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JP4878303B2 - 画像転送システム - Google Patents

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JP4878303B2 JP2007027822A JP2007027822A JP4878303B2 JP 4878303 B2 JP4878303 B2 JP 4878303B2 JP 2007027822 A JP2007027822 A JP 2007027822A JP 2007027822 A JP2007027822 A JP 2007027822A JP 4878303 B2 JP4878303 B2 JP 4878303B2
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Description

この発明は、パラレルシリアル変換とシリアルパラレル変換を行う画像転送システムに関する。
パラレルシリアル変換とシリアルパラレル変換を行う画像転送システムにおいては、従来、特許文献1(特開2003−318741号公報)で開示されて構成や、図12に示すような構成が知られている。画像取り込み部8201は画像を取り込み、取り込んだ画像をデジタルデータとして、図13の信号波形図に示すような各信号を出力する。
図13において、VSYNCは垂直方向の同期信号(垂直同期信号)を表しており、この垂直同期信号VSYNCの1周期が1フレームを表す。図13において、HSYNCは水平方向の同期信号(水平同期信号)を表しており、この水平同期信号HSYNCの1周期が画像の1ラインを表す。RGB信号は各々8ビット(計24ビット)の画素値を表しており、このRGB信号はクロック信号に同期している。
図13に示す各信号を受信したパラレルシリアル変換部8202は、クロック逓倍部8205により7逓倍したクロック信号を生成し、そのクロック信号をもとに上記RGB信号をパラレルシリアル変換して図14に示すような信号を出力する。ここで、図14に示す波形は、LVDS(低電圧差動伝送:Low Voltage Differential Signaling)信号と呼ばれる。このLVDS信号によるLVDS転送方式は一般的な転送方式である。
図14において、Rxは赤の成分のデジタル信号、Gxは緑の成分のデジタル信号、Bxは青の成分のデジタル信号を表している(x=0、1、2…)。また、図14において、VSは垂直方向の同期信号(垂直同期信号)、HSは水平方向の同期信号(水平同期信号)、ENは有効画像信号、「−」は、「don’t care」であることを表している。
図14に示すLVDS信号を受信したシリアルパラレル変換部8203は、クロック分周部8206で7分周したクロック信号を生成し、このクロック信号に同期して、画像取り込み部8201が出力する信号と全く同一の画像データ,垂直同期信号VSYNCおよび水平同期信号HSYNCを出力する。そして、画像表示部8204は、上記画像データ,垂直同期信号VSYNCおよび水平同期信号HSYNCをもとに画像を表示する。
ところで、上述の従来技術においては、以下の(1)〜(3)のようないくつかの課題が存在していた。
(1) 一般にLVDSを用いた転送方式では、画像の転送エラーを検出できないことである。最も単純な転送エラーの検出方法は、図14のLVDS信号中の「−」つまり「don’t care」の箇所を利用して、偶数または奇数パリティビットを転送することである。ただし、この方法でも、1画素中の転送において2ビットの整数倍の転送エラーを検出できないという課題を抱えている。また、データラインの転送エラーとは異なるクロックラインの転送エラーに関しては全く対応できない。
(2) パラレルシリアル変換部8202とシリアルパラレル変換部8203に流れる同期信号(図14における水平同期信号HSや垂直同期信号VS)が、外来ノイズなどの要因で電圧レベルが変動して、シリアルパラレル変換部8203が画像表示部8204に対して出力する同期信号が、画像取り込み部8201が出力する同期信号と異なってしまった場合に、画像表示部8204における表示画像が乱れてしまうにもかかわらず、転送エラーを検出できない。
(3) 図13における垂直同期信号VSYNCや水平同期信号HSYNCがL(Low)レベルのとき(すなわち垂直や水平のブランキング期間中)のクロック信号の変化に関する課題がある。つまり、一般に、垂直同期信号VSYNCや水平同期信号HSYNCを受信する画像表示部8204は、それら同期信号をクロックでサンプリングしている。このことからブランキング期間であるかないかの判別には、垂直同期信号VSYNCや水平同期信号HSYNCがLレベルの期間に1回(画像表示部8204のパイプラインの段数によっては数回)のクロック入力で十分であるはずである。しかし、従来の技術においては、パラレルシリアル変換部8202とシリアルパラレル変換部8203との間に流れるクロック信号や、シリアルパラレル変換部8203と画像表示部8204との間を流れるクロック信号は、ブランキング期間で合っても発振し続けてしまい、消費電力が大きいという課題を抱えている。
特開2003−318741号公報
そこで、この発明の第1の課題は、転送エラーを検出する確度を高めることができる画像転送システムを提供することにある。また、この発明の第2の課題は、同期信号の転送エラーを検出することができる画像転送システムを提供することにある。また、第3の課題は、ブランキング期間中は、パラレルシリアル変換部から出力されるクロック信号と、シリアルパラレル変換部から出力されるクロック信号を必要最小限にすることで、低消費電力化を図ることができる画像転送システムを提供することである。
上記課題を解決するため、この発明の画像転送システムは、画像取り込み部からのパラレル画像データとデータ同期信号をクロック信号に同期して取り込むと共に上記パラレル画像データをシリアルデータに変換して出力するパラレルシリアル変換部と、
上記パラレルシリアル変換部からのシリアルデータを取り込んでパラレルデータに変換して出力するシリアルパラレル変換部とを備え、
上記パラレルシリアル変換部は、
上記パラレル画像データを加算して第1の加算データを出力する第1の加算部と、
上記パラレル画像データおよび上記第1の加算部からの上記第1の加算データを所定の変換テーブルにしたがって符号化して符号化データを出力する符号化部と、
上記クロック信号を逓倍して出力するクロック逓倍部と、
上記クロック逓倍部から逓倍されたクロック信号が入力されると共に上記符号化部が出力する符号化データをシリアルデータとして出力する出力部とを有し、
上記シリアルパラレル変換部は、
上記パラレルシリアル変換部から入力された上記シリアルデータが上記所定の変換テーブルに対応した符号化データであるか否かを判断し、上記シリアルデータが上記所定の変換テーブルに対応した符号化データであると判断した場合には、上記シリアルデータを復号化して復号化データを出力する一方、上記シリアルデータが上記所定の変換テーブルに対応した符号化データではないと判断した場合には、復号化エラー信号を出力する復号化部と、
上記復号化部から入力される上記パラレル画像データに対応する復号化データを加算して第2の加算データを作成すると共に、この第2の加算データと上記復号化部から入力される上記第1の加算データに対応する復号化データとを比較して、上記第2の加算データと上記第1の加算データに対応する復号化データとが異なっている場合にサムチェックエラー信号を出力する第2の加算部とを備え、
上記符号化部は、入力された上記データ同期信号をなす垂直同期信号と水平同期信号の両方が立ち上がっているか否かを検出して検出信号を出力し、
上記パラレルシリアル変換部は、上記符号化部から上記検出信号が入力されると共に上記検出信号が上記データ同期信号をなす垂直同期信号と水平同期信号の両方が立ち上がっていることを表している場合は上記出力部にクロック信号を入力する一方、上記検出信号が上記データ同期信号をなす垂直同期信号と水平同期信号のうちの少なくとも一方が立ち下がっていることを表している場合は上記出力部へのクロック信号を停止させるクロック制御部を有することを特徴としている。
この発明の画像転送システムによれば、シリアルパラレル変換部の復号化部は、上記シリアルデータが上記所定の変換テーブルに対応した符号化データではないときに、復号化エラー信号を出力する。また、上記シリアルパラレル変換部の第2の加算部は、上記パラレルシリアル変換部の第1の加算部が画像データを加算して作成した第1の加算データと上記第2の加算部が上記画像データを加算した第2の加算データとが異なっている場合にサムチェックエラー信号を出力する。したがって、この発明の画像転送システムによれば、転送エラーを検出する確度を高めることができる。
また、一実施形態の画像転送システムでは、上記シリアルパラレル変換部は、上記復号化部から上記復号化データが入力されると共にこの復号化データによる画像データのサイズが所定の設定値と一致しているか否かを判断し、上記画像データのサイズが上記設定値と一致していると判断したときに、上記復号化部から入力される信号に基づいてデータ同期信号を生成して出力する一方、上記画像データのサイズが上記設定値と一致していないと判断したときに、同期信号エラー信号を出力する同期信号生成部を有する。
この実施形態の画像転送システムによれば、例えば、パラレルシリアル変換部とシリアルパラレル変換部とを結ぶクロックライン上に外来ノイズなどが乗り大量にクロックのエッジが多くなってしまった場合、あるいは少なくなってしまった場合に、同期信号生成部は、画像データのサイズが上記設定値と一致していないと判断して、同期信号エラー信号を出力する。よって、この実施形態によれば、転送エラーを検出する確度をさらに高めることができる。
また、一実施形態の画像転送システムでは、上記符号化部は、入力された上記データ同期信号が所定値であるか否かを検出して検出信号を出力し、上記パラレルシリアル変換部は、上記符号化部から上記検出信号が入力されると共に上記検出信号が上記データ同期信号が所定値であることを表している場合は上記出力部にクロック信号を入力する一方、上記検出信号が上記データ同期信号が所定値ではないことを表している場合は上記出力部へのクロック信号を停止させるクロック制御部を有する。
この実施形態の画像転送システムによれば、データ同期信号の転送エラーを検出することができる。また、ブランキング期間中は、パラレルシリアル変換部から出力されるクロック信号と、シリアルパラレル変換部から出力されるクロック信号を必要最小限にすることが可能になり、低消費電力化を図ることができる。
また、一実施形態の画像転送システムでは、上記同期信号生成部は、上記復号化部から入力される信号によって作成したデータ同期信号が所定の順序で作成されているか否かを判断し、上記所定の順序で作成されていないと判断したときに、同期信号エラー信号を出力する。
この実施形態の画像転送システムによれば、データ同期信号のエラーを検出することで転送エラーを検出する確度をさらに高めることができる。
この発明の画像転送システムによれば、シリアルパラレル変換部の復号化部は、シリアルデータが所定の変換テーブルに対応した符号化データではないときに、復号化エラー信号を出力する。また、上記シリアルパラレル変換部の第2の加算部は、パラレルシリアル変換部の第1の加算部が画像データを加算して作成した第1の加算データと第2の加算部が上記画像データを加算した第2の加算データとが異なっている場合にサムチェックエラー信号を出力する。したがって、この発明の画像転送システムによれば、転送エラーを検出する確度を高めることができる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、この発明の画像転送システムの第1実施形態のブロック図である。この第1実施形態は、画像取り込み部101とパラレルシリアル変換部102とシリアルパラレル変換部103と画像表示部104とを備える。
画像取り込み部101は、図示していないCCDイメージセンサなどで画像を取り込み、図13に示すようなタイミングで垂直同期信号VSYNC、水平同期信号HSYNC、RGB各色8ビットの計24ビットの画像データ(RGB信号)をクロック信号に同期して出力する。
図2は、パラレルシリアル変換部102の詳細なブロック図である。図2のブロック図における符号化部505,加算部504,クロック逓倍部506は図1の符号化部106,加算部107,クロック逓倍部105に対応している。
フリップフロップ502は垂直同期信号VSYNCをクロック信号に同期して取り込む。また、フリップフロップ501は水平同期信号HSYNCをクロック信号に同期して取り込む。また、フリップフロップ群503は24ビットのRGB信号を、クロック信号に同期して取り込む。また、符号化部505はこれらの両同期信号とRGB信号をもとに符号化を行う。
この符号化部505における符号化例を、図3の変換テーブルを参照して説明する。
図3に示す変換テーブルでは、V/HSYNCの欄に、垂直同期信号VSYNCと水平同期信号HSYNCの状態を示す。また、図3ではRGBの欄に、RGB信号の画像データ24ビットを4ビット単位で区切った時のビットの並びを示す。また、図3の符号化データの欄に、上記RGB信号の各ビットの並びに対応した符号化データの組み合わせの一例を示す。この図3の変換テーブルで表される符号化の一例は、4B5B符号化と呼ばれている。
ここで、符号化部505に対して、垂直同期信号VSYNC=1、水平同期信号HSYNC=1、RGB信号の画像データが各々2進数で、R=00000001、G=00100011、B=01000101のデータが入力されたとすると、図3の変換テーブルに従って、「11110,01001,10100,10101,01010,01011」という、30ビットの符号化された画像データが生成される。なお、この30ビットの符号化データの「」内のカンマ(,)は見易さを考慮して記載したが、情報を持たない。
一方、第1の加算部504は、1画素毎に、フリップフロップ群503から入力されるRGB信号をRGB各8ビットに分割し、RGB各8ビットの加算を行う。また、第1の加算部504は、1ラインもしくは1フレーム毎に、加算結果の下位20ビットを符号化部505に対して出力している。
例えば、垂直同期信号VSYNCおよび水平同期信号HSYNCが0になったとき(図3のV/HSYNC欄が「00」であるとき)には、符号化部505はRGB信号による画像データを出力する必要がない。このように、符号化部505は、RGB信号による画像データを出力する必要がないときには、図3のチェックサムに対応する5ビットの符号化データ「00111」と、加算部504から入力された20ビットのデータを4ビット毎に区切って図6に示す変換テーブルに従って変換した25ビットの符号化データとの計30ビットの符号化されたデータを生成する。
そして、フリップフロップ群507は、符号化部505から入力される上記30ビットの符号化されたデータをクロック信号に同期して取り込む。
また、クロック逓倍部506は、入力されたクロック信号をもとに30以上に逓倍されたクロック信号を生成する。
30個のフリップフロップ508〜537は、図示していないカウンタなどの情報から、29個のセレクタ538〜566がフリップフロップ群507に取り込まれた30ビットの符号化されたデータを取り込むこと、または、シフト動作をすることを選択して、順次シリアルデータを出力する。フリップフロップ508〜537には、図2に示すクロック逓倍部506からのクロック信号が入力されている。上記フリップフロップ群507,フリップフロップ508〜537,セレクタ538〜566が出力部を構成している。
次に、垂直同期信号VSYNCと水平同期信号HSYNCの状態が異なる場合の動作を説明する。一例として、垂直同期信号VSYNC=0,水平同期信号HSYNC=1の場合を挙げる。このとき図3より、RGBの画像データに依存せず、符号化データとして、「10001」の5ビットのみが定義されている。符号化部505は、この5ビットを5回コピーして、「10001,10001,10001,10001,10001,10001」という30ビットを生成する。また、他の例として、垂直同期信号VSYNC=1,水平同期信号HSYNC=0の場合には、符号化データとして「11000」の5ビットのみが定義されている。符号化部505は、この5ビットを5回コピーして、「11000,11000,11000,11000,11000,11000」という30ビットを生成する。以下のフリップフロップ群507,フリップフロップ508〜537,セレクタ538〜566による動作は、前述と全く同一であるため省略する。
次に、図4に、シリアルパラレル変換部103の詳細なブロック図を示す。図4のクロック分周部731、復号化部733、同期信号生成部734は図1のクロック分周部109、復号化部110、同期信号生成部111に対応している。
図4において、30個のフリップフロップ701〜730は、前述のパラレルシリアル変換部102から入力されるクロック信号に同期して、パラレルシリアル変換部102からのシリアルデータを順次取り込む。クロック分周部731は、パラレルシリアル変換部102から入力されるクロック信号を30分周する。フリップフロップ群732は、上記フリップフロップ701〜730により取り込まれたシリアルデータを、上記クロック分周部731により30分周されたクロック信号で取り込み、シリアルデータをパラレルデータに変換する。
図5は、復号化部733に入力された30ビットのデータを、5ビット毎に区切り、復号化を行う変換テーブルである。一例として、復号化部733に入力された30ビットのデータが、「11110,01001,10100,10101,01010,01011」であった場合、復号化部733は、図5の変換テーブルに従い、RGB24ビットの復号化データとして、「00000001,00100011,01000101」を生成する。同時に、復号化部733は、同期信号生成部734に対して、垂直同期信号VSYNCと水平同期信号HSYNCを生成するに足る必要十分な信号を送る。
また、復号化部733は、図5に示す変換テーブルに対応しない信号が入力された場合は、復号化エラー信号を生成して出力することを同時に行う。よって、パラレルシリアル変換部102とシリアルパラレル変換部103を結ぶ伝送路上のデータが、外来ノイズなどの要因により変化してしまっても、高い確度で転送エラーを検出することが可能となる。
さらに、復号化部733は、復号化されたRGBデータを加算部737に出力する。あるいは、復号化部733は、符号化されたデータ入力が「00111」である場合は、残りの25ビットのデータを復号化し、20ビットのデータを加算部737に出力する。
また、同期信号生成部734は、復号化部733から出力された信号をもとに垂直同期信号VSYNCと水平同期信号HSYNCを生成する。そして、フリップフロップ群735は、復号化部733の出力であるRGB24ビットの復号化データを、クロック分周部731により30分周されたクロックで取り込み、画像表示部104に対して出力する。また、フリップフロップ群736は、同期信号生成部734の出力である垂直同期信号VSYNCと水平同期信号HSYNCを、クロック分周部731により30分周されたクロックで取り込み、画像表示部104に対して出力する。
また、第2の加算部737は、復号化部733から入力される、RGBデータ24ビットの復号化データを、8ビット毎、すなわちR,G,B各色に分割し、それら8ビット毎のデータを加算して行く。また、復号化部733は、図5に示す入力データ「00111」を受信した場合は、30ビット中の残りの25ビットを、5ビット単位に4ビットに復号化して、20ビットに復号化して、第2の加算部737に送る。
そして、第2の加算部737は、自身で加算していた加算結果の下位側20ビットのデータと、上記復号化部733より送られてきた20ビットの復号化データとを比較し、両者に違いが生じていた場合はエラー信号を出力する。したがって、パラレルシリアル変換部102とシリアルパラレル変換部103を結ぶクロックが、外来ノイズなどの要因により変化してしまった場合は、データの復号化の失敗とチェックサムエラーの発生により、確実に転送エラーを検出できる。
このようにして、シリアルパラレル変換部103は、画像表示部104に対して図3の変換テーブルに示される信号、すなわち画像取り込み部101が出力する信号と全く等価である信号を出力することになる。よって、画像表示部104は、図13に示す信号を取り込んで画像を表示する。
尚、この実施形態では、画像データとして、RGB各々8ビットの信号を一例として挙げたが、RGBのビット数は上述のものに限らないし、画像データとしてはCMY、YUV、BAYERなど、他の画像のフォーマットを採用できる。また、画像表示部104を、プリンタヘッド部等の印刷部に置き換えることで、容易に複写機などの印刷機器などにこの発明を適用できる。
また、図示していないが、4B5Bの符号化されたデータは、「0または1が5ビット以上連続することがない」という特性を生かして、シリアルパラレル変換部103に、「0または1が5ビット以上連続して入力された場合はエラーとする」という機能を追加してよい。
(第2の実施の形態)
次に、前述の第1実施形態の変形例としての第2実施形態を説明する。この第2実施形態では、図4のシリアルパラレル変換部103の同期信号生成部734が、1フレームあたりのライン数と、1ラインあたりの画素数を任意に設定できる点だけが、前述の第1実施形態と異なる。
この第2実施形態の同期信号生成部734では、シリアルパラレル変換部103が受信すべき1フレーム当たりのライン数と1ライン当たりの画素数を予め設定値として有している。そして、この同期信号生成部734は、この設定値と、復号化部733からの信号によって生成した垂直同期信号VSYNCと水平同期信号HSYNCによる1フレーム当たりのライン数と1ライン当たりの画素数と上記設定値とが一致していた場合、生成した垂直同期信号VSYNCと水平同期信号HSYNCを出力する。一方、生成した垂直同期信号VSYNCと水平同期信号HSYNCによる1フレーム当たりのライン数と1ライン当たりの画素数と上記設定値とが異なっていた場合は、エラー信号を出力する。
このように、この第2実施形態によれば、シリアルパラレル変換部103が受信する1フレームあたりのライン数と、1ラインあたりの画素数を同期信号生成部734に予め設定しておく。これにより、パラレルシリアル変換部102とシリアルパラレル変換部103を結ぶクロックライン上に外来ノイズなどが乗り大量にクロックのエッジが多くなってしまった場合、あるいは少なくなってしまった場合で、かつ、図5に示す復号化テーブルにより全てのデータが復号化されてしまった場合で、かつ、チェックサムデータの一致が見られてしまった場合でも、エラーを検出することができる。
(第3の実施の形態)
次に、この発明の画像転送システムの第3実施形態を説明する。この第3実施形態は、上述の第1実施形態のパラレルシリアル変換部102に替えて、図6に示す構成のパラレルシリアル変換部1102を備えた点と、上述の第1実施形態のシリアルパラレル変換部103に替えて、図10に示す構成のシリアルパラレル変換部1103を備えた点とが第1実施形態と異なる。
(パラレルシリアル変換部)
図6は、この第3実施形態が備えるパラレルシリアル変換部1102のブロック図である。図6に示すパラレルシリアル変換部1102は、クロック逓倍部967に直列に接続されたクロック制御部906を有する点が、図2に示すパラレルシリアル変換部102と異なる。一方、図6に示すパラレルシリアル変換部1102は、図2のパラレルシリアル変換部102のフリップフロップ501,502,フリップフロップ群503,507,フリップフロップ508〜537,セレクタ538〜566と同様のフリップフロップ901,902,フリップフロップ群903,907,フリップフロップ908〜937,セレクタ938〜966を有する。
また、図7は、上記パラレルシリアル変換部1102が有する符号化部905における変換テーブルである。また、図8,図9A〜図9Dは、パラレルシリアル変換部1102に入力される垂直同期信号VSYNC,水平同期信号HSYNC、およびシリアルパラレル変換部1102から出力されるクロック,データに関するタイミングチャートである。
図6に示すパラレルシリアル変換部1102では、符号化部905は、フリップフロップ902が出力する垂直同期信号VSYNCとフリップフロップ901が出力する水平同期信号HSYNCが入力される。そして、この符号化部905は、フリップフロップ群903が出力するRGBデータが入力され、図7に示す変換テーブルに従って、上記RGBデータの符号化を行う。
図7の変換テーブルのV/HSYNC欄において、「VSYNC=1、HSYNC=1」とは、垂直同期信号VSYNC=1かつ水平同期信号HSYNC=1であるときを示している。また、上記V/HSYNC欄において、「VSYNCの立ち上がり」とは、水平同期信号HSYNCの状態によらず垂直同期信号VSYNCが立ち上がった時を示している。また、上記V/HSYNC欄において、「VSYNC=1時、HSYNCの立ち上がり」とは、垂直同期信号VSYNCが1の状態のときに、水平同期信号HSYNCが立ち上がった時を示している。
また、図7の変換テーブルのV/HSYNC欄において、「VSYNC=1時、HSYNCの立ち下がり」とは、垂直同期信号VSYNCが1の状態のときに、水平同期信号HSYNCが立ち下がった時を示している。また、図7の変換テーブルのV/HSYNC欄において、「VSYNCの立ち下がり」とは、水平同期信号HSYNCの状態によらず、垂直同期信号VSYNCが立ち下がった時を示している。図6の符号化部905は、これら図7に示す垂直同期信号VSYNCと水平同期信号HSYNCの各組み合わせについて、検出しているか、検出していないかを表す検出信号をクロック制御部906に対して出力する。
クロック制御部906は、この検出信号をもとに、クロックの発振と停止を制御する。すなわち、図7における垂直同期信号VSYNCと水平同期信号HSYNCの各組み合わせのうちの「VSYNC=1、HSYNC=1」が検出されていれば、クロック制御部906はクロックを発振させる。一方、垂直同期信号VSYNCおよび水平同期信号HSYNCの少なくとも何れか1つが0の状態では、クロック制御部906はクロックを停止させる。
符号化部905は、図8のタイミング(1)において、垂直同期信号VSYNCの立ち上がりを検出すると、図7における符号化データ「11000」を5回コピーして、「11000,11000,11000,11000,11000,11000」という30ビットのデータを生成する。また、クロック制御部906は、30クロックのみクロックを生成する。これにより、パラレルシリアル変換部1102から出力されるクロックとデータのタイミングチャートは、図9Aに示すようになる。なお、図9Aでは前半部分のみ記載している。
また、図8のタイミング(2)において、垂直同期信号VSYNC=1時、水平同期信号HSYNCの立ち上がりが発生した場合は、符号化部905は、図7における符号化データ「10001」を5回コピーして、「10001,10001,10001,10001,10001,10001」という30ビットのデータを生成する。また、クロック制御部906は、30クロックのみクロックを生成する。これにより、パラレルシリアル変換部1102から出力されるクロックとデータのタイミングチャートは、図9Bに示すようになる。なお、図9Bでは前半部分のみ記載している。
また、図8のタイミング(3)において、垂直同期信号VSYNC=1時、水平同期信号HSYNCの立ち下がりが発生した場合は、符号化部905は、図7における符号化データ「01101」を5回コピーして、「01101,0111,01101,01101,01101,01101」という30ビットのデータを生成する。また、クロック制御部906は、30クロックのみクロックを生成する。これにより、パラレルシリアル変換部1102から出力されるクロックとデータのタイミングチャートは、図9Cに示すようになる。なお、図9Cでは前半部分のみ記載している。
また、図8のタイミング(4)において、垂直同期信号VSYNCの立ち下がりが発生した場合は、符号化部905は、図7における符号化データ「00111」を5回コピーして、「00111,0111,00111,00111,00111,00111」という30ビットのデータを生成する。また、クロック制御部906は、30クロックのみクロックを生成する。これにより、パラレルシリアル変換部1102から出力されるクロックとデータのタイミングチャートは、図9Dに示すようになる。なお、図9Dでは前半部分のみ記載している。
ここで、特に注意すべきは、図8中、垂直同期信号VSYNCまたは水平同期信号HSYNCの少なくともいずれか一方が「0」の期間中、クロックが停止していると共に、データの変化が止まっていることである。
(シリアルパラレル変換部)
また、図10は、この第3実施形態が備えるシリアルパラレル変換部1103の詳細ブロック図である。図10に示すシリアルパラレル変換部1103は、復号化部1233に接続されたクロック生成部1238を備えた点が、図4に示すシリアルパラレル変換部103と異なる。一方、図10のシリアルパラレル変換部1103は、図4に示すシリアルパラレル変換部103のフリップフロップ701〜730,フリップフロップ群732,735,736と同様のフリップフロップ1201〜1230,フリップフロップ群1232,1235,1236を有する。また、図10のシリアルパラレル変換部1103は、図4に示すシリアルパラレル変換部103の同期信号生成部734と同様の同期信号生成部1234を有する。
また、図11は、シリアルパラレル変換部1103に入力されるデータ/クロックと、シリアルパラレル変換部1103から出力される垂直同期信号VSYNC,水平同期信号HSYNCおよびデータ/クロックに関するタイミングチャートである。
図10に示すシリアルパラレル変換部1103は、パラレルシリアル変換部1102から図11に示すデータ/クロック(入力)が入力される。データ/クロックとは、データとクロック信号である。
シリアルパラレル変換部1103が有する復号化部1233は、図7に示す変換テーブルの逆変換を行って、入力されたデータの復号化すると共に、同期信号生成部1234に対して、垂直同期信号VSYNCと水平同期信号HSYNCを生成するに足る必要十分な信号を出力する。こうして、復号化部1233から入力された信号によって、同期信号生成部1234は垂直同期信号VSYNCと水平同期信号HSYNCを生成する。
さらに、復号化部1233は、図7のV/HSYNCの欄に示す「VSYNC=1,HSYNC=1」に対応する符号化データを検出した場合は、1クロックのクロックを生成するに足る必要十分な信号を、クロック生成部1238に対して出力する。また、復号化部1233は、図7のV/HSYNCの欄に示す「VSYNCの立ち上がり」または「VSYNC=1時、HSYNCの立ち下がり」に対応する符号化データを検出した場合は、1クロック以上のクロックを生成するに足る必要十分な信号を、クロック生成部1238に対して出力する。また、復号化部1233は、図7のV/HSYNCの欄に示す「VSYNC=1時、HSYNCの立ち上がり」または「VSYNCの立ち下がり」に対応する符号化データを検出した場合は、0クロックのクロックを生成するに足る必要十分な信号をクロック生成部1238に対して出力する。
こうして、復号化部1233から入力された信号によって、クロック生成部1238はクロックを生成する。ただし、クロック生成部1238は、フリップフロップ群1235、1236に対しては絶えずクロックを出力している。
以下により具体的に説明を追加する。
図8におけるデータ/クロック(出力)はパラレルシリアル変換部1102の出力を表しており、図11におけるデータ/クロック(入力)はシリアルパラレル変換部1103の入力を表している。よって、図8におけるデータ/クロック(出力)と図11におけるデータ/クロック(入力)とは同一の信号を表している。
図11のタイミング(1)の信号、すなわち図7の「VSYNCの立ち上がり」に対応する符号化データが復号化部1233により検出されると、同期信号生成部1234は、垂直同期信号VSYNCとして「1」を生成すると共に水平同期信号HSYNCとして「0」を生成する。また、クロック生成部1238はシリアルパラレル変換部1103の出力として1クロック以上のクロックを生成する。
また、図11のタイミング(2)の信号、すなわち図7の「VSYNC=1時、HSYNCの立ち上がり」に対応する符号化データが復号化部1233により検出されると、同期信号生成部1234は垂直同期信号VSYNCとして「1」を生成すると共に水平同期信号HSYNCとして「1」を生成する。また、クロック生成部1238は、フリップフロップ群1235およびフリップフロップ1236に対しては、垂直同期信号VSYNCや水平同期信号HSYNCを取り込むためのクロックは出力するものの、シリアルパラレル変換部103の出力としてのクロック生成は行わない。
また、図11のタイミング(2)とタイミング(3)の間の期間は、垂直同期信号VSYNC=1,水平同期信号HSYNC=1の時の画像データに相当する。そして、復号化部1233によって復号化された画像データと、同期信号生成部1234により生成された垂直同期信号VSYNC=1、および、水平同期信号HSYNC=1が、クロック生成部1238により生成されたクロック信号と共に出力される。
また、図11のタイミング(3)の信号、すなわち図7の「VSYNC=1時、HSYNCの立ち下がり」に対応する符号化データが復号化部1233により検出されると、同期信号生成部1234は垂直同期信号VSYNCとして「1」を生成し、水平同期信号HSYNCとして「0」を生成する。また、クロック生成部1238は、シリアルパラレル変換部1103の出力として1クロック以上のクロック信号を生成する。
また、図11のタイミング(4)の信号、すなわち図7の「VSYNCの立ち下がり」に対応する符号化データが復号化部1233により検出されると、同期信号生成部1234は、垂直同期信号VSYNCとして「0」を生成し、水平同期信号HSYNCとして「0」を生成し、クロック生成部1238はシリアルパラレル変換部1103の出力として1クロック以上のクロックを生成する。
このようにして、シリアルパラレル変換部1103では、出力として、図11における垂直同期信号VSYNC、水平同期信号HSYNC、データ/クロック(出力)(つまり画像データとクロック信号)が生成される。ここで、注目すべきは、垂直同期信号VSYNCまたは水平同期信号HSYNCの少なくとも何れか一方が0であるときに、データ/クロック(出力)が停止している期間が存在していることである。
したがって、この第3実施形態によれば、パラレルシリアル変換部1102が出力するクロック信号およびデータと、シリアルパラレル変換部1103が出力するクロック信号を必要最小限にすることで、省消費電力化を図りつつ、画像表示を行うことが可能となる。
なお、画像表示部104は、RGBの画像データ受信時はもちろん、垂直同期信号VSYNCと水平同期信号HSYNCの状態に関して少なくとも1クロック以上の入力を得ることができるので、画像の同期を取ることが可能となる。
また、この第3実施形態が備える図6のパラレルシリアル変換部1102が有する加算部904は、第1実施形態が備える図2のパラレルシリアル変換部102が有する加算部504と全く同一の動作をする。
この第3実施形態が備えるパラレルシリアル変換部1102が有する符号化部905は、垂直同期信号VSYNCの立ち下がりを検出すると、図8のタイミング(4)すなわち垂直同期信号VSYNCの立ち下がりに対応した符号化データを作成した後、加算部904により生成された加算データを符号化する。パラレルシリアル変換部1102は、図8のタイミング(4)に続いて、加算結果を符号化部905に出力する。
一方、図10のシリアルパラレル変換部1103における加算部1237は、図4に示す第1実施形態のシリアルパラレル変換部103が有する加算部737と同じの働きをする。すなわち、シリアルパラレル変換部1103の加算部1237は、第1実施形態と同様に、図11のタイミング(5)で受信した加算結果と、加算部1237自身が加算により求めた結果の比較を行い、違いが生じた場合はエラー出力を行う。
さらに、シリアルパラレル変換部1103の同期信号生成部1234は、図7の変換テーブルにおけるV/HSYNC欄に示す同期信号検出順序を常に監視しており、例えば「VSYNCの立ち上がり」を検出した後に、「VSYNC=1時、HSYNCの立ち下がり」を検出した場合のように、図8におけるタイミングと異なる順序を検出した場合は、エラー出力を行う。したがって、この実施形態によれば、消費電力の低減を図りつつ、極めて高い確度でエラーを検出することが可能となる。
なお、上記実施形態で説明した一例においては、1フレーム単位に加算結果の比較を行う場合について説明を行ったが、1ライン単位に加算結果の比較を行うことなど、特定の規則に則った比較を行うことができることは勿論である。
この発明の画像転送システムの第1実施形態を示すブロック図である。 上記第1実施形態が備えるパラレルシリアル変換部102のブロック図である。 符号化部505における符号化例を説明する変換テーブル(4B5B符号化テーブル)を示す図である。 上記第1実施形態が備えるシリアルパラレル変換部103のブロック図である。 復号化部733による復号化例を説明する変換テーブル(4B5B復号化テーブル)を示す図である。 この発明の画像転送システムの第3実施形態が備えるパラレルシリアル変換部1102を示すブロック図である。 上記パラレルシリアル変換部1102が有する符号化部905における変換テーブルを示す図である。 上記パラレルシリアル変換部1102の動作を説明するタイミングチャートである。 図8のタイミング(1)に対応するデータ/クロック信号波形を示す波形図である。 図8のタイミング(2)に対応するデータ/クロック信号波形を示す波形図である。 図8のタイミング(3)に対応するデータ/クロック信号波形を示す波形図である。 図8のタイミング(4)に対応するデータ/クロック信号波形を示す波形図である。 上記第3実施形態が備えるシリアルパラレル変換部1103を示すブロック図である。 上記シリアルパラレル変換部1103の動作を説明するタイミングチャートである。 従来の画像転送システムのブロック図である。 従来の画像転送システムの画像取り込み部が出力する信号波形を示すタイミングチャートである。 従来の画像転送システムにおけるシリアルデータタイミングチャートである。
符号の説明
101 画像取り込み部
102、1102 パラレルシリアル変換部
103、1103 シリアルパラレル変換部
104 画像表示部
105、506、967 クロック逓倍部
106、505、905 符号化部
107、504、737、904、1237 加算部
108、906 クロック制御部
109、731、1231 クロック分周部
110、733、1233 復号化部
111、734、1234 同期信号生成部
112、1238 クロック生成部

Claims (2)

  1. 画像取り込み部からのパラレル画像データとデータ同期信号をクロック信号に同期して取り込むと共に上記パラレル画像データをシリアルデータに変換して出力するパラレルシリアル変換部と、
    上記パラレルシリアル変換部からのシリアルデータを取り込んでパラレルデータに変換して出力するシリアルパラレル変換部とを備え、
    上記パラレルシリアル変換部は、
    上記パラレル画像データを加算して第1の加算データを出力する第1の加算部と、
    上記パラレル画像データおよび上記第1の加算部からの上記第1の加算データを所定の変換テーブルにしたがって符号化して符号化データを出力する符号化部と、
    上記クロック信号を逓倍して出力するクロック逓倍部と、
    上記クロック逓倍部から逓倍されたクロック信号が入力されると共に上記符号化部が出力する符号化データをシリアルデータとして出力する出力部とを有し、
    上記シリアルパラレル変換部は、
    上記パラレルシリアル変換部から入力された上記シリアルデータが上記所定の変換テーブルに対応した符号化データであるか否かを判断し、上記シリアルデータが上記所定の変換テーブルに対応した符号化データであると判断した場合には、上記シリアルデータを復号化して復号化データを出力する一方、上記シリアルデータが上記所定の変換テーブルに対応した符号化データではないと判断した場合には、復号化エラー信号を出力する復号化部と、
    上記復号化部から入力される上記パラレル画像データに対応する復号化データを加算して第2の加算データを作成すると共に、この第2の加算データと上記復号化部から入力される上記第1の加算データに対応する復号化データとを比較して、上記第2の加算データと上記第1の加算データに対応する復号化データとが異なっている場合にサムチェックエラー信号を出力する第2の加算部とを備え、
    上記符号化部は、入力された上記データ同期信号をなす垂直同期信号と水平同期信号の両方が立ち上がっているか否かを検出して検出信号を出力し、
    上記パラレルシリアル変換部は、上記符号化部から上記検出信号が入力されると共に上記検出信号が上記データ同期信号をなす垂直同期信号と水平同期信号の両方が立ち上がっていることを表している場合は上記出力部にクロック信号を入力する一方、上記検出信号が上記データ同期信号をなす垂直同期信号と水平同期信号のうちの少なくとも一方が立ち下がっていることを表している場合は上記出力部へのクロック信号を停止させるクロック制御部を有することを特徴とする画像転送システム。
  2. 請求項に記載の画像転送システムにおいて、
    上記シリアルパラレル変換部は、
    上記復号化部から上記復号化データが入力されると共にこの復号化データによる画像データのサイズが所定の設定値と一致しているか否かを判断し、上記画像データのサイズが上記設定値と一致していると判断したときに、上記復号化部から入力される信号に基づいてデータ同期信号を生成して出力する一方、上記画像データのサイズが上記設定値と一致していないと判断したときに、同期信号エラー信号を出力する同期信号生成部を有し、
    さらに、上記同期信号生成部は、
    上記復号化部から入力される信号によって作成したデータ同期信号の垂直同期信号と水平同期信号が、上記パラレルシリアル変換部の符号化部に入力される垂直同期信号と水平同期信号の順序と同じ順序で作成されているか否かを判断し、上記同じ順序で作成されていないと判断したときに、同期信号エラー信号を出力することを特徴とする画像転送システム。
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