JP4720748B2 - 内燃機関の排気浄化システム - Google Patents
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Description
低減するために、内燃機関の排気系に、排気中のNOxを浄化するNOx触媒を設けることが知られている。この技術において例えば吸蔵還元型NOx触媒を設けた場合には、吸蔵
されたNOxの量が増加すると浄化能力が低下するため、リッチスパイク制御を行うこと
により吸蔵還元型NOx触媒に還元剤を供給し、同触媒に吸蔵されたNOxを還元放出することが行われる(以下、「NOx還元処理」という。)。
するために、NOx触媒の床温を上昇させるとともに還元剤を供給する場合もある(以下
、「SOx再生処理」という。)。このSOx再生処理において還元剤は、NOx触媒の床
温を上昇させるためにも用いられる。
に通り抜けた場合に、二次空気の供給と酸化触媒によって通り抜けた還元成分を酸化し、還元成分の大気中への放散を抑制する技術が公知である。
に二次空気導入管から酸化機能を有する触媒の上流へ空気を供給する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
Oを減少させる技術が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
上流へ空気を供給する制御において、酸化触媒への二次空気の供給がNOx触媒への還元
剤の供給と同時に停止されたとする。そうすると、二次空気の供給が停止した後にもHC
がNOx触媒から排出され続け、酸化触媒で充分に酸化されずに外部に放散され、エミッ
ションが悪化するおそれがあった。
剤を供給してPM再生処理やNOx還元処理、SOx被毒回復処理などを実行する際に、排気浄化装置の下流に配置された酸化触媒に二次空気を供給して、排気浄化装置を通り抜けた還元成分の酸化触媒における酸化を促進するとともに、排気浄化装置への還元剤の供給が終了した後も、所定期間に亘り二次空気の酸化触媒への供給を継続することを最大の特徴とする。
前記排気通路における前記排気浄化装置の上流を通過する排気に、還元剤を添加する還元剤添加手段と、
前記排気通路における前記排気浄化装置の下流側に設けられ酸化能を有する酸化触媒と、
前記排気通路における前記排気浄化装置と前記酸化触媒との間に二次空気を導入することによって前記酸化触媒に二次空気を供給する二次空気供給手段と、
前記還元剤添加手段から排気に還元剤を添加することによって前記排気浄化装置に還元剤を供給し、前記排気浄化装置の浄化能力の再生処理を実施する再生手段と、
前記再生処理中において前記二次空気供給手段から二次空気を前記酸化触媒に供給することによって、前記排気浄化装置から排出された還元成分の、前記酸化触媒における酸化を促進する還元成分酸化促進手段と、
を備えた内燃機関の排気浄化システムであって、
前記還元成分酸化促進手段は、前記再生処理における前記還元剤添加手段からの還元剤の添加が終了した後の所定期間に亘り、前記二次空気供給手段からの二次空気の供給を継続させることを特徴とする。
CやCOがフィルタやNOx触媒を通り抜ける場合がある。このような還元成分は、フィ
ルタやNOx触媒の下流に設けられた酸化触媒で酸化され、そのまま外部に放散されるこ
とが抑制されている。また、その際、二次空気を酸化触媒に供給することにより、酸化触媒における前記還元成分の酸化を促進することとしている。
置に吸着、脱離するというプロセスを経てから排気浄化装置から排出されるために、排気浄化装置に供給された還元剤の還元成分が排気浄化装置を通り抜けて排出されるまでには時間遅れが生じる場合がある。
ことができる。その結果、二次空気の供給が終了した後になお排気浄化装置から還元剤の還元成分が排出されてエミッションが悪化することや、必要以上に長期間に亘り二次空気を供給することを抑制できる。
0aと、NSR10aの下流に配置され、多孔質の基材からなるウォールフロー型のフィルタの機能と吸蔵還元型NOx触媒の機能とを併せ持つDPNR10bと、DPNR10
bの下流に配置され、酸化能を有する酸化触媒10cとが備えられている。
理、SOx被毒回復処理や、DPNR10bについてのPM再生処理、NOx還元処理、SOx被毒回復処理の際に、排気浄化装置10に還元剤としての燃料を供給する燃料添加弁
12が配置されている。なお、この燃料添加弁12は本実施例において還元剤添加手段に相当する。
れている。このECU20は、内燃機関1の運転条件や運転者の要求に応じて内燃機関1の運転状態等を制御する他、内燃機関1の排気浄化装置10に係る制御を行う。
センサ類が電気配線を介して接続され、出力信号がECU20に入力されるようになっている。一方、ECU20には、内燃機関1内の図示しない燃料噴射弁等が電気配線を介して接続される他、本実施例における燃料添加弁12、二次空気噴射弁14及び吸気スロットル弁15が電気配線を介して接続され、ECU20によって制御されるようになっている。
化装置10に還元剤及び二次空気を供給する際の制御について説明する。まず、従来のNSR10aに対するNOx還元処理について説明する。NSR10a及びDPNR10b
に対するNOx還元処理を行う場合には、燃料添加弁12から還元剤としての燃料を排気
中に添加し、NSR10a及びDPNR10bに燃料を供給する。
0に導入される排気の空燃比は、図2中のAで示す範囲に制御されることが望ましい。しかし実際には、燃料添加弁12の燃料噴射特性の増大や燃料性状のバラツキ(比重の増加など)等によって、排気の空燃比が過剰にリッチとなり、例えば図2中のBの範囲となる場合があった。その結果、DPNR10bから排出される排気中のHC量が増加してしまう場合があった。
T1=C1×τ・・・・・・(1)
ここで、τは、燃料添加実行時における燃料添加弁12からの燃料添加量であり、内燃機関1の運転状態に応じて決定される。また、C1は延長時間補正係数である。この延長時間補正係数は、NSR10a及びDPNR10bの温度に応じて決定される係数である。
料添加弁12からの燃料添加量が多いほど長くなるように、NSR10a及びDPNR10bの温度が高いほど短くなるように決定されている。
る。
元処理を例として説明したが、本発明をNSR10a及びDPNR10bについてのSOx被毒再生処理または、DPNR10bについてのPM再生処理に適用してもよいことは
もちろんである。
5・・・排気管
6・・・吸気管
10・・・排気浄化装置
10a・・・NSR
10b・・・DPNR
10c・・・酸化触媒
12・・・燃料添加弁
13・・・温度センサ
14・・・二次空気噴射弁
15・・・吸気スロットル弁
16・・・エアフローメータ
20・・・ECU
Claims (3)
- 内燃機関の排気通路に設けられ、内燃機関からの排気を浄化する排気浄化装置と、
前記排気通路における前記排気浄化装置の上流を通過する排気に、還元剤を添加する還元剤添加手段と、
前記排気通路における前記排気浄化装置の下流側に設けられ酸化能を有する酸化触媒と、
前記排気通路における前記排気浄化装置と前記酸化触媒との間に二次空気を導入することによって前記酸化触媒に二次空気を供給する二次空気供給手段と、
前記還元剤添加手段から排気に還元剤を添加することによって前記排気浄化装置に還元剤を供給し、前記排気浄化装置の浄化能力の再生処理を実施する再生手段と、
前記再生処理中において前記二次空気供給手段から二次空気を前記酸化触媒に供給することによって、前記排気浄化装置から排出された還元成分の、前記酸化触媒における酸化を促進する還元成分酸化促進手段と、
を備えた内燃機関の排気浄化システムであって、
前記還元成分酸化促進手段は、前記再生処理における前記還元剤添加手段からの還元剤の添加が終了した後の所定期間に亘り、前記二次空気供給手段からの二次空気の供給を継続させ、前記再生処理において前記還元剤添加手段から添加された還元剤の量がより多い場合における前記所定期間は、前記還元剤の量がより少ない場合における前記所定期間以上とすることを特徴とする内燃機関の排気浄化システム。 - 内燃機関の排気通路に設けられ、内燃機関からの排気を浄化する排気浄化装置と、
前記排気通路における前記排気浄化装置の上流を通過する排気に、還元剤を添加する還元剤添加手段と、
前記排気通路における前記排気浄化装置の下流側に設けられ酸化能を有する酸化触媒と、
前記排気通路における前記排気浄化装置と前記酸化触媒との間に二次空気を導入することによって前記酸化触媒に二次空気を供給する二次空気供給手段と、
前記還元剤添加手段から排気に還元剤を添加することによって前記排気浄化装置に還元剤を供給し、前記排気浄化装置の浄化能力の再生処理を実施する再生手段と、
前記再生処理中において前記二次空気供給手段から二次空気を前記酸化触媒に供給することによって、前記排気浄化装置から排出された還元成分の、前記酸化触媒における酸化
を促進する還元成分酸化促進手段と、
を備えた内燃機関の排気浄化システムであって、
前記還元成分酸化促進手段は、前記再生処理における前記還元剤添加手段からの還元剤の添加が終了した後の所定期間に亘り、前記二次空気供給手段からの二次空気の供給を継続させ、前記再生処理において前記排気浄化装置の温度がより高い場合における前記所定期間は、前記排気浄化装置の温度がより低い場合における前記所定期間以下とすることを特徴とする内燃機関の排気浄化システム。 - 前記再生処理において前記排気浄化装置の温度がより高い場合における前記所定期間は、前記排気浄化装置の温度がより低い場合における前記所定期間以下とすることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化システム。
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Publication Number | Publication Date |
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JP2008169808A JP2008169808A (ja) | 2008-07-24 |
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---|---|---|---|---|
JP2000110552A (ja) * | 1998-10-06 | 2000-04-18 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃機関の排気浄化装置 |
JP2003343245A (ja) * | 2002-05-29 | 2003-12-03 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の排気浄化装置 |
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