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JP4645626B2 - 薄型表示装置 - Google Patents

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Description

この発明は、フラット表示パネルをキャビネット内に保持する薄型表示装置に関する。
従来、液晶モジュール等のフラット表示パネルをキャビネット内に固定する際に、あらかじめ別の板金等に液晶モジュール等のフラット表示パネルを固定し、固定された板金をキャビネットに固定する方法が知られている。
例えば、特許文献1には、液晶パネル等を専用の取り付けフレームSHDで固定した液晶モジュールを作成し、該液晶モジュールをその専用の取り付けフレームに液晶モニターのケース側からネジで固定することで、液晶モジュールを固定する技術が開示されている。
特開2002−23140号公報
上記特許文献1では、専用フレームを作成する必要があるため、液晶モジュール自体を専用で作成する必要があり、汎用性に乏しい。また、専用部品を用いるとコストが高くなってしまう。
この発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、あらかじめ板金に固定することなく、既成のフラット表示パネルを固定することが可能な薄型表示装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、主たる発明の薄型表示装置では、映像を画面に表示するフラット表示パネルと、音声を出力するスピーカと、映像を上記フラット表示パネルに表示させるとともに音声を上記スピーカにて出力させる基板と、上記フラット表示パネルとスピーカと主基板とを収容するキャビネットとを備える薄型表示装置において、上記キャビネットのフロントキャビネットには、上記フラット表示パネルの外周を囲み、該フロントキャビネットに略垂直に突出する枠リブを設けてあり、上記枠リブの内側であって上記枠リブの4辺のうち相対する2辺を構成する一方の辺の内側に上記フラット表示パネルを上記フロントキャビネットと係止して保持可能な保持部材が設けられており、上記枠リブの外側であって上記2辺を構成する他方の辺の外側に座付きネジの受けボスが設けられており、上記リブで囲まれた位置に上記フラット表示パネルを挿入し、上記保持部材にて同フラット表示パネル係止させるとともに、上記受けボスに上記座付きネジであって上記受けボスに螺合したときに座面が上記受けボスと上記枠リブとを合わせた厚みを超える大きさの座を有する座付きネジを螺合せしめることにより、当該座付きネジの座にて上記フラット表示パネルの背面側押さえつけて保持する構成としてある。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
上記主たる発明の構成によれば、フラット表示パネルはその外周を取り囲む枠リブによりフロントキャビネットの開口位置にはめ込まれる。フラット表示パネルは、枠リブに囲まれているため、フロントキャビネットの上下左右方向に動くことはない。また、前方側には、フロントキャビネットが当接するため、前方側に動くこともない。そして、保持部材により、フロントキャビネットと略平行に保持されるため、フロントキャビネットの後方側に倒れ込むことがないように保持される。また、フロントキャビネットに設けられている受けボスに、座付きネジを用いてフラット表示パネルを固定することで、座付きネジの座の部分が平面的に押さえ込むことで、フロントキャビネットの後方側に倒れ込むことがないように保持される。
ここでリブ部とは、キャビネット等の平面から直角に取り付ける補強材のことをいう。本発明においては、支持部材として用いられている。
このように構成すると、従来からある板金に固定するタイプのフラット表示パネルを用いて、板金や板金に固定するためのネジなどを用いることなく、フラット表示パネルをフロントキャビネットに固定することができる。そのため、金具等の部品点数を削減することができ、また工数を減らすことが可能なため、より安価にすることができる。
なお、先に保持部材で、フラット表示パネルを保持することで、座付きネジでのネジ止めの際に、後方側に倒れてき難いため、ネジでの固定を容易にすることができる。
上記保持部材の一例として、上記フロントキャビネットの内側に上記フロントキャビネットから略垂直になるように突出して、上記フラット表示パネルの厚さと略同じだけ延出しており、延出した先がフラット表示パネルの背面側と干渉するように突出し、突出した方向の先端へ向かって徐々に厚みが薄くなる係止爪構造となっている構成とすることができる。
このように構成すると、先端に向かって厚みが徐々に薄くなっているため、フラット表示パネルを保持部材に差し込む際に、フラット表示パネルを斜めに差し込んでも、先端側にあたり厚みが薄いので、多少後方側に撓ませることができ、容易に差し込むことができる。また、一度差し込むと、フロントキャビネットと、保持部材の間にフラット表示パネルを挟み込むことになる。フラット表示パネルの後方側に向かって力がかかっても、係止部材の下部には十分な厚みがあり、また摩擦力も働くため、係止部材からはずれ、後方側に倒れ込むことはない。
上記フロントキャビネットの一例として、上記係止爪構造の延出した部分に相当する位置に、貫通穴が形成されており、該貫通穴を覆い隠す位置に、化粧板を貼着する構成とすることができる。
フロントキャビネットを形成する際に、係止爪構造を形成するためには、孔をあけずに形成するためにはスライド形成する必要がある。しかし、一般的にスライド形成は手間がかかる上、強度がスライド形成しない場合に比べて劣る。そこで、係止爪構造の部分のフロントキャビネットの表面側に、孔があくようにすれば、スライド形成をしなくても、係止爪構造を形成することができる。また、その部分に化粧版を貼着することで、孔を見えなくすることができる。
このような構成では、係止爪構造を形成する際に、スライド形成をする必要がなく、形成が容易にできる。
上記キャビネットの一例として、バックキャビネットは、上記フロントキャビネット側に向かって突出して、当該バックキャビネットが上記フロントキャビネットと係合される際に、上記フラット表示パネルに当接する支持リブを備える構成とすることができる。
バックキャビネットとフロントキャビネットが係合されると、バックキャビネットに設けられ、フロントキャビネット側に向かって突出する支持リブが、フラット表示パネルの背面に当接し、フラット表示パネルが、後方側に動くのを妨げる。
このように構成すると、フラット表示パネルの端部だけでなく、他の位置でも、指示することができ、より後方側への動きを妨げることができる。
上記支持リブの一例として、バックキャビネットの略中央であって、上記主基板等の基板に当接しない位置に設けられている構成とすることができる。
このように構成すると、基板の位置を考慮しつつ、フラット表示パネルの中央付近に支持リブを設けることができ、より効率的に支持することができる。
上記支持リブの一例として、上記主基板等の基盤の外周を取り囲むような位置に設けられている構成とすることができる。
このように構成すると、基板がフラット表示パネルの略中央付近に存在する場合であっても、基板に当接することなく、支持リブを設けることができる。
また、更に具体的な構成として、上記フラット表示パネルが、液晶テレビジョンの液晶パネルであって、上記保持部材は、上記フロントキャビネットの内側に上記フロントキャビネットから略垂直になるように突出して、上記フラット表示パネルの厚さと略同じだけ延出しており、延出した先がフラット表示パネルの背面側と干渉するように突出し、延出方向の先端へ向かって徐々に厚みが薄くなる係止爪構造となっており、上記フロントキャビネットの液晶パネルの固定される位置の下部に3箇所設けられており、上記受けボスは、フロントキャビネットの上記フロントキャビネットの液晶パネルの固定される位置の上部に3箇所設けられており、上記フロントキャビネットは、上記係止爪構造の延出した部分に相当する位置に、貫通穴が形成されており、該貫通穴を覆い隠す位置に、化粧板を貼着しており、上記キャビネットのバックキャビネットは、バックキャビネットの略中央であって、上記主基板等の基板に当接しない位置に、上記フロントキャビネット側に向かって突出して、当該バックキャビネットが上記フロントキャビネットと係合される際に、上記フラット表示パネルに当接する支持リブを備えている構成としても良い。
更に具体的に構成された上記発明では、上述した各構成と同様の効果を奏することはいうまでもない。
以下、添付図面にもとづいて、本発明を液晶テレビジョンにおいて具現化した実施例について説明する。
なお、ここでは液晶テレビジョンを例として説明するが、フラット表示パネルを利用するものであれば、プラズマテレビジョンなど他のテレビジョンであっても良いし、さらにパソコンなどのディスプレイであっても良い。
図1において、液晶テレビジョン100は、アンテナ11aで受信されるテレビ放送信号から選択されているチャンネルのテレビ放送信号を抽出して出力するチューナ11と、当該テレビ放送信号に基づき映像信号と音声信号を出力させる映像音声処理部12と、該音声信号に基づき音声を出力するスピーカ13と、該映像信号に基づき映像を表示する液晶ディスプレイ14と、各部を制御するマイコン15と、各部に電源を供給する電源回路16とを備えている。
図2は、液晶テレビジョン100を斜め前方から見た斜視図である。同図において、液晶テレビジョン100は、フロントキャビネット20とバックキャビネット30と液晶ディスプレイ14とスピーカ13と脚部40とから構成されている。
フロントキャビネット20は、液晶ディスプレイ14をその映像の表示領域がディスプレイ用の開口部21に露出されるように保持する。フロントキャビネット20の内部に音声を出力するスピーカ13が設置され、ディスプレイ用の開口部21の下部の左右にスピーカ用の開口部26が設けられている。また、化粧板27は、後述する形成穴24を覆い隠すように、フロントキャビネット20に貼着されている。
また、バックキャビネット30は、フロントキャビネット20と係合され、ネジ等で止められている。また、フロントキャビネット20とバックキャビネット30の内部に基板50などを収容する。基板50には、映像音声処理部12やマイコン15等、液晶テレビジョン100の制御を行うための回路やICチップが実装されている。
脚部40は、液晶ディスプレイ14の表示面が略鉛直に配向するようにキャビネットを支持する。
図3は、フロントキャビネット20の内面図である。
フロントキャビネット20の内面には、液晶ディスプレイ14の設置位置を取り囲むように枠リブ22が設けられている。本実施例においては、枠リブ22は液晶ディスプレイ14の設置位置の周りをすべて囲むように設けられているが、全部が囲まれていなくても良く、液晶ディスプレイ14の重量が支えられる程度の強度が保持できるように、間隔があいていても良い。また、本実施例では枠リブ22は、液晶ディスプレイ14の上側にも設けられているが、上側にはあまり力がかからないため、上側の枠リブは設けない構造とすることもできる。なお、枠リブ22の液晶ディスプレイ14の重量を支える下部の部位は液晶ディスプレイ14と接しない側に徐々に厚みを増し、フロントキャビネット20に接する位置が一番厚みがある三角リブとすることもできる。
フロントキャビネット20の下側で、枠リブ22の内側の液晶ディスプレイ14の下端が当接する位置に、固定用フック23が設けられている。固定用フック23は保持部材として機能する。固定用フック23は、フロントキャビネット20から略垂直になるように突出して、液晶ディスプレイ14の厚さと略同じだけ延出した延出部23bと、延出部23bの先端部分から、液晶ディスプレイ14の背面と干渉するように突出する先端部23aとからなる係止爪構造をしている。延出部23bの先端部分から、液晶ディスプレイ14に接する面は、延出部23bと略垂直、つまり液晶ディスプレイ14と略平行に形成される。また、液晶ディスプレイ14に接しない側は、先端23cに向かって徐々に厚みを薄くしていくため、図4及び後述する図5の断面図で見ると、先端部23aが、略直角三角形のような形状となる。
このように構成すると、先端23cに向かって厚みが徐々に薄くなっているため、液晶ディスプレイ14をフロントキャビネット20と固定用フック23の間に差し込む際に、先端部23aの先端23c側にあたり厚みが薄いので、図5に示すように、液晶ディスプレイ14を斜めに差し込んでも、先端23c側にあたり、先端23cは、厚みが薄いので、多少外側に撓ませることができ、容易に差し込むことができる。また、一度差し込むと、固定用フック23の下側で枠リブ22に近い側は、十分な厚みがあり、また摩擦力も働くため、液晶ディスプレイ14が、固定用フック23からはずれ、後方側に倒れ込むことはない。
なお、図5は、固定用フック23付近の断面図であり、液晶ディスプレイ14を差し込むところである。
なお、本実施例においては、固定用フック23を中央部と左右の3箇所に設けているが、これは液晶ディスプレイ14が後方側に動くのを妨げるものなので、ディスプレイのインチ数の変更等必要に応じて、その数を変動させればよい。例えば、ディスプレイを大きくする場合には、かかる力を分散する必要があるため、その数を5箇所にしてもよい。また、ディスプレイが小型の場合には2箇所にしてもよい。
また、本実施例では、保持部材の例として係止爪構造の固定用フック23を挙げたが、フロントキャビネット20から略垂直になるように突出して、液晶ディスプレイ14の厚さと略同じだけ延出した後、延出した先端から垂直方向で液晶ディスプレイ14の方向に延出部分と同じ厚さで突出するようなL字型を横にした形状をしていてもよい。他にも、液晶ディスプレイ14が後方側に倒れるのを妨げる構造であればよい。
フロントキャビネット20を樹脂成形する際に、形成穴24がフロントキャビネット20に形成される。形成穴24を作らず、フロントキャビネット20と先端部23aを平行に形成するには、スライド形成などの必要性がある。そこで、本実施例ではスライド形成をせず、この位置に形成穴24を設け、先端部23aに樹脂が流れるように金型を作ることで、先端部23aに必要な形成が行われるようにする。なお、この形成穴24は、化粧板27に覆われ、ユーザからは見えないようにされる。
フロントキャビネット20の上側で、枠リブ22の外側に、受けボス25が設けられている。これは後述する座付きネジ28のネジ穴となる。
本実施例においては、受けボス25を中央部と左右の3箇所に設けているが、これは液晶ディスプレイ14が後方側に倒れるのを妨げるものなので、ディスプレイのインチ数の変更等必要に応じて、その数を変動させればよい。また必ずしも固定用フック23の数と同じである必要はない。
なお、本実施例ではフロントキャビネット20の下側に固定用フック23を設け、上側に受けボス25を設けているが、これらは逆でもよく、また左右のどちらか一方に固定用フック23を設け、もう一方に受けボス25を設けるようにしてもよい。また、両側に固定用フック23を設けて固定するようにしてもよい。
図4は、液晶テレビジョン100の断面図である。
フロントキャビネット20とバックキャビネット30は係合され、ネジ等で外れないように固定されている。その内部に液晶ディスプレイ14や基板50等液晶テレビジョン100に必要なものが収められている。
図6は、受けボス25周辺の断面図の拡大図である。座付きネジ28は、受けボス25に螺合され、その座面の平面とフロントキャビネット20の間に液晶ディスプレイ14が挟み込まれる。座付きネジ28はその座面が受けボス25とリブ22を合わせた厚みよりある程度の大きいネジであれば良い。
バックキャビネット30には、支持リブ31が設けられている。この支持リブ31は、フロントキャビネット20とバックキャビネット30が固定された際に、液晶ディスプレイ14の背面に当接するように、バックキャビネット30からフロントキャビネット20側に突出している。基板50等に当接しない位置に設けられていて、液晶ディスプレイ14の端部でなく、中央部分で液晶ディスプレイ14が後方に動くのを妨げる。なお、本実施例では、支持リブ31を設けたが、支持リブ31を有しなくても、固定用フック23と座付きネジ28によって、液晶ディスプレイ14を所定位置に保持することは可能である。
また、本実施例では、支持リブ31はバックキャビネット30の略中央に設けられているが、基板との位置関係により中央部分でなく、基板の周りを取り囲むように設けてもよい。また、本実施例では、支持リブ31は1つしか設けられていないが、支持リブを設ける場所があれば、複数個設けてもよい。
なお、支持リブ31の形状は円柱状をしていてもよいし、板状の形状となっていても良い。
次に、液晶ディスプレイ14の固定方法について説明する。
液晶ディスプレイ14をフロントキャビネット20に固定するために、液晶ディスプレイ14をフロントキャビネット20と固定用フック23の間の隙間に差し込む。この際、固定用フック23の先端部23aは、先端cに厚みがあまりないため、フロントキャビネット20の逆側に多少撓ませることができる。そのため、液晶ディスプレイ14を図5に示すように、フロントキャビネット20と平行でなく、多少フロントキャビネット20との間に空間が開くように、斜めに差し込んでも、先端23cが液晶ディスプレイ14に平行になるように撓むため、差し込むことができる。差し込みながら、先端部23aの厚みが徐々に増していくため、撓ませることは難しくなり、液晶ディスプレイ14は、フロントキャビネット20に略平行になるように差し込まれていく。
液晶ディスプレイ14を差し込むと、液晶ディスプレイ14はフロントキャビネット20に略平行になるように保持され、液晶ディスプレイ14は固定用フック23の先端部23aとフロントキャビネット20に挟み込まれる。この際、差し込むときに外側に撓んでいた先端部23aは元に戻り、固定用フック23は液晶ディスプレイ14に後方側に力が働いても、それを妨げるように機能する。また、液晶ディスプレイ14の上下左右方向への力は、枠リブ22によって、力がかかった方向に液晶ディスプレイ14が動かないように保持されている。また、液晶ディスプレイ14の端部はフロントキャビネット20に当接しているため、前面方向に動くこともない。
つまり、液晶ディスプレイ14は、その映像の表示領域がディスプレイ用の開口部21に露出される定位置に、フロントキャビネット20と略平行になるように保持されている。この定位置にあるとき、受けボス25に座付きネジ28が差し込まれ、液晶ディスプレイ14は更に固定される。座付きネジ28はその座面がある程度の大きさがあるため、座面の平面によって、液晶ディスプレイ14の後方への力に抵抗する。
基板50等液晶テレビジョン100の内部に収められるものが収められ配線された後、バックキャビネット30がフロントキャビネット20に係合される。バックキャビネット30がフロントキャビネット20に固定されると、支持リブ31が後方から液晶ディスプレイ14を支え、液晶ディスプレイ14の後方への力に抵抗する。
このように、上記実施例によれば、液晶ディスプレイ14の周囲を囲う枠リブ22と液晶ディスプレイ14下部の固定用フック23と液晶ディスプレイ14上部の座付きネジ28によって、液晶ディスプレイ14に対して、上下左右及び前後方向への力がかかっても、その方向に動くことなく、ディスプレイ14を所定位置に保持することができる。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
本実施例の液晶テレビジョンのブロック図である。 本実施例の液晶テレビジョンの斜視図である。 本実施例のフロントキャビネットの内側の平面図である。 本実施例の液晶テレビジョンの断面図である。 本実施例の固定用フック付近の拡大断面図である。 本実施例の受けボス付近の拡大断面図である。
符号の説明
100…液晶テレビジョン、11…チューナ、11a…アンテナ、12…映像音声処理部、13…スピーカ、14…液晶ディスプレイ、15…マイコン、16…電源回路、20…フロントキャビネット、21…開口部、22…枠リブ、23…固定用フック、24…形成孔、25…受けボス、26…開口部、27…化粧板、28…座付きネジ、30…バックキャビネット、31…支持リブ、40…脚部、50…基板

Claims (7)

  1. 映像を画面に表示するフラット表示パネルと、
    音声を出力するスピーカと、
    映像を上記フラット表示パネルに表示させるとともに音声を上記スピーカにて出力させる基板と、
    上記フラット表示パネルとスピーカと主基板とを収容するキャビネットとを備える薄型表示装置において、
    上記キャビネットのフロントキャビネットには、上記フラット表示パネルの外周を囲み、該フロントキャビネットに略垂直に突出する枠リブを設けてあり、
    上記枠リブの内側であって上記枠リブの4辺のうち相対する2辺を構成する一方の辺の内側に上記フラット表示パネルを上記フロントキャビネットと係止して保持可能な保持部材が設けられており、上記枠リブの外側であって上記2辺を構成する他方の辺の外側に座付きネジの受けボスが設けられており、
    上記リブで囲まれた位置に上記フラット表示パネルを挿入し、上記保持部材にて同フラット表示パネル係止させるとともに、上記受けボスに上記座付きネジであって上記受けボスに螺合したときに座面が上記受けボスと上記枠リブとを合わせた厚みを超える大きさの座を有する座付きネジを螺合せしめることにより、当該座付きネジの座にて上記フラット表示パネルの背面側押さえつけて保持することを特徴とする薄型表示装置。
  2. 上記保持部材は、上記フロントキャビネットの内側に上記フロントキャビネットから略垂直になるように突出して、上記フラット表示パネルの厚さと略同じだけ延出しており、延出した先がフラット表示パネルの背面側と干渉するように突出し、突出した方向の先端へ向かって徐々に厚みが薄くなる係止爪構造となっていることを特徴とする請求項1に記載の薄型表示装置。
  3. 上記フロントキャビネットは、上記係止爪構造の延出した部分に相当する位置に、貫通穴が形成されており、該貫通穴を覆い隠す位置に、化粧板を貼着することを特徴とする請求項2に記載の薄型表示装置。
  4. 上記キャビネットのバックキャビネットは、上記フロントキャビネット側に向かって突出して、当該バックキャビネットが上記フロントキャビネットと係合される際に、上記フラット表示パネルに当接する支持リブを備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の薄型表示装置。
  5. 上記支持リブは、バックキャビネットの略中央であって、上記主基板等の基板に当接しない位置に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の薄型表示装置。
  6. 上記支持リブは、上記主基板等の基板の外周を取り囲むような位置に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の薄型表示装置。
  7. 上記フラット表示パネルが、液晶テレビジョンの液晶パネルであって、
    上記保持部材は、上記フロントキャビネットの内側に上記フロントキャビネットから略垂直になるように突出して、上記フラット表示パネルの厚さと略同じだけ延出しており、延出した先がフラット表示パネルの背面側と干渉するように突出し、延出方向の先端へ向かって徐々に厚みが薄くなる係止爪構造となっており、上記フロントキャビネットの液晶パネルの固定される位置の下部に3箇所設けられており、
    上記受けボスは、フロントキャビネットの上記フロントキャビネットの液晶パネルの固定される位置の上部に3箇所設けられており、
    上記フロントキャビネットは、上記係止爪構造の延出した部分に相当する位置に、貫通穴が形成されており、該貫通穴を覆い隠す位置に、化粧板を貼着しており、
    上記キャビネットのバックキャビネットは、バックキャビネットの略中央であって、上記主基板等の基板に当接しない位置に、上記フロントキャビネット側に向かって突出して、当該バックキャビネットが上記フロントキャビネットと係合される際に、上記フラット表示パネルに当接する支持リブを備えていることを特徴とする請求項1に記載の薄型表示装置。
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