[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP4693478B2 - 乗り物用シート - Google Patents

乗り物用シート Download PDF

Info

Publication number
JP4693478B2
JP4693478B2 JP2005130144A JP2005130144A JP4693478B2 JP 4693478 B2 JP4693478 B2 JP 4693478B2 JP 2005130144 A JP2005130144 A JP 2005130144A JP 2005130144 A JP2005130144 A JP 2005130144A JP 4693478 B2 JP4693478 B2 JP 4693478B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
back member
lock
arm
reclining
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005130144A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006306229A (ja
Inventor
能全 岡野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Johnson Controls Technology Co
Original Assignee
Johnson Controls Technology Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Johnson Controls Technology Co filed Critical Johnson Controls Technology Co
Priority to JP2005130144A priority Critical patent/JP4693478B2/ja
Publication of JP2006306229A publication Critical patent/JP2006306229A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4693478B2 publication Critical patent/JP4693478B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

本発明は、シートクッション上にシートバックを折り畳んで、シートバックの背面をテーブルにすることのできる乗り物用シートに関するものである。
従来のシートバックの背面をテーブルにすることのできる乗り物用シートとしては、シートバックの背面の中央部に凹部が形成され、この凹部内にテーブルボードが嵌合されてなり、該テーブルボードをリンク機構によって前記凹部から出没可能とし、凹部から突出した状態でテーブルボード上に食器などを載置可能としている乗り物用シートが提供されている。かかる乗り物用シートのシートクッション上に折り畳むシートバックの背面を水平に保つには、折り畳まれたシートバックの前面との関係でシートクッション上が平べったい場合となる(例えば、特許文献1参照。)。
実開平6−006083号公報
かかる乗り物用シートは、シートクッション上が平べったいので、乗り心地が良くないこととなる。そこで、シートクッション上の前側を高くし、後側を低くして乗り心地を向上し、しかも、シートバックをリクライニング装置により下端部が前後に回転可能に軸支されてなる第1バック部材と、該第1バック部材が立設された中立位置で上端部となる部位に対して折り畳み回転ロック装置により第1バック部材の延長線上にほぼ沿った立設位置及びシートクッション上の折り畳み位置の二位置間のまで前後回転が可能なるように下端部が軸支されてなる第2バック部材とより構成してなる。
しかしながら、このような従来の技術にあっては、リクライニング装置を操作する一操作と、折り畳み回転ロック装置を操作する一操作との二操作を操作しなければならず面倒であり、改善が求められている。また、二操作用の操作手段を用意せねばならず、原価高騰の一原因になる。
本発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、リクライニング装置を操作すると、折り畳み回転ロック装置を操作することを一操作のみでよいようにして商品性を改善し、原価が低減できるようにした乗り物用シートを提供するものである。
請求項1記載の発明は、シートバックがリクライニング装置により立設された中立位置から前後に回転可能に軸支されてなり、前記シートバックは、前記リクライニング装置により下端部が前後に回転可能に軸支されてなる第1バック部材と、該第1バック部材が立設された中立位置で上端部となる部位に対して折り畳み回転ロック装置により前記第1バック部材の延長線上にほぼ沿った立設位置及びシートクッション上の折り畳み位置の二位置間で前後回転が可能なるように下端部が軸支されて成る第2バック部材とより構成されてなる乗り物用シートにおいて、前記リクライニング装置の一操作により、前記第1バック部材が所定の回転角度に達すると、前記折り畳み回転ロック装置のロックが解除されて前記第2バック部材が前記シートクッション上に折り畳み動作が可能なるように構成し、前記リクライニング装置は、前記第1バック部材の下端部を回転自在に軸支してなるリクライニングヒンジと、前記第1バック部材の回転を阻止するロック位置及び前記第1バック部材の回転を可能とするロックオフ位置の何れかに制御可能なるリクライニングロック装置と、操作手段により該リクライニングロック装置のロックオフを操作可能なる第1アームとより構成されてなり、前記折り畳み回転ロック装置は、前記第2バック部材の下端部を回転自在に軸支してなるテーブルヒンジと、前記第2バック部材の回転を阻止するロック位置及び前記第2バック部材の回転を可能とするロックオフ位置の何れかに制御可能なるテーブルロック装置と、該テーブルロック装置のロックオフを操作可能なる第2アームとより構成されてなり、前記リクライニング装置の第1アームと、前記折り畳み回転ロック装置の第2アームとの間には、前記第1バック部材が所定の回転角度に達することで前記第2アームを介して前記テーブルロック装置をロックオフを操作可能なる連結手段が連結されてなり、該連結手段に連結部を介して連結した前記第1アームの連結部と、前記連結手段に他の連結部を介して連結した前記第2アームの他の連結部とを結ぶ直線に沿った長孔が前記連結手段に形成されてなることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、リクライニング装置を操作すると、折り畳み回転ロック装置がロックオフしないままリクライニングロックが解除して、第1バック部材を含めてシートバックが所定の回転角度に移動し、該所定角度に達すると、前記折り畳み回転ロック装置が解除され、第2バック部材がシートクッション上に折り畳み動作できるので、商品性が向上し、原価が低減できる。また、リクライニング装置の第1アームと、前記折り畳み回転ロック装置の第2アームとの間には、前記第1バック部材が所定の回転角度に達することで第2アームを介して前記テーブルロック装置をロックオフ操作可能なる連結手段が連結されてなるため、前記連結手段を操作するだけで、第2アームに接続した前記テーブルロック装置がロックオフし、前記第2バック部材が前側に折り畳まれ、第2バック部材の背面がテーブルとなる。前記第2バック部材がシートクッションに触れないだけ高い位置に支持されているので、前記シートクッションは、座り心地が良いだけ厚いものとすることができる。更に、前記連結手段に連結部を介して連結した第1アームの連結部と、前記連結手段に他の連結部を介して連結した第2アームの他の連結部とを結ぶ直線に沿った長孔が前記連結手段に形成されてなるため、該長孔内を何れかの連結部が移動している時には、ロックオフが働かず、不用意な位置で第2バック部材が前側に倒れ込まないことになる
リクライニング装置を操作すると、折り畳み回転ロック装置を操作することを一操作のみで良いようにして商品性を改善し、原価が低減できるようにした乗り物用シートを提供する、という目的を、シートバックがリクライニング装置により立設された中立位置から前後に回転可能に軸支されてなり、前記シートバックは、前記リクライニング装置により下端部が前後に回転可能に軸支されてなる第1バック部材と、該第1バック部材が立設された中立位置で上端部となる部位に対して折り畳み回転ロック装置により前記第1バック部材の延長線上にほぼ沿った立設位置及びシートクッション上の折り畳み位置の二位置間で前後回転が可能なるように下端部が軸支されて成る第2バック部材とより構成されてなる乗り物用シートにおいて、前記リクライニング装置の一操作により、前記第1バック部材が所定の回転角度に達すると、前記折り畳み回転ロック装置のロックが解除されて前記第2バック部材が前記シートクッション上に折り畳み動作が可能なるように構成し、前記リクライニング装置は、前記第1バック部材の下端部を回転自在に軸支してなるリクライニングヒンジと、前記第1バック部材の回転を阻止するロック位置及び前記第1バック部材の回転を可能とするロックオフ位置の何れかに制御可能なるリクライニングロック装置と、操作手段により該リクライニングロック装置のロックオフを操作可能なる第1アームとより構成されてなり、前記折り畳み回転ロック装置は、前記第2バック部材の下端部を回転自在に軸支してなるテーブルヒンジと、前記第2バック部材の回転を阻止するロック位置及び前記第2バック部材の回転を可能とするロックオフ位置の何れかに制御可能なるテーブルロック装置と、該テーブルロック装置のロックオフを操作可能なる第2アームとより構成されてなり、前記リクライニング装置の第1アームと、前記折り畳み回転ロック装置の第2アームとの間には、前記第1バック部材が所定の回転角度に達することで前記第2アームを介して前記テーブルロック装置をロックオフを操作可能なる連結手段が連結されてなり、該連結手段に連結部を介して連結した前記第1アームの連結部と、前記連結手段に他の連結部を介して連結した前記第2アームの他の連結部とを結ぶ直線に沿った長孔が前記連結手段に形成されてなることで、実現した。
以下、本発明の最良の実施例を図1〜図11に基づいて説明する。符号1は、「乗り物」としての自動車のシートである。該シート1は、運転席でも助手席でも、後席でも良い。HPは、ヒップポイントである。
シート1は、シートクッション2と、シートバック3とよりなり、前記シートクッション2及び前記シートバック3にそれぞれ固設されてなるリクライニング装置4により、前記シートバック3が、図4に示す立設された中立位置Nから図8及び図11に示す前側FRに回転した位置F及び後側RRに回転した位置Rに移動可能に軸支されてなる。符号5はヘッドレストである。
前記シートバック3の中立位置Nは、垂直線Pに対してヒップポイントHPを中心に後側RRに傾く角度θ1は、21度である。前記シートバック3が最も後側RRに傾くフルフラット位置Fは、前記中立位置Nに対してヒップポイントHPを中心に後側RRに傾く角度θ2は、74度である。前記シートバック3が最も前側FRに倒れ込む前倒れ位置Tは、垂直線Pに対してヒップポイントHPを中心に前側FRに傾く角度θ3は、84度である。
前記シートバック3は、前記リクライニング装置4により下端部7aが前側FR及び後側RRに回転可能に軸支されてなる第1バック部材7と、該第1バック部材7が立設された中立位置N(図4参照)で上端部7bとなる部位に対して折り畳み回転ロック装置8により第1バック部材7の延長線上、つまり長尺なる第1バック部材7にほぼ沿った立設位置Na(図4参照)及びシートクッション2上の折り畳み位置T(図8参照)の二位置間まで前後回転が可能なるように下端部9aが軸支されてなる第2バック部材9とより構成されてなる。前記ヘッドレスト5は、該第2バック部材9の上端部9bに、上下方向UP,DWに摺動自在に支持してなる。
前記リクライニング装置4とは別の操作を一度することにより、前記前記リクライニング装置4を動かしてシートバック3の前後角度を変更できる。このシートバック3の第1バック部材7が所定の回転角度、即ち中立位置Nに達すると、折り畳み回転ロック装置8のロックが解除されて、第1バック部材7に対して第2バック部材9のみがシートクッション2上に折り畳み動作するように構成されてなり、以下詳細に説明する。所定の回転角度は、説明の便宜上、中立位置Nとしたが、本発明は、中立位置Nに限定されるものではなく、適宜決めればよい。
前記リクライニング装置4は、前記シートクッション2に固設されてなるベース部材22と、該ベース部材22に軸支されてなるリクライニングヒンジ10と、リクライニングロック装置11と、操作手段21と、連結バー27と、回転プレート24と、巻きスプリング29とより構成する。
前記リクライニングロック装置11は、前記リクライニングヒンジ10を中心に、前記第1バック部材7を構成するバックフレーム28の回転を阻止するロック位置及び回転を可能とするロックオフ位置にそれぞれ制御することを可能とする。
前記操作手段21は、前記ベース部材22に第3連結ピン25により回転自在に軸支され且つ前記リクライニングロック装置11のロック位置及びロックオフ位置への回転を阻止することが可能である。
前記回転プレート24は、前記リクライニングヒンジ10に回転自在に軸支されてなると共にそれぞれ異なる方向に第1アーム12及び第3アーム23が突出形成されてなる。
前記連結バー27は、前記操作レバー21及び前記リクライニングロック装置11間を第4連結ピン26により連結されてなる。
前記巻きスプリング29は、一端が前記リクライニングヒンジ10に支持され且つ他端がベース部材22に支持されて前記第1バック部材7を構成するバックフレーム28を常時前側FRに付勢してなる。
前記連結バー27の他端側には、第2長孔35が形成されて、そこに第6連結ピン34が係合している。前記第2長孔35は、図2に示す後側RRに倒れた状態から図6又は図9に示す立設位置までの移動代を吸収できる寸法に形成されている。
前記第3アーム23には、第5連結ピン33が支持されて、該第5連結ピン33に図示しない本発明の適宜の操作手段が支持されて、矢印F方向に操作力を加えることが可能となっている。
前記リクライニングロック装置11には、前記第3アーム23の近傍に形成された押動部36が形成されていて、前記第5連結ピン33を図面上時計方向に付勢すると、該押動部36がリクライニングロック装置11を押し、該リクライニングロック装置11のロックが解除可能となっている。
前記折り畳み回転ロック装置8は、テーブルヒンジ13と、テーブルロック装置14と、第2アーム15と、巻きスプリング31とより構成されてなる。
前記テーブルヒンジ13は、第1バック部材7の中立位置Nでの上側UPの端部(図2に示すように、後側RRに倒れ込んだ状態では最も後側RRの端部)である前記バックフレーム28の上端部(第1バック部材7と同じ意味)であり且つ第2バック部材9の下端部9aを回転自在に軸支してなる。
前記テーブルロック装置14は、第2バック部材9の回転を阻止するロック位置及び前記第2バック部材9の回転を可能とするロックオフ位置の何れかに制御が可能なるように構成されている。
前記第2アーム15は、前記テーブルヒンジ13に回転自在に軸支され且つ第1バック部材7の中立位置Nでの後側RR(図2に示すように、後側RRに倒れ込んだ状態では下側DW)に突出形成されてなることで該テーブルロック装置14のロックオフを操作可能としている。
前記巻きスプリング31は、一端が前記第1バック部材7のバックフレーム28に支持され且つ他端が第2バック部材9のバックフレーム30に支持されてなり、前記第2バック部材9を常時前記第1バック部材7の中立位置Nでの前側FR(図2に示すように、後側RRに倒れ込んだ状態では上側UP)に付勢してなる。
前記リクライニング装置4の第1アーム12と、前記折り畳み回転ロック装置8の第2アーム15との間には、前記第1バック部材7が所定の回転角度に達することで、第2アーム15を介して前記テーブルロック装置14をロックオフ操作可能なる連結手段16の下端部16aが、「連結部」である第1連結ピン17に、連結手段16の上端部16bが、「他の連結部」である第2連結ピン20にそれぞれ回転自在に連結されてなる。該連結手段16の第1連結ピン17及び第2連結ピン20を結ぶ直線18に沿った長孔19が前記第1バック部材7の中立位置Nでの上側UPの端部(図2に示すように、後側RRに倒れ込んだ状態では最も後側RR)に形成されている。
図5に示すように、前記シートバック3の背面には、後席(図示省略)に着座した乗員のためのスイッチ32が配設されてなり、該スイッチ32は、前記操作手段21と同じ機能であるリクライニングロック11の解除機能を有する。
前記テーブルヒンジ13は、図3に示すように、リクライニングヒンジ10の位置を水平に伸ばす水平線Hに対しての角度θ4は、4度下側DWの位置に配されている。この図3に示す状態から、図7に示す状態になるまで、即ち、シートバック3が、フルフラット位置Fから中立位置Nに移動する(逆もあり)間の長孔19内の第2連結ピン20は、遊動自在である。
そして、図7に示すシートバック3の中立位置Nに達すると、長孔9内に遊動していた第2連結ピン20は、長孔9の上端に達し、回転プレート24の矢印に示すように前側FRへの時計方向回転に伴って連結手段16が同じく矢印に示すように下側DWに引かれ、第2連結ピン20の移動により第2アーム15がテーブルヒンジ13を中心に時計方向に回転し、テーブルロック装置14を解除することで、第2バック部材9が前側FRに倒れ込み可能となる。尚、この状態で、水平線Hに対して長孔19の一方の端部までの角度θ5は、約52度であり、該角度θ5からの他方の端部までの角度θ6は、約23度である。
次に、本実施例の作用を説明する。
第5連結ピン33を前側FRに引くと、回転プレート24が時計方向に回転して、回転プレート24の押動部36がリクライニング装置4のリクライニングロック装置11を押圧してロックが解除される。第1バック部材7が所定の回転角度である中立位置Nに達する迄は、第1アーム12に連結された連結手段16の長孔19内で遊動していて、折り畳み回転ロック装置8のロックは解除されない。
巻きスプリング29により第1バック部材7が所定の回転角度である中立位置Nに達すると、第2連結ピン20が、長孔19の端部に接し、連結手段16の引き下げ力により第2アーム15が回転して、折り畳み回転ロック装置8が解除される。該折り畳み回転ロック装置8が解除されることで、第2バック部材9がシートクッション2上に折り畳み動作することで、第5連結ピン33を前側FRに引くという一操作により、折り畳み回転ロック装置が解除できるので、商品性が向上し、原価が低減できる。
リクライニング装置4の第1アーム12と、前記折り畳み回転ロック装置8の第2アーム15との間には、前記第1バック部材7が所定の回転角度である中立位置Nに達することで、第2アーム15を介して前記テーブルロック装置14をロックオフに操作することが可能なる連結手段16が連結されてなるため、連結手段16を操作するだけで、第2アーム15に接続したテーブルロック装置14がロックオフし、第2バック部材9が前側FRに折り畳まれ、第2バック部材9の背面がテーブルとなる。
第2バック部材9がシートクッション2に触れないだけ高い位置に第2バック部材9が支持されているので、シートクッション2は座り心地が良いだけ厚いものとすることが出来る。
前記連結手段16に第1連結ピン17を介して連結した第1アーム12の第1連結ピン17と、前記連結手段16に第2連結ピン20を介して連結した第2アーム15の第2連結ピン20とを結ぶ直線18に沿った長孔19が前記連結手段16に形成されてなるため、長孔19内を第2連結ピン20が移動している時にはロックオフが働かず、不用意な位置で第2バック部材9が前側FRに倒れ込まないことになる。
また、第2バック部材9が前側FRに倒れ込んだ状態で、第2バック部材9を元の中立位置Nに回転させると、第2アーム15の第2連結ピン20が長孔19に遊動する位置まで戻ることで、連結手段16が上方に移動するので、第2バック部材9は第1バック部材7に沿った状態に復帰できる。
以上の実施例では、長孔19は、連結手段16の上端部に形成されていることを例にして説明したが、これに限定されず、連結手段16の下端部でも良い。また、リクライニング装置4の巻きスプリング29でシートバック3を前側FRに回転させることを例にして説明したが、これに限定されず、無くても良い。また、乗り物用シートとして自動車用シートを例にして説明したが、これに限定されず、航空機、鉄道車両、車両、船舶などに搭載されているシートでも良い。シートバック3の背面には、後席(図示省略)に着座した乗員のためのスイッチ32が配設されてなる旨を説明したが、図11に示すように、テーブル部材6をヒンジを中心に回転可能にしても良い。回転させることで、テーブル部分、即ち、物を載置できるエリアが拡大するし、手前側に近寄ることでの商品性向上が図れる。
本発明の一実施例に係る乗り物用シートがフルフラット位置にあることを示す側面図。 図1のリクライニング装置及び折り畳み回転ロック装置を示す側面図。 図1のリクライニング装置及び折り畳み回転ロック装置の作用説明図。 図1の乗り物用シートが中立位置にあることを示す側面図。 図4の斜め後ろ側から示す斜視図。 図4のリクライニング装置及び折り畳み回転ロック装置を示す側面図。 図4のリクライニング装置及び折り畳み回転ロック装置の作用説明図。 図1の乗り物用シートが前倒し位置にあることを示す側面図。 図8のリクライニング装置及び折り畳み回転ロック装置を示す側面図。 図8のリクライニング装置及び折り畳み回転ロック装置の作用説明図。 図8を上側から見た斜視図。
符号の説明
1 シート
2 シートクッション
3 シートバック
4 リクライニング装置
7 第1バック部材
7a 第1バック部材の下端部
7b 第1バック部材の上端部
8 折り畳み回転ロック装置
9 第2バック部材
9a 第2バック部材の下端部
9b 第2バック部材の上端部
10 リクライニングヒンジ
11 リクライニングロック装置
12 第1アーム
13 テーブルヒンジ
14 テーブルロック装置
15 第2アーム
16 連結手段
16a 連結手段の下端部
16b 連結手段の上端部
17 連結部である第1連結ピン
18 直線
19 長孔
20 他の連結部である第2連結ピン
23 第3アーム
24 回転プレート
29 巻きスプリング
N,Na 中立位置
T 折り畳み位置
FR 前側
RR 後側
UP 上側
DW 下側

Claims (3)

  1. シートバックがリクライニング装置により立設された中立位置から前後に回転可能に軸支されてなり、前記シートバックは、前記リクライニング装置により下端部が前後に回転可能に軸支されてなる第1バック部材と、該第1バック部材が立設された中立位置で上端部となる部位に対して折り畳み回転ロック装置により前記第1バック部材の延長線上にほぼ沿った立設位置及びシートクッション上の折り畳み位置の二位置間で前後回転が可能なるように下端部が軸支されて成る第2バック部材とより構成されてなる乗り物用シートにおいて、
    前記リクライニング装置の一操作により、前記第1バック部材が所定の回転角度に達すると、前記折り畳み回転ロック装置のロックが解除されて前記第2バック部材が前記シートクッション上に折り畳み動作が可能なるように構成し、
    前記リクライニング装置は、前記第1バック部材の下端部を回転自在に軸支してなるリクライニングヒンジと、前記第1バック部材の回転を阻止するロック位置及び前記第1バック部材の回転を可能とするロックオフ位置の何れかに制御可能なるリクライニングロック装置と、操作手段により該リクライニングロック装置のロックオフを操作可能なる第1アームとより構成されてなり、
    前記折り畳み回転ロック装置は、前記第2バック部材の下端部を回転自在に軸支してなるテーブルヒンジと、前記第2バック部材の回転を阻止するロック位置及び前記第2バック部材の回転を可能とするロックオフ位置の何れかに制御可能なるテーブルロック装置と、該テーブルロック装置のロックオフを操作可能なる第2アームとより構成されてなり、
    前記リクライニング装置の第1アームと、前記折り畳み回転ロック装置の第2アームとの間には、前記第1バック部材が所定の回転角度に達することで前記第2アームを介して前記テーブルロック装置をロックオフを操作可能なる連結手段が連結されてなり、
    該連結手段に連結部を介して連結した前記第1アームの連結部と、前記連結手段に他の連結部を介して連結した前記第2アームの他の連結部とを結ぶ直線に沿った長孔が前記連結手段に形成されてなることを特徴とする乗り物用シート。
  2. 請求項1に記載の乗り物用シートであって、
    前記リクライニング装置は、前記第1バック部材の下端部を回転自在に軸支してなるリクライニングヒンジと、前記第1バック部材の回転を阻止するロック位置及び前記第1バック部材の回転を可能とするロックオフ位置に制御可能なるリクライニングロック装置と、操作手段により該リクライニングロック装置のロックオフを操作可能なる第1アームとより構成されてなり、
    前記折り畳み回転ロック装置は、前記第2バック部材の下端部を回転自在に軸支してなるテーブルヒンジと、前記第2バック部材の回転を阻止するロック位置及び前記第2バック部材の回転を可能とするロックオフ位置の何れかに制御可能なるテーブルロック装置と、該テーブルロック装置のロックオフを操作可能なる第2アームとより構成されてなり、
    前記リクライニング装置の第1アームと、前記折り畳み回転ロック装置の第2アームとの間には、前記第1バック部材が所定の回転角度に達することで第2アームを介して前記テーブルロック装置をロックオフ操作可能なる連結手段が連結されてなることを特徴とする乗り物用シート。
  3. 請求項2に記載の乗り物用シートであって、
    前記連結手段に連結部を介して連結した第1アームの連結部と、前記連結手段に他の連結部を介して連結した第2アームの他の連結部とを結ぶ直線に沿った長孔が前記連結手段に形成されてなることを特徴とする乗り物用シート。
JP2005130144A 2005-04-27 2005-04-27 乗り物用シート Expired - Fee Related JP4693478B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005130144A JP4693478B2 (ja) 2005-04-27 2005-04-27 乗り物用シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005130144A JP4693478B2 (ja) 2005-04-27 2005-04-27 乗り物用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006306229A JP2006306229A (ja) 2006-11-09
JP4693478B2 true JP4693478B2 (ja) 2011-06-01

Family

ID=37473614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005130144A Expired - Fee Related JP4693478B2 (ja) 2005-04-27 2005-04-27 乗り物用シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4693478B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007054377A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Fuji Kiko Co Ltd シートリクライニング装置
JP5164514B2 (ja) * 2007-10-09 2013-03-21 テイ・エス テック株式会社 車両用格納シート
JP5956865B2 (ja) * 2012-08-06 2016-07-27 株式会社今仙電機製作所 シートバックの前倒し装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63155445U (ja) * 1987-03-31 1988-10-12
JPH0327742U (ja) * 1989-07-28 1991-03-20
JPH04125740U (ja) * 1991-05-10 1992-11-17 富士機工株式会社 シートロツク解除装置
JPH11266952A (ja) * 1998-03-20 1999-10-05 Nissan Shatai Co Ltd シート用リクライニング装置
JP2003102580A (ja) * 2001-09-28 2003-04-08 Araco Corp シートにおける二段ヒンジ機構

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63155445U (ja) * 1987-03-31 1988-10-12
JPH0327742U (ja) * 1989-07-28 1991-03-20
JPH04125740U (ja) * 1991-05-10 1992-11-17 富士機工株式会社 シートロツク解除装置
JPH11266952A (ja) * 1998-03-20 1999-10-05 Nissan Shatai Co Ltd シート用リクライニング装置
JP2003102580A (ja) * 2001-09-28 2003-04-08 Araco Corp シートにおける二段ヒンジ機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006306229A (ja) 2006-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4105534B2 (ja) 車両用シート
JP6060826B2 (ja) シートバック連動式オットマン装置
WO2007043586A1 (ja) シート構造、シート伸縮方法及び車両
WO2007046373A1 (ja) シート構造、シート伸縮方法及び車両
JP5093683B2 (ja) 車両座席
JP5109543B2 (ja) 乗物用シート
JP6237467B2 (ja) 乗物用シート
JP4269824B2 (ja) シート装置
JP2009029272A (ja) ウォークインシートスライド装置
JP4955352B2 (ja) 乗り物用テーブル
JP4693478B2 (ja) 乗り物用シート
JP4023720B2 (ja) 車両用シート
JP2016199230A (ja) 乗物用シート
JP2007203757A (ja) シート格納構造
JP3992897B2 (ja) 床下格納シート構造
JPH07223474A (ja) 車両用折りたたみシート
KR101902332B1 (ko) 차량용 시트의 싱킹 메커니즘
JP2000217659A (ja) ヘッドレストの可倒装置
JP2010149819A (ja) 車両用シートの操作構造
JP6056525B2 (ja) シートバック連動式オットマン装置
JP2001030812A (ja) 車両用折畳みシート
JP5412949B2 (ja) ダブルフォールド式乗物用シート
JP4055770B2 (ja) 車両用シートのシートバック支持構造
JP2005104364A (ja) 乗り物用座席
JP2003220868A (ja) 車両用シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100803

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110215

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4693478

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees