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JP4733929B2 - 半導体ウエーハの切断方法 - Google Patents

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JP4733929B2 JP2004123647A JP2004123647A JP4733929B2 JP 4733929 B2 JP4733929 B2 JP 4733929B2 JP 2004123647 A JP2004123647 A JP 2004123647A JP 2004123647 A JP2004123647 A JP 2004123647A JP 4733929 B2 JP4733929 B2 JP 4733929B2
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Description

本発明は、半導体ウエーハ等の被加工物を高圧の加工水を噴射して切断するウォータージェット加工装置等の加工装置の被加工物保持テーブル上に、被加工物を保持して配設する被加工物保持治具に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列された多数の領域にIC、LSI等の回路を形成し、該回路が形成された各領域を所定のストリートといわれる切断予定ラインに沿ってダイシングすることにより個々の半導体チップを製造している。このようにして分割された半導体チップは、パッケージングされて携帯電話やパソコン等の電気機器に広く利用されている。
携帯電話やパソコン等の電気機器はより軽量化、小型化が求められており、半導体チップのパッケージもチップサイズパッケージ(CSP)と称する小型化できるパッケージ技術が開発されている。CSP技術の一つとして、Quad Flat Non−lead Package(QFN)と称するパッケージ技術が実用化されている。このQFNと称するパッケージ技術は、半導体チップの接続端子に対応した接続端子が複数形成されているとともに半導体チップ毎に区画する分割予定ラインが格子状に形成された銅板等の金属板に複数個の半導体チップをマトリックス状に配設し、半導体チップの裏面側から樹脂をモールディングした樹脂部によって金属板と半導体チップを一体化することによりCSP基板を形成する。このCSP基板を分割予定ラインに沿って切断することにより、個々にパッケージされたチップサイズパッケージ(CSP)に分割する。
上記CSP基板の切断は、一般にダイシング装置とよばれる精密切削装置によって施される。このダイシング装置は、環状の砥粒層を備えた切削ブレードを備え、この切削ブレードを回転させつつCSP基板の分割予定ラインに沿って相対移動することにより、CSP基板を分割予定ラインに沿って切削し、個々のチップサイズパッケージ(CSP)に分割する。しかるに、CSP基板を切削ブレードによって切断すると、接続端子にバリが生じ、隣接する接続端子同士が短絡してチップサイズパッケージ(CSP)の品質および信頼性を低下させるという問題がある。
また、CSP基板に限らず、半導体ウエーハ等の被加工物を切削ブレードによって切削すると、被加工物の表面に微細な切削屑が付着して汚染するという問題もある。
このような切削ブレードによる切断における問題を解消する切断技術として、被加工物保持機構によって保持された被加工物にシリカ、ガーネット、ダイヤモンド等の砥粒を混入した高圧の加工水をノズルから噴射して被加工物を切断するウォータージェット切断加工が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
特開2002−205298号公報
而して、上述したウォータージェット切断加工は、CSP基板等の被加工物の裏面に保護シートを貼着して実施しても、加工水が保護シートをも貫通して切断するためにバラバラとなり、以後の搬送が困難になるという問題がある。また、このような問題は、被加工物にレーザー光線を照射して切断加工するレーザー加工においても発生する。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、被加工物を所定の分割予定ラインに沿って切断しても、バラバラにならず被加工物の形態を維持することができる被加工物保持治具を提供することである。
上記主たる技術的課題を解決するため、本発明によれば、
格子状に多数のチップサイズパッケージが整列したブロックが互いに間隔を置いて一列に作り込まれた半導体ウエーハを、高圧の加工水を噴射する1基の噴射ノズルによって切断する切断方法であって、
ウエーハを装着保持する保持治具1対(9a,9b)と、ウエーハが載せられる保持テーブル(6)と高圧加工水噴射ノズル1基(7)とを備えた切断装置とを準備し、
該1対の保持治具は、保持されたウエーハ上に置かれる保持治具本体(90a、90b)及びその上に重ねて置かれる柔軟シート(93a、93b)からなる2基で構成され、
更に保持治具本体は、重なり合う2つの治具プレート(91a,92a、91b、92b)対で構成され、
対をなす保持治具は、
1つが、該ブロックがなす格子の縦列線をジグザグに1つの線で結んだ経路に沿う溝部及び隣り合うブロック同士を結ぶ連絡溝部とが形成された貫通溝(931a、931b)と、ジグザグの経路間に配された吸引孔(933a)とが、柔軟シート(93a)に形成され、
もう1つは、格子の横列線をジグザグに1つの線で結んだ経路に沿う溝部(931b)及び隣り合うブロック同士を結ぶ連絡溝部とが形成された貫通溝と、同様に配された吸引孔とが別の柔軟シート(93b)に形成されており、
保持治具本体2基共に、
上側の治具プレート(92a、92b)には、当該貫通溝と同一の貫通溝(921a、921b)及び当該経路の間に複数配置された吸引孔と一致する吸引孔(923a、923b)とが形成されており、
下側の治具プレート(91a、91b)には、該吸引孔複数個を列状にカバーする幅広の吸引溝(913a、913b)が形成されており、
保持テーブル(6)上にウエーハを位置決め配置した上で、その上に保持治具を載せ、
吸引手段にて下側治具プレートに形成された吸引溝に吸引をかけながら、噴射ノズル(7)を前記1つの線に沿って移動させながら加工水を噴射させることにより、対象ウエーハをジグザグ状にかつ複数の整列したブロックに亘って1回目の切断処理を実行し、
1回目の切断処理後に、保持治具(9a)をウエーハから取り外し、対になるもう片方の保持治具(9b)と交換し、
再度吸引しながらノズル(7)を新たな保持治具に形成された経路に沿って移動させながら切断する2回目の切断処理を行うことで、ウエーハ内の列をなすすべての格子状ブロックが縦列及び横列すべてで切断完了される切断方法が提供される。
また、上記主たる技術的課題を解決するため、本発明によれば、所定の方向に延びる複数の第1の分割予定ラインと該複数の第1の分割予定ラインと交差して形成された複数の第2の分割予定ラインを備えた被加工物を、該複数の第1の分割予定ラインおよび該複数の第2の分割予定ラインに沿って切断するウォータジェット加工装置の被加工物保持テーブル上に、該被加工物を保持して装着する被加工物保持治具であって、
第1の治具プレートと該第1の治具プレートの上面に配設された第2の治具プレートとを備えた被加工物を保持する一対の保持治具本体から構成され、
該第1の治具プレート、該第2の治具プレートには、該被加工物に形成された複数の第1の分割予定ラインまたは複数の第2の分割予定ラインに対応する複数の貫通溝を設け、
該第2の治具プレートには、該被加工物の複数の第1の分割予定ラインと複数の第2の分割予定ラインによって区画された複数の領域に対応する位置に形成され上面に開口する複数の吸引孔を設け、
該第1の治具プレートには、該複数の貫通溝と交差しない位置に形成され該複数の吸引孔と連通する吸引経路を設け、
複数の貫通溝は、一端および他端において隣接する該貫通溝が交互に連通されることによって、ウォータジェットを噴射する1つのノズルが該交互に連通された貫通溝に沿って相対移動する1本の連続した溝に形成され、
該一対の保持治具本体は被加工物の置き換えが可能であり、第1の保持治具本体は、貫通溝が第1の分割予定ラインの全てと一部の第2の分割予定ラインに沿って形成され、第2の保持治具本体は、貫通溝が第2の分割予定ラインの全てと一部の第1の分割予定ラインに沿って形成され、被加工物保持治具が提供される。
上記被加工物保持治具は、保持治具本体と該保持治具本体の上面に装着された柔軟シートとからなり、保持治具本体には上記吸引経路が形成されており、柔軟シートには上記複数の吸引孔が形成されている。上記保持治具本体は第1の治具プレートと該第1の治具プレートの上面に配設された第2の治具プレートとからなり、第1の治具プレートには上記吸引経路が形成されており、第2の治具プレートには第1の治具プレートに形成された吸引経路と上記柔軟シートに形成された複数の吸引孔と連通する複数の吸引孔が形成されている。
本発明に従って構成された被加工物保持治具によれば、被加工物は第1の分割予定ラインと第2の分割予定ラインによって区画された領域が被加工物保持治具によって吸引保持されているので、第1の分割予定ラインおよび第2の分割予定ラインに沿って切断されてもバラバラにならず被加工物の形態を維持することができ、以後の搬送が容易となる。
以下、本発明に従って構成された被加工物保持治具の好適な実施形態を図示している添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成された被加工物保持治具が装着されるウォータージェット加工装置の要部斜視図が示されている。図1に示されたウォータージェット加工装置は、静止基台2と、第1の可動基台3と、第2の可動基台4と、第3の可動基台5を具備している。この静止基台2の手前側の側面には、矢印Xで示す方向に沿って平行に延びる一対の案内レール21、21が設けられている。
第1の可動基台3は、上記静止基台2と対向する一方の側面に矢印Xで示す方向に形成され静止基台2に設けられた一対の案内レール21、21に摺動可能に嵌合する一対の被案内溝31、31を備えているとともに、他方の側面に設けられ矢印Zで示す方向に平行に延びる一対の案内レール32、32を備えている。このように構成された第1の可動基台3は、一対の被案内溝31、31を上記一対の案内レール21、21に嵌合することにより、静止基台2に矢印Xで示す方向に移動可能に支持される。図示の実施形態におけるウォータージェット加工装置は、第1の可動基台3を上記静止基台2に設けられた一対の案内レール21、21に沿って矢印Xで示す方向に移動させるための第1の移動手段30を具備している。第1の移動手段30は、一対の案内レール21と21との間に該案内レールと平行に配設された雄ネジロッド301と、該雄ネジロッド301を回転駆動するためのパルスモータ302とを含んでいる。雄ネジロッド301は、上記第1の可動基台3に設けられた雌ネジ33と螺合し、その一端が静止基台2に配設された軸受部材303に回転可能に支持されている。パルスモータ302は、その駆動軸が雄ネジロッド301の他端に連結され、雄ネジロッド301を正転および逆転駆動することにより、第1の可動基台3を静止基台2に設けられた一対の案内レール21、21に沿って矢印Xで示す方向に移動せしめる。
上記第2の可動基台4は、上記第1の可動基台3と対向する一方の側面に矢印Zで示す方向に形成され第1の可動基台3に設けられた一対の案内レール32、32に摺動可能に嵌合する一対の被案内溝41、41を備えているとともに、上記一方の側面に対して垂直な側面に設けられ矢印Yで示す方向に平行に延びる一対の案内レール42、42を備えている。このように構成された第2の可動基台4は、一対の被案内溝41、41を上記一対の案内レール32、32に嵌合することにより、第1の可動基台3に矢印Zで示す方向に移動可能に支持される。図示の実施形態におけるウォータージェット加工装置は、第2の可動基台4を上記第1の可動基台3に設けられた一対の案内レール32、32に沿って矢印Zで示す方向に移動させるための第2の移動手段40を具備している。第2の移動手段40は、一対の案内レール32と32との間に該案内レールと平行に配設された雄ネジロッド401と、該雄ネジロッド401を回転駆動するためのパルスモータ402とを含んでいる。雄ネジロッド401は、上記第2の可動基台4に設けられた雌ネジ43と螺合し、その一端が第1の可動基台3に配設された軸受部材403に回転可能に支持されている。パルスモータ402は、その駆動軸が雄ネジロッド401の他端に連結され、雄ネジロッド401を正転および逆転駆動することにより、第2の可動基台4を第1の可動基台3に設けられた一対の案内レール32、32に沿って矢印Zで示す方向に移動せしめる。
上記第3の可動基台5は、上記第2の可能基台4と対向する一方の側面に矢印Yで示す方向に形成され上記第2の可動基台4に設けられた一対の案内レール42、42に摺動可能に嵌合する一対の被案内溝51、51(図1においては上側の一方だけが示されている)を備えており、該一対の被案内溝51、51を上記一対の案内レール42、42に嵌合することにより、第2の可動基台4に矢印Yで示す方向に移動可能に支持される。図示の実施形態におけるウォータージェット加工装置は、第3の可動基台5を上記第2の可動基台4に設けられた一対の案内レール42、42に沿って矢印Yで示す方向に移動させるための第3の移動手段50を具備している。第3の移動手段50は、一対の案内レール42と42との間に該案内レールと平行に配設された雄ネジロッド501と、該雄ネジロッド501を回転駆動するためのパルスモータ502とを含んでいる。雄ネジロッド501は、上記第3の可動基台5に設けられた雌ネジ(図示せず)と螺合し、その一端が第2の可動基台4に配設された軸受部材503に回転可能に支持されている。パルスモータ502は、その駆動軸が雄ネジロッド501の他端に連結され、雄ネジロッド501を正転および逆転駆動することにより、第3の可動基台5を第3の可動基台4に設けられた一対の案内レール42、42に沿って矢印Yで示す方向に移動せしめる。
上記第3の可動基台5の他方の面には、被加工物保持手段を構成する被加工物保持テーブル6が装着されている。被加工物保持テーブル6は、図示の実施形態においては矢印Xで示す方向に延びる第1の保持治具装着部6aおよび第1の保持治具装着部6aを備えている。第1の保持治具装着部6aおよび第2の保持治具装着部6bには、それぞれ矩形状の開口61aおよび61bが形成されているとともに、該開口61aおよび61bの周囲上面に4本の位置決めピン62aおよび62bが突出して配設されている。図示の実施形態におけるウォータージェット加工装置は、被加工物保持テーブル6の下側に配設され、後述するウォータージェットを緩衝するための水を収容する水槽60を備えている。
上述した被加工物保持テーブル6の上方には、第1の保持治具装着部6aおよび第2の保持治具装着部6b上に保持される被加工物にウォータージェットを噴射するための直径が200μm程度の噴出口を備えたノズル7が配設される。このノズル7は、上記静止基台2に固定されたノズル支持部材71に支持されている。また、ノズル7は、砥粒を混入した高圧の加工水を供給する加工水供給手段70に接続されている。
次に、上述したウォータージェット加工装置によって切断される被加工物としてのCSP基板について、図2および図3を参照して説明する。
図2および図3に示すCSP基板10は、電極板100に3個のブロック10a、10b、10cが連続して形成されている。CSP基板10を構成する3個のブロック10a、10b、10cの表面100aには、それぞれ所定の方向に延びる複数の第1の分割予定ライン101と、該第1の分割予定ライン101と直交する方向に延びる第2の分割予定ライン102が格子状に形成されている。第1の分割予定ライン101と第2の分割予定ライン102によって区画された複数の領域にそれぞれチップサイズパッケージ(CSP)103が配置されており、このチップサイズパッケージ(CSP)103は各ブロック10a、10b、10c毎に電極板100の裏面側から合成樹脂部110a、110b、110cによってモールディングされている。なお、CSP基板10を構成する電極板100の外周部は3個のブロック10a、10b、10cより外側に突出して形成されており、この長手方向両側の突出部に位置決め用の複数の穴104(図示の実施形態においては、それぞれ4個)が設けられている。このように形成されたCSP基板10は、第1の分割予定ライン101および第2の分割予定ライン102に沿って切断され個々にパッケージされたチップサイズパッケージ(CSP)103に分割される。
上述したCSP基板10は、図4に示す被加工物保枠体8によって保持され、後述する被加工物保持治具を介してウォータージェット加工装置の上記被加工物保持テーブル6上に保持される。図4に示す被加工物保持枠体8は、金属または合成樹脂によって矩形状に形成された板材からなっており、上記CSP基板10の3個のブロック10a、10b、10cが嵌合する開口81を備えている。この被加工物保持枠体8の長手方向両側には、上記CSP基板10の電極板100に形成された複数の位置決め用の穴104が嵌合する複数の位置決めピン82が配設されている。また、被加工物保持枠体8の4隅部には、上記第1の被加工物保持テーブル6aおよび第2の被加工物保持テーブル6bに配設された4本の位置決めピン62aおよび62bと嵌合する位置決め用の4個の穴83が設けられている。
次に、上記被加工物保持枠体8に保持されたCSP基板10を上記被加工物保持テーブル6の第1の保持治具装着部6aおよび第2の保持治具装着部6b上に装着する被加工物保持治具について説明する。図示に実施形態においては、第1の保持治具装着部6aに装着される図5乃至図9に示す第1の被加工物保持治具9aと、第2の保持治具装着部6bに装着される図10乃至図14に示す第2の被加工物保持治具9bを具備している。
図5乃至図9に示す第1の被加工物保持治具9aは、第1の保持治具本体90aと該第1の保持治具本体90aの上面に装着される第1の柔軟シート93aとからなっている。
第1の保持治具本体90aは、図示の実施形態においては第1の治具プレート91aと該第1の治具プレート91a上に配設される第2の治具プレート92aとからなってる。第1の治具プレート91aは、図7に示すように金属材または合成樹脂によって矩形状に形成された板材からなっており、その上面には上記CSP基板10の第1の分割予定ライン101と対応する第1の貫通溝911aと、該第1の貫通溝911aの一端(図7において上端)および他端(図7において下端)において隣接する第1の貫通溝911aを交互に連通する第2の貫通溝912aが形成されている。また、第1の治具プレート91aには、互いに隣接する第1の貫通溝911aと第1の貫通溝911aとの間(上記CSP基板10のチップサイズパッケージ(CSP)103が形成されている領域に対応する位置)にそれぞれ上方を開放した吸引溝913a、914aが交互に形成されているとともに、吸引溝913a、914aの図7において上側および下側に長手方向(図7において左右方向)に延びる吸引通路915a、915aが設けられている。そして、上記吸引溝913aの図7において上端が上側の吸引通路915aに連通され、上記吸引溝914aの図7において下端が下側の吸引通路915aに連通されている。このように形成された吸引溝913a、914aおよび吸引通路915a、915aは、後述する吸引孔と連通する吸引経路を構成する。このように吸引経路を構成する吸引溝913a、914aおよび吸引通路915a、915aは、上記第1の貫通溝911aおよび第2の貫通溝912aと交差しない位置に形成されている。なお、上記吸引通路915a、915aは、図5に示すようにそれぞれ吸引ホース95a,95aを介して図示しない吸引手段に接続される。また、第1の治具プレート91aの4隅部には、上記第1の被加工物保持テーブル6aに配設された4本の位置決めピン62aと嵌合する位置決めようの4個の穴916aが設けられている。
上記第2の治具プレート92aは、図8に示すように金属材または合成樹脂によって矩形状に形成された板材からなっており、上記被加工物保持枠体8の開口81に嵌合する大きさに形成されている。この第2の治具プレート92aには、上記第1の治具プレート91aに形成された第1の貫通溝911aおよび第2の貫通溝912aと対応する第1の貫通溝921aおよび第2の貫通溝922aが形成されている。また、第2の治具プレート92aには、互いに隣接する第1の貫通溝921aと第1の貫通溝921aとの間に上記CSP基板10のチップサイズパッケージ(CSP)103に対応し上記第1の治具プレート91aに設けられた吸引溝914aと連通する複数の吸引孔923aが設けられている。このように構成された第2の治具プレート92aは、第1の治具プレート91aの上面に接着剤または締結ボルト等の固着手段によって接合される。
上記第1の柔軟シート93aは、図9に示すように天然ゴムまたは合成ゴムによって矩形状に形成されており、上記第2の治具プレート92aに形成された第1の貫通溝921aおよび第2の貫通溝922a対応する第1の貫通溝931aおよび第2の貫通溝932aが形成されている。この第1の柔軟シート93aには、互いに隣接する第1の貫通溝931aと第1の貫通溝931aとの間に上記第2の治具プレート92aに形成された複数の吸引孔923aと対応する複数の吸引孔933aが設けられている。このように構成された第1の柔軟シート93aは、接着剤によって上記第2の治具プレート92aの上面に接着される。
上述した第1の治具プレート91aと第2の治具プレート92aおよび第1の柔軟シート93aによって構成された第1の被加工物保持治具9aは、上記被加工物保持テーブル6の第1の保持治具装着部6aの所定位置に装着される。即ち、第1の被加工物保持治具9aは、第1の治具プレート91aに設けられた位置決め用の4個の穴916aを上記被加工物保持テーブル6の第1の保持治具装着部6aに設けられた4本の位置決めピン62aと嵌合することにより、第1の保持治具装着部6a上に装着される。なお、第1の被加工物保持治具9aを構成する第1の治具プレート91aに形成される第1の貫通溝911aおよび第2の貫通溝912aと、第2の治具プレート92aに形成される第1の貫通溝921aおよび第2の貫通溝922aと、第1の柔軟シート93aに形成される第1の貫通溝931aおよび第2の貫通溝932aは、被加工物保持テーブル6の第1の保持治具装着部6aに装着された状態で後述する切断工程と同様に第1の貫通溝および第2の貫通溝に沿って上記ノズル7から加工水を噴射することによって形成してもよい。
次に、第2の被加工物保持治具9bについて、図10乃至図14を参照して説明する。
図10乃至図14に示す第2の被加工物保持治具9bは、上記第1の被加工物保持治具9aと同様に第2の保持治具本体90bと該第2の保持治具本体90bの上面に装着される第2の柔軟シート93bとからなっている。
第2の保持治具本体90bは、図示の実施形態においては第1の治具プレート91bと該第1の治具プレート91b上に配設される第2の治具プレート92bとからなってる。第1の治具プレート91bは、図12に示すように金属材または合成樹脂によって矩形状に形成された板材からなっており、その上面には上記CSP基板10の第2の分割予定ライン102と対応する第1の貫通溝911bと、該第1の貫通溝911bの一端(図12において左端)および他端(図12において右端)において隣接する第1の貫通溝911bを交互に連通する第2の貫通溝912bが形成されている。また、第1の治具プレート91bには、互いに隣接する第1の貫通溝911bと第1の貫通溝911bとの間(上記CSP基板10のチップサイズパッケージ(CSP)103が形成されている領域に対応する位置)にそれぞれ上方を開放した吸引溝913b、914bが交互に形成されているとともに、吸引溝913b、914bの図12において上側および下側に長手方向(図12において左右方向)に延びる吸引通路915b、915bと該吸引通路915bと915bとを連通する吸引通路916b、916bが設けられている。そして、上記吸引溝913bの図12において左端が左側の吸引通路916bに連通され、上記吸引溝914bの図12において右端が右側の吸引通路916bに連通されている。このように形成された吸引溝913b、914bおよび吸引通路915b、915b、916b、916bは、後述する吸引孔と連通する吸引経路を構成する。このように吸引経路を構成する吸引溝913b、914bおよび吸引通路915b、915b、916b、916bは、上記第1の貫通溝911bおよび第2の貫通溝912bと交差しない位置に形成されている。なお、上記吸引通路915b、915bは、図10に示すようにそれぞれ吸引ホース95b,95bを介して図示しない吸引手段に接続される。また、第1の治具プレート91bの4隅部には、上記第2の被加工物保持テーブル6bに配設された4本の位置決めピン62bと嵌合する位置決め用の4個の穴917bが設けられている。
上記第2の治具プレート92bは、図13に示すように金属材または合成樹脂によって矩形状に形成された板材からなっており、上記被加工物保持枠体8の開口81に嵌合する大きさに形成されている。この第2の治具プレート92bには、上記第1の治具プレート91bに形成された第1の貫通溝911bおよび第2の貫通溝912bと対応する第1の貫通溝921bおよび第2の貫通溝922bが形成されている。また、第2の治具プレート92bには、互いに隣接する第1の貫通溝921bと第1の貫通溝921bとの間に上記CSP基板10のチップサイズパッケージ(CSP)103に対応し上記第1の治具プレート91bに設けられた吸引溝914bと連通する複数の吸引孔923bが設けられている。このように構成された第2の治具プレート92bは、第1の治具プレート91bこの上面に接着剤または締結ボルト等の固着手段によって接合される。
上記第2の柔軟シート93bは、図14に示すように天然ゴムまたは合成ゴムによって矩形状に形成されており、上記第2の治具プレート92bに形成された第1の貫通溝921bおよび第2の貫通溝922b対応する第1の貫通溝931bおよび第2の貫通溝932bが形成されている。この第2の柔軟シート93bには、上記第1の貫通溝931bと第1の貫通溝931bとの間に上記第2の治具プレート92bに形成された複数の吸引孔923bと対応する複数の吸引孔933bが設けられている。このように構成された第2の柔軟シート93bは、接着剤によって上記第2の治具プレート92bの上面に装着される。
上述した第1の治具プレート91bと第2の治具プレート92bおよび第2の柔軟シート93bによって構成された第2の被加工物保持治具9bは、上記被加工物保持テーブル6の第2の保持治具装着部6bの所定位置に装着される。即ち、第2の被加工物保持治具9bは、第1の治具プレート91bに設けられた位置決め用の4個の穴916bを上記被加工物保持テーブル6の第2の保持治具装着部6bに設けられた4本の位置決めピン62bと嵌合することにより、第2の保持治具装着部6b上に装着される。なお、被加工物保持治具9bを構成する第1の治具プレート91bに形成される第1の貫通溝911bおよび第2の貫通溝912bと、第2の治具プレート92bに形成される第1の貫通溝921bおよび第2の貫通溝922bと、第2の柔軟シート93bに形成される第1の貫通溝931bおよび第2の貫通溝932bは、被加工物保持テーブル6の第2の保持治具装着部6bに装着された状態で後述する切断工程と同様に第1の貫通溝および第2の貫通溝に沿って上記ノズル7から加工水を噴射することによって形成してもよい。
図示の実施形態におけるウォータージェット加工装置は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
上述したウォータージェット加工装置によって上記CSP基板10を第1の分割予定ライン101および第2の分割予定ライン102に沿って切断するには、先ずCSP基板10を上記被加工物保持枠体8の上面に配設する。即ち、図15および図16に示すようにCSP基板10の電極板100に設けられた位置決め用の穴104を被加工物保持治枠体8に配設された位置決めピン82に嵌合するとともに、3個のブロック10a、10b、10cの合成樹脂部110a、110b、110cを被加工物保持治枠体8に形成された開口81に収容することにより、CSP基板10は被加工物保持治枠体8上に保持される。
このようにしてCSP基板10を保持した被加工物保持治枠体8を、図1に示すウォータージェット加工装置の上記被加工物保持テーブル6の第1の保持治具装着部6a上に装着された第1の被加工物保持治具9a上に載置する。このとき、被加工物保持治枠体8に設けられた4個の位置決め用の穴83を被加工物保持テーブル6の第1の保持治具装着部6aに配設された4本の位置決めピン62aと嵌合することにより、CSP基板10を保持した被加工物保持治枠体8は第1の被加工物保持治具9aの所定位置に保持される。この結果、図17に示すように被加工物保持治枠体8の開口81が第1の被加工物保持治具9aを構成する第2の治具プレート92aに嵌合し、被加工物保持治枠体8に保持されたCSP基板10を構成する3個のブロック10a、10b、10cの合成樹脂部110a、110b、110cが第1の被加工物保持治具9aを構成する第2の治具プレート92aの上面に装着された第1の柔軟シート93a上に載置される。
上述したようにしてCSP基板10を保持した被加工物保持治枠体8を第1の被加工物保持治具9aの所定位置にセットしたならば、図示しない吸引手段を作動し吸引ホース95a、95aおよび第1の治具プレート91aに形成された吸引通路915a、915aを通して吸引溝913a、914aに負圧を作用せしめる。この結果、吸引溝913a、914aと連通している第2の治具プレート92aに形成された複数の吸引孔923aおよび第1の柔軟シート93aに形成された複数の吸引孔933aを通してCSP基板10に形成されたチップサイズパッケージ(CSP)103の下面に負圧が作用し、CSP基板10は第1の被加工物保持治具9aの第1の柔軟シート93a上に吸引保持される。
CSP基板10が被加工物保持テーブル6の第1の保持治具装着部6a上に装着された第1の被加工物保持治具9aの第1の柔軟シート93a上に吸引保持されたならば、第1の移動手段30および第3の移動手段50を作動して第1の可動基台3および第3の可動基台5を矢印Xおよび矢印Yで示す方向に移動させて、被加工物保持テーブル6に保持されたCSP基板10をノズル7の下方である加工領域に移動する。そして、図18の(a)に示すようにCSP基板10を形成するブロック10aの図において左隅の第1の分割予定ライン101と第2の分割予定ライン102が交わる位置、即ち最外側(図18の(a)において最左側)の第1の分割予定ライン101の一端(図18の(a)において上端)をノズル7に合わせる。そして、第2の移動手段40を作動して第2の可動基台4を矢印Zで示す方向に移動しノズル7をCSP基板10の表面から上方に所定の間隔(例えば、50μm)を置いた所定位置に位置付ける。
次に、加工水供給手段70を作動してノズル7から砥粒が混入された加工水を噴射するとともに、第3の移動手段50および第1の移動手段30を作動して第3の可動基台5および第1の可動基台3を矢印Yおよび矢印Xで示す方向に順次移動させることにより、被加工物保持テーブル6従ってCSP基板10をノズル7に対して第1の分割予定ライン101および第2の分割予定ライン102の一部に沿って図18の(a)において1点鎖線で示すように(第1の柔軟シート93aに形成された第1の貫通溝931aおよび第2の貫通溝932a、第2の治具プレート92aに形成された第1の貫通溝921aおよび第2の貫通溝922a、第1の治具プレート91aに形成された第1の貫通溝911aおよび第2の貫通溝912aと対応する)、即ちCSP基板10とノズル7を図18の(b)において矢印Aで示すように矢印Y方向および矢印X方向に順次相対移動せしめる。図示の実施形態においては、CSP基板10とノズル7を第1の分割予定ライン101の一端(図18の(a)において上端)から他端(図18の(a)において下端)に向けて相対移動し、第1の分割予定ライン101の他端に達したら第2の分割予定ライン102に沿って図18の(a)において右方に次の第1の分割予定ライン101の他端まで相対移動し、第1の分割予定ライン101の他端から一端に向けて相対移動する。そして、第1の分割予定ライン101の一端に達したら第2の分割予定ライン102に沿って図18の(a)において右方に更に次の第1の分割予定ライン101の一端まで相対移動し、上述した相対移動を順次繰り返し実行する。なお、この移動は第1の分割予定ライン101および第2の分割予定ライン102の間隔および長さ等のデータが予め図示しない制御手段のメモリに記憶されており、この記憶されたデータに基づいて図示しない制御手段が上記第3の移動手段50および第1の移動手段30を制御することによって遂行される。
この結果、CSP基板10を形成する3個のブロック10a、10b、10cは、第1の分割予定ライン101の全てと一部の第2の分割予定ライン102に沿って図18の(a)において1点鎖線で示すように切断される(第1の切断工程)。このように図18の(a)において1点鎖線で示すようにCSP基板10とノズル7を相対移動することにより、ノズル7から噴射する加工水を停止することなく第1の分割予定ライン101の全てと一部の第2の分割予定ライン102に沿って切断することができる。なお、CSP基板10が図18の(a)において1点鎖線で示すように切断されると、切断部がめくれるように湾曲しようとするが、図示の実施形態においてはCSP基板10が上述したように第1の被加工物保持治具9aの第1の柔軟シート93a上に吸引保持されるので、湾曲することはない。上記切断時においては、ウォータージェットはCSP基板10を切断時に貫通し、第1の柔軟シート93aに形成された第1の貫通溝931aおよび第2の貫通溝932a、第2の治具プレート92aに形成された第1の貫通溝921aおよび第2の貫通溝922a、第1の治具プレート91aに形成された第1の貫通溝911aおよび第2の貫通溝912aを通して水槽60に噴出するが、水槽60に収容された緩衝用の水によってその勢いが和らげられる。
上述した第1の切断工程を実施することにより、CSP基板10を図18の(a)において1点鎖線で示すように切断したならば、CSP基板10の上記吸引保持を解除し、CSP基板10を保持した被加工物保持治枠体8をウォータージェット加工装置の被加工物保持テーブル6の第1の保持治具装着部6a上に装着された第1の被加工物保持治具9aから取り外す。そして、CSP基板10を保持した被加工物保持治枠体8を被加工物保持テーブル6の第2の保持治具装着部6b上に装着された第2の被加工物保持治具9b上に載置する。このとき、被加工物保持治枠体8に設けられた4個の位置決め用の穴83を被加工物保持テーブル6の第2の保持治具装着部6bに配設された4本の位置決めピン62bと嵌合することにより、CSP基板10を保持した被加工物保持治枠体8は第2の被加工物保持治具9bの所定位置に保持される。次に、図示しない吸引手段を作動し吸引ホース95b、95bおよび第1の治具プレート91bに形成された吸引通路915b、915b、916b、916bを通して吸引溝913b、914bに負圧を作用せしめる。この結果、吸引溝913a、914aと連通している第2の治具プレート92bに形成された複数の吸引孔923bおよび第2の柔軟シート93bに形成された複数の吸引孔933bを通してCSP基板10に形成されたチップサイズパッケージ(CSP)103の下面に負圧が作用し、CSP基板10は第2の被加工物保持治具9bの第2の柔軟シート93b上に吸引保持される。
CSP基板10が被加工物保持テーブル6の第2の保持治具装着部6b上に装着された第2の被加工物保持治具9bの第2の柔軟シート93b上に吸引保持されたならば、第1の移動手段30および第3の移動手段50を作動して第1の可動基台3および第3の可動基台5を矢印Xおよび矢印Yで示す方向に移動させて、図19の(a)に示すようにノズル7をCSP基板10を形成するブロック10aの図において左隅の第1の分割予定ライン101と第2の分割予定ライン102が交わる位置、即ち最外側(図19の(a)において最上側)の第2の分割予定ライン102の一端(図19の(a)において左端)に合わせる。そして、第2の移動手段40を作動して第2の可動基台4を矢印Zで示す方向に移動しノズル7をCSP基板10の表面から上方に所定の間隔(例えば、50μm)を置いた所定位置に位置付ける。
次に、加工水供給手段70を作動してノズル7から砥粒が混入された加工水を噴射するとともに、第1の移動手段30および第3の移動手段50を作動して第1の可動基台3および第3の可動基台5を矢印Xおよび矢印Yで示す方向に順次移動させることにより、被加工物保持テーブル6従ってCSP基板10をノズル7に対して第2の分割予定ライン102および第1の分割予定ライン101の一部に沿って図19の(a)において2点鎖線で示すように(第2の柔軟シート93bに形成された第1の貫通溝931bおよび第2の貫通溝932b、第2の治具プレート92bに形成された第1の貫通溝921bおよび第2の貫通溝922b、第1の治具プレート91bに形成された第1の貫通溝911bおよび第2の貫通溝912bと対応する)、即ちCSP基板10とノズル7を図19の(b)において矢印Bで示すように矢印X方向および矢印Y方向に順次相対移動せしめる。図示の実施形態においては、CSP基板10とノズル7を第2の分割予定ライン102の一端(図19の(a)において左端)から他端(図19の(a)において右端)に向けて相対移動し、第2の分割予定ライン102の他端に達したら第1の分割予定ライン101に沿って図19の(a)において下方に次の第2の分割予定ライン102の他端まで相対移動し、第2の分割予定ライン102の他端から一端に向けて相対移動する。そして、第2の分割予定ライン102の一端に達したら第1の分割予定ライン101に沿って図19の(a)において下方に更に次の第2の分割予定ライン102の一端まで相対移動し、上述した相対移動を順次繰り返し実行する。なお、この移動は第2の分割予定ライン102および第1の分割予定ライン101の間隔および長さ等のデータが予め図示しない制御手段のメモリに記憶されており、この記憶されたデータに基づいて図示しない制御手段が上記第3の移動手段50および第1の移動手段30を制御することによって遂行される。
この結果、CSP基板10を形成する3個のブロック10a、10b、10cは、第2の分割予定ライン102の全てと一部の第1の分割予定ライン101に沿って図19の(a)において2点鎖線で示すように切断される(第2の切断工程)。このように図19の(a)において2点鎖線で示すようにCSP基板10とノズル7を相対移動することにより、ノズル7から噴射する加工水を停止することなく第2の分割予定ライン102の全てと一部の第1の分割予定ライン101に沿って切断することができる。上記切断時においては、ウォータージェットはCSP基板10を切断時に貫通し、第2の柔軟シート93bに形成された第1の貫通溝931bおよび第2の貫通溝932b、第2の治具プレート92bに形成された第1の貫通溝921bおよび第2の貫通溝922b、第1の治具プレート91bに形成された第1の貫通溝911bおよび第2の貫通溝912bを通して水槽60に噴出するが、水槽60に収容された緩衝用の水によってその勢いが和らげられる。
以上のようにしてCSP基板10を形成する3個のブロック10a、10b、10cは、図18の(a)および図19の(a)において1点鎖線および2点鎖線で示すように第1の分割予定ライン101および第2の分割予定ライン102に沿って切断されることにより、個々のチップサイズパッケージ(CSP)103に分割される。このようにCSP基板10が個々のチップサイズパッケージ(CSP)103に分割されても、各チップサイズパッケージ(CSP)103は上述したように第2の被加工物保持治具9bの第2の柔軟シート93b上に吸引保持されているので、バラバラにはならず以後の搬送が容易となる。
次に、上記第1の被加工物保持治具9aおよび第2の被加工物保持治具9bの他の実施形態について、図20および図21を参照して説明する。なお、図20および図21に示す実施形態においては、上記図5乃至図9および図10乃至図14に示す第1の被加工物保持治具9aおよび第2の被加工物保持治具9bの構成部材と同一部材には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図20に示す第1の被加工物保持治具9aは、第1の治具プレート91aに形成される第1の貫通溝911aおよび第2の貫通溝912aと、第2の治具プレート92aに形成される第1の貫通溝921aおよび第2の貫通溝922aと、第1の柔軟シート93aに形成される第1の貫通溝931aおよび第2の貫通溝932aを、CSP基板10を形成する3個のブロック10a、10b、10c毎にそれぞれ分けて形成したものである。なお、図20には第1の治具プレート91aに形成された第1の貫通溝911aおよび第2の貫通溝912aと第2の治具プレート92aに形成された第1の貫通溝921aおよび第2の貫通溝922aは示されていないが、第1の柔軟シート93aに形成された第1の貫通溝931aおよび第2の貫通溝932aと対応してそれぞれ形成されている。
図21に示す第2の被加工物保持治具9bも図20に示す第1の被加工物保持治具9aと同様に、第1の治具プレート91bに形成される第1の貫通溝911bおよび第2の貫通溝912bと、第2の治具プレート92bに形成される第1の貫通溝921bおよび第2の貫通溝922bと、第2の柔軟シート93bに形成される第1の貫通溝931bおよび第2の貫通溝932bを、CSP基板10を形成する3個のブロック10a、10b、10c毎にそれぞれ分けて形成したものである。なお、図21には第1の治具プレート91bに形成された第1の貫通溝911bおよび第2の貫通溝912bと第2の治具プレート92bに形成された第1の貫通溝921bおよび第2の貫通溝922bは示されていないが、第2の柔軟シート93bに形成された第1の貫通溝931bおよび第2の貫通溝932bと対応してそれぞれ形成されている。
上述した図20および図21に示す第1の被加工物保持治具9aおよび第2の被加工物保持治具9bを用いてウォータージェット加工を実施する場合には、3個のノズルを使用してCSP基板10を形成する3個のブロック10a、10b、10c毎に同時に切断することができる。
上述した実施形態においては被加工物保持テーブル6が第1の保持治具装着部6aと第2の保持治具装着部6bを備えた例を示したが、保持治具装着部はいずれか一つでもよい。また、上述した実施形態においては被加工物保持治具として第1の被加工物保持治具9aと第2の被加工物保持治具9bを備えた例を示したが、被加工物保持治具はいずれか一つでもよい。この場合、上述した第1の切断工程を実施する場合には他の被加工物保持具を用いてもよいが、上述した第2の切断工程を実施する場合には個々に分割されたチップサイズパッケージ(CSP)103がバラバラならないように保護するために第1の被加工物保持治具9aまたは第2の被加工物保持治具9bを使用する。なお、上述した実施形態においては本発明に従って構成された被加工物保持治具をウォータージェット加工装置に適用した例を示したが、本発明による被加工物保持治具はレーザー加工装置に適用しても同様の作用効果を奏する。
本発明に従って構成された被加工物保持治具が装着されるウォータージェット加工装置の要部斜視図。 被加工物としてのCSP基板の斜視図。 図2に示すCSP基板の断面図。 被加工物としてのSP基板を保持する被加工物保持枠体の斜視図。 図4に示す被加工物保持枠体に保持されたCSP基板を吸引保持するための本発明に従って構成された第1の被加工物保持治具の一実施形態を示す斜視図。 図5に示す第1の被加工物保持治具の断面図。 図6におけるA−A断面図。 図5に示す第1の被加工物保持治具を構成する第2の治具プレートの平面図。 図5に示す第1の被加工物保持治具を構成する第1の柔軟シートの平面図。 図4に示す被加工物保持枠体に保持されたCSP基板を吸引保持するための本発明に従って構成された第2の被加工物保持治具の一実施形態を示す斜視図。 図10に示す第2の被加工物保持治具の断面図。 図11におけるB−B断面図。 図10に示す第2の被加工物保持治具を構成する第2の治具プレートの平面図。 図10に示す第2の被加工物保持治具を構成する第2の柔軟シートの平面図。 被加工物としてのCSP基板を被加工物保持枠体によって保持した状態を示す斜視図。 図15におけるC−C断面図。 図1に示すウォータージェット加工装置を構成する第1の被加工物保持テーブルにセットされた第1の被加工物保持治具に被加工物保持枠体によって保持されたCSP基板を保持した状態を示す断面図。 図1に示すウォータージェット加工装置によってCSP基板を切断する第1の切断工程を示す説明図。 図1に示すウォータージェット加工装置によってCSP基板を切断する第2の切断工程を示す説明図。 図4に示す被加工物保持枠体に保持されたCSP基板を吸引保持するための本発明に従って構成された第1の被加工物保持治具の他の実施形態を示す斜視図。 図4に示す被加工物保持枠体に保持されたCSP基板を吸引保持するための本発明に従って構成された第2の被加工物保持治具の他の実施形態を示す斜視図。
符号の説明
2:静止基台
21:案内レール
3:第1の可動基台
30:第1の移動手段
31:被案内溝
32:案内レール
30:第1の移動手段
4:第2の可能基台
40:第2の移動手段
41:被案内溝
42:案内レール
5:第3の可動基台
50:第3の移動手段
51:被案内溝
52:案内レール
6:被加工物保持テーブル
6a:第1の保持治具装着部6a
61a:開口
62a:位置決めピン
6b:第2の保持治具装着部6b
61b:開口
62b:位置決めピン
60:水槽
7:ノズル
70:加工水供給手段
8:被加工物保持枠体
81:開口
82:位置決めピン
9a:第1の被加工物保持治具
90a:第1の保持治具本体
91a:第1の治具プレート
92a:第2の治具プレート
93a:第1の柔軟シート
9b:第2の被加工物保持治具
90b:第1の保持治具本体
91b:第1の治具プレート
92b:第2の治具プレート
93b:第2の柔軟シート
10:CSP基板(被加工物)

Claims (1)

  1. 格子状に多数のチップサイズパッケージが整列したブロックが互いに間隔を置いて一列に作り込まれた半導体ウエーハを、高圧の加工水を噴射する1基の噴射ノズルによって切断する切断方法であって、
    ウエーハを装着保持する保持治具1対(9a,9b)と、ウエーハが載せられる保持テーブル(6)と高圧加工水噴射ノズル1基(7)とを備えた切断装置とを準備し、
    該1対の保持治具は、保持されたウエーハ上に置かれる保持治具本体(90a、90b)及びその上に重ねて置かれる柔軟シート(93a、93b)からなる2基で構成され、
    更に保持治具本体は、重なり合う2つの治具プレート(91a,92a、91b、92b)対で構成され、
    対をなす保持治具は、
    1つが、該ブロックがなす格子の縦列線をジグザグに1つの線で結んだ経路に沿う溝部及び隣り合うブロック同士を結ぶ連絡溝部とが形成された貫通溝(931a、931b)と、ジグザグの経路間に配された吸引孔(933a)とが、柔軟シート(93a)に形成され、
    もう1つは、格子の横列線をジグザグに1つの線で結んだ経路に沿う溝部(931b)及び隣り合うブロック同士を結ぶ連絡溝部とが形成された貫通溝と、同様に配された吸引孔とが別の柔軟シート(93b)に形成されており、
    保持治具本体2基共に、
    上側の治具プレート(92a、92b)には、当該貫通溝と同一の貫通溝(921a、921b)及び当該経路の間に複数配置された吸引孔と一致する吸引孔(923a、923b)とが形成されており、
    下側の治具プレート(91a、91b)には、該吸引孔複数個を列状にカバーする幅広の吸引溝(913a、913b)が形成されており、
    保持テーブル(6)上にウエーハを位置決め配置した上で、その上に保持治具を載せ、
    吸引手段にて下側治具プレートに形成された吸引溝に吸引をかけながら、噴射ノズル(7)を前記1つの線に沿って移動させながら加工水を噴射させることにより、対象ウエーハをジグザグ状にかつ複数の整列したブロックに亘って1回目の切断処理を実行し、
    1回目の切断処理後に、保持治具(9a)をウエーハから取り外し、対になるもう片方の保持治具(9b)と交換し、
    再度吸引しながらノズル(7)を新たな保持治具に形成された経路に沿って移動させながら切断する2回目の切断処理を行うことで、ウエーハ内の列をなすすべての格子状ブロックが縦列及び横列すべてで切断完了される切断方法。
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