JP4742508B2 - 画像表示装置 - Google Patents
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Description
前記コントローラドライバは、前記表示手段に表示する表示データを記憶すると共に、当該表示手段の表示データ量より大きい表示データ量に設定された表示データ記憶手段と、前記表示データ記憶手段に記憶されている表示データから前記表示手段で必要とする表示データ量の表示データを順次読み出して前記表示手段に出力する表示データ読出手段と、該表示データ読出手段の表示データ読出開始位置を、スクロール表示の切替速度に対応するフレーム表示期間の整数倍に設定されたスクロール周期毎にアドレス移動量を表す設定されたステップ量だけ移動させる読出開始位置変更手段と、前記スクロール周期のスクロール開始タイミングから設定された前記スクロール周期の終了時までの経過時間を計数する計数タイマと、該計数タイマが前記スクロール周期の終了時となり、前記ステップ量が0以外の値に設定されているときにスクロール周期の開始時点を表す割込信号を前記情報処理手段に出力するスクロール周期タイミング報知手段とを有し、
前記情報処理手段は、前記スクロール周期タイミング報知手段から前記スクロール周期の開始時点を表す割込信号が入力されたときに、現在の表示処理より処理を優先させる優先処理が存在するか否かを判定し、前記優先処理が存在しないときに前記表示データ記憶手段に新たな表示データの書込みを行い、前記優先処理が存在し新たな表示データの書込みを行えないときに前記計数タイマの経過時間を読込み、当該経過時間が書込みを完了するのに必要な時間以上となったときに前記表示データ記憶手段に新たに表示する表示データの書込みを行うことを特徴としている。
この構成によると、スクロール周期タイミング報知手段で、スクロール開始タイミングを情報処理装置に報知するので、このスクロール開始タイミングとスクロール周期とから次回のスクロール開始タイミングまでにスクロールのステップ量に相当する表示データの書込みを完了する書込タイミングを正確に決定することができ、この書込タイミングとなるまでの間を他の処理の実行に使用することができる。
この構成によると、スクロール周期タイミング報知手段が、スクロール開始タイミングでスクロール開始フラグをセットし、情報処理手段がスクロール開始フラグの読込を検出したときに、スクロール開始フラグをリセットするので、情報処理手段側でスクロール開始フラグのリセットを行う必要がなく、この分情報処理手段側の処理を軽減することができる。
この構成によると、スクロール周期の開始時点が割込信号として情報処理手段に出力されるので、情報処理手段では割込信号に基づいて表示データの書込タイミングを正確に決定することができる。
この構成によると、スクロール周期設定手段で設定されたスクロール周期が終了したときに、設定されたステップ量を表示開始アドレスに加算して読出開始位置を決定するので、読出開始位置を正確に設定することができる。
図1は本発明の一実施形態を示すブロック図であり、図中、10は画像表示装置であって、表示したい表示データをコントローラドライバ11に書込む信号を発生する機能を有する情報処理手段としての情報処理装置12と、コントローラドライバ11から出力される表示データを表示する液晶表示器13と、この液晶表示器13を駆動するYドライバ14と、コントローラドライバ11に液晶画面表示に必要な基準クロックを発生する発振回路15とを備えている。
また、表示ロジック回路19は、デュアルポートメモリ16から表示データを読出してXドライバ20に供給する制御や、Yドライバ14の制御等の表示に関わる制御を行う機能を有している。
また、Yドライバ14は、Xドライバ20から供給されるデータ信号を書込むラインを選択するデータを表示コントローラ18を介して受け取り、選択/非選択の電圧を液晶表示器13を駆動するために必要な電圧を発生する機能を有している。そして、Yドライバ14及びXドライバ20には表示用電源25で発生された液晶表示器13の表示に必要な電圧が供給されている。
一方、デュアルポートメモリ16の容量は、液晶表示器13の表示容量より大きい176×240ビットである。このデュアルポートメモリ16は、図2に示すように、ロウアドレスで、“000”〜“039”間で上側固定表示領域13Uに表示する上側固定表示データ格納領域が形成され、“040”〜“199”間でスクロール表示領域13Sに表示するスクロール表示データ格納領域が形成され、“200”〜“239”間で下側固定表示領域13Lに表示する下側固定表示データ格納領域が形成されている。
情報処理装置12は、任意のアドレスをカラムアドレスデコーダ23とロウアドレスデコーダ22とに情報処理装置用ロジック回路17を介して指定することにより、表示したい表示データをデュアルポートメモリ16の任意の位置に情報処理装置用ロジック回路17及び情報処理装置用リードライト回路21を介して書込むことができる。
表示アドレスデコーダ24は、液晶表示器13のY方向のドット数と同じ240のアドレスを有している。表示ロジック回路18は、表示アドレス“0”〜“239”のうちの何れか1つのアドレスを指定する。デュアルポートメモリ16は、表示アドレスが指定されると、液晶表示器13のX方向のドット数と同じ176のデータをパラレルに出力し、Xドライバ20に供給するものである。Xドライバ20は、受け取った表示データを液晶表示器13を駆動するために必要な電圧に変換し、液晶表示器13へ供給して駆動するものである。
このうち、アドレスカウンタ31aには、そのデータ入力端子Dにデュアルポートメモリ16の上側固定表示データ格納領域16Uの先頭アドレスDUS(例えば“000”)が入力され、出力端子Oから出力されるカウント値が一方の入力側にレジスタ32aに設定された上側固定表示領域の最終アドレスFUEが入力された一致検出回路35aの他方の入力側及びセレクタ34bのデータ入力端子Aに出力される。
さらに、一致検出回路35aから出力される一致検出信号がフリップフロップ36aのリセット端子R及びフリップフロップ36bのセット端子Sに出力されると共に、オアゲート38の一方の入力側に出力され、このオーゲートの他方の入力側に一致検出回路35bから出力される一致検出信号が入力されている。
さらにまた、一致検出回路35bから出力される一致検出信号がフリップフロップ36aのセット端子S及びオアゲート38の他方の入力側に入力されている。
そして、表示ロジック回路19の各レジスタ32a〜32fに対する設定値の設定は例えばマイクロプロセッサを含んで構成される表示コントローラ18によって行う。この表示コントローラ18には、外部の情報処理装置12から上側固定表示領域の終端アドレスFUE、スクロール表示データ格納領域16Sの先頭アドレスSAL及び終端アドレスSAE、下側固定表示データ格納領域16Lの先頭アドレスFLL、スクロール表示を開始するスクロール開始アドレスSAS、スクロール表示領域13Sの終端アドレスDSE、スクロール表示を行う場合のアドレス移動量を表すステップ量ST及びスクロール表示の周期を表すスクロールピリオドSP等で構成される表示制御データが入力されると共に、表示開始指令が入力され、これらに基づいて図5に示す表示制御処理を実行して、表示ロジック回路19の各レジスタ32a〜32fの設定を行うと共に、スクロール周期の開始時点で外部の情報処理装置12に対してスクロール周期の開始時点であることを通知する割込信号を発生する。
このステップS9では、スクロールピリオド計数タイマがタイムアップしたか否かを判定することにより、スクロールピリオドSPが終了したか否かを判定し、スクロールピリオドSPが終了していないときにはステップS10に移行して、情報処理装置12から変更された表示制御データが入力されたか否かを判定し、表示制御データが入力されたときにはステップS11に移行して、変更された表示制御データ即ちステップ量ST及び/又はスクロールピリオドSPをメモリ18aに更新記憶してからステップS9に戻り、スクロールピリオドが終了したときにはステップS12に移行する。
この図5の処理において、ステップS7〜S15の処理が読出開始位置変更手段に対応し、このうちステップS7、S9〜S11の処理がスクロール周期設定手段に対応し、ステップS8の処理が読出開始位置決定手段に対応し、ステップS16の処理がスクロール周期タイミング報知手段に対応している。また、表示ロジック回路19、Xドライバ20及び表示アドレスデコーダ24が表示データ読出手段に対応している。
このステップS27では、スクロール表示設定器40でスクロール表示が選択されているか否かを判定し、スクロール表示が選択されていないときにはステップS28に移行して、スクロール表示を行うステップ量STを“0”に設定すると共に、スクロールピリオドSPを標準値に設定してからステップS30に移行し、スクロール表示が選択されているときにはステップS29に移行して、ステップ量STとしてステップ量設定器41で設定されたステップ量を設定し、且つスクロールピリオドSPとしてスクロールピリオド設定器42で設定されたスクロールピリオドを設定してからステップS30に移行する。
このステップS32では、スクロール表示データのうち最初のデュアルポートメモリ16のスクロール表示データ格納領域16Sに相当するデータ量の表示データをデュールポートメモリ16のロウアドレス及びカラムアドレスを指定して情報処理装置用ロジック回路17に出力する初期表示データ書込処理を行ってからステップS33に移行する。
次いで、ステップS34に移行して、表示開始指令を表示コントローラ18に出力し、次いでステップS35に移行して、表示データ書込完了フラグFEを“1”にセットしてから前記ステップS23に移行する。
ステップS41では、表示コントローラ18からスクロールピリオドの開始時点を表す割込信号が入力されたか否かを判定し、割込信号が入力されていないときにはそのまま前記ステップS23に移行し、割込信号が入力されたときにはステップS42に移行して、表示処理以外の優先処理が存在するか否かを判定し、優先処理が存在しないときには後述するステップS44にジャンプし、優先処理が存在するときにはステップS43に移行して、表示コントローラ18の表示制御処理で起動されたスクロールピリオド計数タイマを読込み、これが所定値以上であるか否かを判定し、スクロールピリオド計数タイマが所定値未満であるときには前記ステップS23に移行し、指定値以上であるときにはステップS44に移行して、現在の液晶表示器13のスクロール表示領域13Sで表示されている表示データのスクロール方向に連続するデータ格納領域にステップ量STに応じた表示データをロウアドレス及びカラムアドレスを指定して情報処理装置用ロジック回路17に出力するスクロール分データ書込処理を行ってからステップS45に移行する。
今、情報処理装置12で液晶表示器13に表示する表示データが形成されておらず、表示コントローラ18へ表示終了指令が出力されているものとすると、表示コントローラ18の図5の表示制御処理で、ステップS12からステップS13に移行して、表示用電源25に電力供給停止指令が出力されることにより、Yドライバ14及びXドライバ20への通電が停止されて、液晶表示器13での表示が停止された状態にある。
そして、予め設定されたデュアルポートメモリ16における上側固定表示データ格納領域13Uの最終アドレスFUE、スクロール表示データ格納領域16Sの先頭アドレスSAL、スクロール表示データ格納領域16Sの終端アドレスSAE、下側固定表示データ格納領域16Lの先頭アドレスFLL、液晶表示器13のスクロール表示領域13Sの終端に対応するアドレスDSEで構成されるアドレス情報と、表示開始アドレスSAS、ステップ量ST及びスクロールピリオドSPで構成されるスクロール情報とで構成される表示制御データを表示コントローラ18へ送信する(ステップS30)。
そして、下側固定表示データの書込みが完了すると、表示コントローラ18に対して表示開始指令を出力し(ステップS34)、さらに表示データ書込フラグFEを“1”にセットする(ステップS35)。
このため、デュアルポートメモリ16の上側固定表示データ格納領域16Uの先頭アドレス“000”の表示データが図8(c)に示すように読出され、これがXドライバ20で、図8(b)に示す基準クロック信号DCLKの立ち下がりで図8(d)に示すように取込まれる。
そして、Yドライバ14では、基準クロック信号DCLKの立ち下がりで選択信号YDATAを取込み、図示しない内部の180段のシフトレジスタの各レジスタによって選択信号YDATAを転送する。180段のシフトレジスタの各レジスタ出力は、図8(e0)〜(e179)に示すように、基準クロック信号DCLKに応じて順次右に移動する。
その後、順次基準クロック信号DCLKが入力される毎に、その立ち上がりでアドレスカウンタ31aのカウント値が図8(c)に示すようにカウントアップし、基準クロック信号DCLKの立ち下がりでXドライバ20によって図8(d)に示すようにデータの取込みが行われる。
この状態で、前述したように一致検出回路35aから高レベルの一致検出信号CDSaが出力されると、これがRS型フリップフロップ36aのリセット端子Rに入力されることにより、セレクタ34aのセット端子Sが低レベルとなることにより、入力端子Aに入力されるレジスタ32bで設定されたSAS“060”が選択され、これがアドレスカウンタ31bのデータ入力端子Dに供給されている。このため、アドレスカウンタ31bのセット端子Sにオアゲート38を介して一致検出信号CDSaが入力されることにより、アドレスカウンタ31bのカウント値が図9(h)に示すように“039”から“060”にセットされ、このカウント値“060”がセレクタ34bの入力端子Bに入力され、一致検出回路35aから高レベルの一致検出信号CDSaがRS型フリップフロップ36bのセット端子Sに供給されることにより、これがセットされてその肯定出力が高レベルとなり、これがセレクタ34bに入力されることにより、このセレクタ34bで入力端子Bに供給されているアドレスカウンタ31bのカウント値“060”が選択されて、これがセレクタ34cの入力端子Aに供給される。
また、アドレスカウンタ31c及び33も、図9(k)に示すように、リセット信号RESによって“000”にクリアされた後基準クロック信号DCLKが入力される毎にカウントアップしている。
その後、アドレスカウンタ31cのカウント値が“239”となると、一致検出回路35dから図9(l)で示すように高レベルの一致検出信号DEが出力される。
その後、スクロールピリオド計数タイマがタイムアップしたか否かを判定して、スクロールピリオドSPが終了したか否かを判定し、スクロールピリオドSPが終了していないときには、情報処理装置12から変更された表示制御データが入力されたか否かを判定し(ステップS10)、表示制御データの入力がないので、そのままステップS9に戻り、この状態を繰り返して、スクロールピリオドSPが終了したときには、ステップS12に移行して、情報処理装置12から表示終了指令が入力されたか否かを判定するが、表示終了指令が入力されていないので、ステップS14に移行し、ステップ量STが“0”であるので、ステップS7に戻って、再度スクロールピリオド計数タイマを起動する。また、一致検出信号DEによって、カウンタ33,31b,31c、フリップフロップ36b,36cはリセットされ、カウンタ31aはセットされるため、表示ロジック回路19で、前述したと全く同様の動作を行って、図7の上側固定表示領域13U、スクロール表示領域13S及び下側固定表示領域13Lの表示状態を継続する。
そして、スクロールピリオド計数タイマがタイムアップしてスクロールピリオドSPが終了すると、ステップS9からステップS12に移行し、表示終了指令が入力されていないので、ステップS14に移行し、ステップ量STが“000”以外の値に設定されているので、ステップS15に移行し、表示開始アドレスSASをレジスタ32bに書き込む。次いで、ステップS16に移行して、外部の情報処理装置12に対してスクロールピリオドの開始時点を表す割込信号を出力してからステップS7に戻ってロールピリオドSPに設定されたスクロールピリオド計数タイマを起動する。
一方、情報処理装置12では、表示コントローラ18からスクロールピリオドの開始時点を表す割込信号が入力されると、スクロール表示が選択されているので、ステップS39からステップS41を経てステップS42に移行し、現在の表示制御より処理を優先させる優先処理が存在するか否かを判定し、優先処理が存在しない場合には直接ステップS44に移行して、現在のデュアルポートメモリ16のスクロール表示データ格納領域16Sに書込まれている“060”〜“159”のロウアドレスにスクロール方向に連続する領域即ちロウアドレス“160”〜“179”に新たな表示データ「K」及び「L」を書込むスクロール分表示データ書込処理を行ってからステップS23を経てタイマ割込処理を終了して所定のメインプログラムに復帰する。
そして、ステップS8に移行して、現在の表示開始アドレスSAS(=“060”)にステップ量ST(=“020”)を加算した値を新たな表示開始アドレスSAS(=“080”)として算出し、スクロールピリオド計数タイマがタイムアップしてスクロールピリオドSPが終了するまで待機する。
そして、情報処理装置12からデュアルポートメモリ16におけるスクロール表示データ格納領域16Sの終端アドレス“199”への書込みが終了して、次にスクロール表示データを書込む場合には、スクロール表示データ格納領域16Sの先頭アドレスSALが指定され、これにスクロール表示データが書込まれ、以下順次書込むロウアドレスが増加される。
その後、情報処理装置12で、表示処理を終了するキー等が操作されると、図6のデータ表示処理で、ステップS23からステップS24に移行して、表示終了指令を表示コントローラ18に出力し、次いで表示データ書込フラグFEを“0”にリセットしてからタイマ割込処理を終了して所定のメインプログラムに復帰する。
なおさらに、上記実施形態においては、下側へのスクロール表示を行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、上側へのスクロール表示を行う場合には、情報処理装置12で、デュアルポートメモリ16におけるスクロール表示データ格納領域16Sで先頭アドレスSALから終端アドレスSAE側にアドレス変更する際に、現在のロウアドレスよりステップ量STに応じたアドレス分を減算したロウアドレスからスクロール表示データ分を書込み、これに応じて表示コントローラ18で、現在の表示開始アドレスSASからステップ量STを減算した値がスクロール表示データ格納領域16Sの先頭アドレスSAL以上であるときには、現在の表示開始アドレスSASからステップ量STを減算した値を新たな表示開始アドレスSASとして設定し、現在の表示開始アドレスSASからステップ量STを減算した値が先頭アドレスSAL未満であるときには、下記(1)式の演算を行って新たな表示開始アドレスSASを算出する。
すなわち、現在の表示開始アドレスSASとスクロール表示データ格納領域16Sの先頭アドレスSALとの差分をステップ量STから減算した値をスクロール表示データ格納領域16Sの終端アドレスSAEから減算した値を新たな表示開始アドレスSASとして算出する。
また、上記実施形態においては、表示ロジック回路19をハードウェアで構成する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ソフトウェアで構成することもできる。
さらにまた、上記実施形態においては、液晶表示器13に、上側固定表示領域13U、スクロール表示領域13S及び下側固定表示領域13Lを設ける場合について説明したが、これに限定されるものではなく、上側固定表示領域13U及び下側固定表示領域13Lの何れか一方又は双方を省略して広いスクロール表示領域13Sを確保することもできる。
さらに、上記実施形態においては、情報処理装置12で設定するスクロールピリオドSPと表示ロジック回路19での表示開始タイミングからフレーム表示完了信号DEが得られるまでの表示制御期間とが等しい場合について説明したが、これに限定されるものでなく、情報処理装置12で設定するスクロールピリオドSPを表示ロジック回路19での表示制御期間以上に設定する場合には、表示コントローラ18側でフレーム表示完了信号DEによるカウンタ33,31b,31c、フリップフロップ36b,36cのリセット及びカウンタ31aのセットに代えて、スクロールピリオドSPの開始時点を読込み、この時点で、リセット信号RESを出力して、カウンタ33,31b,31c、フリップフロップ36b,36cのリセット及びカウンタ31aのセットを行うようにすればよい。
Claims (5)
- 表示データを表示する表示手段と、該表示手段に表示する表示データを出力するコントローラドライバと、該コントローラドライバに前記表示データを書込む外部の情報処理手段とを備え、
前記コントローラドライバは、前記表示手段に表示する表示データを記憶すると共に、当該表示手段の表示データ量より大きい表示データ量に設定された表示データ記憶手段と、前記表示データ記憶手段に記憶されている表示データから前記表示手段で必要とする表示データ量の表示データを順次読み出して前記表示手段に出力する表示データ読出手段と、該表示データ読出手段の表示データ読出開始位置を、スクロール表示の切替速度に対応するフレーム表示期間の整数倍に設定されたスクロール周期毎にアドレス移動量を表す設定されたステップ量だけ移動させる読出開始位置変更手段と、前記スクロール周期のスクロール開始タイミングから設定された前記スクロール周期の終了時までの経過時間を計数する計数タイマと、該計数タイマが前記スクロール周期の終了時となり、前記ステップ量が0以外の値に設定されているときにスクロール周期の開始時点を表す割込信号を前記情報処理手段に出力するスクロール周期タイミング報知手段とを有し、
前記情報処理手段は、前記スクロール周期タイミング報知手段から前記スクロール周期の開始時点を表す割込信号が入力されたときに、現在の表示処理より処理を優先させる優先処理が存在するか否かを判定し、前記優先処理が存在しないときに前記表示データ記憶手段に新たな表示データの書込みを行い、前記優先処理が存在し新たな表示データの書込みを行えないときに前記計数タイマの経過時間を読込み、当該経過時間が書込みを完了するのに必要な時間以上となったときに前記表示データ記憶手段に新たに表示する表示データの書込みを行うことを特徴とする画像表示装置。 - 前記スクロール周期タイミング報知手段は、前記読出開始位置変更手段で読出開始位置を変更したときに前記スクロール周期の開始時点を前記情報処理手段に報知するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 前記スクロール周期タイミング報知手段は、前記スクロール周期の開始時点でスクロール開始フラグをセットし、前記情報処理手段のスクロール開始フラグの読込みを検出し、スクロール開始フラグの読込みを検出したときに当該スクロール開始フラグをリセットするように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
- 前記スクロール周期タイミング報知手段は、前記スクロール周期の開始時点を表す割込信号を前記情報処理手段に出力するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の画像表示装置。
- 前記読出開始位置変更手段は、スクロール周期を設定するスクロール周期設定手段と、該スクロール周期設定手段で設定されたスクロール周期が終了したときに設定された前記ステップ量を表示開始アドレスに加算して読出開始位置を決定する読出開始位置決定手段とを備えていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像表示装置。
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