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JP4863871B2 - アナログ電子時計及びモータ制御回路 - Google Patents

アナログ電子時計及びモータ制御回路 Download PDF

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JP4863871B2 JP2006514106A JP2006514106A JP4863871B2 JP 4863871 B2 JP4863871 B2 JP 4863871B2 JP 2006514106 A JP2006514106 A JP 2006514106A JP 2006514106 A JP2006514106 A JP 2006514106A JP 4863871 B2 JP4863871 B2 JP 4863871B2
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Description

本発明は、アナログ電子時計及びアナログ電子時計等に好適なモータ制御回路に関する。
従来から、時針や分針等の時刻を表示するための時刻針をモータで回転駆動するようにしたアナログ電子時計が利用されている。前記アナログ電子時計は、時刻針を回転駆動するモータと、前記モータの回転を制御するモータ制御回路とを有し、時間の基準となる時間信号に基づいて前記モータ制御回路によって前記モータを回転駆動することにより、前記時刻針で時刻表示を行うように構成されている。
特許文献1に記載された電子時計においては、時刻針を回転させるためのモータを回転駆動するために、複数の主駆動パルスを選択的に使用して前記モータを回転駆動すると共に、モータを回転させることができなかったことを回転検出回路が検出した場合には前記各主駆動パルスよりもパルス幅の長い補正駆動パルスを用いて前記モータを回転駆動することにより、モータ負荷に応じた最小エネルギで回転駆動できるように構成されている。
例えば、電子時計用カレンダ等の負荷では、最小パルス幅(最小エネルギ)の主駆動パルスでは駆動できないため、一旦補正駆動パルスで回転駆動した後、最小エネルギ駆動パルスよりもエネルギの大きい(パルス幅の大きい)主駆動パルスに変更(パルスアップ)して回転駆動するようにしている。
大きな負荷が継続している場合には、負荷に比例したパルス幅の大きい主駆動パルスによる回転駆動を継続する。大きな負荷が無くなって負荷が小さくなると、その駆動パルスで一定期間安定に駆動していることを検出した場合、エネルギの小さい(パルス幅の小さい)主駆動パルスに変更(パルスダウン)して前記モータを回転駆動することにより、低消費電力化を実現している。
しかしながら、負荷が小さくなってパルスダウンする際、その時点での主駆動パルスで所定回数だけ安定に駆動されている場合に、パルスダウンするように構成している。そのために、その時点での主駆動パルスによる正常な回転駆動動作が所定回数連続して行われたことを、カウンタ回路によって計数し、前記カウンタ回路が前記所定回数計数した場合に、パルスダウンを行い、負荷の大きさに応じたパルス幅の主駆動パルスに変更するようにしている。
したがって、カウンタ回路が必要となり、モータ制御回路を構成する電子回路のみを、あるいは、モータ制御回路を含めた電子時計を構成する電子回路を集積回路(IC)化した場合、ICチップサイズを小さくできないという問題がある。
また、パルスダウンする際に変更するパルス幅や変更するタイミング等は各製品毎に異なるため、各製品毎に対応できるようにするためには回路構成が煩雑になる等の問題がある。
また、パルスダウンを行う場合には、必要以上のパルス幅の主駆動パルスで所定回数回転駆動することになるため、電力浪費が大きくなるという問題がある。このため、電池を電源とする電子時計等においては、電池寿命が短くなり、電池交換の回数が増えて電池交換作業が煩雑になるという問題がある。
特公昭61−15385号公報(第4頁右欄第5行目〜第5頁右欄第27行目、第11図〜第22図)
本発明は、カウンタ回路を使用せずに簡単な構成で、モータ負荷に応じたパルス幅の主駆動パルスでモータを回転駆動可能なモータ制御回路を提供することを課題としている。また、本発明は、低消費電力化が可能なモータ制御回路を提供することを課題としている。
また、本発明は、カウンタ回路を使用せずに簡単な構成で、モータ負荷に応じたパルス幅の主駆動パルスでモータを回転駆動可能なアナログ電子時計を提供することを課題としている。また、本発明は、低消費電力化が可能なアナログ電子時計を提供することを課題としている。
本発明によれば、モータの回転に応じた回転検出信号を検出し、前記回転検出信号に基づいて前記モータが回転したか否かを検出する回転検出手段と、エネルギが相互に異なる複数の主駆動パルスの中から前記モータの負荷の大きさに応じた主駆動パルスを選択して前記モータを回転駆動すると共に、前記回転検出信号に基づいて前記回転検出手段が前記主駆動パルスによる回転駆動では前記モータが回転しなかったことを検出した場合に、前記各主駆動パルスよりもエネルギが大きい補正駆動パルスで前記モータを強制的に回転駆動する制御手段とを有するモータ駆動回路において、前記制御手段は、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が前記回転検出手段によって検出されるまでの時間と所定の基準時間との大小関係に基づいて前記複数の主駆動パルスのうちのいずれかを選択し、該選択した主駆動パルスで前記モータを回転駆動することを特徴とするモータ制御回路が提供される。
制御手段は、モータが回転したことを示す回転検出信号が回転検出手段によって検出されるまでの時間と所定の基準時間との大小関係に基づいて複数の主駆動パルスのうちのいずれかを選択し、該選択した主駆動パルスで前記モータを回転駆動する。
ここで、前記制御手段は、主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が前記基準時間経過後に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記主駆動パルスを変更せずに前記モータを回転駆動するように構成してもよい。
また、前記制御手段は、主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が前記基準時間経過前に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記回転駆動した主駆動パルスよりもエネルギの小さい主駆動パルスを選択して前記モータを回転駆動するように構成してもよい。
また、本発明によれば、モータの回転に応じた回転検出信号を検出し、前記回転検出信号に基づいて前記モータが回転したか否かを検出する回転検出手段と、エネルギが相互に異なる複数の主駆動パルスの中から前記モータの負荷の大きさに応じた主駆動パルスを選択して前記モータを回転駆動すると共に、前記回転検出信号に基づいて前記回転検出手段が前記主駆動パルスによる回転駆動では前記モータが回転しなかったことを検出した場合に、前記各主駆動パルスよりもエネルギが大きい補正駆動パルスで前記モータを強制的に回転駆動する制御手段とを有するモータ駆動回路において、
前記制御手段は、第1パルス幅の第1主駆動パルスで前記モータを駆動した際、前記回転検出手段によって前記モータが回転したことを示す回転検出信号が検出された場合には前記第1主駆動パルスによる前記モータの回転駆動を継続すると共に、前記回転検出手段によって前記モータが回転したことを示す回転検出信号が検出されなかった場合には前記補正駆動パルスで前記モータを回転駆動した後に、前記第1主駆動パルスよりもパルス幅の長い第2主駆動パルスで前記モータを回転駆動し、
前記第2主駆動パルスで前記モータを駆動した際、前記回転検出手段によって前記モータが回転したことを示す回転検出信号が検出され且つ前記モータが回転したことを示す回転検出信号が所定の基準時間経過後に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記第2主駆動パルスによる前記モータの回転駆動を継続し、
前記第2主駆動パルスで前記モータを駆動した際、前記回転検出手段によって前記モータが回転したことを示す回転検出信号が検出され且つ前記モータが回転したことを示す回転検出信号が所定の基準時間経過前に前記回転検出手段によって検出された場合には、前
記第1主駆動パルスによる前記モータの回転駆動に変更し、
前記第2主駆動パルスで前記モータを駆動した際、前記回転検出手段によって前記モータが回転したことを示す回転検出信号が検出されなかった場合には、前記補正駆動パルスで前記モータを回転駆動した後に、前記第1主駆動パルスでモータを回転駆動することを特徴とするモータ制御回路が提供される。
制御手段は、第1パルス幅の第1主駆動パルスで前記モータを駆動した際、前記回転検出手段によって前記モータが回転したことを示す回転検出信号が検出された場合には前記第1主駆動パルスによる前記モータの回転駆動を継続すると共に、前記回転検出手段によって前記モータが回転したことを示す回転検出信号が検出されなかった場合には前記補正駆動パルスで前記モータを回転駆動した後に、前記第1主駆動パルスよりもパルス幅の長い第2主駆動パルスで前記モータを回転駆動し、
前記第2主駆動パルスで前記モータを駆動した際、前記回転検出手段によって前記モータが回転したことを示す回転検出信号が検出され且つ前記モータが回転したことを示す回転検出信号が所定の基準時間経過後に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記第2主駆動パルスによる前記モータの回転駆動を継続し、
前記第2主駆動パルスで前記モータを駆動した際、前記回転検出手段によって前記モータが回転したことを示す回転検出信号が検出され且つ前記モータが回転したことを示す回転検出信号が所定の基準時間経過前に前記回転検出手段によって検出された場合には、前
記第1主駆動パルスによる前記モータの回転駆動に変更し、
前記第2主駆動パルスで前記モータを駆動した際、前記回転検出手段によって前記モータが回転したことを示す回転検出信号が検出されなかった場合には、前記補正駆動パルスで前記モータを回転駆動した後に、前記第1主駆動パルスでモータを回転駆動する。
また、前記制御手段は、エネルギの小さい主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が第1基準時間経過前に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記主駆動パルスを変更せずに前記モータを回転駆動するように構成してもよい。
また、前記制御手段は、エネルギの小さい主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が第1基準時間経過後に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記主駆動パルスよりもエネルギの大きい主駆動パルスによって前記モータを回転駆動するように駆動パルスを変更するように構成してもよい。
また、前記制御手段は、エネルギの大きい主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が第2基準時間経過前に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記主駆動パルスよりもエネルギの小さい主駆動パルスによって前記モータを回転駆動するように駆動パルスを変更するように構成してもよい。
また、前記制御手段は、エネルギの大きい主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が前記第2基準時間経過後に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記主駆動パルスを変更せずに前記モータを回転駆動するように構成してもよい。
また、前記制御手段は、前記主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号を前記回転検出手段が検出できなかった場合、前記補正駆動パルスで前記モータを回転駆動するように構成してもよい。
また、本発明によれば、モータの回転に応じた回転検出信号を検出し、前記回転検出信号に基づいて前記モータが回転したか否かを検出する回転検出手段と、エネルギが相互に異なる複数の主駆動パルスの中から前記モータの負荷の大きさに応じた主駆動パルスを選択して前記モータを回転駆動すると共に、前記回転検出信号に基づいて前記回転検出手段が前記主駆動パルスによる回転駆動では前記モータが回転しなかったことを検出した場合に、前記各主駆動パルスよりもエネルギが大きい補正駆動パルスで前記モータを強制的に回転駆動する制御手段とを有するモータ駆動回路において、
前記制御手段は、第1パルス幅の第1主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が第1基準時間経過前に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記主駆動パルスを変更せずに前記モータを回転駆動し、
前記第1主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が前記第1基準時間経過後に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記第1主駆動パルスよりもエネルギの大きい第2主駆動パルスによって前記モータを回転駆動するように駆動パルスを変更し、
前記第2主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が第2基準時間経過前に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記第1主駆動パルスによって前記モータを回転駆動するように駆動パルスを変更し、
前記第2主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が前記第2基準時間経過後に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記主駆動パルスを変更せずに前記モータを回転駆動し、
前記第1又は第2主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号を前記回転検出手段が検出できなかった場合、前記補正駆動パルスによって前記モータを回転駆動することを特徴とするモータ制御回路が提供される。
制御手段は、第1パルス幅の第1主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が第1基準時間経過前に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記主駆動パルスを変更せずに前記モータを回転駆動し、
前記第1主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が前記第1基準時間経過後に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記第1主駆動パルスよりもエネルギの大きい第2主駆動パルスによって前記モータを回転駆動するように駆動パルスを変更し、
前記第2主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が第2基準時間経過前に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記第1主駆動パルスによって前記モータを回転駆動するように駆動パルスを変更し、
前記第2主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が前記第2基準時間経過後に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記主駆動パルスを変更せずに前記モータを回転駆動し、
前記第1又は第2主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号を前記回転検出手段が検出できなかった場合、前記補正駆動パルスによって前記モータを回転駆動する。
前記第1、第2基準時間は同一の時間であるように構成してもよい。
また、本発明によれば、時刻針を回転駆動するためのモータと、時間の基準となる時間信号に基づいて計時動作を行い、前記モータの回転を制御するモータ制御回路とを有し、前記モータ制御回路によって前記モータを回転駆動することにより、前記時刻針で時刻表示を行うようにしたアナログ電子時計において、前記モータ制御回路として、前記いずれか一に記載のモータ制御回路を用いて成ることを特徴とするアナログ電子時計が提供される。
本発明のモータ制御回路によれば、カウンタ回路を使用せずに簡単な構成で、負荷に応じたエネルギの主駆動パルスでモータを回転駆動することが可能になる。また、低消費電力化が可能になる。
また、主駆動パルス間の切換時に補正駆動パルスでの駆動を行わないようにすることにより、更に低消費電力化が可能になる。
また、本発明のアナログ電子時計によれば、カウンタ回路を使用せずに簡単な構成で、負荷に応じたエネルギの主駆動パルスでモータを回転駆動することが可能になる。また、低消費電力化が可能になる。
本発明の実施の形態に係るアナログ電子時計のブロック図である。 本発明の実施の形態に係るアナログ電子時計に使用するステップモータの構成図である。 本発明の実施の形態に係るアナログ電子時計の動作示すタイミング図である。 本発明の実施の形態に係るアナログ電子時計の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るアナログ電子時計の動作示すタイミング図である。 本発明の他の実施の形態に係るアナログ電子時計の動作示すタイミング図である。 本発明の他の実施の形態に係るアナログ電子時計の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態に係るアナログ電子時計の動作示すタイミング図である。
符号の説明
101・・・信号発生手段を構成する発振回路
102・・・信号発生手段を構成する分周回路
103・・・回転検出手段及び制御手段を構成する制御回路
104・・・制御手段を構成する駆動パルス選択回路
105・・・モータ
106・・・時刻表示手段を構成するアナログ表示部
107・・・時針
108・・・分針
109・・・秒針
110・・・回転検出手段及び制御手段を構成する回転検出回路
111・・・回転検出手及び制御手段を構成する検出時間判別回路
図1は、本発明の実施の形態に係るアナログ電子時計のブロック図で、アナログ電子腕時計の例を示している。
図1において、電子時計は、所定周波数の信号発生する発振回路101、発振回路101で発生した信号を分周して計時の基準となる時計信号を発生する分周回路102、電子時計を構成する各電子回路要素の制御や駆動パルスの変更制御等の制御を行う制御回路103、制御回路103からの制御信号に基づいてモータ回転駆動用の駆動パルスを選択し出力する駆動パルス選択回路104、駆動パルス選択回路104からの駆動パルスによって回転駆動されるモータ105、モータ105によって回転駆動され時刻を表示するための時刻針(図1の例では時針107、分針108、秒針109の3種類)を有するアナログ表示部106、モータ105から回転状況を表す回転検出信号を検出する回転検出回路110、所定時刻(例えばモータ105に対する駆動パルス供給開始時、あるいは駆動パルス供給終了時)からモータ105が回転したことを示す回転検出信号を回転検出回路110が検出するまでの時間と所定の基準時間との大小関係を判別する検出時間判別回路111を有している。
回転検出回路110は、前記特許文献1に記載された回転検出回路と同様の構成のものであり、モータ105が回転した場合には所定の基準信号電圧Vcompを越えるレベルの回転検出信号を検出し、モータ105が回転しなかった場合には前記基準信号電圧Vcompを越えるレベルの回転検出信号は検出できないように構成されている。
尚、制御回路103、駆動パルス選択回路104、回転検出回路110、検出時間判別回路111はモータ制御回路を構成している。また、制御回路103、回転検出回路110及び検出時間判別回路111は回転検出手段を構成し、制御回路103、駆動パルス選択回路104、回転検出回路110及び検出時間判別回路111は制御手段を構成している。
図2は、本発明の実施の形態に使用するモータ105の構成図で、アナログ電子時計で一般に用いられている時計用ステップモータの例を示している。
図2において、モータ105は、ロータ収容用貫通孔203を有するステータ201、ロータ収容用貫通孔203に回転可能に配設されたロータ202、ステータ201と一体化された磁心208、磁心208に巻回されたコイル209を備えている。モータ105を電子時計に用いる場合には、ステータ201及び磁心208はネジ(図示せず)によって地板(図示せず)に固着される。
ロータ202は、2極(S極及びN極)に着磁されている。磁性材料によって形成されたステータ201の外端部には、ロータ収容用貫通孔203を挟んで対向する位置に複数(本実施の形態では2個)の切り欠き部(外ノッチ)206、207が設けられている。各外ノッチ206、207とロータ収容用貫通孔203間には可飽和部210、211が設けられている。
可飽和部210、211は、ロータ202の磁束によっては磁気飽和せず、コイル20
9が励磁されたときに磁気飽和して磁気抵抗が大きくなるように構成されている。ロータ収容用貫通孔203は、輪郭が円形の貫通孔の対向部分に複数(本実施の形態では2つ)の半月状の切り欠き部(内ノッチ)204、205を一体形成した円孔形状に構成されている。
切り欠き部204、205は、ロータ202の停止位置を決めるための位置決め部を構成している。コイル209が励磁されていない状態では、ロータ202は、図2に示すように前記位置決め部に対応する位置、換言すれば、ロータ202の磁極軸Aが、切り欠き部204、205を結ぶ線分と直交するような位置に安定して停止している。
いま、駆動パルス選択回路104から矩形波の駆動パルスをコイル209に供給して、図2の矢印方向に電流iを流すと、ステータ201には破線矢印方向に磁束が発生する。これにより、可飽和部210、211が飽和して磁気抵抗が大きくなり、その後、ステータ201に生じた磁極とロータ202の磁極との相互作用によって、ロータ202は図2の矢印方向に180度回転し、安定的に停止する。
次に、駆動パルス選択回路104から、逆極性の矩形波の駆動パルスをコイル209に供給して、図2の反矢印方向に電流を流すと、ステータ201には反破線矢印方向に磁束が発生する。これにより、可飽和部210、211が先ず飽和し、その後、ステータ201に生じた磁極とロータ202の磁極との相互作用によって、ロータ202は前記と同一方向に180度回転し、安定的に停止する。
以後、このように、コイル209に対して極性の異なる信号(交番信号)を供給することによって、前記動作が繰り返し行われて、ロータ202を180度ずつ矢印方向に連続的に回転させることができるように構成されている。尚、本実施の形態では、駆動パルスとして、後述するように、複数の主駆動パルスP11、P12及び補正駆動パルスP2を用いている。
図3は、本実施の形態において使用する複数(本実施の形態では2種類)の主駆動パルス(第1パルス幅の第1主駆動パルスP11、第2パルス幅の第2主駆動パルスP12)及びモータ105が回転したか否かを表す回転検出信号を示すタイミング図である。
図3において、主駆動パルスP11、P12は、相互に駆動エネルギ(本実施の形態ではパルス幅)が相違する矩形波のパルス信号であり、主駆動パルスP11は主駆動パルス12よりもエネルギが小さい、換言すればパルス幅が短いパルス信号となっている。後述するように、第3パルス幅の補正駆動パルスP2は、主駆動パルスP11、P12よりもエネルギが大きく(パルス幅が長く)構成されている。即ち、各駆動パルスP11、P12、P2は、各パルス幅がP11<P12<P2となるように構成されている。
図3に示すような回転検出信号のうち、所定の基準信号電圧Vcompを越えるレベルの回転検出信号S1、S2が、モータ105が回転したことを示す回転検出信号であり、基準信号電圧Vcomp以下の回転検出信号は、モータ105が回転していない場合に検出される回転検出信号である。
尚、主駆動パルスP11、P12とは、モータ105を継続的に回転駆動するための駆動パルスであり、一方、補正駆動パルスP2とは、モータ105の負荷が大きくなって主駆動パルスP11、P12ではモータ105を回転駆動できない場合に、強制的にモータ105を回転駆動させるために、臨時に使用される駆動パルスである。
詳細は後述するが、本実施の形態では、モータ105の負荷の大きさに比べて主駆動パルスのパルス幅が適正な場合や大きい場合には、モータ105が速く回転するため、モータ105が回転したことを表す回転検出信号が早い時間で発生し、モータ105の負荷の大きさに比べて主駆動パルスのパルス幅が小さい場合には、モータ105が緩やかに回転するため、モータ105が回転したことを表す回転検出信号が遅い時間で発生し、モータ105の負荷の大きさに比べて主駆動パルスのパルス幅が小さすぎる場合には、モータ105が回転しないため、モータ105が回転したことを表す回転検出信号が発生しないことに着目して成されたものである。モータ105が回転したことを示す回転検出信号が、所定の基準時(図3では、モータ105に対する主駆動パルスP11、P12の供給終了時)から回転検出回路110によって検出されるまでの時間と所定の基準時間tとの大小関係に基づいて、複数の主駆動パルスP11、P12のうちのいずれかを選択し、該選択した主駆動パルスでモータ105を回転駆動するように構成されている。
即ち、負荷の大きさに応じて、複数の主駆動パルスP11、P12のうちのいずれかを選択し、該選択した主駆動パルスでモータ105を駆動するように構成されており、負荷が小さい場合には主駆動パルスP11で回転駆動し、主駆動パルスP11では回転駆動できないような大きさの負荷の場合には主駆動パルスP12で回転駆動するように構成されている。
主駆動パルスでP11でモータ105を回転駆動したとき、モータ105が回転したことを表す回転検出信号S1が所定の基準時間tよりも短い時間(時間T1内)で発生したと検出時間判別回路111が判断した場合、即ち、モータ105が回転したことを示す回転検出信号S1が所定の基準時間t経過前に回転検出回路110によって検出された場合には、制御回路103は、モータ105の負荷に対して適切なエネルギで回転駆動していると判定し、主駆動パルスP11でのモータ105の回転駆動を継続する。
主駆動パルスでP12でモータ105を回転駆動したとき、モータ105が回転したことを表す回転検出信号S2が所定の基準時間tよりも長い時間(時間T2内)で発生したと検出時間判別回路111が判断した場合、即ち、モータ105が回転したことを示す回転検出信号S2が所定の基準時間t経過後に回転検出回路110によって検出された場合には、制御回路103は、モータ105の負荷に適した主駆動パルスP12で駆動していると判定し、主駆動パルスP12によって継続してモータ105を回転駆動する。
一方、主駆動パルスでP12でモータ105を回転駆動したとき、モータ105が回転したことを表す回転検出信号S1が所定の基準時間tよりも短い時間(時間T1内)で発生したと検出時間判別回路111が判断した場合、即ち、モータ105が回転したことを示す回転検出信号が所定の基準時間t経過前に回転検出回路110によって検出された場合には、制御回路103は、モータ105の負荷に比べてエネルギの大きい主駆動パルスP12で駆動している、即ち、エネルギの浪費が生じていると判定し、主駆動パルスP11でモータ105を回転駆動するように主駆動パルスの選択切換(パルスダウン)を行い、新たに選択した主駆動パルスP11によってモータ105を回転駆動するように制御する。
図4は、本発明の実施の形態に係るアナログ電子時計の動作を示すフローチャートであり、主として制御回路103の処理を示すフローチャートである。
図5は、本発明の実施の形態に係るアナログ電子時計の動作を示すタイミング図である。
以下、図1〜図5を参照して、本発明の実施の形態に係るアナログ電子時計及び前記アナログ電子時計に好適なモータ制御回路の動作を詳細に説明する。
図1において、発振回路101は所定周波数の基準クロック信号を発生し、分周回路102は発振回路101で発生した前記信号を分周して計時の基準となる時計信号を発生し、制御回路103に出力する。
先ず、モータ負荷が小さく、主駆動パルスP11によって回転駆動する場合の通常駆動
動作(図5(a)参照)について説明する。
この場合、先ず制御回路103は、前記時間信号を計数して計時動作を行い、所定タイミングで、パルス幅の短い第1の主駆動パルスP11でモータ105を回転駆動するように制御信号を出力する(図4のステップS401)。
駆動パルス選択回路104は、制御回路103からの制御信号に応答して、主駆動パルスP11でモータ105を回転駆動する。モータ105は主駆動パルスP11によって回転駆動されて、時刻針107〜109を回転駆動する。これにより、表示部106には、時刻針107〜109によって現在時刻が随時表示される。
回転検出回路110は、モータ105から回転状況を表す回転検出信号を検出して検出時間判別回路111に出力する。検出時間判別回路111は、回転検出回路110からの回転検出信号と所定の基準信号電圧Vcompとを比較して、回転検出信号電圧が前記基準信号電圧Vcompを越えたか否か、即ち、モータ105が回転したか否かを判別して、回転したか否かを制御回路103に通知すると共に、前記基準信号電圧Vcompを越える回転検出信号を検出した場合には、主駆動パルスP11をモータ105に供給完了してから該回転検出信号が発生するまでの時間と所定の基準時間tとを比較して、前記発生するまでの時間が基準時間tより大きいか否かを制御回路103に通知する。
制御回路103は、検出時間判定回路111からの情報に基づいて、回転検出信号の電圧が基準信号電圧Vcopmpを越えたか否か、即ち、モータ105が回転したか否かを判別する(ステップS402)。
制御回路103は、ステップS402において、回転検出信号電圧が基準信号電圧Vcompを越えたと判断した場合、即ち、モータ105が回転したと判断した場合には、モータ105の負荷が主駆動パルスP11で駆動可能な大きさということであるため、ステップS401に戻って、主駆動パルスP11によって継続してモータ105を回転駆動させるための制御信号を駆動パルス選択回路104に出力する。駆動パルス選択回路104は制御回路103からの制御信号に応答して主駆動パルスP11により継続してモータ105を回転駆動する。以上を繰り返すことにより、通常駆動動作が行われる。
次に、パルスアップ動作を説明する(図5(b))。制御回路103は、ステップS402において、回転検出信号電圧が基準電圧Vcompを越えなかったと判断した場合、即ち、モータ105が回転しなかったと判断した場合には、モータ105の負荷が主駆動パルスP11で駆動できない大きさということであるため、臨時的に補正駆動パルスP2によってモータ105を回転駆動させるための制御信号を駆動パルス選択回路104に出力する(ステップS403)。
駆動パルス選択回路104は制御回路103からの前記制御信号に応答して、補正駆動パルスP2によりモータ105を回転駆動する。これにより、モータ105は主駆動パルスP11の駆動では回転しなかったが、その直後の補正駆動パルスP2の駆動によって回転することになる。
モータ105の負荷が極一時的に増加していた場合には次のステップで主駆動パルスP11による駆動を行えばモータ105が回転する可能性は大きいが、一般には回転する可能性が低いため又、より確実に回転させることができるように、次のステップでは、制御回路103は主駆動パルスP12によってモータ105を回転駆動するように制御する(ステップS404)。駆動パルス選択回路104は、制御回路103の制御の下、主駆動パルスP12によってモータ105を回転駆動する。
次に、パルスダウン動作について説明する(図5(c)参照)。制御回路103は、ステップS404において主駆動パルスP12によってモータ105を回転駆動した後、検出時間判定回路111からの情報に基づいて、回転検出信号電圧が基準電圧Vcompを越えたか否か、即ち、モータ105が回転したか否かを判別する(ステップS405)。
制御回路103は、ステップS405において、回転検出信号電圧が基準電圧Vcompを越えなかったと判断した場合、即ち、モータ105が回転しなかったと判断した場合には、モータ105の負荷が主駆動パルスP12で駆動できない大きさということであるため、臨時的に補正駆動パルスP2によってモータ105を回転駆動させるための制御信号を駆動パルス選択回路104に出力する(ステップS406)。駆動パルス選択回路104は制御回路103からの制御信号に応答して補正駆動パルスP2によりモータ105を回転駆動する。これにより、モータ105は主駆動パルスP12の駆動では回転しなかったが、その直後の補正駆動パルスP2の駆動によって回転することになる。モータ105の負荷は一時的に増加し、一旦回転すると負荷が減少する可能性があるため、制御回路103は、ステップS406の後に、ステップS401に戻って、主駆動パルスP11によってモータ105の回転駆動制御を行う。
制御回路103は、ステップS405において、回転検出信号電圧が基準電圧Vcompを越えたと判断した場合、即ち、モータ105が回転したと判断した場合には、主駆動パルスP12をモータ105に供給完了してから該回転検出信号が発生するまでの時間と所定の基準時間tとを比較して、前記回転検出信号が発生するまでの時間が基準時間tより長いか否か(即ち、前記回転検出信号が発生するまでの時間が基準時間tより以前の時間T1側に入るか、あるいは、時間T2側に入るか)を判断する(ステップS407)。
制御回路103は、ステップS407において、主駆動パルスP12をモータ105に供給完了してから該回転検出信号が発生するまでの時間が基準時間tより長いと判断した場合には、モータ105の負荷が主駆動パルスP12によって駆動するのに適した大きさであると判断して、ステップS404に戻って、主駆動パルスP12によるモータ105の回転駆動を継続する。
一方、制御回路103は、ステップS407において、主駆動パルスP12をモータ105に供給完了してから該回転検出信号が発生するまでの時間が基準時間tより短いと判断した場合には、モータ105の負荷が主駆動パルスP12によって駆動するには小さすぎる(主駆動パルスP12による駆動では電力喪失が大きい)と判断して、ステップS401に戻って、主駆動パルスP11によるモータ105の回転駆動を行う。以上のようにして、パルスダウン動作が行われたことになる。
以上述べたように、本実施の形態に係るモータ制御回路は、モータが回転したことを示す回転検出信号が検出されるまでの時間と所定の基準値時間との大小関係に基づいて複数の主駆動パルスのうちのいずれかを選択し、該選択した主駆動パルスで前記モータを回転駆動するように構成しているため、カウンタ回路を使用することなく簡単な構成で、モータ負荷に応じたエネルギの主駆動パルスでモータを回転駆動することが可能になり、低消費電力化が可能になる。また、モータ制御回路を集積回路化した場合に、小型化可能になる。
また、前記各実施の形態に係るアナログ電子時計によれば、簡単な構成で、負荷に応じたエネルギの主駆動パルスでモータを回転駆動することが可能になり、低消費電力化、小型化が可能になる。
次に、本発明の他の実施の形態に係るアナログ電子時計について説明する。尚、本他の実施の形態におけるブロック図及びアナログ電子時計に使用するステップモータの構成図は図1、図2と同一である。また、本他の実施の形態に係る以下の説明において、図1〜図5と同一部分には同一符号を付して説明する。
図6は、本他の実施の形態において使用する複数(本他の実施の形態では2種類)の主駆動パルス(第1パルス幅の第1主駆動パルスP11、前記第1主駆動パルスよりもエネルギの大きい第2パルス幅の第2主駆動パルスP12)及びモータ105が回転したか否かを表す回転検出信号を示すタイミング図である。
図6において、主駆動パルスP11、P12及び後述する補正駆動パルスP2は、図3と同様に、各パルス幅がP11<P12<P2となるように構成されている。
図6に示すような回転検出信号のうち、所定の基準信号電圧Vcompを越えるレベルの回転検出信号S1、S2が、モータ105が回転したことを示す回転検出信号であり、基準信号電圧Vcomp以下の回転検出信号は、モータ105が回転していない場合に検出される回転検出信号である。
詳細は後述するが、本他の実施の形態では、主駆動パルスP11、P12の各々に対応して、主駆動パルスP11、P12間の切換えの判定基準となる基準時間(パルス切換判断時間)t1、t2を設けている。
モータ105が回転したことを示す回転検出信号が、所定の基準時(図6では、モータ105に対する主駆動パルスP11、P12の供給終了時)から回転検出回路110によって検出されるまでの時間と所定の基準時間t1、t2との大小関係に基づいて、複数の主駆動パルスP11、P12のうちのいずれかを選択し、該選択した主駆動パルスでモータ105を回転駆動するように構成されている。即ち、前記実施の形態と同様に、モータ105の回転速度が駆動パルスのエネルギに応じて変化するため、回転検出信号が検出されるまでの時間と所定の基準時間とを比較することによって、適切なエネルギの駆動パルスか否かを判断し、その判断結果に応じて適切な駆動パルスを選択するように構成している。
例えば、主駆動パルスP11によってモータ105を回転駆動したとき、モータ105が回転したことを表す回転検出信号S2が第1基準時間t1よりも短い時間(時間T11内)で発生したと検出時間判別回路111が判断した場合、即ち、モータ105が回転したことを示す回転検出信号S2が所定の基準時間t1経過前に回転検出回路110によって検出された場合には、制御回路103は、モータ105の負荷に対して適切なエネルギで回転駆動していると判定し、主駆動パルスP11でのモータ105の回転駆動を継続する。
また、主駆動パルスP11でモータ105を回転駆動したとき、モータ105が回転したことを表す回転検出信号S2が第1基準時間t1よりも後の時間(時間T21内)で発生したと検出時間判別回路111が判断した場合、即ち、モータ105が回転したことを示す回転検出信号S2が所定の基準時間t1経過後に回転検出回路110によって検出された場合には、制御回路103は、モータ105の駆動エネルギが小さいと判定し、主駆動パルスP11よりもエネルギの大きい主駆動パルスP12に切り換えて、モータ105の回転駆動を継続する。
一方、主駆動パルスP12によってモータ105を回転駆動したとき、モータ105が回転したことを表す回転検出信号S1が所定の第2基準時間t2よりも短い時間(時間T12内)で発生したと検出時間判別回路111が判断した場合、即ち、モータ105が回転したことを示す回転検出信号S1が所定の第2基準時間t2経過前に回転検出回路110によって検出された場合には、制御回路103は、モータ105の負荷に対して過大なエネルギで回転駆動していると判定し、主駆動パルスP12よりもエネルギの小さい主駆動パルスP11によるモータ105の回転駆動に切り換える。
また、主駆動パルスP12でモータ105を回転駆動したとき、モータ105が回転したことを表す回転検出信号S1が所定の第2基準時間t2よりも後の時間(時間T22内)で発生したと検出時間判別回路111が判断した場合、即ち、モータ105が回転したことを示す回転検出信号S2が所定の第2基準時間t2経過後に回転検出回路110によって検出された場合には、制御回路103は、モータ105の駆動エネルギが適正と判定し、主駆動パルスP12によるモータ105の回転駆動を継続する。
このように、負荷の大きさに応じて、複数の主駆動パルスP11、P12のうちのいずれかを選択し、該選択した主駆動パルスでモータ105を駆動するように構成されており、負荷が小さい場合には主駆動パルスP11で回転駆動し、主駆動パルスP11では回転駆動できないような大きさの負荷の場合には主駆動パルスP12で回転駆動するように構成することにより、補正駆動パルスP2による駆動を極力行わないようにして、省エネルギ化を実現している。
図7は、本他の実施の形態に係るアナログ電子時計の動作を示すフローチャートであり、主として制御回路103の処理を示すフローチャートである。
図8は、本他の実施の形態に係るアナログ電子時計の動作を示すタイミング図である。
以下、図1、図2、図6〜図8を参照して、本他の実施の形態に係るアナログ電子時計及び前記アナログ電子時計に好適なモータ制御回路の動作を、主として前記実施の形態と相違する部分について説明する。
先ず、モータ負荷が小さく、主駆動パルスP11によって回転駆動する場合の通常駆動動作(図8(a)参照)について説明する。
この場合、先ず制御回路103は、分周回路102からの時間信号を計数して計時動作を行い、所定タイミングで、パルス幅の短い第1主駆動パルスP11でモータ105を回転駆動するように制御信号を出力する(図7のステップS701)。
駆動パルス選択回路104は、制御回路103からの制御信号に応答して、主駆動パルスP11でモータ105を回転駆動する。モータ105は主駆動パルスP11によって回転駆動されて、時刻針107〜109を回転駆動する。これにより、表示部106には、時刻針107〜109によって現在時刻が随時表示される。
回転検出回路110は、モータ105から回転状況を表す回転検出信号を検出して検出時間判別回路111に出力する。検出時間判別回路111は、回転検出回路110からの回転検出信号と所定の基準信号電圧Vcompとを比較して、回転検出信号電圧が前記基準信号電圧Vcompを越えたか否か、即ち、モータ105が回転したか否かを判別して、回転したか否かを制御回路103に通知すると共に、前記基準信号電圧Vcompを越える回転検出信号を検出した場合には、主駆動パルスP11をモータ105に供給完了してから該回転検出信号が発生するまでの時間と所定の基準時間(パルス切換判断時間)t1とを比較して、前記発生するまでの時間が基準時間t1より大きい(長い)か否かを制御回路103に通知する。
制御回路103は、検出時間判定回路111からの情報に基づいて、回転検出信号の電圧が基準信号電圧Vcopmpを越えたか否か、即ち、モータ105が回転したか否かを判別する(ステップS702)。
また、制御回路103は、ステップS702において、回転検出信号電圧が基準信号電圧Vcompを越えたと判断した場合、即ち、モータ105が回転したと判断した場合には、主駆動パルスP11をモータ105に供給してから前記回転検出信号が発生するまでの時間が第1基準時間であるパルス切換判断時間t1よりも長いか否かを判断する(ステップS703)。
制御回路103は、ステップS703において、前記回転検出信号が発生するまでの時間がパルス切換判断時間t1よりも長いと判断した場合には、主駆動パルスP11では駆動エネルギが幾分不足していると判断して、主駆動パルスP11よりもエネルギの大きい主駆動パルスP12に切り換えてモータ5を回転駆動するように制御する(ステップS705)。
制御回路103は、ステップS702において、回転検出信号電圧が基準信号電圧Vcompを越えていないと判断した場合、即ち、モータ105が回転しなかったと判断した場合には、補正駆動パルスP2によってモータ105を回転駆動した後、主駆動パルスP12に切り換えてモータ105を回転駆動するように制御する(ステップS704)。
また、制御回路103は、ステップS703において、前記回転検出信号が発生するまでの時間がパルス切換判断時間t1よりも長くないと判断した場合には、主駆動パルスP11による回転駆動が適切であると判断して、ステップS701に戻る。
制御回路103は、ステップS705において、主駆動パルスP12による駆動を行った後、検出時間判定回路111からの情報に基づいて、回転検出信号の電圧が基準信号電圧Vcopmpを越えたか否か、即ち、モータ105が回転したか否かを判別する(ステップS706)。
制御回路103は、ステップS706において、回転検出信号電圧が基準信号電圧Vcompを越えたと判断した場合、即ち、モータ105が回転したと判断した場合には、主駆動パルスP12をモータ105に供給してから前記回転検出信号が発生するまでの時間が、前記パルス切換判断時間t1よりも短い第2基準時間であるパルス切換判断時間t2よりも長いか否かを判断する(ステップS707)。
制御回路103は、ステップS707において、前記回転検出信号が発生するまでの時間がパルス切換判断時間t2よりも大きい(長い)と判断した場合には、主駆動パルスP11では駆動エネルギが幾分不足しており主駆動パルスP12による駆動が適切であると判断して、ステップS705に戻って、主駆動パルスP12による回転駆動を継続するように制御する。
制御回路103は、ステップS706において、回転検出信号電圧が基準信号電圧Vcompを越えていないと判断した場合、即ち、モータ105が回転しなかったと判断した場合には、補正駆動パルスP2によってモータ105を回転駆動した後、ステップS701に戻り、主駆動パルスP11に切換えてモータ105を回転駆動するように制御する(ステップS708)。
また、制御回路103は、ステップS707において、前記回転検出信号が発生するまでの時間がパルス切換判断時間t2よりも長くないと判断した場合には、主駆動パルスP12による駆動ではエネルギが過大であり、主駆動パルスP11による回転駆動が適切であると判断して、ステップS701に戻り、主駆動パルスP11に切換えてモータ105を回転駆動する。
以上述べたように、本他の実施の形態においては、前記実施の形態と同様の効果を奏するばかりでなく、主駆動パルスP11、P12間の切換えの際に、補正駆動パルスP2による駆動を経由することなく切換えているため、更に省エネルギ化が可能になるという効果を奏する。また、ロータ、ステータ等の部品事態のバラツキや組み立てバラツキにより生じる検出時間のバラツキによって、主駆動パルスP12から主駆動パルスP11にパルスダウンしない事態の発生を抑制することが可能になる。
尚、前記他の実施の形態では、複数のパルス切換判断時間t1、t2は異なる時間に設定したが、同一であっても良い。
また、前記実施の形態では、駆動エネルギが異なる複数の主駆動パルスとして、相互にパルス幅の異なる主駆動パルスを用いたが、駆動パルスの電圧レベルが相互に異なるように、あるいはパルス幅及び電圧レベルの双方が相互に異なるように構成してもよい。
本発明のアナログ電子時計は、アナログ電子腕時計やアナログ電子置時計、カレンダ機能付きアナログ電子時計等の各種アナログ電子時計に適用可能であり、特に、電池を電源とずるアナログ電子時計に好適である。
また、本発明のモータ制御回路は、前記アナログ電子時計における時刻針やカレンダ駆動用ステップモータのモータ制御回路をはじめとして、各種モータのモータ制御回路に適用可能である。

Claims (7)

  1. モータの回転に応じた回転検出信号を検出し、前記回転検出信号に基づいて前記モータが回転したか否かを検出する回転検出手段と、エネルギが相互に異なる複数の主駆動パルスの中から前記モータの負荷の大きさに応じた主駆動パルスを選択して前記モータを回転駆動すると共に、前記回転検出信号に基づいて前記回転検出手段が前記主駆動パルスによる回転駆動では前記モータが回転しなかったことを検出した場合に、前記各主駆動パルスよりもエネルギが大きい補正駆動パルスで前記モータを強制的に回転駆動する制御手段とを有するモータ駆動回路において、
    前記制御手段は、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が前記回転検出手段によって検出されるまでの時間と所定の基準時間との大小関係に基づいて前記複数の主駆動パルスのうちのいずれかを選択し、該選択した主駆動パルスで前記モータを回転駆動し、
    前記制御手段は、エネルギの小さい主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が第1基準時間経過後に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記補正駆動パルスで駆動しないで前記主駆動パルスよりもエネルギの大きい主駆動パルスによって前記モータを回転駆動するように駆動パルスを変更することを特徴とするモータ制御回路。
  2. 前記制御手段は、エネルギの小さい主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が第1基準時間経過前に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記主駆動パルスを変更せずに前記モータを回転駆動することを特徴とする請求項1記載のモータ制御回路。
  3. 前記制御手段は、エネルギの大きい主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が第2基準時間経過前に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記主駆動パルスよりもエネルギの小さい主駆動パルスによって前記モータを回転駆動するように駆動パルスを変更することを特徴とする請求項1又は2記載のモータ制御回路。
  4. 前記制御手段は、エネルギの大きい主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が前記第2基準時間経過後に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記主駆動パルスを変更せずに前記モータを回転駆動することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載のモータ制御回路。
  5. 前記制御手段は、前記主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号を前記回転検出手段が検出できなかった場合、前記補正駆動パルスで前記モータを回転駆動することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載のモータ制御回路。
  6. モータの回転に応じた回転検出信号を検出し、前記回転検出信号に基づいて前記モータが回転したか否かを検出する回転検出手段と、エネルギが相互に異なる複数の主駆動パルスの中から前記モータの負荷の大きさに応じた主駆動パルスを選択して前記モータを回転駆動すると共に、前記回転検出信号に基づいて前記回転検出手段が前記主駆動パルスによる回転駆動では前記モータが回転しなかったことを検出した場合に、前記各主駆動パルスよりもエネルギが大きい補正駆動パルスで前記モータを強制的に回転駆動する制御手段とを有するモータ駆動回路において、
    前記制御手段は、第1パルス幅の第1主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が第1基準時間経過前に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記主駆動パルスを変更せずに前記モータを回転駆動し、
    前記第1主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が前記第1基準時間経過後に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記補正駆動パルスで駆動しないで前記第1主駆動パルスよりもエネルギの大きい第2主駆動パルスによって前記モータを回転駆動するように駆動パルスを変更し、
    前記第2主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が第2基準時間経過前に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記第1主駆動パルスによって前記モータを回転駆動するように駆動パルスを変更し、
    前記第2主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号が前記第2基準時間経過後に前記回転検出手段によって検出された場合には、前記主駆動パルスを変更せずに前記モータを回転駆動し、
    前記第1又は第2主駆動パルスによって前記モータを回転駆動した際、前記モータが回転したことを示す回転検出信号を前記回転検出手段が検出できなかった場合、前記補正駆動パルスによって前記モータを回転駆動することを特徴とするモータ制御回路。
  7. 時刻針を回転駆動するためのモータと、時間の基準となる時間信号に基づいて計時動作を行い、前記モータの回転を制御するモータ制御回路とを有し、前記モータ制御回路によって前記モータを回転駆動することにより、前記時刻針で時刻表示を行うようにしたアナログ電子時計において、
    前記モータ制御回路として、請求項1乃至6のいずれか一に記載のモータ制御回路を用いて成ることを特徴とするアナログ電子時計
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