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JP4548317B2 - 絶縁回路基板及びこれを備えるパワーモジュール構造体 - Google Patents

絶縁回路基板及びこれを備えるパワーモジュール構造体 Download PDF

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Description

本発明は、例えば半導体チップ等の電子部品が実装される絶縁回路基板及びこれを備えるパワーモジュール構造体に関する。
従来、絶縁体セラミックスとしてAlNを用い、この絶縁体セラミックスの上下両面に回路層及び金属層としてAlを直接ロウ付けしたDBAや、絶縁体セラミックスの上下両面に回路層及び金属層としてCuを直接接合したDBCなどからなる絶縁回路基板が知られている。
このような絶縁回路基板は、一方の面にハンダ層及び回路層を介して半導体素子が実装され、他方の面にハンダ層を介して放熱板が装着されている。また、この放熱板には、熱伝導グリース層を介してヒートシンクが実装されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平1−286348号公報(図1)
近年、このような絶縁回路基板においても、回路層により大きな電流を流すことや、発熱による熱抵抗を低減することが望まれており、そのために回路層を厚く形成する必要がある。
ところが、従来の絶縁回路基板においては、回路層を厚く形成すると、絶縁体セラミックスと回路層との熱膨張係数の差によって発生する応力が大きいので、温度サイクル後に絶縁体セラミックスの回路層との接触面にクラックが発生するという問題がある。また、このとき回路層の上面にハンダ層を介して半導体素子を搭載すると、ハンダ層にクラックが発生するという問題がある。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、ハンダ層または絶縁体セラミックスにクラックが生じることを抑制した絶縁回路基板及びこれを備えるパワーモジュール構造体を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明の絶縁回路基板は、絶縁体セラミックスと、AlまたはAl合金で形成されて該絶縁体セラミックスの一方の面に設けられた回路層と、AlまたはAl合金で形成されて前記絶縁体セラミックスの他方の面に設けられた金属層とを備える絶縁回路基板において、前記回路層の上面に、導電性を有する母材と、内部に低熱膨張高熱伝導硬質粒子が混入された低熱膨張高熱伝導硬質粒子層とを少なくとも1層ずつ積層した電気伝導層が設けられ、前記回路層と、前記電気伝導層の前記回路層から離間する一端に配置された母材とのいずれか一方の厚みが、0.8mm以下であることを特徴とする。
本発明によれば、母材と低熱膨張高熱伝導硬質粒子層とを少なくとも1層ずつ積層した電気伝導層を回路層の上面に配置することで、電流を流す導電部位を厚くしても、回路層と電気伝導層とを合わせた熱膨張係数が小さく抑えられる。
ここで、回路層の厚さを0.8mm以下とすると、回路層と絶縁性セラミックスとの熱膨張係数の差によって発生する応力が小さくなる。したがって、温度サイクルを例えば3000回繰り返し行っても、絶縁体セラミックスの上面であって回路層が接合される部位にクラックが発生することが抑制される。
そして、電気伝導層の回路層から離間する一端に配置された母材の厚さを0.8mm以下とすると、上述と同様に母材とハンダ層との熱膨張係数の差によって発生する応力が小さくなる。したがって、この母材にハンダ層を介して半導体素子などを搭載し、温度サイクルを例えば3000回繰り返し行った後であっても、ハンダ層にクラックが発生することを抑制する。
また、母材と低熱膨張高熱伝導硬質粒子層とを交互に複数積層することで、回路層及び電気伝導層を合わせた厚さを所望のものとすることができる。
また、本発明の絶縁回路基板は、前記電気伝導層の前記回路層から離間する一端に配置された母材の厚みが、0.6mm以下であることが好ましい。
この発明によれば、回路層と電気伝導層とを合わせた熱膨張係数をより小さく抑えることができるので、電気伝導層の上端に配置された母材の上面に、ハンダ層を介して半導体素子などを搭載し、温度サイクルを例えば3000回繰り返し行った後であっても、ハンダ層にクラックが発生することを抑制する。
また、本発明の絶縁回路基板は、前記絶縁体セラミックスが、AlN、SiC、SiあるいはAlによって構成されていることが好ましい。
この発明によれば、絶縁体セラミックスと回路層及び電気伝導層を合わせた部位との間の熱膨張係数の整合性を取ることができる。
また、本発明の絶縁回路基板は、前記低熱膨張高熱伝導硬質粒子が、SiC、ダイヤモンド、BCあるいはBNによって構成されていることが好ましい。
この発明によれば、低熱膨張係数でかつ熱伝導率の高いSiC、ダイヤモンド、BCあるいはBNを用いることで、回路層と電気伝導層とを合わせた熱膨張係数を小さくでき、かつ母材と回路層との間で良好に熱を伝熱することができる。
また、本発明の絶縁回路基板は、前記低熱膨張高熱伝導硬質粒子の表面が、前記母材及び前記回路層と同一材質によってコーティングされていることが好ましい。
この発明によれば、低熱膨張高熱伝導硬質粒子と母材あるいは回路層とが強固に接合することになり、温度サイクルが繰り返されても、母材または回路層と低熱膨張高熱伝導硬質粒子との接合状態が保持される。
また、本発明の絶縁回路基板は、前記低熱膨張高熱伝導硬質粒子層が、Al−Si系合金、Al−Ge系合金、Al−Cu系合金、Al−Mn系合金のいずれかからなる合金層と、該合金層内に分散する前記低熱膨張高熱伝導硬質粒子とによって構成されていることが好ましい。
この発明によれば、母材よりも溶点の低いAl系ロウ材である合金層と母材及び回路層との間でロウ付けされているので、低熱膨張高熱伝導硬質粒子が強固に固定される。
また、本発明の絶縁回路基板は、前記低熱膨張高熱伝導硬質粒子の端部が、前記母材または前記回路層あるいはその双方に貫入していることが好ましい。
この発明によれば、発熱体の熱がヒートスプレッダを通る際に、母材または回路層あるいはその双方に貫入された低熱膨張高熱伝導硬質粒子の端部から他方の端部に伝熱されるので、良好に発熱体の熱を伝熱することができる。
また、本発明の絶縁回路基板は、前記電気伝導層の前記回路層から離間する一端に配置された前記母材の少なくとも一部に、端子構造が形成されていることが好ましい。
この発明によれば、端子構造を介して他の電子回路などと接続される。
また、本発明のパワーモジュール構造体は、上記記載の絶縁回路基板の前記回路層から離間する一端に配置された前記母材に、半導体素子が接続されていることを特徴とする。
この発明によれば、半導体素子からの発熱が、電気伝導層を介して良好に伝達される。
また、本発明のパワーモジュール構造体は、水冷または空冷ヒートシンクが接合されていることが好ましい。
この発明によれば、半導体素子からの発熱が、電気伝導層を介して伝達されヒートシンクで冷却されることから、半導体素子が高温となることが防止される。
この発明にかかる絶縁回路基板及びこれを備えるパワーモジュール構造体によれば、熱膨張係数が小さく抑えられるので、回路層及び電気伝導層に大きな電流を流して温度を上昇させても、クラックが発生することを防止する。また、母材と低熱膨張高熱伝導硬質粒子層とを交互に複数積層することで、回路層及び電気伝導層を合わせた厚さを所望のものとすることができる。
以下、本発明にかかるパワーモジュール構造体の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態によるパワーモジュール構造体1は、図1に示すように、絶縁回路基板2と、絶縁回路基板2の上面に搭載された半導体素子3と、絶縁回路基板2の下面に配置されたヒートシンク4とによって構成されている。
絶縁回路基板2は、図1に示すように、絶縁体セラミックス11と、絶縁体セラミックス11の一方の面に形成された回路層12と、絶縁体セラミックス11の他方の面に形成された金属層13と、回路層12の上面に設けられた電気伝導層14とによって構成されている。
絶縁体セラミックス11には、AlNが用いられている。
回路層12は、絶縁体セラミックス11の上面に分割して形成されており、直接ロウ付けによって絶縁体セラミックス11と接着している。また、回路層12には、厚さ0.6mmのAlが用いられている。
金属層13は、回路層12と同様に、絶縁体セラミックス11の下面に、直接ロウ付けによって接着されている。また、金属層13には、厚さ0.6mmのAlが用いられている。
電気伝導層14は、母材15とダイヤモンド粒子層(低熱膨張高熱伝導硬質粒子層)16とを1層ずつ積層して形成されており、回路層12と母材15とでダイヤモンド粒子層16を挟むように構成されている。そして、電気伝導層14の上面には、ハンダ層17を介して半導体素子3が設けられている。
母材15には、厚さ0.6mmのAlが用いられている。
ダイヤモンド粒子層16は、厚さが1μm以上500μm以下であって、Al−Si系合金層18と、このAl−Si系合金層18内に分散配置されたダイヤモンド粒子(低熱膨張高熱伝導硬質粒子)19とによって構成されている。
ダイヤモンド粒子19は、その粒径が例えば200μm以上300μm以下のものであって、両端部が回路層12及び母材15にそれぞれ貫入されている。
ハンダ層17には、例えば95%Pb−5%Snや、Sn−Ag−Cu系のハンダが挙げられる。なお、95%Pb−5%Snのハンダには、Agを含有するものを用いてもよい。
次に、以上のように構成されたパワーモジュール構造体1の製造方法について説明する。
まず、絶縁体セラミックス11の上下両面に、直接ロウ付けによって回路層12及び金属層13をそれぞれ接着する。そして、回路層12の上面に表面にAlコーティングが施されたダイヤモンド粒子19と厚さ30μmのAl−Si系合金箔とを置き、さらに厚さ0.3mmのアルミニウム板を置いた状態で、例えば0.05MPa以上0.5MPa以下の圧力で加圧して、630℃で接合することにより絶縁回路基板2を形成する。
この際、Al−Si系合金箔は、回路層12と、母材15及びダイヤモンド粒子19の表面に形成されたAlとの間において、共晶反応によって金属結合することになる。
また、Al−Si系合金箔はAl−Si系合金層18とされると共に、ダイヤモンド粒子19がAl−Si系合金層18内において強固に接合されることになる。さらに、Al−Si系合金層18と回路層12及び母材15との間も、それぞれ共晶反応によって強固に接合されることになる。
その後、母材15の上面にハンダ層17を介して半導体素子3を搭載し、金属層13の下面にヒートシンク4を設ける。以上のようにして、パワーモジュール構造体1が形成される。
このように構成されたパワーモジュール構造体1は、半導体素子3の熱が、電気伝導層14を有する絶縁回路基板2を介して、ヒートシンク4によって冷却される。
すなわち、ダイヤモンド粒子19の両端部が、ダイヤモンド粒子層16の両側に形成された母材15及び回路層12に貫入されていることから、電気伝導層14のダイヤモンド粒子19を介して熱伝導が良好に行われる。
以上のように構成された絶縁回路基板2によれば、ダイヤモンド粒子層16と母材15とを積層することで、回路層12及び電気伝導層14を合わせた熱膨張係数が小さく抑えられる。そして、回路層12及び母材15の厚さをそれぞれ0.6mmとすることで、導電部位における回路層12及び母材15に用いられているAlの熱膨張係数が支配的にならない。これにより、温度サイクルを繰り返し行っても、絶縁体セラミックス11の上面であって回路層12が接合される部位や、ハンダ層17にクラックが発生することが抑制される。
また、ダイヤモンド粒子19の両端部がそれぞれ母材15及び回路層12に貫入されているので、良好に半導体素子3の熱をヒートシンク4に伝達することができる。
また、Al−Si系合金層18と、母材15と、回路層12と、ダイヤモンド粒子19とがそれぞれ共晶反応によって接合されているので、−40℃以上125℃以下の温度サイクルが3000回繰り返されたとしても、良好にAl−Si系合金層18と、母材15と、回路層12と、ダイヤモンド粒子19との接合状態を保つことができる。
次に、第2の実施形態について図2を参照しながら説明する。
なお、ここで説明する実施形態は、その基本的構成が上述した第1の実施形態と同様であり、上述の第1の実施形態に別の要素を付加したものである。したがって、図2においては、図1と同一構成要素に同一符号を付し、この説明を省略する。
第2の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、第2の実施形態におけるパワーモジュール構造体20では、絶縁回路基板21が電気伝導層14の上端に配置された母材15が端子構造を有している点である。
このように構成されたパワーモジュール構造体20においても、上述した第1の実施形態における絶縁回路基板2と同様の作用、効果を有する。
次に、本発明にかかる絶縁回路基板を、実施例により具体的に説明する。
表1及び表2に示すような構成を有する絶縁回路基板を製作し、それぞれ実施例1〜実施例23、比較例1〜比較例5とした。そして、それぞれの絶縁回路基板を用いて、−40℃以上125℃以下の温度サイクルを3000回実施した結果を表1に示す。なお、表1において積層数とは、電気伝導層14の積層数を示している。また、剥がれとは、超音波検査法を用いて絶縁体セラミックス11と回路層12との界面を検査し、接合率が90%以下となった場合を示している。また、ハンダクラックとは、半導体素子3下のハンダ層17を樹脂で埋め込み、その後切断、研磨して電子顕微鏡を用いた確認におけるクラックの有無を示している。
Figure 0004548317
Figure 0004548317
表1及び表2より、回路層厚さ及び母材厚さを0.8mm以下とすることによって、ハンダ層におけるクラックと、絶縁体セラミックス及び回路層の界面における剥がれとが発生しないことを確認した。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、回路層及び母材の厚みを共に0.6mmとしたが、少なくとも一方が0.02mmより大きく0.8mm以下であればこれに限られるものではない。
また、回路層及び母材を共にAlで形成しているが、いずれか一方あるいは双方をAl合金で形成してもよい。
また、絶縁体セラミックスとしてAlNを用いたが、これに限らず、SiC、SiあるいはAlなどの他の絶縁体セラミックスを用いてもよい。
また、低熱膨張高熱伝導硬質粒子としてダイヤモンド粒子を用いたが、これに限らず、SiC粒子やBC粒子など他の導電性の粒子を用いてもよい。
また、電気伝導層は母材とダイヤモンド層とをそれぞれ1層ずつ積層した構造となっているが、これらを複数層積層した構造であってもよい。
また、ダイヤモンド粒子が母材に貫入した構造となっているが、母材に貫入しない構造であってもよく、貫入の深さは適宜変更してもよい。
この発明にかかる絶縁回路基板及びこれを備えるパワーモジュール構造体によれば、絶縁体セラミックスとの熱膨張係数の整合を取ることができるので、使用時に温度サイクルが繰り返し作用しても、絶縁体セラミックスまたはハンダ層にクラックが発生することがないため、産業上の利用可能性が認められる。
本発明による絶縁伝熱構造体の第1の実施形態を示した概略図である。 本発明による絶縁伝熱構造体の第2の実施形態を示した概略図である。
符号の説明
1、20 パワーモジュール構造体
2、21 絶縁回路基板
3 半導体素子
4 ヒートシンク
11 絶縁体セラミックス
12 回路層
13 金属層
14 電気伝導層
15 母材
16 ダイヤモンド粒子層(低熱膨張高熱伝導硬質粒子層)
19 ダイヤモンド粒子(低熱膨張高熱伝導硬質粒子)

Claims (10)

  1. 絶縁体セラミックスと、AlまたはAl合金で形成されて該絶縁体セラミックスの一方の面に設けられた回路層と、AlまたはAl合金で形成されて前記絶縁体セラミックスの他方の面に設けられた金属層とを備える絶縁回路基板において、
    前記回路層の上面に、導電性を有する母材と、内部に低熱膨張高熱伝導硬質粒子が混入された低熱膨張高熱伝導硬質粒子層とを少なくとも1層ずつ積層した電気伝導層が設けられ、
    前記回路層と、前記電気伝導層の前記回路層から離間する一端に配置された母材とのいずれか一方の厚みが、0.8mm以下であることを特徴とする絶縁回路基板。
  2. 前記電気伝導層の前記回路層から離間する一端に配置された母材の厚みが、0.6mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の絶縁回路基板。
  3. 前記絶縁体セラミックスが、AlN、SiC、SiあるいはAlによって構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の絶縁回路基板。
  4. 前記低熱膨張高熱伝導硬質粒子が、SiC、ダイヤモンド、BCあるいはBNによって構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の絶縁回路基板。
  5. 前記低熱膨張高熱伝導硬質粒子の表面が、前記母材及び前記回路層と同一材質によってコーティングされていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の絶縁回路基板。
  6. 前記低熱膨張高熱伝導硬質粒子層が、Al−Si系合金、Al−Ge系合金、Al−Cu系合金、Al−Mn系合金のいずれかからなる合金層と、該合金層内に分散する前記低熱膨張高熱伝導硬質粒子とによって構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の絶縁回路基板。
  7. 前記低熱膨張高熱伝導硬質粒子の端部が、前記母材または前記回路層あるいはその双方に貫入していることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の絶縁回路基板。
  8. 前記電気伝導層の前記回路層から離間する一端に配置された前記母材の少なくとも一部に、端子構造が形成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の絶縁回路基板。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の絶縁回路基板の前記回路層から離間する一端に配置された前記母材に、半導体素子が接続されていることを特徴とするパワーモジュール構造体。
  10. 水冷または空冷ヒートシンクが接合されていることを特徴とする請求項9に記載のパワーモジュール構造体。
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