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JP4801340B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子を用いた表示装置及び該表示装置を用いた通信システムに関する。
ゴーグル型表示装置は、使用者の身体に装着した状態で携帯が可能であることに特徴を有しており、場所を選ばず、なおかつ両手の自由が束縛されることなく、視覚を通して情報が得られるというメリットを有する。ゴーグル型表示装置は、フェイスマウント型ディスプレイ、ヘッドマウント型ディスプレイとよばれることもある。現在実用化されているゴーグル型表示装置には、液晶表示装置(LCD)を用いて映像を表示するタイプのものがある。
そして近年では、液晶表示装置を用いたゴーグル型表示装置の他に、自発光型の発光装置を用いて映像を表示することができるゴーグル型表示装置が提案されている。発光素子を用いた発光装置は、自ら発光するため視認性が高く、液晶表示装置とは異なりバックライトが要らず、光学系をよりシンプルにすることが容易であり、ゴーグル型表示装置の小型化に適している。また液晶表示装置や発光装置などを用いずに、直接人間の網膜にレーザ光などで映像を書き込むことで、映像を視認させることができるゴーグル型表示装置も提案されている。
上述したように、液晶表示装置を用いたゴーグル型表示装置の他に、発光装置を用いたゴーグル型表示装置、網膜に直接映像を書き込むゴーグル型表示装置などのように、様々な形態のゴーグル型表示装置が提案されている。しかし、いずれのゴーグル型表示装置も、使用している際に、使用者の視野が妨げられるという問題があった。
すなわち、液晶表示装置や発光装置を用いたゴーグル型表示装置の場合、使用者は、視野のうち、液晶表示装置または発光装置によって映像が表示されているエリアにおいて、使用者自身の周辺の景色を見ることができずにいた。そのため、使用者の行動が制限され、両手を自由に使えるというゴーグル型表示装置のメリットをいまいち生かしきれなかった。
網膜に直接映像を書き込むゴーグル型表示装置でも、網膜のうち映像が書き込まれている部分では、使用者自身の周辺の景色を光として感じることが難しく、よって、視野のうち映像が表示されているエリアにおいて、使用者自身の周辺の景色を見ることが困難であった。さらに網膜に直接映像を書き込むゴーグル型表示装置では、光の三原色の1つである緑色のレーザダイオードが実用化されておらず、フルカラーの映像の表示が難しいという問題を有している。
なお光学系に工夫を凝らすことで、ゴーグル型表示装置によって人為的に表示される映像と、使用者自身の周辺の景色とを、共に使用者に視認させることは不可能ではないと考えられる。しかしこの場合、光学系の設計に高度な技術が要求される。
また、GPS(Global Positioning System)を用いて対象物の現在位置に関する情報を得て、該情報を表示装置に表示するナビゲーションシステムは、近年開発が著しく進んでいる。車載用のナビゲーションシステム(カーナビゲーション)などは実用化されてから既に久しく、現在世の中に広く普及されている。しかしカーナビゲーションに代表される従来のナビゲーションシステムは、使用者が表示装置に視線を落とした際に、使用者自身を取り巻く周辺の状況に注意を払うことが困難になってしまうという問題があった。
特に、このナビゲーションシステムをゴーグル型表示装置に適用した場合、周辺の景色のうち、ゴーグル型表示装置によって映像が表示されている領域と重なるエリアは、使用者から見えない。よって、周囲に注意を払わなくてはならない状況下においての使用には不向きである。また、ナビゲーションシステムによって情報を得ても、周辺の状況を確認したり移動したりする際には、結局ゴーグル型表示装置を取り外すことになる。よって、脱着を頻繁に行なう必要があり、非常に使い勝手が悪く、わざわざナビゲーションシステムをゴーグル型表示装置に適用することのメリットが見出せなかった。
本発明は上述した問題に鑑み、人為的に表示される映像によって視野を完全に妨げることなく、なおかつ光学系の設計が容易であるゴーグル型表示装置の提供を課題とする。さらに本発明は、該ゴーグル型表示装置を用い、視覚により新たな情報を得ることができる通信システムの提供を課題とする。
本発明では、映像を表示することができ、なおかつ光を透過することができる発光装置をゴーグル型表示装置に用いることで、映像の表示と、視野の確保の両立を可能にする。具体的に本発明では、外光が透過するように、発光素子が有する一対の電極に透光性を持たせる。そして、使用者の視軸と、発光装置の画素部とを交差させることで、外光と画素部から発せられる光とを、共に使用者の眼球内に入射させることができる。
つまり、本発明のゴーグル型表示装置は、各画素に発光素子が形成された画素部を有する発光装置と、該発光装置を使用者の身体に固定するための支持部とを有し、前記発光素子が有する一対の電極は透光性を有しており、前記支持部により、使用者の視軸と前記画素部とが交差するような位置に、前記発光装置を固定することができることを特徴とする。そして本発明のゴーグル型表示装置は、前記画素部を透過する光の焦点と、該発光装置から発せられる光の焦点とを、前記使用者の網膜において一致させるための光学系をさらに有していても良い。
なお、発光素子の1つであるOLED(Organic Light Emitting Diode)は、電場を加えることでルミネッセンス(Electroluminescence)が得られる電界発光材料を含む層(以下、電界発光層と記す)と、陽極及び陰極の2つの電極とを有している。
また本発明は、本発明の上記ゴーグル型表示装置にナビゲーションシステムを適用した通信システムを提供することができる。本発明の通信システムによって、使用者は、GPSにより取得した対象物の位置情報と、または更に該位置情報から得られる対象物に関する情報とを、ゴーグル型表示装置から得ると同時に、使用者自身の周辺の景色をも見ることができる。なお、ゴーグル型表示装置は使用者の頭部に発光装置を固定することができる表示装置を意味する。
本発明により、光学系を複雑にすることなく、人為的に表示される映像と、使用者自身の周辺の景色とを、共に使用者に視認させることが可能な、ゴーグル型表示装置を提供することができる。よって、ゴーグル型表示装置を使用している際に、使用者が、使用者自身を取り巻く周辺の状況に注意を払いやすくなり、ゴーグル型表示装置の用途の可能性を飛躍的に広げることができる。また、上記構成を有する本発明のゴーグル型表示装置を用いることで、上述した通信システムを実現させることができる。
また本発明の通信システムにより、対象物と、該対象物に関する情報を含む映像とを同時に重ねて見ることが可能である。よって、対象物と、該対象物に関する情報とを照らし合わせることが容易になる。そして、ゴーグル型表示装置を取り外さなくても周辺の景色を見ることができるので、通信システムの使用に際し、ゴーグル型表示装置の脱着を頻繁に行なう必要がない。よって使い勝手を飛躍的に向上させることができる。
図1(A)に、本発明のゴーグル型表示装置の一形態を、斜視図で示す。101は発光装置であり、図1(A)に示すゴーグル型表示装置では、右眼用と左目用を2つ有している。なお本発明のゴーグル型表示装置が有する発光装置の数はこれに限定されない。発光装置を片目用に1つだけ有していても良いし、両眼で見ることができる発光装置を1つ有していても良い。
発光装置101は、複数の発光素子が形成された画素部103を有している。また本発明のゴーグル型表示装置は、画素部103が使用者の視軸と交差するように、発光装置101を使用者の身体に固定することができる支持部102a、102bを有している。なお図1(A)では、使用者の頭部と耳に発光装置101を固定するタイプの支持部102a、102bを示しているが、本発明において支持部の形態はこれに限定されない。支持部は、発光装置101を頭部自体に固定するタイプであっても良いし、使用者の身体のうち、頭部以外の部分に固定するタイプであっても良い。
また図1(A)では、発光装置101が筐体104内に納められている。筐体104は、画素部103と重なる部分において、光を透過するようになっている。なお本発明のゴーグル型表示装置は、必ずしも発光装置を納めるための筐体を有している必要はなく、発光装置が剥き出しの状態であっても良い。
また本発明のゴーグル型表示装置は、マイクロフォンや、電流を受けて音波を発生する変換器を有していても良い。図1(A)では、イヤフォン108を有しているゴーグル型表示装置の例を示している。また発光装置の動作は、リモートコントロールにより制御しても良いし、ゴーグル型表示装置に設けた操作キーなどにより制御しても良い。
また図1(A)に示すゴーグル型表示装置は、画素部を透過する光の焦点と、該発光装置から発せられる光の焦点とを、前記使用者の網膜において一致させるための光学系を有していても良い。上記光学系を用いることで、使用者の周辺の景色と、ゴーグル型表示装置によって人為的に表示される映像とを、共に明確に使用者の目に映すことができる。
発光装置101と、光学系と、使用者の視軸との位置関係をより明確にするために、図1(A)に示すゴーグル型表示装置が光学系を有している場合の断面図を、図1(B)に示す。図1(B)において、106は、使用者の眼球107から対象物に対して向かっている視軸に相当する。なお図1(B)では、2組の光学系105a、105bを有する形態を示しており、視軸106が、使用者の眼球107に近い側から、光学系105a、発光装置101、光学系105bと順に交差している。
図1(B)では、2つの光学系105a、105bを設けた場合について示しているが、本発明はこの構成に限定されない。光学系105a、105bのうちいずれか一方を有していても良い。また本発明において、光学系は必ずしも設ける必要はない。図2に、光学系を設けない場合のゴーグル型表示装置の斜視図を示す。図2において、201は発光装置であり、筐体204の中に納められている。また202は支持部に相当する。図2に示すゴーグル型表示装置のように、焦点を合わせるための光学系を敢えて設けないことで、ゴーグル型表示装置を小型化し、コストを抑えることができる。
次に、本発明のゴーグル型表示装置に用いられる、発光装置の構成について説明する。なお発光装置は、画素部が設けられたパネルと、該パネルにICを実装したモジュールとの、両方の形態を含む。図3(A)に、モジュールに相当する、発光装置上面図を示す。
図3(A)に示す発光装置は、パネル300と、パネル300に実装されたプリント配線基板301とを有している。パネル300には、発光素子が各画素に設けられた画素部302と、前記画素部302が有する画素を選択する走査線駆動回路303と、選択された画素にビデオ信号を供給する信号線駆動回路304とが設けられている。
なお図3(A)では、走査線駆動回路303、信号線駆動回路304が、画素部302と同じ基板上に形成されているが、本発明はこの構成に限定されない。走査線駆動回路303及び信号線駆動回路304の一部または全てを別途用意した基板に形成し、パネル300に実装するようにしても良い。この場合、TAB方式やCOG方式で実装しても良い。
プリント配線基板301には、パネル300に供給する信号または電源電圧を生成するための各種回路が実装されている。なお、ゴーグル型表示装置を本発明の通信システムに用いる場合、アンテナで送受する各種信号に処理を施す送受信回路と、該送受信回路によって処理が施されたGPS信号を用いて位置情報を算出するための演算回路と、施されたGPS信号及び該位置情報をデータとして記憶するためのメモリなども、上記発光装置のモジュールに搭載しても良い。
図3(A)では、ゴーグル型表示装置を本発明の通信システムに用いる場合に、プリント配線基板301に実装される各種回路を示しており、具体的にはコントローラ305、演算回路を含むCPU306、メモリ307、電源回路308、送受信回路309や、その他、抵抗、バッファ、容量素子等の素子が実装されている。なおパネル300に実装する各種回路は、上記組み合わせに限定されない。また図3(A)に示す回路のうち、コントローラ305、CPU306、メモリ307、電源回路308などを、パネル300に形成しても良い。
なお図3(A)では、パネル300がFPC316を介してプリント配線基板301に接続されているが、本発明の発光装置の形態はこれに限定されない。例えばパネル300の動作を制御するための各種回路を、COG法を用いて直接パネル300に実装するようにしても良い。
電源電圧及び各種信号は、複数の入力端子が配置されたプリント配線基板用のインターフェース(I/F)部310を介してプリント配線基板301に供給される。また、アンテナとの間の信号の送受信を行なうためのアンテナ用ポート311が、プリント配線基板301に設けられている。
なおプリント配線基板301において、引きまわしの配線間に形成される容量や配線自体が有する抵抗等によって、電源電圧や信号にノイズがのったり、信号の立ち上がりが鈍ったりすることがある。そこで、プリント配線基板301に容量素子、バッファ等の各種素子を設けることで、電源電圧や信号にノイズがのったり、信号の立ち上がりが鈍ったりするのを防ぐことができる。
図3(B)に、図3(A)に示したモジュールのブロック図を示す。
本実施例では、メモリ307としてVRAM312、DRAM313、フラッシュメモリ314などが含まれている。VRAM312、DRAM313にはパネルに表示する画像のデータが、フラッシュメモリ314には各種プログラムが記憶されている。
電源回路308では、パネル300、コントローラ305、CPU306、メモリ307、送受信回路309に与える電源電圧が生成される。またパネル300の仕様によっては、電源回路308に電流源が備えられている場合もある。
パネル300の動作を制御するための信号(制御信号)は、リモートコントロールまたは操作キーによってゴーグル型表示装置に入力される。具体的に該制御信号は、インターフェース310を介してプリント配線基板301に実装されたCPU306に送られる。CPU306では、制御信号に従い、VRAM312またはDRAM313に格納してある画像データを所定のフォーマットに変換してコントローラ305に送ることができる。
コントローラ305は、パネル300の仕様に合わせてCPU306から送られてきた画像データを含む信号にデータ処理を施し、パネル300に供給する。またコントローラ305は、電源回路308から入力された電源電圧やCPUから入力された各種信号をもとに、Hsync信号、Vsync信号、クロック信号CLK、交流電圧(AC Cont)、切り替え信号L/Rを生成し、パネル300に供給する。
送受信回路309では、アンテナ315において電波として送受信される信号が処理されており、具体的にはアイソレータ、バンドパスフィルタ、VCO(Voltage Controlled Oscillator)、LPF(Low Pass Filter)、カプラ、バランなどの高周波回路を含んでいる。
なお図3に示すモジュールは、測位用の人工衛星(GPS衛星)から発信されるGPS信号に処理を施すための専用の受信回路を有していても良い。
次に、本発明のゴーグル型表示装置に用いられる、発光装置の画素部の拡大図を図4に示す。図4において401は画素部に相当し、複数の画素402が形成されている。各画素402には発光素子が設けられており、該発光素子は、透光性を有する電極を陽極、陰極として用いている。よって、矢印で示すように画素402において光を透過するため、画素部401の向こう側が透けて見える状態にある。そして発光素子から発せられた光は、画素部401の両面から発せられる。
次に図5を用いて、発光素子の構成について説明する。本発明における発光素子の素子構成を、図5(A)に模式的に示す。
図5(A)に示す発光素子は、基板500上に形成された第1の電極(陽極)501と、第1の電極501上に形成された電界発光層502と、電界発光層502上に形成された第2の電極(陰極)503とを有する。なお実際には、基板500と第1の電極501の間には、各種の層または半導体素子などが設けられている。
第1の電極501は陽極に相当するので、仕事関数の大きい導電性材料を用いることが好ましい。例えば、透光性を有する酸化物を用いた導電材料(透光性酸化物導電材料)、例えば酸化インジウムスズ(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化インジウム亜鉛(IZO)、ガリウムを添加した酸化亜鉛(GZO)、酸化珪素を含むインジウム−スズ酸化物(ITSO)等を用いることができる。また例えばTiN、ZrN、Ti、W、Ni、Pt、Cr、Ag、Al等を、光が透過する程度の膜厚(5nm〜30nm程度)で形成し、第1の電極501として用いても良い。ただしこの場合、第1の電極501のシート抵抗を下げるために、透光性酸化物導電材料で形成した導電膜と積層しても良い。
第2の電極503は陰極に相当するので、仕事関数の小さい金属、合金、電気伝導性化合物、およびこれらの混合物などを、光が透過する程度の膜厚で形成し、第2の電極503として用いることができる。具体的には、LiやCs等のアルカリ金属、およびMg、Ca、Sr等のアルカリ土類金属、およびこれらを含む合金(Mg:Ag、Al:Liなど)の他、YbやEr等の希土類金属を用い、5nm〜30nm程度の膜厚で第2の電極503を形成することができる。また電子注入層として機能する第5の層508を設ける場合、Al、透光性酸化物導電材料などを、第2の電極503に用いることも可能である。ただし、透光性を有していないAlなどの材料の場合は、光が透過する程度の膜厚で形成する。なお、5nm〜30nm程度の膜厚で第2の電極503を形成する場合、該第2の電極503上に透光性酸化物導電材料を用いて透光性を有する導電層を形成し、第2の電極503のシート抵抗を抑えるようにしても良い。
第1の電極501及び第2の電極503に透光性を持たせることで、発光素子において外光を透過させることができる。
そして電界発光層502は複数の層で構成されており、これらの層は、キャリア輸送特性の観点から正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層などに分類することができる。正孔注入層と正孔輸送層との区別は必ずしも厳密なものではなく、これらは正孔輸送性(正孔移動度)が特に重要な特性である意味において同じである。便宜上正孔注入層は陽極に接する側の層であり、正孔注入層に接する層を正孔輸送層と呼んで区別する。電子輸送層、電子注入層についても同様であり、陰極に接する層を電子注入層と呼び、電子注入層に接する層を電子輸送層と呼んでいる。発光層は電子輸送層を兼ねる場合もあり、発光性電子輸送層とも呼ばれる。図5(A)では、第1〜第5の層504〜508を電界発光層502が有している場合を例示している。第1〜第5の層504〜508は、第1の電極501から第2の電極503に向かって順に積層されている、
第1の層504は、正孔注入層として機能するため、正孔輸送性を有し、なおかつイオン化ポテンシャルが比較的小さく、正孔注入性が高い材料を用いるのが望ましい。大別すると金属酸化物、低分子系有機化合物、および高分子系有機化合物に分けられる。金属酸化物であれば、例えば、酸化バナジウム、酸化モリブデン、酸化ルテニウム、酸化アルミニウムなど用いることができる。低分子系有機化合物あれば、例えば、m−MTDATAに代表されるスターバースト型アミン、銅フタロシアニン(略称:Cu−Pc)に代表される金属フタロシアニン、フタロシアニン(略称:H2−Pc)、2,3−ジオキシエチレンチオフェン誘導体などを用いることができる。低分子系有機化合物と上記金属酸化物とを共蒸着させた膜であっても良い。高分子系有機化合物であれば、例えば、ポリアニリン(略称:PAni)、ポリビニルカルバゾール(略称:PVK)、ポリチオフェン誘導体などの高分子を用いることができる。ポリチオフェン誘導体の一つであるポリエチレンジオキシチオフェン(略称:PEDOT)にポリスチレンスルホン酸(略称:PSS)をドープしたものを用いても良い。また、ベンゾオキサゾール誘導体と、TCQn、FeCl3、C60またはF4TCNQのいずれか一または複数の材料とを併せて用いても良い。
第2の層505は、正孔輸送層として機能するため、正孔輸送性が高く、結晶性の低い公知の材料を用いることが望ましい。具体的には芳香族アミン系(すなわち、ベンゼン環−窒素の結合を有するもの)の化合物が好適であり、例えば、4,4−ビス[N−(3−メチルフェニル)−N−フェニルアミノ]ビフェニル(TPD)や、その誘導体である4,4’−ビス[N−(1−ナフチル)−N−フェニル−アミノ]ビフェニル(α−NPD)などがある。4,4’,4’’−トリス(N,N−ジフェニルアミノ)トリフェニルアミン(TDATA)や、MTDATAなどのスターバースト型芳香族アミン化合物も用いることができる。また4,4’,4’’−トリス(N−カルバゾリル)トリフェニルアミン(略称:TCTA)を用いても良い。また高分子材料としては、良好な正孔輸送性を示すポリ(ビニルカルバゾール)などを用いることができる。
第3の層506は発光層として機能するため、イオン化ポテンシャルが大きく、かつバンドギャップの大きな材料を用いるのが望ましい。具体的には、例えば、トリス(8−キノリノラト)アルミニウム(Alq3)、トリス(4−メチル−8−キノリノラト)アルミニウム(Almq3)、ビス(10−ヒドロキシベンゾ[η]−キノリナト)ベリリウム(BeBq2)、ビス(2−メチル−8−キノリノラト)−(4−ヒドロキシ−ビフェニリル)−アルミニウム(BAlq)、ビス[2−(2−ヒドロキシフェニル)−ベンゾオキサゾラト]亜鉛(Zn(BOX)2)、ビス[2−(2−ヒドロキシフェニル)−ベンゾチアゾラト]亜鉛(Zn(BTZ)2)などの金属錯体を用いることができる。また、各種蛍光色素(クマリン誘導体、キナクリドン誘導体、ルブレン、4,4−ジシアノメチレン、1−ピロン誘導体、スチルベン誘導体、各種縮合芳香族化合物など)も用いることができる。白金オクタエチルポルフィリン錯体、トリス(フェニルピリジン)イリジウム錯体、トリス(ベンジリデンアセトナート)フェナントレンユーロピウム錯体などの燐光材料も用いることができる。
また、第3の層506に用いるホスト材料としては、上述した例に代表されるホール輸送材料や電子輸送材料を用いることができる。また、4,4’−N,N’−ジカルバゾリルビフェニル(略称:CBP)などのバイポーラ性の材料も用いることができる。
第4の層507は電子輸送層として機能するため、電子輸送性の高い材料を用いることが望ましい。具体的には、Alq3に代表されるような、キノリン骨格またはベンゾキノリン骨格を有する金属錯体やその混合配位子錯体などを用いることができる。具体的には、Alq3、Almq3、BeBq2、BAlq、Zn(BOX)2、Zn(BTZ)2などの金属錯体が挙げられる。さらに、金属錯体以外にも、2−(4−ビフェニリル)−5−(4−tert−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール(PBD)、1,3−ビス[5−(p−tert−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]ベンゼン(OXD−7)などのオキサジアゾール誘導体、3−(4−tert−ブチルフェニル)−4−フェニル−5−(4−ビフェニリル)−1,2,4−トリアゾール(TAZ)、3−(4−tert−ブチルフェニル)−4−(4−エチルフェニル)−5−(4−ビフェニリル)−1,2,4−トリアゾール(p−EtTAZ)などのトリアゾール誘導体、TPBIのようなイミダゾール誘導体、バソフェナントロリン(BPhen)、バソキュプロイン(BCP)などのフェナントロリン誘導体を用いることができる。
第5の層508は電子注入層として機能するため、電子注入性の高い材料を用いるのが望ましい。具体的には、LiF、CsFなどのアルカリ金属ハロゲン化物や、CaF2のようなアルカリ土類ハロゲン化物、Li2Oなどのアルカリ金属酸化物のような絶縁体の超薄膜がよく用いられる。また、リチウムアセチルアセトネート(略称:Li(acac)や8−キノリノラト−リチウム(略称:Liq)などのアルカリ金属錯体も有効である。また、モリブデン酸化物(MoOx)やバナジウム酸化物(VOx)、ルテニウム酸化物(RuOx)、タングステン酸化物(WOx)等の金属酸化物またはベンゾオキサゾール誘導体と、アルカリ金属、アルカリ土類金属、または遷移金属のいずれか一または複数の材料とを含むようにしても良い。
上記構成を有する発光素子において、第1の電極501と第2の電極503の間に電圧を印加し、電界発光層502に順方向バイアスの電流を供給することで、第3の層506から光を発生させ、該光を第1の電極501側と第2の電極503側から取り出すことができる。なお、電界発光層502は、必ずしもこれら第1〜第5の層を全て有している必要はない。本発明では、少なくとも発光層として機能する第3の層506を有していれば良い。また必ずしも第3の層506からのみ発光が得られるわけではなく、第1〜第5の層に用いられる材料の組み合わせによっては、第3の層506以外の層から発光が得られる場合もある。また、第3の層506と第4の層507の間に正孔ブロック層を設けても良い。
なお色によっては、燐光材料の方が蛍光材料よりも、駆動電圧を低くすることができ、信頼性も高い場合がある。そこで、三原色の各色に対応する発光素子を用いて、フルカラーの表示を行なう場合は、蛍光材料を用いた発光素子と、燐光材料を用いた発光素子とを組み合わせて、各色の発光素子における劣化の度合いを揃えるようにしても良い。
図5(A)では、第1の電極501が第2の電極503よりも基板500側に近い場合の発光素子の構成を示しているが、本発明では、第2の電極503が第1の電極501よりも基板500側に近くなるように形成されていても良い。この場合、図5(B)に示すように、基板500上に第2の電極503が形成されており、第2の電極503上に電界発光層502が形成されており、電界発光層502上に第1の電極501が形成されている。そして、電界発光層502が有する第1〜第5の層504〜508は、第2の電極503から第1の電極501に向かって順に積層されている。図5(B)では、図5(A)において既に示したものに同じ符号を付して示す。実際には、図5(B)において、基板500と第2の電極503の間に、各種の層または半導体素子などが設けられている。
次に、本発明の通信システムについて説明する。
本発明の通信システムに用いられるゴーグル型表示装置は、発光装置と、信号の送受を行なうためのアンテナと、GPS衛星から発信されるGPS信号を受信し処理を施すための受信回路と、該GPS信号から緯度、経度などの位置情報を算出する演算回路とを有する。さらに上記手段の他に、GPS信号以外の各種信号に処理を施すための送受信回路を有していても良い。なおこの送受信回路によって、GPS信号に処理を施すことができるのであれば、送受信回路が上記受信回路を兼ねていても良い。また本発明のゴーグル型表示装置は、方位センサやジャイロなどによってさらに方角を検知することで、ゴーグル型表示装置自身の向きを検知する手段とを有していても良い。
図6(A)に、本発明の通信システムの一形態における信号の流れを、模式的に示す。図6(A)において、601は本発明のゴーグル型表示装置、602は移動体(ここでは自動車を例示している)、603はGPS衛星、604は無線基地局、605はデータベース、606は通信衛星に相当する。
ゴーグル型表示装置601は、複数のGPS衛星603からのGPS信号を受信し、該GPS信号を用いて位置情報を算出する。算出されたゴーグル型表示装置601の位置情報は、通信衛星606を介して無線基地局604に送信される。なお図6(A)では、ゴーグル型表示装置601と無線基地局604の間における信号の送受を、通信衛星606を介して行なっているが、本発明はこの構成に限定されない。無線基地局604と直接行なっても良いし、地上に設置されたアンテナを介して行なっても良い。
一方、移動体602は、ゴーグル型表示装置601と同様に、複数のGPS衛星603からのGPS信号を受信し、該GPS信号を用いて位置情報を算出する。そして、算出された移動体602の位置情報は、通信衛星606を介して無線基地局604に送信される。なお位置情報の無線基地局604への送信の経路は、これに限定されない。
無線基地局604では、受信したゴーグル型表示装置601の位置情報を用い、当該位置情報に関連する各種の情報を、データベース605から引き出す。なお、ゴーグル型表示装置601の位置情報から得られる情報は、予めデータベース605に蓄積された情報ではなく、インターネットを介して得られる情報であっても良い。位置情報に関連する情報とは、例えばゴーグル型表示装置601の周辺における建物、道路、気候などが挙げられる。また無線基地局604では、受信した移動体602の位置情報を用い、該位置情報に関連する各種の情報を、データベース605から引き出しても良い。また、図6(A)では、GPS信号を用いて算出させる情報として位置情報を挙げたが、本発明ではその他様々な情報であっても良い。例えば、環境情報のようなリアルタイムで変動する情報をインターネット等を介して得る場合、データベースに新たな情報をインプットすることが可能である。
無線基地局604は、これらの引き出された位置情報に関連する情報と、移動体602の位置情報とを、ゴーグル型表示装置601に送信する。ゴーグル型表示装置601は、受信した情報を発光装置に表示する。
ゴーグル型表示装置601の位置情報によって使用者は、自己の位置とそれに関する情報を得ることができる。さらに移動体602の情報を付加することで、使用者の周辺に存在する移動体602の情報を得ることができ、危険を回避することなどが可能になる。
なお図6(A)では、移動体602の位置情報と、データベース605から引き出された位置情報に関連する情報とを、共にゴーグル型表示装置601において表示する例について説明したが、これらの情報は、必ず両方必要なわけではない。図6(B)に、移動体602の位置情報は受信せず、ゴーグル型表示装置の位置情報に関連する情報のみを用いる場合の、本発明の通信システムの一形態における信号の流れを、模式的に示す。
図6(B)では、ゴーグル型表示装置601は、無線基地局604から、ゴーグル型表示装置の位置情報に関連する情報のみを受信し、それを表示することができる。なお図6(A)、図6(B)とは異なり、本発明では、ゴーグル型表示装置の位置情報に関連する情報は受信せず、移動体602の位置情報のみを受信するようにしても良い。
また本発明の通信システムでは、ゴーグル型表示装置601と移動体602との間で、位置情報を直接送受しても良い。図6(C)に、互いの位置情報を直接送受する場合の、本発明の通信システムの一形態における信号の流れを、模式的に示す。図6(C)では、GPS衛星603から得たGPS信号を用いて、ゴーグル型表示装置601と移動体602とが、それぞれ自身の位置情報を取得する。そして、ゴーグル型表示装置601は移動体602の位置情報を受信し、自身の位置情報と、移動体602の位置情報とを、共に発光装置に表示する。なおゴーグル型表示装置601の位置情報を移動体602に送信するようにしても良い。
また図6(C)では、移動体602の位置情報をゴーグル型表示装置601が受信しているが、移動体602から得られる情報は位置情報に限定されない。例えば、赤外線などを用いたセンサで、直接移動体602そのものの存在を確認できるようにしても良い。この場合移動体602は静止物であっても良い。赤外線センサなどを用いることで、夜間でも容易に移動体602の存在を認識するなど、視覚の能力を補強することができる。
本実施例では、本発明のゴーグル型表示装置に用いられる光学系の、具体的な構成について説明する。
本発明のゴーグル型表示装置に用いられる光学系は、パネルと使用者の眼球の間に設けられる第1の光学系と、パネルを挟んで眼球の反対側に設けられる第2の光学系とに分類される。図7に、使用者の眼球701と、第1の光学系702と、パネル703と、第2の光学系704との視軸方向における位置関係を示す。
図7では、第1の光学系702として凸レンズ705を用いている。また第2の光学系704として、2つの凸レンズ706、707を用いている。凸レンズ706に入射した外光は、凸レンズ707、パネル703、凸レンズ705を順に透過し、最終的に眼球701に入射する。そして、凸レンズ706の焦点は凸レンズ706と凸レンズ707の間に結ばれており、凸レンズ707の焦点はパネル703において結ばれている。そして凸レンズ705から眼球701の水晶体708に入射した光は、望ましくは眼球701の網膜709において焦点を結ぶ。
このようにパネル703において外光が焦点を結ぶことで、外光と、パネル703から発せられた光とが、共に網膜709において焦点を結ぶことができる。従って使用者は、外の景色とパネルに表示された映像とを、共に明確に視認することができる。
なお本発明は必ずしも光学系を設ける必要はない。また第1の光学系702のみを用い、外の景色の明確さよりも、パネル703に表示される映像の明確さを優先させても良い。
本実施例では、本発明の通信システムの一実施例について、具体的に説明する。
本発明のゴーグル型表示装置が、ゴーグル型表示装置自身の向きを検知する手段を有している場合、自身の位置情報に加え、向きに関する情報を得ることができる。そして、ゴーグル型表示装置の位置情報と、向きに関する情報とを用い、ゴーグル型表示装置が向いている方向に存在する区域を特定し、データベースと照合することで、該区域に関する情報、例えば該区域内の建造物に関する情報、該区域の住所など、を得ることができる。
図8(A)に示すように、ゴーグル型表示装置801がある特定の地点で、ある特定の方向を向いていたとする。そして、ゴーグル型表示装置801は、該地点の位置情報、例えば緯度・経度などを、GPS衛星802からのGPS信号によって算出する。またゴーグル型表示装置801は、自身が向いている方向を、方位磁石に代表される方位センサや、ジャイロなどを用い特定する。
そしてゴーグル型表示装置801は、自身の位置情報と、向きに関する情報とから、ゴーグル型表示装置801の向いている方向に存在する区域を特定する。図8(B)に、ゴーグル型表示装置801の位置と、該ゴーグル型表示装置の向いている方向に存在する区域803を模式的に示す。
そしてゴーグル型表示装置801は、通信衛星やアンテナなどを介して無線基地局と信号の送受を行ない、該区域に関連する情報をデータベースから引き出し、図8(C)に示すように発光装置に表示することができる。このとき使用者は、該区域に関連する情報と、該区域とを共に重ねて見ることができるので、該区域または該区域に存在する対象物と、該区域に関する情報とを照らし合わせることが容易になる。
なお本実施例では、ゴーグル型表示装置801において、該ゴーグル型表示装置801の向いている方向に存在する区域を特定しているが、本発明はこの構成に限定されない。例えば、自身の位置情報と、向きに関する情報とを無線基地局に送信し、この2つの情報とデータベースに蓄積されている情報とを照合し、該区域の特定を行なっても良い。
本実施例では、本発明のゴーグル型表示装置に用いる発光装置の、より具体的な構成について説明する。
図9は、本発明の発光装置における、画素の断面図の一形態である。図9では、基板900上に、TFT901〜903と、発光素子904〜906が形成されている。そして、TFT901によって発光素子904への電流の供給が制御されている。また、TFT902によって発光素子905への電流の供給が制御されている。TFT903によって発光素子906への電流の供給が制御されている。
また907は、発光素子904〜906を封止するためのカバー材であり、透光性を有している。カバー材907にカラーフィルターが設けられていても良い。
また発光素子904は、TFT901と電気的に接続された陽極913と、陽極913上に形成された電界発光層914と、電界発光層914上に形成された陰極915を有しており、陽極913と、電界発光層914と、陰極915とが重なっている部分が、発光素子904に相当する。
また発光素子905は、TFT902と電気的に接続された陽極916と、陽極916上に形成された電界発光層917と、電界発光層917上に形成された陰極915を有しており、陽極916と、電界発光層917と、陰極915とが重なっている部分が、発光素子905に相当する。
また発光素子906は、TFT903と電気的に接続された陽極918と、陽極918上に形成された電界発光層919と、電界発光層919上に形成された陰極915を有しており、陽極918と、電界発光層919と、陰極915とが重なっている部分が、発光素子906に相当する。
なお図9では、各色に対応する画素ごとに、含まれる電界発光材料または素子構成が異なる電界発光層914、917、919を用いているが、本発明は必ずしもこの構成に限定されない。少なくとも、2つの色に対応する画素において、含まれる電界発光材料または素子構成が互いに異なる電界発光層を用いていれば良い。
そして本発明では、陽極913、916、918と陰極915は、透光性を有しており、発光素子904、905、906からの光は、陽極913、916、918側と、陰極915側とから取り出すことができる。
なお図9では、陽極を陰極よりも基板900側に形成しているが、本発明はこの構成に限定されない。陰極を陽極よりも基板900側に形成しても良い。ただしこの場合、陰極を画素ごとに分離し、陽極を共通に用いるようにする。
また本実施例では、発光素子に電流を供給するためのトランジスタとしてトップゲート型のTFTを用いているが、ボトムゲート型のトランジスタを用いていても良い。またTFTは多結晶半導体、微結晶半導体(セミアモルファス半導体)、アモルファス半導体などを用いていても良い。
次に、本発明のゴーグル型表示装置に用いられる発光装置の、画素の回路図について、図10を用いて説明する。図10(A)は、画素の等価回路図を示したものであり、信号線6114、電源線6115、6117、走査線6116、発光素子6113、画素へのビデオ信号の入力を制御するTFT6110、発光素子6113の両電極間に流れる電流値を制御するTFT6111、該TFT6111のゲート・ソース間電圧を保持する容量素子6112を有する。なお、図10(A)では、容量素子6112を図示したが、TFT6111のゲート容量や他の寄生容量で賄うことが可能な場合には、設けなくてもよい。
図10(B)は、図10(A)に示した画素に、TFT6118と走査線6119を新たに設けた構成の画素回路である。TFT6118の配置により、強制的に発光素子6113に電流が流れない状態を作ることができるため、全ての画素に対する信号の書き込みを待つことなく、書き込み期間の開始と同時又は直後に点灯期間を開始することができる。従って、デューティ比が向上して、動画の表示は特に良好に行なうことができる。
図10(C)は、図10(B)に示した画素に、新たにTFT6125と、配線6126を設けた画素回路である。本構成では、TFT6125のゲート電極を一定の電位に保持した配線6126に接続することにより、このゲート電極の電位を固定し、なおかつ飽和領域で動作させる。また、TFT6125と直列に接続させ、線形領域で動作するTFT6111のゲート電極には、TFT6110を介して、画素の点灯又は非点灯の情報を伝えるビデオ信号を入力する。線形領域で動作するTFT6111のソース・ドレイン間電圧の値は小さいため、TFT6111のゲート・ソース間電圧の僅かな変動は、発光素子6113に流れる電流値には影響を及ぼさない。従って、発光素子6113に流れる電流値は、飽和領域で動作するTFT6125により決定される。上記構成を有する本発明は、TFT6125の特性バラツキに起因した発光素子6113の輝度ムラを改善して画質を高めることができる。なお、TFT6125のチャネル長L1、チャネル幅W1、TFT6111のチャネル長L2、チャネル幅W2は、L1/W1:L2/W2=5〜6000:1を満たすように設定するとよい。また、両TFTは同じ導電型を有していると作製工程上好ましい。さらに、TFT6125には、エンハンスメント型だけでなく、ディプリーション型のTFTを用いてもよい。
なお、本発明を用いて形成された発光装置には、アナログのビデオ信号、デジタルのビデオ信号のどちらを用いてもよい。発光素子に印加される電圧が一定のものであっても、発光素子に流れる電流が一定のものであっても良い。この発光素子に印加される電圧が一定のものは定電圧駆動であり、発光素子に流れる電流が一定のものは定電流駆動である。定電流駆動は、発光素子の抵抗変化によらず、一定の電流が流れる。本実施例は、上記の実施の形態、実施例と自由に組み合わせることができる。
本実施例では、本発明のゴーグル型表示装置に用いられる発光装置の、駆動回路について説明する。図11(A)に本実施例の発光装置のブロック図を示す。図11(A)に示す発光装置は、発光素子を備えた画素を複数有する画素部1101と、各画素を選択する走査線駆動回路1102と、選択された画素へのビデオ信号の入力を制御する信号線駆動回路1103とを有する。
図11(A)において信号線駆動回路1103は、シフトレジスタ1104、レベルシフタ1105と、バッファ1106とを有している。シフトレジスタ1104には、クロック信号(CLK)、スタートパルス信号(SP)、切り替え信号(L/R)が入力されている。クロック信号(CLK)とスタートパルス信号(SP)が入力されると、シフトレジスタ1104においてタイミング信号が生成され、レベルシフタ1105に入力される。また切り替え信号(L/R)によって、タイミング信号のパルスの出現する順序が切り替わる。
タイミング信号は、レベルシフタ1105においてそのパルスの高さが調整され、バッファ1106に入力される。バッファ1106では、入力されたタイミング信号のパルスに同期して、ビデオ信号(video signal)をサンプリングし、信号線を介して画素部1101に入力する。
次に、走査線駆動回路1102の構成について説明する。走査線駆動回路1102は、シフトレジスタ1107、バッファ1108を有している。また場合によってはレベルシフタを有していても良い。走査線駆動回路1102において、シフトレジスタ1107にクロック信号CLK及びスタートパルス信号SPが入力されることによって、選択信号が生成される。生成された選択信号はバッファ1108において緩衝増幅され、対応する走査線に供給される。走査線には、1ライン分の画素のトランジスタのゲートが接続されている。そして、1ライン分の画素のトランジスタを一斉にONにしなくてはならないので、バッファ1108は大きな電流を流すことが可能なものが用いられる。
なお、シフトレジスタ1104、1107の代わりに、例えばデコーダ回路のような信号線の選択ができる別の回路を用いても良い。
次に図11(B)に、図11(A)とは異なる本実施例の発光装置のブロック図を示す。図11(B)に示す発光装置は、発光素子を備えた画素を複数有する画素部1111と、各画素を選択する走査線駆動回路1112と、選択された画素へのビデオ信号の入力を制御する信号線駆動回路1113とを有する。
図11(B)において信号線駆動回路1113は、シフトレジスタ1114、ラッチA1115、ラッチB1116を有している。シフトレジスタ1114には、クロック信号(CLK)、スタートパルス信号(SP)、切り替え信号(L/R)が入力されている。クロック信号(CLK)とスタートパルス信号(SP)が入力されると、シフトレジスタ1114においてタイミング信号が生成される。また切り替え信号(L/R)によって、タイミング信号のパルスの出現する順序が切り替わる。生成したタイミング信号は、一段目のラッチA1115に順に入力される。ラッチA1115にタイミング信号が入力されると、該タイミング信号のパルスに同期して、ビデオ信号が順にラッチA1115に書き込まれ、保持される。なお、本実施例ではラッチA1115に順にビデオ信号を書き込んでいるが、本発明はこの構成に限定されない。複数のステージのラッチA1115をいくつかのグループに分け、グループごとに並行してビデオ信号を入力する、いわゆる分割駆動を行っても良い。なおこのときのグループの数を分割数と呼ぶ。例えば4つのステージごとにラッチをグループに分けた場合、4分割で分割駆動すると言う。
ラッチA1115の全てのステージのラッチへの、ビデオ信号の書き込みが一通り終了するまでの時間を、ライン期間と呼ぶ。実際には、上記ライン期間に水平帰線期間が加えられた期間をライン期間に含むことがある。
1ライン期間が終了すると、2段目のラッチB1116にラッチ信号(Latch Signal)が供給され、該ラッチ信号に同期してラッチA1115に保持されているビデオ信号が、ラッチB1116に一斉に書き込まれ、保持される。ビデオ信号をラッチB1116に送出し終えたラッチA1115には、再びシフトレジスタ1114からのタイミング信号に同期して、次のビデオ信号の書き込みが順次行われる。この2順目の1ライン期間中には、ラッチB1116に書き込まれ、保持されているビデオ信号が、信号線を介して画素部1111に入力される。
なお、シフトレジスタ1114の代わりに、例えばデコーダ回路のような信号線の選択ができる別の回路を用いても良い。
本実施例では、発光装置とICとの接続方法の一実施例について説明する。
図12(A)、図12(B)に、チップ状のIC(ICチップ)を、画素部が形成された基板に実装する様子を、示す。図12(A)では、基板6001上に画素部6002と、走査線駆動回路6003とが形成されている。そして、ICチップ6004で形成された信号線駆動回路が、基板6001に実装されている。具体的には、ICチップ6004で形成された信号線駆動回路が、基板6001に貼り合わされ、画素部6002と電気的に接続されされている。また6005はFPCであり、画素部6002と、走査線駆動回路6003と、ICチップ6004で形成された信号線駆動回路とに、それぞれ電源の電位、各種信号等が、FPC6005を介して供給される。
図12(B)では、基板6101上に画素部6102と、走査線駆動回路6103とが形成されている。そして、ICチップ6104で形成された信号線駆動回路が、基板6101に実装されたFPC6105に更に実装されている。画素部6102と、走査線駆動回路6103と、ICチップ6104で形成された信号線駆動回路とに、それぞれ電源の電位、各種信号等が、FPC6105を介して供給される。
ICチップの実装方法は、特に限定されるものではなく、公知のCOG方法やワイヤボンディング方法、或いはTAB方法などを用いることができる。またICチップを実装する位置は、電気的な接続が可能であるならば、図12に示した位置に限定されない。また、図12では信号線駆動回路のみをICチップで形成した例について示したが、走査線駆動回路をICチップで形成しても良いし、またコントローラ、CPU、メモリ等をICチップで形成し、実装するようにしても良い。また、信号線駆動回路や走査線駆動回路全体をICチップで形成するのではなく、各駆動回路を構成している回路の一部だけを、ICチップで形成するようにしても良い。
なお、駆動回路がICチップとして実装された発光装置において、画素部に用いるトランジスタは、アモルファスシリコンのような非晶質半導体膜で形成されたTFTに限定されない。微結晶半導体膜や多結晶半導体膜を用いたTFTであっても良い。単結晶シリコンを用いて形成されたトランジスタであっても良いし、SOIを用いたトランジスタであっても良い。また、有機半導体を用いたトランジスタであっても良いし、カーボンナノチューブを用いたトランジスタであってもよい。駆動回路などの集積回路を別途ICチップで形成して実装することで、全ての回路を画素部と同じ基板上に形成する場合に比べて、歩留まりを高めることができ、また各回路の特性に合わせたプロセスの最適化を容易に行なうことができる。
本発明のゴーグル型表示装置の斜視図及び断面図。 本発明のゴーグル型表示装置の斜視図。 本発明のゴーグル型表示装置に用いられる発光装置のモジュールを示す図と、該モジュールのブロック図。 画素部の拡大図。 発光素子の構成を示す図。 本発明の通信システムの一形態における信号の流れを、模式的に示す図。 光学系と、パネルと、眼球の位置関係を示す図。 本発明の通信システムの一実施例を示す図。 発光装置が有する画素の断面図。 発光装置が有する画素の回路図。 発光装置のブロック図。 ICチップが実装されたパネルの斜視図。
符号の説明
101 発光装置
102a 支持部
102b 支持部
103 画素部
104 筐体
105a 光学系
105b 光学系
106 視軸
107 眼球
108 イヤフォン
201 発光装置
202 支持部
204 筐体
300 パネル
301 プリント配線基板
302 画素部
303 走査線駆動回路
304 信号線駆動回路
305 コントローラ
306 CPU
307 メモリ
308 電源回路
309 送受信回路
310 インターフェース(I/F)部
311 アンテナ用ポート
312 VRAM
313 DRAM
314 フラッシュメモリ
315 アンテナ
316 FPC
401 画素部
402 画素
500 基板
501 電極(陽極)
502 電界発光層
503 電極(陰極)
504 第1の層
505 第2の層
506 第3の層
507 第4の層
508 第5の層
601 ゴーグル型表示装置
602 移動体
603 GPS衛星
604 無線基地局
605 データベース
606 通信衛星
701 眼球
702 第1の光学系
703 パネル
704 第2の光学系
705 凸レンズ
706 凸レンズ
707 凸レンズ
708 水晶体
709 網膜
801 ゴーグル型表示装置
802 GPS衛星
803 区域
900 基板
901 TFT
902 TFT
903 TFT
904 発光素子
905 発光素子
906 発光素子
907 カバー材
913 陽極
914 電界発光層
915 陰極
916 陽極
917 電界発光層
918 陽極
919 電界発光層
6110 TFT
6111 TFT
6112 容量素子
6113 発光素子
6114 信号線
6115 電源線
6116 走査線
6117 電源線
6118 TFT
6119 走査線
6125 TFT
6126 配線
1101 画素部
1102 走査線駆動回路
1103 信号線駆動回路
1104 シフトレジスタ
1105 レベルシフタ
1106 バッファ
1107 シフトレジスタ
1108 バッファ
1111 画素部
1112 走査線駆動回路
1113 信号線駆動回路
1114 シフトレジスタ
1115 ラッチA
1116 ラッチB
6001 基板
6002 画素部
6003 走査線駆動回路
6004 ICチップ
6005 FPC
6101 基板
6102 画素部
6103 走査線駆動回路
6104 ICチップ
6105 FPC


Claims (1)

  1. 各画素に発光素子が形成された画素部を有する発光装置と、
    前記発光装置を使用者の身体に固定するための支持部と、
    前記画素部を透過する光の焦点と、前記画素部から発せられる光の焦点とを、前記使用者の網膜において一致させるための光学系と、
    信号の送受を行なうためのアンテナと、
    GPS衛星から発信されるGPS信号に処理を施すための受信回路と、
    前記GPS信号から位置情報を算出する演算回路と、
    方角を検知する手段と、を有し、
    前記発光素子が有する一対の電極は透光性を有しており、
    前記支持部により、前記使用者の視軸と前記画素部とが交差するように、前記発光装置を固定し、
    前記位置情報と、前記方角を検知する手段からの方角情報とから、前記使用者が向いている方向に存在する区域が特定され、
    前記区域に関する情報が前記発光装置に表示され、
    前記使用者は、前記区域または前記区域に存在する対象物と、前記区域に関する情報とを共に重ねて見ることができ、
    前記位置情報は、緯度、経度の情報であり、
    前記GPS信号または前記位置情報をデータとして記憶するためのメモリを有することを特徴とする表示装置。
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