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JP4490646B2 - シャドーマスク及び、これを用いて製造されるフラットパネルディスプレイとその製造方法 - Google Patents

シャドーマスク及び、これを用いて製造されるフラットパネルディスプレイとその製造方法 Download PDF

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JP4490646B2
JP4490646B2 JP2003108984A JP2003108984A JP4490646B2 JP 4490646 B2 JP4490646 B2 JP 4490646B2 JP 2003108984 A JP2003108984 A JP 2003108984A JP 2003108984 A JP2003108984 A JP 2003108984A JP 4490646 B2 JP4490646 B2 JP 4490646B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はディスプレイ装置製造用のシャドーマスクに関し、特に、フラットパネルディスプレイの開口率の向上させることができるシャドーマスク及び、これを用いて製造されるフラットパネルディスプレイとその製造方法に関する。尚、本明細書中の縦や横は単に説明の便宜のためのもので図面での方向を意味しているにすぎない。
【0002】
【従来の技術】
一般に、フルカラー有機ELディスプレイの製作時、色感及び発光効率に優れたR,G,Bピクセルを形成するためにシャドーマスクを用いている。
シャドーマスクを用いてフルカラー有機ELディスプレイを製造する方法は図1A,図1B,図1Cに示す通りである。
【0003】
まず、ガラス基板1上にアノードストリップ2を形成する。そして、アノードストリップ2に対して垂直の方向にアノードストリップ2の上に絶縁膜3と隔壁4を形成する。
次いで、図1Cのようなシャドーマスク6を用いて、該当するR,G,BピクセルにそれぞれR,G,B有機発光層5を形成する。
最後に、隔壁6と隔壁6の間にカソードストリップ(図示せず)を形成して、フルカラー有機ELディスプレイを製作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図1Cのシャドーマスク6はストリップ状すなわち帯状のホールが形成されているため、外部の引張力に対してシャドーマスクの変形及び垂れ現象が発生する。
このようなシャドーマスクの変形及び垂れ現象によってフルカラー有機ELディスプレイの製作時に有機発光層が該当するピクセル領域に形成されず、色滲み現象が生じる。
【0005】
本発明はこのような問題を解決するためのものであって、引張力によるシャドーマスクの変形及び垂れ現象を防止することのできるシャドーマスクを提供することが目的である。
本発明の他の目的は、本発明のシャドーマスクを用いて、開口率が高く且つ製造工程が簡単なフラットパネルディスプレイ及びその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、フラットパネルディスプレイの製作のための本発明のシャドーマスクは、基板と;基板内に形成され、貫通ホールが一列に並び、その列を多数平行に配列させた多数の貫通ホール列とを備え;その貫通ホール列は奇数番目の貫通ホール列として配列される第1貫通ホール列と、偶数番目の貫通ホール列として配列される第2貫通ホール列とから構成され、第1貫通ホール列と第2貫通ホール列を食い違うように配置し、第1貫通ホール列の各貫通ホールの間と、第2貫通ホール列の各貫通ホールの間にブリッジを設けたことを特徴とする。
貫通ホール列の各貫通ホールは横方向の長さが縦方向の長さより長く形成され、一つの貫通ホールの大きさは製作するディスプレイの2つのピクセルを合わせた大きさと同一である。
【0007】
奇数番目の貫通ホール列と、その隣の偶数番目の貫通ホール列との距離は製作するディスプレイの2つのピクセルを合わせた距離であり、偶数番目の貫通ホール列のうち何れか一つの偶数番目の貫通ホール列と、その隣の他の偶数番目の貫通ホール列との距離は製作するディスプレイの5つのピクセルを合わせた距離であり、奇数番目の貫通ホール列のうち何れか一つの奇数番目の貫通ホール列と、その隣の他の奇数番目の貫通ホール列との距離は製作するディスプレイの5つのピクセルを合わせた距離であることを特徴とする。
ブリッジは基板の変形を防ぎ、金属から形成される。
そして、ブリッジはその厚さを基板の厚さと同一として、基板と同一の平面として形成させてもよく、また、基板の厚さと異なるようにし、基板とは異なる平面となるように形成させてもよい。
また、ブリッジは基板の厚さと同一で、基板と同じ平面となるように形成される第1サブブリッジと、第1サブブリッジ及び基板上に形成される第2サブブリッジとで構成させることもできる。
一方、ブリッジの幅や厚さは1〜1000μmとする。
【0008】
上記のように構成されるシャドーマスクを用いた本発明のフラットパネルディスプレイ製造方法は、基板を用意する段階と;基板上に並列として配列されるように多数の第1電極ストリップを形成する段階と;基板の第1ピクセル領域の上に第1,第2貫通ホール列が対応するようにシャドーマスクを配置し、そのシャドーマスクの第1,第2貫通ホール列を介して基板の第1ピクセル領域に第1発光物質を形成する段階と;前記基板のうち第2ピクセル領域の上に第1,第2貫通ホール列が対応するようにシャドーマスクを移動させて配置し、シャドーマスクの第1,第2貫通ホール列を介して基板の第2ピクセル領域に第2発光物質を形成する段階と;基板のうち第3ピクセル領域の上に第1,第2貫通ホール列が対応するようにシャドーマスクを移動させて配置し、シャドーマスクの第1,第2貫通ホール列を介して基板の第3ピクセル領域に第3発光物質を形成する段階と;第1電極ストリップに対して垂直の方向に第1,第2,第3発光物質上に第2電極ストリップを形成する段階とを有することを特徴とする。
それぞれのピクセル領域の上にシャドーマスクを配置する場合、シャドーマスクの各貫通ホールは2つのピクセルに対応するようにする。
【0009】
また、上記のように構成されるシャドーマスクを用いて製作された本発明のフラットパネルディスプレイは、基板と;基板上に並列として配列されるように形成される多数の第1電極ストリップと;第1電極ストリップに対して垂直の方向に形成される多数の第2電極ストリップと;第1電極ストリップと第2電極ストリップとが交差する領域に形成され、発光物質を含む発光ピクセルとを備え;第1電極ストリップの方向に形成される発光ピクセルは互いに異なる間隔で配列され、第2電極ストリップの方向に形成される発光ピクセルは互いに同一の間隔で配列されることを特徴とする。
第1電極ストリップの方向に形成される各発光ピクセルは一方に隣接した発光ピクセルとの距離と、他方に隣接した発光ピクセルとの距離とが異なるように配列される。
そして、第1電極ストリップの方向に形成される何れか一つの発光ピクセルと、その一方に隣接した発光ピクセルとの距離は1〜1000μmであり、第1電極ストリップの方向に形成される何れか一つの発光ピクセルと、他方に隣接した発光ピクセルとの距離は1μm以下である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるシャドーマスク及び、これを用いて製造されるフラットパネルディスプレイとその製造方法の望ましい実施形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】
図2は本発明によるシャドーマスクを示す平面図である。
図2に示すように、本発明のシャドーマスクは基板10に間にブリッジ30を挟んで多数の貫通ホールを横方向に並べた貫通ホール列20を平行に多数所定の間隔で配列している。すなわち、本実施形態では従来のストリップ状のホールを一定の間隔で配置したブリッジで仕切った形状とされている。従って、貫通ホール列が従来のストリップ状のホールに対応している。
貫通ホール列20は、奇数番目の貫通ホール列として配列される第1貫通ホール列20aと、偶数番目の貫通ホール列として配列される第2貫通ホール列20bとから構成され、第1貫通ホール列20aと第2貫通ホール列20bはそれらの貫通ホールの位置が食い違って、すなわち、第1貫通ホール列20aの貫通ホールとその隣の貫通ホールの間が第2貫通ホール列20bの貫通ホールのほぼ中間にくるように配置されている。上記のように、本実施形態では第1貫通ホール列20aの貫通ホールと第2貫通ホール列20bの貫通ホールとが互いに半分だけずれるように食い違っているが、より少なく又はより多くずれるようにしてもよい。
【0012】
ブリッジ30は従来のストリップ状のホールすなわち貫通ホール列20による基板10の変形を防止するためのものであって、それぞれの貫通ホール列の貫通ホールの間に設けられている。これらは強度を持たせるため金属からなっている。
各貫通ホールは横方向の長さが縦方向のそれより長い形を有する。
具体的には、一つの貫通ホールの大きさは製作するディスプレイの2つのピクセルを合わせた大きさと同一に製作される。
【0013】
そして、奇数番目の貫通ホール列と、その隣の偶数番目の貫通ホール列との距離は製作するディスプレイの2つのピクセルを合わせた距離とし、偶数番目の貫通ホールのうち何れか一つの偶数番目の貫通ホールと、その隣の他の偶数番目の貫通ホールとの距離は製作するディスプレイの5つのピクセルを合わせた距離とし、奇数番目の貫通ホール列のうち何れか一つの奇数番目の貫通ホール列と、その隣の他の奇数番目の貫通ホール列との距離は製作するディスプレイの5つのピクセルを合わせた距離とする。
【0014】
上記したシャドーマスクの変形防止のためのブリッジ30を3つの形態に製作可能である。
図3A,図3B,図3Cは図2のブリッジ(A部分)を実施形態に基づいて詳細に示す図である。
図3Aに示すブリッジ30の厚さbは基板10の厚さと同一であり、基板10と同じ面となるように形成される。
【0015】
一方、図3Bに示すブリッジ30の厚さは基板10の厚さと異なり、基板10の面上に形成される。すなわち、ブリッジ30の面と基板10の面とは同一とはならない。
基板10上に形成されたこの例のブリッジ30の厚さは基板10のそれより厚く形成される。
【0016】
図3Cに示すブリッジ30は第1サブブリッジ30aと第2サブブリッジ30bとから構成され、第1サブブリッジ30は図3Aに示されたブリッジと同様に基板10の厚さと同一で、基板10と同じ面となるように形成され、第2サブブリッジ30bは図3Bの例と同様に基板上に形成される。
ここで、第2サブブリッジ30bの厚さは第1サブブリッジ30aのそれより厚いか又は同一である。
本発明のシャドーマスクでは、ブリッジ30の幅aと厚さbは約1〜1000μmに製作するのが望ましい。
【0017】
このように構成される本発明のシャドーマスクを用いて、開口率の向上したフラットパネルディスプレイを簡単に製造することができる。
図4A〜図4Hは本発明によるシャドーマスクを用いたフルカラー有機ELディスプレイの一実施形態の製造工程を示す工程断面図である。
【0018】
まず、図4Aに示すように、透明基板50上に多数の第1電極ストリップ60を並列に配列されるように形成する。第1電極ストリップ60は、その個々の電極を各ピクセル領域の個々のピクセルに対応させて矩形に形成させ、横方向でそれらを互いに電気的に連結している。図示の例は一つおきの矩形を別々に連結しているが、横1列を一続きに連結してもよい。
そして、基板50上には第1電極ストリップ60と連結される第1電極タップ60aが形成されており、後工程で形成される第2電極ストリップと連結するための第2電極タップ60bが形成されている。
【0019】
次いで、図4Bに示すように、第1電極ストリップ60の抵抗を減らすために第1電極ストリップ60上に補助電極70を形成する。ここで、補助電極は第1電極ストリップ60より抵抗の小さい金属を使用する。例えば、Cr,Al,Cu,W,Au,Ni,Agなどである。
【0020】
そして、図4Cに示すように、第1電極ストリップ60のエッジ部分をカバーするよう透明基板50上に絶縁膜80を形成する。絶縁膜80の形成時にピクセルのサイズが決定される。
次いで、第1電極ストリップ60に対して垂直な方向に各ピクセル間の絶縁のための隔壁90を形成する。
【0021】
図4Dに示すように、第1電極ストリップ60が形成された基板50の上に図2に示すシャドーマスク100を配置する。
ここで、ピクセル領域の上部にシャドーマスク100を配置する場合、前述のようにシャドーマスク100の第1、第2貫通ホール列は2つのピクセルに対応するように離して配置されている。
まず、Rピクセル領域(第1のピクセル領域とも言うことがある)の上にシャドーマスク100の第1,第2貫通ホール列が対応するようにシャドーマスク100を配置する。そして、Rピクセル領域上にシャドーマスク100の第1,第2貫通ホール列を介してR発光物質を蒸着してR有機発光層110aを形成する。
【0022】
次に、図4Eに示すように、Gピクセル領域(第2のピクセル領域とも言うことがある)の上にシャドーマスク100の第1,第2貫通ホール列が対応するようにシャドーマスク100を移動させて配置する。
そして、Gピクセル領域上にシャドーマスク100の第1,第2貫通ホール列を介してG発光物質を蒸着して、G有機発光層110bを形成する。
【0023】
次に、図4Fに示すように、Bピクセル領域(第3のピクセル領域とも言うことがある)の上部にシャドーマスク100の第1,第2貫通ホール列が対応するようにシャドーマスク100を移動させ配置する。
そして、Bピクセル領域上にシャドーマスク100の第1,第2貫通ホールを列介してB発光物質を蒸着して、B有機発光層110cを形成する。
【0024】
次いで、図4Gに示すように、シャドーマスク100を除去し、基板50の全面に第2電極物質を形成して、第1電極ストリップ60に対して垂直の方向に第2電極ストリップ120を形成する。
最後に、第2電極ストリップ120上に保護膜層を形成させ、ディスプレイ全体をエンキャプシュレーションする。
【0025】
このように、本発明のシャドーマスクを用いて製作されたディスプレイは、図5に示すように、第1電極ストリップの方向に形成されるピクセルは互いに異なる間隔でその距離が1〜1000μmで配列され、第2電極ストリップの方向に形成されるピクセルは互いに1μm以下の同一の間隔で配列される。ここで、第1電極ストリップの方向に形成される各ピクセルは同一の色を有し、第2電極ストリップの方向に形成される各ピクセルは異なる3色の繰り返しになる。
即ち、第1電極の方向に形成される各ピクセルは、一方に隣接したピクセルとの距離と、他方に隣接したピクセルとの距離とが互いに異なるように配列される。したがって、各ピクセルの間隔が広いところと狭いところができ、その広いところにブリッジ30が配置されるようにシャドーマスクを配置してそれぞれの色の発光層を形成させる。
【0026】
図5に示すように、第1電極方向に形成されるピクセルAと、ピクセルAの一方に隣接したピクセルCとの距離は約1〜1000μmであり、ピクセルAと、ピクセルAの他方に隣接したピクセルBとの距離は約1μm以下に製作する。
【0027】
【発明の効果】
以上で説明したように、本発明によるシャドーマスク及びそれを用いて製造されるフラットパネルディスプレイとその製造方法は次のような効果が得られる。本発明のシャドーマスクはそのスリット状のホール、すなわち貫通ホール列を個々の貫通ホールに仕切るようにブリッジが形成されているので、全体としての強度が増し、引張力に対する変形及び垂れを防止することができ、ディスプレイ製作時に工程の信頼度が向上する。
また、本発明のシャドーマスクを用いてディスプレイを製作する場合、ディスプレイの開口率が高く且つ、製造工程が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1A】従来の技術によるシャドーマスクを用いてフルカラー有機ELディスプレイの有機発光層を形成する過程を示す図面。
【図1B】図1Aにより形成されたフルカラー有機ELディスプレイの有機発光層を示す図面。
【図1C】図1Aのシャドーマスクを示す図面。
【図2】本発明によるシャドーマスクを示す平面図。
【図3】本発明によるシャドーマスクのブリッジを示す図面。
【図4A】本発明によるシャドーマスクを用いてフルカラー有機ELディスプレイの製造工程を示す図面。
【図4B】本発明によるシャドーマスクを用いてフルカラー有機ELディスプレイの製造工程を示す図面。
【図4C】本発明によるシャドーマスクを用いてフルカラー有機ELディスプレイの製造工程を示す図面。
【図4D】本発明によるシャドーマスクを用いてフルカラー有機ELディスプレイの製造工程を示す図面。
【図4E】本発明によるシャドーマスクを用いてフルカラー有機ELディスプレイの製造工程を示す図面。
【図4F】本発明によるシャドーマスクを用いてフルカラー有機ELディスプレイの製造工程を示す図面。
【図4G】本発明によるシャドーマスクを用いてフルカラー有機ELディスプレイの製造工程を示す図面。
【図5】シャドーマスクのホールに対応するディスプレイのピクセルを示す図面。
【符号の説明】
10:基板
20:貫通ホール列
20a:第1貫通ホール列
20b:第2貫通ホール列
30:ブリッジ
30a:第1サブブリッジ
30b:第2サブブリッジ
50:透明基板
60:第1電極ストリップ
60a:第1電極タップ
60b:第2電極タップ
70:補助電極
80:絶縁膜
90:隔壁
100:シャドーマスク
110a:R有機発光層
110b:G有機発光層
110c:B有機発光層
120:第2電極ストリップ

Claims (20)

  1. 平板ディスプレイにおいて、
    基板と、
    前記基板上に、列方向の個々のピクセルに対応してそれぞれが電極として形成された第1電極ストリップと、
    複数列の第1電極ストリップ上に、それぞれが列ごとに、かつ互いに重複しないように順次形成された第1〜第3有機発光層と、
    前記第1〜第3有機発光層上に、前記列方向と直交する縦方向に形成された第2電極ストリップと
    を備え、
    前記第1電極ストリップの方向に形成されるピクセルは互いに同一の色を有し、一方に隣接したピクセルの距離と、他方に隣接したピクセルの距離とが互いに異なるように配列され、前記第2電極ストリップの方向に形成されるピクセルは互いに異なる色を有し、互いに同一の間隔に配列され
    前記平板ディスプレイは、前記第2電極ストリップの方向に形成される各ピクセルが互いに食い違うように配列されていること特徴とする平板ディスプレイ。
  2. 前記第1〜第3有機発光層は、シャドーマスクを用いて製造され、
    前記シャドーマスクは、奇数番目の列に配列される第1貫通ホールと、偶数番目の列に配列され、前記第1貫通ホールに対して食い違うように配列される第2貫通ホールと、前記第1貫通ホールどうしの間及び前記第2貫通ホールどうしの間に形成されるブリッジとを有することを特徴とする請求項1記載の平板ディスプレイ。
  3. 前記ブリッジで区切られた前記第1及び第2貫通ホールのそれぞれ列方向の長さが同一であり、前記列方向と直交する縦方向の長さが同一であることを特徴とする請求項記載の平板ディスプレイ。
  4. 前記各貫通ホールは、前記列方向の長さが前記縦方向の長さより長く形成されることを特徴とする請求項記載の平板ディスプレイ。
  5. それぞれの前記第1及び第2貫通ホールが前記平板ディスプレイの1つのピクセルの列方向の長さの2倍の列方向の長さを有するように前記ブリッジが形成されることを特徴とする請求項記載の平板ディスプレイ。
  6. 前記隣り合った奇数番目の列と、前記隣り合った偶数番目の列との距離は前記平板ディスプレイの1つのピクセルの縦方向の長さの2倍であることを特徴とする請求項記載の平板ディスプレイ。
  7. 前記隣り合った偶数番目の列の間の距離は前記平板ディスプレイの1つのピクセルの縦方向の長さの5倍であることを特徴とする請求項記載の平板ディスプレイ。
  8. 前記隣り合った奇数番目の列の間の距離は前記平板ディスプレイの1つのピクセルの縦方向の長さの5倍であることを特徴とする請求項記載の平板ディスプレイ。
  9. 前記ブリッジは前記基板の変形を防ぐことを特徴とする請求項記載の平板ディスプレイ。
  10. 前記ブリッジは金属から形成されることを特徴とする請求項記載の平板ディスプレイ。
  11. 前記ブリッジの厚さは前記基板の厚さと同一であり、前記基板と同じ面となるように形成されることを特徴とする請求項記載の平板ディスプレイ。
  12. 前記ブリッジは前記基板の厚さと異なる厚さであり、前記基板と異なる面の上に形成されることを特徴とする請求項記載の平板ディスプレイ。
  13. 前記ブリッジは前記基板上に形成されることを特徴とする請求項12記載の平板ディスプレイ。
  14. 前記ブリッジの厚さは前記基板の厚さより厚いことを特徴とする請求項12記載の平板ディスプレイ。
  15. 前記ブリッジは、
    前記基板の厚さと同一の厚さであり、前記基板と同一の平面上に形成される第1サブブリッジと、
    前記第1サブブリッジ及び基板の上に形成される第2サブブリッジと
    から構成されることを特徴とする請求項記載の平板ディスプレイ。
  16. 前記第2サブブリッジの厚さは前記第1サブブリッジの厚さより厚いか又は同一であることを特徴とする請求項15記載の平板ディスプレイ。
  17. 前記ブリッジの幅及び厚さは1〜1000μmであることを特徴とする請求項記載の平板ディスプレイ。
  18. 前記基板のうち1番目の列のピクセル領域を表す第1ピクセル領域の上部に、基板の厚さと同一でかつ前記基板と同一平面上に形成される第1サブブリッジと、前記第1サブブリッジ及び基板の上に形成される第2サブブリッジとを含むシャドーマスクが配置された後、前記シャドーマスクの第1,第2貫通ホールを介して前記基板の第1ピクセル領域に前記第1有機発光層が形成され、
    前記基板のうち前記1番目の列のピクセル領域に続く2番目の列のピクセル領域を表す第2ピクセル領域の上部に前記第1、第2貫通ホールが対応するように前記シャドーマスクが移動されて配置された後、前記シャドーマスクの第1,第2貫通ホールを介して前記基板の第2ピクセル領域に前記第2有機発光層が形成され、
    前記基板のうち前記2番目の列のピクセル領域に続く3番目の列のピクセル領域を表す第3ピクセル領域の上部に前記第1,第2貫通ホールが対応するように前記シャドーマスクが移動されて配置された後、前記シャドーマスクの第1,第2貫通ホールを介して前記基板の第3ピクセル領域に前記第3有機発光層が形成されることを特徴とする請求項記載の平板ディスプレイ。
  19. 前記ピクセル領域の上部に前記シャドーマスクを配置する場合、前記シャドーマスクの各貫通ホールは2つのピクセルに対応することを特徴とする請求項18記載の平板ディスプレイ。
  20. 前記第1貫通ホールは前記第2貫通ホールに対して前記第1貫通ホールの列方向の長さの半分ずらしたことを特徴とする請求項記載の平板ディスプレイ。
JP2003108984A 2002-04-12 2003-04-14 シャドーマスク及び、これを用いて製造されるフラットパネルディスプレイとその製造方法 Expired - Lifetime JP4490646B2 (ja)

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