JP4846665B2 - ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン化合物 - Google Patents
ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン化合物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4846665B2 JP4846665B2 JP2007175769A JP2007175769A JP4846665B2 JP 4846665 B2 JP4846665 B2 JP 4846665B2 JP 2007175769 A JP2007175769 A JP 2007175769A JP 2007175769 A JP2007175769 A JP 2007175769A JP 4846665 B2 JP4846665 B2 JP 4846665B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- chlorophenyl
- carbamoyl
- pyrimidine
- alkyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- NNXROHRFMWHXNH-UHFFFAOYSA-N CC(O1)=NNC1=O Chemical compound CC(O1)=NNC1=O NNXROHRFMWHXNH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
R0は(a)水素原子;(b)1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基;(c)アルキルオキシアルキル基;(d)式:−CON(Re)(Rf)で示される基;(e)アミノアルキル基(該基のアミノ基部分は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい);(f)アルキル基、アルキルカルボニル基及びアルキルスルホニル基から選ばれる基で置換されていてもよいアミノ基;(g)4〜6員含窒素脂肪族複素環式基;(h)式:−SO2N(R01)(R02)で示される基;(i)式:−NHCONHR03で示される基;(j)水酸基で置換されていてもよいアルキルオキシ基;(k)ヒドロキシアルキル基;又は(l)カルボキシル基、Re及びRfは、同一又は異なって水素原子、アルキル基又はジアルキルアミノ基、R01及びR02は同一又は異なって水素原子、アルキル基又はカルバモイルアルキル基、R03は水素原子又はアルキル基、
Eは式:−C(=O)−又は−SO2−で示される基、
Rは、(A)R0が(a)水素原子;(b)1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基;(c)アルキルオキシアルキル基;(e)アミノアルキル基(該基のアミノ基部分は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい);(f)アルキル基、アルキルカルボニル基及びアルキルスルホニル基から選ばれる基で置換されていてもよいアミノ基;(g)4〜6員含窒素脂肪族複素環式基;又は(j)水酸基で置換されていてもよいアルキルオキシ基であるときは、下式[i]、[ii]又は[iii]:
環AはC3−8シクロアルキル基(該シクロアルキル基はベンゼン環と縮合していてもよい)又はベンゼン環、Qは単結合手又はメチレン基、
環Bはその環構成炭素原子を介して隣接窒素原子と結合する4〜7員脂肪族複素環式基、Xは硫黄原子、−SO−、−SO2−、酸素原子又は−NRk−で示される基、Rkはアルキル基、アルキルカルボニル基、アルキルオキシカルボニル基、アルキルスルホニル基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノスルホニル基、又は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいカルバモイル基、
R3は(a)水酸基、アミノ基、アシルアミノ基、ジアルキルカルバモイルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基及びジアルキルスルファモイルアミノから選ばれる基で置換されていてもよいアルキル基;(b)シアノ基;(c)カルボキシル基;(d)アルキルオキシカルボニル基;(e)式:−N(Ra)(Rb)で示される基;(f)式:−CON(Ra)(Rb)で示される基;(g)下式:
Ra及びRbは同一又は異なって水素原子、水酸基、シアノ基、アルキル基、シアノアルキル基、トリハロゲノアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルキルオキシアルキル基、シクロアルキル基、アシル基、アルキルスルホニル基又はアミノアルキル基(該基のアミノ基部分は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい)を表すか、或いはRa及びRbの両者が互いに末端で結合して飽和もしくは不飽和含窒素複素環式基(該複素環式基は窒素原子以外に硫黄原子及び酸素原子から選ばれる異項原子を含有していてもよい)
R4は(a)水素原子;(b)アルキル基;(c)シアノ基;(d)カルボキシル基;(e)アルキルカルボニル基;(f)アルキルオキシカルボニル基;(g)式:−CON(Rc)(Rd)で示される基;(h)フェニル基;(i)ベンジル基;又は(j)アシルアミノ基、Rc及びRdは、同一又は異なって水素原子又はアルキル基、
RA及びRBは、一方が(a)アルキル基(水酸基、アルキルオキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基又はジアルキルアミノ基で置換されていてもよい);(b)フェニル基(該フェニル基はハロゲン原子、アルキルオキシ基及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい);(c)ベンジル基;(d)ヘテロアリール基;又は(e)シクロアルキル基であり、他方が(a)水素原子;又は(b)アルキル基(水酸基、アルキルオキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基又はジアルキルアミノ基で置換されていてもよい)、
R5及びR6は、(A)一方が水素原子又はアルキル基であり、他方が(a)ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、アルキルオキシ基、シクロアルキル基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基、アルキルチオ基、アルキルスルフィニル基、アルキルスルホニル基、アシル基、置換基を有していてもよいアリール基及び置換基を有していてもよい飽和もしくは不飽和複素環式基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいアルキル基;(b)置換基を有していてもよいシクロアルキル基;(c)式:−N(R8)(R9)で示される基;(d)置換基を有していてもよいアリール基;又は(e)置換基を有していてもよい飽和もしくは不飽和複素環式基であるか、或いは(B)R5及びR6の両者が末端で互いに結合して隣接窒素原子と共に置換基を有していてもよい飽和もしくは不飽和含窒素複素環式基を形成することを表し、
R8及びR9は、一方が水素原子又はアルキル基であり、他方が(a)ハロゲン原子、シアノ基及びアリール基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいアルキル基;(b)置換基を有していてもよいシクロアルキル基;(c)置換基を有していてもよいアリール基;(d)アシル基;又は(e)置換基を有していてもよい飽和もしくは不飽和複素環式基を表す。〕
で示される化合物(但し、6−フェニル−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−イソプロピルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−イソプロピルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−シアノ−4−テトラヒドロチオピラニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(α−ジメチルベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(α−メチルベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−シアノベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;および
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−(ヒドロキシメチル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを除く)又はその薬理的に許容し得る塩に関する。
R’は下式[i]、[ii]又は[iii]:
で示される化合物(但し、6−フェニル−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−イソプロピルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−イソプロピルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−シアノ−4−テトラヒドロチオピラニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(α−ジメチルベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(α−メチルベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;および6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−シアノベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;を除く)又はその薬理的に許容し得る塩を包含する。
R”はアルキルオキシ基又は式:−N(R5)(R6)で示される基を表し、他の記号は前記と同一意味を有する。〕
で示される化合物又はその薬理的に許容し得る塩(但し、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−(ヒドロキシメチル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを除く)を包含する。
(A)フリル基、テトラヒドロフラニル基、ピラニル基、テトラヒドロピラニル基、チアシクロブチル基、チエニル基、テトラヒドロチエニル基、チオピラニル基、テトラヒドロチオピラニル基、ベンゾフラニル基、ジヒドロベンゾフラニル基、イソベンゾフラニル基、クロマニル基、イソクロマニル基、クロメニル基、イソクロメニル基、ベンゾチエニル基及びジヒドロベンゾチエニル基から選ばれる飽和もしくは不飽和含酸素又は含硫複素環式基、或いは(B)アゼチジル基、ピロリジニル基、ピロリニル基、イミダゾリジニル基、イミダゾリニル基、ピラゾリジニル基、ピラゾリニル基、ピロリル基、2H−ピロリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、ジヒドロピラゾリル基、チアゾリジニル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、イソオキサゾリル基、オキサゾリジニル基、ピリジル基、ジヒドロピリジル基、テトラヒドロピリジル基、ピペリジル基、ピラジニル基、ピペラジニル基、ピリミジニル基、テトラヒドロピリミジニル基、ピリダジニル基、モルホリニル基、アゾシニル基、アザシクロへプチル基、インドリジニル基、ベンズイミダゾリル基、ベンゾトリアゾリル基、インドリル基、イソインドリル基、3H−インドリル基、インドリニル基、イソインドリニル基、1H−インダゾリル基、ピロロピリジル基、ピロロピリミジニル基、テトラゾリル基、プリニル基、プテリジニル基、4H−キノリジニル基、キノリル基、ジヒドロキノリル基、テトラヒドロキノリル基、イソキノリル基、ジヒドロイソキノリル基、テトラヒドロイソキノリル基、フタラジニル基、ジヒドロフタラジニル基、ナフチリジニル基、ジヒドロナフチリジニル基、テトラヒドロナフチリジニル基、キノキサリニル基、キナゾリニル基、ジヒドロベンゾチアジニル基、ジヒドロベンゾオキサジニル基、シンノリニル基、プテリジニル基、キサンテニル基、カルバゾリル基、β−カルボリニル基、フェナントリジニル基、アクリジニル基、5H−ジヒドロジベンズアゼピニル基及び一般式:
で示されるスピロ複素環式基から選ばれる飽和もしくは不飽和含窒素複素環式基等があげられる。
(a)飽和もしくは不飽和4〜7員含窒素複素単環式基(該複素単環式基は2個以上の窒素原子を含んでいてもよく、かつ当該窒素原子以外に酸素原子及び硫黄原子から選ばれる1〜2個のヘテロ原子を含んでいてもよい);
(b)前記複素単環式基と、3〜8員シクロアルキル基、5〜6員単環式アリール基及び飽和もしくは不飽和4〜7員複素単環式基(該複素単環式基は酸素原子、硫黄原子及び窒素原子から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を含む)から選ばれる1〜2個の環式基が縮合してなる8〜15員の飽和もしくは不飽和含窒素二環式もしくは三環式複素環式基;或いは
(c)飽和もしくは不飽和8〜11員含窒素スピロ複素環式基等があげられる。
で示されるスピロ複素環式基から選ばれる飽和もしくは不飽和含窒素複素環式基等があげられる。
RX−COOH [Ac−1]
〔式中、RXは、(a)水素原子、(b)ハロゲン原子、シアノ基、アルキルスルホニル基及びピリジル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいアルキル基、(c)アリール基で置換されていてもよいアルキルオキシ基、(d)シクロアルキル基、(e)ハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、トリハロゲノアルキル基及びアルキルオキシ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいアリール基、(f)1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基又は(g)ハロゲン原子、シアノ基、アルキル基及びはトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜7員複素環式基を表す。〕
で示されるカルボン酸から1個の水酸基を除いてできる基(即ち、式:RXCO−で示される基)があげられる。このようなアシル基の具体例としては、例えば、(a1)ホルミル基、(b1)アセチル基、プロピオニル基の如きC1−6アルキル−カルボニル基、トリフルオロアセチル基の如きトリハロゲノC1−6アルキル−カルボニル基、シアノアセチル基の如きシアノC1−6アルキル−カルボニル基、ピリジルアセチル基の如きピリジル−C1−6アルキル−カルボニル基、(c1)メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基の如きC1−6アルキルオキシ−カルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基の如きアリール−C1−6アルキルオキシ−カルボニル基、(d1)シクロプロピルカルボニル基、シクロペンチルカルボニル基の如きC3−8シクロアルキル−カルボニル基、(e1)ベンゾイル基の如きアリール−カルボニル基、クロロベンゾイル基、フルオロベンゾイル基、ジフルオロベンゾイル基の如きモノもしくはジハロゲノアリール−カルボニル基、シアノベンゾイル基の如きシアノアリール−カルボニル基、トリフルオロメチルベンゾイル基の如きトリハロゲノC1−6アルキル−アリール−カルボニル基、メトキシベンゾイル基の如きC1−6アルキルオキシ−アリール−カルボニル基、(f1)カルバモイル基、N−(C1−6アルキル)カルバモイル基、或いは(g1)フロイル基、テノイル基、ブロモテノイル基、シアノテノイル基、ピリジルカルボニル基、クロロピリジルカルボニル基、シアノピリジルカルボニル基、トリフルオロメチルピリジルカルボニル基又はピラジニルカルボニル基の如き5〜6員ヘテロアリール−カルボニル基(該基のヘテロアリール部分はハロゲン原子、シアノ基、アルキル基及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)等があげられる。
RSは下式[i−a]、[ii−a]又は[iii−a]:
R30は(a)アルキル基(該アルキル基は水酸基、アミノ基、アシルアミノ基、ジアルキルカルバモイルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基及びジアルキルスルファモイルアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよい);(b)シアノ基;(c)カルボキシル基;(d)アルキルオキシカルボニル基;(e)式:−N(Raa)(Rbb)で示される基;(f)式:−CON(Raa)(Rbb)で示される基;(g)下式:
R40は(a)水素原子;(b)アルキル基;(c)シアノ基;(d)カルボキシル基;(e)アルキルカルボニル基;(f)アルキルオキシカルボニル基;(g)式:−CON(Rcc)(Rdd)で示される基;(h)フェニル基;(i)ベンジル基又は(j)式:RxaCONH−で示される基、Rcc及びRddは同一又は異なって、水素原子又はアルキル基、
RAa及びRBaは一方が(a)アルキル基(該アルキル基は水酸基、アルキルオキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基又はジアルキルアミノ基で置換されていてもよい);(b)フェニル基(該フェニル基はハロゲン原子、アルキルオキシ基及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい);(c)ベンジル基;(d)5〜6員含窒素ヘテロアリール基;又は(e)シクロアルキル基であり、他方が(a)水素原子;又は(b)アルキル基(該アルキル基は水酸基、アルキルオキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基又はジアルキルアミノ基で置換されていてもよい)を表し、他の記号は前記と同一意味を有する。〕
で示される化合物(但し、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−シアノベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−シアノ−4−テトラヒドロチオピラニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン、6−フェニル−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−イソプロピルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−イソプロピルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(α−ジメチルベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(α−メチルベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;および6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−シアノベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを除く)又は
その薬理的に許容し得る塩があげられる。
R2Aはハロゲン原子及びシアノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、
RS1は下式[i−b]、[i−c]、[i−d]、[ii−b],[iii−b]又は[iii−c]:
環Aaは(a)C3−8シクロアルキル基又は(b)ベンゼン環と縮合したC5−6シクロアルキル基、Qは単結合手又はメチレン基、
環Baはその環構成炭素原子を介して隣接窒素原子と結合する4〜7員脂肪族複素単環式基、
R31はシアノ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アミノアルキル基(該基のアミノ部分はアルキルカルボニル基、ジアルキルスルファモイル基、アルキルスルホニル基又はジアルキルカルバモイル基で置換されていてもよい)、カルボキシアルキル基、カルボキシル基、アルキルオキシカルボニル基、カルバモイル基(該基のアミノ基部分はアルキル基及びジアルキルアミノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)、或いは下記:
R41は水素原子、アミノ基又は式:RxaCONH−で示される基、
R32は水酸基、カルボキシル基、アルキルオキシカルボニル基、アミノ基又は式:RxaCONH−で示される基、
R33はカルボキシル基又はアルキルオキシカルボニル基、
R34はシアノ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アミノアルキル基、カルボキシアルキル基、カルボキシル基、アルキルオキシカルボニル基、カルバモイル基(該基のアミノ基部分はアルキル基、ヒドロキシアルキル基、シアノアルキル基、トリハロゲノアルキル基、アルキルオキシアルキル基、シクロアルキル基、アルキルスルホニル基及びジアルキルアミノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)、式:
R35はヒドロキシアルキル基、カルボキシル基、アルキルオキシカルボニル基又はカルバモイル基(該基のアミノ基部分は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい)、
RA1はアルキル基、シクロアルキル基、フェニル基(該フェニル基は、ハロゲン原子、アルキルオキシ基及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)又はベンジル基、
RB1は水素原子又はアルキル基、
R36はアルキル基又はカルバモイル基、
RB2は水素原子又はアルキル基を表し、他の記号は前記と同一意味を有する。〕
で示される化合物(但し、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−シアノ−4−テトラヒドロチオピラニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンおよび6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを除く)又はその薬理的に許容し得る塩があげられる。
R5Aは水素原子又はアルキル基、
R6Aは(A)アルキル基(該基は(a)ハロゲン原子、(b)水酸基、(c)シアノ基、(d)アルキルオキシ基、(e)カルボキシル基、(f)カルバモイル基(該基は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい)、(g)アルキルチオ基、(h)アルキルスルホニル基(i)シクロアルキル基(該基はアルキル基及び水酸基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)、(j)1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基及び(k)飽和もしくは不飽和4〜10員、単環もしくは二環式含窒素、含硫もしくは含酸素複素環式基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい);
(B)シクロアルキル基(該シクロアルキル基はベンゼン環と縮合していてもよく、且つ(a)水酸基、カルボキシル基及びアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキル基;(b)シアノ基;(c)カルボキシル基;(d)式:RxaCO−で示される基;(e)式:−N(Ra1)(Rb1)で示される基;(f)式:−CON(Ra1)(Rb1)で示される基;(g)6〜10員単環もしくは二環式アリール基;(h)6〜10員単環もしくは二環式アリール基で置換されたアルキル基;及び(i)1〜2個のオキソ基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和4〜7員含窒素複素単環式基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)、Ra1及びRb1は同一又は異なって水素原子、水酸基、シアノ基、アルキル基、式:RxaCO−で示される基、アルキルスルホニル基、アミノアルキル基、モノアルキルアミノアルキル基又はジアルキルアミノアルキル基;
(C)6〜10員単環もしくは二環式アリール基(該アリール基はシアノ基、トリハロゲノアルキル基、アルキルオキシ基及びカルボキシル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい);
(D)飽和もしくは不飽和4〜10員単環もしくは二環式複素環式基(該複素環式基は硫黄原子、酸素原子及び窒素原子から選ばれる少なくとも1個のヘテロ原子を含有し、且つ(a)ハロゲン原子、(b)水酸基、(c)オキソ基、(d)シアノ基、(e)アルキル基、(f)トリハロゲノアルキル基、(g)ヒドロキシアルキル基、(h)アルキルオキシアルキル基、(i)アルキルオキシ基、(j)式:RxaCO−で示される基、(k)シクロアルキル基、(l)アルキルスルホニル基、(m)1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノスルホニル基、(n)フェニルスルホニル基、(o)アミノ基、(p)式:RxaCONH−で示される基、(q)1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいカルバモイル基、(r)ハロゲン原子で置換されていてもよい6〜10員単環もしくは二環式アリール基及び(s)アルキル基及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和含硫、含酸素もしくは含窒素4〜7員複素単環式基から選ばれる1〜4個の基で置換されていてもよい);
(E)式:−N(R81)(R91)で示される基、R81は水素原子又はアルキル基、R91は(a)アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、シアノ基及び6〜10員単環もしくは二環式アリール基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい);(b)シクロアルキル基;(c)6〜10員単環もしくは二環式アリール基(該アリール基はハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、トリハロゲノアルキル基、アルキルオキシ基、トリハロゲノアルキルオキシ基、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基及び式:RxaCO−で示される基から選ばれる基で置換されていてもよい);(d)式:RxaCO−で示される基;又は(e)飽和もしくは不飽和含硫、含酸素もしくは含窒素4〜7員複素単環式基(該複素環式基はハロゲン原子、アルキル基、トリハロゲノアルキル基及びアルキルオキシ基から選ばれる基で置換されていてもよい);或いは
(F)R5AとR6Aとが互いに結合して隣接窒素原子と共に飽和もしくは不飽和4〜10員単環もしくは二環式含窒素複素環式基(該含窒素複素環式基は、窒素原子以外にも硫黄原子及び酸素原子から選ばれる1〜2個のヘテロ原子を有していてもよく、且つハロゲン原子、オキソ基、アルキル基、式:RxaCO−で示される基及びジアルキルアミノスルホニル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)を形成していることを表し、他の記号は前記と同一意味を有する。〕
で示される化合物(但し、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−(ヒドロキシメチル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを除く)又はその薬理的に許容し得る塩;および
下記一般式[I−II−ii]:
で示される化合物又はその薬理的に許容し得る塩を包含する。
1)一般式[I−II−i]において、R10が(a)ハロゲン原子、アルキル基、ジフルオロアルキル基、トリフルオロアルキル基及びジアルキルアミノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基又は(b)アルキル基、トリフルオロアルキル基及びアルキルオキシ基から選ばれる基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜6員含窒素複素環式基、R20がハロゲン原子及びシアノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、R6Aが(A)アルキル基(該アルキル基は1〜3個のハロゲン原子、水酸基、シアノ基、カルボキシル基及びアルキルオキシカルボニル基から選ばれる基で置換されていてもよい);或いは(B)下式:
2)一般式[I−II−ii]において、R10が(a)ハロゲン原子、ジフルオロアルキル基、トリフルオロアルキル基及びジアルキルアミノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基又は(b)アルキル基、トリフルオロアルキル基及びアルキルオキシ基から選ばれる基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜6員含窒素複素環式基、R20がハロゲン原子及びシアノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基である化合物があげられる。
A1)R’が式[i]で示される基、R3が(a)水酸基及びアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキル基、(b)シアノ基、(c)カルボキシル基、(d)アルキルオキシカルボニル基、(e)式:−CON(Re)(Rf)で示される基又は(f)アシルアミノ基、Re及びRfが同一又は異なって水素原子、アルキル基又はジアルキルアミノアルキル基、R4が水素原子又はアシルアミノ基であるか、又は;
A2)R’が式[ii]で示される基、Xが硫黄原子、SO2、酸素原子又は式:N−Rkで示される基、Rkがアルキルオキシカルボニル基、アルキルスルホニル基、アルキルカルボニル基又はジアルキルアミノスルホニル基、R3が(a)水酸基で置換されていてもよいアルキル基、(b)カルボキシル基、(c)アルキルオキシカルボニル基又は(d)式:−CON(Re)(Rf)で示される基、ReおよびRfが同一又は異なって水素原子、アルキル基又はトリハロゲノアルキル基、R4が水素原子であるか;又は
A3)R’が式[iii]で示される基、RAが水酸基で置換されていてもよいアルキル基、フェニル基(該フェニル基はハロゲン原子又はトリハロゲノアルキル基で置換されていてもよい)又は含窒素5〜6員へテロアリール基、RBが水素原子又はアルキル基、R3がアルキル基、カルボキシル基又は式:−CON(Ra)(Rb)で示される基、RaおよびRbが水素原子又はアルキル基であり;かつ
R0Aが水素原子、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、水酸基で置換されていてもよいアルキルオキシ基、ヒドロキシアルキル基、アミノ基(該アミノ基はアルキル基、アルキルカルボニル基及びアルキルスルホニル基から選ばれる1又は2個の基で置換されていてもよい)又は4〜6員含窒素脂肪族複素環式基である化合物があげられる。
A1)R’が式[i]で示される基、R3が(a)C1−6アルキル基、(b)ヒドロキシ−C1−6アルキル基、(c)アミノ−C1−6アルキル基、(d)シアノ基、(e)カルボキシル基、(f)C1−6アルキルオキシ−カルボニル基、(g)カルバモイル基、(h)モノもしくはジ(C1−6アルキル)カルバモイル基、(i)ジ(C1−6アルキル)アミノ−C1−6アルキル−カルバモイル基又は(j)C1−6アルキルオキシ−カルボニルアミノ基であり、R4が水素原子又はフェニル−C1−6アルキルオキシ−カルボニルアミノ基である化合物;又は
A2)R’が式[ii]で示される基、Xが硫黄原子、SO2、酸素原子又はN−Rkで示される基、RkがC1−6アルキルオキシ−カルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、C1−6アルキル−カルボニル基又はジ(C1−6アルキル)アミノスルホニル基、R3が(a)カルバモイル基、(b)モノもしくはジ(C1−6アルキル)−カルバモイル基、(c)モノ(トリハロゲノC1−6アルキル)カルバモイル基、(d)C1−6アルキルオキシ−カルボニル基、(e)C1−6アルキル基又は(f)ヒドロキシ−C1−6アルキル基、R4が水素原子である化合物;又は
A3)R’が式[iii]で示される基、RAがC1−6アルキル基、ヒドロキシ−C1−6アルキル基、フェニル基、ハロゲノフェニル基、トリハロゲノ(C1−6アルキル)−フェニル基又はピリジル基、RBが水素原子又はC1−6アルキル基、R3がC1−6アルキル基、カルボキシル基、C1−6アルキルオキシ−カルボニル基又はカルバモイル基である化合物があげられる。
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−シアノシクロへキシル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−シアノシクロペンチル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−メチルシクロへキシル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−メチルシクロプロピル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(1−シアノシクロペンチル)カルバモイル]−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(1−シアノシクロへキシル)カルバモイル]−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(4−カルバモイル−1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
2−アセチルアミノ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]−2−(1−ピロリジニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(1−カルバモイルシクロへキシル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[1−メチル−1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−[1−メチル−1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(4−カルバモイル−1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(1−カルボキシシクロへキシル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[1−[N−[2−(N,N−ジメチルアミノ)エチル]カルバモイル]シクロへキシル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[1−(N−メチルカルバモイル)シクロへキシル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[1−(N,N−ジメチルカルバモイル)シクロへキシル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−3−[N−(1−カルボキシ−2−メチルプロピル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−3−[N−(1−カルボキシ−2−フェニルエチル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−3−[N−(1−カルボキシ−2−メチルプロピル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−3−[N−(α−カルボキシベンジル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−3−[N−(1−カルボキシ−2−メチルプロピル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(1−カルボキシ−1−メチルエチル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(α−カルボキシベンジル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(1−カルボキシ−1−メチルエチル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(1−カルボキシ−2−フェニルエチル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(4−カルボキシ−1−シクロへキシル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(4−カルボキシベンジル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(3−カルボキシベンジル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(1−シアノシクロへキシル)カルバモイル]−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−メトキシカルボニルシクロへキシル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(メチルスルホニルアミノ)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−[N−メチル−N−(メチルスルホニル)アミノ]−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−メチルピペリジン−1−イル)−3−[N−[1−メチル−1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−メトキシピペリジン−1−イル)−3−[N−[1−メチル−1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(3−メトキシピロリジン−1−イル)−3−[N−[1−メチル−1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1−メトキシカルボニルシクロへキシル)スルファモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(1−カルボキシシクロへキシル)スルファモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(4−メトキシカルボニル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(4−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−メチル−3−[N−(4−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−メチル−3−[N−(4−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロプ−2−イル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(4−ヒドロキシメチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−トリフルオロメチル−3−[N−(4−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−エトキシ−3−[N−(4−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(2−フルオロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(4−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(3−メトキシカルボニル−1,1−ジオキソチエタン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−シアノシクロへキシル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−[N−(3−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−[N−(3−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(3−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−2−(ジフルオロメチル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(3−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3−[N−(3−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−[4−(N−メチルカルバモイル)−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−[4−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル]−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル]カルバモイル]−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;および
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−[4−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル]−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル]カルバモイル]−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン
から選ばれる化合物又はその薬理的に許容し得る塩があげられる。
B1)R1及びR2が同一又は異なってハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、ジハロゲノアルキル基及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、R”が式:−N(R5)(R6)で示される基、R5が水素原子又はアルキル基、R6が(a)アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、水酸基、シアノ基、アルキルオキシ基、C3−8シクロアルキル基、ヒドロキシ−C3−8シクロアルキル基、アミノ−C3−8シクロアルキル基、1〜2個のハロゲン原子で置換されたC3−8シクロアルキル基、ジアルキルアミノ基、カルボキシル基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいカルバモイル基、1〜2個のハロゲン原子で置換されたフェニル基、トリハロゲノアルキルフェニル基、アルキルオキシフェニル基、カルボキシフェニル基及び飽和もしくは不飽和5〜6員含窒素もしくは含酸素複素環式基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい)、(b)C3−8シクロアルキル基〔該シクロアルキル基はベンゼン環と縮合していてもよく、且つシアノ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、カルボキシアルキル基、アミノアルキル基、アルキルカルボニルアミノ−アルキル基、ジ(アルキル)カルバモイル−アミノ−アルキル基、アルキルスルホニルアミノアルキル基、ジアルキルスルファモイルアミノアルキル基、カルボキシル基、アルキルオキシカルボニル基、フェニルアルキルオキシカルボニル基、式:−CON(Ra1)(Rb1)で示される基(式中、Ra1及びRb1は同一又は異なって水素原子、アルキル基又はジアルキルアミノアルキル基を表す)及びテトラゾリル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい〕、(c)飽和もしくは不飽和4〜6員含窒素、含硫もしくは含酸素複素環式基〔該複素環式基はオキソ基、水酸基、シアノ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、カルボキシル基、アルキルオキシカルボニル基、アルキルスルホニル基、式:−CON(Ra2)(Rb2)で示される基(式中、Ra2及びRb2は同一又は異なって水素原子、アルキル基、トリハロゲノアルキル基、シアノアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルキルオキシアルキル基、アルキルスルホニル基又はC3−8シクロアルキル基を表す)、ピロリジニルカルボニル基及びモルホリノカルボニル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい〕或いは(d)アミノ基(該アミノ基はアルキル基及びピリジル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)である化合物(但し、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−(ヒドロキシメチル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを除く);或いは
B2)R1及びR2が同一又は異なって、ハロゲン原子、シアノ基、ジハロゲノアルキル基及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、R0Bが式:−SO2N(R01)(R02)で示される基、R”がアルキルオキシ基である化合物があげられる。
B1−1)R1及びR2が同一又は異なって、ハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、ジハロゲノアルキル基及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、R0Bが式:−NHCONHR03で示される基、Eが−C(=O)−で示される基、R”が式:−N(R5)(R6)で示される基、R5が水素原子、R6が(a)アルキル基、(b)トリハロゲノアルキル基、(c)C3−8シクロアルキル基、(d)ジアルキルアミノ基又は(e)オキソ基、アルキル基及びカルバモイル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜6員含硫複素環式基である化合物;
B1−2)R1及びR2が同一又は異なって、(i)ハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、ジハロゲノアルキル基、トリハロゲノアルキル基及びアルキルオキシ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基或いは(ii)飽和もしくは不飽和5〜6員含窒素複素単環式基、R0Bが式:−SO2N(R01)(R02)で示される基、R01が水素原子又はアルキル基、R02が水素原子、アルキル基又はカルバモイルアルキル基、Eが−C(=O)−で示される基、R”が式:−N(R5)(R6)で示される基、R5が水素原子又はアルキル基、R6が(a)ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、アルキルオキシ基、1〜2個のハロゲン原子で置換されていてもよいC3−8シクロアルキル基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基及びピリジル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいアルキル基、(b)アルキル基及びカルバモイル基から選ばれる基で置換されていてもよいC3−8シクロアルキル基、(c)アルキル基及びピリジル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいアミノ基又は(d)オキソ基、アルキル基及びカルバモイル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜6員含窒素もしくは含硫複素環式基である化合物;
B1−3)R1及びR2が同一又は異なって、ハロゲン原子及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、R0Bが式:−CON(Re)(Rf)で示される基、Reが水素原子又はアルキル基、Rfが水素原子、アルキル基又はジアルキルアミノ基、Eが−C(=O)−で示される基、R”が式:−N(R5)(R6)で示される基、R5が水素原子、R6が(a)1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、(b)C3−8シクロアルキル基又は(c)オキソ基及びアルキル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和4〜6員含硫複素環式基である化合物;
B1−4)R1及びR2が同一又は異なって、ハロゲン原子及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、R0Bがヒドロキシアルキル基、Eが−C(=O)−で示される基、R”が式:−N(R5)(R6)で示される基、R5が水素原子、R6が(a)1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、(b)ピリジル基で置換されたアルキル基、(c)シアノ基及びカルバモイルから選ばれる基で置換されていてもよいC3−8シクロアルキル基又は(d)オキソ基及びアルキル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和4〜6員含窒素もしくは含硫複素環式基である化合物(但し、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−(ヒドロキシメチル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを除く);或いは
B1−5)R1及びR2が同一又は異なって、ハロゲン原子及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、R0Bがカルボキシル基、Eが−C(=O)−で示される基、R”が式:−N(R5)(R6)で示される基、R5が水素原子、R6がオキソ基及びアルキル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜6員含硫複素環式基である化合物;或いは
B2−1)R1及びR2が同一又は異なってハロゲノフェニル基、R0Bが1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいスルファモイル基、Eが−C(=O)−で示される基、R”がアルキルオキシ基である化合物があげられる。
B1−a)R1が(i)ハロゲン原子、C1−6アルキル基、ジハロゲノC1−6アルキル基及びトリハロゲノC1−6アルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基或いは(ii)ピペリジノ基、R2がハロゲン原子及びシアノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、R0Bが式:−SO2N(R01)(R02)で示される基、R01が水素原子又はC1−6アルキル基、R02が水素原子、C1−6アルキル基又はカルバモイル−C1−6アルキル基、R5が水素原子、R6が(a)ハロゲン原子、C1−6アルキルオキシ基、C3−8シクロアルキル基及びピリジル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいC1−6アルキル基、(b)C1−6アルキル基で置換されていてもよいC3−8シクロアルキル基、(c)C1−6アルキル基及びピリジル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいアミノ基又は(d)1〜2個のオキソ基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜6員含窒素もしくは含硫複素環式基である化合物;
B1−b)R1がトリハロゲノC1−6アルキル−フェニル基、R2がハロゲノフェニル基、R0Bが式:−CON(Re)(Rf)で示される基、Reが水素原子又はC1−6アルキル基、Rfが水素原子又はC1−6アルキル基、R5が水素原子、R6が(a)1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基、又は(b)オキソ基及びC1−6アルキル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜6員含硫複素環式基である化合物;
B1−c)R1がトリハロゲノC1−6アルキル−フェニル基、R2がハロゲノフェニル基、R0BがヒドロキシC1−4アルキル基、R5が水素原子、R6が(a)トリハロゲノC1−6アルキル基、(b)ピリジル−C1−6アルキル基、(c)シアノ基及びカルバモイルから選ばれる基で置換されたC5−7シクロアルキル基又は(d)オキソ基及びC1−6アルキル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜6員含硫複素環式基である化合物(但し、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−(ヒドロキシメチル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを除く);或いは
B2−a)R1及びR2が同一又は異なるハロゲノフェニル基、R0BがC1−6アルキル−スルファモイル基、R”がC1−6アルキルオキシ基である化合物があげられる。
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−2−(N−メチルスルファモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−2−(N,N−ジメチルスルファモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(N−メチルスルファモイル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(シクロペンチル)カルバモイル]−2−(N−メチルスルファモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニル]−2−(N−メチルスルファモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(N,N−ジメチルスルファモイル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(シクロペンチル)カルバモイル]−2−(N,N−ジメチルスルファモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(N,N−ジメチルスルファモイル)−3−[N−(1−ピロリジニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニル]−2−(N,N−ジメチルスルファモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(N−メチルスルファモイル)−3−[N−(1−ピロリジニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−ピロリジニル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(シクロペンチル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(シクロペンチル)カルバモイル]−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−7−(4−クロロフェニル)−6−(2−シアノフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
7−(4−クロロフェニル)−6−(2−シアノフェニル)−3−[N−(シクロペンチル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
7−(4−クロロフェニル)−6−(2−シアノフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−2−[N−(カルバモイルメチル)スルファモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
2−[N−(カルバモイルメチル)スルファモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(シクロペンチル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
2−[N−(カルバモイルメチル)スルファモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
2−[N−(カルバモイルメチル)スルファモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−ピロリジニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(1−カルボキシシクロへキシル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(N−メチルスルファモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(1−カルバモイルシクロへキシル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−ヒドロキシメチル−3−[N−[1−メチル−1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−ヒドロキシメチル−3−[N−(3−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(1−シアノシクロへキシル)カルバモイル]−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−ヒドロキシメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−ヒドロキシメチル−3−[N−(4−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
2−カルバモイル−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(4−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−(N−メチルカルバモイル)−3−[N−(4−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(シクロへキシルメチル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(3−メチルプロピル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(2,2−ジフルオロエチル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(シクロプロピルメチル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−メチルシクロプロピル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル]−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−ヒドロキシメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−ジフルオロメチルフェニル)−3−[N−(イソブチル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
2−カルバモイル−6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル]−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−ジフルオロメチルフェニル)−3−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(n−プロピル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(イソブチル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1−メチルプロピル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(3−メトキシプロプ−2−イル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1−メチルシクロプロピル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル]−7−(4−フルオロフェニル)−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル]−2−(ジメチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−[1−メチル−1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(3−メトキシプロプ−2−イル)カルバモイル]−7−(4−メチルフェニル)−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル]−7−(4−メチルフェニル)−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(イソブチル)カルバモイル]−7−(4−メチルフェニル)−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;および
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−シクロペンチルカルバモイル]−7−(4−メチルフェニル)−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン
から選ばれる化合物又はその薬理的に許容し得る塩が包含される。
本発明の化合物[I]のうち、下記一般式[I−A]:
で示される化合物は、一般式[II−A]:
で示される化合物と一般式[III]:
HRM [III]
[式中、記号は前記と同一意味を有する。]
で示されるアミン化合物又はその塩と反応させることにより製することができる。
で示される化合物に変換した後、該化合物[II−Aa]と化合物[III]とを上記と同様に処理することにより実施することもできる。
本発明の化合物[I]のうち、Eが式:−SO2−で示される基である化合物(化合物[I−B])は、例えば、下記一般式[II−B]:
で示されるスルホニルハライド化合物とアミン化合物[III]とを反応させることにより製することができる。本反応は、溶媒中、塩基の存在下で実施することができる。溶媒としては、本反応に影響を与えるものでなければよく、例えばクロロホルム、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン等があげられる。塩基としては、ピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等があげられる。アミン化合物[III]の使用量は、化合物[II−B]に対して0.5〜5.0当量、好ましくは0.8〜1.5当量とすることができる。塩基の使用量は、化合物[II−B]に対して1.0〜5.0当量、好ましくは1.0〜1.5当量とすることができる。本反応は−10〜100℃、好ましくは0〜40℃で実施することができる。
本発明の化合物[I]のうち、一般式[I−C]:
で示される化合物は、例えば、下記一般式[II−C]:
で示される化合物と一般式:
R03NCO
〔式中、記号は前記と同一意味を有する。〕
で示されるイソシアン酸アルキルとを無溶媒で反応させることにより製することができる。イソシアン酸アルキルの使用量は、溶媒としての機能も考慮し、化合物[II−C]に対して大過剰量とすればよい。本反応は20〜120℃、好ましくは50〜90℃で実施することができる。尚、他の溶媒として、例えばクロロホルム、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン等を使用してもよい。
置換基としてシアノ基(又はシアノを含む基)を有する本発明の化合物[I]は、例えば、置換基としてハロゲン原子又はアルキルスルホニル基(又はハロゲン原子もしくはアルキルスルホニル基を含む基)を有する対応化合物[I]とシアン化合物(シアン化亜鉛、シアン化銅、シアン化トリメチルシラン又はシアン化カリウム等)とを触媒、塩基及び添加剤の存在下又は非存在下で反応させることにより製造できる。塩基としては、例えばトリエチルアミン、N−メチルピペリジン、ジイソプロピルエチルアミン等があげられる。触媒としては、例えば酢酸パラジウム、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム、トランス−ジクロロビス(トリシクロヘキシルホスフィン)パラジウム又はテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムの如きパラジウム触媒或いはジブロモビス(トリフェニルホスフィン)ニッケルの如きニッケル触媒等があげられる。添加剤としては、例えばトリフェニルホスフィン、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン、ラセミック−2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ビフェニル、2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)ビフェニル、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’−(N,N’−ジメチルアミノ)ビフェニル、トリ−tert−ブチルホスフィン等のホスフィン化合物等があげられる。
置換基としてアルキルアミノ基又はシクロアルキルアミノ基(或いはアルキルアミノ基又はシクロアルキルアミノ基を含む基)を有する本発明の化合物[I]は、例えば、置換基としてハロゲン原子(或いはハロゲン原子を含む基)を有する対応化合物[I]とモノもしくはジアルキルアミン又はシクロアルキルアミンとを溶媒中、触媒、添加剤及び塩基の存在下反応させることにより得られる。触媒としては、例えば前記(a)法で使用されるパラジウム系触媒又は銅触媒等があげられる。添加剤としては、例えば前記(a)法で使用されるホスフィン化合物があげられ、塩基としては、酢酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、カリウム−tert−ブトキシド等があげられる。
置換基としてアルキルオキシ基(又はアルキルオキシ基を含む基)を有する本発明の化合物[I]は、例えば、(1)置換基として水酸基(又は水酸基を含む基)を有する対応化合物[I]と、アルキルハライドとを適当な溶媒中で反応させるか、(2)置換基として水酸基(又は水酸基を含む基)を有する対応化合物[I]とアルカノールとを溶媒中、塩基(炭酸カリウム、炭酸セシウム、水素化ナトリウム等)の存在下或いは活性化剤(ジエチルアゾジカルボキシレート等)及び三置換ホスフィンの存在下反応させるか、或いは(3)置換基としてアルキルスルホニル基(又はアルキルスルホニル基を含む基)を有する対応化合物[I]と、アルカリ金属アルコキシドとを適当な溶媒中で反応させることにより得られる。
置換基としてアルキルスルフィニル基又はアルキルスルホニル基(或いはアルキルスルフィニル基又はアルキルスルホニル基を含む基)を有する本発明の化合物[I]は、例えば、置換基としてアルキルチオ基(或いはアルキルチオ基を含む基)を有する対応化合物[I]を適当な溶媒中、3−クロロ過安息香酸の如き酸化剤で処理することにより製することができる。
置換基としてアルキルカルボニルアミノ基の如きアシルアミノ基(アシルアミノ基を含む基)を有する本発明の化合物[I]は、例えば、置換基としてアミノ基(或いはアミノ基を含む基)を有する対応化合物[I]と下記一般式:
RXCOOH [Ac−1]
〔式中、RXは前記と同一意味を有する。〕
で示されるカルボン酸又はそれらの反応性誘導体(対応酸無水物又は対応酸ハライド等)を反応させることにより製することができる。本反応は、溶媒中、塩基(トリエチルアミン等)もしくは縮合剤(水溶性カルボジイミド等)の存在下並びに活性化剤(1−ヒドロキシベンゾトリアゾール等)の存在下もしくは非存在下に実施することができる、
また、化合物[I]からのアシル基の除去は、当該アシル基の種類に応じて、酸処理、接触還元等の慣用の方法により実施することができる。
置換基として式:−CON(Re)(Rf)で示される置換もしくは非置換カルバモイル基(或いは置換もしくは非置換カルバモイル基を含む基)を有する本発明の化合物[I]は、置換基としてカルボキシル基又はアルキルオキシカルボニル基(或いはカルボキシル基又はアルキルオキシカルボニル基を含む基)を有する対応化合物[I]を適当な溶媒中、式:HN(Re)(Rf)で示されるアミン化合物(アンモニア、モノもしくはジアルキルアミン等)と反応させることにより製することができる。
置換基としてアルキルカルバモイルアミノ基(或いはアルキルカルバモイルアミノ基を含む基)を有する本発明の化合物[I]は、置換基としてアミノ基(或いはアミノ基を含む基)を有する対応化合物[I]を適当な溶媒中、アルキルイソシアネートと反応させることにより製することができる。
置換基として下記式:
示される基を有する本発明の化合物[I]は、置換基としてアミノ基を有する対応化合物[I]と式:
X01−Alk1−X02
〔式中、X01及びX02はハロゲン原子、Alk1はアルキレン基を表す。〕
で示される化合物を溶媒(アセトニトリル等)中、塩基(炭酸カリウム等)の存在下又は非存在下、添加剤(ヨウ化カリウム等)の存在下又は非存在下で反応させることにより製することができる。尚、A1で示される5〜7員脂肪族含窒素複素単環式基としては、例えば、1−ピロリジニル基、1−ピペリジル基等があげられる。
置換基としてカルボキシル基を有する本発明の化合物[I]は、置換基としてヒドロキシメチル基を有する対応化合物[I]をジメチルホルアミドの如き適当な溶媒中、酸化剤(二クロム酸ピリジニウム等)で処理することにより製することができる。
(i)本発明における中間体化合物[II−A]のうち、下記一般式[II−A1]:
で示される化合物は、例えば、以下の反応スキームA1〜A3に従って製することができる。
(反応スキームA3)
R11、R12、R21又はR22におけるアリール基としては、例えば、フェニル基、ナフチル基等の如き6〜10員単環もしくは二環式アリール基があげられ、この内、フェニル基が好ましい。
化合物[VI]と化合物[VII]との反応は、溶媒中、加熱下で実施することができる。溶媒としては反応に影響を与えないものであればよく、例えばジメチルホルムアミド、ジメチルアセタミド、ジオキサン、1,2―ジクロロエタン、トルエン、キシレン等があげられる。化合物[VII]の使用量は、化合物[VI]に対して1.0〜10当量、好ましくは1.0〜3.0当量とすることができる。本反応は50〜200℃、好ましくは80〜150℃で実施することができる。
化合物[VIII]と化合物[i]との反応は塩基存在下あるいは非存在下、溶媒中で実施することができる。塩基としては、例えばピペリジン、モルホリン、N−メチルピペラジン、ジエチルアミン等があげられる。溶媒としては反応に影響を与えないものであればよく、例えば酢酸、メタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール等があげられる。化合物[i]の使用量は、化合物[VIII]に対して0.5〜2.0当量、好ましくは0.8〜1.2当量とすることができる。塩基の使用量は、化合物[VIII]に対して0.01〜2.0当量、好ましくは0.1〜1.0当量とすることができる。本反応は50〜150℃、好ましくは70〜100℃で実施することができる。また、本反応は酸存在下又は非存在下、溶媒中で実施することもできる。酸としては、例えば臭化水素、塩化水素、酢酸等があげられる。溶媒としては反応に影響を与えないものであればよく、例えば酢酸、メタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール等があげられる。化合物[i]の使用量は、化合物[VIII]に対して0.5〜2.0当量、好ましくは0.8〜1.2当量とすることができる。酸の使用量は、化合物[VIII]に対して0.1〜3.0当量、好ましくは0.3〜1.0当量とすることができる。本反応は0〜150℃、好ましくは60〜100℃で実施することができる。
化合物[VI−a]と化合物[VII]との反応は、反応工程A1−1と同様にして実施することができる。
化合物[VIII−a]と化合物[i]との反応は、反応工程A1−2と同様にして実施することができる。また、本反応を酢酸中で実施することにより、反応工程A2−3を実施することなく化合物[X−a]を得ることができる。
化合物[IX−a]の分子内閉環反応は、溶媒中、塩基の存在下で実施することができる。溶媒としては反応に影響を与えないものであればよく、例えばエタノール、アセトニトリル、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トルエン、N,N−ジメチルホルムアミド等があげられる。塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸セシウム、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ジメチルアミノピリジン等があげられる。塩基の使用量は、化合物[IX−a]に対して1.0〜10.0当量、好ましくは1.2〜3.0当量とすることができる。本反応は30〜150℃、好ましくは60〜100℃で実施することができる。
化合物[X−a]の化合物[XII−a]への変換は、溶媒中、ハロゲン化剤の存在下、並びに塩基の存在下もしくは非存在下で実施することができる。溶媒としては反応に影響を与えないものであればよく、例えばアセトニトリル、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トルエン、N,N−ジメチルホルムアミド等があげられる。ハロゲン化剤としては、例えば、オキシ塩化リン、塩化チオニル、五塩化リン、オキザリルクロリド等があげられる。塩基としては、例えば、N,N−ジメチルアニリン、ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルモルホリン等があげられる。ハロゲン化剤の使用量は、化合物[X−a]に対して1.1〜5.0当量、好ましくは1.2〜1.5当量とすることができる。塩基の使用量は、化合物[X−a]に対して1.2〜10.0当量、好ましくは1.5〜2.0当量とすることができる。本反応は50〜200℃、好ましくは80〜150℃で実施することができる。
(1)化合物[XII−a]とボロン酸化合物[XIII−a]との反応は、溶媒中、触媒及び塩基の存在下で実施することができる。ボロン酸化合物[XIII−a]としては、R002及びR003が水素原子又はアルキル基(メチル基、エチル基、イソプロピル基等)である化合物又はR002及びR003が互いに結合してアルキレン基(エチレン基、プロピレン基、1,1,2,2−テトラメチルエチレン基等)を形成する化合物等があげられ、このうち、R002及びR003が水素原子である化合物(又は下式:
で示される対応ボロキシン化合物)が好ましい。溶媒としては反応に影響を及ぼさないものであればよく、例えば、ジオキサン、トルエン、ジメトキシエタン、エタノール、N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、水等があげられる。触媒としては、例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、酢酸パラジウム(II)、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド、ビス(トリ−o−トリルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド、ビス(トリシクロへキシルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドの如きパラジウム触媒、1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン ニッケル(II)ジクロリド、ビス(トリフェニルホスフィン)ニッケル(II)ジクロリドの如きニッケル触媒等があげられる。塩基としては、例えば、リン酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸セシウム、炭酸水素ナトリウム、フッ化カリウム、トリエチルアミン、塩化リチウム等があげられる。本反応における化合物[XIII−a]の使用量は、化合物[XII−a]に対して1.0〜5.0当量、好ましくは1.1〜2.0当量とすることができる。触媒の使用量は、化合物[XII−a]に対して0.001〜0.5当量、好ましくは0.01〜0.05当量とすることができる。塩基の使用量は、化合物[XII−a]に対して1.0〜10.0当量、好ましくは2.0〜5.0当量とすることができる。本反応は20〜150℃、好ましくは60〜120℃で実施することができる。
化合物[VI−b]と化合物[VII−b]との反応は、溶媒中又は無溶媒で実施することができる。溶媒としては反応に影響を与えないものであればよく、例えばジメチルホルムアミド、トルエン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等があげられる。本反応における化合物[VII−b]の使用量は、化合物[VI−b]に対して0.5〜5.0当量、好ましくは0.9〜1.5当量とすることができる。本反応は0〜150℃、好ましくは50〜80℃で実施することができる。
化合物[VIII−b]のハロゲン化は、溶媒中、ハロゲン化剤の存在下および塩基の存在下もしくは非存在下で実施することができる。溶媒としては反応に影響を与えないものであればよく、例えばメチレンクロリド、四塩化炭素、クロロホルム、酢酸、テトラヒドロフラン等があげられる。ハロゲン化剤としては、例えば、臭素、N−ブロモスクシンイミド、N−クロロスクシンイミド等があげられる。塩基としては、例えば、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等があげられる。ハロゲン化剤の使用量は、化合物[VIII−b]に対して0.5〜10.0当量、好ましくは1.0〜3.0当量とすることができる。本反応は−40〜100℃、好ましくは−5〜20℃で実施することができる。
化合物[IX−b]と化合物[i]との反応は、反応工程A1−2と同様にして実施することができる。
化合物[X−b]とボロン酸化合物[XIII−c]又は含窒素複素環化合物[XIII−d]との反応は、それぞれ反応工程A2−5(1)又は(2)と同様にして実施することができる。
で示される化合物は、例えば、以下の反応スキームA4に従って製することができる。
上記スキームA4に記載の各反応は、例えば、下記の如くして実施することができる。
本反応は、前記工程A1−2と同様にして実施することができる。
化合物[II−A5]と次亜塩素酸ナトリウムとの反応は、溶媒中、酸(濃塩酸等)存在下で実施することができる。溶媒としては反応に影響を与えないものであればよく、例えば塩化メチレン、クロロホルム等があげられる。本反応における次亜塩素酸ナトリウムの使用量は、化合物[II−A5]に対して0.5〜10.0当量、好ましくは1.0〜3.0当量とすることができる。本反応は−40〜100℃、好ましくは−5〜20℃で実施することができる。
化合物[II−A6]と化合物[III−C]の反応は、前記B法と同様にして実施することができる。
で示される化合物と一般式[XIV]:
Hal−SO3H [XIV]
〔式中、Halはハロゲン原子を表す。〕
で示されるハロゲノスルホン酸を溶媒(クロロホルム等)中で反応させた後、得られる生成物をハロゲン化剤(塩化チオニルの如きチオニルハライド等)で処理することにより製することができる。
3−カルボキシ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(参考例1(4)で得られる化合物)58mg及び1−シアノシクロへキシルアミン塩酸塩25mgのクロロホルム(アミレン添加)1.0mL溶液に、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール・1水和物(0.5Mクロロホルム溶液、アミレンを含む)0.45mL、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(0.5M、N,N−ジメチルホルムアミド溶液)0.45mLおよびトリエチルアミン63μLを加え、室温で終夜撹拌する。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液2mL、水2mL及びクロロホルム4mLを加え、15分間激しく攪拌する。有機層を分離した後、水層をクロロホルム3mLで抽出する。合した有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液3mL及び飽和食塩水3mLで順次洗浄後、減圧濃縮する。得られる粗成生物を液体クロマトグラフ質量分析計(LCMS、カラム:XTerra MS C18、溶媒:10mM炭酸アンモニウム水溶液/メタノール=40/60〜10/90)を用いて精製後、凍結乾燥することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−シアノシクロへキシル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(15.6mg、収率21%)を粉末として得る。
MS(ESI)m/z;490[M+H]+。
実施例A1で得られる化合物70mgの塩化メチレン1.0mL溶液に、メタンスルホン酸84μLと水数滴を加え、室温で終夜撹拌後、更に35℃で4時間攪拌する。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び塩化メチレンを順次加えて攪拌後、有機層を分離し、減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム/メタノール=100:0〜95:5)で精製することにより、3−[N−(1−カルバモイルシクロへキシル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(18mg、収率25%)を淡黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;508/510[M+H]+。
(1)参考例A1(4)で得られる化合物77mg及び4−アミノ−4−シアノテトラヒドロチオピラン塩酸塩(参考例A3(1)で得られる化合物)34mgを実施例A1と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−シアノテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(50.8mg、収率50%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;508/510[M+H]+。
MS(APCI)m/z;558/560[M+H]+。
(1)参考例A1(4)で得られる化合物300mgと1−メトキシカルボニルシクロヘキシルアミン塩酸塩181mgのジクロロメタン4mL溶液に、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール・1水和物179mg、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩224mgおよびトリエチルアミン328μLを加え、室温で終夜撹拌する。反応液に塩化メチレンと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、10分間激しく攪拌する。有機層を分離後、減圧濃縮し、得られる粗成生物をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Chromatorex NHシリカゲル;富士シリシアケミカル製、溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=70:30〜50:50)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−メトキシカルボニルシクロへキシル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(380mg、93%)を得る。
MS(APCI)m/z;523/525[M+H]+。
MS(APCI)m/z;509/511[M+H]+。
実施例A4で得られる化合物(50mg)とメチルアミン塩酸塩(8mg)の塩化メチレン溶液1mLに1−ヒドロキシベンゾトリアゾール・1水和物23mg、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩29mgおよびトリエチルアミン21μLを加え、室温で終夜撹拌する。反応液に塩化メチレンと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、10分間激しく攪拌する。有機層を分離後、減圧濃縮し、得られる粗成生物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;クロロホルム/メタノール=100:0〜95:5)で精製した後、ヘキサンで粉末化することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[1−(N−メチルカルバモイル)シクロへキシル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(25mg、収率61%)を得る。
MS(APCI)m/z;522/524[M+H]+。
(1)参考例A6で得られる化合物(2−アミノ−6−(2−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン)3.0gを参考例A1(4)と同様に処理することにより、2−アミノ−3−カルボキシ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを粉末として得る。
MS(APCI)m/z;579/581[M+H]+。
(1)参考例A6で得られる化合物2.1gの水21mL/アセトニトリル84mL溶液に1,4−ジクロロブタン2.9g、炭酸カリウム3.2g及びヨウ化ナトリウム2.7gを加え、該混合物を5日間還流する。反応液を室温まで冷却後、残渣に酢酸エチル及び水を加えて攪拌する。有機層を分離し、硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=85/15〜70:30)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−(1−ピロリジニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(0.61g、収率26%)を黄色油状物として得る。
MS(APCI)m/z;515/517[M+H]+。
MS(APCI)m/z;591/593[M+H]+。
(1)3−カルボキシ−7−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−6−(2−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(参考例A11で得られる化合物、39mg)と4−アミノ−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−カルボン酸メチルエステル(20mg)を実施例A1と同様に処理することにより、7−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(4−メトキシカルボニル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(45mg、収率79%)を淡黄色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;591/593[M+H]+。
MS(APCI)m/z;577/579[M+H]+。
MS(APCI)m/z;576/578[M+H]+。
対応原料化合物を実施例A1と同様に処理することにより、下記第1表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を実施例A5と同様に処理することにより、下記第2表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を実施例A4と同様に処理することにより、下記第3表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を実施例A1と同様に処理することにより、下記第4表記載の化合物を得る。
(1)対応原料化合物を参考例A6と同様に処理することにより、2−アミノ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニルピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを黄色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;427/429[M+H]+。
MS(APCI)m/z;583/585[M+H]+。
MS(APCI)m/z;505/507[M+H]+。
(4)上記(3)で得られる化合物0.8gのエタノール−テトラヒドロフラン(10mL/20mL)溶液に2N水酸化ナトリウム水溶液4.8mLを加え、該混合物を40℃で終夜撹拌する。析出固体をろ取することにより、3−カルボキシ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(メチルスルホニルアミノ)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(0.86g)を粗生成物として得る。
MS(APCI)m/z;477/479[M+H]+。
(5)上記(4)で得られる化合物70mgと1−(2−ピリジル)エチルアミン23mgを実施例A1と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(メチルスルホニルアミノ)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(27mg、収率32%)を無色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;581/583[M+H]+。
(1)実施例A34(3)で得られる化合物(1.0g)、ナトリウムエトキシド1.35g及びエタノール40mLの混合物を80℃で10分間攪拌後、これにヨウ化メチル2.5mLをゆっくり滴下し、該混合物を3日間攪拌する。反応液を濃縮し、残渣に水および酢酸エチルを加え、有機層を分離し、水層を酢酸エチルで抽出する。合した有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Chromatorex NHシリカゲル、溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=75/25〜40:60)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−2−[N−メチル−N−(メチルスルホニル)アミノ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(1.06g、収率100%)を無色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;519/521[M+H]+。
MS(APCI)m/z;491/493[M+H]+。
MS(APCI)m/z;595/597[M+H]+。
対応原料化合物を実施例A1と同様に処理することにより、下記第5表記載の化合物を得る。
参考例A9で得られる化合物159mg、ピリジン83μLのクロロホルム5mL溶液に、氷冷下、参考例A17で得られる化合物200mgのクロロホルム2mL溶液を滴下し、該混合物を室温で17時間攪拌する。反応液に水を加え、クロロホルムで抽出する。有機層を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜65:35)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1−メトキシカルボニルシクロヘキシル)スルファモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(205mg、収率82%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;607/609[M+H]+。
実施例A39で得られる化合物190mgのメタノール2mL溶液に2規定水酸化ナトリウム水溶液0.39mLを加え、該混合物を70℃で15時間攪拌する。反応液を室温まで冷却し、2規定塩酸水400μLを加えた後、水で希釈する。析出固体をろ取することにより、3−[N−(1−カルボキシシクロヘキシル)スルファモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(150mg、収率81%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;593/595[M+H]+。
(1)参考例A10で得られる化合物200mgおよび参考例B15で得られる化合物63mgを実施例A1と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(4−メチル−テトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(153mg、収率:48%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;531/533[M+H]+。
MS(APCI)m/z;563/565[M+H]+。
対応原料化合物を実施例A41と同様に処理することにより、下記第6表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を実施例A1と同様に処理することにより、下記第7表記載の化合物を得る。
(1)1−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロペンタンカルボン酸2.29gのメタノール10mL溶液に氷冷下、トリメチルシリルジアゾメタン2M−ヘキサン溶液11.9mLを滴下する。反応液を濃縮し、残渣にヘキサンを加え、析出晶をろ取する。ろ液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=9/1〜7/3)で精製し、上記結晶と合わせることにより、1−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロペンタンカルボン酸メチルエステル2.49gを得る。
MS(ESI)m/z;244[M+H]+。
化合物a:MS(APCI)m/z;509/511[M+H]+
化合物b:MS(APCI)m/z;495/497[M+H]+。
対応原料化合物を実施例A4(1)と同様に処理することにより、下記第8表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を実施例A41(2)と同様に処理することにより、下記第9表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を実施例A4(2)と同様に処理することにより、下記第10表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を実施例A4(1)〜(2)と同様に処理することにより、下記第11表記載の化合物を得る。
(1)実施例A64で得られる化合物805mgのジオキサン10mL溶液に4規定塩酸−ジオキサン溶液10mLを加え、室温で4時間攪拌する。反応液をジイソプロピルエーテルで希釈し、析出固体をろ取することにより、4−カルバモイル−4−[6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミド]ピペリジン 塩酸塩(784mg、収率100%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;543/545[M+H]+。
MS(APCI)m/z;585/587[M+H]+。
実施例A107(1)で得られる化合物45mgの塩化メチレン2mL溶液にトリエチルアミン32.5μL、塩化メタンスルホニル(7.8μL)を加え、室温で15時間攪拌する。反応液に水を加え、クロロホルムで抽出し、有機層を減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=30/70〜0/100)で精製することにより、4−カルバモイル−4−[6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミド]−1−メチルスルホニルピペリジン(36mg、収率75%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;621/623[M+H]+。
対応原料化合物を実施例A5と同様に処理することにより、下記第12表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を実施例A108と同様に処理することにより、下記第13表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を実施例A5と同様に処理することにより、下記第14表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を実施例A1と同様に処理することにより、下記第15表記載の化合物を得る。
実施例A142で得られる化合物(175mg)を実施例A4(2)と同様に処理することにより、3−[N−(1−カルボキシシクロへキシル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(2−ヒドロキシエトキシ)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(131mg、収率77%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;569/571[M+H]+。
6−(2−ブロモフェニル)−3−カルボキシ−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(参考例A18で得られる化合物;500mg)及び参考例A9で得られる化合物(293mg)を実施例A1と同様に処理し、次いで該反応生成物を実施例A4(2)と同様に処理することにより、6−(2−ブロモフェニル)−3−[N−(1−カルボキシシクロへキシル)カルバモイル]−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(648mg)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;553/555[M+H]+。
(1)実施例A144で得られる化合物(100mg)および塩化アンモニウム19mgを実施例A5と同様に処理することにより、6−(2−ブロモフェニル)−3−[N−(1−カルバモイルシクロへキシル)カルバモイル]−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(84mg)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;552/554[M+H]+。
MS(APCI)m/z;499/501[M+H]+。
対応原料化合物を実施例A1と同様に処理し、次いで生成物を実施例A145と同様に処理することにより、下記第16表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を実施例A6と同様に処理することにより、下記第17表記載の化合物を得る。
実施例A1で得られる化合物106mgのトルエン4mL、ジメチルホルムアミド1.5mLの溶液にアジ化ナトリウム86mg、トリエチルアミン塩酸塩183mgを加え、120℃にて24時間攪拌する。反応液にアジ化ナトリウム90mg、トリエチルアミン塩酸塩183mgを更に添加し、21時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、不溶物をセライトにてろ去した後、ろ液を減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;クロロホルム/メタノール=100/0〜95/5)にて精製し、ついでゲルパーミエーションクロマトグラフィー(溶媒;クロロホルム)にて精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[1−(1,2,3,4−テトラゾール−5イル)シクロへキシル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(95mg、収率83%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;533/535[M+H]+。
実施例A70で得られる化合物195mgの塩化メチレン溶液3mLにメタクロロ過安息香酸(75%)180mgを加えて室温で1時間撹拌する。反応液にチオ硫酸ナトリウム水溶液と塩化メチレンを加えた後、有機層を分離し、濃縮する。得られる残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Chromatorex NHシリカゲル、溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=50/50〜30/70)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(4−ヒドロキシメチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(169mg、収率82%)を淡黄色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;579/581[M+H]+。
実施例A62で得られる化合物50mgのテトラヒドロフラン−メタノール(1mL/1mL)溶液にラネーニッケルを加えて水素雰囲気下50℃で1時間半撹拌し、続いて室温で3日間撹拌する。反応液をろ過し、ろ液を濃縮する。得られた残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Chromatorex NHシリカゲル、溶媒;クロロホルム)で精製することにより、3−[N−[1−(アミノメチル)シクロヘキシル]カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(35mg、収率69%)を淡黄色粉末として得る。
MS(APCI)m/z;508/510[M+H]+。
実施例A71で得られる化合物(35mg)の塩化メチレン溶液0.6mLにトリフルオロ酢酸69μLを加えて室温で終夜撹拌する。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて5分間撹拌し、塩化メチレンで抽出し、有機層を濃縮する。得られる残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Chromatorex NHシリカゲル、溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=60/40〜30/70)で精製することにより、、3−[N−[(1−アミノシクロペンチル)メチル]カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(14mg、収率48%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;494/496[M+H]+。
実施例A152で得られる化合物51mとトリエチルアミン28μLの塩化メチレン4mL溶液に室温でアセチルクロリド9μLを滴下後、1時間攪拌する。反応液に水および塩化メチレンを加え、有機層を分離・濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;クロロホルム/メタノール=100/0〜95/5)にて精製することにより、3−[N−[1−(アセチルアミノメチル)シクロへキシル]カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(36.5mg、収率:66%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;550/552[M+H]+。
実施例A152で得られる化合物(51mg)とジメチルカルバモイルクロリド(11μL)を実施例A154と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−メチル−3−[N−[1−[(3,3−ジメチルウレイド)メチル]シクロへキシル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(25.3mg、収率:44%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;579/581[M+H]+。
実施例A152で得られる化合物(51mg)とメタンスルホニルクロリド9μLを実施例A154と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[1−(メシルアミノメチル)シクロへキシル]カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(39.2mg、収率:67%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;586/588[M+H]+。
実施例A152で得られる化合物(51mg)とジメチルスルファモイルクロリド13μLを実施例A154と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−メチル−3−[N−[1−[[(ジメチルスルファモイル)アミノ]メチル]シクロへキシル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(12.3mg、収率:20%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;615/617[M+H]+。
対応原料化合物を実施例A1と同様に処理することにより、下記第18表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を実施例A1と同様に処理することにより、下記第19表記載の化合物を得る。
実施例A143で得られる化合物と対応アミン化合物を実施例A5と同様に処理することにより、下記第20表記載の化合物を得る。
実施例A75で得られる化合物と対応アミン化合物を実施例A5と同様に処理することにより、下記第21表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を実施例A1と同様に処理し、次いで生成物を実施例A4(2)と同様に処理し、更に生成物を実施例A5と同様に処理することにより、下記第22表記載の化合物を得る。
参考例B3で得られる化合物70mgのテトラヒドロフラン2mL溶液に2Mメチルアミン−テトラヒドロフラン溶液0.14mLを加え、室温で10分間攪拌する。反応液を減圧濃縮し、残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、該混合物をクロロホルムで抽出する。有機層を減圧濃縮し、得られる粗生成物をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Chromatorex NHシリカゲル、溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜30:70)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−2−(N−メチルスルファモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(75mg、収率100%)を無色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;505/507[M+H]+。
(1)実施例B1で得られる化合物524mgのエタノール7mL、テトラヒドロフラン7mL溶液に2N水酸化ナトリウム水溶液1.04mLを加え、室温で2時間撹拌する。反応液に2N塩酸を加えて弱酸性とし、減圧濃縮した後、クロロホルムで抽出する。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過する。ろ液を減圧濃縮することにより、3−カルボキシ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(N−メチルスルファモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン543mgを粗生成物として得る。
MS(APCI)m/z;545/547[M+H]+。
参考例B3で得られる化合物600mgのテトラヒドロフラン12mL溶液に2Mジメチルアミン−テトラヒドロフラン溶液1.17mLを加え、室温で30分間攪拌する。反応液を減圧濃縮し、残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、該混合物をクロロホルムで抽出する。有機層を減圧濃縮し、得られる粗生成物をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Chromatorex NHシリカゲル、溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜0:100)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−2−(N,N−ジメチルスルファモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(566mg、収率93%)を無色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;519/521[M+H]。
参考例B3で得られる化合物300mgのテトラヒドロフラン10mL溶液に0.5Mアンモニア−1,4−ジオキサン溶液7mLを加え、室温で終夜攪拌する。反応液を減圧濃縮し、残渣にテトラヒドロフランを加え、析出物をろ去する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜50:50)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(242mg、収率84%)を無色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;491/493[M+H]+。
参考例B7で得られる化合物40mgのクロロホルム2mL溶液にエチルイソシアネート1mLを加え、終夜加熱還流する。反応液を室温まで冷却後、炭酸水素ナトリウム水溶液及びクロロホルムを加えて攪拌する。有機層を分離後、減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜60:40)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)−2−(3−エチルウレイド)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(33.3mg、収率72%)を淡黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;537/539[M+H]+。
対応原料化合物を実施例B2(2)と同様に処理することにより、下記第23表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を実施例B2と同様に処理することにより、下記第24表記載の化合物を得る。
(1)対応原料化合物を実施例B2(2)と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−メトキシカルボニルシクロへキシル)カルバモイル]−2−(N−メチルスルファモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(185mg)を淡黄色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;616/618[M+H]+。
MS(APCI)m/z;602/604[M+H]+。
参考例B5で得られる化合物(35mg)と参考例B10で得られる化合物(17.5mg)を実施例A1と同様に処理することにより、3−[N−(1−カルバモイルシクロへキシル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(スルファモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(3.6mg、収率:8%)を無色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;587/589[M+H]+。
(1)実施例A6(1)で得られる化合物(200mg)と参考例B11で得られる化合物(137mg)を実施例A1と同様に処理することにより、2−アミノ−3−[N−(4−カルバモイル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(82mg、収率:29%)を淡黄色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;607/609[M+H]+。
MS(APCI)m/z;678/680[M+H]+。
参考例B17で得られる化合物500mgを実施例A1と同様に処理し、次いで生成物を実施例A41(2)と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−ヒドロキシメチル−3−[N−(4−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(498mg)を淡黄色粉末として得る。
MS(APCI)m/z;593/595[M+H]+。
実施例B32で得られる化合物335mgのジメチルホルムアミド3.5mL溶液にニクロム酸ピリジニウム1.28gを加え、室温にて16時間攪拌する。反応液をシリカゲルにてろ過し、クロロホルム/メタノール=9/1溶液にて洗浄する。母液を減圧濃縮し、酢酸エチルで希釈し、水を加える。有機層を分取し、水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;クロロロホルム/メタノール=100/0〜85/15)で精製することにより、2−カルボキシ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(4−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(245mg、収率71%)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;607/609[M+H]+。
参考例B17で得られる化合物(45mg)を実施例A1と同様に処理することにより、3−[N−(1−カルバモイルシクロへキシル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−(ヒドロキシメチル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(29mg、収率:50%)を無色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;572/574[M+H]+。
実施例B33で得られる化合物と対応アミン化合物を実施例A5と同様に処理することにより、下記第25表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を実施例A1と同様に処理することにより、下記第26表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を実施例A41と同様に処理することにより、下記化合物を得る。
粉末
MS(APCI)m/z;564/566[M+H]+。
粉末
MS(APCI)m/z;551/553[M+H]+。
対応原料化合物を実施例A1と同様に処理することにより、下記第27表記載の化合物を得る。
窒素雰囲気下、シクロペンチルアミン30μLのトルエン1.5mL溶液に2.0Mトリメチルアルミニウム−トルエン溶液0.15mLを加え、室温で15分攪拌する。参考例B21で得られる化合物76mgを加え、室温にて1時間攪拌した後、100℃で17時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、酢酸エチルで希釈し、20%ロッシェル(Rochell)塩水溶液を加えた後、該混合物をクロロホルムで抽出する。有機層を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;クロロホルム/メタノール=100/0〜96/4)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(シクロペンチル)カルバモイル]−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−ウレイドピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(48mg、収率:59%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;543/545[M+H]+。
対応原料化合物を実施例B121と同様に処理することにより、下記第28表記載の化合物を得る。
(1)ジエチルエーテル250mLに金属マグネシウム6.04gおよび触媒量のヨウ素を加えて撹拌し、2−クロロベンジルクロリド20.0gを徐々に滴下する。混合物が発熱し始めてから1時間撹拌した後、反応液に4−クロロベンゾニトリル18.8gのテトラヒドロフラン−ジエチルエーテル(20mL/50mL)溶液を加え、3時間撹拌する。氷冷下、反応液に2N塩酸150mLを加え、室温で2時間撹拌した後、酢酸エチルで抽出する。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=40:1〜20:1)で精製することにより、(2−クロロベンジル)(4−クロロフェニル)メタノン(24.40g、収率74%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;265/267[M+H]+。
MS(APCI)m/z;412/414[M+H]+。
MS(APCI)m/z;384/386[M+H]+。
(1)ジメトキシエタン100mLに4−クロロベンジルブロミド4.1g、4−クロロベンゾイルクロリド2.56mL、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウムジクロリド702mgおよび亜鉛末2.6gを加え、該混合物を窒素雰囲気下2時間撹拌する。反応混合物をろ過し、ろ液を減圧濃縮後、残さを酢酸エチルで抽出する。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=49/1〜9/1)で精製することにより、(2−クロロベンジル)(4−クロロフェニル)メタノン(4.85g、収率91%)を粉末として得る。
MS(GC-EI)m/z;264[M]+。
(1)シアン化カリウム5.6g及び塩化アンモニウム5.06gの水17mL溶液にテトラヒドロ−4H−チオピラン−4−オン10gのメタノール22mL溶液を加え、終夜還流する。反応液を室温まで冷却後、1N水酸化ナトリウム水溶液を加え、ジエチルエーテルで抽出する。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過し、ろ液を減圧濃縮する。残渣のジエチルエーテル溶液に4N塩酸酢酸エチル溶液を加え、析出物をろ取することにより、4−アミノテトラヒドロチオピラン−4−カルボニトリル(13.6g、収率88%)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;143[M+H]+。
MS(APCI)m/z;162[M+H]+。
MS(APCI)m/z;176[M+H]+。
MS(ESI)m/z;208[M+H]+。
2−シアノ−3,3−ビスメチルチオアクリル酸エチルエステル40g、ヒドラジン塩酸塩12.6g及び酢酸ナトリウム22.6gのエタノール(700mL)溶液を90℃で2時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、減圧濃縮し、残渣に水及び酢酸エチルを加える。有機層を分離して硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過し、ろ液を減圧濃縮する。残さに酢酸エチル及びヘキサンを加え、析出固体をろ取し、乾燥することにより、3−アミノ−4−エトキシカルボニル−5−メチルチオピラゾール(17.4g、収率47%)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;202[M+H]+。
(1)2−クロロベンジルクロリド50gと4−トリフルオロメチルベンゾニトリル53.1gを参考例A1(1)と同様に処理することにより、(2−クロロベンジル)(4−トリフルオロメチルフェニル)メタノン(42.5g、収率46%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;492/494[M+H]+。
(1)6−(2−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−メチルチオピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(参考例A5で得られる化合物、11.0g)の塩化メチレン溶液400mLにm−クロロ過安息香酸16.5gを0℃で加え、該混合物を室温で3時間撹拌する。反応液に0℃でチオ硫酸ナトリウム水溶液を撹拌下で滴下し、該混合物を酢酸エチルで抽出する。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過し、ろ液を減圧濃縮する。得られる粗生成物をエタノールで洗浄することにより、6−(2−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−メチルスルホニルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(10.7g、収率91%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;461/463[M+H]+。
(1)1−メチルシクロプロパンカルボン酸3.52gのtert−ブタノール50mL溶液にジフェニルリン酸アジド7.58mL及びトリエチルアミン4.90mLを加え、80℃にて15時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、減圧濃縮し、残渣に水、飽和重曹水を加え、ジエチルエーテルで抽出する。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過し、ろ液を減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜87/13)で精製することにより、1−メチル−1−(N−tert−ブトキシカルボニル)アミノシクロプロパン(4.66g、収率77%)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;172[M+H]+。
MS(APCI)m/z;72[M+H]+。
窒素雰囲気下、無水塩化セリウム5.0gのテトラヒドロフラン40mL溶液を室温で終夜攪拌する。反応液にドライアイス−アセトン冷却下、1.04Mメチルリチウム−ジエチルエーテル溶液19mLを20分かけて滴下し、同温で30分間攪拌する。反応液に2−シアノピリジン685mgのテトラヒドロフラン1mL溶液を滴下し、5時間かけて室温まで昇温する。反応液に氷冷下28%アンモニア水溶液12.5mLを加え、不溶物をセライトろ過する。ろ液を硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、ろ液を減圧濃縮することにより、1−メチル−1−(2−ピリジル)エチルアミン(863mg)を褐色油状物として得る。
MS(APCI)m/z;137[M+H]+。
1−アミノシクロヘキサンカルボン酸600mgのテトラヒドロフラン−メタノール溶液に氷冷撹拌下トリメチルシリルジアゾメタン4.2mLを滴下し、該混合物を終夜攪拌する。反応液を濃縮し、残渣にジエチルエーテル/ヘキサン(1/1)及び4N塩酸−酢酸エチル1.05mLを順次加える。析出固体を濾取し、乾燥することにより、1−アミノシクロヘキサンカルボン酸メチルエステル(423mg、収率52%)を白色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;158[M+H]+。
対応原料化合物を参考例A1と同様に処理することにより、下記第29表記載の化合物を得る。
(1)2−クロロフェニル酢酸メチルエステル10gのジメチルホルムアミド150mL溶液にN,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール14.4mLを加え、85℃で終夜攪拌する。反応液を室温まで冷却した後、酢酸エチル及び水を加えて攪拌する。有機層を抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥した後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、残渣を酢酸18mLで希釈後、3−アミノ−4−エトキシカルボニル−1H−ピラゾール8.4g、ピペリジン1.1mLを加え、80℃で3.5時間攪拌する。反応液を室温まで冷却した後、酢酸エチル及び水を加えて攪拌し、ろ過する。得られる固体を乾燥することにより、3−[2−(2−クロロフェニル)−2−メトキシカルボニルビニルアミノ]−4−エトキシカルボニル−1H−ピラゾール(11.8g、収率62%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;350/352[M+H]+。
MS(APCI)m/z;318/320[M+H]+。
MS(APCI)m/z;336/338[M+H]+。
MS(APCI)m/z;399/401[M+H]+。
MS(APCI)m/z;371/373[M+H]+。
2−クロロフェニル酢酸メチルエステル25gのジメチルホルムアミド400mL溶液にN,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール36mLを加え、90℃で終夜攪拌する。反応液を室温まで冷却した後、酢酸エチル及び水を加えて攪拌する。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、残渣を酢酸60mLで希釈後、これに3−アミノ−4−エトキシカルボニル−5−メチル−1H−ピラゾール19.7gを加えて、120℃で終夜攪拌する。反応液を室温まで冷却後、析出物をろ取し、酢酸エチル/ジイソプロピルエーテル(=1/1)で洗浄・乾燥することにより、6−(2−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−2−メチル−7−オキソ−4,7−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(26.0g、収率62%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;332/334[M+H]+。
対応原料化合物を参考例A14又は参考例A14Bと同様に処理し、次いで各該反応生成物を参考例A14(3)〜(4)と同様に処理することにより、下記第30表記載の化合物を得る。
(1)対応原料化合物を参考例A1(1)と同様に処理することにより、(2−クロロベンジル)(4−トリフルオロメチルフェニル)メタノンを得る。
MS(APCI)m/z;388/390[M+H]+。
MS(APCI)m/z;486/488[M+H]+。
対応原料化合物を参考例A1と同様に処理することにより、下記第31表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を参考例A2と同様に処理することにより、下記第32表記載の化合物を得る。
(1)2−クロロフェニル酢酸メチルエステル7.4gのジメチルホルムアミド110mL溶液にN,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール10.6mLを加え、90℃で終夜攪拌する。反応液を室温まで冷却後、水を加えて酢酸エチル:ヘキサン(4:1)200mLで1回、100mLで2回抽出する。有機層を合わせて水および飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、残渣を酢酸18mLで希釈後、これに3−アミノ−4−エトキシカルボニル−1H−ピラゾール6.2gを加え、110℃で終夜攪拌する。反応液を室温まで冷却後、析出物をろ取し、酢酸エチル続いてジイソプロピルエーテルで洗浄・乾燥することにより、6−(2−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−7−オキソ−4,7−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(9.9g、2段階収率78%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;318/320[M+H]+。
MS(APCI)m/z;336/338[M+H]+。
MS(APCI)m/z;424/426[M+H]+。
MS(APCI)m/z;446/448[M+H]+。
MS(APCI)m/z;418/420[M+H]+。
対応原料化合物を参考例A23(1)〜(3)と同様に処理し、次いで得られる生成物を参考例A23(5)と同様に処理することにより、3−カルボキシ−6−(2−クロロフェニル)−2−メチル−7−フェニルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(250mg、収率94%)を固体として得る。
MS(APCI)m/z;364/366[M+H]+。
(1)窒素雰囲気下、ナトリウムエトキシド14.32gのエタノール20mL溶液にシアノ酢酸エチル4.7mLを滴下し、該混合物を室温で1時間攪拌する。反応液にジフルオロ酢酸4.85mLを加え、室温で4時間攪拌後、更に外温60℃で17時間攪拌する。反応液を減圧濃縮し、得られる残渣にトルエン10mL、塩化リン3.2g加え、45℃で1時間攪拌する。該反応液に塩化リン1.9gを更に加え、55℃で2時間攪拌する。反応液を氷冷後、セライトろ過し、ろ液を減圧濃縮する。得られる残渣にエタノール20mL、ヒドラジン1水和物0.8mL及びトリエチルアミン3.0mLを加え、60℃で2時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加え、クロロホルムで抽出(4回)する。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、ろ過し、ろ液を減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;クロロホルム/メタノール=100/0〜94/6)で精製し、クロロホルムで洗浄することにより、3−アミノ−4−エトキシカルボニル−5−ジフルオロメチルピラゾール(1.26g、収率41%)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;206[M+H]+。
MS(APCI)m/z;434/436[M+H]+。
(1)シアノ酢酸メチル14.6gの塩化メチレン260m溶液にトリフルオロ酢酸無水物37.2gを加え、室温で攪拌する。該混合物に0℃でトリエチルアミン51.7mLをゆっくりと滴下し、室温で終夜攪拌する。反応液に水を加え、塩化メチレンで抽出する。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過し、ろ液を減圧濃縮することにより、2−シアノ−2−(2−トリフルオロアセチル)酢酸メチル(化合物2a)と2−シアノ−4,4,4−トリフルオロ−3−トリフルオロメトキシカルボニル−2−ブテン酸メチル(化合物2b)の混合物(55.3g)を得る。
化合物2a:MS(APCI)m/z;196[M+H]+
化合物2b:MS(APCI)m/z;292[M+H]+。
MS(APCI)m/z;210[M+H]+。
MS(APCI)m/z;452/454[M+H]+。
対応原料化合物を参考例A25又は参考例A26と同様に処理することにより、下記第33表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を参考例A6と同様に処理し、次いで生成物を参考例A1(4)と同様に処理することにより、下記第34表記載の化合物を得る。
(1)2−[(シアノ)(エトキシカルボニル)ビニル]−1,3−ジオキソラン2.0gのエタノール20mL溶液に塩酸ヒドラジン748mg、酢酸ナトリウム1.34gを加え、外温80℃で1時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、セライトろ過し、ろ液を減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;クロロホルム/メタノール=100/0〜85/15)で精製することにより、3−アミノ−4−エトキシカルボニル−5−[(2−ヒドロキシ)エトキシ]−1H−ピラゾール(2.01g、収率86%)を淡桃色固体として得る。
MS(APCI)m/z;216[M+H]+。
MS(ESI)m/z;444/446[M+H]+。
(1)2−ピリジル酢酸メチル3.78gの酢酸15mL溶液に、氷冷下、亜硝酸ナトリウム1.75gの5mL水溶液を滴下し、室温30分間攪拌する。反応液を炭酸水素ナトリウム水溶液で中和後、酢酸エチルで抽出する。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=75/25〜25/75)で精製し、(ヒドロキシイミノ)(2−ピリジル)酢酸メチル(3.72g、収率83%)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;181[M+H]+。
MS(APCI)m/z;167[M+H]+。
MS(APCI)m/z;267[M+H]+。
MS(APCI)m/z;152[M+H]+。
対応原料化合物を参考例A23(1)〜(3)と同様に処理し、次いで得られる生成物を参考例A23(5)と同様に処理することにより、3−カルボキシ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−ジメチルアミノフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(230mg、収率86%)を固体として得る。
MS(APCI)m/z;393/395[M+H]+。
(1)窒素雰囲気下、ジメチルホルムアミド75mLに水素化ナトリウム(60%)6.77gを加えた後、これに冷却下(内温約10℃)、シアノ酢酸エチル9.57gのジメチルホルムアミド15mL溶液を15分かけて滴下する。該混合物を室温で10分攪拌後、冷却下(内温10℃以下)、二硫化炭素5.09mLのジメチルホルムアミド12mL溶液を20分かけて滴下する。該混合物を室温で終夜攪拌後、冷却下(内温25℃以下)、ベンジルブロミド20.1mLのジメチルホルムアミド23mL溶液を滴下する。該混合物を70℃で7時間攪拌後、室温で終夜攪拌する。反応液を氷水中に注ぎ、攪拌する。析出物をろ取し、熱エタノールから再結晶化する。得られる結晶を冷エタノールで洗浄することにより、2−シアノ−3,3−ビスベンジルチオアクリル酸エチルエステル(25.63g、収率82%)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;370[M+H]+。
MS(APCI)m/z;278[M+H]+。
参考例B1で得られる化合物8.15gと(2−クロロベンジル)(4−クロロフェニル)メタノン(参考例A1(1)で得られる化合物、9.78g)を参考例A1(3)と同様に処理することにより、2−ベンジルチオ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(8.24g、収率51%)を淡黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;534/536[M+H]+。
参考例B2で得られる化合物(100mg)の反応液を塩化メチレン1.5mL溶液を0℃に冷却し、水0.8mL、濃塩酸0.05mLを加える。該混合物に4%次亜塩素酸ナトリウム水溶液(アンチホルミン)0.4mLを加え2時間攪拌する。塩化メチレンで抽出する。有機層を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜65/35)にて精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−クロロスルホニル−3−エトキシカルボニルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(78mg、収率82%)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;510/512[M+H]+。
参考例B3で得られる化合物(546mg)を実施例B2(1)と同様に処理することにより、3−カルボキシ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(N,N−ジメチルスルファモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(558mg)を粗生成物として得る。
参考例B4で得られる化合物(240mg)を実施例B2(1)と同様に処理することにより、3−カルボキシ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(239mg)を粗生成物として得る。
2−シアノ−3,3−ビスメチルチオアクリル酸エチルエステル40g、ヒドラジン塩酸塩12.6g及び酢酸ナトリウム22.6gのエタノール溶液を90℃で2時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、減圧濃縮し、残渣に水及び酢酸エチルを加える。有機層を分離して硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過し、ろ液を減圧濃縮する。残さに酢酸エチル及びヘキサンを加え、析出固体をろ取し、乾燥することにより、5−アミノ−4−エトキシカルボニル−3−メチルチオ−1H−ピラゾール(17.4g、収率47%)を無色固体として得る。
(1)5−アミノ−4−エトキシカルボニル−3−メチルチオ−1H−ピラゾール(参考例B6で得られる化合物)6.8g、1−(4−クロロフェニル)−2−(2−クロロフェニル)−3−(ジメチルアミノ)−2−プロペン−1−オン10.9g及びピペリジン578mgの酢酸13mL溶液を80℃で終夜攪拌する。反応液を室温まで冷却後、水及び酢酸エチルを加える。有機層を食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=85/15〜70/30)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−2−メチルチオピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(5.88g、収率38%)を淡黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;430/432[M+H]+。
MS(APCI)m/z;497/499[M+H]+。
MS(APCI)m/z;529/531[M+H]+。
MS(APCI)m/z;726/728[M+H]+。
MS(APCI)m/z;466/468[M+H]+。
(1)対応原料化合物を参考例B2と同様に処理し、次いで該反応生成物を参考例B3と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−2−クロロスルホニル−3−エトキシカルボニル−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを無色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;544/546[M+H]+。
MS(APCI)m/z;497/499[M+H]+。
(1)対応原料化合物を実施例B2(1)と同様に処理することにより、6−(2−ブロモフェニル)−3−カルボキシ−7−(4−クロロフェニル)−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(897mg)を淡黄色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;507/509[M+H]+。
MS(APCI)m/z;574/576[M+H]+。
MS(APCI)m/z;521/523[M+H]+。
(1)1−アミノシクロヘキサンカルボン酸5gのジオキサン(70mL)溶液に、水酸化ナトリウム水溶液(水酸化ナトリウム4.19g/水70mL)を加え、これにジ−tert−ブチルジカルボネート16.7gを加え、該混合物を室温で終夜攪拌する。反応液を濃縮し、残渣に水および酢酸エチルを加える。2N塩酸でpHを弱酸性にした後、酢酸エチルで抽出する。合わせた有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる固体をジエチルエーテルで洗浄し減圧乾燥することにより、1−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロへキサンカルボン酸(5.8g、収率69%)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;244[M+H]+。
MS(APCI)m/z;243[M+H]+。
MS(APCI)m/z;143[M+H]+。
(1)参考例A3(2)で得られる化合物(8g)を参考例B10(1)と同様に処理することにより、4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−テトラヒドロチオピラン−4−カルボン酸(10.8g、収率69%)を淡黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;262[M+H]+。
MS(APCI)m/z;261[M+H]+。
MS(APCI)m/z;293[M+H]+。
MS(APCI)m/z;193[M+H]+。
(1)(R)−メチオニノール4.95g、ベンゾニトリル8.3mL、臭化亜鉛250mgの混合物を窒素雰囲気下、120℃で90時間攪拌する。反応液を室温まで冷却した後、ろ過する。ろ液を水及び食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、再度ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=5/1〜3/1)で精製することにより、(R)−4−(2−メチルチオエチル)−2−フェニル−4,5−ジヒドロオキサゾール(3.94g、収率48.6%)を無色油状物として得る。
MS(APCI)m/z;222[M+H]+。
MS(APCI)m/z;208[M+H]+。
MS(APCI)m/z;240[M+H]+。
MS(APCI)m/z;136[M+H]+。
(S)−メチオニノール(4.83g)を参考例B12と同様に処理することにより、(S)−N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチエン−3−イル)アミン塩酸塩(3.86g)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;136[M+H]+。
4−アミノ−4−カルボキシテトラヒドロピラン塩酸塩2gのメタノール溶液に氷冷下、2Mトリメチルシリルジアゾメタンジエチルエーテル溶液33mLを滴下し、室温で4日間撹拌する。反応液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をヘキサン−ジエチルエーテル(1mL/1mL)に溶解する。該溶液に4N塩酸を加え、析出固体をろ取することにより、4−アミノ−4−メトキシカルボニルテトラヒドロピラン(2.13g、収率99%)を白色結晶として得る。
MS(ESI)m/z;160[M+H]+。
(1)テトラヒドロチオピラン−4−オン25.0gのジエチルエーテル500mL溶液にアルゴン雰囲気下、0℃にて3M臭化メチルマグネシウム−ジエチルエーテル溶液を滴下し、同温にて30分間攪拌する。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液200mLを加え、酢酸エチルにて3回抽出する。有機層を硫酸マグネシウムにて乾燥後、ろ過し、ろ液を減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=9/1〜6/1)で精製することにより、4−メチル−テトラヒドロチオピラン−4−オール(14.7g、収率52%)を固体として得る。
MS(APCI)m/z;130[M+H−N2]+。
MS(APCI)m/z;132[M+H]+。
(1)1,3−ジブロモ−2,2−ジメトキシプロパン26.45gのジメチルスルホキシド200mL溶液に硫化ナトリウム9.46gを加え、外温110℃〜140℃で30分間攪拌する。反応液を氷冷下、ジエチルエーテルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および水を加え、ジエチルエーテルで2回抽出する。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/ジエチルエーテル=100/0〜15/1)で精製することにより、3,3−ジメトキシチアシクロブタン(10.55g、収率78%)を淡黄色液体として得る。
MS(APCI)m/z;103[M+H-MeOH]+。
MS(ESI)m/z;157[M−H]−。
MS(APCI)m/z;134[M+H]+。
MS(APCI)m/z;148[M+H]+。
(1)6−(2−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(参考例A12で得られる化合物の対応エチルエステル)5.35gの四塩化炭素73mL溶液にN−ブロモスクシンイミド6.21g、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル96mgを加え、外温85℃で18時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、セライトろ過し、ろ液を減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜65/35)で精製することにより、2−ブロモメチル−6−(2−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(4.72g、収率75%)を淡黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;538/540[M+H]+。
MS(APCI)m/z;518/520[M+H]+。
MS(APCI)m/z;476/478[M+H]+。
MS(APCI)m/z;448/450[M+H]+。
参考例B17(3)で得られる化合物を実施例B33と同様に処理し、次いで該反応生成物と対応アミン化合物を実施例A5と同様に処理し、更に該反応生成物を参考例A1(4)と同様に処理することにより、下記第35表記載の化合物を得る。
参考例A30で得られる化合物1.00g、トリエチルアミン1.33mLの塩化メチレン20mL溶液に氷冷下トリホスゲン350mgを加え、該混合物を室温で1.5時間攪拌する。反応液に0.5Mアンモニア−ジオキサン溶液20mLを加え、室温で30分間攪拌する。反応液に水を加え、クロロホルムで抽出する。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過し、ろ液を減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=65/35〜20/80)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−ウレイドピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(0.70g、収率64%)を無色粉末として得る。
MS(APCI)m/z;504/506[M+H]+。
(1)参考例B16(2)で得られる化合物100mgのエタノール3mL溶液にヒドロキシルアミン塩酸塩236mg及び炭酸ナトリウム360mgを加え、該混合物を17時間加熱還流する。反応液を室温まで冷却後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加え、クロロホルムで抽出する。有機層を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜50/50)で精製することにより、3−ヒドロキシイミノチアシクロブタン(93mg、収率80%)を無色固体として得る。
参考例B23
(1)参考例B1で得られる化合物を参考例A14B次いで参考例A14(3)と同様に処理することにより2−ベンジルチオ−7−クロロ−6−(2−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニルピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを粉末として得る。
MS(APCI)m/z;458/460[M+H]+。
MS(APCI)m/z;518/520[M+H]+。
MS(APCI)m/z;475/477[M+H]+。
MS(APCI)m/z;447/449[M+H]+。
1)参考例B24〜B25
対応原料化合物を参考例B1〜B3、実施例B4、並びに実施例B2(1)と同様に処理することにより、下記第36表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を参考例B23と同様に処理することにより、下記第36表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を参考例B23(1)と同様に処理し、次いで得られる生成物を参考例A14(4)〜(5)と同様に処理することにより下記第36表記載の化合物を得る。
〔ヒトCB1受容体結合試験〕
(1)CB1受容体細胞膜画分の調製
(材料)
ヒトCB1受容体発現細胞株:hCB1/CHO(♯ES−110−C、Euroscreen社製)
培地:F−12(GIBCO♯11765−062)、[10%ウシ胎児血清、geneticin(400μg/mL)、ペニシリン(100 units/mL)、ストレプトマイシン(100μg/mL)を含む]
緩衝液A:50mMトリス−HCl(pH7.5)〔エチレンジアミン四酢酸(EDTA、2.5mM)及びMgCl2(5mM)ショ糖(200mM)を含む〕
(方法)
上記培地で培養した受容体発現細胞をリン酸緩衝液(9.57mM、pH7.5)で2回洗浄後、氷冷下または4℃(以下の操作も同温で実施)で緩衝液A(2mL)を加え、cell scraperで細胞を回収した。当該細胞をマイクロチップ型超音波装置で20秒間(pulse on:2秒、pulse off:1秒)処理した後、500×gで15分間遠心分離した。上清を採取し、更に43000×gで60分間遠心分離した。沈殿に緩衝液Aを加え、potter型ホモジナイザでホモジナイズした後、等量の80%グリセロール液を添加し、−80℃で保存した。
(材料)
緩衝液B:50mMトリス−HCl(pH7.5)〔MgCl2(5mM)、EDTA(2.5mM)及びウシ血清アルブミン(2mg/mL、脂肪酸フリー)を含む〕
緩衝液C:50mMトリス−HCl(pH7.5)〔MgCl2(5mM)、EDTA(2.5mM)及びウシ血清アルブミン(2mg/mL)を含む〕
コーティング液:0.3%エチレンイミンポリマー
標識リガンド:[3H]−CP55940〔30nM(7992dpm/μL);8.3μM溶液を緩衝液Bで希釈して調製した。〕
(方法)
96ウェルプレート(Costar Code♯3371)に上記反応用緩衝液140μL、検体(20μL、ジメチルスルホキシド溶液、終濃度0.1%)、標識リガンド(20μL)及び上記(1)で調製した細胞膜画分(20μL、0.5〜8.0μg/20μL)を加え、室温で90分間インキュベートした後、反応混合物を上記コーティング液で処理したフィルター(Unifilter GF/B、♯6005177、Packard社製)にて濾過し,膜画分を回収した。当該フィルターを緩衝液Cで洗浄(200μL×10回)し、50℃で1時間乾燥後、Microscinti 40(40μL)を各ウェルへ添加し、シンチレーションカウンタ(Top Count NXT;Packard社製)を用いて放射活性を測定した。標識リガンドのヒトCB1受容体への結合に対する各検体のIC50値は、当該放射活性測定結果をもとに、Microsoft Excel 2000(Microsoft社製)を用いて計算した。
各検体のIC50値を下記第37表に示す。尚、表中の記号(++及び+++)は下記の意味を表す。
+++: 10nM>IC50
〔ヒトCB1受容体に対する検体化合物の選択性〕
(1)方法
a)ヒトCB1受容体結合活性:
標記結合活性は実験例1と同様にして測定した。
ヒトCB1受容体発現細胞に代えてヒトCB2受容体発現CHO細胞(hCB2/CHO)を用い、実験例1と同様に各検体化合物のヒトCB2受容体に対する結合活性(IC50値)を求めた。また、ヒトCB1受容体に対する選択性は、ヒトCB2受容体結合活性(IC50値)/ヒトCB1受容体結合活性(IC50値)で評価した。各検体のヒトCB1受容体に対するIC50値および選択性を下記第38表に示す。尚、表中の記号(++及び+++)は実験例1と同一の意味を表す。
Claims (36)
- 一般式[I−I]:
R1及びR2は同一又は異なって、
(i)ハロゲン原子、シアノ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキルオキシ基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基、アルキルチオ基、アルキルスルフィニル基及びアルキルスルホニル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい6〜10員単環もしくは二環式アリール基、或いは
(ii)ハロゲン原子、シアノ基、オキソ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキルオキシ基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基、アルキルチオ基、アルキルスルフィニル基及びアルキルスルホニル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和含酸素、含硫もしくは含窒素5〜7員複素単環式基、
R0Aは(a)水素原子;(b)1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基;(c)アルキルオキシアルキル基;(d)アミノアルキル基(該基のアミノ基部分は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい);(e)アルキル基、アルキルカルボニル基及びアルキルスルホニル基から選ばれる基で置換されていてもよいアミノ基;(f)4〜6員含窒素脂肪族複素環式基;又は(g)水酸基で置換されていてもよいアルキルオキシ基、
Eは式:−C(=O)−又は−SO2−で示される基、
R’は下式[i]、[ii]又は[iii]:
環AはC3−8シクロアルキル基(該シクロアルキル基はベンゼン環と縮合していてもよい)又はベンゼン環、Qは単結合手又はメチレン基、
環Bはその環構成炭素原子を介して隣接窒素原子と結合する4〜6員脂肪族複素環式基、Xは硫黄原子、−SO−、−SO2−、酸素原子又は−NRk−で示される基、Rkはアルキル基、アルキルカルボニル基、アルキルオキシカルボニル基、アルキルスルホニル基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノスルホニル基、又は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいカルバモイル基、
R3は(a)水酸基、アミノ基、アシルアミノ基、ジアルキルカルバモイルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基及びジアルキルスルファモイルアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキル基;(b)シアノ基;(c)カルボキシル基;(d)アルキルオキシカルボニル基;(e)式:−N(Ra)(Rb)で示される基;(f)式:−CON(Ra)(Rb)で示される基;(g)下式:
R4は(a)水素原子;(b)アルキル基;(c)シアノ基;(d)カルボキシル基;(e)アルキルカルボニル基;(f)アルキルオキシカルボニル基;(g)式:−CON(Rc)(Rd)で示される基;(h)フェニル基;(i)ベンジル基;又は(j)アシルアミノ基、Rc及びRdは、同一又は異なって水素原子又はアルキル基、
RA及びRBは、一方が(a)アルキル基(水酸基、アルキルオキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基又はジアルキルアミノ基で置換されていてもよい);(b)フェニル基(該フェニル基はハロゲン原子、アルキルオキシ基及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい);(c)ベンジル基;(d)5〜6員含窒素単環式ヘテロアリール基;又は(e)シクロアルキル基であり、他方が(a)水素原子;又は(b)アルキル基(水酸基、アルキルオキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基又はジアルキルアミノ基で置換されていてもよい)であることを表す。〕
で示される化合物(但し、6−フェニル−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−イソプロピルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−イソプロピルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−シアノ−4−テトラヒドロチオピラニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(α−ジメチルベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(α−メチルベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;および6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−シアノベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを除く)又はその薬理的に許容し得る塩。 - 一般式[I−II]:
R1及びR2は同一又は異なって、
(i)ハロゲン原子、シアノ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキルオキシ基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基、アルキルチオ基、アルキルスルフィニル基及びアルキルスルホニル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい6〜10員単環もしくは二環式アリール基、或いは
(ii)ハロゲン原子、シアノ基、オキソ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキルオキシ基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基、アルキルチオ基、アルキルスルフィニル基及びアルキルスルホニル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和含酸素、含硫もしくは含窒素5〜7員複素単環式基、
R0Bは式:−SO2N(R01)(R02)で示される基、式:−NHCONHR03で示される基、式:−CON(Re)(Rf)で示される基、カルボキシル基又はヒドロキシアルキル基、R01及びR02は同一もしくは異なって水素原子、アルキル基又はカルバモイルアルキル基、R03は水素原子又はアルキル基、Re及びRfは同一又は異なって水素原子、アルキル基又はジアルキルアミノ基、
Eは式:−C(=O)−又は−SO2−で示される基、
R''は式:−N(R 5 )(R 6 )で示される基、
R5及びR6は、
(A)一方が水素原子又はアルキル基であり、他方が(1)ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、アルキルオキシ基、シクロアルキル基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基、アルキルチオ基、アルキルスルフィニル基、アルキルスルホニル基、アシル基、1〜2個のハロゲン原子で置換されていてもよい6〜10員単環もしくは二環式アリール基及び飽和もしくは不飽和4〜7員複素単環式基(該複素単環式基は酸素原子、硫黄原子及び窒素原子から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を含み、且つハロゲン原子、水酸基、シアノ基、オキソ基、アルキル基、1〜3個のハロゲン原子で置換されたアルキル基、アルキルオキシアルキル基、アミノアルキル基、シクロアルキル基、6〜10員単環もしくは二環式アリール−アルキル基、アルキルオキシ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されたアルキルオキシ基、アシル基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基、アシルアミノ基、アルキルスルホニル基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノスルホニル基、1〜2個のハロゲン原子で置換されていてもよい6〜10員単環もしくは二環式アリール基および飽和もしくは不飽和5〜6員含窒素複素環式基から選ばれる1〜4個の基で置換されていてもよい)から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいアルキル基;(2)a)シアノ基、b)アルキル基、c)カルボキシル基、d)アルキルオキシカルボニル基、e)アミノ基(該アミノ基は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい)及びf)カルバモイル基(該カルバモイル基は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい)から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいシクロアルキル基;(3)式:−N(R8)(R9)で示される基;(4)1〜2個のハロゲン原子で置換されていてもよい6〜10員単環もしくは二環式アリール基;又は(5)飽和もしくは不飽和4〜7員複素単環式基(該複素単環式基は酸素原子、硫黄原子及び窒素原子から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を含み、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、オキソ基、アルキル基、1〜3個のハロゲン原子で置換されたアルキル基、アルキルオキシアルキル基、アミノアルキル基、シクロアルキル基、6〜10員単環もしくは二環式アリール−アルキル基、アルキルオキシ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されたアルキルオキシ基、アシル基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基、アシルアミノ基、アルキルスルホニル基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノスルホニル基、1〜2個のハロゲン原子で置換されていてもよい6〜10員単環もしくは二環式アリール基および飽和もしくは不飽和5〜6員含窒素複素環式基から選ばれる1〜4個の基で置換されていてもよい)であるか、或いは
(B)R5及びR6の両者が末端で互いに結合して隣接窒素原子と共に飽和もしくは不飽和4〜7員含窒素複素単環式基(該複素単環式基は2個以上の窒素原子を含有していてもよく、かつ当該窒素原子以外に酸素原子及び硫黄原子から選ばれる1〜2個のヘテロ原子を含有していてもよく、かつハロゲン原子、水酸基、シアノ基、オキソ基、アルキル基、1〜3個のハロゲン原子で置換されたアルキル基、アルキルオキシアルキル基、アミノアルキル基、シクロアルキル基、6〜10員単環もしくは二環式アリール−アルキル基、アルキルオキシ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されたアルキルオキシ基、アシル基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基、アシルアミノ基、アルキルスルホニル基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノスルホニル基、1〜2個のハロゲン原子で置換されていてもよい6〜10員単環もしくは二環式アリール基および飽和もしくは不飽和5〜6員含窒素複素環式基から選ばれる1〜4個の基で置換されていてもよい)を形成し、
R8及びR9は一方が水素原子又はアルキル基であり、他方が(1)ハロゲン原子、シアノ基及び6〜10員単環もしくは二環式アリール基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいアルキル基;(2)a)シアノ基、b)アルキル基、c)カルボキシル基、d)アルキルオキシカルボニル基、e)アミノ基(該アミノ基は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい)及びf)カルバモイル基(該カルバモイル基は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい)から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいシクロアルキル基;(3)1〜2個のハロゲン原子で置換されていてもよい6〜10員単環もしくは二環式アリール基;(4)アシル基;又は(5)飽和もしくは不飽和4〜7員複素単環式基(該複素単環式基は酸素原子、硫黄原子及び窒素原子から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を含み、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、オキソ基、アルキル基、1〜3個のハロゲン原子で置換されたアルキル基、アルキルオキシアルキル基、アミノアルキル基、シクロアルキル基、6〜10員単環もしくは二環式アリール−アルキル基、アルキルオキシ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されたアルキルオキシ基、アシル基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基、アシルアミノ基、アルキルスルホニル基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノスルホニル基、1〜2個のハロゲン原子で置換されていてもよい6〜10員単環もしくは二環式アリール基および飽和もしくは不飽和5〜6員含窒素複素環式基から選ばれる1〜4個の基で置換されていてもよい)であることを表す。〕
で示される化合物又はその薬理的に許容し得る塩(但し、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−(ヒドロキシメチル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを除く)。 - 一般式[I−I−A]:
(i)6〜10員単環もしくは二環式アリール基(該アリール基はハロゲン原子、シアノ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキルオキシ基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基、アルキルチオ基、アルキルスルフィニル基及びアルキルスルホニル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい);又は
(ii)飽和もしくは不飽和含硫、含酸素もしくは含窒素4〜7員複素単環式基(該複素環式基はハロゲン原子、シアノ基、オキソ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキルオキシ基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基、アルキルチオ基、アルキルスルフィニル基及びアルキルスルホニル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい)、
R0Aは(a)水素原子;(b)1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基;(c)アルキルオキシアルキル基;(d)アミノアルキル基(該基のアミノ基部分は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい);(e)アルキル基、アルキルカルボニル基及びアルキルスルホニル基から選ばれる基で置換されていてもよいアミノ基;(f)4〜6員含窒素脂肪族複素環式基;又は(g)水酸基で置換されていてもよいアルキルオキシ基、
Eは式:−C(=O)−又は−SO2−で示される基、
RSは下式[i−a]、[ii−a]又は[iii−a]:
環AはC3−8シクロアルキル基(該シクロアルキル基はベンゼン環と縮合していてもよい)又はベンゼン環、Qは単結合手又はメチレン基、
環Bはその環構成炭素原子を介して隣接窒素原子と結合する4〜7員脂肪族複素環式基、Xは硫黄原子、−SO−、−SO2−、酸素原子又は−NRk−で示される基、Rkはアルキル基、アルキルカルボニル基、アルキルオキシカルボニル基、アルキルスルホニル基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノスルホニル基、又は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいカルバモイル基、
R30は(a)アルキル基(該アルキル基は水酸基、アミノ基、アシルアミノ基、ジアルキルカルバモイルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基及びジアルキルスルファモイルアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよい);(b)シアノ基;(c)カルボキシル基;(d)アルキルオキシカルボニル基;(e)式:−N(Raa)(Rbb)で示される基;(f)式:−CON(Raa)(Rbb)で示される基;(g)下式:
Raa及びRbbは同一又は異なって水素原子、水酸基、シアノ基、アルキル基、シアノアルキル基、トリハロゲノアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルキルオキシアルキル基、シクロアルキル基、式:RxaCO−で示される基、アルキルスルホニル基又はアミノアルキル基(該基のアミノ基部分は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい)を表すか、或いはRaa及びRbbの両者が互いに末端で結合して飽和もしくは不飽和5〜6員含窒素複素単環式基(該複素単環式基は窒素原子以外に酸素原子及び硫黄原子から選ばれる異項原子を更に含有していてもよい)を形成し、Rxaは(a)水素原子、(b)アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、シアノ基、アルキルスルホニル基及びピリジル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい)、(c)アルキルオキシ基(該アルキルオキシ基は6〜10員単環もしくは二環式アリール基で置換されていてもよい)、(d)シクロアルキル基、(e)6〜10員単環もしくは二環式アリール基(該アリール基はハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、トリハロゲノアルキル基及びアルキルオキシ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)、(f)アミノ基(該アミノ基は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい)又は(g)飽和もしくは不飽和含硫、含酸素もしくは含窒素4〜7員複素単環式基(該複素単環式基はハロゲン原子、シアノ基、アルキル基及びはトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)、
R40は(a)水素原子;(b)アルキル基;(c)シアノ基;(d)カルボキシル基;(e)アルキルカルボニル基;(f)アルキルオキシカルボニル基;(g)式:−CON(Rcc)(Rdd)で示される基;(h)フェニル基;(i)ベンジル基;又は(j)式:RxaCONH−で示される基、Rcc及びRddは同一又は異なって、水素原子又はアルキル基、
RAa及びRBaは一方が(a)アルキル基(該アルキル基は水酸基、アルキルオキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基又はジアルキルアミノ基で置換されていてもよい);(b)フェニル基(該フェニル基はハロゲン原子、アルキルオキシ基及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい);(c)ベンジル基;(d)5〜6員含窒素ヘテロアリール基;又は(e)シクロアルキル基であり、他方が(a)水素原子;又は(b)アルキル基(該アルキル基は水酸基、アルキルオキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基又はジアルキルアミノ基で置換されていてもよい)であることを表す〕
で示される化合物(但し、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−シアノ−4−テトラヒドロチオピラニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン、6−フェニル−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−イソプロピルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−イソプロピルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(α−ジメチルベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(α−メチルベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;および6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−シアノベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを除く)又はその薬理的に許容し得る塩。 - 一般式[I−I−a]:
(a)ハロゲン原子、ジフルオロアルキル基、トリフルオロアルキル基及びジアルキルアミノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、又は
(b)アルキル基、トリフルオロアルキル基及びアルキルオキシ基から選ばれる基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜6員含窒素複素環式基、
R2Aはハロゲン原子及びシアノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、
R0Aは(a)水素原子;(b)1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基;(c)アルキルオキシアルキル基;(d)アミノアルキル基(該基のアミノ基部分は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい);(e)アルキル基、アルキルカルボニル基及びアルキルスルホニル基から選ばれる基で置換されていてもよいアミノ基;(f)4〜6員含窒素脂肪族複素環式基;又は(g)水酸基で置換されていてもよいアルキルオキシ基、
Eは式:−C(=O)−又は−SO2−で示される基、
RS1は下式[i−b]、[i−c]、[i−d]、[ii−b],[iii−b]又は[iii−c]:
環Aaは(a)C3−8シクロアルキル基又は(b)ベンゼン環と縮合したC5−6シクロアルキル基、Qは単結合手又はメチレン基、
環Baはその環構成炭素原子を介して隣接窒素原子と結合する4〜7員脂肪族複素単環式基、Xは硫黄原子、−SO−、−SO2−、酸素原子又は−NRk−で示される基、Rkはアルキル基、アルキルカルボニル基、アルキルオキシカルボニル基、アルキルスルホニル基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノスルホニル基、又は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいカルバモイル基、
R31はシアノ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アミノアルキル基(該基のアミノ部分はアルキルカルボニル基、ジアルキルスルファモイル基、アルキルスルホニル基又はジアルキルカルバモイル基で置換されていてもよい)、カルボキシアルキル基、カルボキシル基、アルキルオキシカルボニル基、カルバモイル基(該基のアミノ基部分はアルキル基及びジアルキルアミノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)、或いは下記:
R41は水素原子、アミノ基又は式:RxaCONH−で示される基、Rxaは(a)水素原子、(b)アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、シアノ基、アルキルスルホニル基及びピリジル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい)、(c)アルキルオキシ基(該アルキルオキシ基は6〜10員単環もしくは二環式アリール基で置換されていてもよい)、(d)シクロアルキル基、(e)6〜10員単環もしくは二環式アリール基(該アリール基はハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、トリハロゲノアルキル基及びアルキルオキシ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)、(f)アミノ基(該アミノ基は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい)又は(g)飽和もしくは不飽和含硫、含酸素もしくは含窒素4〜7員複素単環式基(該複素単環式基はハロゲン原子、シアノ基、アルキル基及びはトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)、
R32は水酸基、カルボキシル基、アルキルオキシカルボニル基、アミノ基又は式:RxaCONH−で示される基、
R33はカルボキシル基又はアルキルオキシカルボニル基、
R34はシアノ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アミノアルキル基、カルボキシアルキル基、カルボキシル基、アルキルオキシカルボニル基、カルバモイル基(該基のアミノ基部分はアルキル基、ヒドロキシアルキル基、シアノアルキル基、トリハロゲノアルキル基、アルキルオキシアルキル基、シクロアルキル基、アルキルスルホニル基及びジアルキルアミノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)、式:
R35はヒドロキシアルキル基、カルボキシル基、アルキルオキシカルボニル基又はカルバモイル基(該基のアミノ基部分は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい)、RA1はアルキル基、シクロアルキル基、フェニル基(該フェニル基は、ハロゲン原子、アルキルオキシ基及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)又はベンジル基、RB1は水素原子又はアルキル基、
R36はアルキル基又はカルバモイル基、RB2は水素原子又はアルキル基であることを表す。〕
で示される化合物(但し、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−シアノ−4−テトラヒドロチオピラニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンおよび6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを除く)又はその薬理的に許容し得る塩。 - 一般式[I−II−i]:
(i)6〜10員単環もしくは二環式アリール基(該アリール基はハロゲン原子、シアノ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキルオキシ基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基、アルキルチオ基、アルキルスルフィニル基及びアルキルスルホニル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい);又は
(ii)飽和もしくは不飽和含硫、含酸素もしくは含窒素4〜7員複素単環式基(該複素環式基はハロゲン原子、シアノ基、オキソ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキルオキシ基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基、アルキルチオ基、アルキルスルフィニル基及びアルキルスルホニル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい)、
R0Bは式:−SO2N(R01)(R02)で示される基、式:−NHCONHR03で示される基、式:−CON(Re)(Rf)で示される基、カルボキシル基又はヒドロキシアルキル基、R01及びR02は同一もしくは異なって水素原子、アルキル基又はカルバモイルアルキル基、R03は水素原子又はアルキル基、Re及びRfは同一又は異なって水素原子、アルキル基又はジアルキルアミノ基、
Eは式:−C(=O)−又は−SO2−で示される基、
R5Aは水素原子又はアルキル基、
R6Aは
(A)アルキル基(該基は(a)ハロゲン原子、(b)水酸基、(c)シアノ基、(d)アルキルオキシ基、(e)カルボキシル基、(f)カルバモイル基(該基は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい)、(g)アルキルチオ基、(h)アルキルスルホニル基(i)シクロアルキル基(該基はアルキル基及び水酸基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)、(j)1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基及び(k)飽和もしくは不飽和4〜10員、単環もしくは二環式含窒素、含硫もしくは含酸素複素環式基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい);
(B)シクロアルキル基(該シクロアルキル基はベンゼン環と縮合していてもよく、且つ(a)水酸基、カルボキシル基及びアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキル基;(b)シアノ基;(c)カルボキシル基;(d)式:RxaCO−で示される基;(e)式:−N(Ra1)(Rb1)で示される基;(f)式:−CON(Ra1)(Rb1)で示される基;(g)6〜10員単環もしくは二環式アリール基;(h)6〜10員単環もしくは二環式アリール基で置換されたアルキル基;及び(i)1〜2個のオキソ基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和4〜7員含窒素複素単環式基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)、Ra1及びRb1は同一又は異なって水素原子、水酸基、シアノ基、アルキル基、式:RxaCO−で示される基、アルキルスルホニル基、アミノアルキル基、モノアルキルアミノアルキル基又はジアルキルアミノアルキル基;
(C)6〜10員単環もしくは二環式アリール基(該アリール基はシアノ基、トリハロゲノアルキル基、アルキルオキシ基及びカルボキシル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい);
(D)飽和もしくは不飽和4〜10員単環もしくは二環式複素環式基(該複素環式基は硫黄原子、酸素原子及び窒素原子から選ばれる少なくとも1個のヘテロ原子を含有し、且つ(a)ハロゲン原子、(b)水酸基、(c)オキソ基、(d)シアノ基、(e)アルキル基、(f)トリハロゲノアルキル基、(g)ヒドロキシアルキル基、(h)アルキルオキシアルキル基、(i)アルキルオキシ基、(j)式:RxaCO−で示される基、(k)シクロアルキル基、(l)アルキルスルホニル基、(m)1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノスルホニル基、(n)フェニルスルホニル基、(o)アミノ基、(p)式:RxaCONH−で示される基、(q)1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいカルバモイル基、(r)ハロゲン原子で置換されていてもよい6〜10員単環もしくは二環式アリール基及び(s)アルキル基及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和含硫、含酸素もしくは含窒素4〜7員複素単環式基から選ばれる1〜4個の基で置換されていてもよい);
(E)式:−N(R81)(R91)で示される基、R81は水素原子又はアルキル基、R91は(a)アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、シアノ基及び6〜10員単環もしくは二環式アリール基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい);(b)シクロアルキル基;(c)6〜10員単環もしくは二環式アリール基(該アリール基はハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、トリハロゲノアルキル基、アルキルオキシ基、トリハロゲノアルキルオキシ基、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基及び式:RxaCO−で示される基から選ばれる基で置換されていてもよい);(d)式:RxaCO−で示される基;又は(e)飽和もしくは不飽和含硫、含酸素もしくは含窒素4〜7員複素単環式基(該複素環式基はハロゲン原子、アルキル基、トリハロゲノアルキル基及びアルキルオキシ基から選ばれる基で置換されていてもよい);或いは
(F)R5AとR6Aとが互いに結合して隣接窒素原子と共に飽和もしくは不飽和4〜10員単環もしくは二環式含窒素複素環式基(該含窒素複素環式基は、窒素原子以外にも硫黄原子及び酸素原子から選ばれる1〜2個のヘテロ原子を有していてもよく、且つハロゲン原子、オキソ基、アルキル基、式:RxaCO−で示される基及びジアルキルアミノスルホニル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)を形成することを表し、
Rxaは(a)水素原子、(b)アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、シアノ基、アルキルスルホニル基及びピリジル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい)、(c)アルキルオキシ基(該アルキルオキシ基は6〜10員単環もしくは二環式アリール基で置換されていてもよい)、(d)シクロアルキル基、(e)6〜10員単環もしくは二環式アリール基(該アリール基はハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、トリハロゲノアルキル基及びアルキルオキシ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)、(f)アミノ基(該アミノ基は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい)又は(g)飽和もしくは不飽和含硫、含酸素もしくは含窒素4〜7員複素単環式基(該複素単環式基はハロゲン原子、シアノ基、アルキル基及びはトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)であることを表す。〕
で示される化合物(但し、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−(ヒドロキシメチル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを除く)又はその薬理的に許容し得る塩。 - 一般式[I−II−ii]:
(i)6〜10員単環もしくは二環式アリール基(該アリール基はハロゲン原子、シアノ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキルオキシ基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基、アルキルチオ基、アルキルスルフィニル基及びアルキルスルホニル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい);又は
(ii)飽和もしくは不飽和含硫、含酸素もしくは含窒素4〜7員複素単環式基(該複素環式基はハロゲン原子、シアノ基、オキソ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキルオキシ基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基、アルキルチオ基、アルキルスルフィニル基及びアルキルスルホニル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい)、
R0Bは式:−SO2N(R01)(R02)で示される基、式:−NHCONHR03で示される基、式:−CON(Re)(Rf)で示される基、カルボキシル基又はヒドロキシアルキル基、R01及びR02は同一もしくは異なって水素原子、アルキル基又はカルバモイルアルキル基、R03は水素原子又はアルキル基、Re及びRfは同一又は異なって水素原子、アルキル基又はジアルキルアミノ基、
Rnはアルキル基であることを表す(但し、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−2−ヒドロキシメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを除く)。〕
で示される化合物又はその薬理的に許容し得る塩。 - R10が(i)ハロゲン原子、アルキル基、ジフルオロアルキル基、トリフルオロアルキル基及びジアルキルアミノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基又は(ii)アルキル基、トリフルオロアルキル基及びアルキルオキシ基から選ばれる基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜6員含窒素複素環式基、R20がハロゲン原子及びシアノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、
R6Aが(A)アルキル基(該アルキル基は1〜3個のハロゲン原子、水酸基、シアノ基、カルボキシル基及びアルキルオキシカルボニル基から選ばれる基で置換されていてもよい);
(B)下式:
(C)フェニル基(該フェニル基はハロゲン原子、アルキルオキシ基、トリハロゲノアルキル基、カルボキシル基及びアルキルオキシカルボニル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい);
(D)下式:
(E)式:−N(R8a)(R9a)で示される基〔式中、R8aは水素原子又はアルキル基、R9aはアルキル基、トリハロゲノアルキル基、シアノアルキル基、ベンジル基、シクロアルキル基、フェニル基(該フェニル基はハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、トリハロゲノアルキル基、アルキルオキシ基、トリハロゲノアルキルオキシ基、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基、アルキルオキシカルボニル基及びベンジルオキシカルボニル基から選ばれる基で置換されていてもよい)、アルキルオキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基又は5〜6員含窒素ヘテロアリール基を表す〕;又は
(F)下式:
- R10が(i)ハロゲン原子、アルキル基、ジフルオロアルキル基、トリフルオロアルキル基及びジアルキルアミノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基又は(ii)アルキル基、トリフルオロアルキル基及びアルキルオキシ基から選ばれる基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜6員含窒素複素環式基、R20がハロゲン原子及びシアノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基である請求項6記載の化合物(但し、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−2−ヒドロキシメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを除く)。
- R1及びR2が同一又は異なって、(a)ハロゲン原子、シアノ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基及び1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいフェニル基、或いは(b)1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基及びアルキルオキシ基から選ばれる基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜7員含窒素複素環式基であって、
A1)R’が式[i]で示される基、R3が(a)水酸基及びアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキル基、(b)シアノ基、(c)カルボキシル基、(d)アルキルオキシカルボニル基、(e)式:−CON(Re)(Rf)で示される基又は(f)アシルアミノ基、Re及びRfが同一又は異なって水素原子、アルキル基又はジアルキルアミノアルキル基、R4が水素原子又はアシルアミノ基であるか、又は;
A2)R’が式[ii]で示される基、Xが硫黄原子、SO2、酸素原子又は式:N−Rkで示される基、Rkがアルキルオキシカルボニル基、アルキルスルホニル基、アルキルカルボニル基又はジアルキルアミノスルホニル基、R3が(a)水酸基で置換されていてもよいアルキル基、(b)カルボキシル基、(c)アルキルオキシカルボニル基又は(d)式:−CON(Re)(Rf)で示される基、ReおよびRfが同一又は異なって水素原子、アルキル基又はトリハロゲノアルキル基、R4が水素原子であるか;又は
A3)R’が式[iii]で示される基、RAが水酸基で置換されていてもよいアルキル基、フェニル基(該フェニル基はハロゲン原子又はトリハロゲノアルキル基で置換されていてもよい)又は含窒素5〜6員へテロアリール基、RBが水素原子又はアルキル基、R3がアルキル基、カルボキシル基又は式:−CON(Ra)(Rb)で示される基、RaおよびRbが水素原子又はアルキル基であり;かつ
R0Aが水素原子、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、水酸基で置換されていてもよいアルキルオキシ基、ヒドロキシアルキル基、アミノ基(該アミノ基はアルキル基、アルキルカルボニル基及びアルキルスルホニル基から選ばれる1又は2個の基で置換されていてもよい)又は4〜6員含窒素脂肪族複素環式基である請求項1記載の化合物(但し、6−フェニル−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−イソプロピルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−イソプロピルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(α−ジメチルベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(α−メチルベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;および6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−シアノベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを除く)。 - R’が式[i]で示される基、R3が(a)C1−6アルキル基、(b)ヒドロキシ−C1−6アルキル基、(c)アミノ−C1−6アルキル基、(d)シアノ基、(e)カルボキシル基、(f)C1−6アルキルオキシ−カルボニル基、(g)カルバモイル基、(h)モノもしくはジ(C1−6アルキル)カルバモイル基、(i)ジ(C1−6アルキル)アミノ−C1−6アルキル−カルバモイル基又は(j)C1−6アルキルオキシ−カルボニルアミノ基であり、R4が水素原子又はフェニル−C1−6アルキルオキシ−カルボニルアミノ基である請求項9載の化合物(但し、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−シアノベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを除く)。
- R’が式[ii]で示される基、Xが硫黄原子、SO2、酸素原子又はN−Rkで示される基、RkがC1−6アルキルオキシ−カルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、C1−6アルキル−カルボニル基又はジ(C1−6アルキル)アミノスルホニル基、R3が(a)カルバモイル基、(b)モノもしくはジ(C1−6アルキル)−カルバモイル基、(c)モノ(トリハロゲノC1−6アルキル)カルバモイル基、(d)C1−6アルキルオキシ−カルボニル基、(e)C1−6アルキル基又は(f)ヒドロキシ−C1−6アルキル基、R4が水素原子である請求項9記載の化合物。
- R’が式[iii]で示される基、RAがC1−6アルキル基、ヒドロキシ−C1−6アルキル基、フェニル基、ハロゲノフェニル基、トリハロゲノ(C1−6アルキル)−フェニル基又はピリジル基、RBが水素原子又はC1−6アルキル基、R3がC1−6アルキル基、カルボキシル基、C1−6アルキルオキシ−カルボニル基又はカルバモイル基である請求項9記載の化合物(但し、6−フェニル−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−イソプロピルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−イソプロピルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(α−ジメチルベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(α−メチルベンジル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;及び
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを除く)。 - R1がハロゲン原子、ジハロゲノ−C1−6アルキル基、トリハロゲノ−C1−6アルキル基及びジ(C1−6アルキル)アミノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されたフェニル基、C1−6アルキルオキシ−ピロリジニル基、C1−6アルキル−ピペリジル基又はC1−6アルキルオキシピペリジル基、R2が1〜2個のハロゲン原子で置換されたフェニル基、シアノフェニル基又はトリハロゲノ−C1−6アルキル−ピリジル基、R0Aが水素原子、C1−6アルキル基、ジハロゲノ−C1−6アルキル基、トリハロゲノ−C1−6アルキル基、C1−6アルキルオキシ基、ヒドロキシ−C1−6アルキルオキシ基、アミノ基、C1−6アルキル−カルボニルアミノ基、モノ(C1−6アルキル)カルバモイル基又は4〜6員含窒素脂肪族複素環式基である請求項10、11又は12のいずれかに記載の化合物。
- 6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−シアノシクロへキシル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−シアノシクロペンチル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−メチルシクロへキシル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−メチルシクロプロピル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(1−シアノシクロペンチル)カルバモイル]−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(1−シアノシクロへキシル)カルバモイル]−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(4−カルバモイル−1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
2−アセチルアミノ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]−2−(1−ピロリジニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(1−カルバモイルシクロへキシル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[1−メチル−1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−[1−メチル−1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(4−カルバモイル−1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(1−カルボキシシクロへキシル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[1−[N−[2−(N,N−ジメチルアミノ)エチル]カルバモイル]シクロへキシル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[1−(N−メチルカルバモイル)シクロへキシル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[1−(N,N−ジメチルカルバモイル)シクロへキシル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−3−[N−(1−カルボキシ−2−メチルプロピル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−3−[N−(1−カルボキシ−2−フェニルエチル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−3−[N−(1−カルボキシ−2−メチルプロピル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−3−[N−(α−カルボキシベンジル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−3−[N−(1−カルボキシ−2−メチルプロピル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(1−カルボキシ−1−メチルエチル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(α−カルボキシベンジル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(1−カルボキシ−1−メチルエチル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(1−カルボキシ−2−フェニルエチル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(4−カルボキシ−1−シクロへキシル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(4−カルボキシベンジル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(3−カルボキシベンジル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(1−シアノシクロへキシル)カルバモイル]−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−メトキシカルボニルシクロへキシル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(メチルスルホニルアミノ)−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−[N−メチル−N−(メチルスルホニル)アミノ]−3−[N−[1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−メチルピペリジン−1−イル)−3−[N−[1−メチル−1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−メトキシピペリジン−1−イル)−3−[N−[1−メチル−1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(3−メトキシピロリジン−1−イル)−3−[N−[1−メチル−1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1−メトキシカルボニルシクロへキシル)スルファモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(1−カルボキシシクロへキシル)スルファモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(4−メトキシカルボニル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(4−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−メチル−3−[N−(4−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−メチル−3−[N−(4−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロプ−2−イル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(4−ヒドロキシメチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−トリフルオロメチル−3−[N−(4−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−エトキシ−3−[N−(4−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(2−フルオロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(4−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(3−メトキシカルボニル−1,1−ジオキソチエタン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−シアノシクロへキシル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−[N−(3−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−[N−(3−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(3−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−2−(ジフルオロメチル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(3−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3−[N−(3−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−[4−(N−メチルカルバモイル)−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−[4−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル]−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル]カルバモイル]−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;および
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−[4−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル]−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル]カルバモイル]−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン
から選ばれる化合物またはその薬理的に許容し得る塩。 - R1及びR2が同一又は異なって、ハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、ジハロゲノアルキル基及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、R0Bが式:−NHCONHR03で示される基、Eが−C(=O)−で示される基、R”が式:−N(R5)(R6)で示される基、R5が水素原子、R6が(a)アルキル基、(b)トリハロゲノアルキル基、(c)C3−8シクロアルキル基、(d)ジアルキルアミノ基又は(e)オキソ基、アルキル基及びカルバモイル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜6員含硫複素単環式基である請求項2記載の化合物。
- R1及びR2が同一又は異なって、(i)ハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、ジハロゲノアルキル基、トリハロゲノアルキル基及びアルキルオキシ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基或いは(ii)飽和もしくは不飽和5〜6員含窒素複素単環式基、R0Bが式:−SO2N(R01)(R02)で示される基、R01が水素原子又はアルキル基、R02が水素原子、アルキル基又はカルバモイルアルキル基、Eが−C(=O)−で示される基、R”が式:−N(R5)(R6)で示される基、R5が水素原子又はアルキル基、R6が(a)ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、アルキルオキシ基、C 3−8シクロアルキル基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基及びピリジル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいアルキル基、(b)アルキル基及びカルバモイル基から選ばれる基で置換されていてもよいC3−8シクロアルキル基、(c)アルキル基及びピリジル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいアミノ基又は(d)オキソ基、アルキル基及びカルバモイル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜6員含窒素もしくは含硫複素単環式基である請求項2記載の化合物。
- R1及びR2が同一又は異なって、ハロゲン原子及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、R0Bが式:−CON(Re)(Rf)で示される基、Reが水素原子又はアルキル基、Rfが水素原子、アルキル基又はジアルキルアミノ基、Eが−C(=O)−で示される基、R”が式:−N(R5)(R6)で示される基、R5が水素原子、R6が(a)1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、(b)C3−8シクロアルキル基又は(c)オキソ基及びアルキル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和4〜6員含硫複素単環式基である請求項2記載の化合物。
- R1及びR2が同一又は異なって、ハロゲン原子及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、R0Bがヒドロキシアルキル基、Eが−C(=O)−で示される基、R”が式:−N(R5)(R6)で示される基、R5が水素原子、R6が(a)1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、(b)ピリジル基で置換されたアルキル基、(c)シアノ基及びカルバモイルから選ばれる基で置換されていてもよいC3−8シクロアルキル基又は(d)オキソ基及びアルキル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和4〜6員含窒素もしくは含硫複素単環式基である請求項2記載の化合物(但し、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−(ヒドロキシメチル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを除く)。
- R1及びR2が同一又は異なって、ハロゲン原子及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、R0Bがカルボキシル基、Eが−C(=O)−で示される基、R”が式:−N(R5)(R6)で示される基、R5が水素原子、R6がオキソ基及びアルキル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜6員含硫複素単環式基である請求項2記載の化合物。
- R1が(i)ハロゲン原子、C1−6アルキル基、ジハロゲノC1−6アルキル基及びトリハロゲノC1−6アルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基或いは(ii)ピペリジノ基、R2がハロゲン原子及びシアノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、R0Bが式:−SO2N(R01)(R02)で示される基、R01が水素原子又はC1−6アルキル基、R02が水素原子、C1−6アルキル基又はカルバモイル−C1−6アルキル基、R5が水素原子、R6が(a)ハロゲン原子、C1−6アルキルオキシ基、C3−8シクロアルキル基及びピリジル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいC1−6アルキル基、(b)C1−6アルキル基で置換されていてもよいC3−8シクロアルキル基、(c)C1−6アルキル基及びピリジル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいアミノ基又は(d)1〜2個のオキソ基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜6員含窒素もしくは含硫複素単環式基である請求項16記載の化合物。
- R1がトリハロゲノC1−6アルキル−フェニル基、R2がハロゲノフェニル基、R0Bが式:−CON(Re)(Rf)で示される基、Reが水素原子又はC1−6アルキル基、Rfが水素原子又はC1−6アルキル基、R5が水素原子、R6が(a)1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基、又は(b)オキソ基及びC1−6アルキル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜6員含硫複素単環式基である請求項17記載の化合物。
- R1がトリハロゲノC1−6アルキル−フェニル基、R2がハロゲノフェニル基、R0BがヒドロキシC1−4アルキル基、R5が水素原子、R6が(a)トリハロゲノC1−6アルキル基、(b)ピリジル−C1−6アルキル基、(c)シアノ基及びカルバモイルから選ばれる基で置換されたC5−7シクロアルキル基又は(d)オキソ基及びC1−6アルキル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜6員含硫複素単環式基である請求項18記載の化合物(但し、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−(ヒドロキシメチル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを除く)。
- 6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−2−(N−メチルスルファモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−2−(N,N−ジメチルスルファモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(N−メチルスルファモイル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(シクロペンチル)カルバモイル]−2−(N−メチルスルファモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニル]−2−(N−メチルスルファモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(N,N−ジメチルスルファモイル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(シクロペンチル)カルバモイル]−2−(N,N−ジメチルスルファモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(N,N−ジメチルスルファモイル)−3−[N−(1−ピロリジニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニル]−2−(N,N−ジメチルスルファモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(N−メチルスルファモイル)−3−[N−(1−ピロリジニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−ピロリジニル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(シクロペンチル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(シクロペンチル)カルバモイル]−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−7−(4−クロロフェニル)−6−(2−シアノフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
7−(4−クロロフェニル)−6−(2−シアノフェニル)−3−[N−(シクロペンチル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
7−(4−クロロフェニル)−6−(2−シアノフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−2−[N−(カルバモイルメチル)スルファモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
2−[N−(カルバモイルメチル)スルファモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(シクロペンチル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
2−[N−(カルバモイルメチル)スルファモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
2−[N−(カルバモイルメチル)スルファモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−ピロリジニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(1−カルボキシシクロへキシル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−(N−メチルスルファモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
3−[N−(1−カルバモイルシクロへキシル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−ヒドロキシメチル−3−[N−[1−メチル−1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−ヒドロキシメチル−3−[N−(3−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(1−シアノシクロへキシル)カルバモイル]−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−ヒドロキシメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−ヒドロキシメチル−3−[N−(4−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
2−カルバモイル−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(4−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−(N−メチルカルバモイル)−3−[N−(4−メチル−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(シクロへキシルメチル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(3−メチルプロピル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(2,2−ジフルオロエチル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(シクロプロピルメチル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−メチルシクロプロピル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル]−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−ヒドロキシメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−ジフルオロメチルフェニル)−3−[N−(イソブチル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
2−カルバモイル−6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル]−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−ジフルオロメチルフェニル)−3−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(n−プロピル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(イソブチル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1−メチルプロピル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(3−メトキシプロプ−2−イル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1−メチルシクロプロピル)カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル]−7−(4−フルオロフェニル)−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル]−2−(ジメチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−[1−メチル−1−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(3−メトキシプロプ−2−イル)カルバモイル]−7−(4−メチルフェニル)−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル]−7−(4−メチルフェニル)−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(イソブチル)カルバモイル]−7−(4−メチルフェニル)−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;および
6−(2−クロロフェニル)−3−[N−シクロペンチルカルバモイル]−7−(4−メチルフェニル)−2−スルファモイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン
から選ばれる化合物又はその薬理的に許容し得る塩。 - 3−[N−(4−カルバモイル−1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン又はその薬理的に許容し得る塩。
- 6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−シアノシクロペンチル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン又はその薬理的に許容し得る塩。
- 6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−メチルシクロへキシル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン又はその薬理的に許容し得る塩。
- 3−[N−(4−カルバモイル−1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン又はその薬理的に許容し得る塩。
- 請求項1〜27のいずれかに記載の化合物又はその薬理的に許容し得る塩を有効成分としてなる医薬組成物。
- 精神病、不安障害、ストレス、鬱病、癲癇、神経変性、小脳及び旧小脳(Spinocerebellar)障害、認識障害、頭蓋外傷、パニック発作、末梢ニューロパシー、緑内障、片頭痛、パーキンソン病、アルツハイマー病、ハンチントン舞踏病、レイノー症候群、振せん、強迫性障害、健忘症、老年痴呆、胸腺障害、ツーレット症候群、遅発性ジスキネシア、双極性障害、癌、薬剤誘発性運動障害、失調症、内毒素血症性ショック、出血性ショック、低血圧症、不眠症、免疫学的疾患、多発性硬化症、嘔吐、下痢、喘息、食欲障害、肥満症、非インスリン依存性糖尿病(NIDDM)、耐糖能障害、高インスリン血症、高脂血症、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、脂質代謝異常、動脈硬化、高血圧、冠疾患、記憶障害、泌尿器疾患、心血管疾患、不妊、感染症、髄鞘脱落性疾患、神経炎、ウィルス性脳炎、脳血管障害、肝硬変、又は消化管疾患の予防・治療剤である請求項28に記載の医薬組成物。
- 慢性処置及び物質、物質依存又は薬物乱用からの離脱促進剤である請求項28に記載の医薬組成物。
- 鎮痛薬もしくは麻酔性及び非麻酔性の薬剤の鎮痛活性の増強剤である請求項28に記載の医薬組成物。
- 禁煙補助剤(喫煙からの離脱促進剤)である請求項28に記載の医薬組成物。
- 精神病が精神分裂病である請求項29に記載の医薬組成物。
- 免疫学的疾患が炎症である請求項29に記載の医薬組成物。
- 食欲障害が過食症又は食欲不振である請求項29に記載の医薬組成物。
- 消化管疾患が腸通過障害(intestinal transit disorders)である請求項29に記載の医薬組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007175769A JP4846665B2 (ja) | 2006-07-05 | 2007-07-04 | ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン化合物 |
Applications Claiming Priority (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006185036 | 2006-07-05 | ||
JP2006185036 | 2006-07-05 | ||
JP2007009706 | 2007-01-19 | ||
JP2007009706 | 2007-01-19 | ||
JP2007059332 | 2007-03-09 | ||
JP2007059332 | 2007-03-09 | ||
JP2007111340 | 2007-04-20 | ||
JP2007111340 | 2007-04-20 | ||
JP2007175769A JP4846665B2 (ja) | 2006-07-05 | 2007-07-04 | ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン化合物 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008285464A JP2008285464A (ja) | 2008-11-27 |
JP2008285464A5 JP2008285464A5 (ja) | 2009-04-09 |
JP4846665B2 true JP4846665B2 (ja) | 2011-12-28 |
Family
ID=40145540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007175769A Expired - Fee Related JP4846665B2 (ja) | 2006-07-05 | 2007-07-04 | ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン化合物 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4846665B2 (ja) |
TW (2) | TWI419889B (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
UY30090A1 (es) * | 2006-01-16 | 2007-08-31 | Syngenta Participations Ag | Insecticidas novedosos |
EP2350075B1 (en) | 2008-09-22 | 2014-03-05 | Array Biopharma, Inc. | Substituted imidazo[1,2b]pyridazine compounds as trk kinase inhibitors |
KR101652189B1 (ko) | 2008-10-22 | 2016-08-29 | 어레이 바이오파마 인크. | TRK 키나아제 억제제로서 치환된 피라졸로[1,5a] 피리미딘 화합물 |
CA2740792C (en) * | 2008-10-31 | 2016-06-21 | Genentech, Inc. | Pyrazolopyrimidine jak inhibitor compounds and methods |
AR077468A1 (es) | 2009-07-09 | 2011-08-31 | Array Biopharma Inc | Compuestos de pirazolo (1,5 -a) pirimidina sustituidos como inhibidores de trk- quinasa |
US8933084B2 (en) | 2010-05-20 | 2015-01-13 | Array Biopharma Inc. | Macrocyclic compounds as Trk kinase inhibitors |
CN103153999B (zh) * | 2010-08-31 | 2016-06-01 | 株式会社爱茉莉太平洋 | 作为大麻素受体-1抑制剂的化合物 |
US8796305B2 (en) * | 2012-11-05 | 2014-08-05 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | Carboxy-substituted imidazo[1,2-a]pyridinecarboxamides and their use |
EP3699181B1 (en) | 2014-11-16 | 2023-03-01 | Array Biopharma, Inc. | Crystalline form of (s)-n-(5-((r)-2-(2,5-difluorophenyl)-pyrrolidin-1-yl)-pyrazolo[1,5-a]pyrimidin-3-yl)-3-hydroxypyrrolidine-1-carboxamide hydrogen sulfate |
CA2998469A1 (en) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | Infinity Pharmaceuticals, Inc. | Solid forms of isoquinolinones, and process of making, composition comprising, and methods of using the same |
EP3156405A1 (en) * | 2015-10-13 | 2017-04-19 | Boehringer Ingelheim International GmbH | Spirocyclic ether derivatives of pyrazolo[1,5-a]pyrimidine-3-carboxamide |
KR20180102544A (ko) | 2015-10-26 | 2018-09-17 | 더 리전츠 오브 더 유니버시티 오브 콜로라도, 어 바디 코퍼레이트 | Trk 억제제-내성 암에서의 점 돌연변이 및 이의 관련 방법 |
CA3019671C (en) | 2016-04-04 | 2024-02-20 | Loxo Oncology, Inc. | Liquid formulations of (s)-n-(5-((r)-2-(2,5-difluorophenyl)-pyrrolidin-1-yl)-pyrazolo[1,5-a]pyrimidin-3-yl)-3-hydroxypyrrolidine-1-carboxamide |
US10045991B2 (en) | 2016-04-04 | 2018-08-14 | Loxo Oncology, Inc. | Methods of treating pediatric cancers |
DK3458456T3 (da) | 2016-05-18 | 2020-12-14 | Array Biopharma Inc | Fremstilling af (s)-n-(5-((r)-2-(2,5-difluorphenyl)pyrrolidin-1-yl)pyrazol[1,5-a]pyrimidin-3-yl)-3-hydroxypyrrolidin-1-carboxamid |
JOP20190092A1 (ar) | 2016-10-26 | 2019-04-25 | Array Biopharma Inc | عملية لتحضير مركبات بيرازولو[1، 5-a]بيريميدين وأملاح منها |
JOP20190213A1 (ar) | 2017-03-16 | 2019-09-16 | Array Biopharma Inc | مركبات حلقية ضخمة كمثبطات لكيناز ros1 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MXPA04012245A (es) * | 2002-06-04 | 2005-09-30 | Neogenesis Pharmaceuticals Inc | Compuestos de pirazolo[1,5a]pirimidina como agentes antivirales. |
US7329658B2 (en) * | 2003-02-06 | 2008-02-12 | Pfizer Inc | Cannabinoid receptor ligands and uses thereof |
US7176210B2 (en) * | 2003-02-10 | 2007-02-13 | Pfizer Inc. | Cannabinoid receptor ligands and uses thereof |
DE102004008807A1 (de) * | 2004-02-20 | 2005-09-08 | Bayer Cropscience Ag | Pyrazolopyrimidine |
WO2005103052A1 (en) * | 2004-04-21 | 2005-11-03 | Pfizer Products Inc. | Pyrazolo [1,5-a] pyrimidin-7-one compounds and uses thereof |
JP4847275B2 (ja) * | 2005-10-21 | 2011-12-28 | 田辺三菱製薬株式会社 | ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン化合物 |
CA2623982C (en) * | 2005-10-21 | 2012-01-10 | Mitsubishi Tanabe Pharma Corporation | Pyrazolo[1,5-a]pyrimidine compounds as cannabinoid receptor antagonists |
-
2007
- 2007-06-21 TW TW96122242A patent/TWI419889B/zh not_active IP Right Cessation
- 2007-06-21 TW TW102126081A patent/TW201345908A/zh unknown
- 2007-07-04 JP JP2007175769A patent/JP4846665B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TWI419889B (zh) | 2013-12-21 |
JP2008285464A (ja) | 2008-11-27 |
TW200811177A (en) | 2008-03-01 |
TW201345908A (zh) | 2013-11-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4846665B2 (ja) | ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン化合物 | |
ES2441017T3 (es) | Compuesto de pirazolo[1,5-A]pirimidina como antagonista del receptor CB1 | |
KR101071438B1 (ko) | 카나비노이드 수용체 길항제로서의피라졸로[1,5-a]피리미딘 화합물 | |
AU2017362350B2 (en) | Pyrrolopyrimidines as CFTR potentiators | |
JP6854817B2 (ja) | Pi3k−ガンマ阻害薬としての複素環式化合物 | |
TWI388560B (zh) | 可用於治療伴隨血管新生之過度增生病症與疾病之經取代之4-胺基-吡咯并三衍生物 | |
CA3013618A1 (en) | Substituted pyrazolo[1,5-a]pyrimidine compounds as trk kinase inhibitors | |
JP4837701B2 (ja) | 医薬組成物 | |
JP2015214590A (ja) | TRKキナーゼ阻害剤としての置換ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン化合物 | |
JP2009506006A (ja) | p38MAPキナーゼ阻害剤およびその使用方法 | |
EP2089394A1 (en) | Substituted pyrrolo-pyrazole derivatives as kinase inhibitors | |
EP1761542A2 (en) | Octahydropyrrolo[3,4-c]pyrrole derivatives an their use as antiviral agents | |
JP4847275B2 (ja) | ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン化合物 | |
CA2557785A1 (en) | Hiv integrase inhibitors | |
JP6856648B2 (ja) | Cxcr4受容体アンタゴニスト | |
JP4994295B2 (ja) | 医薬組成物 | |
JP2008024693A (ja) | ピラゾール化合物 | |
BRPI0617659A2 (pt) | composto de pirazolo[1,5-a]pirimidina e composição farmacêutica que o contém |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090223 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090223 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20090415 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20110530 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110726 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110909 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111004 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111012 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |