JP4552233B2 - 水洗大便器 - Google Patents
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Description
また、ボウル部の上方からのリム吐水のみによって排水トラップ管路を満水にしてサイホン現象を発生させる、いわゆるサイホン便器においても、サイホン現象発生時期に「ボコッ、ボコッ」という異音が発生し、やはり洗浄音が気になるという同様の問題があった。
しかしながら、使用者としては、便器洗浄が行われたかどうかが気になるといった面がある。ところが、上記した先行技術では、便蓋を閉じた状態では便器洗浄開始時のリム洗浄音の比較的小さい音が聞きとりにくくなるため、便器洗浄が実行されたかどうかの不安を感じることになる。この問題は、タンク内に貯水された洗浄水で便器洗浄を行う水洗便器に限らず、タンクに貯水せず水道水を直接便器に流して洗浄する水洗便器においても生じている。
ここで、ジェット吐水口への給水においては、リム吐水口への給水を停止してもよいし、ジェット吐水口への給水と同時にリム吐水口に給水してもよい。
この場合においても、ジェット吐水口への給水において、リム吐水口への給水を実行させてもよい。
図1は水洗大便器の側面図、図2は同水洗大便器の平面図、図3は同水洗大便器の給水系統を説明するブロック図、図4は同水洗大便器のオート便器洗浄時の便蓋閉止動作及び便器洗浄動作の関係を示すタイムチャート、図5は同水洗大便器のリモコンによる便器洗浄時の便蓋閉止動作及び便器洗浄動作の関係を示すタイムチャートである。
まず、便器本体2の前から人体が去ると、人体検知手段9の人体検知信号が消失して人体非検知の状態になる(t1)。時刻t1からT1時間経過すると、電動開閉装置7が便蓋6の閉止動作を開始する(t2)。そして、便蓋6を閉じ始めてからT2時間経過すると便蓋6が閉じきる前に給水装置10が給水動作を開始する。すなわち、電磁開閉弁34が開き、給水路切替弁36は給水先をリム吐水口18に切替えてリム吐水を行う(t3)。電動開閉装置7は、便蓋閉止動作を開始してから時間T2よりも長い時間(T2+T3)経過した後に便蓋6の閉止を完了する(t4)。便蓋6を閉止してからT4時間経過後に、給水先をリム吐水口18からジェット吐水口16に切替えて加圧ポンプ22を作動させてジェット吐水を行う(t5)。このジェット吐水は大流量であるから排水トラップ管路14を負圧状態にしてサイホン現象を発生させ(t6)、ボウル部12に溜まった溜水を排水トラップ管路14に一気に流し込む。サイホン現象の消滅後は、再び給水先をリム吐水口18に切替えて(t7)ボウル部12に洗浄水を流し込んで封水を形成し、一連の洗浄動作を終了する(t8)。
まず、使用者がリモコン11の便器洗浄スイッチ11aを押す(t1’)と、リモコン11から便器洗浄指令を受けた水洗大便器が便器洗浄動作の実行を開始する。便器洗浄スイッチ操作後、直ちに電動開閉装置7が便蓋6の閉止動作を開始する(t2)。そして、便蓋6が閉じきる前に給水装置10が給水動作を開始する。すなわち、電磁開閉弁34が開き、給水路切替弁36は給水先をリム吐水口18に切替える(t3)。電動開閉装置7は、便蓋閉止動作を開始していから時間T2よりも長い時間(T2+T3)経過した後に便蓋6の閉止を完了する(t4)。便蓋6を閉止してからT4時間経過後に、給水先をリム吐水口18からジェット吐水口16に切替えて加圧ポンプ22を作動させてジェット吐水を行う(t5)。このジェット吐水は大流量であるから排水トラップ管路14を負圧状態にしてサイホン現象を発生させ(t6)、ボウル部12に溜まった溜水を排水トラップ管路14に一気に流し込むことができる。サイホン現象の消滅後は、再び給水先をリム吐水口18に切替えて(t7)ボウル部12に洗浄水を流し込んで封水を形成し、一連の洗浄動作を終了する(t8)。
給水装置110は、図6に示すように、給水管路を開閉する電磁開閉弁34と、洗浄水をジェット吐水口16とリム吐水口18とに分配する給水路切替弁36とで構成されている。(この給水路切替弁36が、リム給水手段、ジェット給水手段に相当する。)
まず、便器本体2の前から人体が去ると、人体検知手段9の人体検知信号が消失して人体非検知の状態になる(t11)。時刻t11からT11時間経過すると、給水装置110が給水動作を開始する。すなわち、電磁開閉弁34が開き、給水路切替弁36は給水先をリム吐水口18に切替えてリム吐水を行う(t12)。そして、便器洗浄開始からT12時間経過後のリム吐水実行中に電動開閉装置7が便蓋6の閉止動作を開始する(t13)。そして、便蓋6が閉じきる前に給水装置110は給水先をリム吐水口18からジェット吐水口16に切替えてジェット吐水を行う(t14)。電動開閉装置7は、ジェット吐水の開始後間もなく便蓋閉止動作を完了する(t15)。便蓋閉止後にジェット吐水によって排水トラップ管路14を負圧状態にしてサイホン現象を発生させ(t16)、ボウル部12に溜まった溜水を排水トラップ管路14に一気に流し込む。サイホン現象の消滅後は、再び給水先をリム吐水口18に切替えて(t17)ボウル部12に洗浄水を流し込んで封水を形成し、一連の洗浄動作を終了する(t18)。
水道から供給された洗浄水を水洗大便器200に供給する給水装置210は、図8に示すように、リム吐水口18への洗浄水の供給を制御するリム開閉弁220(リム給水手段)とジェット吐水口16への洗浄水の供給を制御するジェット開閉弁230(ジェット給水手段)とで構成されている。
まず、便器本体2の前から人体が去ると、人体検知手段9の人体検知信号が消失して人体非検知の状態になる(t1)。時刻t1からT1時間経過すると、電動開閉装置7が便蓋6の閉止動作を開始する(t2)。そして、便蓋6を閉じ始めてからT2時間経過すると便蓋6が閉じきる前に給水装置10が給水動作を開始する。すなわち、リム開閉弁220が開きリム吐水口18に洗浄水を供給してリム吐水を行う(t3)。電動開閉装置7は、便蓋閉止動作を開始してから時間T2よりも長い時間(T2+T3)経過した後に便蓋6の閉止を完了する(t4)。便蓋6を閉止してからT4時間経過後に、リム開閉弁220を閉じ、ジェット開閉弁230を開いてジェット吐水を行う(t5)。このジェット吐水は大流量であるから排水トラップ管路14を負圧状態にしてサイホン現象を発生させ(t6)、ボウル部12に溜まった溜水を排水トラップ管路14に一気に流し込むことができる。サイホン現象の消滅後は、ジェット開閉弁230を閉じ、リム開閉弁220を再度開いて(t7)ボウル部12に洗浄水を流し込んで封水を形成し、一連の洗浄動作を終了する(t8)。
まず、便器本体2の前から人体が去ると、人体検知手段9の人体検知信号が消失して人体非検知の状態になる(t21)。時刻t21からT21時間経過すると、電動開閉装置7が便蓋6の閉止動作を開始する(t22)。そして、便蓋6を閉じ始めてからT22時間経過すると便蓋6が閉じきる前に給水装置310が給水動作を開始する。すなわち、給水制御弁330及び排水弁340が開いて便器本体2のリム吐水口18に洗浄水を供給して便器洗浄を開始する(t23)。電動開閉装置7は、便蓋閉止動作を開始してから時間T2よりも長い時間(T22+T23)経過した後に便蓋6の閉止を完了する(t24)。便蓋6を閉止してからT24時間経過後に排水トラップ管路14が満水になって負圧状態になりサイホン現象が発生し(t25)、ボウル部12に溜まった溜水を排水トラップ管路14に一気に流し込む。サイホン現象の消滅後も、ロータンク320からの給水は継続されるのでボウル部12に封水を形成し、一連の洗浄動作を終了する(t26)。
水洗大便器1において、オート便器洗浄及びオート便蓋閉止を実行するオート便器洗浄モードがONにされている(S100)。その状態で、便器前から人体が移動して人体検知手段9の人体検知信号が消失される(S110)と、それから所定時間(T1)経過する(S120)と便蓋閉止動作を開始する(S130)。便蓋閉止動作を開始してから所定時間(T2)経過後(S150:YES)に便器洗浄動作の実行を開始する(S150)。便蓋閉止動作開始から所定時間(T2+T3)経過後に便蓋閉止動作が完了し、その後便蓋洗浄動作の実行を終える。さて、ここで、便蓋閉止動作の実行を開始してから便器洗浄動作を開始するまで、T2の時間差を確保している。この時間差T2は、便器洗浄開始直前の数秒間(好ましくは、2秒〜5秒)にわたり便蓋が閉止動作を行っている期間であり、いわば、便器洗浄の開始を予告するものである。
この時間差T2の間中(便器洗浄予告動作中)においてはオート便器洗浄の開始をカウントダウンしているが、本実施形態においては便器洗浄動作を開始させないままオート便器洗浄機能を停止する便器洗浄停止手段を備えている。便器洗浄停止手段は、リモコンに設けられた便蓋開放スイッチ11b(図1等参照)であり、便器洗浄動作が開始される前の便蓋閉止動作中に便蓋開放スイッチ11bを操作する(S190:YES)ことにより便蓋6の閉止動作を途中で止めて再開放するとともにカウントダウンしていたオート便器洗浄のカウントダウンを中止してオート便器洗浄動作を停止(S200)する。
第2のオート便器洗浄モードは、人体検知手段の人体非検知(t31)後、所定時間(T31)経過すると便器洗浄動作を実行する(t32〜t36)。この便器洗浄動作は、リム吐水、ジェット吐水、リム吐水の順に繰り返すものである。そして、便器洗浄動作の完了後、所定時間(T33)経過した後に便蓋閉止動作を実行する(t37〜t38)。この第2のオート便器洗浄モードにおいては便器洗浄が完了した後に便蓋閉止動作を実行するものである。よって、便器が洗浄された後の状態をも目視確認することができるので、自分の排泄物が確実に流されたことが確認できる。
例えば、第一〜第四の水路系統が異なる水洗大便器に対して、第一〜第四のオート便器洗浄動作を適宜組合わせて実行させることができる。また、図5により説明したリモコンによる便器洗浄動作を、第二〜第四の実施形態における水洗大便器に適用することもできる。
図14に示すように、給水部10には、水道から洗浄水が供給される給水路24が設けられ、この給水路24には、上流側から、止水栓26、ストレーナ28、分岐金具30、定流量弁32、ダイヤフラム式の電磁開閉弁34、給水路切替弁36がそれぞれ設けられている。
下端フロートスイッチ64bは、貯水タンク20内の水位が所定の水位まで低下するとオンに切り替わり、制御部62はこれを検知して、加圧ポンプ22を停止させる。
また、給水路切替弁36は、上流の定流量弁32側に開口する第1ポート36a、タンク側給水路40に開口する第2ポート36b、リム側給水路38に開口する第3ポート36cを備えている。給水路切替弁36は、これらの各ポートを切り替えるための、ロータ(弁体)36dを備え、このロータ36dが、駆動モータであるステッピングモータ(図示せず)により所望位置に駆動されるようになっている。
さらに、給水路切替弁36において、ロータ36dにより、第2ポート36bと第3ポート36cのそれぞれの一部を閉鎖することにより、給水路24をリム側給水路38とタンク側給水路40の両方に連通させることもできるようになっている。(図17(c)参照)
図18に示すように、先ず、待機状態(t0〜t1)において、給水路切替弁36は、リム側給水路38とタンク側給水路40の両方に連通する位置となっている。次に、この待機状態(t0〜t1)において、人体検知手段9が便器本体2の前に立つ人体を検知しなくなる(人体非検知)と、所定時間経過後に便蓋6の閉止動作が開始される(t2)。その後所定時間(T2)経過すると1回目のリム吐水(前リム洗浄)が開始される(t3)。即ち、制御部62は電磁開閉弁34に信号を送って開放させると共に、給水路切替弁36をリム吐水口18の側に切り替え、水道の給水圧力によりリム吐水口18から洗浄水を吐出させる。電磁開閉弁34が開放されると、水道から供給された洗浄水が止水栓26、ストレーナ28、分岐金具30を経て入水口32aから定流量弁32に流入する。定流量弁32では、水道の給水圧力が高い場合には、通過する洗浄水の流量が所定流量に制限され、給水圧力が低い場合には、洗浄水は流れを制限されることなくそのまま通過される。定流量弁32を通過した洗浄水は、電磁開閉弁34、給水路切替弁36を通過し、バキュームブレーカ48、リム側給水路38を通って、ボウル部12上部の後方左側に開口したリム吐水口18から吐出される。リム吐水口18から吐出された洗浄水は、ボウル部12内を旋回しながら下方へ流下し、ボウル部12の内壁面が洗浄される。
先ず、制御部62は、加圧ポンプ22に信号を送ってこれを起動させ、ポンプ回転数をN1に保持する。加圧ポンプ22が起動されると、貯水タンク20内に貯水されていた洗浄水は、フラッパー弁56を通って加圧ポンプ22に流入し、加圧される。加圧ポンプ22によって加圧された洗浄水は、下流ジェット側給水路46bの頂部46cを通って、ボウル部12底部に開口したジェット吐水口16から吐出される。
このとき、下流ジェット側給水路46bの頂部46c付近に滞留していた空気は、バキュームブレーカ52に到達し、その大気開放部から放出される。
その後、貯水タンク20内の洗浄水が吐出されると上端フロートスイッチ64aがオフとなる。その上端フロートスイッチ64aがオフになって所定時間経過すると、制御部62は、電磁開閉弁34を解放状態に保持した状態で、給水路切替弁36に信号を送ってタンク側給水路40側に切り替え、洗浄水を貯水タンク20へ供給する。
これにより、サイホン現象が急激に途切れることにより生じるサイホン切れ音がある程度低減される。
図19に示すように、便蓋閉止動作中にリム吐水(前リム洗浄)が開始され(t3)、T3時間後(t4)、便蓋閉止動作が完了し便蓋6が完全にボウル部12を閉止する。その後(t5)、加圧ポンプ22によるジェット吐水が開始される。加圧ポンプにより貯水タンク20に貯水されていた洗浄水を汲み上げている間も、給水切替弁36はジェット側給水路40側には切替えられることなくリム側給水路38に洗浄水が供給される。
ジェット吐水口16から吐出された洗浄水は排水トラップ管路14内に流入し、排水トラップ管路14を満水にしてサイホン現象を発生させる(t6)。このサイホン現象により、ボウル部12内の溜水及び汚物は、排水トラップ管路14に吸引され、排水管Dから排出される。ここで、本実施例においては、加圧ポンプ22は、最初にポンプ回転数N1で回転するため(t5〜t51)、加圧力が大きくなり、大流量でジェット吐水口16から吐出させることができ、それにより、排水トラップ管路14内のサイホン現象が急速に引き起こされ、ボウル部12内の溜水及び汚物は素早く排出される。
本出願人は、便器本体2の取付用穴から1m前方、便器本体2の上面から1m上方の位置に測定器を配置して本発明の実施例による水洗大便器の便器洗浄、及び、比較例として便蓋を開いた状態での便器洗浄のそれぞれについて騒音測定を行った。その結果を図20に示す。
この図により、便蓋を閉めて便器洗浄することにより、特に、リム吐水時に比べて洗浄音が大きいジェット吐水の後期段階における洗浄音低減効果が顕著であることがわかる。
例えば、上記の例では、オート便器洗浄動作の開始は、便器の前に立つ人体が移動したことを検知する人体検知手段9の人体非検知によって行うこととしたが、便座に人が座ったことを検知する着座センサが、座っていた人が立ち上がったこと(離座)を検知したことによってオート便器洗浄動作を開始させるようにしてもよい。
2 便器本体
4 便座
6 便蓋
7 電動開閉装置
9 人体検知手段
10 給水装置
11 リモコン
11a 便器洗浄スイッチ
11b 便蓋開放スイッチ(便器洗浄停止手段)
12 ボウル部
14 排水トラップ管路
16 ジェット吐水口
18 リム吐水口
20 貯水タンク
22 加圧ポンプ
34 電磁開閉弁
36 給水路切替弁(リム給水手段・ジェット給水手段)
62 制御部
100 水洗大便器
110 給水装置
200 水洗大便器
210 給水装置
220 リム開閉弁(リム給水手段)
230 ジェット開閉弁(ジェット給水手段)
300 水洗大便器
310 給水装置
320 ロータンク
330 給水制御弁
340 排水弁
350 電動洗浄ユニット
Claims (7)
- 洗浄水が供給されることにより排水トラップにサイホン現象を発生させてボウル部内の溜水を排出する大便器と、前記ボウル部を覆う便蓋と、前記便蓋を開いた状態から閉じた状態にする便蓋閉止動作を実行する電動開閉装置と、前記大便器に前記洗浄水を供給する給水装置と、前記電動開閉装置及び給水装置に動作命令を与える制御部を備えた水洗大便器において、
前記制御部は、前記電動開閉装置による便蓋閉止動作が完了する前に前記給水装置から洗浄水を供給して便器洗浄動作を開始させるとともに、前記給水装置により大便器に洗浄水を供給して前記サイホン現象を発生させるより早く前記電動開閉装置の便蓋閉止動作を完了させるように制御することを特徴とする水洗大便器。 - 前記大便器は、ボウル部のリム吐水口及びジェット吐水口に前記洗浄水を供給して便器洗浄を実行し、
前記給水装置は、前記リムに洗浄水を供給するリム給水手段と、前記ジェット吐水口に洗浄水を供給するジェット給水手段を備えてなり、
前記制御部は、前記ボウル部のリム吐水口、ジェット吐水口の順で給水するように前記リム給水手段及びジェット給水手段を動作させるとともに、前記ジェット吐水口への給水を前記電動開閉装置が便蓋閉止動作を完了した後に実行することを特徴とする請求項1記載の水洗大便器。 - 前記制御部は、前記電動開閉装置が便蓋閉止動作を完了する前に前記リム給水手段によるリム吐水口への給水を開始し、前記電動開閉装置が便蓋閉止動作を完了した後に前記ジェット給水手段によるジェット吐水口への給水を実行することを特徴とする請求項2記載の水洗大便器。
- 前記便器洗浄を実行するための便器洗浄スイッチを有するリモコンを備え、
前記便器洗浄スイッチを操作することにより、前記便蓋電動開閉装置による便蓋閉止動作を開始し、その後に便器洗浄動作を開始することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の水洗大便器。 - 前記制御部は、前記便蓋閉止動作を開始してから所定時間後に前記給水装置を動作させて便器洗浄動作を開始し、前記排水トラップでサイホン現象が発生する前に前記便蓋閉止動作を完了することを特徴とする請求項1記載の水洗大便器。
- 前記制御部は、前記便蓋閉止動作を開始してから時間差をおいて前記給水装置を動作させて便器洗浄を実行し、
前記時間差となる期間において実行可能な、前記便器洗浄動作を開始させない便器洗浄停止手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の水洗大便器。 - 洗浄水が供給されることにより排水トラップにサイホン現象を発生させてボウル部内の溜水を排出する大便器と、前記ボウル部を覆う便蓋と、前記便蓋を開いた状態から閉じた状態に動作させる電動開閉装置と、前記大便器に洗浄水を供給する給水装置と、人体を検知する人体検知手段と、前記人体検知手段による人体検知信号の消失に基づいて前記電動開閉装置及び給水装置に動作命令を与える制御部を備えた水洗大便器において、
前記制御部は、前記人体検知信号が消失した際に発信する動作命令を規定するオート便器洗浄モードを複数備え、
前記複数のオート便器洗浄モードは、
前記給水装置により大便器に洗浄水を供給して便器洗浄を完了した後に前記電動開閉装置による便蓋閉止動作の実行を開始するように制御される第1のオート便器洗浄モードと、
前記前記電動開閉装置により便蓋閉止動作が完了する前に前記給水装置から洗浄水を供給して便器洗浄動作を開始させるとともに、前記給水装置により大便器に洗浄水を供給して前記サイホン現象を発生させるより早く前記電動開閉装置の便蓋閉止動作を完了させるように制御される第2のオート便器洗浄モードと、
を含み、
前記複数のオート便器洗浄モードからいずれか1つのモードを選択する選択手段を設けたことを特徴とする水洗大便器。
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