JP4715260B2 - コンデンサマイクロホンおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
(2)また、部品の材質が個々に異なって、熱膨張率に差異があることから、実装工程における半田付けなどの複数回の熱処理による熱衝撃で、熱歪みによる変形が生じてしまうということがあった。
(3)さらに、振動膜やスペーサー絶縁部などに樹脂材料からなる部品を採用した場合には、バンプ/リフローなどのように高温処理を伴う実装工程により一括処理することができず、効率化を図ることができなかった。
本実施例1のコンデンサマイクロホン10は、図1に示すように、シリコン基板(シリコンウェハ)11の略中央部に形成された開口11aを備え、この開口11aの上部に、ポリシリコンからなる第1電極12と、ポリシリコンからなる第2電極13が空間部14を介して対向するように配置されている。このように空間部14を介して第1電極12と第2電極13が対向することによりコンデンサが形成され、コンデンサ型マイクロホンとして機能するようになされている。
ついで、実施例2のマイクロホンについて、図14に基づいて以下に説明する。本実施例2のマイクロホン30は、図14に示すように、シリコン基板(シリコンウェハ)31の略中央部に形成された大気に連通する開口31aを備え、この開口31aの上部に、ポリシリコンからなる第1電極32と、ポリシリコンからなる第2電極33が空間部34を介して対向するように配置されている。このように空間部34を介して第1電極32と第2電極33が対向することによりコンデンサが形成され、コンデンサ型マイクロホンとして機能するようになされている。
Claims (4)
- 大気に連通する開口を備えたシリコン基板の該開口の上部に第1電極を形成し、この上部に空間部を介して第2電極が対向するように配置してコンデンサを形成するようにしたコンデンサマイクロホンの製造方法であって、
前記シリコン基板上にエッチングストッパー膜を成膜するエッチングストッパー膜成膜工程と、
前記エッチングストッパー膜の上にダイヤフラムとなる第1電極を成膜する第1電極成膜工程と、
前記第1電極および前記エッチングストッパー膜に所定形状の貫通孔を形成する貫通孔形成工程と、
前記貫通孔が形成された第1電極の上に犠牲層を形成する犠牲層形成工程と、
前記犠牲層の上に背面板となる第2電極を成膜する第2電極成膜工程と、
前記第2電極の上に犠牲層エッチングストッパー膜を成膜する犠牲層エッチングストッパー膜成膜工程と、
前記シリコン基板に大気に連通する開口を形成する開口形成工程と、
前記第1電極および前記エッチングストッパー膜に形成された貫通孔を通して前記犠牲層を除去する犠牲層除去工程とを備えたことを特徴とするコンデンサマイクロホンの製造方法。 - 大気に連通する開口を備えたシリコン基板の該開口の上部に第1電極を形成し、この上部に空間部を介して第2電極が対向するように配置してコンデンサを形成するようにしたチップ・サイズ・パッケージの製造方法であって、
前記シリコン基板上にエッチングストッパー膜を成膜するエッチングストッパー膜成膜工程と、
前記エッチングストッパー膜の上にダイヤフラムとなる第1電極を成膜する第1電極成膜工程と、
前記第1電極および前記エッチングストッパー膜に所定形状の貫通孔を形成する貫通孔形成工程と、
前記貫通孔が形成された第1電極の上に犠牲層を形成する犠牲層形成工程と、
前記犠牲層の上に背面板となる第2電極を成膜する第2電極成膜工程と、
前記第2電極の上に犠牲層エッチングストッパー膜を成膜する犠牲層エッチングストッパー膜成膜工程と、
前記シリコン基板に大気に連通する開口を形成する開口形成工程と、
前記第1電極および前記エッチングストッパー膜に形成された貫通孔を通して前記犠牲層を除去する犠牲層除去工程とを備え、
前記シリコン基板上に前記第1電極、前記第2電極と接続するバンプが形成されていることを特徴とするチップ・サイズ・パッケージの製造方法。 - 大気に連通する開口を備えたシリコン基板の該開口の上部に第1電極を形成し、この上部に空間部を介して第2電極が対向するように配置してコンデンサを形成するようにしたコンデンサマイクロホンの製造方法であって、
前記シリコン基板上にエッチングストッパー膜を成膜するエッチングストッパー膜成膜工程と、
前記エッチングストッパー膜の上にダイヤフラムとなる第1電極を成膜する第1電極成膜工程と、
前記第1電極に所定形状の貫通孔を形成する貫通孔形成工程と、
前記貫通孔が形成された第1電極の上に犠牲層を形成する犠牲層形成工程と、
前記犠牲層の上に背面板となる第2電極を成膜する第2電極成膜工程と、
前記第2電極の上に犠牲層エッチングストッパー膜を成膜する犠牲層エッチングストッパー膜成膜工程と、
前記第2電極と前記犠牲層エッチングストッパ膜を貫通して大気に連通する気体流通孔を形成する気体流通孔形成工程と、
前記シリコン基板に大気に連通する開口を形成する開口形成工程と、
前記シリコン基板に形成された前記開口の上部に存在する前記エッチングストッパー膜を除去するとともに、前記第1電極に形成された貫通孔および前記第2電極と前記犠牲層エッチングストッパ膜に形成された気体流通孔を通して前記犠牲層を除去する犠牲層除去工程とを備えたことを特徴とするコンデンサマイクロホンの製造方法。 - 大気に連通する開口を備えたシリコン基板の該開口の上部に第1電極を形成し、この上部に空間部を介して第2電極が対向するように配置してコンデンサを形成するようにしたチップ・サイズ・パッケージの製造方法であって、
前記シリコン基板上にエッチングストッパー膜を成膜するエッチングストッパー膜成膜工程と、
前記エッチングストッパー膜の上にダイヤフラムとなる第1電極を成膜する第1電極成膜工程と、
前記第1電極に所定形状の貫通孔を形成する貫通孔形成工程と、
前記貫通孔が形成された第1電極の上に犠牲層を形成する犠牲層形成工程と、
前記犠牲層の上に背面板となる第2電極を成膜する第2電極成膜工程と、
前記第2電極の上に犠牲層エッチングストッパー膜を成膜する犠牲層エッチングストッパー膜成膜工程と、
前記第2電極と前記犠牲層エッチングストッパ膜を貫通して大気に連通する気体流通孔を形成する気体流通孔形成工程と、
前記シリコン基板に大気に連通する開口を形成する開口形成工程と、
前記シリコン基板に形成された前記開口の上部に存在する前記エッチングストッパー膜を除去するとともに、前記第1電極に形成された貫通孔および前記第2電極と前記犠牲層エッチングストッパ膜に形成された気体流通孔を通して前記犠牲層を除去する犠牲層除去工程とを備え、
前記シリコン基板上に前記第1電極、前記第2電極と接続するバンプが形成されていることを特徴とするチップ・サイズ・パッケージの製造方法。
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