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JP4762107B2 - 異常onu特定装置、異常onu特定プログラムおよび異常onu特定方法 - Google Patents

異常onu特定装置、異常onu特定プログラムおよび異常onu特定方法 Download PDF

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Description

この発明は、異常ONU特定装置、異常ONU特定プログラムおよび異常ONU特定方法に関する。
従来より、通信事業者などの収容局(以下、局)から加入者宅に光ファイバを引き込むFTTH(Fiber To The Home)を実現する技術の1つとして、1本の光ファイバを分岐装置(光カプラ)によって分岐して複数の加入者宅に引き込む「PON(Passive Optical Network)」が利用されている。PONでは、図11に示すように、局内の光加入者終端装置(以下、OLT:Optical Line Terminal)と、加入者宅側に設置された複数の光網終端装置(以下、ONU:Optical Network Unit)とが、ポイント−マルチポイント型に構成される。
また、PONでは、図11に示すように、OLTが、各ONUに対して送信許可情報(データを送信するタイミングを許可する情報)を送信し(図11の(1)を参照)、各ONUが、送信許可情報によって許可されたタイミングでOLTに対してデータを送信することで(図11の(2)を参照)、OLTと各ONUとの間の通信が行われる。この時、図11に示すように、1本の光ファイバに複数のONUのデータ(光)が光多重されることになるが、許可されたタイミングで全てのデータが送信されれば、データ同士が衝突するおそれはない(図11の(3)を参照)。
ところで、PONでは、上記したように、1本の光ファイバに複数のONUのデータ(光)が光多重されることになるので、加入者宅側に設置された複数のONUの中に、許可されていないタイミングでデータを送信する異常なONUが存在すると、他の正常なONUから送信されたデータと衝突するおそれがあり、OLTと正常なONUとの間の通信を妨げるおそれがある。この異常なONUによって妨げられた通信を復旧させるには、異常なONUを特定し、異常なONUによるデータの送信を止めなければならない。
このため、異常なONUを特定することを目的とした様々な技術が提案されている。例えば、図12に示す手法では、OLTが、ONU(B)に対して許可したタイミングで送信されたデータを受信できないことを検知すると(図12の(1)を参照)、まず、全ONUのデータの送信を停止する送信停止制御を行い(図12の(2)を参照)、その後、ONU(A)についてのみデータの送信を許可し、ONU(A)が正常に動作しているか否かを確認する(図12の(3)を参照)。ONU(A)が正常に動作している場合には、次に、OLTは、ONU(B)についてのみデータの送信を許可し、ONU(B)が正常に動作しているか否かを確認する(図12の(4)を参照)。ONU(B)が正常に動作している場合には、次に、OLTは、ONU(C)についてのみデータの送信を許可し、ONU(C)が正常に動作しているか否かを確認する(図12の(5)を参照)。図12に示す事例では、ONU(C)の動作に異常が確認される場合であるので、続いて、OLTは、ONU(C)についてのみデータの送信を停止し、他のONU(A)およびONU(B)に対してデータの送信を許可する(図12の(6)を参照)。
また、同様に、特許文献1に開示されている手法においても、OLTが、許可したタイミングで送信されたデータを受信できないことを検知すると、まず、全ONUに対して通信帯域の割り当てを行わないことを指令する命令を送信し、その後、ONU各々について正常に動作しているか否かを順に確認する。
特開2002−359596号公報
ところで、上記した従来の技術では、異常なONUを特定するにあたり、OLTと正常なONUとの間の通信を停止しなければならないという課題がある。すなわち、従来の技術では、例えば、異常なONU(C)を特定するにあたり、OLTが、まず、全ONUのデータの送信を停止する送信停止制御を行わなければならず、この結果、OLTと正常なONU(A)との間の通信およびOLTと正常なONU(B)との間の通信が停止されることになる。
そこで、この発明は、上記した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、OLTと正常なONUとの間の通信を停止しないで異常なONUを特定することが可能な異常ONU特定装置、異常ONU特定プログラムおよび異常ONU特定方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1、4、または5に係る発明は、OLTに接続する単一の光ファイバが分岐されて複数のONUにそれぞれ接続し、当該OLTにより許可された当該ONUごとの排他的なタイミングで当該ONUから当該OLTに対して発光による信号をそれぞれ送信するシステムにおいて、当該複数のONUの中から異常な前記発光を行う異常ONUを特定する異常ONU特定装置であって、前記OLTにおいて受信される前記信号の光受信レベルを測定する光受信レベル測定手段と、前記タイミングで前記ONUからそれぞれ送信された信号を前記OLTにおいて排他的に受信できる状態で、当該タイミングごとの当該信号の光受信レベルを前記光受信レベル測定手段によってそれぞれ測定した後に、測定した当該信号の光受信レベルから全てのONUが信号を発光しない非発光時の光受信レベルをそれぞれ差し引いた値を算出し、当該算出した値を当該タイミングに対応するONUごとにそれぞれ保持する光受信レベル保持手段と、前記複数のONUからそれぞれ送信された信号を前記OLTにおいて排他的に受信できているか否かを判定する判定手段と、前記ONUからそれぞれ送信された信号のうち所定のタイミングで送信された信号が前記判定手段によって排他的に受信できていないと判定される場合に、当該所定のタイミングで送信された信号の光受信レベルを前記光受信レベル測定手段によって測定した後に、測定した当該信号の光受信レベルから前記光受信レベル保持手段によって保持された当該所定のタイミングに対応する前記ONUの光受信レベルおよび前記非発光時の光受信レベルを差し引いた値を算出し、当該算出した値を前記光受信レベル保持手段によって保持された前記ONUごとの値とそれぞれ比較し、当該比較の結果が一致した値に対応するONUを異常ONUとして特定する異常ONU特定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、上記の発明において、前記異常ONU特定手段は、前記ONUからそれぞれ送信された信号のうち複数のタイミングで送信された信号が前記判定手段によって排他的に受信できていないと判定される場合に、当該複数のタイミングで送信された信号の光受信レベルを前記光受信レベル測定手段によって当該タイミングごとにそれぞれ測定した後に、測定した当該タイミングごとの信号の光受信レベルから前記光受信レベル保持手段によって保持された当該タイミングに対応する前記ONUの光受信レベルおよび前記非発光時の光受信レベルをそれぞれ差し引いた値を算出し、当該算出した値を当該光受信レベル保持手段によって保持された前記ONUごとの値とそれぞれ比較し、当該比較の結果が一致した値に対応するONUを連続発光を行う異常ONUとして特定することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、上記の発明において、前記光受信レベル保持手段によって前記ONUごとに保持された値に基づいて当該ONUの経年変化を判定する経年変化判定手段をさらに備えたことを特徴とする。
請求項1、4、または5の発明によれば、OLTに接続する単一の光ファイバが分岐されて複数のONUにそれぞれ接続し、OLTにより許可されたONUごとの排他的なタイミングでONUからOLTに対して発光による信号をそれぞれ送信するシステムにおいて、複数のONUの中から異常な発光を行う異常ONUを特定する異常ONU特定装置であって、OLTにおいて受信される信号の光受信レベルを測定し、ONUからそれぞれ送信された信号をOLTにおいて排他的に受信できる状態で、タイミングごとの信号の光受信レベルをそれぞれ測定した後に、測定した信号の光受信レベルから全てのONUが信号を発光しない非発光時の光受信レベルをそれぞれ差し引いた値を算出し、算出した値をタイミングに対応するONUごとにそれぞれ保持し、複数のONUからそれぞれ送信された信号をOLTにおいて排他的に受信できているか否かを判定し、ONUからそれぞれ送信された信号のうち所定のタイミングで送信された信号が排他的に受信できていないと判定される場合に、所定のタイミングで送信された信号の光受信レベルを測定した後に、測定した信号の光受信レベルから保持された所定のタイミングに対応するONUの光受信レベルおよび非発光時の光受信レベルを差し引いた値を算出し、算出した値を保持されたONUごとの値とそれぞれ比較し、比較の結果が一致した値に対応するONUを異常ONUとして特定するので、正常時(ONUからそれぞれ送信された信号をOLTにおいて排他的に受信できる状態)に測定された信号の光受信レベルを予め保持し、信号が正常に(排他的に)受信できていないと判定される場合に、予め保持した正常時の光受信レベルを用いて異常ONUを特定する手法であることから、OLTと正常なONUとの間の通信を停止しないで異常なONUを特定することが可能になる。
また、請求項2の発明によれば、異常ONU特定装置は、ONUからそれぞれ送信された信号のうち複数のタイミングで送信された信号が排他的に受信できていないと判定される場合に、複数のタイミングで送信された信号の光受信レベルをタイミングごとにそれぞれ測定した後に、測定したタイミングごとの信号の光受信レベルから保持されたタイミングに対応するONUの光受信レベルおよび非発光時の光受信レベルをそれぞれ差し引いた値を算出し、算出した値を保持されたONUごとの値とそれぞれ比較し、比較の結果が一致した値に対応するONUを連続発光を行う異常ONUとして特定するので、OLTと正常なONUとの間の通信を停止しないで、連続発光を行う異常なONUを特定することが可能になる。
また、請求項3の発明によれば、異常ONU特定装置は、ONUごとに保持された値に基づいてONUの経年変化を判定するので、ONUの経年変化を判定することも可能になる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る異常ONU特定装置、異常ONU特定プログラムおよび異常ONU特定方法の実施例を詳細に説明する。なお、以下では、実施例で用いる主要な用語、実施例1に係る異常ONU特定装置の概要および特徴、実施例1に係る異常ONU特定装置の構成および処理の手順、実施例1の効果を順に説明し、次に、他の実施例について説明する。
[用語の説明]
まず最初に、以下の実施例で用いる主要な用語を説明する。以下の実施例で用いる「OLT(Optical Line Terminal)」および「ONU(Optical Network Unit)」は、いずれも、「PON(Passive Optical Network)」によるシステムを構成する装置である。ここで、「PON」とは、通信事業者などの収容局(以下、局)から加入者宅に光ファイバを引き込む技術の1つであり、1本の光ファイバを分岐装置(光カプラ)によって分岐して複数の加入者宅に引き込む技術である。また、「OLT」とは、局側に設置される光加入者終端装置のことであり、「ONU」とは、加入者宅側に設置される光網終端装置のことである。すなわち、「PON」とは、「OLT」に接続する1本の光ファイバが分岐されて複数の「ONU」にそれぞれ接続するシステムである。
ところで、「PON」によるシステムでは、上記したように、「OLT」に接続する1本の光ファイバが分岐されて複数の「ONU」に接続することから、複数の「ONU」から「OLT」に対してそれぞれ送信される信号は、1本の光ファイバ上で衝突することがないように、「OLT」により許可された「ONU」ごとの排他的なタイミングで送信される。具体的には、「OLT」が各「ONU」に対して送信許可情報(信号を送信するタイミングを許可する情報)を送信し、各「ONU」が、送信許可情報によって許可された排他的なタイミングで「OLT」に対して信号を送信する。
すなわち、全ての「ONU」が「OLT」により許可された排他的なタイミングで信号を送信することが正常な通信の前提であり、例えば、ある異常な「ONU」が「OLT」により許可されたタイミングを守らずに信号を送信すると、他の正常な「ONU」が送信した信号と1本の光ファイバ上で衝突するおそれがあり、「OLT」と正常な「ONU」との間の通信を妨げるおそれがある。したがって、このような衝突が生じた場合には、まず、どの「ONU」が「OLT」により許可されたタイミングを守らずに信号を送信しているのかを特定しなければならない。
ここで、「ONU」による信号の送信は発光により行われるので、「OLT」により許可されたタイミングを守らずに信号を送信するということは、すなわち、異常な発光を行うということである。以上のことから、「PON」によるシステムでは、複数の「ONU」の中から異常な発光を行う「ONU」を特定する機能を有することが重要であるといえる。
[実施例1に係る異常ONU特定装置の概要および特徴]
続いて、図1を用いて実施例1に係る異常ONU特定装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る異常ONU特定装置の概要および特徴を説明するための図である。
実施例1に係る異常ONU特定装置は、上記したように、OLTに接続する単一の光ファイバが分岐されて複数のONUにそれぞれ接続し、OLTにより許可されたONUごとの排他的なタイミングでONUからOLTに対して発光による信号をそれぞれ送信するシステムにおいて、複数のONUの中から異常な発光を行う異常ONUを特定することを概要とし、OLTと正常なONUとの間の通信を停止しないで異常なONUを特定することを主たる特徴とする。
なお、以下に説明するように、実施例1に係る異常ONU特定装置の処理には、正常時の信号の光受信レベルを測定して予め保持する段階と、通信時の信号の光受信レベルを適宜測定し、異常な信号を検知した場合に異常ONUを特定する段階とがある。以下では、かかる2つの段階に分けて、異常ONU特定装置の主たる特徴を簡単に説明する。
図1の(a)は、正常時の信号の光受信レベルを測定して予め保持する段階を示す図である。異常ONU特定装置は、図1の(a)に示すように、まず、ONUからそれぞれ送信された信号をOLTにおいて排他的に受信できる状態で、タイミングごとの信号の光受信レベルをそれぞれ測定する(図1の(a)の(1)を参照)。例えば、異常ONU特定装置が、ONU(A)、ONU(B)、およびONU(C)からそれぞれ送信された信号をOLTにおいて排他的に受信できる状態で、信号の光受信レベルをそれぞれ測定した結果が、Pa、Pb、およびPcであるとする。なお、正常時(ONUからそれぞれ送信された信号をOLTにおいて排他的に受信できる状態)においては、ONUごとの光受信レベル(Pa、Pb、およびPc)は、距離による減衰などの影響でONUごとに異なる値を示すものであり、また、同一のONUにおいては、ほぼ一定の値を示すものである。
次に、実施例1に係る異常ONU特定装置は、測定した信号の光受信レベルから、全てのONUが信号を発光しない非発光時の光受信レベルをそれぞれ差し引いた値を算出し、算出した値を、タイミングに対応するONUごとにそれぞれ保持する(図1の(a)の(2)を参照)。例えば、異常ONU特定装置は、測定した信号の光受信レベル(Pa、Pb、およびPc)から、非発光時の光受信レベル(Pz)をそれぞれ差し引いた値(PA、PB、およびPC)を算出し、算出した値をONUごとにそれぞれ保持する。ここで、上記したように、正常時においては、ONUごとの光受信レベル(Pa、Pb、およびPc)は、ONUごとに異なる値を示すものであることから、算出された値(PA、PB、およびPC)もONUごとに異なる値を示し、また、同一のONUにおいては、ほぼ一定の値を示すものであることから、算出された値も、同一のONUにおいては、ほぼ一定の値を示すものである。
図1の(b)は、通信時の信号の光受信レベルを適宜測定し、異常な信号を検知した場合に異常ONUを特定する段階を示す図である。異常ONU特定装置は、図1の(b)に示すように、まず、複数のONUからそれぞれ送信された信号をOLTにおいて排他的に受信できているか否かを判定し、ONUからそれぞれ送信された信号のうち、所定のタイミングで送信された信号が受信できていないと判定される場合に、所定のタイミングで送信された信号の光受信レベルを測定する(図1の(b)の(1)を参照)。例えば、異常ONU特定装置は、ONU(A)、ONU(B)、およびONU(C)からそれぞれ送信された信号をOLTにおいて排他的に受信できているか否かを判定し、所定のタイミング(ONU(B)のタイミング)で送信された信号が受信できていないと判定される場合に、ONU(B)のタイミングで送信された信号の光受信レベルを測定する。
次に、異常ONU特定装置は、測定された信号の光受信レベルから、図1の(a)において保持された所定のタイミングに対応するONUの光受信レベル、および、非発光時の光受信レベルを差し引いた値を算出する(図1の(b)の(2)を参照)。例えば、異常ONU特定装置は、測定された信号の光受信レベルから、ONU(B)のタイミングに対応するONUの光受信レベルPB、および、非発光時の光受信レベルPzを差し引いた値を算出する。
続いて、実施例1に係る異常ONU特定装置は、算出した値を図1の(a)において保持されたONUごとの値とそれぞれ比較し、比較の結果が一致した値に対応するONUを異常ONUとして特定する(図1の(b)の(3)および(4)を参照)。例えば、異常ONU特定装置は、算出した値を、PA、PB、およびPCとそれぞれ比較し、比較の結果が一致した値(PC)に対応するONU(C)を異常ONUとして特定する。
このようにして、実施例1に係る異常ONU特定装置は、正常時(ONUからそれぞれ送信された信号をOLTにおいて排他的に受信できる状態)に測定された信号の光受信レベルを予め保持し、信号が正常に(排他的に)受信できていないと判定された場合に、予め保持した正常時の光受信レベルを用いて異常ONUを特定する手法であることから、OLTと正常なONUとの間の通信を停止しないで異常なONUを特定することが可能になる。
[実施例1に係る異常ONU特定装置の構成]
次に、図2〜図5を用いて、実施例1に係る異常ONU特定装置10の構成を説明する。なお、以下では、本発明に係る異常ONU特定装置を含んで構成されるOLTを実施例として説明するが、本発明はこれに限られるものではなく、異常ONU特定装置は、OLTとは異なる装置として構成されてもよい。図2は、実施例1におけるOLTの構成を示すブロック図であり、図3は、光受信レベル保持部を説明するための図であり、図4および図5は、異常ONU特定部を説明するための図である。
図2に示すように、実施例1におけるOLTは、光受信レベル測定部11と、光受信レベル保持部12と、判定部13と、異常ONU特定部14と、MUX21と、E/O22と、O/E23と、メインカウンタ24とから構成される。
MUX21は、網側(加入者宅側の反対側)から受信したデータや、各ONUに対して送信する送信許可信号などを、各ONUに対して送信する。E/O22は、電気(Electrical)信号を光(Optical)信号に変換し、O/E23は、光(Optical)信号を電気(Electrical)信号に変換する。メインカウンタ24は、ONUごとの排他的なタイミング(送信許可信号によって許可したタイミング)をカウントするなどする。
光受信レベル測定部11は、OLTにおいて受信される信号の光受信レベルを測定する。具体的には、光受信レベル測定部11は、ONUからそれぞれ送信された信号をOLTにおいて排他的に受信できる状態で、タイミングごとの信号をO/E23から受信して信号の光受信レベルをそれぞれ測定し、測定した値を光受信レベル保持部12に送信する。また、光受信レベル測定部11は、OLTにおいて通常受信される信号をO/E23から受信して信号の光受信レベルを測定し、測定した値を判定部13や異常ONU特定部14に送信するなどする。
光受信レベル保持部12は、正常時のONUごとの信号の光受信レベルをそれぞれ保持する。具体的には、光受信レベル保持部12は、ONUからそれぞれ送信された信号をOLTにおいて排他的に受信できる状態(正常時)で(図3の(a)を参照)、タイミングごとの信号の光受信レベルが光受信レベル測定部11によってそれぞれ測定された値を光受信レベル測定部11から受信し(図3の(b)を参照)、受信した信号の光受信レベルから全てのONUが信号を発光しない非発光時の光受信レベルをそれぞれ差し引いた値を算出し(図3の(c)を参照)、算出した値をタイミングに対応するONUごとにそれぞれ保持する(図3の(d)を参照)。光受信レベル保持部12は、判定部13や異常ONU特定部14による処理に先立ち、正常時のONUごとの光受信レベルを予め保持する。
かかる光受信レベル保持部12は、図2に示すように、デコード12aと、メモリ12bと、テーブル作成部12cと、テーブル12dとから構成される。デコード12aは、各ONUの送信許可信号とメインカウンタ24とを受信することで、タイミングおよびタイミングに対応するONUを特定し、特定したONUの光受信レベルをメモリ12bに一時的に記憶させるためのアドレスをメモリ12bに送信する。一方、メモリ12bは、光受信レベル測定部11から受信した光受信レベルと、デコード12aから受信したアドレスとを用いて、ONUごとの光受信レベルを一時的に記憶する。テーブル作成部12cは、アドレスを指定してONUごとの光受信レベルを受信し、非発光時の光受信レベルをそれぞれ差し引くなどして算出した値を、テーブル12dに記憶させる。すなわち、正常時のONUごとの信号の光受信レベルは、テーブル12dに保持される。なお、上記した光受信レベル保持部12の構成や具体的なデータのやりとりは一例にすぎず、例えば、メモリ12bに一時的に記憶することなく、直接テーブル12dに算出した値を保持する手法など、正常時のONUごとの信号の光受信レベルを保持する手法であれば、具体的な手法はいずれでもよい。
判定部13は、複数のONUからそれぞれ送信された信号をOLTにおいて排他的に受信できているか否かを判定する。具体的には、判定部13は、光受信レベル測定部11によって測定された信号の光受信レベルを受信し、信号をOLTにおいて排他的に受信できているか否かを判定し、判定した結果を、異常ONU特定部14に送信するなどする。なお、実施例1においては、判定部13が、光受信レベル測定部11によって測定された信号の光受信レベルを受信して判定を行う手法を説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、光受信レベル測定部11による測定とは別に、判定部13が別途判定を行い、判定の結果、所定のタイミングで送信された信号が排他的に受信できていないと判定された場合に、光受信レベル測定部11が所定のタイミングで送信された信号の光受信レベルを測定し、異常ONU特定部14に送信する手法などにも、本発明を同様に適用することができる。
異常ONU特定部14は、ONUからそれぞれ送信された信号のうち、所定のタイミングで送信された信号が排他的に受信できていないと判定された場合に、異常ONUを特定する。具体的には、異常ONU特定部14は、ONUからそれぞれ送信された信号のうち所定のタイミングで送信された信号が判定部13によって排他的に受信できていないと判定された場合に(図4の(a)を参照)、所定のタイミングで送信された信号の光受信レベルが光受信レベル測定部11によって測定された後に(図4の(b)を参照)、測定された信号の光受信レベル(PX)から、光受信レベル保持部12によって保持された所定のタイミングに対応するONUの光受信レベル(PB)、および、非発光時の光受信レベル(Pz)を差し引いた値を算出し、算出した値を光受信レベル保持部12によって保持されたONUごとの値とそれぞれ比較し、比較の結果が一致した値に対応するONUを異常ONUとして特定する(図4の(c)を参照)。
かかる異常ONU特定部14は、図5に示すように、テーブル情報部14aと、テーブル情報部14bと、差分部14cと、比較部14dと、ONUカウンタ14eと、出力部14fとから構成される。テーブル情報部14aおよびテーブル情報部14bは、光受信レベル保持部12のテーブル12dに保持されたONUごとの光受信レベルをそれぞれ受信し、受信した光受信レベルを、差分部14cや比較部14dに送信する。
差分部14cは、所定のタイミングで送信された信号の光受信レベルを、光受信レベル測定部11から(もしくは判定部13を介して)受信し、受信した光受信レベルから、所定のタイミングに対応するONUの光受信レベルおよび非発光時の光受信レベルをテーブル情報部14aから選択して差し引いた値を算出する。比較部14dは、差分部14cによって算出された値をテーブル情報部14bから選択したONUごとの値とそれぞれ比較し、比較の結果を出力部14fに送信する。出力部14fは、比較部14dから送信された比較の結果とONUカウンタ14eとから、比較の結果が一致した値に対応するONUを異常ONUとして特定し、異常ONU番号を出力する。なお、上記した異常ONU特定部14の構成や具体的なデータのやりとりは一例にすぎず、例えば、テーブル情報部14aとテーブル情報部14bとを分割せずに保持する手法など、光受信レベル測定部11によって測定された光受信レベルと、光受信レベル保持部12に保持するONUごとの光受信レベルとを用いて異常ONUを特定する手法であれば、具体的な手法はいずれでもよい。
[実施例1に係る異常ONU特定装置による処理の手順]
次に、図6および図7を用いて、実施例1におけるOLTによる処理を説明する。図6は、光受信レベル保持処理を示すフローチャートであり、図7は、異常ONU特定処理を示すフローチャートである。
[光受信レベル保持処理]
まず、異常ONU特定装置10は、ONUからそれぞれ送信された信号をOLTにおいて排他的に受信したか否かを判定する(ステップS601)。排他的に受信していない場合には(ステップS601否定)、異常ONU特定装置10は、信号を排他的に受信したか否かを判定する処理に戻る。
一方、排他的に受信した場合には(ステップS601肯定)、異常ONU特定装置10は、タイミングごとの信号の光受信レベルをそれぞれ測定する(ステップS602)。
続いて、異常ONU特定装置10は、測定された信号の光受信レベルから、非発光時(全てONUが信号を発光しない時)の光受信レベルをそれぞれ差し引いた値を算出し、算出した値をタイミングに対応するONUごとにそれぞれ保持する(ステップS603)。
[異常ONU特定処理]
まず、異常ONU特定装置10は、ONUからそれぞれ送信された信号のうち、所定のタイミングで送信された信号が排他的に受信できているか否かを判定する(ステップS701)。排他的に受信できていると判定された場合には(ステップS701否定)、異常ONU特定装置10は、信号を排他的に受信できているか否かを判定する処理に戻る。
一方、排他的に受信できていないと判定された場合には(ステップS701肯定)、異常ONU特定装置10は、所定のタイミングで送信された信号の光受信レベルを測定する(ステップS702)。
続いて、異常ONU特定装置10は、測定された光受信レベルから、所定のタイミングに対応するONUの光受信レベル、および、非発光時の光受信レベルを差し引いた値を算出し、算出した値を予め保持されたONUごとの値とそれぞれ比較する(ステップS703)。
すると、異常ONU特定装置10は、比較の結果が一致した値に対応するONUを、異常ONUとして特定する(ステップS704)。
このようにして、実施例1に係る異常ONU特定装置10は、OLTと正常なONUとの間の通信を停止しないで、異常なONUを特定することが可能になる。
[実施例1の効果]
上記してきたように、実施例1によれば、OLTに接続する単一の光ファイバが分岐されて複数のONUにそれぞれ接続し、OLTにより許可されたONUごとの排他的なタイミングでONUからOLTに対して発光による信号をそれぞれ送信するシステムにおいて、複数のONUの中から異常な発光を行う異常ONUを特定する異常ONU特定装置であって、OLTにおいて受信される信号の光受信レベルを測定し、ONUからそれぞれ送信された信号をOLTにおいて排他的に受信できる状態で、タイミングごとの信号の光受信レベルをそれぞれ測定した後に、測定した信号の光受信レベルから全てのONUが信号を発光しない非発光時の光受信レベルをそれぞれ差し引いた値を算出し、算出した値をタイミングに対応するONUごとにそれぞれ保持し、複数のONUからそれぞれ送信された信号をOLTにおいて排他的に受信できているか否かを判定し、ONUからそれぞれ送信された信号のうち所定のタイミングで送信された信号が排他的に受信できていないと判定される場合に、所定のタイミングで送信された信号の光受信レベルを測定した後に、測定した信号の光受信レベルから保持された所定のタイミングに対応するONUの光受信レベルおよび非発光時の光受信レベルを差し引いた値を算出し、算出した値を保持されたONUごとの値とそれぞれ比較し、比較の結果が一致した値に対応するONUを異常ONUとして特定するので、正常時(ONUからそれぞれ送信された信号をOLTにおいて排他的に受信できる状態)に測定された信号の光受信レベルを予め保持し、信号が正常に(排他的に)受信できていないと判定される場合に、予め保持した正常時の光受信レベルを用いて異常ONUを特定する手法であることから、OLTと正常なONUとの間の通信を停止しないで異常なONUを特定することが可能になる。
これまで、実施例1として、所定のタイミングで送信された信号が排他的に受信できていないと判定された場合に異常ONUを特定する場合について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、複数のタイミングで送信された信号が排他的に受信できていないと判定された場合に異常ONUを特定する場合にも、本発明を同様に適用することができる。以下では、実施例2として、複数のタイミング(例えば、1つのタイミングを除く全てのタイミング)で送信された信号が排他的に受信できていないと判定された場合に異常ONUを特定する場合について説明する。
実施例2に係る異常ONU特定装置の異常ONU特定部14は、ONUからそれぞれ送信された信号のうち複数の信号が排他的に受信できていないと判定された場合に、異常ONUを特定する。具体的には、実施例2における異常ONU特定部14は、ONUからそれぞれ送信された信号のうち複数の信号(例えば、1つのタイミングを除く全ての信号)が判定部13によって排他的に受信できていないと判定された場合に、複数のタイミングで送信された信号の光受信レベルが光受信レベル測定部11によって測定された後に、測定されたタイミングごとの光受信レベルから、光受信レベル保持部12によって保持されたタイミングに対応するONUの光受信レベル、および、非発光時の光受信レベルを差し引いた値をそれぞれ算出し、算出した値を光受信レベル保持部12によって保持されたONUごとの値とそれぞれ比較し、比較の結果が一致した値に対応するONUを連続発光を行う異常ONUとして特定する。
かかる実施例2における異常ONU特定部14は、図8に示すように、比較部14gが追加される点で実施例1と異なる。比較部14gは、比較部14dから送信された全ての比較の結果が一致した値に対応するONUを連続発光を行う異常ONUとして特定し、連続発光を行う異常ONU番号を出力するなどする。なお、上記した比較部14gの構成や具体的なデータのやりとりは一例にすぎない。
[実施例2の効果]
上記してきたように、実施例2によれば、異常ONU特定装置は、ONUからそれぞれ送信された信号のうち複数のタイミングで送信された信号が排他的に受信できていないと判定される場合に、複数のタイミングで送信された信号の光受信レベルをタイミングごとにそれぞれ測定した後に、測定したタイミングごとの信号の光受信レベルから保持されたタイミングに対応するONUの光受信レベルおよび非発光時の光受信レベルをそれぞれ差し引いた値を算出し、算出した値を保持されたONUごとの値とそれぞれ比較し、比較の結果が一致した値に対応するONUを連続発光を行う異常ONUとして特定するので、OLTと正常なONUとの間の通信を停止しないで、連続発光を行う異常なONUを特定することが可能になる。
これまで、実施例1および実施例2として、異常な発光を行う異常ONUを特定する手法について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、ONUの経年変化を併せて判定する手法にも、本発明を同様に適用することができる。以下では、実施例3として、ONUの経年変化を判定する手法を特に説明する。
実施例3における異常ONU特定装置10は、図9に示すように、経年変化判定部15が追加される点で実施例1と異なる。経年変化判定部15は、光受信レベル保持部12(テーブル12d)によってONUごとに保持された値に基づいて、ONUの経年変化を判定する。
具体的には、経年変化判定部15は、正常な発光を行う信号の光受信レベルの下限値(下限値を下回る光受信レベルの発光は、異常な発光を行う信号とみなされるものとする)もしくは上限値(上限値を上回る光受信レベルの発光は、異常な発光を行う信号とみなされるものとする)を定め、下限値(もしくは上限値)をONUごとにそれぞれ保持する。そして、経年変化判定部15は、テーブル12dに保持された正常時のONUごとの光受信レベルがメンテナンスなどによって更新された際に、光受信レベルの値と下限値(もしくは上限値)とをONUごとにそれぞれ比較し、比較の結果、下限値を下回る(もしくは上限値を上回る)光受信レベルのONUが存在する場合には、このONUに経年変化が生じたことを判定するなどする。
なお、経年変化判定部15による経年変化の判定は、上記した手法に限定されるものではない。例えば、経年変化判定部15が、正常な発光を行う信号の光受信レベルを定期的に(時系列で)ONUごとに保持するものとする。そして、経年変化判定部15は、テーブル12dに保持された正常時のONUごとの光受信レベルがメンテナンスなどによって更新された際に、定期的に(時系列で)保持されたONUごとの値とそれぞれ比較し、比較の結果、経年変化の徴候がみられる場合には(例えば、徐々に光受信レベルが低下してきたが、低下のレベルが急に大きくなったなど)、このONUに経年変化が生じたことを判定するなど、その他の手法においても、本発明を同様に適用することができる。
[実施例3の効果]
上記してきたように、実施例3によれば、異常ONU特定装置は、ONUごとに保持された値に基づいてONUの経年変化を判定するので、ONUの経年変化を判定することも可能になる。
さて、これまで実施例1〜3に係る異常ONU特定装置について説明したが、本発明は上記した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、実施例4に係る異常ONU特定装置として、種々の異なる実施例を説明する。
[システム構成等]
本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理(例えば、光受信レベルを保持するテーブル12dの更新など)の全部または一部を手動的におこなう(例えば、コマンドを入力することによって更新するなど)こともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示(例えば、図2、図5など)の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
[プログラム]
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図10を用いて、上記の実施例1と同様の機能を有する異常ONU特定プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図10は、異常ONU特定プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
図10に示すように、コンピュータ30は、キャッシュ31、RAM32、HDD33、ROM34およびCPU35をバス36で接続して構成される。ここで、ROM34には、上記の実施例1と同様の機能を発揮する光受信レベル測定プログラム34a、光受信レベル保持プログラム34b、判定プログラム34c、および異常ONU特定プログラム34dが予め記憶されている。
そして、CPU35は、これらのプログラム34a、34b、34c、および34dを読み出して実行することで、図10に示すように、各プログラム34a、34b、34c、および34dは、光受信レベル測定プロセス35a、光受信レベル保持プロセス35b、判定プロセス35c、および異常ONU特定プロセス35dとなる。なお、各プロセス35a、35b、35c、および35dは、図2に示した、光受信レベル測定部11、光受信レベル保持部12、判定部13、および異常ONU特定部14にそれぞれ対応する。
また、HDD33には、図10に示すように、光受信レベルテーブル33aが設けられる。なお、光受信レベルテーブル33aは、図2に示したテーブル12dに対応する。
ところで、上記した各プログラム34a、34b、34c、および34dについては、必ずしもROM34に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ30に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、または、コンピュータ30の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ30に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」に記憶させておき、コンピュータ30がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上のように、本発明に係る異常ONU特定装置、異常ONU特定プログラムおよび異常ONU特定方法は、OLTに接続する単一の光ファイバが分岐されて複数のONUにそれぞれ接続し、OLTにより許可されたONUごとの排他的なタイミングでONUからOLTに対して発光による信号をそれぞれ送信するシステムにおいて、複数のONUの中から異常な発光を行う異常ONUを特定することに有用であり、特に、OLTと正常なONUとの間の通信を停止しないで異常なONUを特定することに適する。
実施例1に係る異常ONU特定装置の概要および特徴を説明するための図である。 実施例1におけるOLTの構成を示すブロック図である。 光受信レベル保持部を説明するための図である。 異常ONU特定部を説明するための図である。 異常ONU特定部を説明するための図である。 光受信レベル保持処理を示すフローチャートである。 異常ONU特定処理を示すフローチャートである。 実施例2における異常ONU特定部を説明するための図である。 実施例3におけるOLTの構成を示すブロック図である。 異常ONU特定プログラムを実行するコンピュータを示す図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。
符号の説明
10 異常ONU特定装置
11 光受信レベル測定部
12 光受信レベル保持部
12a デコード
12b メモリ
12c テーブル作成部
12d テーブル
13 判定部
14 異常ONU特定部
14a テーブル情報部
14b テーブル情報部
14c 差分部
14d 比較部
14e ONUカウンタ
14f 出力部
14g 比較部
15 経年変化判定部
20 OLT
21 MUX
22 E/O
23 O/E
24 メインカウンタ
30 コンピュータ
31 キャッシュ
32 RAM
33 HDD
34 ROM
35 CPU

Claims (5)

  1. OLTに接続する単一の光ファイバが分岐されて複数のONUにそれぞれ接続し、当該OLTにより許可された当該ONUごとの排他的なタイミングで当該ONUから当該OLTに対して発光による信号をそれぞれ送信するシステムにおいて、当該複数のONUの中から異常な前記発光を行う異常ONUを特定する異常ONU特定装置であって、
    前記OLTにおいて受信される前記信号の光受信レベルを測定する光受信レベル測定手段と、
    前記タイミングで前記ONUからそれぞれ送信された信号を前記OLTにおいて排他的に受信できる状態で、当該タイミングごとの当該信号の光受信レベルを前記光受信レベル測定手段によってそれぞれ測定した後に、測定した当該信号の光受信レベルから全てのONUが信号を発光しない非発光時の光受信レベルをそれぞれ差し引いた値を算出し、当該算出した値を当該タイミングに対応するONUごとにそれぞれ保持する光受信レベル保持手段と、
    前記複数のONUからそれぞれ送信された信号を前記OLTにおいて排他的に受信できているか否かを判定する判定手段と、
    前記ONUからそれぞれ送信された信号のうち所定のタイミングで送信された信号が前記判定手段によって排他的に受信できていないと判定される場合に、当該所定のタイミングで送信された信号の光受信レベルを前記光受信レベル測定手段によって測定した後に、測定した当該信号の光受信レベルから前記光受信レベル保持手段によって保持された当該所定のタイミングに対応する前記ONUの光受信レベルおよび前記非発光時の光受信レベルを差し引いた値を算出し、当該算出した値を前記光受信レベル保持手段によって保持された前記ONUごとの値とそれぞれ比較し、当該比較の結果が一致した値に対応するONUを異常ONUとして特定する異常ONU特定手段と、
    を備えたことを特徴とする異常ONU特定装置。
  2. 前記異常ONU特定手段は、前記ONUからそれぞれ送信された信号のうち複数のタイミングで送信された信号が前記判定手段によって排他的に受信できていないと判定される場合に、当該複数のタイミングで送信された信号の光受信レベルを前記光受信レベル測定手段によって当該タイミングごとにそれぞれ測定した後に、測定した当該タイミングごとの信号の光受信レベルから前記光受信レベル保持手段によって保持された当該タイミングに対応する前記ONUの光受信レベルおよび前記非発光時の光受信レベルをそれぞれ差し引いた値を算出し、当該算出した値を当該光受信レベル保持手段によって保持された前記ONUごとの値とそれぞれ比較し、当該比較の結果が一致した値に対応するONUを連続発光を行う異常ONUとして特定することを特徴とする請求項1に記載の異常ONU特定装置。
  3. 前記光受信レベル保持手段によって前記ONUごとに保持された値に基づいて当該ONUの経年変化を判定する経年変化判定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の異常ONU特定装置。
  4. OLTに接続する単一の光ファイバが分岐されて複数のONUにそれぞれ接続し、当該OLTにより許可された当該ONUごとの排他的なタイミングで当該ONUから当該OLTに対して発光による信号をそれぞれ送信するシステムにおいて、当該複数のONUの中から異常な前記発光を行う異常ONUを特定する方法をコンピュータに実行させる異常ONU特定プログラムであって、
    前記OLTにおいて受信される前記信号の光受信レベルを測定する光受信レベル測定手順と、
    前記タイミングで前記ONUからそれぞれ送信された信号を前記OLTにおいて排他的に受信できる状態で、当該タイミングごとの当該信号の光受信レベルを前記光受信レベル測定手順によってそれぞれ測定した後に、測定した当該信号の光受信レベルから全てのONUが信号を発光しない非発光時の光受信レベルをそれぞれ差し引いた値を算出し、当該算出した値を当該タイミングに対応するONUごとにそれぞれ保持する光受信レベル保持手順と、
    前記複数のONUからそれぞれ送信された信号を前記OLTにおいて排他的に受信できているか否かを判定する判定手順と、
    前記ONUからそれぞれ送信された信号のうち所定のタイミングで送信された信号が前記判定手順によって排他的に受信できていないと判定される場合に、当該所定のタイミングで送信された信号の光受信レベルを前記光受信レベル測定手順によって測定した後に、測定した当該信号の光受信レベルから前記光受信レベル保持手順によって保持された当該所定のタイミングに対応する前記ONUの光受信レベルおよび前記非発光時の光受信レベルを差し引いた値を算出し、当該算出した値を前記光受信レベル保持手順によって保持された前記ONUごとの値とそれぞれ比較し、当該比較の結果が一致した値に対応するONUを異常ONUとして特定する異常ONU特定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする異常ONU特定プログラム。
  5. OLTに接続する単一の光ファイバが分岐されて複数のONUにそれぞれ接続し、当該OLTにより許可された当該ONUごとの排他的なタイミングで当該ONUから当該OLTに対して発光による信号をそれぞれ送信するシステムにおいて、当該複数のONUの中から異常な前記発光を行う異常ONUを特定する異常ONU特定方法であって、
    前記OLTにおいて受信される前記信号の光受信レベルを測定する光受信レベル測定工程と、
    前記タイミングで前記ONUからそれぞれ送信された信号を前記OLTにおいて排他的に受信できる状態で、当該タイミングごとの当該信号の光受信レベルを前記光受信レベル測定工程によってそれぞれ測定した後に、測定した当該信号の光受信レベルから全てのONUが信号を発光しない非発光時の光受信レベルをそれぞれ差し引いた値を算出し、当該算出した値を当該タイミングに対応するONUごとにそれぞれ保持する光受信レベル保持工程と、
    前記複数のONUからそれぞれ送信された信号を前記OLTにおいて排他的に受信できているか否かを判定する判定工程と、
    前記ONUからそれぞれ送信された信号のうち所定のタイミングで送信された信号が前記判定工程によって排他的に受信できていないと判定される場合に、当該所定のタイミングで送信された信号の光受信レベルを前記光受信レベル測定工程によって測定した後に、測定した当該信号の光受信レベルから前記光受信レベル保持工程によって保持された当該所定のタイミングに対応する前記ONUの光受信レベルおよび前記非発光時の光受信レベルを差し引いた値を算出し、当該算出した値を前記光受信レベル保持工程によって保持された前記ONUごとの値とそれぞれ比較し、当該比較の結果が一致した値に対応するONUを異常ONUとして特定する異常ONU特定工程と、
    を含んだことを特徴とする異常ONU特定方法。
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