JP4889661B2 - 光マルチキャリア発生装置およびそれを用いた光マルチキャリア送信装置 - Google Patents
光マルチキャリア発生装置およびそれを用いた光マルチキャリア送信装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4889661B2 JP4889661B2 JP2008017708A JP2008017708A JP4889661B2 JP 4889661 B2 JP4889661 B2 JP 4889661B2 JP 2008017708 A JP2008017708 A JP 2008017708A JP 2008017708 A JP2008017708 A JP 2008017708A JP 4889661 B2 JP4889661 B2 JP 4889661B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- multicarrier
- harmonic
- signal
- modulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Description
(第一の実施形態)
本発明の第一の実施形態は、光マルチキャリア発生装置に係る実施形態である。図1に本発明の光マルチキャリア発生装置の第一の実施形態に係る構成例を示す。本構成は、1つの連続光発振光源5と1つのゼロチャープマッハ・ツェンダ型光変調器6とを用いて4つの光キャリアを発生させる構成である。なお、以下では、マッハ・ツェンダをMZと表記する。ゼロチャープMZ型光変調器6を駆動するためのRF信号は、単一周波数RF信号を発生させるRF発振器1と第3次高調波発生器2と加算器3とにより構成される。
本発明の第二の実施形態は、光マルチキャリア発生装置に係る実施形態である。図7に本発明の光マルチキャリア発生装置の第二の実施形態に係る構成例を示す。本構成例は、図1に示した第一の実施形態に係る構成例に加え、光出力段に光インタリーブフィルタ7が挿入されている。光インタリーブフィルタ7のフリースペクトルレンジ(FSR)は、光マルチキャリアの周波数間隔2f0と等しく設定される。
本発明の第三の実施形態は、光マルチキャリア発生装置に係る実施形態である。図9に本発明の光マルチキャリア発生装置の第三の実施形態に係る構成例を示す。図1に示した第一の実施形態に係る構成例では4つの光キャリアを発生させる場合の例を示したが、本構成例では光キャリアの数を一般化した構成例を示している。ここでは、n個の正弦波の和で構成されたゼロチャープMZ型光変調器6の駆動信号を用いて2n個の光キャリアを発生させる構成を示す。
本発明の第四の実施形態は、光マルチキャリア発生装置に係る実施形態である。図11に本発明の光マルチキャリア発生装置の第四の実施形態に係る構成例を示す。本構成例では、図1に示した第一の実施形態に係る構成例に振幅調整手段8と遅延調整手段9とを加えている。振幅調整手段8の役割は、基本波と第3次高調波との振幅の比を調整することにより、最終的に発生する光マルチキャリアのスペクトル平坦性を確保することである。
本発明の第五の実施形態は、光マルチキャリア発生装置に係る実施形態である。図12に本発明の光マルチキャリア発生装置の第五の実施形態に係る構成例を示す。本構成例では、ゼロチャープを実現できるMZ型光変調器の具体的な構成例を示している。2電極駆動MZ型光変調器16を、反転回路Rを用いて互いに位相が反転した振幅の等しい信号で駆動することにより、原理的にゼロチャープ動作を実現できる。
本発明の第六の実施形態は、光マルチキャリア送信装置に係る実施形態である。図13に本発明の光マルチキャリア送信装置の第六の実施形態に係る構成例を示す。本構成例では、図1に示した本発明の光マルチキャリア発生装置10の第一の実施形態に係る構成例に、さらに光マルチキャリア変調器30を備えた構成となっている。本構成例における光マルチキャリア変調器30は、光分波フィルタ(DEMUX)31と4つのデータ変調器32−1〜32−4と光合波フィルタ(MUX)または光カプラ33で構成される。
本発明の第七の実施形態は、光マルチキャリア送信装置に係る実施形態である。図15に本発明の光マルチキャリア送信装置の第七の実施形態に係る構成例を示す。本構成が図13に示した第六の実施形態に係る構成例と異なるのは、1:4のデシリアライザ40を備え、デシリアライザ40からの4つの出力信号で光マルチキャリア変調器30の4つのデータ変調器32−1〜32−4を駆動しているところである。光マルチキャリア送信装置に送信すべきデータ信号(入力データ)がシリアルで入力された場合には、ここで示したような構成をとる必要がある。
本発明の第八の実施形態は、光マルチキャリア送信装置に係る実施形態である。図16に本発明の光マルチキャリア送信装置の第八の実施形態に係る構成例を示す。本構成例が図15に示した第七の実施形態に係る構成例と異なるのは、光マルチキャリア変調器30−1を構成する4つのデータ変調器32−1〜32−4を駆動する4つのデータ信号のビット位相を制御するための4つの移相器41−1〜41−4が挿入されていることと、光マルチキャリア間の光位相を制御するための4つの光移相器34−1〜34−4が挿入されていることである。
2、12−3 第3次高調波発生器(RF信号発生手段)
3、13 加算器(RF信号発生手段)
4、4−1、4−2 変調器ドライバ(ゼロチャープ駆動手段)
5、50 連続光発振光源(連続光発生手段)
6 ゼロチャープMZ型変調器
7 光インタリーブフィルタ
8 振幅調整手段(振幅比設定手段)
9 遅延調整手段(位相同期手段、位相設定手段)
10、10−1 光マルチキャリア発生装置
12−5 第5次高調波発生器(RF信号発生手段)
12−(2n−1) 第(2n−1)次高調波発生器(RF信号発生手段)
16 2電極駆動MZ型変調器
20 第2次高調波発生器(RF信号発生手段)
21 帯域通過フィルタ
22、122 ミキサ(RF信号発生手段)
30、30−1 光マルチキャリア変調器
31 光分波フィルタ
32−1〜32−4 データ変調器
33 光合波フィルタまたは光カプラ
34−1〜34−4 光移相器(位相同期手段、位相設定手段、光位相制御手段)
40 デシリアライザ(同期手段)
41−1〜41−4、53、54 移相器(位相同期手段、位相設定手段、ビット位相制御手段)
51、52 マッハ・ツェンダ型光変調器
120 第2次高調波発生器
121 第(2n−3)次高調波発生器
123 帯域通過フィルタ(BPF)
R 反転回路
Claims (10)
- 連続光を発生させる連続光発生手段と、
マッハ・ツェンダ型光強度変調器と、
基本波と第3次高調波から第(2n−1)次高調波(nは2以上の自然数)までのn−1個の奇数次の高調波とからなるn個の正弦波の和のRF(Radio Frequency)信号を発生させるRF信号発生手段と、
前記マッハ・ツェンダ型光強度変調器を、透過率が最小となる点を中心にゼロチャープで前記RF信号により駆動するゼロチャープ駆動手段と
を備えたことを特徴とする光マルチキャリア発生装置。 - 前記n個の正弦波の振幅の比を設定する振幅比設定手段を備えた請求項1記載の光マルチキャリア発生装置。
- 前記n個の正弦波を互いに位相同期させる位相同期手段を備えた請求項1または2記載の光マルチキャリア発生装置。
- 前記n個の正弦波の位相を設定する位相設定手段を備えた請求項3記載の光マルチキャリア発生装置。
- 前記RF信号発生手段は、
前記基本波を発生するRF発振器と、
このRF発振器が発生した前記基本波を入力とし、第3次高調波から第(2n−1)次高調波までのn−1個の奇数次の高調波を並行して発生する複数の高調波発生器と、
これら複数の高調波発生器により発生した第3次高調波から第(2n−1)次高調波までのn−1個の奇数次の高調波と前記基本波とを加算してn個の正弦波の和のRF信号を生成する加算器と
を備えた請求項1から4のいずれか1項記載の光マルチキャリア発生装置。 - 前記マッハ・ツェンダ型光強度変調器の出力に、前記基本波の周波数の2倍のフリースペクトルレンジを有する光インタリーブフィルタを備えた請求項1から5のいずれか1項記載の光マルチキャリア発生装置。
- 請求項1から6のいずれか1項記載の光マルチキャリア発生装置と、
この光マルチキャリア発生装置から出力される複数の波長の光キャリアにデータ変調を施す光マルチキャリア変調器と
を備えたことを特徴とする光マルチキャリア送信装置。 - 前記光マルチキャリア変調器に入力されるデータ信号と前記光マルチキャリア発生装置を構成する前記マッハ・ツェンダ型光強度変調器を駆動する前記RF信号とを同期させる同期手段を備えた請求項7記載の光マルチキャリア送信装置。
- 前記光マルチキャリア変調器は、各光キャリアの光位相を制御する光位相制御手段を備えた請求項7または8記載の光マルチキャリア送信装置。
- 前記光マルチキャリア変調器は、各光キャリアを変調するデータ信号のビット位相を制御するビット位相制御手段を備えた請求項7または8記載の光マルチキャリア送信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008017708A JP4889661B2 (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | 光マルチキャリア発生装置およびそれを用いた光マルチキャリア送信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008017708A JP4889661B2 (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | 光マルチキャリア発生装置およびそれを用いた光マルチキャリア送信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009180801A JP2009180801A (ja) | 2009-08-13 |
JP4889661B2 true JP4889661B2 (ja) | 2012-03-07 |
Family
ID=41034851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008017708A Expired - Fee Related JP4889661B2 (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | 光マルチキャリア発生装置およびそれを用いた光マルチキャリア送信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4889661B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8543009B2 (en) * | 2010-12-03 | 2013-09-24 | Raytheon Company | Method and apparatus for synthesizing ultra-wide bandwidth waveforms |
JP5803164B2 (ja) * | 2011-03-10 | 2015-11-04 | 富士通株式会社 | 光送信器 |
CN102324981B (zh) * | 2011-09-20 | 2015-07-22 | 北京邮电大学 | 多载波光信号产生方法及装置 |
US8787767B2 (en) * | 2012-02-03 | 2014-07-22 | Raytheon Company | High-speed low-jitter communication system |
JP6059589B2 (ja) * | 2013-04-12 | 2017-01-11 | 日本電信電話株式会社 | 光変調器およびそれを用いた光変調装置 |
JP6122334B2 (ja) * | 2013-04-12 | 2017-04-26 | 日本電信電話株式会社 | 光変調器 |
CN112235005B (zh) * | 2019-06-30 | 2022-01-04 | Oppo广东移动通信有限公司 | 显示屏组件、天线组件及电子设备 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999008406A1 (en) * | 1997-08-04 | 1999-02-18 | Pirelli Cavi E Sistemi S.P.A. | System and method of high-speed transmission and appropriate transmission apparatus |
JP3524005B2 (ja) * | 1998-09-11 | 2004-04-26 | 日本電信電話株式会社 | 光パルス発生装置 |
JP3694638B2 (ja) * | 2000-07-19 | 2005-09-14 | 日本電信電話株式会社 | コヒーレント多波長信号発生装置 |
EP1309110B1 (en) * | 2001-11-05 | 2007-03-21 | Avago Technologies Fiber IP (Singapore) Pte. Ltd. | Method and system for generating narrow optical pulses |
JP4053473B2 (ja) * | 2003-06-25 | 2008-02-27 | 日本電信電話株式会社 | 光送信器 |
JP4636527B2 (ja) * | 2004-08-05 | 2011-02-23 | 住友大阪セメント株式会社 | 光周波数コム発生装置及びそれを用いた多波長光源 |
JP4440091B2 (ja) * | 2004-12-24 | 2010-03-24 | 住友大阪セメント株式会社 | 光変調器 |
JP2006208656A (ja) * | 2005-01-27 | 2006-08-10 | Optical Comb Institute Inc | 光周波数コム発生方法、光周波数コム発生装置及び高密度波長多重送信システム |
-
2008
- 2008-01-29 JP JP2008017708A patent/JP4889661B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009180801A (ja) | 2009-08-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4646048B2 (ja) | 単一側波帯信号光の生成方法および単一側波帯信号光の生成回路 | |
JP4906103B2 (ja) | 光変調回路および光伝送システム | |
US9716552B2 (en) | OTDM coherent transceiver | |
JP4278332B2 (ja) | 光送信器および光伝送システム | |
US6763197B1 (en) | Optical transmitter and optical transmitter control method using variable duty ratio setting and alternate phase inversion for optical clock pulses | |
JP4889661B2 (ja) | 光マルチキャリア発生装置およびそれを用いた光マルチキャリア送信装置 | |
US20100202785A1 (en) | Quadrature amplitude modulation signal generating device | |
JP2007086207A (ja) | 位相制御光fsk変調器 | |
JP4813963B2 (ja) | 波長分割多重伝送における光送信器、光中継器、光伝送システムおよび光送信方法 | |
US8705980B2 (en) | Optical modulation device and optical modulation method | |
US9337936B2 (en) | Optical transmission apparatus, optical transmission method and program for optical transmission | |
WO2013047829A1 (ja) | キャリア抑圧光発生装置 | |
US9048953B2 (en) | Optical communication system, optical transmitter, and transponder | |
US9280032B2 (en) | Method and device for converting optical frequency | |
JP5411538B2 (ja) | 光マルチキャリア発生装置及び方法及び光マルチキャリア発生装置を用いた光マルチキャリア送信装置 | |
Misra et al. | Optical channel aggregation based on modulation format conversion by coherent spectral superposition with electro-optic modulators | |
JP4809270B2 (ja) | 光送信装置及び方法 | |
JP5303323B2 (ja) | 可変光マルチキャリア発生装置及び可変光マルチキャリア送信装置及び可変マルチキャリア発生方法 | |
JP3447664B2 (ja) | 光送信器および光送信器制御方法 | |
JP5691426B2 (ja) | 光送信器および偏波ビットインターリーブ信号生成方法 | |
JP6385848B2 (ja) | 光変調器 | |
JP5385858B2 (ja) | 光直交周波数分割多重光信号の生成方法及び生成装置 | |
JP5374709B2 (ja) | 光送信器 | |
JP2010219779A (ja) | 波長分割多重伝送における光信号送信装置 | |
JP2004096653A (ja) | 光送信器及びそれに用いる光変調方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426 Effective date: 20090522 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20090522 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20090522 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110407 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110412 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110609 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111213 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |