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JP4752487B2 - 車両用電源装置および車両 - Google Patents

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Description

この発明は、車両用電源装置および車両に関し、特に互いに出力電圧が異なる2つの蓄電装置の間に接続され電圧変換を行なう電圧変換装置を備えた車両用電源装置および車両に関する。
従来のバッテリの急速充電器の制御に関して、たとえば、特開平8−84438号公報(特許文献1)は、トランスの温度が所定値に達すると、充電出力電流を制限してトランスの過熱を防ぐ技術について開示する。
特開平8−84438号公報
近年、100ボルトを超える高圧のバッテリを蓄電装置として搭載し、駆動用にモータを搭載する電気自動車やハイブリッド自動車が登場している。このような自動車においても、従来車両と同様、12ボルト系のバッテリで駆動される負荷を多数用いており、高圧バッテリから低圧バッテリへはDC/DCコンバータを使用して充電を行なっている。
車両は、使用温度範囲が広範囲にわたるので、DC/DCコンバータのような装置には、過熱防止のために冷却装置が設けられている場合が多い。
このような車両では、特開平8−84438号公報(特許文献1)に開示された技術のように単に電流制限を行なうだけでは、12ボルト系の補機バッテリの充電が不十分となる場合が考えられる。
たとえば、DC/DCコンバータの出力電力を制限しても、これを冷却する冷却装置に異常が発生している場合には、DC/DCコンバータの温度がなかなか下がらない。この状況を放置していては、補機バッテリの充電が不十分となりバッテリ電圧が低下してしまう場合が考えられる。したがって、冷却装置の異常についても故障発生を速やかに検出して報知することが望ましい。
この発明の目的は、電圧変換装置を冷却する冷却装置の異常を速やかに検出可能な車両用電源装置およびそれを備える車両を提供することである。
この発明は、要約すると、車両用電源装置であって、互いに出力電圧が異なる第1および第2の蓄電装置の間に接続され、第1の蓄電装置から第2の蓄電装置に対して充電を行なう際に電圧変換を行なう電圧変換装置と、電圧変換装置を冷却する冷却装置と、電圧変換装置の温度を検知する温度検知部と、温度検知部の出力に応じて電圧変換装置に出力制限を行ない、かつ冷却装置の異常を所定の判断条件に基づいて判断する制御装置とを備える。所定の判断条件は、出力制限を行なっている時間が所定時間以上であることを含む。
好ましくは、所定の判断条件は、第2の蓄電装置が充電不足状態であることをさらに含む。
好ましくは、制御装置は、冷却装置の動作に異常があると判断したときには、電圧変換装置の温度上昇を防止する保護処理を行なう。
より好ましくは、車両用電源装置は、第1の蓄電装置と電圧変換装置とを電気的に接続する経路上に設けられる接続装置をさらに備える。制御装置は、保護処理として、接続装置を開放状態に制御する。
好ましくは、出力制限は、電圧変換装置の温度の上昇に対して最大出力制限値を複数段階に減少させることによって行なわれる。制御装置は、複数段階の最大出力制限値のうち最大出力制限値を一番小さくした状態が所定期間継続したときに、冷却装置の動作に異常があると判断する。
好ましくは、冷却装置は、空冷用ファンと、空冷用ファンによる送風を電圧変換装置に導く送風路とを含む。
好ましくは、第1の蓄電装置の電源電圧は、第2の蓄電装置の電源電圧より高い。車両用電源装置が搭載される車両は、第1の蓄電装置から電力を受けて車輪を駆動する回転電機と、電圧変換装置および第2の蓄電装置から電力を受ける補機とを含む。
この発明は、他の局面では、上記いずれかの車両用電源装置を搭載する車両である。
本発明によれば、電圧変換装置を冷却する冷却装置の異常が速やかに検出され、車両の状態を常に良い状態に保っておくのに役立つという効果がある。
以下、本発明について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、本発明が適用される車両100の構成を示すブロック図である。なお、車両100は、メインバッテリと補機バッテリを用いる車両であれば、電気自動車でもよく、ハイブリッド自動車や燃料電池自動車等でもよい。
図1を参照して、車両100は、高電圧バッテリ10と、システムメインリレーSMRBおよびSMRGと、昇圧コンバータ12と、インバータ14と、モータM1とを含む。
高電圧バッテリ10は、車両駆動用のモータM1のメインバッテリであり、たとえばニッケル水素バッテリやリチウムイオンバッテリ、または電気二重層コンデンサ等の蓄電用の大容量キャパシタを用いることができる。
システムメインリレーSMRBは、高電圧バッテリ10の正極と電源ラインPL1との間に設けられる。システムメインリレーSMRGは、高電圧バッテリ10の負極と接地ラインSLとの間に設けられる。
昇圧コンバータ12は、電源ラインPL1と接地ラインSLとの間の電圧を昇圧して電源ラインPL2と接地ラインSLの間に出力する。インバータ14は電源ラインPL2および接地ラインSLの間の直流電圧を電源電圧として受け三相交流電流を作り出すようにスイッチング制御される。そしてインバータ14によってモータM1は駆動され、モータM1によって図示しないディファレンシャルギヤや車輪が回転される。
車両100は、さらに、12ボルトの補機バッテリ18と、補機バッテリ18の端子間電圧を監視する電圧センサ19と、補機バッテリ18によって駆動される負荷20と、電源ラインPL1と接地ラインSLとの間の電圧を降圧して補機バッテリ18に供給するDC/DCコンバータ16とを含む。
負荷20としては、たとえば電動パワーステアリングや、ブレーキの油圧ポンプや、ヘッドランプや、エアコンファンモータや、各種ECU(Electric Control Unit)の電源や、システムメインリレーの駆動用電源等が例示される。
補機バッテリ18の役割として特に重要であるのは、車両起動時におけるECUに対する電源電圧供給と、システムメインリレーSMRB,SMRGのへの図示しないリレー駆動用コイルへの電源供給である。車両が起動されシステムメインリレーSMRB,SMRGが導通状態となり、DC/DCコンバータ16が動作開始すると負荷20は主としてDC/DCコンバータ16から電力供給されることになる。
車両100は、さらに、DC/DCコンバータ16の温度Tを測定する温度センサ22と、DC/DCコンバータが出力する出力電流Iを測定する電流センサ23と、DC/DCコンバータ16を冷却するための冷却装置24と、制御装置30とを含む。
制御装置30は、システムメインリレーSMRB,SMRGの開閉制御、昇圧コンバータ12の昇圧制御、インバータ14のスイッチング制御を行なうとともに、温度センサからの温度Tおよび電流センサ23からの電流Iを受けてDC/DCコンバータの出力制限を行なうとともに冷却装置24によってDC/DCコンバータの冷却を行なう。なお、制御装置30は、エンジン制御用ECU、ハイブリット制御用ECU、インバータ14および昇圧コンバータ12のIPM(インテリジェントパワーモジュール)中の制御部、バッテリ制御用ECUなどの複数のECUが制御情報を相互に通信することによって実現されるものでも良い。
図2は、図1の冷却装置24について説明するための概念図である。
図2を参照して、車両100は、車室内に前部座席50と後部座席52とを含む。車室内の後部座席52の後方に図1で説明した高電圧バッテリ10およびDC/DCコンバータ16が配置される。冷却装置24は、リヤウインドと後部座席52との間のパネルに設けられた吸気孔から空気を吸引し、ファン53および54によってそれぞれDC/DCコンバータ16、高電圧バッテリ10に対して送風を行なうことにより両者を冷却する。
通常であれば、車室内は空調が施されており、30℃未満に保たれている。このような場合には車室内空気を吸引して冷却を行なうことによりDC/DCコンバータ16を適切な温度に保つことが可能である。制御装置30は、温度センサ22が検知したDC/DCコンバータ16の温度Tに応じて、ファン53の回転数を高、中、低に切換える。
しかしながら車両は、しばしば炎天下に放置され車室内が高温になっている場合がある。このような場合には、DC/DCコンバータ16が高温になっていることに加え、車両が起動されて室内に空調が働きしばらく時間が経過するまでは、車室内の空気もかなり高温となっている。このような高温な空気をDC/DCコンバータ16に送風すると、かえって温度が高くなってしまう場合も考えられる。
図3は、DC/DCコンバータ16で実行されている出力制限について説明するための図である。
図3を参照して、温度がT1未満の場合には、DC/DCコンバータは出力可能最大電流がI1に設定されている。そして温度がT1〜T2の範囲まで上昇すると、この出力可能最大電流はI2となるように制限される。さらに温度範囲がT2〜T3の間まで上昇すると出力可能最大電流はI3までさらに低減され、温度がT3を超えると出力可能最大電流は0となるように制限がなされる。
図3のマップにおいて温度がT1未満の領域を領域A、温度がT1〜T2の間にある領域を領域B、温度がT2〜T3の間にある領域を領域Cと呼ぶこととする。
通常は、DC/DCコンバータの温度Tと電流Iは、たとえば点P1において良好に動作している。しかし冷却装置が十分に働かないと温度が上昇して図3の軌跡に示すように点P1から点P2に動作点が移動する。動作点がP2に移動するとDC/DCコンバータの電流制限により発熱量が減少し温度が下がり始めこのときDC/DCコンバータの負荷の駆動状態が変わらなければ点P3と点P2の間を動作点が行ったり来たりする。また、P2において負荷の電流が減少しておれば点P2から点P4に示すように動作点が移動する。
このように、通常では、自動車の使用される環境の中で最大限の出力電流が要求される状態であっても、DC/DCコンバータの発熱によって一時的に領域Cに動作点が移動することはあっても、領域Cに動作点が入ることで出力電流が制限されてDC/DCコンバータの温度が低下し、その後負荷の電流が減少したりまた冷却装置が正常に働くように空調が効いたりすれば領域B,領域Aへと順次動作点が戻っていく。
ところが冷却装置に異常がある場合、たとえば送風経路に漏れが生じたり送風用ファンが故障したりした場合には、領域Cに動作点が長時間停滞する可能性がある。この状態が長く続くと、補機バッテリ18からの電力の持ち出しが起こって補機バッテリ電圧が低下してしまう場合があり得る。補機バッテリ18は、特に起動時に重要な役割を果たしているのでこのような場合には冷却装置に異常があることを検知してこれを運転者に警告しておく必要がある。
図4は、図1の制御装置30で実行される冷却装置の異常検出プログラムの制御構造を示したフローチャートである。このフローチャートの処理は、所定のメインルーチンから一定時間毎または所定の条件が成立する毎に呼び出されて実行される。
図1、図4を参照して、まず処理が開始されるとステップS1において、制御装置30は、DC/DCコンバータ16が動作中であるか否かを判断する。動作中でなければ処理はステップS13に進み、制御はメインルーチンに移される。
一方、DC/DCコンバータが動作中であれば処理はステップS2に進む。ステップS2においてはDC/DCコンバータ16の温度Tを温度センサ22から取得し温度測定を行なう。そしてステップS3に処理が進み電流センサ23によって出力電流Iを測定する。
ステップS3の処理の後はステップS4において、制御装置30は、温度Tおよび電流Iが図3に示したマップの領域Cにあるか否かを判断する。
動作点がマップの領域Cにない場合にはステップS10に処理が進み、動作点が領域Cにある場合にはステップS5に処理が進む。
ステップS5においては動作点が領域Cにあると判定された時間が所定時間を連続しているか否かが判断される。領域Cに動作点があることが所定時間連続している場合には冷却装置に異常が発生している可能性が高い。
ステップS5の判断がYESとなった時点で冷却装置の異常としてもよい。ただしこの実施の形態においてはさらにステップS6以降の処理が行なわれる。一方、ステップS5においてC領域の判定が所定時間連続してない場合にはステップS2に処理を戻し再び領域判定を行なう。
なお、ステップS5からステップS6に処理を進める際にシフトレバー位置についても条件を設定してもよい。たとえばシフトレバー位置がP(パーキング)ポジションである場合には、領域Cの状態がさらに長時間(たとえば30分以上)継続しているかどうかを冷却装置の故障判定の条件としてもよい。
ステップS6においては、補機バッテリ18の電圧VB2が所定のしきい値を下回っているか否かが判断される。電圧VB2がしきい値を下回っていない場合にはステップS10に処理が進み、一方電圧VB2がしきい値を下回っている場合にはステップS7に処理が進む。
ステップS7においては「VB2<しきい値」の期間が所定時間連続したか否かが判断される。
この条件を満たす期間が所定時間連続していない場合にはステップS6に戻りさらにバッテリの電圧の監視が継続される。
一方、「VB2<しきい値」が成立した期間が所定時間連続していた場合にはステップS8に処理が進む。
ステップS8では、制御装置30は、DC/DCコンバータ16を冷却している冷却装置24に異常が発生したと判定し、警告ランプを点灯する。そしてステップS9において車両の走行を許可しない状態すなわちREADYOFF状態に移行させてシステムメインリレーSMRB,SMRGを開放状態とする。そしてステップS13に処理が進み制御はメインルーチンに移される。
ステップS4またはステップS6からステップS10に処理が進んだ場合には、DC/DCコンバータの冷却系が正常である仮判定が行なわれる。そして処理はステップS11に進む。
ステップS11では、ステップS10で行なわれた正常仮判定が3トリップ連続したか否かが判断される。なお1トリップは、運転者がイグニッションキースイッチングをオンして車両を走行させそして車両を停止させてイグニッションキースイッチをオフさせるまでの行程を言う。
ステップS11において正常仮判定が3トリップ連続した場合にはステップS12に処理が進み制御装置30はDC/DCコンバータ16を冷却する冷却装置24を正常と判定して警告ランプを消灯させる。
一方、ステップS11において正常仮判定はあったもののまだ3トリップ連続していない場合には、以前に冷却系異常と判定して警告ランプが点灯されていてもそのままステップS13に進み、処理はメインルーチンに一旦戻される。
なお、図4のフローチャートでは、警告ランプ点灯後直ちに走行不許可状態に移行させているが、たとえば、ステップS5でYESとなった時点で予告的に警告ランプを点灯させるなどして、予め警告しておいてから走行不許可状態に移行させるのでも良い。
以上の説明に基づいて、本願発明の実施の形態について総括的に再度説明する。再び図1を参照して、本実施の形態により開示される車両用電源装置は、互いに出力電圧が異なるメイン高電圧バッテリ10と補機バッテリ18の間に接続され、バッテリ10からバッテリ18に対して充電を行なう際に電圧変換を行なうDC/DCコンバータ16と、DC/DCコンバータ16を冷却する冷却装置24と、DC/DCコンバータ16の温度を検知する温度センサ22と、温度センサ22の出力に応じてDC/DCコンバータ16に出力制限を行ない、かつ冷却装置の異常を所定の判断条件に基づいて判断する制御装置30とを備える。所定の判断条件は、出力制限を行なっている時間が所定時間以上であることを含む。好ましくは、所定の判断条件は、補機バッテリ18が充電不足状態であることをさらに含む。
好ましくは、制御装置30は、冷却装置24の動作に異常があると判断したときには、DC/DCコンバータ16の温度上昇を防止する保護処理を行なう。
より好ましくは、車両用電源装置は、メインの高電圧バッテリ10とDC/DCコンバータ16とを電気的に接続する経路上に設けられるシステムメインリレーSMGB,SMRGをさらに備える。制御装置30は、保護処理として、システムメインリレーSMGB,SMRGを開放状態に制御する。
好ましくは、出力制限は、電圧変換装置の温度の上昇に対して図3のマップのように最大出力制限値を複数段階に減少させることによって行なわれる。制御装置30は、複数段階の最大出力制限値のうち最大出力制限値を一番小さくした状態すなわち動作点が図3のマップの領域Cにある状態が所定期間継続したときに、冷却装置の動作に異常があると判断する。
好ましくは、図2に示すように、冷却装置24は、空冷用ファン53と、空冷用ファン53による送風をDC/DCコンバータ16に導く送風路とを含む。
好ましくは、高電圧バッテリ10の電源電圧は、補機バッテリ18の電源電圧より高い。車両用電源装置が搭載される車両100は、高電圧バッテリ10から電力を受けて車輪を駆動するモータM1と、DC/DCコンバータ16および補機バッテリ18から電力を受ける補機として負荷20とを含む。
以上説明したように、本実施の形態においては、DC/DCコンバータの冷却系に異常が発生した場合においてこの異常を検出して運転者に報知することができる。これにより、運転者が車両に異常が生じているままで長時間走行続けることが防止できる。また冷却系異常を検出できることにより、補機バッテリを充電できずにバッテリ電圧が低下することを防止することもできる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明が適用される車両100の構成を示すブロック図である。 図1の冷却装置24について説明するための概念図である。 DC/DCコンバータ16で実行されている出力制限について説明するための図である。 図1の制御装置30で実行される冷却装置の異常検出プログラムの制御構造を示したフローチャートである。
符号の説明
10 高電圧バッテリ、12 昇圧コンバータ、14 インバータ、16 DC/DCコンバータ、18 補機バッテリ、19 電圧センサ、20 負荷、22 温度センサ、23 電流センサ、24 冷却装置、30 制御装置、50 前部座席、52 後部座席、53,54 ファン、100 車両、M1 モータ、PL1,PL2 電源ライン、SMRB,SMRG システムメインリレー、SL 接地ライン。

Claims (6)

  1. 互いに出力電圧が異なる第1および第2の蓄電装置の間に接続され、前記第1の蓄電装置から前記第2の蓄電装置に対して充電を行なう際に電圧変換を行なう電圧変換装置と、
    前記電圧変換装置を冷却する冷却装置と、
    前記電圧変換装置の温度を検知する温度検知部と、
    前記温度検知部の出力に応じて前記電圧変換装置に出力制限を行ない、かつ前記冷却装置の異常を所定の判断条件に基づいて判断する制御装置とを備え、
    前記所定の判断条件は、
    前記出力制限を行ないながら前記電圧変換装置を運転している時間が所定時間以上であり、かつ前記第2の蓄電装置が充電不足状態であることを含み、
    前記制御装置は、前記冷却装置の動作に異常があると判断したときには、前記電圧変換装置の温度上昇を防止するために前記出力制限とは別の保護処理を行なう、車両用電源装置。
  2. 前記第1の蓄電装置と前記電圧変換装置とを電気的に接続する経路上に設けられる接続装置をさらに備え、
    前記制御装置は、前記保護処理として、前記接続装置を開放状態に制御する、請求項1に記載の車両用電源装置。
  3. 前記出力制限は、前記電圧変換装置の温度の上昇に対して最大出力制限値を複数段階に減少させることによって行なわれ、
    前記制御装置は、前記複数段階の最大出力制限値のうち最大出力制限値を一番小さくした状態が所定期間継続したときに、前記冷却装置の動作に異常があると判断する、請求項1に記載の車両用電源装置。
  4. 前記冷却装置は、
    空冷用ファンと、
    前記空冷用ファンによる送風を前記電圧変換装置に導く送風路とを含む、請求項1に記載の車両用電源装置。
  5. 前記第1の蓄電装置の電源電圧は、前記第2の蓄電装置の電源電圧より高く、
    前記車両用電源装置が搭載される車両は、
    前記第1の蓄電装置から電力を受けて車輪を駆動する回転電機と、
    前記電圧変換装置および前記第2の蓄電装置から電力を受ける補機とを含む、請求項1に記載の車両用電源装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用電源装置を搭載する車両。
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