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JP4749826B2 - 建具 - Google Patents

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JP4749826B2
JP4749826B2 JP2005303905A JP2005303905A JP4749826B2 JP 4749826 B2 JP4749826 B2 JP 4749826B2 JP 2005303905 A JP2005303905 A JP 2005303905A JP 2005303905 A JP2005303905 A JP 2005303905A JP 4749826 B2 JP4749826 B2 JP 4749826B2
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Description

本発明は、建具に関し、詳しくは、窓枠と、この窓枠内上部に固定装置を介して固定される固定障子とを備えた建具に関する。
住宅等の外壁開口部に設けられる建具(サッシ窓)として、上下一対の障子のうち、上部障子(室外側障子)が窓枠に固定されるとともに、下部障子(室内側障子)が上下スライド開閉自在に設けられた上げ下げ窓が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この上げ下げ窓において、上部障子は、その縦框の上部が縦枠の上部に固定したガイドピースに嵌合することで室内外方向(見込み方向)に位置決めされるとともに、下框の左右両端に突没自在に設けたロッド棒を縦枠に固定したストッパーに係合することで、窓枠に固定されるようになっている。そして、上部障子の取り付け手順としては、先ず、縦框の上部をガイドピースに嵌合させながら上部障子全体を若干持ち上げておき、次に、上部障子を持ち上げた状態でロッド棒を縦枠側に突出させてストッパーに係合し、その後に、ロッド棒を下框にビス止め固定するという手順になっている。
特開2003−176667号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来の上げ下げ窓では、上部障子の固定状態が不安定となり、がたつきなどの不具合が生じる可能性があり問題である。すなわち、従来の上部障子の固定構造では、ガイドピースによって障子上部の見込み方向の位置決めがなされ、ロッド棒およびストッパーによって障子の重量を支持することができるものの、障子の上端部分の移動を規制する構造ではないため、上部障子の固定状態が不安定になってしまう。
そして、上部障子の上端部分の移動を規制するための固定部品等を別途に設ければ、固定状態を安定化させることが可能になるものの、部品点数の増加や取付手順の煩雑化を招いてしまい、製造コストの増加や施工性の低下などの新たな問題が生じる。
本発明の目的は、低コストで良好な施工性を実現でき、かつ上部障子の固定状態の安定化を図ることができる建具を提供することにある。
本発明の建具は、上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内上部に固定される固定障子とを備え、前記固定障子は、上辺部が前記上枠または前記縦枠に位置決めされるとともに、下辺左右両端部が一対の固定装置を介して前記縦枠に固定され、前記一対の固定装置は、それぞれ前記縦枠に固定される受け材と、この受け材に対して着脱自在に設けられるとともに、当該受け材に固着可能かつ前記固定障子の下辺部を支持可能な固定材とを有して構成され、前記固定材は、前記固定障子の固定位置で前記縦枠に係止されることで前記固定障子の下辺部を支持可能であるとともに、前記固定障子の下辺部を支持した固定材が前記受け材に固着されることで、前記固定障子が前記窓枠に固定されることを特徴とする。
ここで、本発明の建具としては、前記固定障子の他に、可動障子や可動面材等を有して構成されたものでもよく、また前記固定障子とは相違する固定障子や固定面材等を有して構成されたものでもよい。そして、可動障子や可動面材等を有する場合には、可動障子等が上下にスライド開閉自在に設けられた上げ下げ窓であってもよく、また突き出し形式や開き形式、内倒し形式、辷出し形式等の任意の開閉形式で開閉可能に可動障子等が設けられていてもよい。
また、受け材に対して固定材が着脱自在に設けられるとは、受け材と固定材とが別体で構成されて固着部材等で受け材と固定材とが連結される形態だけでなく、受け材と固定材とが別体で構成されて受け材と固定材とが固着部材等を用いずにお互いがスナップ係合し合うことで連結されるものでもよく、さらには、受け材と固定材とが別体で構成されて互いがスナップ係合し合うとともに固着部材等を用いて連結されるものでもよい。
以上の本発明によれば、固定障子の上辺部を上枠または縦枠に位置決めした状態で、固定装置の固定材を受け材に取り付けた後に、当該固定材を受け材に固着するとともに固定障子の下辺部を固定材で支持することで、固定障子を持ち上げてからロッド棒をストッパーに係合させるような従来の取付方法にしなくてもよいため、固定材を受け材に固着するだけで障子の上辺部(上端部)の移動も含めた固定障子の移動を規制することができ、障子の固定状態の安定化を図ることができる。
そして、固定材を受け材に固着するだけで固定障子の固定作業が完了するので、固定装置とは別の固定部品等を用意する必要がなく、部品点数の増加および取付手順の煩雑化を防止して、低コスト化および良好な施工性を実現することができる。
さらに、固定障子を取り付ける際や取り外す際に、固定障子を作業者が手で支えておかなくても、受け材または縦枠に係止された固定材によって固定障子が支持されるので、固定障子の脱落が防止でき、取付作業や取外し作業を容易に実施することができる。従って、例えば一人の作業者で固定障子を取り付けたり取り外したりすることも可能になって、施工性をさらに向上させることができる。
また、本発明の建具は、上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内上部に固定される固定障子とを備え、前記固定障子は、上辺部が前記上枠または前記縦枠に位置決めされるとともに、下辺左右両端部が一対の固定装置を介して前記縦枠に固定され、前記一対の固定装置は、それぞれ前記縦枠に固定される受け材と、この受け材に対して着脱自在に設けられるとともに、当該受け材に固着可能かつ前記固定障子の下辺部を支持可能な固定材とを有して構成され、前記固定障子は、その固定位置から所定量だけ下がった位置から上方にスライドされ、前記固定材は、前記固定障子の固定位置から所定量だけ下がった位置にて前記受け材に係止されるとともに、前記下がった位置から上方にスライドされて前記受け材に固着され、前記受け材に固着された固定材に前記固定障子の下辺部が支持されることで、前記固定障子が前記窓枠に固定される構成であってもよい
さらに、本発明の建具では、前記固定障子の上辺両端部には、当該上辺部を位置決めする位置決め部材が取り付けられ、この位置決め部材は、前記上枠に対して左右方向および見込み方向に前記上辺部を位置決めする位置決め部と、前記固定障子の建て込み時に前記縦枠に係止されることで当該建て込み時における前記上辺部の見込み方向への移動を規制する規制部とを有して形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、固定障子を取り付ける際や取り外す際に、位置決め部材の位置決め部が上枠から外れた位置にあって位置決めされていない状態であっても、規制部が縦枠に係止されて固定障子の上辺部が見込み方向へ移動規制されることで、固定障子が見込み方向に倒れることが防止でき、取付作業や取外し作業を一層容易に実施することができる。
また、本発明の建具は、前記固定障子の室内側に沿って上下スライド開閉自在に前記窓枠に支持された可動障子を備えた上げ下げ窓であることが好ましい。
このような構成によれば、低コスト化および良好な施工性が実現可能で、固定障子の固定状態の安定化を図ることが可能な上げ下げ窓を構成することができる。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、第2実施形態以降において、次の第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材、および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る建具である上げ下げ窓1を示す縦断面図である。図2は、上げ下げ窓1を示す横断面図である。図3は、上げ下げ窓1を室外側から見た姿図である。
図1〜図3において、上げ下げ窓1は、戸建て住宅等の建物の外壁開口部に設けられて建物の室内空間と室外空間とを仕切る建具であって、上枠11、下枠12、および左右の縦枠13を四周枠組みした窓枠10と、この窓枠10の内側に支持された上部障子20および下部障子30と、これらの室外側に開閉自在に支持された網戸40とを備えて構成されている。
上げ下げ窓1の上部障子20および下部障子30は、それぞれ上框21,31、下框22,32、および左右の縦框23,33を四周框組みした内部に、ガラスパネル(複層ガラス)24,34を嵌め込んで構成されている。上部障子20は、窓枠10の上枠11および縦枠13に位置決めされて固定された固定障子であり、下部障子30よりも室外側に設けられている。下部障子30は、窓枠10の縦枠13に案内され、上部障子20の室内側に沿って上下スライド開閉可能に支持された可動障子である。これらの上部障子20の下框22と下部障子30の上框31とが見込み方向に重なって上げ下げ窓1が閉じられるようになっている。そして、下部障子30の上框31略中央部にはクレセント錠35が設けられ、上部障子20の下框22には錠受け25が設けられており、上部障子20および下部障子30を閉じた状態でクレセント錠35を錠受けに係合させることで、上げ下げ窓1が施錠されるようになっている。
窓枠10の縦枠13は、見込み方向に延びる見込み片部131(後述する図4、図7参照)と、この見込み片部131の室内側、中間部、および室外側からそれぞれ見付け方向内側に延びる室内側見付け片132、中間部見付け片133、および室外側見付け片134とを有して形成されている。そして、下部障子30は、左右の縦框33の上端部に設けられたラッチ装置36と、下部障子30の下端部に連結されたスライド部材(不図示)とが、縦枠13の室内側見付け片132および中間部見付け片133間に案内されることで上下スライド可能に構成されている。また、上部障子20は、縦枠13の中間部見付け片133および室外側見付け片134間に設けられる固定装置50によって、下辺両端部である下框22端部および縦框23下端部が支持されるとともに、上辺両端部である上框21端部および縦框23上端部に取り付けた位置決め部材60が上枠11の突片111(後述)によって位置決めされることで窓枠10に固定されている。
次に、上部障子20の固定構造について図4〜図8も参照して説明する。
図4は、上部障子20の下辺部を支持する固定装置50を示す横断面図である。図5(A)〜(C)および図6(A)〜(C)は、それぞれ固定装置50の受け材51および固定材52を示す三面図である。図7は、上部障子20の上辺部を示す横断面図である。図8は、上部障子20の上辺部に設けられる位置決め部材60を示す三面図である。
図4〜図6に示すように、固定装置50は、縦枠13の見込み片部131に固定される受け材51と、この受け材51に対して着脱自在かつ固着可能に設けられるとともに上部障子20の下辺部を支持可能な固定材52とを有して構成されている。
受け材51は、金属板材から折り曲げ加工により成形され、縦枠13の見込み片部131に固定される上下の固定片部511と、これらの固定片部511から縦枠13の見付け方向内側にコ字形に突出する固着部512とを有して形成されている。そして、受け材51は、縦枠13の見付け方向外側から螺合されるビスによって固定片部511が縦枠13の見込み片部131に固定されるようになっている。また、固着部512には、固定材52を螺合するための2つのビス孔512Aが設けられている。
固定材52は、樹脂製または金属製の固定材本体521と、この固定材本体521に取り付けられた固定補強板522とを有して形成されている。固定補強板522は、金属板材から断面略L字形に形成されており、受け材51に固着した状態で略水平に延びる水平支持片部522Aと、略鉛直に延びる鉛直支持片部522Bとを有して形成されている。一方、固定材本体521は、受け材51に固着した状態で受け材51を覆うケース部521Aと、このケース部521Aから延出し固定補強板522の水平支持片部522A下側に沿って延びる水平延出部521Bと、固定補強板522の鉛直支持片部522Bを係止する係止片部521Cとを有して形成されている。これらの固定材本体521および固定補強板522は、係止片部521Cで鉛直支持片部522Bを係止することで一体に組み立てられるようになっている。
以上のような固定材52は、ビス523を用いて受け材51に取り付けられ、ビス523を取り外すことで受け材51から取り外せる、つまり受け材51に対して着脱自在に構成されている。詳しく説明すると、固定材本体521のケース部521A側面と固定補強板522の鉛直支持片部522Bとに2本のビス523を貫通させ、これらのビス523を固着部512のビス孔512Aに螺合することで、固定材52が受け材51に固着されるようになっており、逆の手順でビス523を取り外すことで受け材51から固定材52が取り外されるようになっている。さらに、固定材本体521の水平延出部521Bと固定補強板522の水平支持片部522Aにビス524を貫通させ、このビス524を上部障子20の下框22に螺合することで、上部障子20が固定装置50に対して移動不能に支持されるようになっている。
次に、図7、図8に示すように、位置決め部材60は、上部障子20の上辺両端部(上框21側端部および縦框23上端部)に取り付けられた樹脂製部材であり、全体左右対称に形成されており、上部障子20の上辺部の左右で共通の部材が取り付けられている。そして、位置決め部材60は、上枠11の突片111に当接して上部障子20の上辺部を、上枠11に対する左右方向と見込み方向との両方向に位置決めし、上辺部が水平方向に移動しないように規制することができるようになっている。
すなわち、位置決め部材60は、上部障子20の上辺部に載置される本体61と、この本体部61の室内側に設けられて上框21および縦框23に係合する一対の係合部62と、本体部61の室外側側面に形成されて上枠11の突片111室内面に当接する当接面部63と、当接面部63よりも室外側に突出して突片111の切欠き111Aに挿入される位置決め突部64と、本体部61の左右に突出する規制部65とを有して形成されている。
以上のような位置決め部材60は、一対の係合部62を上框21および縦框23に係合して上部障子20の上辺部に取り付けられ、取り付けた位置決め部材60の左右の規制部65のうちの一方が縦框23よりも見付け方向外側(縦枠13側)に突出するように構成されている。そして、一方の規制部65を縦枠13の室外側見付け片134よりも室内側に位置させた状態で上部障子20を窓枠10に室外側から建て込むことで、規制部65が室外側見付け片134に係止されて上部障子20が室外側に倒れないようになっている。さらに、上部障子20を上方に持ち上げて上辺部を上枠11に近接させると、位置決め部材60の当接面部63が突片111の傾斜面に当接して室内側に案内され、当接面部63と突片111室内面との当接により上部障子20の上辺部が見込方向に位置決めされる。また、位置決め突部64が突片111の切欠き111Aに挿入されることで、上部障子20の上辺部が上枠11に対する左右方向に位置決めされるようになっている。すなわち、位置決め部材60の当接面部63および位置決め突部64によって本発明の位置決め部が構成されている。
次に、上部障子20の建て込み手順について図9〜図11も参照して説明する。
図9〜図11は、上部障子20の建て込み手順を説明する縦断面図である。
上部障子20の建て込みに際しては、先ず、図9に示すように、縦枠13の見込み片部131に固定装置50の受け材51を固定しておくとともに、窓枠10内(縦枠13間)に上部障子20を入れた後、上部障子20の上辺両端部に位置決め部材60を取り付けておく。ここで、縦枠13の中間部見付け片133から室外側に突出した突片133A、および室外側見付け片134から室内側に突出した突片134Aには、それぞれ固定装置50に対応した切欠きが予め形成されている。
次に、図10に示すように、上部障子20を持ち上げて上辺部を上枠11に挿入する。この際、上部障子20が室外側に倒れようとしても、位置決め部材60の規制部65が縦枠13の室外側見付け片134に係止されて、上部障子20が室外側に倒れることがない。そして、位置決め部材60の当接面部63を上枠11の突片111に当接させるとともに、位置決め突部64を突片111の切欠き111Aに挿入し、水平方向に移動しないように上部障子20の上辺部を位置決めする。次に、固定装置50の固定材52を上部障子20の下辺部(下框22および縦框23下端部)に沿わせるようにして、縦枠13の中間部見付け片133と室外側見付け片134との間に挿入し、縦枠13の中間部見付け片133および室外側見付け片134の突片133A,134Aの切欠き内に挿入する。このように固定材52を縦枠13の切欠き内に挿入した状態において、固定材52は、縦枠13の中間部見付け片133および室外側見付け片134の突片133A,134Aの切欠きに係止され、この係止された位置よりも下方に下がらないようになっている。
次に、上部障子20の下辺部を固定材52の水平支持片部522Aに当接させた状態で、図11に示すように、固定材本体521のケース部521A側面と固定補強板522の鉛直支持片部522Bとにビス523を貫通させ、これらのビス523を受け材51の固着部512のビス孔512Aに螺合して、固定材52を受け材51に固着する。さらに、固定材本体521の水平延出部521Bと固定補強板522の水平支持片部522Aにビス524を貫通させ、このビス524を上部障子20の下框22に螺合して、上部障子20と固定装置50とを固着する。以上によって下辺部が固定装置50に支持され、かつ上辺部が上枠11に位置決めされることで、上部障子20が窓枠10に対して見込み方向(図2の上下方向)および見付け方向(図2の左右方向)に移動不能に固定され、上部障子20の建て込み手順が完了する。
なお、上部障子20を窓枠10から取り外す場合には、上述した建て込み手順と逆の手順で取り外すことになるが、この際、ビス523を受け材51および固定材52から外しても、固定材52が縦枠13の突片133A,134Aに係止され、上部障子20が脱落しないようになっている。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)すなわち、上部障子20の上辺部が上枠11に位置決めされた状態で、固定装置50の固定材52が受け材51に取り付けて固着され、この固定材52で上部障子20の下辺部が支持されるので、固定材52を受け材51に固着するだけで上部障子20を窓枠11に移動不能に固定することができ、上部障子20の固定状態の安定化を図ることができる。
(2)そして、固定装置50の固定材52を受け材51に固着し、固定材52を下框22に固着するだけで上部障子20の固定作業が完了するので、固定装置50とは別の固定部品等を用意する必要がなく、部品点数の増加および取付手順の煩雑化を防止して、低コスト化および良好な施工性を実現することができる。
(3)さらに、固定装置50の固定材52が縦枠13の突片133A,134Aに係止されて上部障子20が脱落しないようになっているので、上部障子20を取り付ける際や取り外す際に、上部障子20を作業者が手で支えておかなくてもよく、取付作業や取外し作業を容易に実施することができる。これにより、例えば一人の作業者で上部障子20を取り付けたり取り外したりすることも可能になって、施工性をさらに向上させることができる。
(4)また、位置決め部材60の当接面部63が上枠11の突片111に当接されるとともに、位置決め突部64が突片111の切欠き111Aに挿入されることで、位置決め部材60が取り付けられた上部障子20の上辺部を、見込方向および上枠11の長手方向の両方向(見付け方向)に対して位置決めすることができ、上部障子20の上辺部の移動を確実に規制することができる。
(5)さらに、位置決め部材60の規制部65が縦枠13の室外側見付け片134に係止されることで、上部障子20を取り付ける際や取り外す際に、位置決め部材60の当接面部63が上枠11の突片111から外れた位置にあっても、上部障子20が室外側に倒れないようにでき、取付作業や取外し作業を一層容易に実施することができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について図12〜図17に基づいて説明する。
図12は、第2実施形態に係る建具における上部障子20の固定装置70を示す縦断面図である。図13(A)〜(C)は、固定装置70の受け材71および固定材72を示す三面図である。図14〜図16は、上部障子20の建て込み手順を説明する縦断面図である。図17は、上部障子20の取り外し手順を説明する縦断面図である。
本実施形態の建具は、上部障子20の下辺部を固定する固定装置70の構造が前記第1実施形態の固定装置50と相違し、上部障子20の建て込みおよび取り外し手順が前記第1実施形態と相違するもので、他の構成は第1実施形態と略同様である。以下、相違点について詳しく説明する。
図12、図13に示すように、固定装置70は、縦枠13の見込み片部131に固定される受け材71と、この受け材71に対して上下スライド自在かつ固着可能に設けられるとともに上部障子20の下辺部を支持可能な固定材72とを有して構成されている。
受け材71は、金属板材から折り曲げ加工により成形され、縦枠13の見込み片部131に固定される固定片部711と、この固定片部711の上端部から縦枠13の見付け方向内側斜め上方に突出する固着部712と、固定片部711の下端部に設けられた係止片部713と、固定片部711の両側端部に設けられた案内片部714とを有して形成されている。そして、受け材71は、縦枠13の見付け方向外側から螺合されるビスによって固定片部711が縦枠13の見込み片部131に固定されるようになっている。また、固着部712には、固定材72を固着するビスを螺合するためのビス孔712Aが設けられている。
固定材72は、それぞれ金属製の固定材本体721と、この固定材本体721に取り付けられた固定補強板722とを有して形成されている。固定材本体721は、受け材71に固着した状態で受け材71を覆うケース部721Aと、このケース部721Aから略水平に延びる水平支持片部721Bと、ケース部721Aの縦枠13側端部に上下に延びて設けられた被案内片部721Cと、ケース部721Aの内部底面に立設された立上片部721Dとを有して形成されている。固定補強板722は、金属板材から形成されており、固定材本体721の水平支持片部721B上に形成された2つの係合突起721Eに係合され、かつ水平支持片部721B上のカシメ部721Fをかしめることで、固定材本体721に一体的に取り付けられている。そして、固定材本体721の水平支持片部721B基端部および固定補強板722には、それぞれビス孔721I,722Aが形成されている。また、固定材本体721の立上片部721Dには、受け材71の係止片部713を挿通する開口が設けられており、この開口上端縁には係止片部713に係止される被係止縁部721Gが形成され、開口側端縁には係止片部713に係止される被係止爪721Hが形成されている。
以上のような固定材72は、被案内片部721Cが受け材71の案内片部714に案内されることで、受け材71に対して上下にスライドできるようになっているとともに、立上片部721Dの被係止縁部721Gが受け材71の係止片部713に係止されることで、この係止された位置(図12に示す位置)よりも下方に下がらずに支持されるようになっている。一方、固定材本体721を上方にスライドさせ、固定補強板722の上面を受け材71の固着部712下面に当接させた状態において、固定材本体721のビス孔721I、固定補強板722のビス孔722A、および固着部712のビス孔712Aにビス723を貫通させて螺合することで、固定材72が受け材71に固着されるようになっている。さらに、固定材本体721の2つの係合突起721Eを上部障子20の下框22に係合することで、上部障子20が固定装置70に対して移動不能に支持されるようになっている。
次に、上部障子20の建て込み手順について図14〜図17も参照して説明する。
上部障子20の建て込みに際しては、前記第1実施形態と同様に、上部障子20の上辺両端部に位置決め部材60を取り付けておく。そして、図14に示すように、縦枠13の見込み片部131に固定装置70の受け材51を固定するとともに、この受け材71の係止片部713に被係止縁部721Gを係止させて固定材72を受け材71に取り付けておく。そして、上部障子20の下辺部を固定材72上に載せるようにして、上部障子20を縦枠13間に室外側から嵌め込む。
次に、図15に示すように、上部障子20を持ち上げて上辺部を上枠11に挿入し、位置決め部材60によって上部障子20の上辺部を上枠11に位置決めする。この上部障子20の上辺部の位置決め手順は、前記第1実施形態と略同様である。
次に、図16に示すように、固定装置70の固定材72を受け材71の案内片部714沿って上方にスライドさせ、固定補強板722の上面を受け材71の固着部712下面に当接させる。この状態において、固定材72の水平支持片部721Bおよび固定補強板722が上部障子20の下辺部(下框22の下面)に当接するとともに、係合突起721Eが下框22に係合するようになっている。そして、ビス723を水平支持片部721B、固定補強板722および受け材71の固着部712に螺合し、固定材72を受け材71に固着する。以上によって下辺部が固定装置70に支持され、かつ上辺部が上枠11に位置決めされることで、上部障子20が窓枠10に対して移動不能に固定され、上部障子20の建て込み手順が完了する。
次に、上部障子20を窓枠10から取り外す場合には、図17に示すように、先ず、ビス723を受け材71および固定材72から外し、固定材72を受け材71の案内片部714に沿って下方にスライドさせる。そして、上部障子20を支持した状態で固定材72を所定量だけ下方に下げれば、固定材本体721の被係止爪721Hが受け材71の係止片部713に係止され、この係止された位置よりも下方に固定材72が下がらず上部障子20の上辺部が上枠11に係止された状態となり、上部障子20が窓枠10から脱落しないようになっている。次に、上部障子20を作業者が支えてから、被係止爪721Hをドライバ等の工具で押し込むことで、被係止爪721Hが係止片部713から外れ、固定材72が下方に下がることによって上部障子20の上辺部と上枠11との係合が外れるため、上部障子20を窓枠10から取り外すことができるようになる。
このような本実施形態によれば、前述の(3)〜(5)の効果と略同様の効果に加えて以下のような効果がある。
(6)すなわち、上部障子20の上辺部が上枠11に位置決めされた状態で、固定装置70の固定材72が上方にスライドされてから受け材71に固着され、この固定材72で上部障子20の下辺部が支持されるので、上部障子20を固定位置よりも持ち上げてから下げるような従来の取付方法によらなくてもよく、固定材72を受け材71に固着するだけで上部障子20を窓枠11に移動不能に固定することができ、上部障子20の固定状態の安定化を図ることができる。
(7)さらに、固定装置70の固定材72の係合突起721Eを下框22に係合させ、固定材72を受け材71に固着するだけで上部障子20の固定作業が完了するので、固定装置70とは別の固定部品等を用意する必要がなく、部品点数の増加および取付手順の煩雑化を防止して、低コスト化および良好な施工性を実現することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態においては、下部障子30が上下スライド開閉可能な上げ下げ窓1について説明したが、本発明の建具は、上げ下げ窓1に限らず、可動障子を有していなくてもよく、また可動障子や可動面材が突出し形式や内倒し形式、開き形式、辷出し形式等で開閉されるものであってもよい。
また、前記実施形態では、上部障子20の上辺部を位置決めする位置決め部材60と、上部障子20の下辺部を支持する固定装置50または固定装置70とによって上部障子20を移動不能に窓枠11に固定したが、上辺部を位置決めする位置決め部材は、前記実施形態のものに限らず、任意の形態のものが採用可能である。
また、前記実施形態では、上部障子20の上辺部を上枠11に位置決めする構成としているが、この上部障子20の上辺部の位置決め箇所は前記実施形態のものに限らず、上部障子20の上辺部を縦枠13の上端部に位置決めする構成としてもよく、上部障子20の上辺部を縦枠13の上下端部間(つまり、例えば縦枠13の中間部)に位置決めする構成としてもよい。
また、障子の上辺部を位置決めする手段として前記実施形態の位置決め部材60を用いた場合において、障子の下辺部を支持する固定手段としては、前記実施形態のものに限らず任意の形態のもの、例えば、縦枠と障子の下框とにビス止めや係止爪等で固定されるアングル材等の固定部材などが採用可能である。
また、前記第1実施形態では、上部障子20を窓枠10から取り外す場合に、ビス523を受け材51および固定材52から外しても、固定材52が縦枠13の突片133A,134Aに係止されて上部障子20が脱落しない構成としたが、固定材52が受け材51に係止されることで上部障子20が脱落しない構成としてもよく、固定材52が縦枠13の突片133A,134Aおよび受け材51の両方に係止されて上部障子20が脱落しない構成としてもよい。
また、固定装置の構成としては、次の図18に示すような構成が採用可能である。すなわち、図18の固定装置は、第1実施形態の固定装置50と略同様の受け材51および固定材52を備え、固定材52には、鉛直支持片部522Bから受け材51側に突出した一対の係合片部522Cが設けられている。そして、この固定装置では、係合片部522Cを受け材51の固着部512側端縁に係合させることで、固定材52が受け材51に係着されるようになっている。このため、上部障子20の建て込み時における固定材52の受け材51への固着作業時に、固定材52を受け材51に係着しておけば、ビス523の取り付け作業まで固定材52を手で支えておく必要がなくなり、取付作業の容易化を図ることができるようになっている。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明の第1実施形態に係る建具を示す縦断面図である。 前記建具を示す横断面図である。 前記建具を室外側から見た姿図である。 前記建具における固定障子の固定装置を示す横断面図である。 (A)〜(C)は、前記固定装置の受け材を示す三面図である。 (A)〜(C)は、前記固定装置の固定材を示す三面図である。 前記固定障子の上辺部を示す横断面図である。 前記固定障子の上辺部に設けられる位置決め部材を示す三面図である。 前記固定障子の建て込み手順を説明する縦断面図である。 図9に続く建て込み手順を説明する縦断面図である。 図10に続く建て込み手順を説明する縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る固定障子の固定装置を示す縦断面図である。 (A)〜(C)は、前記固定装置を示す三面図である。 第2実施形態における固定障子の建て込み手順を説明する縦断面図である。 図14に続く建て込み手順を説明する縦断面図である。 図15に続く建て込み手順を説明する縦断面図である。 前記固定障子の取り外し手順を説明する縦断面図である。 本発明の変形例に係る固定装置を示す三面図である。
符号の説明
10…窓枠、11…上枠、12…下枠、13…縦枠、20…固定障子である上部障子、30…可動障子である下部障子、50,70…固定装置、51,71…受け材、52,72…固定材、60…位置決め部材、63…位置決め部である当接面部、64…位置決め部である位置決め突部、65…規制部。

Claims (4)

  1. 上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内上部に固定される固定障子とを備え、
    前記固定障子は、上辺部が前記上枠または前記縦枠に位置決めされるとともに、下辺左右両端部が一対の固定装置を介して前記縦枠に固定され、
    前記一対の固定装置は、それぞれ前記縦枠に固定される受け材と、この受け材に対して着脱自在に設けられるとともに、当該受け材に固着可能かつ前記固定障子の下辺部を支持可能な固定材とを有して構成され、
    前記固定材は、前記固定障子の固定位置で前記縦枠に係止されることで前記固定障子の下辺部を支持可能であるとともに、前記固定障子の下辺部を支持した固定材が前記受け材に固着されることで、前記固定障子が前記窓枠に固定される建具。
  2. 上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内上部に固定される固定障子とを備え、
    前記固定障子は、上辺部が前記上枠または前記縦枠に位置決めされるとともに、下辺左右両端部が一対の固定装置を介して前記縦枠に固定され、
    前記一対の固定装置は、それぞれ前記縦枠に固定される受け材と、この受け材に対して着脱自在に設けられるとともに、当該受け材に固着可能かつ前記固定障子の下辺部を支持可能な固定材とを有して構成され、
    前記固定障子は、その固定位置から所定量だけ下がった位置から上方にスライドされ、前記固定材は、前記固定障子の固定位置から所定量だけ下がった位置にて前記受け材に係止されるとともに、前記下がった位置から上方にスライドされて前記受け材に固着され、前記受け材に固着された固定材に前記固定障子の下辺部が支持されることで、前記固定障子が前記窓枠に固定される建具。
  3. 前記固定障子の上辺両端部には、当該上辺部を位置決めする位置決め部材が取り付けられ、この位置決め部材は、前記上枠に対して左右方向および見込み方向に前記上辺部を位置決めする位置決め部と、前記固定障子の建て込み時に前記縦枠に係止されることで当該建て込み時における前記上辺部の見込み方向への移動を規制する規制部とを有して形成されている請求項1または請求項2に記載の建具。
  4. 前記固定障子の室内側に沿って上下スライド開閉自在に前記窓枠に支持された可動障子を備えた上げ下げ窓である請求項1から請求項3のいずれかに記載の建具。
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