフト部1a−3を含む。
位相変調部1a−1、1a−2は、分岐した複数の入力光のそれぞれに対して設けられ、入力光の位相変調を行う。位相シフト部1a−3は、位相変調部1a−1、1a−2の前段(または後段)に設けられ、印加される位相制御信号にもとづいて、入力光(または位相変調後の光信号)の位相を可変的にシフトする。
光干渉部20は、光変調部10から出力される複数の出力光を干渉させて、多値位相変調信号と、多値位相変調信号の位相状態とは異なる位相状態を持つ干渉光とを生成する。
ここで、“多値位相変調信号の位相状態とは異なる位相状態を持つ干渉光を生成する”とは、例えば、位相がφのときの多値位相変調信号の強度がpw1であった場合、自己の位相(干渉光自身の位相)がφのときには、強度がpw1以外の強度をとるような信号光である干渉光を生成するということである。
具体的には光干渉部20において、位相シフト部1a−3で設定される位相がφのときに多値位相変調信号を生成する場合、自己の位相がφのときには(干渉光自身の位相がφのときには)、強度が最大または最小となるような干渉光を生成する。
モニタ部31は、干渉光を受光して強度に応じた電気信号を出力する。位相シフト制御部32は、電気信号にもとづいて位相制御信号を生成し、位相制御信号を位相シフト部1a−3に与えて、位相シフト部1a−3で設定すべき位相シフト量を制御する。
次に多値位相変調の一例としてDQPSKの光変調を行う光位相変調器に対して、光変調装置1aを適用した場合について以降詳しく説明する。図2は光変調装置の構成を示す図である。
光変調装置1は、LD1b、光変調部10、光干渉部20、PD31、位相シフト制御部32から構成され、多値位相変調信号としてDQPSK信号を生成する光位相変調器である。
また、光変調部10は、分岐部11、位相変調部12a、12b(位相変調部1a−1、1a−2に該当)、位相シフト部13(位相シフト部1a−3に該当)を含む。
LD1bは、CW光を出射する。分岐部11は、CW光を2分岐して、分岐された一方の光を位相変調器12aの光導波路に入力し、他方の光を位相シフト部13に入力する。位相シフト部13は、印加される位相制御信号にもとづいて、光の電界の位相をφだけシフトして(この例ではφ=π/2)、位相シフト後の光を位相変調部12bの光導波路へ入力する。
位相変調部12a、12bは共に、マッハ・ツェンダ型遅延干渉計で構成され、位相変調部12aの平行導波路12a−1、12a−2の近傍には、信号電極5a−1、5a−2が設けられ、位相変調部12bの平行導波路12b−1、12b−2の近傍には、信号電極5b−1、5b−2が設けられる。
位相変調部12aは、I信号の0、1に対応させて、入力光の位相を変化させ、位相変調部12bは、Q信号の0、1に対応させて、π/2位相シフトされた入力光の位相を変化させる。
ここで、位相変調部12aにおいて、信号電極5a−1にはI信号i1が入力され、信号電極5a−2にはI信号のi1n(I信号i1の反転信号)が入力される。このとき、位相変調部12aの光導波路に与えられる電界によって、平行導波路12a−1、12a−2の屈折率がそれぞれ+Δn、−Δnのように変化し、平行導波路12a−1、12a−2間の位相差が変化する。このため、平行導波路12a−1、12a−2の位相差が0°ならば光は強め合い、位相差がπならば光が弱め合うように強度変調された出力光が、光干渉部20へ向かって出力される。
同様にして、位相変調部12bにおいては、信号電極5b−1にはQ信号q1が入力され、信号電極5b−2にはQ信号のq1n(Q信号q1の反転信号)が入力される。このとき、位相変調部12bの光導波路に与えられる電界によって、平行導波路12b−1、12b−2の屈折率が変化するが、位相変調部12bでは、前段でπ/2位相シフトされた光信号が入力するので、結局、平行導波路12b−1、12b−2の位相差がπ/2ならば光は強め合い、位相差が3π/2ならば光は弱め合うように強度変調された出力光が、光干渉部20へ向かって出力されることになる。
一方、光干渉部20は、光変調部10から出力される複数の出力光を干渉させて、DQPSK信号d1と、DQPSK信号d1の位相状態とは異なる位相状態を持つ、モニタ用の干渉光であるモニタ干渉光d20、d30を生成する。
この場合、光干渉部20は、互いに位相がπ/2(=φ)ずれた、光変調部10からの2つの出力光を干渉させて、自己の位相がπ/2のときに強度が最大となるような位相をあらたに生じさせて、DQPSK信号d1とは位相状態が異なる位相状態を持つモニタ干渉光d20を生成する。
または位相がπ/2のときに強度が最小となるような位相をあらたに生じさせて、DQPSK信号d1とは位相状態が異なる位相状態を持つモニタ干渉光d30を生成する(モニタ干渉光d20、d30の具体的な関係式については後述する)。
PD31は、モニタ干渉光を受光して(モニタ干渉光d20、d30のどちらを選択してもよい)、モニタ干渉光のパワーに応じた電気信号を出力する。位相シフト制御部32は、この電気信号にもとづいて、位相制御信号を生成して、位相シフト部13の位相シフト量を制御する。
モニタ干渉光d20を選択した場合は、PD31での受光強度が最大となるように、位相シフト部13の位相シフト量を制御し、モニタ干渉光d30を選択した場合は、PD31での受光強度が最小となるように、位相シフト部13の位相シフト量を制御する。
なお、位相シフト部13は、具体的には、光導波路r1の近傍に設けられた電極であって、この電極に位相制御信号が印加されることで、光導波路r1を流れる光の電界の位相が制御されるものである。
ここで、E0を振幅、φを位相シフト部13で設定する位相シフト量とすると、DQPSK信号d1は上述の式(4)であり、また、モニタ干渉光d20は式(5)、モニタ干渉光d30は式(6)で表せる。
Figure 0004946833
Figure 0004946833
図3はDQPSK信号d1とモニタ干渉光d20、d30との波形の一例を示す図である。横軸は時間、縦軸は光強度である。光干渉部20は、DQPSK信号d1とモニタ干渉光d20、d30を出力する。図の場合、DQPSK信号d1は、π/4、3π/4、7π/4、5π/4、π/4、π/4、・・・といった位相で出力されている。
一方、式(5)より、φ=π/2のとき、モニタ干渉光d20の出力強度は1(=cos(π/4−φ/2)=cos0°)となるので、モニタ干渉光d20は、φ=π/2のときには最大強度を持つ波形として出力される。
また、モニタ干渉光d30は、式(6)よりφ=π/2のとき、出力強度は0(cos(π/4+φ/2)=cosπ/2)となるので、モニタ干渉光d30は、φ=π/2のときには最小強度を持つ波形として出力される。
図4はモニタ干渉光d20の光強度を示すシミュレーション結果を示す図であり、図5はモニタ干渉光d30の光強度を示すシミュレーション結果を示す図である。横軸は時間、縦軸は光強度である(PD31で受光したときの光強度を示す)。
モニタ干渉光d20は、φ=π/2のときに光強度は最大値となることを示している。また、モニタ干渉光d30は、φ=π/2のときに光強度は最小値をとなることを示している。
図6はモニタ干渉光d20、d30の関数曲線を示す図である。横軸は位相φ、縦軸は光強度である。式(5)、式(6)の関数曲線を示したものである。光変調装置1において、DQPSK信号d1を生成する場合には、位相シフト部13に設定すべき位相φとしてπ/2を設定することになるが、図6からわかるように、φ=π/2のとき、光干渉部20で生成するモニタ干渉光d20の光強度は最大強度となっている。
したがって、位相シフト制御部32では、PD31でのモニタ干渉光d20の光強度が最大強度となることを目標に、位相シフト部13に対して位相制御信号を印加して位相調整を行えば、位相変調部12aで変調された変調光と、位相変調部12bで変調された変調光との位相差がπ/2に常に安定して保持するように制御することができる。
従来の位相シフト部に対する位相制御では、PD受光強度が最大強度となる条件と、最小強度となる条件との中間値となるように制御していたが、このような制御と比べて、光変調装置1の構成では、はるかに最適ポイントを検出しやすく、また容易に設定が可能であるため、π/2の位相差を精度よく安定化させることが可能になる。
また、光変調装置1において、DQPSK信号d1を生成する場合には、位相シフト部13に設定すべき位相φとしてπ/2を設定することになるが、図6からわかるように、φ=π/2のとき、光干渉部20で生成するモニタ干渉光d30の光強度は最小強度となっている。
したがって、モニタ干渉光d30を使用することもでき、この場合は、位相シフト制御部32では、PD31でのモニタ干渉光d30の光強度が最小強度となることを目標に、位相シフト部13に対して位相調整を行えば、位相変調部12aで変調された変調光と、位相変調部12bで変調された変調光との位相差がπ/2に常に安定して保持することができる。
次に光変調装置1の具体的な構成について説明する。図7は光変調装置1−1の構成を示す図である。第1の実施の形態の光変調装置1−1は、LD1b、分岐部11、位相変調部12a、12b、位相シフト部13、光干渉部20−1、PD31、位相シフト制御部32から構成される。なお、以降では、上述した構成要素については同じ符号を付けて同一構成要素の説明は省略する。
図8は光干渉部20−1の内部構成および接続関係を説明するための図である。光干渉部20−1は、2×2光カプラ21a(第1の出力干渉部)、2×2光カプラ22a(第2の出力干渉部)、2×1光合波部23a(多値位相変調信号生成部)、2×2光カプラ24a(モニタ干渉光生成部)から構成される。
位相変調部12aのアーム(arm:出射導波路)a1は、2×2光カプラ21aの入力ポートp11に接続し、位相変調部12aのアームa3は、入力ポートp12に接続する。位相変調部12bのアームa2は、2×2光カプラ22aの入力ポートp15に接続し、位相変調部12bのアームa4は、入力ポートp16に接続する。
2×2光カプラ21aの出力ポートp13は、2×1光合波部23aの入力ポートp19に接続し、2×2光カプラ21aの出力ポートp14は、2×2光カプラ24aの入力ポートp22に接続する。
2×2光カプラ22aの出力ポートp17は、2×1光合波部23aの入力ポートp20に接続し、2×2光カプラ22aの出力ポートp18は、2×2光カプラ24aの入力ポートp23に接続する。2×2光カプラ24aの出力ポートp24は、PD31と接続する(2×2光カプラ24aの出力ポートp25とPD31を接続してもよい)。
ここで、位相変調部12aのアームa1、a3から出力される変調光は、2×2光カプラ21aに入力して干渉することで、2×2光カプラ21aの出力ポートp13から変調光s1(第1の変調光)が出力し、出力ポートp14から放射光s3(第1の放射光)が出力する。
また、位相変調部12bのアームa2、a4から出力される変調光は、2×2光カプラ22aに入力して干渉することで、2×2光カプラ22aの出力ポートp17から変調光s2(第2の変調光)が出力し、出力ポートp18から放射光s4(第2の放射光)が出力する。
変調光s1、s2は、2×1光合波部23aに入力して合波されて、2×1光合波部23aの出力ポートp21からDQPSK信号d1が生成されて出力する。放射光s3、s4は、2×2光カプラ24aに入力して干渉されて、2×2光カプラ24aの出力ポートp24からモニタ干渉光d3が出力し、出力ポートp25からモニタ干渉光d2が出力する。
次に2×1光合波部の特性について説明する。図9は2×1光合波部の特性を示す図であり、図10は2×1光合波部の入力光と出力光との位相関係を示す図である。
2×1光合波部の位相特性として、ポートp1から光信号が入力してポートp3から出力しても位相差はゼロとなる。例えば、ポートp1から入力光(E1expj(ωt+φ1))が入力すると、ポートp3から出力光((1/21/2)・E1expj(ωt+φ1))が出力し、2×1光合波部の通過前後で位相差は生じない。
また、2×1光合波部のポートp2から光信号が入力してポートp3から出力しても位相差はゼロである。例えば、ポートp2から入力光(E2expj(ωt+φ2))が入力すると、ポートp3から出力光((1/21/2)・E2expj(ωt+φ2))が出力し、2×1光合波部の通過前後で位相差は生じない。
次に2×2光カプラの特性について説明する。図11は2×2光カプラの特性を示す図であり、図12は2×2光カプラの入力光と出力光との位相関係を示す図である。
2×2光カプラの位相特性として、ポートp4から光信号が入力してポートp6から出力すると+π/4の位相差が生じる。例えば、ポートp4から入力光(E1expj(ωt+φ1))が入力すると、ポートp6から出力光((1/21/2)・E1expj(ωt+φ1+π/4))が出力する。
また、ポートp5から光信号が入力してポートp6から出力すると−π/4の位相差が生じる。例えば、ポートp5から入力光(E2expj(ωt+φ2))が入力すると、ポートp6から出力光((1/21/2)・E2expj(ωt+φ2−π/4))が出力する。したがって、ポートp4からポートp6への通過光と、ポートp5からポートp6への通過光との間にはπ/2の位相差((+π/4)〜(−π/4)間の位相量はπ/2)が存在する。
一方、2×2光カプラのポートp4から光信号が入力してポートp7から出力すると−π/4の位相差が生じる。例えば、ポートp4から入力光(E1expj(ωt+φ1))が入力すると、ポートp7から出力光((1/21/2)・E1expj(ωt+φ1−π/4))が出力する。
また、ポートp5から光信号が入力してポートp7から出力すると+π/4の位相差が生じる。例えば、ポートp5から入力光(E2expj(ωt+φ2))が入力すると、ポートp7から出力光((1/21/2)・E2expj(ωt+φ2+π/4))が出力する。したがって、ポートp4からポートp7への通過光と、ポートp5からポートp7への通過光との間にはπ/2の位相差が存在する。
次に光干渉部20−1の内部における光信号の流れと位相の変化について説明する。2×2光カプラ21aの出力ポートp13から出力する変調光s1は、2×1光合波部23aの入力ポートp19に入力し、2×2光カプラ22aの出力ポートp17から出力する変調光s2は、2×1光合波部23aの入力ポートp20に入力する。そして、互いにπ/2位相がずれている変調光s1、s2が(このπ/2のずれは位相シフト部13で付与されたもの)、2×1光合波部23aによって合波され、出力ポートp21からDQPSK信号d1が出力する。
一方、2×2光カプラ21aの出力ポートp14から出力する放射光s3は、2×2光カプラ24aの入力ポートp22に入力し、2×2光カプラ22aの出力ポートp18から出力する放射光s4は、2×2光カプラ24aの入力ポートp23に入力する。
そして、互いにπ/2位相がずれている放射光s3、s4が(このπ/2のずれは位相シフト部13で付与されたもの)、2×2光カプラ24aによって干渉され、出力ポートp24から、DQPSK信号d1に対して位相がπ/2ずれたモニタ干渉光d3が出力する。DQPSK信号d1に対して位相がπ/2ずれているのは、2×2光カプラ24aで干渉することによって、π/2の位相差があらたに生じるからである。
また、出力ポートp25からも、DQPSK信号d1に対して位相がπ/2ずれたモニタ干渉光d2が出力する。DQPSK信号d1に対して位相がπ/2ずれているのは、2×2光カプラ24aで干渉することによって、π/2の位相差があらたに生じるからである。なお、モニタ干渉光d2がDQPSK信号d1に対して、例えば、プラス方向にπ/2位相がずれるのであれば、モニタ干渉光d3は、DQPSK信号d1に対してマイナス方向にπ/2位相ずれることになり、モニタ干渉光d2、d3の位相は、互いに逆方向にずれる関係になる。
ここで、E0を振幅、φを位相シフト部13で設定する位相シフト量とすると、放射光s3は式(7)、放射光s4は式(8)で表せ、また、モニタ干渉光d2は式(9)、モニタ干渉光d3は式(10)で表せる。なお、変調光s1、s2は上述した式(2)、式(3)であり、DQPSK信号d1は上述した式(4)である。
Figure 0004946833
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Figure 0004946833
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なお、式(9)の第1項の中の+π/4および第2項の中の−π/4は、2×2光カプラ24aを通過することによって生じた位相変化である。また、式(10)の第1項の中の+π/4および第2項の中の−π/4は、2×2光カプラ24aを通過することによって生じた位相変化である。
図13はモニタ干渉光d2、d3の関数曲線を示す図である。横軸は位相(位相付与量)φ、縦軸は光強度である。式(9)のモニタ干渉光d2および式(10)のモニタ干渉光d3の関数曲線を示したものである。
モニタ干渉光d2は、DQPSK信号d1に対してπ/2位相がずれている。したがって、上述の図27と比較すればわかるように、モニタ干渉光d2の波形は、位相がπ/2のときにDQPSK信号d1の強度が最大となる波形と等しくなる。すなわち、モニタ干渉光d2は、DQPSK信号d1に対して位相がπ/2ずれて、かつ自己の位相がπ/2のときには強度が最大となる信号光である。
一方、モニタ干渉光d3は、DQPSK信号d1に対して逆方向にπ/2位相がずれている。モニタ干渉光d3は、モニタ干渉光d2の位相がDQPSK信号d1の位相に対してプラス側にπ/2シフトした状態のときは、マイナス側にπ/2シフトした状態となる。
したがって、上述の図27と比較すればわかるように、モニタ干渉光d3の波形は、位相がπ/2のときにDQPSK信号d1の強度が最小となる波形と等しくなる。すなわち、モニタ干渉光d3は、DQPSK信号d1に対して位相がπ/2ずれて、かつ自己の位相がπ/2のときには強度が最小となる信号光である。
図14はDQPSK信号d1とモニタ干渉光d2、d3との波形の一例を示す図である。横軸は時間、縦軸は光強度である。式(9)よりφ=π/2のとき出力強度(cos(π/4−φ/2))は1となるので、モニタ干渉光d2はφ=π/2のとき、最大強度を持つ波形として出力される。
また、式(10)よりφ=π/2のとき、出力強度(cos(π/4+φ/2))は0となるので、モニタ干渉光d3はφ=π/2のとき最小強度を持つ波形として出力される(図14中の符号n1については後述する)。
次に第2の実施の形態の光変調装置について説明する。図15は光変調装置の構成を示す図である。第2の実施の形態の光変調装置1−2は、LD1b、分岐部11、位相変調部12a、12b、位相シフト部13、光干渉部20−2、PD31、位相シフト制御部32から構成される。
図16は光干渉部20−2の内部構成および接続関係を説明するための図である。光干渉部20−2は、2×2光カプラ21a(第1の出力干渉部)、2×2光カプラ22a(第2の出力干渉部)、2×1光合波部23a(多値位相変調信号生成部)、π/2移相部24b(φ移相部)、2×1光合波部25b(π/2移相部24bおよび2×1光合波部25bはモニタ干渉光生成部に該当)から構成される。
位相変調部12aのアームa1は、2×2光カプラ21aの入力ポートp11に接続し、位相変調部12aのアームa3は、入力ポートp12に接続する。位相変調部12bのアームa2は、2×2光カプラ22aの入力ポートp15に接続し、位相変調部12bのアームa4は、入力ポートp16に接続する。
2×2光カプラ21aの出力ポートp13は、2×1光合波部23aの入力ポートp19に接続し、2×2光カプラ21aの出力ポートp14は、π/2移相部24bの入力端に接続し、π/2移相部24bの出力端は、2×1光合波部25bの入力ポートp31に接続する。
2×2光カプラ22aの出力ポートp17は、2×1光合波部23aの入力ポートp20に接続し、2×2光カプラ22aの出力ポートp18は、2×1光合波部25bの入力ポートp32に接続する。2×1光合波部25bの出力ポートp33は、PD31と接続する。
ここで、位相変調部12aのアームa1、a3から出力される変調光は、2×2光カプラ21aに入力して干渉することで、2×2光カプラ21aの出力ポートp13から変調光s1が出力し、出力ポートp14から放射光s3が出力する。
また、位相変調部12bのアームa2、a4から出力される変調光は、2×2光カプラ22aに入力して干渉することで、2×2光カプラ22aの出力ポートp17から変調光s2が出力し、出力ポートp18から放射光s4が出力する。変調光s1、s2は、2×1光合波部23aに入力して合波されて、2×1光合波部23aの出力ポートp21からDQPSK信号d1が出力する。
また、2×2光カプラ21aの出力ポートp14から出力される放射光s3は、π/2移相部24bで位相がπ/2ずれて、2×1光合波部25bに入力する。2×1光合波部25bでは、2×2光カプラ22aの出力ポートp18から出力された放射光s4と、放射光s4に対してπ/2位相がずれているπ/2移相部24bからの出力光s5とを合波して、出力ポートp33から、DQPSK信号d1に対して位相がπ/2ずれたモニタ干渉光d3を出力する。
このように、第2の実施の形態では、第1の実施の形態で示した2×2光カプラ24aを、π/2移相部24bと2×1光合波部25bで構成することにより、同様の機能を実現するものである。
すなわち、第1の実施の形態の2×2光カプラ24aの代わりにπ/2移相部24bを用いてπ/2の位相差をつくり、モニタ干渉光の出力段を、位相差が生じない2×1光合波部25bで構成している。
次に第3の実施の形態の光変調装置について説明する。図17は光変調装置の構成を示す図である。第3の実施の形態の光変調装置1−3は、LD1b、分岐部11、位相変調部12a、12b、位相シフト部13、光干渉部20−3、PD31、位相シフト制御部32から構成される。
図18は光干渉部20−3の内部構成および接続関係を説明するための図である。光干渉部20−3は、2×2光カプラ21a(第1の出力干渉部)、2×2光カプラ22a(第2の出力干渉部)、2×2光カプラ23c(多値位相変調信号生成部)、2×2光カプラ24c、2×1光合波部25c(2×2光カプラ24cおよび2×1光合波部25cはモニタモニタ干渉光生成部に該当)から構成される。
位相変調部12aのアームa1は、2×2光カプラ21aの入力ポートp11に接続し、位相変調部12aのアームa3は、入力ポートp12に接続する。位相変調部12bのアームa2は、2×2光カプラ22aの入力ポートp15に接続し、位相変調部12bのアームa4は、入力ポートp16に接続する。
2×2光カプラ21aの出力ポートp13は、2×2光カプラ23cの入力ポートp41に接続し、2×2光カプラ21aの出力ポートp14は、2×2光カプラ24cの入力ポートp44に接続する。2×2光カプラ22aの出力ポートp17は、2×2光カプラ23cの入力ポートp42に接続し、2×2光カプラ22aの出力ポートp18は、2×2光カプラ24cの入力ポートp45に接続する。
2×2光カプラ24cの出力ポートp46は、2×1光合波部25cの入力ポートp48に接続し、2×2光カプラ24cの出力ポートp47は、2×1光合波部25cの入力ポートp49に接続する。2×1光合波部25cの出力ポートp50は、PD31と接続する。
ここで、位相変調部12aのアームa1、a3から出力される変調光は、2×2光カプラ21aに入力して干渉することで、2×2光カプラ21aの出力ポートp13から変調光s1が出力し、出力ポートp14から放射光s3が出力する。
また、位相変調部12bのアームa2、a4から出力される変調光は、2×2光カプラ22aに入力して干渉することで、2×2光カプラ22aの出力ポートp17から変調光s2が出力し、出力ポートp18から放射光s4が出力する。変調光s1、s2は、2×2光カプラ23cに入力して干渉されて、2×2光カプラ23cの出力ポートp43からDQPSK信号d1が出力する。
一方、2×2光カプラ21aの出力ポートp14から出力する放射光s3は、2×2光カプラ24cの入力ポートp44に入力し、2×2光カプラ22aの出力ポートp18から出力する放射光s4は、2×2光カプラ24cの入力ポートp45に入力する。
そして、互いにπ/2位相がずれている放射光s3、s4は、2×2光カプラ24cによって干渉され、出力ポートp46から信号光s6が出力し、出力ポートp47から信号光s7が出力する。
さらに、信号光s6は、2×1光合波部25cの入力ポートp48に入力し、信号光s7は、2×1光合波部25cの入力ポートp49に入力して、出力ポートp50から、DQPSK信号d1に対してπ/2位相がずれたモニタ干渉光d3が出力される。DQPSK信号d1に対して位相がπ/2ずれているのは、2×2光カプラ24cで干渉することによって、π/2の位相差があらたに生じるからである。
このように、第3の実施の形態では、DQPSK信号d1の出力段に2×2光カプラを用い、モニタ干渉光生成部を2×2光カプラおよび2×1光合波部で構成することにより、第1の実施の形態と同様の機能を実現するものである。
次に光変調装置の変形例について説明する。図19は光変調装置の構成を示す図である。光変調装置1−4は、LD1b、分岐部11、位相変調部12a、12b、位相シフト部13、2×1光合波部14、2×2光カプラ15、PD31、位相シフト制御部32から構成される。
2×1光合波部14は、位相シフト部13でπ/2の位相差が設定されることによって、互いにπ/2位相がずれている変調光s1および変調光s2を合波して、DQPSK信号d1を生成する。
2×2光カプラ15は、一方の入力ポートp61に位相シフト部13からの出力光が入力し、他方の入力ポートp62に、分岐された他方の入力光が入力して合波されて、出力ポートp63から、DQPSK信号d1に対して位相がπ/2ずれて、かつ自己の位相がπ/2のときには強度が最小となるモニタ干渉光を出力する。また、出力ポートp64から、DQPSK信号d1に対して位相がπ/2ずれて、かつ自己の位相がπ/2のときには強度が最大となるモニタ干渉光を出力する。
PD31は、2つのモニタ干渉光の内のいずれかを受光して、強度に応じた電気信号を出力する。位相シフト制御部32は、電気信号にもとづいて位相制御信号を生成し、PD31の受光強度が最大または最小となるように、位相シフト部13に位相制御信号を与えて位相シフト量を制御する。
このように、位相変調処理される前段で、位相がπ/2のときに強度が最大または最小となるモニタ干渉光を生成して、これをモニタして位相調整する構成によっても同等の機能を実現することができる。
次にn×m(n、mは2以上の整数)の光干渉導波路(以下、スターカプラ)を適用した光変調装置について説明する。図20はスターカプラを適用した光変調装置の構成を示す図である。光変調装置1−5は、LD1b、分岐部11、位相変調部12a、12b、位相シフト部13a、4×4のスターカプラ16、PD31、位相シフト制御部32から構成される。なお、ここでの位相シフト部13aは、π/4の位相を設定する。
位相変調部12aのアームa1は、スターカプラ16の入力ポートp71と接続し、位相変調部12bのアームa2は、スターカプラ16の入力ポートp72と接続し、位相変調部12aのアームa3は、スターカプラ16の入力ポートp73と接続し、位相変調部12bのアームa4は、スターカプラ16の入力ポートp74と接続する。また、スターカプラ16の出力ポートp75は、PD31と接続している。
出力ポートp76からDQPSK信号D1が出力し、出力ポートp75からDQPSK信号D1に対して位相がπ/4ずれて、かつ自己の位相がπ/4のときには強度が最小となるモニタ干渉光D3を出力する。また、出力ポートp77からDQPSK信号D1に対して位相がπ/4ずれて、かつ自己の位相がπ/4のときには強度が最大となるモニタ干渉光D2を出力する。
図21は4×4スターカプラの入力光と出力光との位相関係を示す図である。例えば、4×4スターカプラに対して、ポートp1からポートp5へ光が通過すると、通過の前後で9π/8の位相差が生じることを示している。
ここで、E0を振幅、φを位相シフト部13aで設定する位相シフト量とすると、アームa4を流れる信号光は式(11)、アームa3を流れる信号光は式(12)、アームa2を流れる信号光は式(13)、アームa1を流れる信号光は式(14)、DQPSK信号D1は式(15)、モニタ干渉光D2は式(16)、モニタ干渉光D3は式(17)となる。
Figure 0004946833
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なお、式(15)の第1項の中の+3π/8、第2項の中の+π/8、第3項の中の−π/8、第4項の中の−3π/8は、スターカプラ16を通過することによって生じた位相変化である。
また、式(16)の第1項の中の−3π/8、第2項の中の−π/8、第3項の中の+π/8、第4項の中の+3π/8は、スターカプラ16を通過することによって生じた位相変化である。
さらに、式(17)の第1項の中の+9π/8、第2項の中の+3π/8、第3項の中の−3π/8、第4項の中の−9π/8は、スターカプラ16を通過することによって生じた位相変化である。
図22はDQPSK信号とモニタ干渉光との波形の一例を示す図である。横軸は時間、縦軸は光強度である。式(16)よりφ=π/4のとき、モニタ干渉光D2の出力強度(cos(φ/2−π/8))は1となるので、モニタ干渉光D2はφ=π/4のとき、最大強度を持つ波形として出力される。また、式(17)よりφ=π/4のとき、モニタ干渉光D3の出力強度(cos(φ/2+3π/8))は0となるので、モニタ干渉光D3はφ=π/4のとき最小強度を持つ波形として出力される。
なお、スターカプラの特性としては、入力光と出力光の位相関係は、式(18)で示される(J. Lightwave Tech. Vol.24, No.1, P.171, January 2006)。φM:入力に対する出力光の位相変化量、mleft:入力ポート番号、mright:出力ポート番号である。
Figure 0004946833
したがって、図21で示すように、通過の前後で位相差を発生するので、位相変化条件を考慮して、スターカプラを通過させる際の光干渉を最適に設計することにより、所望のモニタ干渉光を取り出すことが可能である。
なお、上述してきた光変調装置の構成において、PD31の出力段に特定の周波数成分のみを取り出すフィルタを設けてもよい。例えば、図14のモニタ干渉光の波長図に対して、強度が最大または最小となる箇所以外に現れる信号振幅(図14の符号n1の波形など)はノイズ成分となる。したがって、PD31で光/電気変換された後の電気信号に含まれるこれらノイズ成分を、PD31の出力段にフィルタを設置することで除去するような構成にすることも可能である。
以上説明したように、光変調装置1aの構成により、最適位相差を得るための位相シフト部の制御を容易に行うことが可能になる。なお、上記では、DQPSK変調器の例を用いたが、8値位相変調など他の多値位相変調器とその位相シフト制御を行う場合でも、光変調装置1aの構成を適用することが可能である。
(付記1) 光信号の変調を行う光変調装置において、
複数の入力光のそれぞれに対して設けられ、前記入力光の位相変調を行う位相変調部と、少なくとも1つの前記位相変調部の前段または後段に設けられ、前記入力光または位相変調後の光の位相をシフトする位相シフト部と、から構成される光変調部と、
前記光変調部からの複数の出力光を干渉させる光干渉部と、
を備え、
前記光干渉部は、前記出力光を干渉させて、多値位相変調信号と、前記多値位相変調信号の位相状態とは異なる位相状態を持つモニタ干渉光とを生成する、
ことを特徴とする光変調装置。
(付記2) 前記モニタ干渉光を受光して強度に応じた電気信号を出力するモニタ部と、前記電気信号にもとづいて位相制御信号を生成し、前記位相制御信号を前記位相シフト部に与えて、設定すべき位相シフト量を制御する位相シフト制御部と、をさらに有することを特徴とする付記1記載の光変調装置。
(付記3) 前記光干渉部は、前記位相シフト部で設定される位相がφのときに前記多値位相変調信号を生成する場合、位相がφのときには強度が最大または最小となる位相状態を持つ前記干渉光を生成することを特徴とする付記1記載の光変調装置。
(付記4) 入力光を複数に分岐する分岐部を備え、
前記分岐した光を、前記複数の入力光とする、
ことを特徴とする付記1記載の光変調装置。
(付記5) 前記光干渉部は、
前記第1から第mまでの位相変調部を持ち(mは2以上の整数)、
第nの位相変調部(nは1からmまでの整数)からの出力光を干渉させて、第nの変調光と第nの非位相変調光とを出力する第nの出力干渉部と、
前記第1の変調光から前記第nまでの変調光を合波して、前記多値位相変調信号を生成する多値位相変調信号生成部と、
前記第1の非位相変調光から前記第nまでの非位相変調光を干渉させて、前記多値位相変調信号の位相状態とは異なる位相状態を持つ前記モニタ干渉光を生成するモニタ干渉光生成部と、
から構成されることを特徴とする付記1記載の光変調装置。
(付記6) 前記第nの出力干渉部(nは1からmまでの整数)は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ第nの2×2光カプラで構成し、前記第nの位相変調部の2つの出射導波路と2つの前記入力ポートがそれぞれ接続して、一方の前記出力ポートから前記第nの変調光を出力し、他方の前記出力ポートから前記第nの非位相変調光を出力する、
ことを特徴とする付記5記載の光変調装置。
(付記7) 前記第1から第2までの位相変調部を持ち、
前記多値位相変調信号生成部は、2つの入力ポートと1つの出力ポートを持つ2×1光合波部で構成し、一方の前記入力ポートは、前記第1の変調光と接続し、他方の前記入力ポートは、前記第2の変調光と接続し、前記第1の変調光と前記第2の変調光を合波して、前記出力ポートから前記多値位相変調信号を出力し、
前記モニタ干渉光生成部は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ第3の2×2光カプラで構成し、一方の前記入力ポートは、前記第1の非位相変調光と接続し、他方の前記入力ポートは、前記第2の非位相変調光と接続して、前記第1の非位相変調光および前記第2の非位相変調光を干渉させる、
ことを特徴とする付記5記載の光変調装置。
(付記8) 前記第1から第2までの位相変調部を持ち、
前記多値位相変調信号生成部は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ2×2光合波部で構成し、一方の前記入力ポートは、前記第1の変調光と接続し、他方の前記入力ポートは、前記第2の変調光と接続し、前記第1の変調光と前記第2の変調光を合波して、前記出力ポートから前記多値位相変調信号を出力し、
前記モニタ干渉光生成部は、2つの入力ポートと1つの出力ポートを持つ第3の2×1光カプラで構成し、一方の前記入力ポートは、前記第1の非位相変調光と接続し、他方の前記入力ポートは、前記第2の非位相変調光と接続して、前記第1の非位相変調光および前記第2の非位相変調光を干渉させる、
ことを特徴とする付記5記載の光変調装置。
(付記9) 前記第1から第2までの位相変調部を持ち、
前記多値位相変調信号生成部は、n個の入力ポート(nは2以上の整数)とm個の出力ポート(mは1以上の整数)を持つ第1のn×m光合波部で構成し、一方の前記入力ポートは、前記第1の変調光と接続し、他方の前記入力ポートは、前記第2の変調光と接続し、前記第1の変調光と前記第2の変調光を合波して、前記出力ポートから前記多値位相変調信号を出力し、
前記モニタ干渉光生成部は、少なくとも一方に設けたφ位相差を発生させるφ移相部と、p個の入力ポート(pは2以上の整数)とq個の出力ポート(qは1以上の整数)を持つ第2のp×q光合波部とから構成され、
前記φ移相部は、前記第1の非位相変調光と前記第2の非位相変調光の間の位相差をφとし、
前記第2のp×q光合波部は、位相差φを持つ、前記第1の非位相変調光と、前記第2の非位相変調光が入力する、
ことを特徴とする付記5記載の光変調装置。
(付記10) 前記第1から第2までの位相変調部を持ち、
前記多値位相変調信号生成部は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ第3の2×2光合波部で構成し、一方の前記入力ポートは、前記第1の変調光と接続し、他方の前記入力ポートは、前記第2の変調光と接続し、前記第1の変調光と前記第2の変調光を合波して、一方の前記出力ポートから前記多値位相変調信号を出力し、
前記モニタ干渉光生成部は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ第4の2×2光カプラと、2つの入力ポートと1つの出力ポートを持つ2×1光合波部とから構成され、
前記第4の2×2光カプラに対して、
一方の前記入力ポートに前記第1の非位相変調光が入力し、他方の入力ポートに前記第2の非位相変調光が入力して干渉されて、一方の前記出力ポートから第1の信号光を出力し、他方の前記出力ポートから第2の信号光を出力し、
前記2×1光合波部に対して、
一方の前記入力ポートに前記第1の信号光が入力し、他方の入力ポートに前記第2の信号光が入力して合波される、
ことを特徴とする付記5記載の光変調装置。
(付記11) 前記第1から第mまでの位相変調部を持ち(mは2以上の整数)、
前記光干渉部は、前記第nの位相変調部(nは1からmまでの整数)の2つの出射導波路すべてを入力ポートに接続したp×q光カプラ(pは2m以上の整数、qは2以上の整数)で構成し、前記出力ポートのひとつから前記多値位相変調信号を出力し、他の前記出力ポートから非位相変調光を出力する、
ことを特徴とする付記1記載の光変調装置。
(付記12) 光信号の変調を行う光変調装置において、
複数の入力光のそれぞれに対して設けられ、前記入力光の位相変調を行う位相変調部と、少なくとも1つの前記位相変調部の前段または後段に設けられ、前記入力光または位相変調後の光の位相をシフトする位相シフト部と、から構成される光変調部と、
前記光変調部からの複数の出力光を干渉させる光干渉部と、
を備え、
前記光干渉部は、前記出力光を干渉させて、多値位相変調信号を生成し、
少なくとも一つの位相シフト部を通過した光を分岐した、複数の非位相変調光を干渉させて、前記多値位相変調信号の位相状態とは異なる位相状態を持つ前記モニタ干渉光を生成するモニタ干渉光生成部と、
から構成されることを特徴とする付記1記載の光変調装置。
(付記13) 多値位相変調を行う光変調装置において、
入力光を複数に分岐する分岐部と、
位相制御信号にもとづき、分岐された少なくとも1つの入力光の位相をφにシフトする位相シフト部と、
前記位相シフト部からの出力光の位相変調および分岐された前記入力光の位相変調を行う位相変調部と、
前記位相変調部から出力される位相変調後の出力光を干渉させて、多値位相変調信号と、モニタ用の干渉光であるモニタ干渉光とを生成する光干渉部と、
前記モニタ干渉光を受光して強度に応じた電気信号を出力するモニタ部と、
前記電気信号にもとづいて位相制御信号を生成し、前記位相制御信号を前記位相シフト部に与えて、設定すべき位相φを制御する位相シフト制御部と、
を備え、
前記光干渉部は、自己の位相がφのときは、強度が最大または最小となる前記モニタ干渉光を生成し、
前記位相制御部は、前記モニタ部での前記モニタ干渉光の受光強度が最大または最小となるように、前記位相シフト部に前記位相制御信号を与えて位相シフト量を制御する、
ことを特徴とする光変調装置。
(付記14) 前記光干渉部は、前記位相変調部からn本の出力光がある場合、n本以上の入力ポートとm本の出力ポートを持つ光干渉導波路で構成することを特徴とする付記13記載の光変調装置。
(付記15) 前記分岐部は、入力光を2分岐し、
前記位相シフト部は、前記位相制御信号にもとづき、分岐された2つの入力光の位相差をφとし、
前記位相変調部は、第1の位相変調部と第2の位相変調部から構成され、前記第1の位相変調部は、分岐された一方の出力光の位相変調を行い、
前記第2の位相変調部は、分岐された他方の入力光の位相変調を行い、
前記光干渉部は、前記第1の位相変調部および前記第2の位相変調部からの出力光を干渉させ、
前記光干渉部は、
前記第1の位相変調部からの出力光を干渉させて、第1の変調光と第1の放射光とを出力する第1の出力干渉部と、
前記第2の位相変調部からの出力光を干渉させて、第2の変調光と第2の放射光とを出力する第2の出力干渉部と、
前記位相シフト部でφの位相差が設定されることによって、互いにφ位相がずれている前記第1の変調光および前記第2の変調光を合波して、前記多値位相変調信号を生成する多値位相変調信号生成部と、
前記第1の放射光と前記第2の放射光とを干渉させて、前記多値位相変調信号の位相状態とは異なる位相状態を持つ前記モニタ干渉光を生成するモニタ干渉光生成部と、
から構成されることを特徴とする付記13記載の光変調装置。
(付記16) 前記第1の出力干渉部は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ第1の2×2光カプラで構成し、前記第1の位相変調部の2つの出射導波路と2つの前記入力ポートがそれぞれ接続して、一方の前記出力ポートから前記第1の変調光を出力し、他方の前記出力ポートから前記第1の放射光を出力し、
前記第2の出力干渉部は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ第2の2×2光カプラで構成し、前記第2の位相変調部の2つの出射導波路と2つの前記入力ポートがそれぞれ接続して、一方の前記出力ポートから前記第2の変調光を出力し、他方の出力ポートから前記第2の放射光を出力し、
前記多値位相変調信号生成部は、2つの入力ポートと1つの出力ポートを持つ2×1光合波部で構成し、一方の前記入力ポートは、前記第1の変調光が出力される前記第1の2×2光カプラの前記出力ポートと接続し、他方の前記入力ポートは、前記第2の変調光が出力される前記第2の2×2光カプラの前記出力ポートと接続し、前記第1の変調光と前記第2の変調光を合波して、前記出力ポートから前記多値位相変調信号を出力し、
前記モニタ干渉光生成部は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ第3の2×2光カプラで構成し、一方の前記入力ポートは、前記第1の放射光が出力される前記第1の2×2光カプラの前記出力ポートと接続し、他方の前記入力ポートは、前記第2の放射光が出力される前記第2の2×2光カプラの前記出力ポートと接続して、前記第1の放射光および前記第2の放射光を干渉させ、
一方の前記出力ポートから、前記多値位相変調信号に対して位相がφずれて、かつ自己の位相がφのときには強度が最大となる第1のモニタ干渉光を出力し、
他方の前記出力ポートから、前記多値位相変調信号に対して位相がφずれて、かつ自己の位相がφのときには強度が最小となる第2のモニタ干渉光を出力する、
ことを特徴とする付記15記載の光変調装置。
(付記17) 前記第1の出力干渉部は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ第1の2×2光カプラで構成し、前記第1の位相変調部の2つの出射導波路と2つの前記入力ポートがそれぞれ接続して、一方の前記出力ポートから前記第1の変調光を出力し、他方の前記出力ポートから前記第1の放射光を出力し、
前記第2の出力干渉部は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ第2の2×2光カプラで構成し、前記第2の位相変調部の2つの出射導波路と2つの前記入力ポートがそれぞれ接続して、一方の前記出力ポートから前記第2の変調光を出力し、他方の出力ポートから前記第2の放射光を出力し、
前記多値位相変調信号生成部は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ2×2光合波部で構成し、一方の前記入力ポートは、前記第1の変調光が出力される前記第1の2×2光カプラの前記出力ポートと接続し、他方の前記入力ポートは、前記第2の変調光が出力される前記第2の2×2光カプラの前記出力ポートと接続し、前記第1の変調光と前記第2の変調光を合波して、前記出力ポートから前記多値位相変調信号を出力し、
前記モニタ干渉光生成部は、2つの入力ポートと1つの出力ポートを持つ第3の2×1光カプラで構成し、一方の前記入力ポートは、前記第1の放射光が出力される前記第1の2×2光カプラの前記出力ポートと接続し、他方の前記入力ポートは、前記第2の放射光が出力される前記第2の2×2光カプラの前記出力ポートと接続して、前記第1の放射光および前記第2の放射光を干渉させ、
前記出力ポートから、前記多値位相変調信号に対して位相がφずれて、かつ自己の位相がφのときには強度が最大となる、ないし最小となるモニタ干渉光を出力する、
ことを特徴とする付記15記載の光変調装置。
(付記18) 前記第1の出力干渉部は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ第1の2×2光カプラで構成し、前記第1の位相変調部の2つの出射導波路と2つの前記入力ポートがそれぞれ接続して、一方の前記出力ポートから前記第1の変調光を出力し、他方の前記出力ポートから前記第1の放射光を出力し、
前記第2の出力干渉部は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ第2の2×2光カプラで構成し、前記第2の位相変調部の2つの出射導波路と2つの前記入力ポートがそれぞれ接続して、一方の前記出力ポートから前記第2の変調光を出力し、他方の出力ポートから前記第2の放射光を出力し、
前記多値位相変調信号生成部は、2つの入力ポートと1つの出力ポートを持つ第1の2×1光合波部で構成し、一方の前記入力ポートは、前記第1の変調光が出力される前記第1の2×2光カプラの前記出力ポートと接続し、他方の前記入力ポートは、前記第2の変調光が出力される前記第2の2×2光カプラの前記出力ポートと接続し、前記第1の変調光と前記第2の変調光を合波して、前記出力ポートから前記多値位相変調信号を出力し、
前記モニタ干渉光生成部は、少なくとも一方に設けたφ位相差を発生させるφ移相部と、2つの入力ポートと1つの出力ポートを持つ第2の2×1光合波部とから構成され、
前記第2の2×1光合波部は、位相差φを持つ、前記第1の2×2光カプラから出力される放射光と、前記第2の2×2光カプラから出力される前記第2の放射光が入力して、
前記出力ポートから、前記多値位相変調信号に対して位相がφずれて、かつ自己の位相がφのときには強度が最大または最小となる前記モニタ干渉光を出力する、
ことを特徴とする付記15記載の光変調装置。
(付記19) 前記第1の出力干渉部は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ第1の2×2光カプラで構成し、前記第1の位相変調部の2つの出射導波路と2つの前記入力ポートがそれぞれ接続して、一方の前記出力ポートから前記第1の変調光を出力し、他方の前記出力ポートから前記第1の放射光を出力し、
前記第2の出力干渉部は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ第2の2×2光カプラで構成し、前記第2の位相変調部の2つの出射導波路と2つの前記入力ポートがそれぞれ接続して、一方の前記出力ポートから前記第2の変調光を出力し、他方の出力ポートから前記第2の放射光を出力し、
前記多値位相変調信号生成部は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ第3の2×2光合波部で構成し、一方の前記入力ポートは、前記第1の変調光が出力される前記第1の2×2光カプラの前記出力ポートと接続し、他方の前記入力ポートは、前記第2の変調光が出力される前記第2の2×2光カプラの前記出力ポートと接続し、前記第1の変調光と前記第2の変調光を合波して、一方の前記出力ポートから前記多値位相変調信号を出力し、
前記モニタ干渉光生成部は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ第4の2×2光カプラと、2つの入力ポートと1つの出力ポートを持つ2×1光合波部とから構成され、
前記第4の2×2光カプラに対して、
一方の前記入力ポートに前記第1の放射光が入力し、他方の入力ポートに前記第2の放射光が入力して干渉されて、一方の前記出力ポートから第1の信号光を出力し、他方の前記出力ポートから第2の信号光を出力し、
前記2×1光合波部に対して、
一方の前記入力ポートに前記第1の信号光が入力し、他方の入力ポートに前記第2の信号光が入力して合波されて、
前記出力ポートから、前記多値位相変調信号に対して位相がφずれて、かつ自己の位相がφのときには強度が最大または最小となる前記モニタ干渉光を出力する、
ことを特徴とする付記15記載の光変調装置。
(付記20) 多値位相変調を行う光変調装置において、
入力光を2分岐する分岐部と、
分岐された少なくとも一方に設けた位相シフト部により、入力光の位相差をφとする位相シフト部と、
前記位相シフト部からの出力光の位相変調を行って第1の変調光を生成する第1の位相変調部と、
分岐された他方の入力光の位相変調を行って第2の変調光を生成する第2の位相変調部と、
前記位相シフト部でφの位相差が設定されることによって、互いにφ位相がずれている前記第1の変調光および前記第2の変調光を合波して、前記多値位相変調信号を生成する2×1光合波部と、
2つに分岐された位相差φを持つ光を入力して干渉されて、一方の出力ポートから、前記多値位相変調信号に対して位相がφずれて、かつ自己の位相がφのときには強度が最大となる第1のモニタ干渉光を出力し、他方の出力ポートから、前記多値位相変調信号に対して位相がφずれて、かつ自己の位相がφのときには強度が最小となる第2のモニタ干渉光を出力する2×2光合波部と、
前記第1のモニタ干渉光または前記第2のモニタ干渉光のいずれかを受光して、強度に応じた電気信号を出力するモニタ部と、
前記電気信号にもとづいて位相制御信号を生成し、前記モニタ部での受光強度が最大または最小となるように、前記位相シフト部に前記位相制御信号を与えて、設定すべき位相シフト量を制御する位相シフト制御部と、
を有することを特徴とする光変調装置。
光変調装置の原理図である。 光変調装置の構成を示す図である。 DQPSK信号とモニタ干渉光との波形の一例を示す図である。 モニタ干渉光の光強度を示すシミュレーション結果を示す図である。 モニタ干渉光の光強度を示すシミュレーション結果を示す図である。 モニタ干渉光の関数曲線を示す図である。 光変調装置の構成を示す図である。 光干渉部の内部構成および接続関係を説明するための図である。 2×1光合波部の特性を示す図である。 2×1光合波部の入力光と出力光との位相関係を示す図である。 2×2光カプラの特性を示す図である。 2×2光カプラの入力光と出力光との位相関係を示す図である。 モニタ干渉光の関数曲線を示す図である。 DQPSK信号とモニタ干渉光との波形の一例を示す図である。 光変調装置の構成を示す図である。 光干渉部の内部構成および接続関係を説明するための図である。 光変調装置の構成を示す図である。 光干渉部の内部構成および接続関係を説明するための図である。 光変調装置の構成を示す図である。 スターカプラを適用した光変調装置の構成を示す図である。 4×4スターカプラの入力光と出力光との位相関係を示す図である。 DQPSK信号とモニタ干渉光との波形の一例を示す図である。 一般的な多値光位相変調器を示す図である。 直交位相変調のフェーズダイアグラムを示す図である。 多値光位相変調器から出力される光合波信号の位相状態の一例を示す図である。 位相差ずれの概念を示す図である。 DQPSK信号を示す図である。
符号の説明
1a 光変調装置
10 光変調部
1a−1、1a−2 位相変調部
1a−3 位相シフト部
20 光干渉部
31 モニタ部
32 位相シフト制御部

Claims (10)

  1. 光信号の変調を行う光変調装置において、
    複数の入力光のそれぞれに対して設けられ、前記入力光の位相変調を行う位相変調部と、少なくとも1つの前記位相変調部の前段または後段に設けられ、前記入力光または位相変調後の光の位相をシフトする位相シフト部と、から構成される光変調部と、
    前記光変調部からの複数の出力光を干渉させる光干渉部と、
    を備え、
    前記光干渉部は、前記出力光を干渉させて、多値位相変調信号と、前記多値位相変調信号の位相状態とは異なる位相状態を持つモニタ干渉光とを生成する、
    ことを特徴とする光変調装置。
  2. 前記モニタ干渉光を受光して強度に応じた電気信号を出力するモニタ部と、前記電気信号にもとづいて位相制御信号を生成し、前記位相制御信号を前記位相シフト部に与えて、設定すべき位相シフト量を制御する位相シフト制御部と、をさらに有することを特徴とする請求項1記載の光変調装置。
  3. 前記光干渉部は、前記位相シフト部で設定される位相がφのときに前記多値位相変調信号を生成する場合、位相がφのときには強度が最大または最小となる位相状態を持つ前記干渉光を生成することを特徴とする請求項1記載の光変調装置。
  4. 入力光を複数に分岐する分岐部を備え、
    前記分岐した光を、前記複数の入力光とする、
    ことを特徴とする請求項1記載の光変調装置。
  5. 前記位相変調部は、第1から第mまでの位相変調部を有し(mは2以上の整数)、
    前記光干渉部は、第1から第mまでの出力干渉部と、多値位相変調信号生成部と、モニタ干渉光生成部とを有し、
    前記第nの出力干渉部(nは1からmまでの整数)は、前記第nの位相変調部からの出力光を干渉させて、第nの変調光と第nの非位相変調光とを出力し、
    前記多値位相変調信号生成部は、前記第1の変調光から前記第mまでの変調光を合波して、前記多値位相変調信号を生成し、
    前記モニタ干渉光生成部は、前記第1の非位相変調光から前記第mまでの非位相変調光を干渉させて、前記多値位相変調信号の位相状態とは異なる位相状態を持つ前記モニタ干渉光を生成する、
    ことを特徴とする請求項1記載の光変調装置。
  6. 前記第nの出力干渉部(nは1からmまでの整数)は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ第nの2×2光カプラで構成し、前記第nの位相変調部の2つの出射導波路と2つの前記入力ポートがそれぞれ接続して、一方の前記出力ポートから前記第nの変調光を出力し、他方の前記出力ポートから前記第nの非位相変調光を出力する、
    ことを特徴とする請求項5記載の光変調装置。
  7. 前記第1から第2までの位相変調部を持ち、
    前記多値位相変調信号生成部は、2つの入力ポートと1つの出力ポートを持つ2×1光合波部で構成し、一方の前記入力ポートは、前記第1の変調光と接続し、他方の前記入力ポートは、前記第2の変調光と接続し、前記第1の変調光と前記第2の変調光を合波して、前記出力ポートから前記多値位相変調信号を出力し、
    前記モニタ干渉光生成部は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ第3の2×2光カプラで構成し、一方の前記入力ポートは、前記第1の非位相変調光と接続し、他方の前記入力ポートは、前記第2の非位相変調光と接続して、前記第1の非位相変調光および前記第2の非位相変調光を干渉させる、
    ことを特徴とする請求項5記載の光変調装置。
  8. 前記第1から第2までの位相変調部を持ち、
    前記多値位相変調信号生成部は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ2×2光合波部で構成し、一方の前記入力ポートは、前記第1の変調光と接続し、他方の前記入力ポートは、前記第2の変調光と接続し、前記第1の変調光と前記第2の変調光を合波して、前記出力ポートから前記多値位相変調信号を出力し、
    前記モニタ干渉光生成部は、2つの入力ポートと1つの出力ポートを持つ第3の2×1光カプラで構成し、一方の前記入力ポートは、前記第1の非位相変調光と接続し、他方の前記入力ポートは、前記第2の非位相変調光と接続して、前記第1の非位相変調光および前記第2の非位相変調光を干渉させる、
    ことを特徴とする請求項5記載の光変調装置。
  9. 前記第1から第2までの位相変調部を持ち、
    前記多値位相変調信号生成部は、個の入力ポート(は2以上の整数)と個の出力ポート(は1以上の整数)を持つ第1のr×s光合波部で構成し、一方の前記入力ポートは、前記第1の変調光と接続し、他方の前記入力ポートは、前記第2の変調光と接続し、前記第1の変調光と前記第2の変調光を合波して、前記出力ポートから前記多値位相変調信号を出力し、
    前記モニタ干渉光生成部は、少なくとも一方に設けたφ位相差を発生させるφ移相部と、p個の入力ポート(pは2以上の整数)とq個の出力ポート(qは1以上の整数)を持つ第2のp×q光合波部とから構成され、
    前記φ移相部は、前記第1の非位相変調光と前記第2の非位相変調光の間の位相差をφとし、
    前記第2のp×q光合波部は、位相差φを持つ、前記第1の非位相変調光と、前記第2の非位相変調光が入力する、
    ことを特徴とする請求項5記載の光変調装置。
  10. 前記第1から第2までの位相変調部を持ち、
    前記多値位相変調信号生成部は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ第3の2×2光合波部で構成し、一方の前記入力ポートは、前記第1の変調光と接続し、他方の前記入力ポートは、前記第2の変調光と接続し、前記第1の変調光と前記第2の変調光を合波して、一方の前記出力ポートから前記多値位相変調信号を出力し、
    前記モニタ干渉光生成部は、2つの入力ポートと2つの出力ポートを持つ第4の2×2光カプラと、2つの入力ポートと1つの出力ポートを持つ2×1光合波部とから構成され、
    前記第4の2×2光カプラに対して、
    一方の前記入力ポートに前記第1の非位相変調光が入力し、他方の入力ポートに前記第2の非位相変調光が入力して干渉されて、一方の前記出力ポートから第1の信号光を出力し、他方の前記出力ポートから第2の信号光を出力し、
    前記2×1光合波部に対して、
    一方の前記入力ポートに前記第1の信号光が入力し、他方の入力ポートに前記第2の信号光が入力して合波される、
    ことを特徴とする請求項5記載の光変調装置。
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