JP4854513B2 - 車両用前部構造 - Google Patents
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Description
また上記特許文献2には、自動車のフロントピラーに窓が設けられ、この窓に透明板が固定された自動車が提案されている。このフロントピラーに窓を付けた自動車では、右折又は左折時に、フロントピラーの窓を透して歩行者をいち早く確認でき、交通事故を未然に防止できるようになっている。
本発明の目的は、フロントピラーの部品点数及び製造工数を殆ど増大せずに、かつフロントピラーの剛性を保持し、運転者から見たフロントピラーの幅を狭くすることにより、運転者の前方視界の幅を拡大できるとともに、運転者から見たフロントコーナ部材の向こう側の視認性を向上できる、車両用前部構造を提供することにある。
本発明の別の目的は、ウインドシールドガラスの側縁内面と第2フロントフランジのピラー外面との間に注入されたガラス用接着剤のはみ出しをピラー用折返し部が阻止することにより、ウインドシールドガラス側縁の見栄えの低下を防止できる、車両用前部構造を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、ウインドシールドガラスの両側縁を保持する第2フロントフランジと、ウインドシールドガラスの上縁を保持するアッパアウタフランジと、ウインドシールドガラスの下縁を保持するロアアウタフランジとを連設することにより、剛性を保持しつつウインドシールドガラスの接着作業工数を低減できる、車両用前部構造を提供することにある。
その特徴ある構成は、フロントコーナ部材16がピラーインナパネル31とピラーアウタパネル32とを接合することにより筒状に形成されたフロントピラー17を備え、フロントピラー17が、ピラーインナパネル31の第1フロントフランジ31bのピラー外面とピラーアウタパネル32の第2フロントフランジ32bのピラー内面とを接合して形成されたフロント重ね合せ部33と、ピラーインナパネル31の第1リヤフランジ31cのピラー内面とピラーアウタパネル32の第2リヤフランジ32cのピラー内面とを接合して形成されたリヤ重ね合せ部34とを有し、フロント重ね合せ部33のピラー外面にウインドシールドガラス13の側縁内面が取付けられ、車両10の運転席に着席した運転者12が見たときのフロントコーナ部材16の幅Cが40〜58mmであるところにある。
この請求項1に記載された車両用前部構造では、フロントピラー17のフロント重ね合せ部33がウインドシールドガラス13の側縁とは反対側に突出しないので、運転席に着席した運転者12から見たフロントピラー17の幅を狭くすることができる。これによりフロントピラー17の剛性を保持しつつ、運転者12の前方視界の幅を拡大できるとともに、運転者12から見たフロントピラー17を含むフロントコーナ部材16の幅を狭くすることができる。またウインドシールドガラス13の接着面を第1フロントフランジ31b及び第2フロントフランジ32bの2重構造としているため、上記ガラス13の接着面の剛性をも高めることができる。
また、例えば右折するために交差点で一時停止している車両10の右斜め前方の車外に対象物18が存在するか否かを確認するとき、この車両10の運転者12は比較的遠い上記対象物18に両眼12a,12bの焦点を合わせる。このため両眼12a,12bの視差により運転者12の近くに存在する比較的幅の狭いフロントコーナ部材16がぼけて見えるので、フロントコーナ部材16の向こう側の対象物18がフロントコーナ部材16に遮られることなく、運転者12は車両10の前方から右側方にかけて連続した視界を見ることができる。
その特徴ある構成は、フロントコーナ部材16がピラーインナパネル31とピラーアウタパネル32とを接合して形成されたフロントピラー17を備え、ピラーインナパネル31が、車両10の運転席に着席した運転者12の視線方向に沿って設けられたピラーインナ本体31aと、ピラーインナ本体31aの前縁に連設されウインドシールドガラス13の内面に沿いかつ上記ガラス13の側縁に向って延びる第1フロントフランジ31bと、ピラーインナ本体31aの後縁に連設された第1リヤフランジ31cとを有し、ピラーアウタパネル32が、ピラーインナ本体31aより外方に設けられたピラーアウタ本体32aと、ピラーアウタ本体32aの前縁に連設されウインドシールドガラス13の内面に沿いかつこのガラス13の側縁とは反対方向に延びる第2フロントフランジ32bと、ピラーアウタ本体32aの後縁に連設された第2リヤフランジ32cとを有し、第1フロントフランジ31bのピラー外面と第2フロントフランジ32bのピラー内面とを接合しかつ第1リヤフランジ31cのピラー内面と第2リヤフランジ32cのピラー内面とを接合することにより、フロントピラー17が筒状に形成され、車両10の運転席に着席した運転者12が見たときのフロントコーナ部材16の幅Cが40〜58mmであるところにある。
この請求項2に記載された車両用前部構造では、ピラーインナ本体31aが運転席に着席した運転者12のこのピラーインナ本体31aに向けた視線とほぼ平行であり、第2フロントフランジ32bに接合される第1フロントフランジ31bがウインドシールドガラス13の側縁とは反対側に突出しないので、上記運転者12から見たフロントピラー17の幅を狭くすることができる。これによりフロントピラー17の剛性を保持しつつ、運転者12の前方視界の幅を拡大できるとともに、運転者12から見たフロントピラー17を含むフロントコーナ部材16の幅を狭くすることができる。
また、例えば右折するために交差点で一時停止している車両10の右斜め前方の車外に対象物18が存在するか否かを確認するとき、この車両10の運転者12は比較的遠い上記対象物18に両眼12a,12bの焦点を合わせる。このため両眼12a,12bの視差により運転者12の近くに存在する比較的幅の狭いフロントコーナ部材16がぼけて見えるので、フロントコーナ部材16の向こう側の対象物18がフロントコーナ部材16に遮られることなく、運転者12は車両10の前方から右側方にかけて連続した視界を見ることができる。
この請求項3に記載された車両用前部構造では、例えば対向車線のある最も狭い道路の交差点、即ち対面通行の片側一車線道路の交差点で右折するとき、車両10の運転者12の瞳孔12c,12dから交差道路の右斜め前方の車外の対象物18までの距離が5m以上であるので、運転者12はフロントコーナ部材16により遮られずに上記対象物18を視認できる。
この請求項4に記載された車両用前部構造では、ピラーインナ本体31a及び延出部32eが運転席に着席した運転者12のこれらピラーインナ本体31a及び延出部32eに向けた視線とほぼ平行であり、延出部32eに接合されるピラーインナ本体31aがウインドシールドガラス13の側縁とは反対側に突出しないので、上記運転者12から見たフロントピラー17の幅を狭くすることができる。これによりフロントピラー17の剛性を保持しつつ、運転者12の前方視界の幅を拡大できるとともに、運転者12から見たフロントピラー17を含むフロントコーナ部材16の幅を狭くすることができる。
この請求項5に記載された車両用前部構造では、例えば対向車線のある最も狭い道路の交差点、即ち対面通行の片側一車線道路の交差点で右折するとき、車両10の運転者12の瞳孔12c,12dから交差道路の右斜め前方の車外の対象物18までの距離が5m以上であるので、運転者12はフロントコーナ部材16により遮られずに上記対象物18を視認できる。
この請求項6に記載された車両用前部構造では、第2フロントフランジ32bとアッパアウタフランジ41aとロアアウタフランジ42aとを連設したので、これらのフランジ32b,41a,42aの剛性を高めることができるとともに、ウインドシールドガラス13のこれらのフランジ32b,41a,42aへの接着を速やかに行うことができる。
また車両の運転席に着席した運転者が見たときのフロントコーナ部材の幅を40〜58mmにすれば、例えば交差点で右折するために車両の運転者が右斜め前方の車外の対象物に両眼の焦点を合わせたとき、両眼の視差により近くの比較的幅の狭いフロントコーナ部材がぼけて見え、フロントコーナ部材の向こう側の対象物がフロントコーナ部材により遮られることなく、運転者は車両の前方から右側方にかけて連続した視界を見ることができる。この結果、車両の運転者はフロントコーナ部材の向こう側を視認するために上体を左右に動かす必要がなく、首のみを動かしてフロントコーナ部材の方向を正視するだけで車外の対象物を確実に視認できる。これにより運転者の疲労を軽減できる。
またピラーアウタパネルの上部に接続されるルーフパネルの前縁にウインドシールドガラスの上縁に沿うアッパアウタフランジを設け、ピラーアウタパネルの下部に接続されるカウルアウタパネルの上縁にウインドシールドガラスの下縁に沿うロアアウタフランジを設け、第2フロントフランジとアッパアウタフランジとロアアウタフランジとを連設すれば、これらのフランジの剛性を高めることができるとともに、これらのフランジへのウインドシールドガラス周縁の接着を速やかに行うことができるので、接着作業工数を低減できる。
12 運転者
12a,12b 眼
12c,12d 瞳孔
13 ウインドシールドガラス
14d サイドガラス
16 フロントコーナ部材
18 歩行者(車外の対象物)
31 ピラーインナパネル
31a ピラーインナ本体
31b 第1フロントフランジ
31c 第1リヤフランジ
32 ピラーアウタパネル
32a ピラーアウタ本体
32b 第2フロントフランジ
32c 第2リヤフランジ
32d ピラー用折返し部
32e 延出部
33 フロント重ね合せ部
34 リヤ重ね合せ部
41 ルーフパネル
41a アッパアウタフランジ
42 カウルアウタパネル
42a ロアアウタフランジ
図1、図4及び図6に示すように、トラック10のキャブ11の右側には運転者12の着席する運転席が設けられ、キャブ11の前面のフロント開口部11aは透明のウインドシールドガラス13により閉止される。またキャブ11の運転席側の側面には運転者12が乗降するためのサイド開口部11bが設けられ、このサイド開口部11bはサイドドア14により開放可能に閉止される(図1及び図4)。サイドドア14は、ドア本体14aと、このドア本体14aの上面に設けられドア窓14bを形成するために略逆U字状に形成されたドアフレーム14cと、ドア窓14bを開放可能に閉止する透明のサイドガラス14dとを有する。ウインドシールドガラス13の右側縁とサイドガラス14dの前縁との間には、ウインドシールドガラス13の右側縁及びサイドガラス14dの前縁に沿って延びるフロントコーナ部材16が設けられる(図1及び図5)。フロントコーナ部材16は、この実施の形態では、フロントピラー17とドアフレーム14cとガラスフレーム14eとガラスラン14fとピラーガーニッシュ39とにより構成される。ドアフレーム14cは、ドアインナパネル14gとドアアウタパネル14hとを接合することにより形成される(図1)。またガラスフレーム14eはドアフレーム14cに挿着され、ガラスラン14fはサイドガラス14dを保持し案内するためにガラスフレーム14eに装着される。
図1に示すように、ピラーインナ本体31aがトラックの運転席に着席した運転者12のこのピラーインナ本体31aに向けた視線とほぼ平行であり、第2フロントフランジ32bに接合される第1フロントフランジ31bがウインドシールドガラス13の側縁とは反対側に突出しない、即ちウインドシールドガラス13の幅方向の中心に向って突出しないので、運転者12から見たフロントピラー17の幅を狭くすることができる。またピラーインナ本体31aとピラーアウタ本体32aとフロント重ね合せ部33とリヤ重ね合せ部34とによりフロントピラー17が筒状に形成されるので、フロントピラー17としての所定の剛性を確保できる。この結果、フロントピラー17の剛性を保持しつつ、運転者12の前方視界の幅を拡大できるとともに、上記運転者12から見たフロントピラー17の幅を狭くすることができる。またピラーガーニッシュ39がピラーインナ本体31aのピラー外面に密着しているため、運転者12のこのピラーガーニッシュ39に向けた視線とほぼ平行である。これにより運転者12から見たフロントピラー17とドアフレーム14dとガラスフレーム14eとガラスラン14fとピラーガーニッシュ39とを含むフロントコーナ部材16の幅Cが狭くなる。
なお、この実施の形態では、車両としてトラックを挙げたが、乗用車又はバスでもよい。
また、この実施の形態では、運転席側のフロントコーナ部材をフロントピラーとドアフレームとガラスフレームとガラスランとピラーガーニッシュとにより構成したが、運転席側にサイドドアを有しないバスやサイドドアの前方にキャブに固定された三角窓を有するトラック等では、フロントコーナ部材をフロントピラー及びピラーガーニッシュにより構成してもよく、上記ピラーガーニッシュは上記いずれのフロントコーナ部材であっても不要にすることができる。
更に、図11に示した第1フロントフランジ31bを用いず、図12に示すように、ピラーインナ本体31aが第1フロントフランジ31bを兼ねるように構成し、この第1フロントフランジ31bと第2フロントフランジ32bの延出部32eとによりフロント重ね合せ部33を構成してもよい。ここで、フロント重ね合わせ部33は、第1フロントフランジ部31b及び延出部32eの密着或いは接合により構成される。
Claims (6)
- ウインドシールドガラス(13)の側縁とサイドガラス(14d)の前縁との間に、前記ウインドシールドガラス(13)の側縁及び前記サイドガラス(14d)の前縁に沿って延びるフロントコーナ部材(16)が設けられた車両用前部構造において、
前記フロントコーナ部材(16)がピラーインナパネル(31)とピラーアウタパネル(32)とを接合することにより筒状に形成されたフロントピラー(17)を備え、
前記フロントピラー(17)が、前記ピラーインナパネル(31)の第1フロントフランジ(31b)のピラー外面と前記ピラーアウタパネル(32)の第2フロントフランジ(32b)のピラー内面とを接合して形成されたフロント重ね合せ部(33)と、前記ピラーインナパネル(31)の第1リヤフランジ(31c)のピラー内面と前記ピラーアウタパネル(32)の第2リヤフランジ(32c)のピラー内面とを接合して形成されたリヤ重ね合せ部(34)とを有し、
前記フロント重ね合せ部(33)のピラー外面に前記ウインドシールドガラス(13)の側縁内面が取付けられ、
前記車両(10)の運転席に着席した運転者(12)が見たときの前記フロントコーナ部材(16)の幅(C)が40〜58mmであることを特徴とする車両用前部構造。 - ウインドシールドガラス(13)の側縁とサイドガラス(14d)の前縁との間に、前記ウインドシールドガラス(13)の側縁及び前記サイドガラス(14d)の前縁に沿って延びるフロントコーナ部材(16)が設けられた車両用前部構造において、
前記フロントコーナ部材(16)がピラーインナパネル(31)とピラーアウタパネル(32)とを接合して形成されたフロントピラー(17)を備え、
前記ピラーインナパネル(17)が、前記車両(10)の運転席に着席した運転者(12)の視線方向に沿って設けられたピラーインナ本体(31a)と、前記ピラーインナ本体(31a)の前縁に連設され前記ウインドシールドガラス(13)の内面に沿いかつ前記ガラス(13)の側縁に向って延びる第1フロントフランジ(31b)と、前記ピラーインナ本体(31a)の後縁に連設された第1リヤフランジ(31c)とを有し、
前記ピラーアウタパネル(32)が、前記ピラーインナ本体(31a)より外方に設けられたピラーアウタ本体(32a)と、前記ピラーアウタ本体(32a)の前縁に連設され前記ウインドシールドガラス(13)の内面に沿いかつ前記ガラス(13)の側縁とは反対方向に延びる第2フロントフランジ(32b)と、前記ピラーアウタ本体(32a)の後縁に連設された第2リヤフランジ(32c)とを有し、
前記第1フロントフランジ(31b)のピラー外面と前記第2フロントフランジ(32b)のピラー内面とを接合しかつ前記第1リヤフランジ(31c)のピラー内面と前記第2リヤフランジ(32c)のピラー内面とを接合することにより、前記フロントピラー(17)が筒状に形成され、
前記車両(10)の運転席に着席した運転者(12)が見たときの前記フロントコーナ部材(16)の幅(C)が40〜58mmであることを特徴とする車両用前部構造。 - 車両(10)の運転席に着席した運転者(12)からフロントコーナ部材(16)を両眼(12a,12b)で見たときに、前記フロントコーナ部材(16)に向けられた前記運転者(12)の視線上に存在しかつ前記運転者(12)の瞳孔(12c,12d)から少なくとも5m離れた車外の対象物(18)を前記フロントコーナ部材(16)により遮られずに視認できる幅を前記フロントコーナ部材(16)が有する請求項1又は2記載の車両用前部構造。
- ウインドシールドガラス(13)の側縁とサイドガラス(14d)の前縁との間に、前記ウインドシールドガラス(13)の側縁及び前記サイドガラス(14d)の前縁に沿って延びるフロントコーナ部材(16)が設けられた車両用前部構造において、
前記フロントコーナ部材(16)がピラーインナパネル(31)とピラーアウタパネル(32)とを接合して形成されたフロントピラー(17)を備え、
前記ピラーインナパネル(17)が、前記車両(10)の運転席に着席した運転者(12)の視線方向に沿って設けられたピラーインナ本体(31a)と、前記ピラーインナ本体(31a)の後縁に連設された第1リヤフランジ(31c)とを有し、
前記ピラーアウタパネル(32)が、前記ピラーインナ本体(31a)より外方に設けられたピラーアウタ本体(32a)と、前記ピラーアウタ本体(32a)の前縁に連設され前記ウインドシールドガラス(13)の内面に沿いかつ前記ガラス(13)の側縁とは反対方向に延びる第2フロントフランジ(32b)と、前記第2フロントフランジ(32b)の端縁に設けられ前記ピラーインナ本体(31a)に沿って設けられた延出部(32e)と、前記ピラーアウタ本体(32a)の後縁に連設された第2リヤフランジ(32c)とを有し、
前記ピラーインナ本体(31a)のピラー外面と前記延出部(32e)のピラー内面とを接合しかつ前記第1リヤフランジ(31c)のピラー内面と前記第2リヤフランジ(32c)のピラー内面とを接合することにより、前記フロントピラー(17)が筒状に形成され、
前記車両(10)の運転席に着席した運転者(12)が見たときの前記フロントコーナ部材(16)の幅(C)が40〜58mmであることを特徴とする車両用前部構造。 - 車両(10)の運転席に着席した運転者(12)からフロントコーナ部材(16)を両眼(12a,12b)で見たときに、前記フロントコーナ部材(16)に向けられた前記運転者(12)の視線上に存在しかつ前記運転者(12)の瞳孔(12c,12d)から少なくとも5m離れた車外の対象物(18)を前記フロントコーナ部材(16)により遮られずに視認できる幅を前記フロントコーナ部材(16)が有する請求項4記載の車両用前部構造。
- ウインドシールドガラス(13)の側縁とサイドガラス(14d)の前縁との間に、前記ウインドシールドガラス(13)の側縁及び前記サイドガラス(14d)の前縁に沿って延びるフロントコーナ部材(16)が設けられた車両用前部構造において、
前記フロントコーナ部材(16)がピラーインナパネル(31)とピラーアウタパネル(32)とを接合して形成されたフロントピラー(17)を備え、
前記ピラーインナパネル(17)が、前記車両(10)の運転席に着席した運転者(12)の視線方向に沿って設けられたピラーインナ本体(31a)と、前記ピラーインナ本体(31a)の後縁に連設された第1リヤフランジ(31c)とを有し、
前記ピラーアウタパネル(32)が、前記ピラーインナ本体(31a)より外方に設けられたピラーアウタ本体(32a)と、前記ピラーアウタ本体(32a)の前縁に連設され前記ウインドシールドガラス(13)の内面に沿いかつ前記ガラス(13)の側縁とは反対方向に延びる第2フロントフランジ(32b)と、前記第2フロントフランジ(32b)の端縁に設けられ前記ピラーインナ本体(31a)に沿って設けられた延出部(32e)と、前記ピラーアウタ本体(32a)の後縁に連設された第2リヤフランジ(32c)とを有し、
前記ピラーインナ本体(31a)のピラー外面と前記延出部(32e)のピラー内面とを接合しかつ前記第1リヤフランジ(31c)のピラー内面と前記第2リヤフランジ(32c)のピラー内面とを接合することにより、前記フロントピラー(17)が筒状に形成され、
前記ピラーアウタパネル(32)の上部に接続されるルーフパネル(41)の前縁に前記ウインドシールドガラス(13)の上縁に沿うアッパアウタフランジ(41a)が設けられ、前記ピラーアウタパネル(32)の下部に接続されるカウルアウタパネル(42)の上縁に前記ウインドシールドガラス(13)の下縁に沿うロアアウタフランジ(42a)が設けられ、前記第2フロントフランジ(32b)と前記アッパアウタフランジ(41a)と前記ロアアウタフランジ(42a)とが連設されたことを特徴とする車両用前部構造。
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