JP4677597B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排尿の有無を外部から識別可能なインジケータが取り付けられた使い捨ておむつに関する。
【０００２】
【従来の技術】
特開平９−２９９４０１号公報は、透液性表面シートと、不透液性裏面シートと、表裏面シートの間に介在する吸液性コアとから構成され、前胴周り域および後胴周り域と、それら胴周り域の間に位置する股下域とを備え、前胴周り域に尿で濡れると顕在化して排尿の有無を裏面シートの外側から識別可能なインジケータが取り付けられた使い捨ておむつを開示している。
【０００３】
インジケータは、裏面シートとコアとの間に介在して尿に濡れると顕在化するインキ層と、裏面シートとインキ層との間に位置してインキ層に密着するインキ被覆層とから形成されている。インキ被覆層は、界面活性剤を含有している。裏面シートは、酸化チタンや炭酸カルシウム、硫酸バリウムのいずれかの微細粒子を含む通気不透液性の延伸プラスチックフィルムから形成されている。このおむつは、インジケータが尿で濡れると、インキ被覆層に含まれる界面活性剤が溶けて白化している裏面シートの内面を尿で濡らし、裏面シートを透してインキ層の視認が容易になるという効果を有する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
おむつでは、排尿の有無をおむつ着用者の母親や介護者だけが識別できればよく、第三者が識別する必要はない。しかし、前記公報に開示のおむつでは、尿が排泄されると人目に付き易いようにインキ層が顕在化するので、尿が排泄されたことを第三者に容易に識別されてしまう。このおむつでは、尿の排泄があったことを第三者に指摘されることで、おむつ着用者の自尊心が傷つけられてしまう場合がある。
【０００５】
本発明の課題は、おむつ着用者の自尊心を傷つけないように、排尿の有無を外部から識別することができる使い捨ておむつを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の前提は、肌当接側に位置する透液性表面シートと、肌非当接側に位置する不透液性裏面シートと、前記表裏面シートの間に介在する吸液性コアとから構成され、前胴周り域および後胴周り域と、それら胴周り域の間に位置する股下域とを備え、排尿の有無を前記裏面シートの外側から識別可能なインジケータが前記前後胴周り域と前記股下域とのうちの少なくとも該前胴周り域に取り付けられた使い捨ておむつである。
【０００７】
前記前提における本発明の特徴としては、前記インジケータが、疎水性繊維不織布に界面活性剤を塗布して親水処理を施した透液性中間シートと、前記裏面シートと前記中間シートとは異なる色で該裏面シートの外側から視認可能な所与形状を画く水溶性着色剤とから形成され、前記中間シートが、前記裏面シートと前記コアとの間に介在し、前記着色剤が、前記裏面シートと前記中間シートとのうちの少なくとも一方の対向面に塗布されており、前記おむつでは、それに排泄された尿が前記界面活性剤と前記着色剤とを溶かし、尿に溶けた前記界面活性剤と前記着色剤とが前記中間シートを透過して前記コアに吸収されることで、前記形状が実質的に消失するとともに、前記中間シートが疎水性となって前記コアに吸収された前記着色剤の前記裏面シート側への逆戻りを阻止することにある。
【０００８】
本発明の実施の態様の一例としては、前記尿の排泄後における前記形状の消失時間が３０秒〜２分の範囲にある。
【０００９】
本発明の実施の態様の他の一例としては、前記中間シートの坪量が１０〜３０ｇ／ｍ^２の範囲にあり、前記中間シートの厚み寸法が０．１〜３．０ｍｍの範囲にある。
【００１０】
本発明の実施の態様の他の一例としては、前記中間シートが前記コアの表面に密着している。
【００１１】
本発明の実施の態様の他の一例としては、前記裏面シートと前記中間シートとの対向面どうしが互いに密着している。
【００１２】
【発明の実施の形態】
添付の図面を参照し、本発明に係る使い捨ておむつの詳細を、パンツ型のおむつを例として説明すると、以下のとおりである。
【００１３】
図１，２は、使い捨ておむつ１の部分破断斜視図と、図１のＩＩ−ＩＩ線端面図とである。図１では、胴周り方向を矢印Ｘ、縦方向を矢印Ｙで示し、脚周り方向を矢印Ｚで示す。なお、表裏面シート２，３や中間シート１５の内面２ａ，３ａ，１５ａとは、コア４に対向する面をいい、それらシート２，３，１５の外面２ｂ，３ｂ，１５ｂとは、コア４に非対向の面をいう。
【００１４】
おむつ１は、肌当接側に位置する透液性表面シート２と、肌非当接側に位置する不透液性裏面シート３と、それらシート２，３の間に介在する吸液性コア４とから構成されている。おむつ１は、互いに対向する前胴周り域５および後胴周り域７と、前後胴周り域５，７の間に位置する股下域６とを有する。おむつ１は、前後胴周り域５，７を胴周り方向へ延びる胴周り端部８と、前後胴周り域５，７を縦方向へ延びる胴周り側部９と、股下域６を脚周り方向へ延びる脚周り側部１０とを有する。
【００１５】
おむつ１では、胴周り側部９が合掌状に重なり合い、胴周り側部９が縦方向へ間欠的に並ぶ多数の熱融着線１１を介して固着されている。おむつ１には、胴周り開口１２とその下方に一対の脚周り開口１３とが画成されている。おむつ１の前胴周り域５と股下域６とには、排尿の有無を裏面シート３の外側から識別することができるインジケータ１４が取り付けられている。
【００１６】
胴周り端部８には、胴周り方向へ延びる複数条の胴周り用弾性部材１７が伸長状態で取り付けられている。脚周り側部１０には、脚周り方向へ延びる複数条の脚周り用弾性部材１８が伸長状態で取り付けられている。胴周り用弾性部材１７と脚周り用弾性部材１８とは、表面シート２と裏面シート３との間に介在し、それらシート２，３の少なくとも一方の内面２ａ，３ａに固着されている。
【００１７】
表面シート２には、親水性繊維不織布、微細な多数の開孔を有するプラスチックフィルムのいずれかを使用している。裏面シート３には、疎水性繊維不織布、酸化チタンや炭酸カルシウム、硫酸バリウム等の無機物微細粒子を含有するプラスチックフィルムを延伸することにより得られた通気不透液性フィルム、前記疎水性繊維不織布と前記通気不透液性フィルムとを重ね合わせた複合シートのいずれかを使用している。裏面シート３は、その光線透過率が３０〜８０％の範囲にある。プラスチックフィルムには、ポリオレフィン系やポリエステル系の熱可塑性合成樹脂フィルムを使用することができる。表面シート２と裏面シート３とは、白色または乳白色を呈する。
【００１８】
コア４は、フラッフパルプと高吸収性ポリマー粒子との混合物、または、フラッフパルプと高吸収性ポリマー粒子と熱可塑性合成樹脂繊維との混合物であり、所要の厚みに圧縮されている。コア４は、表面シート２の内面２ａに接合されている。コア４は、それの型崩れやポリマー粒子の脱落を防止するため、全体がティッシュペーパーに被覆、接合されていることが好ましい。ポリマー粒子としては、デンプン系、セルロース系、合成ポリマー系のものを使用することができる。
【００１９】
インジケータ１４は、前胴周り域５から股下域６へ向かって延び、それら域５，６の胴周り方向中央部に取り付けられている。インジケータ１４は、疎水性繊維不織布に界面活性剤（図示せず）を塗布して親水処理を施した透液性中間シート１５と、裏面シート３と中間シート１５とは異なる色で裏面シート３の外側から視認可能な所与形状を画く水溶性着色剤１６とから形成されている。
【００２０】
中間シート１５は、裏面シート３とコア４との間に介在し、前胴周り域５に延びるコア４の表面４ａに密着している。中間シート１５は、その外面１５ｂ（対向面）が裏面シート３の内面３ａ（対向面）に固着されておらず、その内面１５ａが間欠的に塗布された接着剤（図示せず）を介してコア４の表面４ａに固着されている。中間シート１５は、白色または乳白色を呈する。中間シート１５の胴周り方向中央部には、着色剤１６によって前胴周り域５から股下域６へ向かって縦方向へ並ぶ３つの星の形状Ｓが画かれている。着色剤１６は、中間シート１５の外面１５ｂに塗布されている。
【００２１】
図３は、尿が排泄されたときのインジケータ１４の変化を説明する模式図である。おむつ１に排泄された尿（図示せず）は、コア４から滲出してインジケータ１４に達するとともに、コア４の周縁から裏面シート３とコア４との間に滲入してインジケータ１４に達する。インジケータ１４では、それが尿に濡れると、中間シート１５に塗布された界面活性剤と着色剤１６とが尿に溶け、矢印Ｌで示すように、尿に溶けた界面活性剤と着色剤１６とが中間シート１５を透過して尿と一緒にコア４に吸収、保持される。
【００２２】
おむつ１では、それに尿が排泄されると、尿に溶けた着色剤１６がコア４に吸収されて着色剤１６によって画かれた形状Ｓが消失するので、裏面シート３の外側から排尿の有無を識別することができる。おむつ１では、排尿後に形状Ｓが消失するので、尿が排泄されるとインキ層が顕在化する従来技術のおむつと比較し、排尿の有無を第三者が気づき難く、尿が排泄されたことを第三者に指摘されることはなく、おむつ着用者の自尊心が傷つくことはない。
【００２３】
おむつ１では、それに尿が排泄されると、中間シート１５に塗布された界面活性剤が尿に溶けてコア４に吸収され、中間シート１５が疎水性に戻るので、コア４に吸収された着色剤１６が再び中間シート１５を透過して裏面シート３側に逆戻りすることはない。おむつ１では、コア４が着色剤１６を吸収することでそれが着色されたとしても、裏面シート３の外側からコア４の色を視認し得ないように、中間シート１５がコア４を隠蔽する。
【００２４】
おむつ１では、着色剤によって画かれた形状Ｓが前胴周り域５から股下域６へ向かって縦方向へ並んでいるので、尿が前胴周り域５に集中して排泄されると、域５に画かれた形状Ｓが速やかに消失し、尿が股下域６に集中して排泄されると、域６に画かれた形状Ｓが速やかに消失する。ゆえに、おむつ１では、尿が前胴周り域５と股下域６とのいずれかに排泄されたとしても、排尿の有無を確実に識別することができる。
【００２５】
おむつ１では、尿の排泄後における形状Ｓの消失時間が３０秒〜２分の範囲、中間シート１５の坪量が１０〜３０ｇ／ｍ^２の範囲にあり、中間シート１５の厚み寸法Ｍが０．１〜３．０ｍｍの範囲にある。中間シート１５の坪量が１０ｇ／ｍ^２未満であって中間シート１５の厚み寸法Ｍが０．１ｍｍ未満では、着色剤１６を吸収して着色されたコア４を中間シート１５によって隠蔽することができず、裏面シート３の外側からコア４の色を視認することができてしまう場合がある。中間シート１５の坪量が３０ｇ／ｍ^２を超過し、中間シート１５の厚み寸法Ｍが３．０ｍｍを超過すると、尿に溶けた着色剤１６が中間シート１５を透過するのに時間がかかり、尿の排泄後における形状Ｓの消失時間が２分を超えてしまう場合がある。
【００２６】
図４，５は、他の実施の形態を示す図２と同様のＩＩ−ＩＩ線端面図と、尿が排泄されたときのインジケータ１４の変化を説明する模式図とである。図４では、裏面シート３と中間シート１５とは異なる色の着色剤１６が裏面シート３の内面３ａ（対向面）と中間シート１５の外面１５ｂ（対向面）とに塗布されている。中間シート１５は、その外面１５ｂ（対向面）が間欠的に塗布された接着剤（図示せず）を介して裏面シート３の内面３ａに固着され、その内面１５ａが間欠的に塗布された接着剤（図示せず）を介してコア４の表面４ａに固着されている。
【００２７】
おむつ１では、裏面シート３の内面３ａが中間シート１５の外面１５ｂに密着しているので、裏面シート３と中間シート１５とが互いに離間している場合と比較し、尿に溶けた着色剤１６が裏面シート３の側から中間シート１５を透過してコア４に速やかに吸収され、排尿後に着色剤１６によって画かれた形状Ｓが３０秒〜２分の間に消失する。中間シート１５の坪量と厚み寸法Ｍとは、図２のそれと同一である。
【００２８】
おむつ１では、コア４の周縁から周方向外方へ延びる表面シート２と裏面シート３との周縁部が互いに重なり合った状態で固着されている。表裏面シート２，３の固着や表裏面シート２，３に対する弾性部材１７，１８の固着、表面シート２に対するコア４の接合には、ホットメルト型接着剤、または、ヒートシールやソニックシール等の熱による溶着手段を利用することができる。ホットメルト型接着剤による固着では、表裏面シート２，３に接着剤をスパイラル状やスプレー状に塗布するパターンを適宜選択することができる。
【００２９】
おむつ１では、インジケータ１４が前後胴周り域５，７と股下域６とのうちの少なくとも１つの域に取り付けられていればよい。中間シート１５は、着色剤１６によって画かれた形状Ｓの少なくとも２倍の大きさを有することが好ましい。着色剤１６によって画かれた形状Ｓは、中間シート１５の略中央部に位置することが好ましい。着色剤１６は、裏面シート３の内面３ａに塗布されていてもよい。
【００３０】
着色剤１６によって画かれる形状Ｓには、特に限定はなく、星の他に、円や三角形、方形、菱形等の幾何学的模様、または、キャラクターの絵、文字でも良い。形状Ｓの個数は、図示例の３つに限定するものではなく、１つまたは２つでもよく、３つを超過してもよい。
【００３１】
界面活性剤としては、イオン性活性剤や非イオン性活性剤を使用することができる。イオン性活性剤には、カルボン酸塩や硫酸エステル塩、スルホン酸塩、リン酸エステル塩等のアニオン活性剤、モノアルキルアミン塩酸塩やジアルキルアミン塩酸塩、トリアルキルアミン塩酸塩等のカチオン活性剤、または、アミノ酸型両性活性剤、アンモニウム型両性活性剤を使用することができる。非イオン性活性剤には、ポリオキシエチレン型活性剤や多価アルコール型活性剤を使用することができる。
【００３２】
水溶性着色剤１６としては、食品添加用色素を水またはアルコールに溶かしたものや水溶性インキを使用することができる。その具体例としては、食用赤色１０５号（ローズベンガル）を水またはアルコールに溶かした溶液（水への溶解度：３６．２５ｇ／１００ｍｌ（２６℃）、アルコールへの溶解度：７．５３ｇ／１００ｍｌ（２６℃））、食用緑色３号（ファストグリーンＦＣＦ）を水またはアルコールに溶かした溶液（水への溶解度：２４．９ｇ／１００ｍｌ（２１℃）、アルコールへの溶解度：６．８ｇ／１００ｍｌ（２１℃））、食用青色１号（プリリアントブルーＦＣＦ）を水またはアルコールに溶かした溶液（水への溶解度：１８．７ｇ／１００ｍｌ（２１℃）、アルコールへの溶解度：９．０ｇ／１００ｍｌ（２１℃））がある。着色剤１６の色には、特に限定はなく、裏面シート３および中間シート１５と異なる色であればよい。
【００３３】
中間シート１５を固着する接着剤には、特に限定はないが、デンプンやニカワ等の親水性天然高分子接着剤やポリビニルアルコールやポリビニルピロリドン等の水溶性合成高分子接着剤を使用することが好ましい。接着剤には、ホットメルト型接着剤を使用することもできる。
【００３４】
表裏面シート２，３や中間シート１５に使用する不織布としては、スパンレース、ニードルパンチ、メルトブローン、サーマルボンド、スパンポンド、ケミカルボンド、エアースルー、の各製法により製造されたものを使用することができる。不織布の構成繊維としては、ポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系、の各繊維、ポリエチレン／ポリプロピレンまたはポリエステルからなる芯鞘型複合繊維または並列型複合繊維を使用することができる。
【００３５】
この発明は、前後胴周り域５，７があらかじめ連結されたパンツ型のおむつ１の他に、着用時に前後胴周り域を連結するオープン型のおむつにも実施することができる。
【００３６】
【発明の効果】
本発明にかかる使い捨ておむつによれば、それに尿が排泄されると、尿に溶けた着色剤がコアに吸収され、着色剤が画く形状が消失するので、裏面シートの外側から排尿の有無を識別することができる。このおむつでは、排尿後に形状が消失するので、排尿の有無を第三者が気づき難く、尿が排泄されたことを第三者に指摘されることはなく、おむつ着用者の自尊心が傷つくことはない。
【００３７】
また、このおむつでは、中間シートに塗布された界面活性剤がコアに吸収されて中間シートが疎水性に戻るので、尿に溶けてコアに吸収された着色剤が再び中間シートを透過して裏面シート側へ逆戻りすることはない。このおむつでは、コアが着色剤を吸収することでそれが着色されたとしても、裏面シートの外側からコアの色を視認し得ないように、中間シートがコアを隠蔽する。
【図面の簡単な説明】
【図１】使い捨ておむつの部分破断斜視図。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ線端面図。
【図３】尿が排泄されたときのインジケータの変化を説明する模式図。
【図４】他の実施の形態を示す図２と同様の端面図。
【図５】尿が排泄されたときのインジケータの変化を説明する模式図。
【符号の説明】
１ パンツ型の使い捨ておむつ（使い捨ておむつ）
２ 透液性表面シート
３ 不透液性裏面シート
３ａ 内面（対向面）
４ 吸液性コア
４ａ 表面
５ 前胴周り域
６ 股下域
７ 後胴周り域
１４ インジケータ
１５ 透液性中間シート
１５ｂ 外面（対向面）
１６ 水溶性着色剤
１８ 接合部
Ｍ 厚み寸法
Ｓ 形状

Claims (5)

1. 肌当接側に位置する透液性表面シートと、肌非当接側に位置する不透液性裏面シートと、前記表裏面シートの間に介在する吸液性コアとから構成され、前胴周り域および後胴周り域と、それら胴周り域の間に位置する股下域とを備え、排尿の有無を前記裏面シートの外側から識別可能なインジケータが前記前後胴周り域と前記股下域とのうちの少なくとも１つの域に取り付けられた使い捨ておむつにおいて、
   前記インジケータが、疎水性繊維不織布に界面活性剤を塗布して親水処理を施した透液性中間シートと、前記裏面シートと前記中間シートとは異なる色で該裏面シートの外側から視認可能な所与形状を画く水溶性着色剤とから形成され、前記中間シートが、前記裏面シートと前記コアとの間に介在し、前記着色剤が、前記裏面シートと前記中間シートとのうちの少なくとも一方の対向面に塗布されており、
   前記おむつでは、それに排泄された尿が前記界面活性剤と前記着色剤とを溶かし、尿に溶けた前記界面活性剤と前記着色剤とが前記中間シートを透過して前記コアに吸収されることで、前記形状が実質的に消失するとともに、前記中間シートが疎水性となって前記コアに吸収された前記着色剤の前記裏面シート側への逆戻りを阻止することを特徴とする前記おむつ。
2. 前記尿の排泄後における前記形状の消失時間が、３０秒〜２分の範囲にある請求項１記載のおむつ。
3. 前記中間シートの坪量が、１０〜３０ｇ／ｍ^２の範囲にあり、前記中間シートの厚み寸法が、０．１〜３．０ｍｍの範囲にある請求項１または請求項２に記載のおむつ。
4. 前記中間シートが、前記コアの表面に密着している請求項１ないし請求項３いずれかに記載のおむつ。
5. 前記裏面シートと前記中間シートとの対向面どうしが、互いに密着している請求項１ないし請求項４いずれかに記載のおむつ。

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