JP4440760B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4440760B2 JP4440760B2 JP2004372233A JP2004372233A JP4440760B2 JP 4440760 B2 JP4440760 B2 JP 4440760B2 JP 2004372233 A JP2004372233 A JP 2004372233A JP 2004372233 A JP2004372233 A JP 2004372233A JP 4440760 B2 JP4440760 B2 JP 4440760B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- forming apparatus
- image
- pattern
- scanning direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
- H04N1/047—Detection, control or error compensation of scanning velocity or position
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B26/00—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
- G02B26/08—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
- G02B26/10—Scanning systems
- G02B26/12—Scanning systems using multifaceted mirrors
- G02B26/127—Adaptive control of the scanning light beam, e.g. using the feedback from one or more detectors
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/0025—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 for optical correction, e.g. distorsion, aberration
- G02B27/0031—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 for optical correction, e.g. distorsion, aberration for scanning purposes
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
- H04N1/113—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using oscillating or rotating mirrors
- H04N1/1135—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using oscillating or rotating mirrors for the main-scan only
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
- H04N1/12—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using the sheet-feed movement or the medium-advance or the drum-rotation movement as the slow scanning component, e.g. arrangements for the main-scanning
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N2201/00—Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
- H04N2201/04—Scanning arrangements
- H04N2201/047—Detection, control or error compensation of scanning velocity or position
- H04N2201/04701—Detection of scanning velocity or position
- H04N2201/0471—Detection of scanning velocity or position using dedicated detectors
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N2201/00—Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
- H04N2201/04—Scanning arrangements
- H04N2201/047—Detection, control or error compensation of scanning velocity or position
- H04N2201/04701—Detection of scanning velocity or position
- H04N2201/04715—Detection of scanning velocity or position by detecting marks or the like, e.g. slits
- H04N2201/04717—Detection of scanning velocity or position by detecting marks or the like, e.g. slits on the scanned sheet, e.g. a reference sheet
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N2201/00—Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
- H04N2201/04—Scanning arrangements
- H04N2201/047—Detection, control or error compensation of scanning velocity or position
- H04N2201/04753—Control or error compensation of scanning position or velocity
- H04N2201/04758—Control or error compensation of scanning position or velocity by controlling the position of the scanned image area
- H04N2201/0476—Control or error compensation of scanning position or velocity by controlling the position of the scanned image area using an optical, electro-optical or acousto-optical element
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Description
光偏向器としては、等角速度で偏向面が回転するポリゴンスキャナ、偏光面が振動するガルバノミラー等が一般的に用いられている。半導体レーザ等の光源をある一定の周波数で変調し、上記の光偏向器を用いて光走査装置を構成し、感光体等の被走査面を光走査した場合には、ビームスポット位置は等間隔で配置されず、走査速度は一定でない。このため、ビームスポット位置を等間隔で配置し、走査速度を一定にして光走査を行うために、fθレンズ等の走査結像光学系を用いて走査速度の補正を行うことで、被走査面での等速度光走査が可能になる。しかし、fθレンズ等を用いた走査速度の補正には限界があり、被走査面上でビームスポット位置間隔を完全に等間隔にすることはできず、ビームスポット位置間隔に疎密が残存する。
ビームスポット位置間隔に疎密が残存すると画像に歪みが生じ、画像品質の劣化となる。また、カラー画像形成装置の場合においては、複数のfθレンズを使用するため、fθレンズの製造誤差や設置誤差等の影響により、色により異なった走査速度ムラが発生し、その結果色ずれが生じる。
本発明の目的は、設置環境の変化や予期しない衝撃等により色ずれが発生したとしても色ずれを補正することが可能な多色画像形成装置を提供することにある。さらに、本発明の別の目的は、光走査装置の交換時でも色ずれ補正が可能な多色画像形成装置を提供することである。
前記測定用画像の画像情報による位置ずれ測定位置は、前記複数の位置ずれ検出手段のうち最も外側にあるものよりも内側に配置し、且つ前記位置ずれを測定する位置と、位置ずれ検出手段が配置された位置によって区切られる領域の幅Lのうち最も広いものをLmax、最も狭いものをLminとするとき、以下の式を満足するように画像情報による位置ずれ測定位置および位置ずれ検出手段の位置を配置することを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の画像形成装置において、前記測定用画像は、少なくとも前記ビームスポットの主走査方向における位置ずれ測定用パターンであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の画像形成装置において、前記測定用パターンは主走査方向と副走査方向の両方の位置ずれ測定が可能な形状であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の画像形成装置において、通常の画像を出力すべき画像データの第1ラインより前に予め空白行を挿入する手段、および前記空白行を削除する手段と、さらに空白行を追加する手段とを有することにより、走査線1ライン単位で、副走査方向の画像形成位置を変化させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明では、請求項3に記載の画像形成装置において、副走査方向に光ビームを偏向することができる偏向手段を有し、該偏向手段を用いて、副走査方向の画像形成位置を変化させることを特徴とする。
請求項7に記載の発明では、請求項6に記載の画像形成装置において、前記偏向手段は回動可能なプリズムであることを特徴とする。
請求項8に記載の発明では、請求項6に記載の画像形成装置において、前記偏向手段は電気的に光ビームを偏向可能な液晶であることを特徴とする。
請求項9に記載の発明では、請求項1ないし8のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記測定用画像により前記ビームスポットの位置ずれを測定する箇所は選択可能であることを特徴とする。
請求項10に記載の発明では、請求項1ないし8のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記ビームスポット位置補正手段は、画素クロックの位相をシフトすることにより行うことを特徴とする。
請求項12に記載の発明では、請求項11に記載の画像形成装置において、前記複数の区間に分割する分割位置の近傍に前記位置ずれ検出手段を設け、該検出手段の検出結果に基づいて前記ビームスポット位置ずれを補正することを特徴とする。
請求項13に記載の発明では、請求項1ないし12のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記複数の位置ずれ検出手段のうち最も外側に位置している2つの位置ずれ検出手段の主走査方向の間隔をamm、測定用画像の主走査方向の間隔をbmmとしたとき、以下の式を満足することを特徴とする。
0.6≦a/b≦1
請求項14に記載の発明では、請求項1ないし13のいずれか1つに記載の画像形成装置において、該画像形成装置は多色の画像を形成することができ、前記位置ずれ検出手段は色ずれ検出手段であることを特徴とする。
請求項15に記載の発明では、請求項14に記載の画像形成装置において、前記測定用画像は基準色のパターンと測定対象色のパターンとを有し、少なくとも一方のパターンの主走査方向両側に他方のパターンが配置された形状であるパターンユニットを複数有することを特徴とする。
請求項17に記載の発明では、請求項16に記載の画像形成装置において、前記基準色パターンに対し測定対象色のパターンを主走査方向に段階的に相対位置をずらして配置する手段は、補正対象色の光走査開始位置を段階的に変化させる手段であることを特徴とする。
請求項18に記載の発明では、請求項16に記載の画像形成装置において、前記基準色パターンに対し測定対象色のパターンを主走査方向に段階的に相対位置をずらして配置する手段は、位置ずれを測定すべき位置より走査開始側において画素数の増減、もしくはビームスポット位置の補正量の増減、を行う手段であることを特徴とする。
請求項19に記載の発明では、請求項14に記載の画像形成装置において、前記測定用画像は、主走査方向に並ぶ複数の基準色のパターンからなるパターンラインと、主走査方向にほぼ同位置に並ぶそれと同数の測定対象色のパターンからなるパターンラインをそれぞれ少なくとも3ライン有し、複数の前記基準色のパターンラインが副走査方向に所定の間隔で配置されたパターンと、それと同数の前記測定対象色のパターンラインが副走査方向に前記所定の間隔とは異なる間隔で配置されたパターンとからなることを特徴とする。
請求項20に記載の発明では、請求項19に記載の画像形成装置において、前記基準色のパターンラインと前記測定対象色のパターンラインのそれぞれ前記少なくとも3ラインの真ん中、もしくはほぼ真ん中のラインパターンは同一の副走査位置に配置され、前記少なくとも3ラインの前記基準色のパターンラインの複数あるそれぞれの間隔と、それぞれに対応する前記測定対象色のパターンラインの間隔は、一方が他方より、副走査方向の1ライン分大きいことを特徴とする。
本発明を用いることで、ビームスポット位置補正量の算出方法を簡略化することができ、測定された位置ずれ結果を忠実に補正することができる。
同図において符号1は画像処理部、2は書込制御部、3は画素クロック生成回路、3aは高周波クロック生成部、3bはビームスポット位置間隔疎密補正回路、4はビームスポット位置補正量入力手段、5は光源駆動部、10はビームスポット位置補正手段、101ないし104は感光体ドラム、105は転写ベルト、201はレーザビーム、209は面倒れ補正用シリンダレンズ、213はポリゴンミラー、218は第1収束レンズとしてのfθレンズ、220は第2集束レンズとしてのトロイダルレンズ、224、227は折り返しミラー、231は投光素子、232は受光素子、233は受光レンズ、250は光源ユニットをそれぞれ示す。
同図はフルカラー画像形成装置に展開した光走査装置であり、4ステーション分を一方向に走査している。説明の簡略化のため、1ステーション分のみを詳しく図示している。
4つの感光体ドラム101、102、103、104を転写ベルト105の移動方向に沿って配列し、順次異なる色のトナー像を転写することでカラー画像を形成する画像形成装置において、各光走査装置を一体的に構成し単一のポリゴンミラー213の同一面で全ての光ビームを走査する。
シリンダレンズ209は、一方を平面、もう一方を副走査方向に共通の曲率を有し、各光ビームは偏向面にて副走査方向に線状となるように収束され、偏向点と感光体面上とが副走査方向に共役となるようにして後述するトロイダルレンズとの組み合わせで面倒れ補正光学系をなす。
各ビームは各々副走査方向に平行となるよう均等間隔、実施例ではL=5mmで各半導体レーザより射出され、ポリゴンミラー反射面でもこの間隔Lを保って反射面に対し垂直に入射される。
したがって、半導体レーザ、カップリングレンズを保持する光源手段は物理的に上下(副走査方向)に重ねるのは難しく、主走査方向にずらして配置される。
ポリゴンミラー213は厚肉に形成され、実施例では、6面ミラーとし、偏向に用いないビーム間の部分にポリゴンミラーの内接円より若干小径となるように溝を設けて風損をより低減した形状とし、1層の厚さは約2mmとしている。
各光走査手段では、ポリゴンミラーから感光体面に至る各光路長が一致するように、また、等間隔で配列された各感光体ドラムに対する入射位置、入射角が等しくなるように複数枚の折り返しミラー224、227等が配置される。
各光走査手段毎に光路を説明すると、光源ユニット250からのビーム201は、ポリゴンミラー213で偏向され、fθレンズ218を通過した後、折り返しミラー224で反射され、トロイダルレンズ220に入射し、さらに折返しミラー227で反射され、感光体ドラム102に導かれ、第1の光走査手段として、例えばイエロー画像を形成する。
前述のように、上記のビームスポット位置間隔の疎密補正による色ずれ補正を工場出荷時に行ったとしても、設置環境の変化や、予期しない衝撃等により、色ずれが目立つカラー画像が出力されてしまう恐れがある。したがって、本発明のように、ビームスポット位置間隔の疎密の補正量もしくは前記補正量に換算可能なデータを入力もしくは選択することが可能なビームスポット位置補正量入力手段を備えておくのが良く、出力された画像情報に応じて、ユーザもしくはサービスマンが前記ビームスポット位置補正量入力手段を用いて色ずれ補正を行うことができる。
出力された画像情報から色ずれを測定する方法は、スキャナ機能を搭載したMFPと呼ばれる多機能プリンタの場合には、スキャナを利用して色ずれを測定をするのが良い。スキャナ機能を搭載しないプリンタの場合には、目視により測定するのが良い。
目視により測定する際には、色ずれの方向(基準色に対して、測定する色はどちらにずれているか)と補正量を段階的に入力(選択)できるようなビームスポット位置補正量入力手段にするのが良い。補正量は50μm間隔程度で選択できるようにしておくのが良い。
以上のようにすることで、色ずれを人の目には認識できない程度まで補正可能であり、且つ補正量の入力が非常に簡単になる。
出力する画像情報は、文字や画像等、どんなものであっても良いが、最も好適なのは、少なくとも主走査方向における色ずれを検出可能な色ずれ測定用パターンである。色ずれ測定用パターンを用いることで、簡単で高精度な色ずれ検出が可能となり、その結果、高精度な色ずれ補正を実現できる。
色ずれ測定用パターンとして、最も好適なのは、同図に示すようなL字型のように、主走査方向と副走査方向の両方の色ずれ測定が可能なパターンである。このようにすることで、主走査方向と副走査方向の両方の色ずれを補正することが可能である。同図に示すようなパターンの単位をパターンユニットと呼ぶことにする。パターンユニットは、色ずれを測定しようとする位置(通常は複数箇所)に対応させ、同一副走査線に合わせて配置する。
なお、同図に示したのはあくまでも1例であって、同図に限定されるものではなく、色の並びを変化させても良いし、一本線でも斜線でもよく円でもよいし、L字型を回転させたものを用いても良い。
副走査方向の色ずれは、主走査方向のように疎密を伴って発生することは少なく、ほとんどの場合において、各色間での副走査方向の画像の書き出し位置のずれである。したがって、副走査方向の色ずれ補正としては、副走査方向の画像書き出し位置を調整するのが良い。
副走査方向の画像の書き出し位置の調整方法として最も良いのは、主走査方向の書き出し開始信号(SOS信号)をセンサ等によりカウントし、前記カウント数を増減させることにより、副走査方向の書き出し位置を調整する方法である。その様子を同図に示す。
また、画像データを並び替え、本来の画像データの1ライン目より前に任意行数の空白ラインを予め挿入しておき、必要に応じてその空白ラインを削除するか、新たな空白ラインを追加挿入することによっても実現できる。上記のような方法を用いることで、走査線1ライン単位(副走査方向の1画素単位)で、副走査方向の画像の書き出し位置を調整することができ、副走査方向の色ずれを補正することができる。
前記の方法では、1ライン単位でしか画像の書き出し位置を調整することができない。1ライン以下での画像の書き出し位置調整を行うためには、光ビームを副走査方向に偏向することができる偏向手段を用いるのが良い。
偏向手段の1例として、同図に示すように、くさび形プリズム(入射面と射出面に相対的な傾きがついているプリズム)を図1の250と209の間に設け、前記くさび形プリズムを光軸方向を軸として回転させることにより、光ビームを副走査方向に偏向することができ、1ライン以下の精度で画像の書き出し位置調整が可能となる。
また、電気光学効果を示す材料(液晶、LiNbO3等)を用いても実現することができる。以下に、電気光学効果を示す材料として液晶を用いたときの例を示す。
同図において符号43は液晶、Aは有効エリアをそれぞれ示す。
図7は液晶の有効エリアの詳細を光の入射側から見た図である。
同図において符号55は抵抗部材、56はストライプ状の透明電極パターン、57、58は電気的な接続端子、をそれぞれ示す。
図8は印加電圧による液晶の作用を説明するための図である。同図(a)は液晶分子の配向状態を示す模式図、同図(b)は印加電圧による電位分布図、同図(c)は電位分布に対応する液晶の屈折率分布図である。
同図において符号51は透明ガラス基板、52は透明電極、53は配向膜、54は液晶層をそれぞれ示す。
同図(a)において、厚さ数〜数十μm程度の液晶層54が、透明電極52−1,52−2および配向膜53を介して、2枚のガラス基板51−1および51−2に挟持されている。本図においては下側(レーザビームの入射面側)の透明電極52−1は、図6に示すような左右方向に等間隔に配列した同図において上下方向に長いストライプ状の電極パターン56(56−1,56−2,・・・,56−n)を呈しており、上側(レーザビームの出射面側)の透明電極52−2は全面一様の電極パターンとなっている。
各ストライプ状の透明電極56−1、56−2、・・・、56−nは、それぞれの両端が一対の抵抗部材55により電気的に接続されている。
同図の左右方向はレーザビームが光路偏向される方向であり、複数ビームの走査線間隔を補正する場合には、副走査方向に対応する方向である。
この液晶偏向手段を図1の250と209の間に設け、両端子に印加する電圧を変化させることにより、副走査方向の画像の書き出し位置を調整することができ、副走査方向の色ずれを補正することができる。
更には、MEMS(マイクロ・エレクトロ・メカニカル・システム)ミラーを用いても、副走査方向に光ビームを偏向可能であるため、副走査方向の色ずれを補正することができる。
ただし、1つの区間でのみ、ビームスポット位置間隔を広げるあるいは縮めることによって補正を行うと、補正を行った区間の幅が変化し、その区間よりも走査終了側の全てのビームスポット位置が、区間の幅の変化量だけ変化してしまう。それを回避するため、補正を行う区間と近接した区間において、ビームスポット位置間隔を縮めるあるいは広げるという前記補正と逆の補正を行う必要がある。
しかし、区間の幅が変化しないような補正、例えば、区間の両端部ではビームスポット位置間隔を縮め、区間の中央部ではビームスポット位置間隔を広げるというような補正であれば、前述のように、逆の補正を行う区間を設ける必要はない。
有効走査領域を複数の区間に分割し、各区間毎にビームスポット位置の補正を行うことにより、ビームスポット位置間隔の疎密を補正する方法について、同図を用いて説明する。
まず、1つの区間で考える。同図は補正前のビームスポット位置を表す図である。点線は等間隔で記されており、同図(a)ないし(c)において共通である。ビームスポット位置はこの点線上に一致するのが望ましいが、上記のような原因により、通常、ビームスポット位置は点線上に一致しない。同図(a)ではビームスポット位置が点線上に一致させて描いてあるが、これは理想状態を示すものであり、実際は、補正前のビームスポット位置は点線上に一致しないので、この点線からのずれを補正する必要がある。同図(b)は、ビームスポット位置間隔を等間隔で縮小したときを表す図である。区間の両端のビームスポット位置間隔で定義される区間の幅が縮小されているのがわかる(全体的に密になっている)。同図(c)はビームスポット位置間隔を等間隔で拡大したときを表す図である。区間の幅が等間隔で拡大されているのがわかる(全体的に疎になっている)。点線からの位置ずれを模式的に表した線図をそれぞれの右側に示す。ここでは、縦軸がずれ量を表し、紙面上で点線の右側にずれる位置ずれを正、左側にずれる位置ずれを負としている。各直線の傾きは、ビームスポット位置間隔を縮小(拡大)されている量で決定され、ビームスポット位置間隔を大きく縮小(拡大)すると、直線の傾きは急峻になる。実際のずれ量はこのように直線的になるわけではなく、むしろ正弦波的な半価を示すのが通例である。そこで、本発明ではそのような曲線的なずれ量を、複数の区間に分割することで、区間毎の直線近似により補正を行う。
同図において実線は補正前のずれ量を示す線図、破線は補正量を示す線図、点線は補正後のずれ量を示す線図である。
補正前の位置ずれ線図から始点・終点の他に曲線の頂点付近を区間の分割境界となるように設定し、それぞれの区間において、区間の両端を結ぶ直線を補正量を表す直線と定める。そして、各区間に示した破線の補正量と補正前の曲線との「差」を取ることによって補正後の曲線が得られる。
同図の例では、区間1と3において図9(c)の状態に近く、全体的に疎の領域であり、区間2、4では図9(b)の状態に近く、全体的に密の領域である。
例えば区間1では曲線の勾配が正になっており、補正前のデータが理想の間隔より広がっていることになる。これを理想状態に近づけるためには図9(b)のような、負の勾配の補正を与えて、間隔を縮めてやる必要がある。その勾配は区間1に示した破線の直線の勾配を正負逆転させたものである。これが前述した「差」を取ることの意味である。
同じ考え方で、区間2では図示の直線を逆勾配にした直線により補正する。
このように、図9(b)と図9(c)の状態を組み合わせ、ビームスポット位置間隔を縮小(拡大)する量を適当に可変することで、図10に破線で示すような補正を行うことができ、実線で示した補正前の状態を、点線で示した状態のように補正が可能である。つまり、本発明を用いることで、ビームスポット位置間隔の疎密を高精度に補正できる。
同図において符号10は画素クロック生成回路、11は高周波クロック生成回路、12はカウンタ、13は比較回路、14は画素クロック制御回路をそれぞれ示す。
各区間では、画素クロックの信号の位相をシフトすることで、前記光ビームの発光タイミングを調整することにより、ビームスポット位置間隔の疎密の補正を行うのが良い。
同図において、画素クロック生成回路10は高周波クロック生成回路11 、カウンタ12 、比較回路13 および画素クロック制御回路14 からなる。高周波クロック生成回路11 は画素クロックPCLKの基準となる高周波クロックVCLKを生成する。カウンタ12 は高周波クロックVCKLの立上がりで動作して該VCKLをカウントするカウンタである。比較回路12 はカウンタの値とあらかじめ設定された値および外部から与えられる画素クロックの遷移タイミングとして位相シフト量を指示する位相データと比較し、その比較結果にもとづき制御信号a 、制御信号b を出力する。画素クロック制御回路14 は制御信号a 、制御信号b にもとづき画素クロックPCLK の遷移タイミングを制御する。
画素クロックの遷移タイミングを指示する位相データに基づいて画素クロックの周期を変化させる原理を示す図を以下に示す。
ここで、位相データは走査レンズの特性により生ずる走査ムラを補正したり、ポリゴンミラーの回転ムラによって生ずるドット位置ずれを補正したり、レーザ光の色収差によって生ずるドット位置ずれを補正するために、画素クロックの位相のシフト量を指示するためのデータで、一般に数ビットのデジタル値で与えられる。
ここでは、画素クロックPCLK は高周波クロックVCLKの8分周とし、標準ではデュティ比50%とする。図12(a)はVCLKの8分周に相当するデュティ比50%の標準の画素クロックPCLKを生成する様子を、図12(b)はVCLKの8分周クロックに対して1/8クロックだけ位相を進めたPCLKを生成する様子を、図12(c)はVCLKの8分周クロックに対して1/8クロックだけ位相を遅らせたPCLKクロックを生成する様子を示したものである。
位相データを、例えば画素クロックPCLK の立上がりに同期させて与えることにより、画素クロックPCLK の位相を1 クロックごとに変化させることが可能となる。
以上のように、簡単な構成で、画素クロックPCLKの位相を高周波クロックVCLKのクロック幅単位に±方向に制御することが可能となる。つまりビームスポット位置の補正が可能となる。
上記のように、画素クロックPCLKの位相は1クロックごとに変化させることが可能であるため、高精細な補正が可能である。
1クロックごとに位相を変化させるとなると、1クロックごとに位相データをメモリに持つ必要があるため、相当量のメモリが必要になり、コストアップを招く。コストダウンを図りたいときには、有効走査領域を複数の区間に分割し、一つの区間内では一定間隔おきに画素クロックの位相シフトをさせ、且つ区間毎に位相シフトさせる画素数を変化させるような構成にしても良い。そうすることでメモリを大幅に低減させることができる。
2画素おきに画素クロックの位相をシフトさせると、補正前に対して階段状にビームスポット位置を変化するが、画素クロックの位相シフト量は小さく(例えば1/16画素クロック)、直線的に近似していると見なせ、位相をシフトさせる間隔を変化させることで直線の傾きを変化させることができる。つまり、一定間隔おきに画素クロックの位相を変化させることで、近似的に図10に示すような補正が可能となる。
位相シフト量は、アルゴリズムの簡略化点から、一定量(例えば、±1/16画素クロック)であることが望ましい。
また、前記区間内では、必ずしも一定間隔おきに位相シフトさせる必要はなく、補正するビームスポット位置ずれの状態に合わせて、位相シフトさせる画素の間隔に疎密を持たせるように配置してもよい。そうすることで、高精度な光走査が可能となる。
なお、本発明における「位相データ」には、前述のように位相シフト量を指示するデータだけでなく、上記の何画素おきに位相シフトを行うかの情報も含まれているものとする。
各区間におけるビームスポット位置の補正として、各区間毎に画素クロックの周波数を変化させることによっても実現できる。
同図(a)に示すように各区間毎に画素クロックの周波数を階段状に変化させると、ビームスポット位置の補正量は、同図(b)のように各区間では1次関数的に補正ができ、画素クロックの周波数に応じて、1次関数の傾きを変化させることができる。画素クロックの周波数の変化は階段状に限定されるものではなく、1次関数、2次関数的等に変化させても良い。
高精度な色ずれ補正を行うためには、出力した画像情報における色ずれ測定位置をできるだけ多くする必要がある。しかし、出力した画像情報における色ずれ測定位置が多くなりすぎると、目視により補正する際には非常にわずらわしくなってしまう。また、出力した画像情報による色ずれ補正のみでは、さらなる環境変動や衝撃等により再び色ずれが発生したときには、もう一度、画像情報を用いた色ずれ補正を行う必要があり、画像情報を用いた色ずれ補正回数が多くなってしまい、補正がわずらわしいばかりでなく、出力媒体である紙等の資源の無駄遣いに繋がる。
上記のようなことを避けるため、複数の色ずれ検出手段を主走査方向に沿って設け、トナーで顕像化した後に色ずれを検出し、前記検出結果に基づき、自動で色ずれ補正を行う方法を併用するのが良い。
色ずれ検出手段による色ずれ検出方法について以下で説明する。図1において、転写ベルト105上に形成したトナー像の検出パターンを前記色ずれ検出手段で読み取ることで、主走査の色ずれを検出することができる。色ずれ検出手段は、照明用の前記投光素子(LED素子)231と反射光を受光する前記受光素子(フォトセンサ)232、および一対の前記受光レンズ(集光レンズ)233とからなっている。トナー像の検出パターンの一例を同図に示す。基準色であるブラック(K)、およびシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のトナー像を所定ピッチで並列し形成した主走査方向から約45°傾けたラインパターン群と主走査方向に沿ったラインパターン群とを、転写ベルトの移動に応じて順次読み取り、基準色であるブラックとの主走査方向の色ずれを検出する。
色ずれ検出手段を多く配置すれば、自動で高精度な色ずれ補正が可能であるが、色ずれの検出および検出データの処理に時間がかかってしまい、機械のダウンタイムが長くなってしまうという不具合があるため、色ずれ検出手段の個数は最小限にとどめるのが良い。 したがって、色ずれ検出手段による色ずれ自動補正と、画像情報による色ずれ補正を併用するのが望ましい。色ずれ検出手段の個数としては、2個から5個が妥当である。
同図において横軸は主走査幅bに対する検出間隔aの比である。
主走査方向の色ずれで最も目立つのは、書き出し位置のずれ、つまりレジストずれであるため、レジストずれを高精度に補正する必要がある。高精度な補正という点では、色ずれ検出手段を用いた自動補正の方が優れているため、レジストずれについては色ずれ検出手段を用いて補正する方が良い。色ずれ検出手段を用いてレジストずれを補正するためには、複数の色ずれ検出手段のうち最も外側(書き出し位置側、書き終わり位置側)に位置している2つの色ずれ検出手段の主走査方向間隔をa[mm]、画像が形成される主走査方向の幅をb[mm]とするとき、以下の式を満足することで、良好にレジストずれを補正することができ、良好に色ずれを補正できる。実測値を表1に示す。ただし、画像は0mmを中心にして、+150mm〜−150mmの範囲で形成されるものとし、色ずれ検出手段の位置も中心振り分けで配置した例である。
0.6≦a/b≦1
a/bが0.6より小さくなってしまうと、レジストずれが効果的に補正できなくなってしまい、a/bが1より大きくなってしまうと、有効走査領域外に色ずれ検出手段を配置することになり、有効走査領域外ではビーム径等の光学特性が保証されておらず、検出誤差が大きくなってしまう。
同図において黒星形は色ずれ検出手段の位置、黒丸は画像情報による色ずれ測定位置をそれぞれ示す。
図19は配置の違いによる実測値の状況を示すグラフである。
図18において画像情報による色ずれ測定位置(●)は、前記複数の色ずれ検出手段(★)のうち最も外側にあるものよりも内側に配置し、且つ前記色ずれを測定する位置と色ずれ検出手段が配置された位置によって区切られる領域の幅Lのうち最も広いものをLmax、最も狭いものをLminとするとき、以下の式を満足するように画像情報による色ずれ測定位置および色ずれ検出手段の位置を配置するのが良い。
Lmax/Lmin<3
実測値を表2と図19に示す。図17の例と同様、画像は0mmを中心にして+150mm〜−150mmの範囲で形成されるものとした。Lmax/Lminはなるべく1に近くなるように、画像情報による色ずれ測定位置および色ずれ検出手段の位置を配置するのが良いが、Lmax/Lminが3未満であれば、人の目には認識できない程度まで良好に色ずれ補正ができる。
ただし、設置された環境や使い方により、最も大きな色ずれが発生する位置は異なる。したがって、出力された画像情報により色ずれを測定し、色ずれ補正を行う位置は選択可能にしておくのが良く、そうすることで色ずれ補正精度を向上できる。
同図において符号Kは基準色、Cは補正対象色をそれぞれ示す。括弧内の符号は相互に入れ替え可能なことを示している。
人の目で最も色ずれを認識しやすい図形(パターンユニット)は、同図に示すように、測定したい色のベタ画像の周りに基準色のベタ画像を配置した図形である。最も望ましいのは同図(a)に示すように、主走査方向、副走査方向ともに、測定色のベタ画像の周りに基準色のベタ画像が配置された図形だが、同図(b)に示すように、少なくとも主走査方向において、測定色のベタ画像の両側に基準色のベタ画像が配置された図形でもよい。同図では、測定色のベタ画像の周りに基準色のベタ画像を配置したが、逆に、基準色のベタ画像のまわりに測定色のベタ画像を配置してもよい。同図のような画像を用いることで、高精度に色ずれを検出できる。
同図(c)、(d)に示すように、基準色のベタ画像と、測定したい色のベタ画像の間に僅かな隙間を設けておくと、色ずれの認識精度が高まる。隙間は上下あるいは左右対称にしておくとよい。この隙間の大きさは、画像形成装置が有する解像度によって分解可能なドット間隔の2倍ないし数倍程度がよい。あまり隙間が大きくなると、ずれの大きさが認識しにくくなる。
同図において符号PBは基準色としての黒のパターン、PCは測定対象の色としてのシアンのパターンをそれぞれ示す。
出力された色ずれ測定用パターンにより色ずれを測定し、色ずれ補正する際には、同図に示すような色ずれ測定用パターンを出力するのが良い。
色ずれ測定用パターンについて説明する。ここでは測定対象の色としてシアンに例を取って説明する。測定対象の位置をA〜Eの5ヵ所設定するものとする。それぞれの間隔は必ずしも等間隔とは限らないが、図では便宜上等間隔で表してある。なお、測定位置の間隔は通常数十mmであるのに対し、測定用パターンのずらし量はせいぜい0.1mm程度であるが、説明の便宜上ずらし量は誇張して示してある。
基準色の測定用パターンPBを各測定位置のほぼ中央に位置するように与える。与え方は画素クロックをカウントし、所定カウントに達した時点で目標の測定位置に達したとみなす。測定位置は等間隔であるとは限らないので、それぞれの目標測定位置に対応した所定カウント数をメモリー等に蓄えておく。
補正対象色の測定用パターンPCの書き出し位置を段階的に変化させたものを副走査方向に複数並べて出力する。本実施例では5μm単位で1番目のパターンの書き出し位置をずらし、最大ずらし量±20μmとし、ずらし量0を含む9段階に出力している。1番目のパターンの書き出し位置はずらしても、パターンPCの相互の間隔はクロックのカウントに関して基準パターンPBの相互の間隔と同じに設定してある。基準色のパターンPBの位置間隔は変化させない。同一副走査位置に書き出すPBとPCのパターンの組み合わせをパターンラインと呼ぶことにする。
その際、各ずらし量に対応させて、ずらし量(もしくはずらし量に対応させたNo.)も併せて出力する。出力された色ずれ測定用パターンを見て、最も色ずれが少なくなるときのずらし量(もしくは、ずらし量に対応させたNo.)が補正すべき量、すなわち補正量に相当する。同図ではずらし量で表現せず、補正量で表現してある。
各測定位置ごとに最も色ずれが少なくなるときの補正量を、その測定位置における補正すべき量とみなすことができる。
その量(もしくは、補正量に対応させたNo.)を各測定位置ごとに選択して入力すれば、色ずれ補正が可能となる。以下出力画像から補整量を判定する手順を説明する。
例えば、測定位置Aにおいては、基準色のパターンPBとシアンのパターンPCが最もよく一致している位置は、補正量0μm(選択用No.は5)の位置である。すなわち測定位置Aの辺りでは色ずれは生じていないと判定する。
測定位置Bにおいては、両パターンが最もよく一致しているのは補正量+5μm(No.6)の位置である。すなわち、測定位置Bではシアンを5μm右にずらしてやる必要があると判定する。
上記の色ずれ測定用パターンを用いることで、簡単且つ高精度に色ずれ測定を行うことができ、且つ補正量(補正データ)の入力も非常に簡略化できる。
同図には、補正量(もしくは補正量に対応させたNo.)を併せて色ずれ測定用パターンに出力する例を示したが、必ずしも併せて出力する必要はない。
両図は基準色としてブラックを、補正対象色としてシアンを用いる場合の例を示している。
1番目のパターンを書き出す位置をずらす方法の一つとして、補正対象色の主走査方向の画像書き出し位置のみをずらし(有効走査領域内でのビームスポット位置間隔の疎密補正状態は変化させない)、画像領域を主走査方向にシフトさせることにより実現可能である。非常に容易に実現可能であることから、本発明に最も好適である。
図23に示す方法は、パターン位置を段階的に変化させるため、有効走査領域を複数に分割した区間のうち、色ずれ測定する主走査方向位置よりも走査開始側の少なくとも1つの区間において、画素数、もしくはビームスポット位置補正量を変化させることによっても実現できる。色ずれを測定する位置よりも走査開始側の区間、もしくはビームスポット位置補正量の画素数を変化させる(例えば、5、6、7、・・・画素おきに画素クロックの位相をシフト)と、その区間より走査終了側のビームスポット位置は全てその変化量分だけ変化する。したがって、図21のような色ずれ補正用パターンラインを実現できる。
図の条件は前図にほぼ準ずる。
副走査方向の色ずれを見るためには、基準色パターンPBを同一主走査ライン上の測定位置A〜Eに対応させてパターンラインを形成し、少なくとも3本のパターンラインを副走査方向に所定間隔で形成する。この所定間隔とは等間隔が望ましいが、等間隔は必須ではない。さらに測定対象色のパターンPCを、同様に同一主走査ライン上の測定位置A~Eに対応させて形成し、副走査方向に前記と異なる所定間隔で形成する。両パターンは主走査方向に関して完全に一致させておいてもよいが、両パターンが丁度重なったとき、ずれ量の判断がしにくくなるので、主走査方向に少しずらして配置するとよい。
同図の例では、副走査方向1ラインの間隔が42μmの場合、基準色パターンラインに対して対象色のパターンラインの副走査方向のずらし量0と、±42μm、±84μmの5つのパターンラインを形成する。なお、図24では最後のパターンラインを省略してある。パターンラインは原則として奇数が扱いやすいが偶数ラインであっても一向に差し支えない。奇数であれば丁度真ん中の順番に相当するパターンラインを、基準色パターンラインと対象色のパターンラインで同一の副走査位置に配置してずらし量0とする。偶数であればほぼ真ん中に相当する1本もしくは2本の両パターンラインを同一の副走査位置に配置してずらし量0とする。
もし、走査線が色によっても相対的な曲がりが無ければ、パターンPBとパターンPCは副走査方向に関して相互に等間隔になるはずである。また、副走査方向に関するずれがなければパターンPBとパターンPCのずらし量が0であるラインのパターンはすべての測定位置A~Eで両者一致するはずである。実際には相互に僅かなずれが発生するので、そのずれ量を判定して補正をかけることになる。
画像による判定に関しては、主走査・副走査の違いの他は前図における主走査方向のずれに関する説明と同様である。この図の例では測定位置AからEにかけて、選択用No.が順次1、3、4、3、4と得られた。
この測定によって、基準色に対する測定色の主走査方向走査線曲がりが判定できる。
走査線曲がりを補正する方法は、応答速度さえ間に合えば、先に示したプリズムや液晶が応用できる。すなわち先の例では、主走査方向の書き出し位置を副走査方向に1ライン以下の精度で調整する構成として説明したが、この方法を用いて、主走査1ラインの書き出し中に制御することによって、測定結果に対応した補正をすることが可能になる。
現実的には、1ラインの相対的な走査線曲がりを補正するのではなく、走査線曲がりがあっても、基準色に対する対象色のラインの全体的な重なりが多い状態を作り出すことを考えるのがよい。例えば、上記で得られた5個の選択用No.の平均を取りその値を用いて、画像全体の対象色の副走査方向書き出し位置を微調整する。平均値は整数にならなくとも、1ライン以下の調整も可能である。
交換後の光走査装置において、ビームスポット位置間隔の疎密補正データを最適に補正するためには、交換部品の光走査装置に対応したビームスポット位置間隔の疎密補正データを添付し、その補正データを、光走査装置の交換後に入力するのが良い。補正データの入力方法は、SDカード等の記憶メディアを用いて行っても良いし、操作パネルから入力しても良いし、パソコンからネットワークを通じて入力しても良い。上記のようにすることで、良好に色ずれ補正ができる。
ここでいう交換には、例えば、光走査装置全体の交換、および機械の設置場所における光走査装置の一部である部品の交換等があり、機械の設置場所におけるユーザやサービスマンによる交換、および機械全体を工場に送って交換する場合を含む。
機械の設置環境や、設置状況によっては、上記のように、交換部品の光走査装置に対応したビームスポット位置間隔の疎密補正データを入力し、前述の色ずれ検出手段により色ずれを検出し、自動で色ずれ補正を行ったとしても、まだ許容できない色ずれが残存する恐れがある。そのようなときには、前述のように画像情報を出力し、出力された画像情報により色ずれ補正を行うのが良い。
上記は、多色画像形成装置について説明したが、上記全ての説明において、「色ずれ補正」を「ビームスポット位置の絶対位置の補正」に置き換えれば、単色の画像形成装置にも応用できる。したがって、本発明は全て単色の画像形成装置にも応用可能である。
本発明を用いることで、ビームスポット位置の絶対位置を補正することができ、画像に歪みのない高品質な画像を提供することができる。
以上本発明を主として多色画像を例にとって説明してきたが、本発明の基本はビームスポットの位置ずれの検出とその補正にあるので、多色画像に限るものではなく、単色(いわゆるモノクロ)画像においても適用することができる。その場合は位置ずれを認識するための基準を媒体上の絶対位置に置くことになる。
すなわち、ビームスポット位置の絶対位置を補正するためには、基準となる位置を持った媒体上に出力する必要がある。「基準となる位置を持った媒体」とは、同図(a)に示すように、格子パターンがあらかじめ印刷された紙等の媒体が最も良いが、同図(b)に示すような副走査方向に平行な直線(縦線)が主走査方向に並べられたパターンが印刷された紙等、少なくとも主走査方向の基準を与える図形(線や、文字も含む)があらかじめ印刷された媒体であれば良い。
どちらのパターンの場合も、縦線は画像による測定位置近傍に設けておくと判定の誤差が少なくて済む。
測定結果を用いた補正方法は多色用として述べた各手段がほぼそのまま利用できる。
4 ビームスポット位置補正量入力手段
PB 基準色パターン
PC 補正対象色パターン
Claims (20)
- 光源と、該光源からの光ビームを走査し、像担持体上に結像させ静電潜像を形成する交換可能な光走査装置と、前記静電像をトナーで顕像化し画像を形成する現像手段と、前記画像を、紙などの媒体に転写する転写手段と、を有する画像形成装置において、前記像担持体上に形成されるビームスポットの位置間隔の疎密を判定することができる測定用画像を出力する手段と、前記ビームスポット位置間隔の疎密を補正するビームスポット位置補正手段と、前記ビームスポット位置間隔の疎密の補正量もしくは該補正量に換算可能なデータ(以下単に補正データという)を入力もしくは選択する(以下単に入力するという)ことが可能なビームスポット位置補正量入力手段とを備えるとともに、複数の位置ずれ検出手段を前記転写手段に対して主走査方向に沿って設け、該検出手段の検出結果に基づいて、前記ビームスポットの位置ずれを補正することとし、
前記測定用画像の画像情報による位置ずれ測定位置は、前記複数の位置ずれ検出手段のうち最も外側にあるものよりも内側に配置し、且つ前記位置ずれを測定する位置と、位置ずれ検出手段が配置された位置によって区切られる領域の幅Lのうち最も広いものをLmax、最も狭いものをLminとするとき、以下の式を満足するように画像情報による位置ずれ測定位置および位置ずれ検出手段の位置を配置することを特徴とする画像形成装置。
Lmax/Lmin<3 - 請求項1に記載の画像形成装置において、前記測定用画像は、少なくとも前記ビームスポットの主走査方向における位置ずれ測定用パターンであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項2に記載の画像形成装置において、前記測定用パターンは主走査方向と副走査方向の両方の位置ずれ測定が可能な形状であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項3に記載の画像形成装置において、通常の画像を出力すべき画像データの第1ラインより前に予め空白行を挿入する手段、および前記空白行を削除する手段と、さらに空白行を追加する手段とを有することにより、走査線1ライン単位で、副走査方向の画像形成位置を変化させることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項3に記載の画像形成装置において、主走査方向の書き出し開始信号をカウントし、該カウント数を増減させることにより、走査線1ライン単位で、副走査方向の画像形成位置を変化させる手段を有することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項3に記載の画像形成装置において、副走査方向に光ビームを偏向することができる偏向手段を有し、該偏向手段を用いて、副走査方向の画像形成位置を変化させることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項6に記載の画像形成装置において、前記偏向手段は回動可能なプリズムであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項6に記載の画像形成装置において、前記偏向手段は電気的に光ビームを偏向可能な液晶であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし8のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記測定用画像により前記ビームスポットの位置ずれを測定する箇所は選択可能であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし8のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記ビームスポット位置補正手段は、画素クロックの位相をシフトすることにより行うことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし10のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記ビームスポット位置補正手段は、走査領域を複数の区間に分割し、各区間毎にビームスポット位置補正を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項11に記載の画像形成装置において、前記複数の区間に分割する分割位置の近傍に前記位置ずれ検出手段を設け、該検出手段の検出結果に基づいて前記ビームスポット位置ずれを補正することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし12のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記複数の位置ずれ検出手段のうち最も外側に位置している2つの位置ずれ検出手段の主走査方向の間隔をamm、測定用画像の主走査方向の間隔をbmmとしたとき、以下の式を満足することを特徴とする画像形成装置。
0.6≦a/b≦1 - 請求項1ないし13のいずれか1つに記載の画像形成装置において、該画像形成装置は多色の画像を形成することができ、前記位置ずれ検出手段は色ずれ検出手段であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項14に記載の画像形成装置において、前記測定用画像は基準色のパターンと測定対象色のパターンとを有し、少なくとも一方のパターンの主走査方向両側に他方のパターンが配置された形状であるパターンユニットを複数有することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項14に記載の画像形成装置において、前記測定用画像は、主走査方向に並ぶ複数の基準色のパターンと、それと同数の測定対象色のパターンとを有するパターンラインを有し、該パターンラインは、離散的に配置された前記複数の基準色パターンに対し、それと同じ間隔で配置された前記同数の測定対象色のパターンを、パターンライン毎に主走査方向に段階的に相対位置をずらして配置した構成であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項16に記載の画像形成装置において、前記基準色パターンに対し測定対象色のパターンを主走査方向に段階的に相対位置をずらして配置する手段は、補正対象色の光走査開始位置を段階的に変化させる手段であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項16に記載の画像形成装置において、前記基準色パターンに対し測定対象色のパターンを主走査方向に段階的に相対位置をずらして配置する手段は、位置ずれを測定すべき位置より走査開始側において画素数の増減、もしくはビームスポット位置の補正量の増減、を行う手段であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項14に記載の画像形成装置において、前記測定用画像は、主走査方向に並ぶ複数の基準色のパターンからなるパターンラインと、主走査方向にほぼ同位置に並ぶそれと同数の測定対象色のパターンからなるパターンラインをそれぞれ少なくとも3ライン有し、複数の前記基準色のパターンラインが副走査方向に所定の間隔で配置されたパターンと、それと同数の前記測定対象色のパターンラインが副走査方向に前記所定の間隔とは異なる間隔で配置されたパターンとからなることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項19に記載の画像形成装置において、前記基準色のパターンラインと前記測定対象色のパターンラインのそれぞれ前記少なくとも3ラインの真ん中、もしくはほぼ真ん中のラインパターンは同一の副走査位置に配置され、前記少なくとも3ラインの前記基準色のパターンラインの複数あるそれぞれの間隔と、それぞれに対応する前記測定対象色のパターンラインの間隔は、一方が他方より、副走査方向の1ライン分大きいことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004372233A JP4440760B2 (ja) | 2004-12-22 | 2004-12-22 | 画像形成装置 |
US11/312,692 US20060158711A1 (en) | 2004-12-22 | 2005-12-21 | Image forming device and image forming method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004372233A JP4440760B2 (ja) | 2004-12-22 | 2004-12-22 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006175754A JP2006175754A (ja) | 2006-07-06 |
JP4440760B2 true JP4440760B2 (ja) | 2010-03-24 |
Family
ID=36683562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004372233A Expired - Fee Related JP4440760B2 (ja) | 2004-12-22 | 2004-12-22 | 画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20060158711A1 (ja) |
JP (1) | JP4440760B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8547409B2 (en) | 2010-12-13 | 2013-10-01 | Ricoh Company, Limited | Light emission control device, light emission control method, and image forming apparatus |
Families Citing this family (41)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4845456B2 (ja) * | 2005-09-02 | 2011-12-28 | キヤノン株式会社 | 光走査装置および画像形成装置 |
JP2007069572A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置・画像形成装置 |
JP5009573B2 (ja) * | 2006-09-15 | 2012-08-22 | 株式会社リコー | 光走査装置および画像形成装置 |
JP2008175919A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置及び画像形成装置 |
JP5228331B2 (ja) * | 2007-02-13 | 2013-07-03 | 株式会社リコー | 光走査装置、画像形成装置、および多色対応の画像形成装置 |
JP2008213243A (ja) * | 2007-03-02 | 2008-09-18 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置、光走査方法、プログラム、記録媒体及び画像形成装置 |
US8081203B2 (en) * | 2007-03-02 | 2011-12-20 | Ricoh Company, Ltd. | Light-amount detecting device, light source device, optical scanning unit and image forming apparatus |
JP4859132B2 (ja) * | 2007-03-28 | 2012-01-25 | 株式会社リコー | 光源装置、光走査装置及び画像形成装置 |
JP2008268586A (ja) | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置及び画像形成装置 |
JP2009018457A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Canon Inc | 画像形成装置及びその制御方法、コンピュータプログラム |
US7869110B2 (en) | 2007-07-11 | 2011-01-11 | Ricoh Company, Ltd. | Optical scan apparatus and image formation apparatus |
US7800641B2 (en) * | 2007-08-20 | 2010-09-21 | Ricoh Company, Ltd. | Light source unit, optical scan apparatus, and image formation apparatus |
JP2009053379A (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-12 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置及び画像形成装置 |
US7710445B2 (en) * | 2007-08-31 | 2010-05-04 | Ricoh Company, Ltd. | Light source unit, optical scan apparatus, and image formation apparatus |
JP2009066803A (ja) * | 2007-09-11 | 2009-04-02 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置、書込方法及び画像形成装置 |
JP4997516B2 (ja) * | 2007-09-13 | 2012-08-08 | 株式会社リコー | 光走査装置および画像形成装置 |
JP5476659B2 (ja) * | 2007-09-14 | 2014-04-23 | 株式会社リコー | マルチビーム光走査装置および画像形成装置 |
US8610985B2 (en) * | 2007-12-13 | 2013-12-17 | Ricoh Company, Ltd. | Optical scanning device and image forming apparatus |
JP5343370B2 (ja) * | 2008-03-04 | 2013-11-13 | 株式会社リコー | 光走査装置及び画像形成装置 |
JP5338091B2 (ja) * | 2008-03-07 | 2013-11-13 | 株式会社リコー | 光走査装置および画像形成装置 |
JP5309627B2 (ja) * | 2008-03-11 | 2013-10-09 | 株式会社リコー | 光走査装置及び画像形成装置 |
US7826291B2 (en) * | 2008-07-16 | 2010-11-02 | Atmel Corporation | Precharge and evaluation phase circuits for sense amplifiers |
JP5531458B2 (ja) * | 2008-08-01 | 2014-06-25 | 株式会社リコー | 速度検出装置及び多色画像形成装置 |
US20100060863A1 (en) * | 2008-09-11 | 2010-03-11 | Microvision, Inc. | Distortion Altering Optics for MEMS Scanning Display Systems or the Like |
JP5218081B2 (ja) * | 2009-01-16 | 2013-06-26 | 株式会社リコー | 光源装置、光ビーム走査装置及び画像形成装置 |
JP5338535B2 (ja) * | 2009-07-15 | 2013-11-13 | 株式会社リコー | 画像形成装置、画像形成方法、およびプログラム |
JP5229144B2 (ja) * | 2009-07-17 | 2013-07-03 | 株式会社リコー | 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム |
US8593701B2 (en) * | 2009-09-04 | 2013-11-26 | Ricoh Company, Ltd. | Optical scanning device and image forming apparatus |
JP4825295B2 (ja) * | 2009-10-21 | 2011-11-30 | 日高精機株式会社 | 加工油塗布装置 |
JP5568958B2 (ja) | 2009-11-02 | 2014-08-13 | 株式会社リコー | 露光装置及び画像形成装置 |
JP2012025130A (ja) | 2010-07-27 | 2012-02-09 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2012058465A (ja) | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置及び画像形成装置 |
JP5903894B2 (ja) | 2012-01-06 | 2016-04-13 | 株式会社リコー | 光走査装置及び画像形成装置 |
JP5942493B2 (ja) | 2012-03-12 | 2016-06-29 | 株式会社リコー | 光走査装置および画像形成装置 |
JP5915898B2 (ja) | 2012-03-26 | 2016-05-11 | 株式会社リコー | 露光装置及び画像形成装置 |
JP6024212B2 (ja) | 2012-05-31 | 2016-11-09 | 株式会社リコー | 画像形成装置の製造方法、プリントヘッドの光量調整方法、及びプロセスカートリッジの製造方法 |
JP5962909B2 (ja) | 2012-07-20 | 2016-08-03 | 株式会社リコー | 結像光学系、プリントヘッド、画像形成装置及び画像読取装置 |
JP6128817B2 (ja) * | 2012-11-30 | 2017-05-17 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置および画像形成方法 |
JP6108160B2 (ja) | 2013-03-13 | 2017-04-05 | 株式会社リコー | 結像光学系、プリンタヘッド、及び画像形成装置 |
JP6528955B2 (ja) * | 2016-08-02 | 2019-06-12 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置 |
KR101826739B1 (ko) * | 2016-11-21 | 2018-02-08 | 주식회사 신도리코 | 선형 레이저 광원을 이용한 3차원 프린터 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5481337A (en) * | 1991-05-13 | 1996-01-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for correcting image formation in accordance with a potential measurement and a density measurement selected along an axial direction of a photosensitive drum |
US5786594A (en) * | 1996-01-18 | 1998-07-28 | Ricoh Company, Ltd. | Multi-beam pitch adjustment system and method |
JPH11268332A (ja) * | 1998-03-19 | 1999-10-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
US6408156B1 (en) * | 1999-08-20 | 2002-06-18 | Oki Data Corporation | Image recording apparatus in which a plurality of images of different colors are printed in registration |
JP3815156B2 (ja) * | 1999-12-15 | 2006-08-30 | 富士ゼロックス株式会社 | レジストレーションずれ補正方法及び画像形成装置 |
JP3758940B2 (ja) * | 2000-04-26 | 2006-03-22 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
US7271824B2 (en) * | 2001-09-28 | 2007-09-18 | Ricoh Company, Ltd. | Pixel clock generating apparatus, optical writing apparatus using a pixel clock, imaging apparatus, and method for generating pixel clocks |
JP4125000B2 (ja) * | 2001-11-22 | 2008-07-23 | キヤノン株式会社 | カラー画像形成装置の走査線湾曲調整方法 |
US7256815B2 (en) * | 2001-12-20 | 2007-08-14 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming method, image forming apparatus, optical scan device, and image forming apparatus using the same |
US7333254B2 (en) * | 2002-03-15 | 2008-02-19 | Ricoh Company, Ltd. | Optical scanning apparatus, illuminant apparatus and image forming apparatus |
US7532227B2 (en) * | 2002-07-02 | 2009-05-12 | Ricoh Company, Ltd. | Optical scanner and image forming apparatus |
US20050190420A1 (en) * | 2004-02-18 | 2005-09-01 | Shigeaki Imai | Beam-spot position compensation method, optical scanning device, and multi-color image forming device |
US7684100B2 (en) * | 2004-11-26 | 2010-03-23 | Ricoh Company, Ltd. | Optical-element holding device, method of adjusting shape of optical element, optical-element shape adjusting device, method of correcting scanning line variation, optical scanning device, and image forming apparatus |
-
2004
- 2004-12-22 JP JP2004372233A patent/JP4440760B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2005
- 2005-12-21 US US11/312,692 patent/US20060158711A1/en not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8547409B2 (en) | 2010-12-13 | 2013-10-01 | Ricoh Company, Limited | Light emission control device, light emission control method, and image forming apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20060158711A1 (en) | 2006-07-20 |
JP2006175754A (ja) | 2006-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4440760B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US7903133B2 (en) | Optical scanner and imaging apparatus using the same | |
US8005321B2 (en) | Pixel clock generator, optical scanner, and image forming apparatus | |
JP4912071B2 (ja) | 光走査装置、光走査方法、画像形成装置、カラー画像形成装置、プログラム、記録媒体 | |
JP4863840B2 (ja) | 画素形成装置、光走査装置、光走査方法、画像形成装置、カラー画像形成装置 | |
US20070058255A1 (en) | Optical scanner and image forming apparatus | |
US20020039132A1 (en) | Optical scanning device and image-forming device using thereof | |
JP2003279873A (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
JP2008064995A (ja) | 光走査装置・光走査装置の製造方法・カラー画像形成装置 | |
JP4007807B2 (ja) | 光走査装置およびこれを用いた画像形成装置 | |
JP2005037575A (ja) | 光走査装置およびカラー画像形成装置 | |
JP5744391B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4868841B2 (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
JP4440700B2 (ja) | 光走査方法・光走査装置および画像形成方法および画像形成装置 | |
JP4582782B2 (ja) | 多色画像形成装置および色ずれ補正方法 | |
US6788320B2 (en) | Image formation apparatus and registration method | |
JP2009042586A (ja) | レーザプリンタ | |
JP4919680B2 (ja) | 光走査装置、画像形成装置、カラー画像形成装置 | |
JP4308495B2 (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
JP2007114518A (ja) | 光走査装置、画像形成装置及び副走査位置補正方法 | |
JP2004074518A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007008132A (ja) | ドット位置補正装置、光走査装置、画像形成装置及びカラー画像形成装置 | |
JP2006212986A (ja) | 多色画像形成装置 | |
JP2005231090A (ja) | ビームスポット位置補正方法、光走査装置および多色画像形成装置 | |
US20070097467A1 (en) | Image processing apparatus and method thereof, and image forming apparatus using the image processing apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070423 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090820 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091006 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091222 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100107 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4440760 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140115 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |