JP4635886B2 - 燃料遮断弁 - Google Patents
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Description
燃料タンクの上部に装着され、燃料タンク内と外部とを接続する接続通路を開閉することで上記燃料タンクと外部とを連通遮断する燃料遮断弁において、
上記燃料タンク内と上記接続通路とを連通する弁室を形成するケーシングと、
上記弁室に収納され該弁室内の燃料液位により浮力を増減して昇降するフロートと、
上記フロートの上部に載置され該フロートが昇降することで上記接続通路を開閉する上部弁体と、
上記フロートの上部と上部弁体との間に介在し、上記上部弁体を上方に向けて付勢するスプリングと、
を備え、
上記フロートは、該フロートの上部に設けられ上記上部弁体を支持する支持部を有し、
上記上部弁体は、上記支持部に支持される被支持部を備え、該被支持部が上記支持部に支持されたときに、該支持されている部位を支点としてバランスをとるように該支点より下方に重心が設定され、
上記スプリングの付勢力は、上記上部弁体が上記弁室内の燃料により浮力を受けていないときに上記被支持部が上記支持部で支持されるように設定されていること、を特徴とする。
この構成により、上部弁体が接続通路を開く際に、接続通路より通路面積の小さい接続孔が第2弁部により先に開かれ、第1弁部に加わっている閉弁方向の力が低減されて、接続通路を速やかに開くから、優れた再開弁特性を得ることができる。
燃料タンクの上部に装着され、燃料タンク内と外部とを接続する接続通路を開閉することで上記燃料タンクと外部とを連通遮断する燃料遮断弁において、
上記燃料タンク内と上記接続通路とを連通する弁室を形成するケーシングと、
上記弁室に収納され該弁室内の燃料液位により浮力を増減して昇降するフロートと、
上記フロートの上方に配置され該フロートが昇降することで上記接続通路を開閉する上部弁体と、
上記フロートと上記上部弁体との間に配置されるとともに該フロートと別体に形成され上記上部弁体を支持する支持部と、
上記フロートの上部で支持され、上記支持部を閉弁方向に付勢するスプリングと、
を備え、
上記上部弁体は、上記支持部に支持される被支持部を備え、該被支持部が上記支持部に支持されたときに、該支持されている部位を支点としてバランスをとるように該支点より下方に重心が設定されていること、を特徴とする。本態様のように、スプリングは、上部弁体に閉弁方向の力を加えることができる配置であれば、その配置および構成が特に限定されない。
図1は本発明の第1実施例にかかる自動車の燃料タンクFTの上部に取り付けられる燃料遮断弁10を示す断面図である。図1において、燃料タンクFTは、その表面がポリエチレンを含む複合樹脂材料から形成されており、そのタンク上壁FTaに取付穴FTbが形成されている。このタンク上壁FTaには、燃料遮断弁10がその下部を取付穴FTbに突入した状態にて取り付けられている。燃料遮断弁10は、給油時に燃料タンク内の燃料が所定液位FL1まで上昇したときにキャニスタへの流出を規制するものである。
燃料遮断弁10は、ケーシング20と、フロート機構50と、スプリング70とを主要な構成として備えている。ケーシング20は、ケーシング本体30と、底部材37と、蓋体40とを備え、ケーシング本体30と底部材37とにより囲まれたスペースが弁室30Sになっており、この弁室30Sにスプリング70に支持されたフロート機構50が収納されている。
第1弁部61は、有底の円筒形状である第1弁本体62と、第1弁本体62に取り付けられるシート部材64とを備えている。第1弁本体62は、上面部62aと、上面部62aの外周部から突設された円筒形状の側壁62bとを備え、その内側スペースが支持孔62cになっている。上面部62aの中央部には、シート部材64を取り付けるための取付部62dが形成されている。また、第1弁本体62の上部の外周部には、支持孔62cを外部に接続するための通気孔62eが4箇所形成されている。図4に示す側壁62bの内周壁には、リブ状のガイド部62fが周方向に等間隔で4箇所上下方向に突設されており、第2弁部65を昇降可能にガイドする。また、側壁62bの内周壁には、第2弁部65と係合するための第1係合爪62gが弾性変形可能に形成されている。
また、第2弁本体66の上面には、第2シール部66cが形成されており、この第2シール部66cは、第1弁部61のシート部64cに着離することにより接続孔64bを開閉するように形成されている。第2弁本体66の下部には、第2抜止爪66dが4箇所形成されており、第1弁部61の第1係合爪62gに係合することにより、第1弁部61を第2弁部65に対して昇降可能に支持している。第2弁本体66の内壁には、係合爪66eが形成されており、フロート52の環状突部57に係合することにより、第2弁部65がフロート52に対して昇降可能に支持および抜止されている。
上部弁体60の重心は、被支持部66bより下方に設定されている。このための構成として、第1弁部61および第2弁本体66がそれぞれ円筒形状であり、支持面56aに支持される被支持部66bより下方に延設されている。
次に、燃料遮断弁10の動作について説明する。図1に示すように、給油により燃料タンクFT内に燃料が供給されると、燃料タンクFT内の燃料液位の上昇につれて燃料タンクFT内の上部に溜まっていた燃料蒸気は、円筒部39の導入開口39bから導入通路39aを経て、流通孔38a,38bから弁室30S内に流入する。さらに、燃料蒸気は、弁室30Sから接続通路31b、蓋側通路42aを通じて、キャニスタ側へ逃がされる。そして、燃料タンクFT内の燃料液位が所定液位FL1に達すると、燃料は導入開口39bを塞ぐことにより、燃料タンクFT内のタンク内圧が上昇する。この状態では、タンク内圧と弁室30S内の圧力との差圧が大きくなり、液体燃料が導入通路39a、流通孔38a,38bを通じて、弁室30Sに流れ込み、燃料液位が弁室30S内を上昇する。そして、図6に示すように、弁室30S内の燃料液位が高さh0に達すると、フロート52の浮力およびスプリング70の荷重による上方への力と、フロート機構50の自重による下方への力との釣り合いによって、前者が後者を上回りフロート機構50が一体になって上昇して、上部弁体60のシート部材64がシール部31cに着座して接続通路31bを閉じる。このとき、インレットパイプ内に燃料が溜まり、給油ガンに燃料が触れると、オートストップを働かせる。これにより、燃料タンクFTへの給油の際等に、燃料タンクFTから燃料蒸気を逃がすとともに燃料が燃料タンクFT外へ流出するのを防止することができる。
上記実施例の構成により、以下の作用・効果を奏する。
(4)−1 給油により燃料タンク内の燃料液位が導入開口39bを塞ぐ所定液位FL1を越えると、燃料タンクFTのタンク内圧が上昇するので、オートストップを働かせることができる。
図9は第2実施例にかかる上部弁体の付近を示す断面図である。本実施例は、支持部および被支持部の構成および上部弁体を支持するスプリングの支持構造に特徴を有する。フロート52Bの上部に突設された弁支持部55Bの上部には、支持部55Baが凸形状に形成されている。また、上部弁体60Bは、第1弁部61Bと、第2弁部65Bとを備え、第2弁部65Bの下部に凹形状の被支持部66Bbが形成され、弁支持部55Bに首振り可能に支持されている。スプリング68Bは、第2弁部65Bの下端とフロート52Bの上面との間に掛け渡されている。スプリング68Bは、第2弁部65Bに閉弁方向の力を加えており、車両の振動等に起因した微振動が燃料遮断弁に及んでも、第2弁部65Bが第2シール部66Bcから離れにくく、第2弁部65Bの開弁動作に至らないように作用する。
図10は第3実施例にかかる上部弁体の付近を示す断面図である。本実施例は、フロートと上部弁体とを連結する構成に特徴を有する。フロート52Cの上部には、上部弁体60Cと係合する係合爪52Cbが突設されている。一方、上部弁体60Cは、第1弁部61Cと、第2弁部65Cとを備えている。第1弁部61Cの筒体部63Caには、係合穴63Cbが形成されている。第2弁部65Cの円筒部67Caには、抜止爪67Cbおよび係合穴67Ccが形成されている。スプリング68Cは、フロート52Cの上面と第2弁部65Cの底面との間に掛け渡され、第2弁部65Cを上方に付勢している。
本実施例の構成において、フロート52Cが下降すると、係合爪52Cbが係合穴67Ccに係合し、第2弁部65Cを引き下げる。フロート52Cが第2弁部65Cと一体に下降すると、抜止爪67Cbが係合穴63Cbに係合して第1弁部61Cを引き下げる。このような係合構造により、フロート52Cが下降する力が、第1弁部61Cから第2弁部65Cに伝えられる。
図11は第4実施例にかかる上部弁体の付近を示す断面図である。本実施例は、スプリングの配置および構成に特徴を有する。上部弁体60Dは、第1弁部61Dと、第2弁部65Dとを備え、第2弁部65Dの下部とフロート52Dの弁支持部55Dとの間に掛け渡されたスプリング68Dにより支持されている。スプリング68Dは、その下端が弁支持部55Dの下部に形成された環状突部55Dbに支持され、その上端が第2弁部65Dに形成された収納溝65Daの底に支持され、車両の振動等に起因した微振動が燃料遮断弁に及んでも、第2弁部65Dが第2シール部66Dcから離れにくく、第2弁部65Dの開弁動作に至らないように作用する。しかも、スプリング68Dは、収納溝65Daに収納されて伸縮するから、弁支持部55Dに干渉することがない。
図12は第5実施例にかかる上部弁体の付近を示す断面図である。本実施例は、上部弁体60Eを支持するためのスプリングの配置および構成に特徴を有する。上部弁体60Eは、第1弁部61Eと、第2弁部65Eとを備え、第2弁部65Eの下部と弁支持部55Eとの間に掛け渡されたスプリング68Eにより支持されている。すなわち、フロート52Eの上部から突設された弁支持部55Eの上端から、軸心の下方に向けて、スプリング68Eを収納する収納凹所55Ecが形成され、一方、第2弁部65Eの下部からスプリング68E内に挿入されスプリング68Eの位置ズレを防止する突出部65Ecが形成されている。
図13は第6実施例にかかる上部弁体の付近を示す断面図である。本実施例は、上部弁体の一部を支持するためのスプリングおよび支持部の構成に特徴を有する。上部弁体60Fは、第1弁部61Fと、第2弁部65Fとを備え、フロート52Fと別体に形成された弁支持部55Fと、スプリング68Fにより支持されている。すなわち、弁支持部55Fは、その上部に支持部55Faを備え、その下部から上方に向けてスプリング68Fを収納する収納室55Feを備えている。スプリング68Fは、フロート52Fの上面で支持されるとともに、収納室55Fe内に収納され支持部55Faの下部に当たって支持部55Faを上方に付勢することにより、支持部55Faおよび被支持部66Fbを介して第2弁部65Fを支持している。弁支持部55Fは、その下部の拡張部55Ffがフロート52Fの上部から突出した抜止部55Fdの上部の爪55Fgに係合することにより抜止めされている。
なお、スプリング68Fの付勢力は、図13に示すように、フロート52Fの上面から弁支持部55Fが離れている強さに設定するほか、弁支持部55Fがフロート52Fの上面に載置されている状態となる強さに設定してもよく、あるいは、この範囲となる強さに設定してもよく、いずれの場合であってもヤジロベー構造により支持する作用を果たすことができる。
図14は第7実施例にかかる燃料遮断弁を示す断面図である。本実施例にかかる燃料遮断弁は、シール部31Gcや上部弁体60Gの構成に特徴を有する。すなわち、ケーシング20Gの接続通路31Gbに臨んでゴム製のシール部材SPが装着され、そのシール部材の下部にシール部31Gcが設けられている。また、上部弁体60Gは、弁本体62Gに設けられ接続通路31Gbを開閉するシート部64Gaと、湾曲した凸形状の被支持部66Gbを有する弁本体62Gと、を備え、単一の樹脂部材から形成されている。また、フロート52Gの支持面56Gaは、被支持部66Gbより曲率の大きい凹面に形成されている。この構成において、上部弁体60Gの被支持部66Gbがフロート52Gの支持面56Gaに支持されたときに、該支持されている上端部を支点としてバランスをとるよう作用する。しかも、支持面56Gaが湾曲した凹所であるから、凸部である被支持部66Gbが支持面56Gaの中心に向けて滑るから、調芯作用を備えている。
また、フロート52Gの環状突部57Gと上部弁体60Gの底面には、スプリング68Gが介在し、フロート52Gが上部弁体60Gを支持している。このスプリング68Gにより、上部弁体60Gが液没した状態でも上部弁体60Gの閉弁方向の力を加えており、車両の振動等に起因した微振動が燃料遮断弁に及んでも、上部弁体60Gのシート部64Gaがシール部31Gcから離れにくく、上部弁体60Gの開弁動作に至らないように作用する。
図15は第8実施例にかかる燃料遮断弁を示す断面図である。本実施例にかかる燃料遮断弁は、第7実施例の変形例にかかり、上部弁体60Hの支持構造に特徴を有する。すなわち、フロート52Hの支持部55Haが凸形状に形成され、上部弁体60Hの被支持部66Hbが凹形状に形成され、支持部55Haでバランスするように支持されている。
上記実施例では、燃料遮断弁をタンクの上壁の上面に装着した構成について説明したが、これに限らず、燃料遮断弁を燃料タンクの上壁の内面に装着する、いわゆるインタンク式であってもよい。
20...ケーシング
20G...ケーシング
30...ケーシング本体
30S...弁室
30a...開口
31...天井壁部
31a...通路形成突部
31b...接続通路
31Gb...接続通路
31c...シール部
31Gc...シール部
32...側壁部
32a...第1連通孔
34...ケース側ガイド部
34a...下ガイドリブ
34b...上ガイドリブ
37...底部材
38...底板
38a,38b...流通孔
38c...スプリング支持部
39...円筒部
39a...導入通路
39b...導入開口
40...蓋体
41...蓋本体
42...管体部
42a...蓋側通路
43...フランジ
43a...内部溶着端
43b...外側溶着部
50...フロート機構
52...フロート
52B...フロート
52C...フロート
52D...フロート
52E...フロート
52F...フロート
52G...フロート
52H...フロート
52a...スプリング収納間隙
52Cb...係合爪
53...第1フロート部
53a...第1フロート本体
53b...スプリング支持部
54...第2フロート部
54a...収納穴
54b...第2フロート本体
55...弁支持部
55a...支持部
55B...弁支持部
55Ba...支持部
55D...弁支持部
55Db...環状突部
55E...弁支持部
55Ec...収納凹所
55F...弁支持部
55Fa...支持部
55Fd...抜止部
55Fe...収納室
55Ff...拡張部
55Fg...爪
55Ha...支持部
56...支持突部
56a...支持面
56Ga...支持面
57...環状突部
57G...環状突部
60...上部弁体
60B...上部弁体
60C...上部弁体
60D...上部弁体
60E...上部弁体
60F...上部弁体
60G...上部弁体
60H...上部弁体
61...第1弁部
61B...第1弁部
61C...第1弁部
61D...第1弁部
61E...第1弁部
61F...第1弁部
62...第1弁本体
62a...上面部
62b...側壁
62c...支持孔
62d...取付部
62e...通気孔
62f...ガイド部
62G...弁本体
62g...第1係合爪
63Ca...筒体部
63Cb...係合穴
64...シート部材
64a...シート部
64b...接続孔
64c...シート部
64d...取付部
64Ga...シート部
65...第2弁部
65B...第2弁部
65C...第2弁部
65D...第2弁部
65Da...収納溝
65E...第2弁部
65Ec...突出部
65F...第2弁部
66...第2弁本体
66a...隔壁
66b...被支持部
66Bb...被支持部
66c...第2シール部
66Bc...第2シール部
66d...第2抜止爪
66Dc...第2シール部
66e...係合爪
66f...ガイド筒体
66Fb...被支持部
66Gb...被支持部
66Hb...被支持部
67Ca...円筒部
67Cb...抜止爪
67Cc...係合穴
68...スプリング
68B...スプリング
68C...スプリング
68D...スプリング
68E...スプリング
68F...スプリング
68G...スプリング
70...スプリング
FT...燃料タンク
FTa...タンク上壁
FTb...取付穴
SP...シール部材
Claims (10)
- 燃料タンク(FT)の上部に装着され、燃料タンク(FT)内と外部とを接続する接続通路(31b)を開閉することで上記燃料タンク(FT)と外部とを連通遮断する燃料遮断弁において、
上記燃料タンク(FT)内と上記接続通路(31b)とを連通する弁室(30S)を形成するケーシング(20)と、
上記弁室(30S)に収納され該弁室(30S)内の燃料液位により浮力を増減して昇降するフロート(52)と、
上記フロート(52)の上部に載置され該フロート(52)が昇降することで上記接続通路(31b)を開閉する上部弁体(60)と、
上記フロート(52)の上部と上部弁体(60)との間に介在し、上記上部弁体(60)を上方に向けて付勢するスプリング(68)と、
を備え、
上記フロート(52)は、該フロート(52)の上部に設けられ上記上部弁体(60)を支持する支持部(55a)を有し、
上記上部弁体(60)は、上記支持部(55a)に支持される被支持部(66b)を備え、該被支持部(66b)が上記支持部(55a)に支持されたときに、該支持されている部位を支点としてバランスをとるように該支点より下方に重心が設定され、
上記スプリング(68)の付勢力は、上記上部弁体(60)が上記弁室(30S)内の燃料により浮力を受けていないときに上記被支持部(66b)が上記支持部(55a)で支持されるように設定されていること、
を特徴とする燃料遮断弁。 - 請求項1に記載の燃料遮断弁において、
上記フロート(52)は、該フロート(52)の上部から突設されその上面に上記支持部(55a)を有する弁支持部(55)を備え、
上記上部弁体(60)は、該上部弁体(60)の下部から上記弁支持部(55)を囲むように突設された隔壁(66a)を備え、該隔壁(66a)は上記スプリング(68)と上記支持部(55a)との間に介在するように形成した燃料遮断弁。 - 請求項2に記載の燃料遮断弁において、
上記上部弁体(60)は、該上部弁体(60)の下部であって上記隔壁(66a)の外周側に形成された円筒形状の側壁(62b)を備えている燃料遮断弁。 - 請求項2または請求項3に記載の燃料遮断弁において、
上記弁支持部(55)は、該弁支持部(55)の外周部から突設され上記スプリング(68)の下端を支持する環状突部(57)を備えた燃料遮断弁。 - 請求項1に記載の燃料遮断弁において、
上記フロート(52)は、上記フロート(52)の上部から突設されその上面に上記支持部(55a)を有する弁支持部(55)を備え、
上記上部弁体(60)は、
支持孔(62c)を有する第1弁本体(62)と、該第1弁本体(62)に設けられ上記接続通路(31b)を開閉するシート部(64a)と、該シート部(64a)に貫通形成されることで上記支持孔(62c)に接続されかつ上記接続通路(31b)より通路面積が小さい接続孔(64b)とを有する第1弁部(61)と、
上記支持孔(62c)に昇降可能に収納され上記被支持部(66b)を有する第2弁本体(66)と、該第2弁本体(66)の上部に設けられ上記接続孔(64b)を開閉する第2シール部(66c)とを有する第2弁部(65)と、
を備え、
上記スプリング(68)は、上記第2弁本体(66)と上記フロート(52)の上部との間に介在している燃料遮断弁。 - 請求項5に記載の燃料遮断弁において、
上記第1弁本体(62)は、円筒形状の側壁(62b)を備え、上記第2弁本体(66)は、上記第1弁本体(62)内に収納される円筒形状のガイド筒体(66f)を備えている燃料遮断弁。 - 請求項6に記載の燃料遮断弁において、
上記第1弁本体(62)は、第1係合爪(62g)を備え、上記第2弁本体(66)は、上記第1係合爪(62g)に係合する第2抜止爪(66d)を備え、上記第1係合爪(62g)と第2抜止爪(66d)とが係合する位置は、上記支持部(55a)より下方に設定されている燃料遮断弁。 - 請求項5に記載の燃料遮断弁において、
上記第2弁部(65D)は、上記スプリング(68D)を収納する収納溝(65Da)を備え、該収納溝(65Da)は、上記スプリング(68D)が上記弁支持部(55D)に接触するのを防ぐように構成されている燃料遮断弁。 - 請求項5に記載の燃料遮断弁において、
上記弁支持部(55E)は、上記スプリング(68E)を収納する収納凹所(55Ec)を備え、
上記第1弁部(61E)は、上記スプリング(68E)内に挿入される突出部(65Ec)を備えている燃料遮断弁。 - 燃料タンクの上部に装着され、燃料タンク内と外部とを接続する接続通路を開閉することで上記燃料タンクと外部とを連通遮断する燃料遮断弁において、
上記燃料タンク内と上記接続通路とを連通する弁室を形成するケーシングと、
上記弁室に収納され該弁室内の燃料液位により浮力を増減して昇降するフロート(52F)と、
上記フロート(52F)の上方に配置され該フロート(52F)が昇降することで上記接続通路を開閉する上部弁体(60F)と、
上記フロート(52F)と上記上部弁体(60F)との間に配置されるとともに該フロート(52F)と別体に形成され上記上部弁体(60F)を支持する支持部(55Fa)と、
上記フロート(52F)の上部で支持され、上記支持部55Faを閉弁方向に付勢するスプリング(68F)と、
を備え、
上記上部弁体(60F)は、上記支持部(55Fa)に支持される被支持部(66Fb)を備え、該被支持部(66Fb)が上記支持部(55Fa)に支持されたときに、該支持されている部位を支点としてバランスをとるように該支点より下方に重心が設定されていること、を特徴とする燃料遮断弁。
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