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JP4554696B2 - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

内燃機関用点火装置 Download PDF

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Description

本発明は、自動車のエンジンなどの内燃機関の点火プラグに火花放電を発生させるための高電圧を供給する内燃機関用点火装置に関するものである。
従来の内燃機関用点火装置では、その巻き始め端部を一次コイルボビンの一方の鍔部に設けられた第1端子に接続、固定された巻線が、一方の鍔部に設けられた一方の誘導溝内を通されて一次コイルボビンの筒状部の隅に軸方向に延設された誘導凹部に引き出され、ついで誘導凹部内を通されて一次コイルボビンの一方の鍔部と対向する他方の鍔部に設けられた引っ掛け支柱まで誘導され、その後引っ掛け支柱に引っ掛けられて方向を変更されて筒状部の外周に巻き付けられ、奇数層に積層された後、一方の鍔部に設けられた他方の誘導溝内を通されて一方の鍔部に設けられた第2端子に接続、固定されて一次コイルを構成している(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−278867号公報
従来の内燃機関用点火装置では、一次コイルの巻線は、その巻き始め端部を第1端子に接続、固定されて、一方の誘導溝内を通されて筒状部に引き出され、筒状部に軸方向に延設された誘導凹部内を通されて他方の鍔部に設けられた引っ掛け支柱まで誘導されているので、第1端子が、鉄心形状、低圧端子の配置などの関係で、筒状部の外周面に対して軸心から離れた位置に形成されている場合には、一方の誘導溝内を通されて筒状部に引き出された巻線は浮いてしまい、誘導凹部内を通すことができない。そこで、誘導凹部の直前に巻線方向転換突起を設け、一方の誘導溝内を通されて筒状部に引き出された巻線をその巻線方向転換突起に掛け、巻線の浮きを無くして誘導凹部内を通すことになる。
このような状態の中で、一次コイルなどの部品を絶縁するためにケース内に充填された熱硬化性樹脂の熱膨張や熱収縮による応力が第1端子から誘導凹部に至る巻線の部位に作用した場合には、第1端子から巻線方向転換突起に至る巻線の部位の長さが短いので、応力が緩和されず、大きな応力が巻線の巻線方向転換突起との接触部に集中し、断線を発生させる恐れがあるという課題があった。
この発明は、上述のような問題を解決するためになされたものであり、巻き始め端部から第1巻線方向転換突起に至る巻線の部位の長さを長くして応力を緩和し、断線の発生を抑制できる内燃機関用点火装置を得ることを目的としている。
この発明による内燃機関用点火装置は、一次コイルボビンの外周に巻線を巻き付けて形成した一次コイル、一次コイルを囲繞するように配設された二次コイル、および一次コイルボビン内を挿通するように配設された鉄芯を有するトランスが外装ケース内に収納され、絶縁性樹脂が上記外装ケース内に充填、硬化されている。上記一次コイルボビンは、上記巻線が巻き付けられる筒状の巻胴部と、該巻胴部の外周面上に軸方向に離間して相対して設けられ、巻線巻回空間を構成する第1および第2鍔部と、上記第1鍔部の一部に形成された第1巻線方向転換突起と、上記第2鍔部の一部に形成された第2巻線方向転換突起と、上記巻胴部の上記第1鍔部の軸方向外方位置に突設され、上記巻線の巻き始め端部が接続、固定される第1巻線固定部と、上記巻胴部の上記第1鍔部の軸方向外方で、かつ上記第1巻線固定部に対して周方向に離間した位置に突設され、上記巻線の巻終わり端部が接続、固定される第2巻線固定部と、上記第1巻線固定部に接続、固定された上記巻線を案内して上記第1巻線方向転換突起の巻線巻回方向の前方から上記巻線巻回空間内に引き出す案内壁と、を備えている。そして、上記巻線が、その巻き始め端部を上記第1巻線固定部に接続、固定され、上記案内壁に案内されて上記巻線巻回空間内に引き出され、上記第1鍔部の内壁面に沿って上記巻胴部の外周を約1周巻かれ、上記第1巻線方向転換突起に掛けられて方向を転換されて該巻線巻回空間内に戻され、ついで該巻線巻回空間内を通って上記第2巻線方向転換突起に掛けられて方向を転換されて該巻線巻回空間内に戻され、該巻胴部の外周に奇数層巻き付けられた後該巻線巻回空間から引き出され、その巻終わり端部を上記第2巻線固定部に接続、固定されている。
この発明によれば、第1巻線固定部に固定された巻線は、案内壁に案内されて巻線巻回空間内に引き出され、第1鍔部の内壁面に沿って巻胴部の外周を約1周巻かれた後、第1巻線方向転換突起に掛けられて方向を転換されているので、第1巻線固定部から第1巻線方向転換突起に至る巻線の長さが長くなる。そこで、ケース内に充填された熱硬化性樹脂の熱膨張や熱収縮による応力が、第1巻線固定部から第1巻線方向転換突起に至る巻線の部位に作用しても、長い当該巻線の部位で緩和され、大きな応力が巻線の第1巻線方向転換突起との接触部に集中することがなく、断線の発生が抑制される。
図1はこの発明の一実施の形態に係る内燃機関用点火装置を示す断面図、図2はこの発明の一実施の形態に係る内燃機関用点火装置を示す側面図、図3はこの発明の一実施の形態に係る内燃機関用点火装置を示す正面図、図4はこの発明の一実施の形態に係る内燃機関用点火装置における一次コイルの巻装方法を説明する図である。
図1において、内燃機関用点火装置1は、絶縁性樹脂からなる有底筒状の外装ケース2と、外装ケース2の収納部2a内に収納されたトランス3と、トランス3に励磁電流を供給するための入力端子4と、外装ケース2の収納部2aの底部に穿設された挿入孔8に取り付けられ、トランス3で発生される高電圧を外部に出力するための高圧出力端子6と、高圧出力端子6の延出部を囲繞するように外装ケース2に一体に形成された絶縁筒7と、収納部2a内に充填されて、各部品の相互の高電圧絶縁を行う絶縁性樹脂9と、絶縁筒7に外嵌状態に嵌着されたゴム製のプラグブーツ10と、プラグブーツ10内に配設されたスプリング11と、を備えている。
外装ケース2は、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂などの絶縁性樹脂を用いてモールド成形され、収納部2aとともに、挿入孔8および絶縁筒7などが一体に成形されている。そして、入力端子4が外装ケース2にインサート成形されている。また、高圧出力端子6が、挿入孔8に圧入されて外装ケース2に固定され、絶縁筒7とともに、高圧タワー5を構成している。
トランス3は、電磁鋼板を積層して、長手方向と直交する断面形状が四角形に形成された直方体状に構成されたセンター鉄芯20aと、電磁鋼板を積層してC字状に形成され、センター鉄芯20aの長手方向の両端を磁気的に接続して環状の磁路を形成するサイド鉄芯20bと、センター鉄芯20aを囲繞するように配設された一次コイル21と、一次コイル21を囲繞するように配設された二次コイル35と、を備える。
つぎに、一次コイル21の構成について図2および図3を参照しつつ具体的に説明する。
一次コイル21は、例えば、PBT樹脂などの絶縁性樹脂を用いてモールド成形された一次コイルボビン23と、一次コイルボビン23に巻回される巻線22と、を備える。
一次コイルボビン23は、センター鉄芯20aの外形形状に適合する四角形の筒状体に作製された巻胴部24と、巻胴部24の軸方向に所定距離離反して相対するように設けられ、巻胴部24の外周面と協働して巻線巻回空間25を構成する第1および第2鍔部26,27と、を備える。そして、誘導凹部28が巻胴部24の四つの外周面のうちの一つの外周面の対角線上に位置するように延設されている。このとき、誘導凹部28は、第2鍔部27側が第1鍔部26側に対して、巻線巻回方向の前方に位置するように形成されている。なお、巻線巻回方向とは、巻線22を巻胴部24の外周面上を巻回する方向を意味する。
第1巻線方向転換突起29が第1鍔部26の一部を切り欠いて誘導凹部28の第1鍔部26側の端部に対応するように形成されている。また、第2巻線方向転換突起30が第2鍔部27の一部を切り欠いて誘導凹部28の第2鍔部27側の端部に対応するように形成されている。第1巻線固定部31が巻胴部24の第1巻線方向転換突起29の軸方向外方位置に突設されている。また、第2巻線固定部32が巻胴部24の第1鍔部26の軸方向外方で、かつ第1巻線固定部31に対して巻線巻回方向の後方の位置に、第1巻線固定部31と相対するように突設されている。つまり、第1巻線固定部31と第2巻線固定部32とは、巻胴部24の誘導凹部28が形成された外周面の巻線巻回方向の後方に隣接する外周面の第1鍔部26の外側に突設されている。さらに、案内壁33が第1巻線固定部31に固定された巻線22を第1巻線方向転換突起29の巻線巻回方向の前方位置から巻線巻回空間25内に導入するように傾斜して、巻胴部24の誘導凹部28が形成された外周面の第1鍔部26の外側に設けられている。
つぎに、一次コイル21における巻線22の一次コイルボビン23への巻回方法について図4を参照しつつ説明する。なお、図4の(b)、(c)中、矢印は巻線経路を示している。
まず、巻線22はその巻き始め端部を第1巻線固定部31に巻き付けられて固定される。第1巻線固定部31に固定された巻線22は、巻胴部24の誘導凹部28が形成された外周面の第1鍔部26の外側の表面に密接して、かつ案内壁33の壁面に沿って巻線巻回空間25内に導かれる。巻線巻回空間25内に導かれた巻線22は、第1鍔部26の内壁面に沿わせて、第1巻線方向転換突起29に到達するまで巻かれる。このとき、巻線22は、図4の(a),(b)に示されるように、一次コイルボビン23の第1鍔部26側の軸方向外方から一次コイルボビン23を見て、時計回りに、巻胴部24の外周面上を約一周巻かれる。
そこで、巻線22は、図4の(b)に示されるように、巻線巻回空間25から引き出されて第1巻線方向転換突起29の軸方向外側(巻線巻回空間25と反対側)を通って誘導凹部28に導かれる。そして、巻線22は誘導凹部28内を通って第2巻線方向転換突起30まで誘導される。そこで、巻線22は、誘導凹部28から引き出され、第2巻線方向転換突起30の軸方向外側(巻線巻回空間25と反対側)を通って巻線巻回空間25内に戻される。
そして、巻線22は、巻胴部24の外周面上を隙間無く、第2鍔部27から第1鍔部26に向かって巻き付けられる。巻胴部24の外周面上を巻き付けられた巻線22が第1鍔部26の内壁面に接する位置までくると、1層目の巻付けが終了する。ついで、巻線22は、1層目の巻線層上に乗り上げ、隙間無く、第1鍔部26から第2鍔部27に向かって巻き付けられる。そして、巻線22が第2鍔部27の内壁面に接する位置までくると、2層目の巻付けが終了する。ついで、巻線22は、2層目の巻線層上に乗り上げ、隙間無く、第2鍔部27から第1鍔部26まで巻き付けられ、3層目の巻付けが終了する。そこで、巻線22は巻線巻回空間25から引き出され、第2巻線固定部32に巻き付けられて固定され、一次コイル21が組み立てられる。
なお、1層目、2層目、および3層目も、巻線22は、一次コイルボビン23の第1鍔部26側の軸方向外方から一次コイルボビン23を見て、時計回りに巻回されている。
また、図示していないが、二次コイル35も、巻線を二次コイルボビンに巻回して組み立てられている。
つぎに、内燃機関用点火装置1の組立方法について説明する。
まず、一次コイル21をセンター鉄芯20aに外嵌状態に装着し、二次コイル35を一次コイル21に外嵌状態に装着し、サイド鉄芯20bでセンター鉄芯20aの両端を磁気的に接続して、トランス3を組み立てる。そして、入力端子4がインサートモールド成形され、高圧出力端子6が挿入孔8に圧入された外装ケース2の収納部2a内に、トランス3を収納する。
そして、一次コイル21の巻線22の巻き始め端部を入力端子4に電気的に接続し、一次コイル21の巻線22の巻き終わり端部を二次コイル35の巻線の巻き始め端部に電気的に接続し、さらに二次コイル35の巻線の巻き終わり端部を高圧出力端子6に電気的に接続する。
ついで、例えば、エポキシ樹脂などの絶縁性樹脂9を収納部2a内に注入、硬化して、内部部品を絶縁固定する。そして、内部にスプリング11が挿入されたプラグブーツ10を高圧タワー5の絶縁筒7に外嵌状態に装着し、内燃機関用点火装置1の組立が完了する。
このように組み立てられた内燃機関用点火装置1は、プラグブーツ10をシリンダヘッド15のプラグホール16内に挿入してシリンダヘッド15に取り付けられる。このとき、プラグホール16内に装着された点火コイル17がプラグブーツ10内に挿入され、スプリング11が高圧出力端子6と点火コイル17との間に収縮状態に介装され、高圧出力端子6と点火コイル17との電気的な接続が確保される。
この実施の形態によれば、第1巻線固定部31に固定された巻線22が、巻胴部24の外周面に密接しつつ案内壁33に案内されて巻線巻回空間25内に導かれ、巻線巻回空間25の巻胴部24に約1周巻かれた後、第1巻線方向転換突起29に掛けられて方向を変えられて誘導凹部28内に導かれているので、第1巻線固定部31から第1巻線方向転換突起29に至る巻線22の部位が長くなる。そこで、絶縁性樹脂9の熱膨張や熱収縮に起因する応力が第1巻線固定部31から第1巻線方向転換突起29に至る巻線22の部位に作用しても、応力は緩和される。これにより、巻線22の第1巻線方向転換突起29との接触部への応力の集中が抑えられ、断線の発生が抑制される。
また、巻線22は誘導凹部28に導かれる前に巻胴部24に約1周巻かれているので、この1周分を総巻き数として利用でき、その分線材を削減できる。
また、巻胴部24が四辺形の筒状体で作製され、誘導凹部28が四辺形の筒状体の1つの外周面の対角線上を通るように形成されているので、巻線22の第1巻線方向転換突起29から巻線巻回空間25内への導入角度は、誘導凹部が四辺形の筒状体の角部を軸方向に延設されている従来技術に比べて、大きくなる。そこで、第1巻線方向転換突起29における巻線22に作用する応力が緩和され、巻線22の断線の発生が一層抑制される。
なお、上記実施の形態では、第1および第2巻線固定部が一次コイルボビンをモールド成形する際に一体に成形されるものとしているが、モールド成形された一次コイルボビンに接続端子を圧入固定して第1および第2巻線固定部を構成し、巻線を接続端子に熱カシメなどにより接続、固定するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、誘導凹部が、第2鍔部側が第1鍔部側に対して、巻線巻回方向の前方に位置するように形成されているものとしているが、誘導凹部は、第1鍔部側が第2鍔部側に対して、巻線巻回方向の前方に位置するように形成されてもよい。
また、上記実施の形態では、巻胴部が四角形の筒状体に作製されているものとしているが、巻線に作用する変形応力を軽減する観点から、巻胴部の外周面の各平面の交差部を面取りして円筒面とすることが好ましい。
また、上記実施の形態では、巻胴部が四角形の筒状体に作製されているものとしているが、巻胴部の断面形状は四角形に限定されるものではない。
この発明の一実施の形態に係る内燃機関用点火装置を示す断面図である。 この発明の一実施の形態に係る内燃機関用点火装置を示す側面図である。 この発明の一実施の形態に係る内燃機関用点火装置を示す正面図である。 この発明の一実施の形態に係る内燃機関用点火装置における一次コイルの巻装方法を説明する図である。
符号の説明
2 外装ケース、3 トランス、9 絶縁性樹脂、20a センター鉄芯、20b サイド鉄芯、21 一次コイル、22 巻線、23 一次コイルボビン、24 巻胴部、25 巻線巻回空間、26 第1鍔部、27 第2鍔部、28 誘導凹部、29 第1巻線方向転換突起、30 第2巻線方向転換突起、31 第1巻線固定部、32 第2巻線固定部、33 案内壁、35 二次コイル。

Claims (2)

  1. 一次コイルボビンの外周に巻線を巻き付けて形成した一次コイル、一次コイルを囲繞するように配設された二次コイル、および一次コイルボビン内を挿通するように配設された鉄芯を有するトランスが外装ケース内に収納され、絶縁性樹脂が上記外装ケース内に充填、硬化されている内燃機関用点火装置において、
    上記一次コイルボビンは、上記巻線が巻き付けられる筒状の巻胴部と、該巻胴部の外周面上に軸方向に離間して相対して設けられ、巻線巻回空間を構成する第1および第2鍔部と、上記第1鍔部の一部に形成された第1巻線方向転換突起と、上記第2鍔部の一部に形成された第2巻線方向転換突起と、上記巻胴部の上記第1鍔部の軸方向外方位置に突設され、上記巻線の巻き始め端部が接続、固定される第1巻線固定部と、上記巻胴部の上記第1鍔部の軸方向外方で、かつ上記第1巻線固定部に対して周方向に離間した位置に突設され、上記巻線の巻終わり端部が接続、固定される第2巻線固定部と、上記第1巻線固定部に接続、固定された上記巻線を案内して上記第1巻線方向転換突起の巻線巻回方向の前方から上記巻線巻回空間内に引き出す案内壁と、を備え、
    上記巻線が、その巻き始め端部を上記第1巻線固定部に接続、固定され、上記案内壁に案内されて上記巻線巻回空間内に引き出され、上記第1鍔部の内壁面に沿って上記巻胴部の外周を約1周巻かれ、上記第1巻線方向転換突起に掛けられて方向を転換されて該巻線巻回空間内に戻され、ついで該巻線巻回空間内を通って上記第2巻線方向転換突起に掛けられて方向を転換されて該巻線巻回空間内に戻され、該巻胴部の外周に奇数層巻き付けられた後該巻線巻回空間から引き出され、その巻終わり端部を上記第2巻線固定部に接続、固定されていることを特徴とする内燃機関用点火装置。
  2. 上記巻胴部が四角形の筒状体に作製され、
    誘導凹部が上記巻胴部の1つの外周面の対角線上に位置するように当該外周面に形成され、
    上記第1巻線方向転換突起および上記第2巻線方向転換突起が上記誘導凹部の両端部のそれぞれに対応するように形成され、
    上記巻線が上記第1巻線方向転換突起に掛けられて方向を転換されて上記誘導凹部内を通って上記第2巻線方向転換突起に誘導されていることを特徴とする請求項1記載の内燃機関用点火装置。
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