JP4745416B2 - ハイブリッド型永久磁石回転電機 - Google Patents
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Description
外形が多角形を含む形状に形成された略環状のコアバック部とこのコアバック部より放射状に突出形成されそれぞれの先端に複数(Ns)個の誘導子歯を形成してなる4m(mは2以上の整数)個の主極とからなりプレス打ち抜きされた多数枚の磁性体板を積層してなる固定子コアを含む固定子と、この固定子にエアギャップを介して回転自在に設けられ磁性を有する1対の回転子磁極と該両回転子磁極で挟み込まれ軸方向に着磁された永久磁石とからなる単位回転子を2組軸方向に隣接させて構成された回転子とを備え、各回転子磁極の外周面には複数(Nr)個の磁歯が等ピッチで形成され、各単位回転子の1対の回転子磁極はそれぞれの磁歯が1/2ピッチ分ずらせて配置されると共に、両単位回転子はそれぞれの永久磁石の着磁方向が互いに逆になる向きで隣接する回転子磁極の歯位置が一致するように配置されてなる永久磁石式回転電機であって、
前記固定子コアは、プレス打ち抜きされた複数の磁性体板を順次90°ずつ回転させて積層することにより構成され、磁性体板の板厚及び磁気方向性で生ずるパーミアンスの第4次成分のNs個のパーミアンスベクトルのバラツキを該90度回転積層によりできる4種類のパーミアンスベクトル間の重畳作用で各磁路内2次バランスさせ、
前記固定子の主極におけるNs個の誘導子歯のピッチが、前記回転子磁極の磁歯のピッチより略90°/(Ns・Nr)だけ異なる等ピッチに設定されており、
2つの単位回転子の隣接回転子磁極を同極にすることによって軸方向に2分割された磁路による短縮磁路長効果と2磁路間境界部磁界非干渉効果を活かして、前記磁性体板の90度回転積層による4種類のパーミアンスベクトル重畳作用による2次バランスさせた第4次成分のNs個のパーミアンスベクトルを前記2つの磁路間で更に重畳し、バランス効果を高める3次バランスをさせることで、第4次高調波パーミアンス成分の3重バランス機能を有したことを特徴とする。ここで、回転子を構成する2つの単位回転子は、隣り合う回転子磁極が接した状態で隣接してもいいし、隣り合う回転子磁極間にギャップを介在させたり介在物を挿入させた状態で隣接してもよい。
外形が多角形を含む形状に形成された略環状のコアバック部とこのコアバック部より放射状に突出形成されそれぞれの先端に複数(Ns)個の誘導子歯を形成してなる4m(mは2以上の整数)個の主極とからなりプレス打ち抜きされた多数枚の磁性体板を積層してなる固定子コアを含む固定子と、この固定子にエアギャップを介して回転自在に設けられ磁性を有する1対の回転子磁極と該両回転子磁極で挟み込まれ軸方向に着磁された永久磁石とからなる単位回転子を2組軸方向に隣接させて構成された回転子とを備え、各回転子磁極の外周面には複数(Nr)個の磁歯が等ピッチで形成され、各単位回転子の1対の回転子磁極はそれぞれの磁歯が1/2ピッチ分ずらせて配置されると共に、両単位回転子はそれぞれの永久磁石の着磁方向が互いに逆になる向きで隣接する回転子磁極の歯位置が一致するように配置されてなる永久磁石式回転電機であって、
前記固定子コアは、プレス打ち抜きされた複数の磁性体板を順次90°ずつ回転させて積層することにより構成され、磁性体板の板厚及び磁気方向性で生ずるパーミアンスの第4次成分のNs個のパーミアンスベクトルのバラツキを該90度回転積層によりできる4種類のパーミアンスベクトル間の重畳作用で各磁路内2次バランスさせ、
固定子の主極の各先端に設けたNs個の誘導子歯ピッチは、回転子磁極の磁歯ピッチとは略60°/(Ns・Nr)異なるピッチ値として、第6次平面でのNs個のパーミアンスベクトルを前記2つの磁路の磁気回路内でそれぞれの主極内で各磁路内1次バランスさせ、更にプレス抜き固定子の磁性板の板厚及び磁気方向性で生ずるNs個のパーミアンスベクトルのバラツキを該90度回転積層によりできる4種類のパーミアンスベクトル間の重畳作用で各磁路内2次バランスさせ、更に軸方向に2分割した2つの磁路による短縮磁路長効果と2磁路間境界部磁界非干渉効果を活かして、該90度回転積層による4種類のパーミアンスベクトル重畳作用による2次バランスさせたNs個のパーミアンスベクトルを両磁路間で更に重畳しバランス効果を高める3次バランスをさせることで、第6次高調波パーミアンス成分の3重バランス機能を有したことを特徴とする。
外形が多角形を含む形状に形成された略環状のコアバック部とこのコアバック部より放射状に突出形成されそれぞれの先端に複数(Ns)個の誘導子歯を形成してなる4m(mは2以上の整数)個の主極とからなりプレス打ち抜きされた多数枚の磁性体板を積層してなる固定子コアを含む固定子と、この固定子にエアギャップを介して回転自在に設けられ磁性を有する1対の回転子磁極と該両回転子磁極で挟み込まれ軸方向に着磁された永久磁石とからなる単位回転子を2組軸方向に隣接させて構成された回転子とを備え、各回転子磁極の外周面には複数(Nr)個の磁歯が等ピッチで形成され、各単位回転子の1対の回転子磁極はそれぞれの磁歯が1/2ピッチ分ずらせて配置されると共に、両単位回転子はそれぞれの永久磁石の着磁方向が互いに逆になる向きで隣接する回転子磁極の歯位置が一致するように配置されてなる永久磁石式回転電機であって、
前記固定子コアは、プレス打ち抜きされた複数の磁性体板を順次90°ずつ回転させて積層することにより構成され、磁性体板の板厚及び磁気方向性で生ずるパーミアンスの第4次成分のNs個のパーミアンスベクトルのバラツキを該90度回転積層によりできる4種類のパーミアンスベクトル間の重畳作用で各磁路内2次バランスさせ、
固定子の主極の各先端に設けたNs個の誘導子歯ピッチは必ずしも均一でなくその平均値で回転子磁極の磁歯ピッチとは略60°/(Ns・Nr)異なるピッチ値とすることで、Ns個のパーミアンスベクトルを2つの磁路の磁気回路内でそれぞれの主極内で各磁路内1次バランスさせ、更にプレス抜き固定子の磁性板の板厚及び磁気方向性で生ずるNs個のパーミアンスベクトルのバラツキを該90度回転積層によりできる4種類のパーミアンスベクトル間の重畳作用で各磁路内2次バランスさせ、更に軸方向に2分割した2つの磁路による短縮磁路長効果と2磁路間境界部磁界非干渉効果を活かして、該90度回転積層による4種類のパーミアンスベクトル重畳作用による2次バランスさせたNs個のパーミアンスベクトルを両磁路間で更に重畳しバランス効果を高める3次バランスをさせることで、パーミアンス成分の3重バランス機能を有したことを特徴とする。
手段1〜3において、回転子に用いる永久磁石は、その残留磁束密度が略0.5T以下のフェライト系永久磁石であることを特徴とする。
手段1〜4において、回転子の両単位回転子の永久磁石は未着磁状態で組み立てられ、組立後に、軸方向に時間差を設けて正方向着磁とその逆方向着磁を行うことにより両永久磁石が順次着磁されることを特徴とする。
外形が多角形を含む形状に形成された略環状のコアバック部とこのコアバック部より放射状に突出形成されそれぞれの先端に複数(Ns)個の誘導子歯を形成してなる4m(mは2以上の整数)個の主極とからなりプレス打ち抜きされた多数枚の磁性体板を積層してなる固定子コアを含む固定子と、この固定子にエアギャップを介して回転自在に設けられ磁性を有する1対の回転子磁極と該両回転子磁極で挟み込まれ軸方向に着磁された永久磁石とからなる単位回転子を2組軸方向に隣接させて構成された回転子とを備え、各回転子磁極の外周面には複数(Nr)個の磁歯が等ピッチで形成され、各単位回転子の1対の回転子磁極はそれぞれの磁歯が1/2ピッチ分ずらせて配置されると共に、両単位回転子はそれぞれの永久磁石の着磁方向が互いに逆になる向きで隣接する回転子磁極の歯位置が一致するように配置され、さらに固定子の主極におけるNs個の誘導子歯のピッチが、回転子磁極の磁歯のピッチより略90°/(Ns・Nr)だけ異なる等ピッチに設定されてなる永久磁石式回転電機の製造方法であって、
前記固定子コアは、プレス打ち抜きされた複数の磁性体板を順次90°ずつ回転させて積層することにより構成され、磁性体板の板厚及び磁気方向性で生ずるパーミアンスの第4次成分のNs個のパーミアンスベクトルのバラツキを該90度回転積層によりできる4種類のパーミアンスベクトル間の重畳作用で各磁路内2次バランスさせることを特徴とする。
(2)本発明では誘導子の数をバーニア方式の効果により、第4次成分を第4次高調波平面で、あるいは第6次成分を第6次高調波平面でパーミアンスベクトルを1次バランスさせることで第4次成分あるいは第6次高調波成分の大部分を消去できる。
(3)固定子を珪素鋼板等の磁性板からプレス打ち抜きして90度回転積層することで無方向性珪素鋼板であっても存在する圧延方向とその直角方向での磁気抵抗の差や板圧偏差を解消して8または12主極間でのパーミアンスを均一にし2次バランスをさせることができる。更に2つの磁路間のパーミアンスベクトルの重畳平均効果の3次バランス機能を有する。このように多重バランスの効果でパーミアンスベクトルの高調波成分をより完璧に消去できる。
(4)従来モータと同一サイズ同一トルクで価格を安くしたい場合には、本発明において軸方向で2つの磁気回路に分割構成することにより短磁気回路としてフェライト磁石等の低グレード磁石が採用でき安価にできる。またフェライト磁石のB―Hカーブのフラットな傾きによる動作点の安定化により均一な磁束密度効果となるためバラツキの小さい低振動なモータとなる。これは、B―Hカーブがフラットな傾きの場合はエアギャップ等のバラツキで多少動作点が移動しても磁束の値の変化を小さく抑えることができることによる。
回転電機のモータケース1が円筒状のケーシング11とこのケーシング11の両端に設けられたエンドプレート12,13とにより構成され、ケーシング11の内側に環状の固定子2が固定されると共に、この固定子2の中心部側に回転子3が配置されている。回転子3の回転軸31はその両側部が両エンドプレート12,13の中心部に保持されたベアリング12a,13aにより回転自在に支持されている。
θ3=θ4=(0.3°/2)(360°/7.2°)=7.5°
θ2=θ5=(0.3°+0.3°/2)(360°/7.2°)=22.5°
θ1=θ6=(0.3°+0.3+0.3°/2)(360°/7.2°)=37.5°
P4=cos4θ3+cos4θ2+cos4θ1+cos4θ4+cos4θ5+cos4θ6
=2{cos30+cos90+cos150}=0 (1)
P1=cosθ3+cosθ2+cosθ1+cosθ4+cosθ5+cosθ6
=2{cos7.5+cos22.5+cos37.5}/6=0.902 (2)
即ち90%がトルク成分として残ることになる。
Tc=k1sinθ+k2sin2θ+k3sin3θ+k4sin4θ+k5sin5θ+k6sin6θ+k7sin7θ+・・・ (3)
Tc/k4=sin4θ+sin4(θ−π/2)+sin4(θ−π)+sin4(θ−3π/2)+sin4(θ−π)+sin4(θ−π/2−π)+sin4(θ−2π)+sin4(θ−π/2)=8sin4θ (4)
θs=60°/Ns・Nr (5)
P6=cos6θ3+cos6θ2+cos6θ1+cos6θ4+cos6θ5+cos6θ6=cos6×5°+cos6×17.5°+cos6×25°+cos6×35°+cos6×42.5°+cos6×55°=0 (6)
90度ずつ回転積層させて固定子とする第一の理由は、一般に珪素鋼板フープ材の圧延方向とその直角方向で生じる磁束の通りやすさの差をキャンセルさせることである。
2 :固定子
21,21A,21B :固定子コア
21b、21Ab,21Bb :主極
3 :回転子
3a,3b :単位回転子
32,33,34,35 :回転子磁極
36,37 :永久磁石
Claims (4)
- 外形が多角形を含む形状に形成された略環状のコアバック部とこのコアバック部より放射状に突出形成されそれぞれの先端に複数(Ns)個の誘導子歯を形成してなる4m(mは2以上の整数)個の主極とからなりプレス打ち抜きされた多数枚の磁性体板を積層してなる固定子コアを含む固定子と、この固定子にエアギャップを介して回転自在に設けられ磁性を有する1対の回転子磁極と該両回転子磁極で挟み込まれ軸方向に着磁された永久磁石とからなる単位回転子を2組軸方向に隣接させて構成された回転子とを備え、各回転子磁極の外周面には複数(Nr)個の磁歯が等ピッチで形成され、各単位回転子の1対の回転子磁極はそれぞれの磁歯が1/2ピッチ分ずらせて配置されると共に、両単位回転子はそれぞれの永久磁石の着磁方向が互いに逆になる向きで隣接する回転子磁極の歯位置が一致するように配置されてなる永久磁石式回転電機であって、
前記固定子コアは、プレス打ち抜きされた複数の磁性体板を順次90°ずつ回転させて積層することにより構成され、磁性体板の板厚及び磁気方向性で生ずるパーミアンスの第4次成分のNs個のパーミアンスベクトルのバラツキを該90度回転積層によりできる4種類のパーミアンスベクトル間の重畳作用で各磁路内2次バランスさせ、
前記固定子の主極におけるNs個の誘導子歯のピッチが、前記回転子磁極の磁歯のピッチより略90°/(Ns・Nr)だけ異なる等ピッチに設定されており、
2つの単位回転子の隣接回転子磁極を同極にすることによって軸方向に2分割された磁路による短縮磁路長効果と2磁路間境界部磁界非干渉効果を活かして、前記磁性体板の90度回転積層による4種類のパーミアンスベクトル重畳作用による2次バランスさせた第4次成分のNs個のパーミアンスベクトルを前記2つの磁路間で更に重畳し、バランス効果を高める3次バランスをさせることで、第4次高調波パーミアンス成分の3重バランス機能を有したことを特徴とする永久磁石式回転電機。 - 外形が多角形を含む形状に形成された略環状のコアバック部とこのコアバック部より放射状に突出形成されそれぞれの先端に複数(Ns)個の誘導子歯を形成してなる4m(mは2以上の整数)個の主極とからなりプレス打ち抜きされた多数枚の磁性体板を積層してなる固定子コアを含む固定子と、この固定子にエアギャップを介して回転自在に設けられ磁性を有する1対の回転子磁極と該両回転子磁極で挟み込まれ軸方向に着磁された永久磁石とからなる単位回転子を2組軸方向に隣接させて構成された回転子とを備え、各回転子磁極の外周面には複数(Nr)個の磁歯が等ピッチで形成され、各単位回転子の1対の回転子磁極はそれぞれの磁歯が1/2ピッチ分ずらせて配置されると共に、両単位回転子はそれぞれの永久磁石の着磁方向が互いに逆になる向きで隣接する回転子磁極の歯位置が一致するように配置されてなる永久磁石式回転電機であって、
前記固定子コアは、プレス打ち抜きされた複数の磁性体板を順次90°ずつ回転させて積層することにより構成され、磁性体板の板厚及び磁気方向性で生ずるパーミアンスの第4次成分のNs個のパーミアンスベクトルのバラツキを該90度回転積層によりできる4種類のパーミアンスベクトル間の重畳作用で各磁路内2次バランスさせ、
固定子の主極の各先端に設けたNs個の誘導子歯ピッチは、回転子磁極の磁歯ピッチとは略60°/(Ns・Nr)異なるピッチ値として、第6次平面でのNs個のパーミアンスベクトルを前記2つの磁路の磁気回路内でそれぞれの主極内で各磁路内1次バランスさせ、更にプレス抜き固定子の磁性板の板厚及び磁気方向性で生ずるNs個のパーミアンスベクトルのバラツキを該90度回転積層によりできる4種類のパーミアンスベクトル間の重畳作用で各磁路内2次バランスさせ、更に軸方向に2分割した2つの磁路による短縮磁路長効果と2磁路間境界部磁界非干渉効果を活かして、該90度回転積層による4種類のパーミアンスベクトル重畳作用による2次バランスさせたNs個のパーミアンスベクトルを両磁路間で更に重畳しバランス効果を高める3次バランスをさせることで、第6次高調波パーミアンス成分の3重バランス機能を有したことを特徴とする永久磁石式回転電機。 - 外形が多角形を含む形状に形成された略環状のコアバック部とこのコアバック部より放射状に突出形成されそれぞれの先端に複数(Ns)個の誘導子歯を形成してなる4m(mは2以上の整数)個の主極とからなりプレス打ち抜きされた多数枚の磁性体板を積層してなる固定子コアを含む固定子と、この固定子にエアギャップを介して回転自在に設けられ磁性を有する1対の回転子磁極と該両回転子磁極で挟み込まれ軸方向に着磁された永久磁石とからなる単位回転子を2組軸方向に隣接させて構成された回転子とを備え、各回転子磁極の外周面には複数(Nr)個の磁歯が等ピッチで形成され、各単位回転子の1対の回転子磁極はそれぞれの磁歯が1/2ピッチ分ずらせて配置されると共に、両単位回転子はそれぞれの永久磁石の着磁方向が互いに逆になる向きで隣接する回転子磁極の歯位置が一致するように配置されてなる永久磁石式回転電機であって、
前記固定子コアは、プレス打ち抜きされた複数の磁性体板を順次90°ずつ回転させて積層することにより構成され、磁性体板の板厚及び磁気方向性で生ずるパーミアンスの第4次成分のNs個のパーミアンスベクトルのバラツキを該90度回転積層によりできる4種類のパーミアンスベクトル間の重畳作用で各磁路内2次バランスさせ、
固定子の主極の各先端に設けたNs個の誘導子歯ピッチは必ずしも均一でなくその平均値で回転子磁極の磁歯ピッチとは略60°/(Ns・Nr)異なるピッチ値とすることで、Ns個のパーミアンスベクトルを2つの磁路の磁気回路内でそれぞれの主極内で各磁路内1次バランスさせ、更にプレス抜き固定子の磁性板の板厚及び磁気方向性で生ずるNs個のパーミアンスベクトルのバラツキを該90度回転積層によりできる4種類のパーミアンスベクトル間の重畳作用で各磁路内2次バランスさせ、更に軸方向に2分割した2つの磁路による短縮磁路長効果と2磁路間境界部磁界非干渉効果を活かして、該90度回転積層による4種類のパーミアンスベクトル重畳作用による2次バランスさせたNs個のパーミアンスベクトルを両磁路間で更に重畳しバランス効果を高める3次バランスをさせることで、パーミアンス成分の3重バランス機能を有したことを特徴とする永久磁石式回転電機。 - 回転子に用いる永久磁石は、その残留磁束密度が略0.5T以下のフェライト系永久磁石であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の永久磁石式回転電機。
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