JP4889351B2 - 画像処理装置及びその処理方法 - Google Patents
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Description
図1は本実施の形態における概念を説明するための図である。自動車にカメラを装着し、時間すなわち自動車の位置を少しずつ変えて対象物である市街地を撮影し、これら複数の撮影画像における追跡結果から、カメラの位置座標すなわち自動車の軌跡を求める例である。これによりカーナビゲーションに自動車の位置を連続的に表示可能になるが、GPS電波を受信できない区間で補完的に利用される意義も大きい。以下の実施の形態では、動きが激しい時に撮影された撮影画像については、カメラの位置座標を求めるのに不適当であるため除去する。
以下に、必要に応じ、各工程について説明する。
特徴抽出部3では各撮影画像から特徴点を抽出する(S110、図5参照)。典型的には初期フレームでは全画面から抽出を行い、次のフレームからは、初期フレームと重複しない新たな画面領域から抽出が行われる。初期フレームにおける特徴点の抽出には、例えばMORAVECオペレータ(H. P. Moravec. Towards Automatic Visual Obstacle Avoidance. Proc. 5th International Joint Conference on Artificial Intelligence, pp. 584, 1977.)や、Hariss,Pressy,Susanなどのオペレータを適宜採用できる。
図5に特徴点追跡の処理フロー例を示す。特徴点追跡部4では、特徴抽出処理により選点された各特徴点を追跡処理する(S120)。すなわち、特徴点に対応する対応点を求め、特徴点の移動ベクトル及び画面相対移動量を求め、さらに、これらを連結して移動軌跡を求める。画面相対移動量とは撮影カメラと撮影対象間の画面上での相対的移動量であり、移動ベクトルとは二次元の撮影画像上における各特徴点の相対的移動ベクトルをいう。特徴点の追跡にあたり、まず、隣接撮影画像についてテンプレートマッチングを行い(S13)、特徴点に対応する対応点を求める。これにより各特徴点の移動ベクトルが求められる。また、隣接撮影画像を用いて射影変換することにより(S15)、撮影カメラに対する画面相対移動量が求められる。すなわち、フレーム間の全体的な移動は、時間的に非常に短いことから、射影変換によりほぼ近似できるものとの仮定をおき、射影変換により画面相対移動量を推定する。次に、各特徴点の移動ベクトルをフレーム間の画面相対移動量と比較し、移動ベクトルの良否を判断する(S14)。そして、異常な動きを示す誤対応と思われる対応点を除去する(S16)。工程S15とS16を繰り返すことにより射影変換の精度が向上する。なお、誤対応点とは三次元座標計測の精度を劣化させるような特徴点(したがって標定にも悪影響を及ぼすような特徴点でもある)をいい、本来対応していないのに誤って対応付けされた特徴点の他に、撮影対象物と異なる動きをする物に付された特徴点等も含まれる。
特徴点の追跡に、例えばテンプレートマッチングを使用する(S13)。取得された撮影画像から隣接画像を順次選択してステレオペアとし、例えばSSDA(Sequential Similarity Detection Algorithm:逐次残差)法などの手法によりステレオマッチングを行い、対応点を求める(S13)。SSDA法とは、残差を用いて類似度を決定するもので、部分的な行列の残差が最小となる位置が対応点として求められる。SSDAテンプレートマッチングは、テンプレートマッチングとしては比較的高速であり、ハード化も容易と考えられる。また、正規化相関法などの他の方式を採用することもできる。テンプレートマッチングには、テンプレートサイズと探索範囲を最適に選択することが大事であり、探索範囲については、ビデオカメラのフレームレート、移動速度などを基に最適な設定とする。
組画像設定部61ではステレオ画像として選択可能な画像を組画像としてグループ化する。グループ化は対象物から撮影位置までの距離又は撮影倍率に応じて一連の撮影画像を複数の組画像にグループ化する。
図8はステレオ法を説明するための図である。簡単のために、同じ仕様の2台のカメラC1,C2を使用し、それぞれの光軸は平行でカメラレンズの主点からCCD面までの距離aが等しく、CCDは光軸に直角に置かれているものとする。2台のカメラC1,C2の光軸間距離(基線長)をLとする。
物体上の点P1(x1、y1)、P2(x2、y2)の座標の間には、以下のような関係がある。
x1=ax/z −−−(1)
y1=y2=ay/z −−−(2)
x2−x1=aL/z −−−(3)
但し、全体の座標系(x、y、z)の原点をカメラC1のレンズ主点にとるものとする。
(3)式よりzを求め、これを用いて(1)式、(2)式よりx、yが求められる。
ステレオ法の説明からわかるように、カメラC1、カメラC2の撮影距離(倍率)や撮影の向き、基線長Lが変わると、幾何学的に本原理が成立しづらくなり、結果として安定した精度の解を求め難くなる。
2枚の撮影画像から計測する場合、通常以下に示す式により1画素の理論分解能が得られる。
平面分解能:Δxy=H×Δp/f (4)
高さ分解能:Δz =H×H×Δp/(B×f)(5)
H:撮影距離、Δp:画素分解能、f:画面距離、B:撮影基線長
これら計算式からも、撮影距離、基線長が1画素の分解能に重要なパラメータであることがわかる。
実際の標定や三次元計測ではこれら撮影距離、基線長、撮影向きなどのパラメータは、全て考慮に入れて補正・調整を行って計算をしているので、問題なく算出できる。
しかしながら、安定した精度良い解を得る、という観点からは、その基本原理から、これらのパラメータが異なるものを使用すると精度が不安定になる要因となる。従ってステレオ画像を選択する際には、カメラの撮影位置から、撮影距離や倍率、カメラの向きを求めることができるので、それらパラメータがほぼ同一のものを組画像としてグループ化し、1グループの組画像の中から三次元計測に使用するステレオ画像を選択する。
次に,標定計算について説明する。
図9は相互標定を説明するための図である。モデル座標系の原点を左側の投影中心にとり、右側の投影中心を結ぶ線をX軸にとるようにする。縮尺は、基線長を単位長さにとる。このとき求めるパラメータは、左側のカメラのZ軸の回転角κ1、Y軸の回転角φ1、右側のカメラのZ軸の回転角κ2、Y軸の回転角φ2、X軸の回転角ω2の5つの回転角となる。この場合左側のカメラのX軸の回転角ω1は0なので、考慮する必要ない。
(i)パラメータ(κ1、φ1、κ2、φ2、ω2)の初期近似値は通常0とする。
(ii)共面条件式(7)を近似値のまわりにテーラー展開し、線形化したときの微分係数の値を式(8)、(9)により求め、観測方程式をたてる。
(iii)最小二乗法を適用して、近似値に対する補正量を求める。
(iv)近似値を補正する。
(v)補正された近似値を用いて(ii)〜(v)までの操作を収束するまで繰り返す。
収束した場合、更に接続標定を行なう。これは、各モデル間の傾き、縮尺を統一して同一座標系とする処理である。
ΔXj=(Xjr−Xjl)/(Z0−Zjl)
ΔYj=(Yjr−Yjl)/(Z0−Zjl)
ΔZj=(Zjr−Zjl)/(Z0−Zjl)
ΔDj=√(ΔXj 2+ΔYj 2)
(ΔXjlΔYjlΔZjl)):統一された座標系の第j番目の左モデル
(ΔXjrΔYjrΔZjr):統一された座標系の第j番目の右モデル
ΔZjおよびΔDjが0.0005(1/2000)以下なら接続標定が正常に行われたとみなされる。正常に行われなかった場合は、標定結果表示でエラーを出力しどこの画像が悪いか表示する。この場合、画像上に別の標定点があれば変更して(ii)〜(v)までの上記計算を繰り返す。だめなら標定点の配置変更を行なう。
次に三次元計測に用いるバンドル調整について説明する。バンドル調整は、(10)式に示すように対象空間座標(X,Y,Z)とその画像座標(x,y)、及び投影中心(X0,Y0,Z0)が同一直線上に存在するという共線条件式を基本としている。
第1の実施の形態では、組画像設定部は、対象物から撮影位置までの距離に応じて撮影画像群をグループ化し、ステレオ画像選択部は1グループに属するとして設定された組画像の中からステレオ画像を選択し、かつ、対象物から撮影位置までの距離等が大きく変化している範囲の画像を特定し、これらの画像を除いてステレオ画像を選択する例について説明したが、本実施の形態では、組画像設定部は、前記対象物から撮影位置までの距離や倍率に応じて撮影画像群をグループ化し、ステレオ画像選択部は1グループに属するとして設定された組画像の中からステレオ画像を選択する例を説明する。撮影位置が大きく変化している範囲の画像を積極的に除去していないが、この場合でも、撮影位置までの距離がほぼ等しい撮影画像群をグループ化し、撮影位置までの距離がほぼ等しいステレオ画像が選択されるので、適切かつ効率的なステレオ画像の選択ができる。その他の点では第1の実施の形態と同様であり、本実施の形態における画像処理装置は、第1の実施の形態における図2に示す画像処理装置100を使用でき、処理フローは図3に示すフローを適用できる。
第1の実施の形態では、組画像設定部は、対象物から撮影位置までの距離に応じて撮影画像群をグループ化し、ステレオ画像選択部は1グループに属するとして設定された組画像の中からステレオ画像を選択し、かつ、対象物から撮影位置までの距離等が大きく変化している範囲の画像を特定し、これらの画像を除いてステレオ画像を選択する例について説明したが、本実施の形態では、ステレオ画像選択部は、撮影位置が大きく変化している範囲の画像を特定し、これらの画像を除いてステレオ画像を選択する例について説明する。この場合には、撮影画像群をグループ化していないが、撮影位置が大きく変化している不安定な画像を除去してステレオ画像が選択されるので、不適切な画像を除いてステレオ画像の選択ができる。その他の点では第1の実施の形態と同様である。本実施の形態における画像処理装置は、第1の実施の形態における図2に示す画像処理装置100を使用できるが、組画像設定部は使用せず、除去されても良い。また、処理フローを図11に示すが、図3における処理フローから、組画像設定工程(S135)を除いたものである。
第1の実施の形態では、組画像設定部は、対象物から撮影位置までの距離に応じて撮影画像群をグループ化し、ステレオ画像選択部は1グループに属するとして設定された組画像の中からステレオ画像を選択し、かつ、対象物から撮影位置までの距離等が大きく変化している範囲の画像を特定し、これらの画像を除いてステレオ画像を選択する例について説明したが、本実施の形態では、組画像設定部が、対象物から撮影位置までの距離等が大きく変化している範囲の画像を不適切画像群としてグループ化し、ステレオ画像選択部はこれらの画像群を除いてステレオ画像を選択する例を示す。この場合、組画像設定部は組画像設定工程(S135)において、対象物からの距離や撮影画像の倍率がほぼ等しくかつ撮影方向がほぼ等しい等、三次元計測を行なうのに適したステレオ画像のいずれのグループのも属さない画像を、不適切画像群としてグループ化すれば良いので第1の実施の工程に対し追加される工程が殆どない。不適切画像群は例えば図6におけるブロックB2,B4,B6のようにグループ化されるが、これらをまとめて1つにグループ化しても良い。その他の点では第1の実施の形態と同様であり、本実施の形態における画像処理装置は、第1の実施の形態における図2に示す画像処理装置100を使用でき、処理フローは図3に示すフローの組画像設定工程(S135)に不適切画像群のグループ化が加わるだけである。
第1の実施の形態では、撮影位置を標定により求める例を説明したが、本実施の形態では、取得された一連の撮影画像の倍率、向き等を相互比較することによって、およその撮影位置を推定する。これにより、高精度ではないが一連の撮影画像を対象物から撮影位置までの距離に応じてグループ化できるので、効率的なステレオ画像の選択が可能となる。その他の点では第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態では、ステレオ画像選択部は、ステレオ画像の基線長と三次元座標の測定精度との関係を表す対応表を有し、対応表から要求精度を満たす基線長となるようにステレオ画像を選択する例を示す。測定精度は基線長に依存するので、要求精度に合わせてステレオ画像の基線長を決めることにより、要求に合った三次元計測結果を提供できる。その他の点では第1の実施の形態と同様である。
図12に第7の実施の形態における画像処理装置100aの構成例をブロック図で示す。第1の実施の形態にセンサ部200が追加されている。センサ部200として、例えば、位置、速度、加速度、角度又は角速度を計測可能な慣性センサ、GPS(Global Positioning System)センサ又は姿勢センサを採用可能である。ステレオ画像選択部6は、センサ部200から出力された位置、速度、加速度、角度又は角速度の経時変化から撮影位置までの距離の変化、撮影装置の光軸方向の変化又は前記撮影装置の傾きの変化が検出された場合に、これらの変化が激しい時に撮影された撮影画像を不適切画像として特定し、不適切画像として特定された撮影画像を除いてステレオ画像を選択する。例えば、センサ部200が加速度計であれば、図6に示される、B2,B4,B6等の画像の変動の激しいところは、加速度の経時変化から対象物から撮影位置までの距離の変化が激しいことが検出される可能性が高く、したがって、この時に撮影された撮影画像を不適切画像として或は不適切画像グループに属する画像として特定することにより、対象物から撮影位置までの距離、撮影倍率又は撮影方向が大きく変化している撮影画像をステレオ画像の選択から除去できる。また、図7に示される、B9,B11等、画像の向きが対象物に対して鉛直でない方向のものも、揺動等により角加速度の経時変化から撮影装置の光軸方向の変化又は前記撮影装置の傾きの変化が激しいことが検出される可能性が高く、識別することが可能である。なお、変化が激しい時とは、変化の度合いが所定の閾値を超える時を意味し、所定の閾値は撮影条件等に応じて設定される。所定の閾値は、例えば撮影画像において隣接フレームとの重複部分が70%以下のものを除去するように設定される。これにより、対象物から撮影位置までの距離、撮影画像の倍率、向きを比較するまでもなく、センサを用いて即時に不適切画像の除去が可能になる。その他の点では第1の実施の形態と同様である。
第1の実施の形態では、撮影対象が静止状態で、撮影装置が移動する例について説明したが、本実施の形態は撮影装置が静止状態で、撮影対象が移動する例である。この場合においても、本来の対象物の他に、撮影装置と対象物の間に動くものが割り込んだり、撮影装置に揺動が生じる場合があり、特徴点を追跡し、動画像等の順次少しずつ変化する撮影画像における対象物に係る特徴点の三次元座標を求めることができる。また、対象物自体が回転するようなものであれば、その特徴点が消失と復活を繰り返すので、本発明を適用可能である。また、複数の対象物が異なる動きをする場合もあり、このような場合についてもそれぞれの対象物について本発明を適用可能である。
2 撮影画像取得部
3 特徴抽出部
4 特徴点追跡部
5 演算処理部
6 ステレオ画像選択部
7 標定処理・三次元計測部
9 対応点情報メモリ
10 画像メモリ
11 表示部
61 組画像設定部
100、100a 画像処理装置
200 センサ部
Claims (10)
- 相対的に移動する対象物を、隣り合う4以上の画像が重複部分を共有するように時系列的に撮影した一連の撮影画像を取得する撮影画像取得部と;
前記時系列的に撮影されたいずれかの撮影画像から特徴点を抽出する特徴抽出部と;
前記一連の撮影画像について前記特徴点を追跡し、特徴点を相互に対応付ける特徴点追跡部と;
前記特徴点追跡部により特徴点が相互に対応付けられた一連の撮影画像から対をなす画像であるステレオ画像を選択するステレオ画像選択部と;
前記ステレオ画像選択部で選択されたステレオ画像の前記相互に対応付けられた特徴点である対応特徴点を用いて、標定および三次元計測を行なう標定処理・三次元計測部とを備え;
前記ステレオ画像選択部は、前記ステレオ画像として選択可能な画像を組画像としてグループ化する組画像設定部を有し、前記組画像設定部で1グループに属するとして設定された組画像の中からステレオ画像を選択し;
前記組画像設定部は、前記対象物から撮影位置までの距離、撮影倍率又は撮影方向に応じて前記特徴点追跡部により特徴点が相互に対応付けられた一連の撮影画像を複数の組画像にグループ化する;
画像処理装置。 - 前記組画像設定部は、前記特徴点追跡部により特徴点が相互に対応付けられた一連の撮影画像について、倍率、揺らぎ、傾きを補正した補正画像を用いてグループ化する;
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記ステレオ画像選択部は、前記対象物から撮影位置までの距離、撮影倍率又は撮影方向が大きく変化している撮影画像を不適切画像として特定し、前記不適切画像として特定された撮影画像を除いてステレオ画像を選択する;
請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記一連の撮影画像を撮影した位置を求める撮影位置計測部を備え;
前記ステレオ画像選択部は、前記撮影位置として前記撮影位置計測部で求められた撮影した位置を用いる;
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記ステレオ画像選択部は、前記ステレオ画像の基線長と三次元座標の測定精度との関係を表す対応表を有し、前記対応表から要求精度を満たす基線長となるようにステレオ画像を選択する;
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 位置、速度、加速度、角度又は角速度を計測可能なセンサ部を備え;
前記ステレオ画像選択部は、前記センサから出力された位置、速度、加速度、角度又は角速度の経時変化から前記対象物から撮影位置までの距離の変化、撮影装置の光軸方向の変化又は前記撮影装置の傾きの変化が検出された場合に、これらの変化が激しい時に撮影された撮影画像を不適切画像として特定し、前記不適切画像として特定された撮影画像を除いてステレオ画像を選択する;
請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 相対的に移動する対象物を、隣り合う4以上の画像が重複部分を共有するように時系列的に撮影した一連の撮影画像を取得する撮影画像取得工程と;
前記時系列的に撮影されたいずれかの撮影画像から特徴点を抽出する特徴抽出工程と;
前記一連の撮影画像について前記特徴点を追跡し、特徴点を相互に対応付ける特徴点追跡工程と;
前記特徴点追跡工程により特徴点が相互に対応付けられた一連の撮影画像からステレオ画像として選択可能な画像を組画像としてグループ化する組画像設定工程と;
前記組画像設定工程で1グループに属するとして設定された組画像の中からステレオ画像を選択するステレオ画像選択工程と;
前記ステレオ画像選択工程で選択されたステレオ画像の前記対応特徴点を用いて、標定を行なう標定工程と;
前記標定工程の標定結果を用いて三次元計測を行なう三次元計測工程とを備え;
前記組画像設定工程は、前記対象物から撮影位置までの距離、撮影倍率又は撮影方向に応じて前記特徴点追跡工程により特徴点が相互に対応付けられた一連の撮影画像を複数の組画像にグループ化する;
画像処理方法。 - 前記組画像設定工程は、前記特徴点追跡工程により特徴点が相互に対応付けられた一連の撮影画像について、倍率、揺らぎ、傾きを補正した補正画像を用いてグループ化する;
請求項7に記載の画像処理方法。 - 前記ステレオ画像選択工程は、前記一連の撮影画像からステレオ画像を選択する際に、前記対象物から撮影位置までの距離、撮影倍率又は撮影方向が大きく変化している撮影画像を不適切画像として特定し、不適切画像として特定された撮影画像を除いてステレオ画像を選択する;
請求項7又は請求項8に記載の画像処理方法。 - 請求項7乃至請求項9のいずれか1項に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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