JP2006186357A - センサ装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】センサ装置10は、シリコンを基材とするセンサ本体部1と、同じくシリコンを基材とする上部封止体2及び下部封止体3とを備えている。センサ装置10を駆動する集積回路20は、センサ装置10とともに積層体を形成している。センサ本体部1は、上部封止体2を貫通する貫通電路4及び上部封止体2の外表面に設けられた実装用電極5を通じて集積回路20の配線パターン12に電気的に接続されている。センサ装置10は、集積回路20を通じてMID基板30へ接続されている。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の第1の実施形態によるセンサシステムの構成を示す断面図である。図1(a)は、同センサシステムの縦断面図であり、図1(b)は図1(a)のA−A切断線に沿った断面図である。このセンサシステム101は、MEMSとして形成されており、センサ装置10、集積回路20、MID(Molded Interconnect Device)基板30、実装用外部電極31、及び封止材32を備えている。センサ装置10は、例えば角速度センサであり、シリコンを基材とするセンサ本体部1、同じくシリコンを基材とする上部封止体2、及び同じくシリコンを基材とする下部封止体3を備えている。「シリコンを基材とする」とは、不純物がドープされたシリコンをも含める趣旨である。
図3は、本発明の第2の実施形態によるセンサシステムの構成を示す縦断面図である。なお、以下の図において図1と同一の部分乃至同一の機能を果たす部分については、同一の符号を付して詳細な説明を略する。図3に示すセンサシステム102は、MID基板30が、互いに積層されたセンサ装置10と集積回路20との間に介在するように形成されている点において、図1のセンサシステム101とは主として異なっている。センサ装置10は、実装用電極5を通じて配線パターン22に接続され、集積回路20は実装用電極23を通じて配線パターン22に接続されている。また、MID基板30には、開口部25が設けられており、配線パターン22は、開口部25にも配設されている。それにより、MID基板30は、センサ装置10と集積回路20との間の電気的接続をも中継している。また、配線パターン22を通じて、センサ装置10及び集積回路20の少なくとも一方は、実装用外部電極31に接続されている。なお、図3には、センサ装置10及び集積回路20の双方が実装用外部電極31に接続された例を示している。
図4は、本発明の第3の実施形態によるセンサシステムの構成を示す縦断面図である。このセンサシステム103は、実装用外部電極31の基端部が、MID基板30の基板本体部21に埋設されている点において、図1に示したセンサシステム101とは主として異なっている。センサシステム103においても、センサシステム101と同様に、実装用外部電極31は階段状に屈曲したピンとして形成されているので、センサシステム103が実装される回路基板とセンサシステム103との間の熱膨張係数の差違によりセンサシステム103の内部に発生する熱歪が低減され、熱歪に起因するセンサ特性の劣化が抑制される。
図5は、本発明の第4の実施形態によるセンサシステムの構成を示す縦断面図である。このセンサシステム104は、図1に示したセンサシステム101と同様にセンサ装置10と集積回路20とが、MID基板30を介することなく接続されて積層体を形成している。しかしセンサシステム104は、センサ装置10に実装用外部電極31が設けられている点において、図1に示したセンサシステム101とは主として異なっている。即ち、センサシステム104は、MID基板30を必要としない。図5の例では、実装用外部電極31は、上部封止体2及び下部封止体3を貫通する貫通電路51及び実装用電極5を通じて、集積回路20の配線パターン12に接続されている。センサシステム104の製造工程において、貫通電路51は、上部封止体2及び下部封止体3を互いに貼り合わせるときに印加される押圧力によって、容易に一体的に連結する。
図6にセンサシステム105として示すように、センサシステム104における実装用外部電極31を、集積回路20Aの側に設けても良い。図6の例では、外部電極31は、集積回路20Aを貫通する貫通電路52によって配線パターン12に接続されている。この形態においても、センサシステム104について述べた上記の利点は同様に得られる。
図7は、本発明の第6の実施形態によるセンサ装置の構成を示す縦断面図である。このセンサ装置10Aは、上部封止体2が集積回路基板即ちチップ本体81として形成されている点、及び、貫通電路4に代えてチップ本体81の接合面を這うように形成された配線パターン60によって、センサ本体部1と実装用電極5とが電気的に接続されている点において、図1等に示したセンサ装置10とは異なっている。チップ本体81には、センサ本体部1を駆動するための図略の回路が形成されている。チップ本体81と配線パターン60とは、集積回路を構成する。
ビームを照射すべき面積を節減することが望ましい。また、中央の領域が不要な領域であったとしても、この領域に形成される配線パターン60が回路の動作を妨げない場合には、図8(h)に示すようにこの領域に配線パターン60を形成しても支障がない。
図9は、本発明の第7の実施形態によるセンサシステムの構成を示す縦断面図である。このセンサシステム106は、貫通電路4に代えて上部封止体2の相対する下部封止体3との接合面を這うように形成された配線パターン60によってセンサ本体部1と実装用電極5とが電気的に接続されている点において、図6に示したセンサシステム105とは異なっている。上部封止体2は、図7に示したチップ本体81とは異なり、回路が作り込まれていない封止体である。即ち、センサ装置10Bは、上部封止体2がチップ本体81ではない点において、図7に示したセンサ装置10Aとは異なっている。配線パターン60は、図8に示した工程と同様の工程を通じて、上部封止体2に配設することができる。
図10は、本発明の第8の実施形態によるセンサシステムの構成を示す縦断面図である。このセンサシステム107は、センサ装置10Cが、上部封止体2及び下部封止体3を貫通する貫通電路51に代えて、上部封止体2の側面と下部封止体3の側面とを這うことにより実装用外部電極31と集積回路20とを電気的に接続する配線パターン65を備えている点において、図5に示したセンサシステム104とは異なっている。配線パターン65は、互いに接合された上部封止体2と下部封止体3との積層体を、あたかもチップ本体81として図8の工程を実行することにより、容易に形成することができる。
図11は、本発明の第9の実施形態によるセンサシステムの構成を示す縦断面図である。このセンサシステム109は、集積回路20Bが、チップ本体11の側面を這うことにより実装用外部電極31とセンサ装置10Bとを電気的に接続する配線パターン67を備えており、チップ本体11を貫通する貫通電路52を除去している点において、図9に示したセンサシステム106とは異なっている。配線パターン67のうち、チップ本体11のセンサ装置10Bに対向する主面に配設される部分は、図9に示した配線パターン12と同様に配設されている。配線パターン67は、チップ本体11をあたかもチップ本体81として図8の工程を実行することにより、容易に形成することができる。
2 上部封止体
3 下部封止体
4 貫通電路
5、23 実装用電極
10、10A、10B、10C センサ装置
11 チップ本体(集積回路基板)
12 配線パターン
20、20A、20B 集積回路
30 MID基板
31 実装用外部電極
41 絶縁膜
42 貫通孔
43、44 導電体
60 配線パターン
65 メッキ下地層
67 配線パターン
81 チップ本体(集積回路基板)
101〜108 センサシステム
Claims (5)
- 一つのウェハから形成される下部封止体と、
前記一つのウェハとは別のウェハから形成されるセンサ本体部と、
前記一つのウェハ及び前記別のウェハとは更に別のウェハから形成される上部封止体とを備え、前記3枚のウェハを接合した後に個々に切り出されることによって得られたセンサ装置であって、
前記下部封止体、前記センサ本体部及び前記上部封止体は、同一の材料であり、
前記上部封止体及び前記下部封止体の少なくとも一方の封止体は、外側表面に実装用電極を有し、
前記少なくとも一方の封止体は、当該封止体を貫通することにより前記実装用電極と前記センサ本体部とを電気的に接続する貫通電路を有すること
を特徴とするセンサ装置。 - 前記材料が半導体であること
を特徴とする請求項1に記載のセンサ装置。 - 前記少なくとも一方の封止体と前記貫通電路との間に設けられた絶縁膜を更に備える請求項1又は請求項2に記載のセンサ装置。
- 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のセンサ装置を製造する方法であって、
前記少なくとも一方の封止体に貫通孔を形成する第1工程と、
前記貫通孔に導電体を埋設することにより前記貫通電路を形成する第2工程とを備えること
を特徴とするセンサ装置の製造方法。 - 前記第2工程は、
前記貫通孔の表面に前記導電体を堆積する第3工程と、
前記第3工程の後に、前記貫通孔全体を埋めるように前記導電体を堆積する第4工程とを備えること
を特徴とする請求項4に記載のセンサ装置の製造方法。
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2005
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