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JP4315845B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents

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本発明は、使い捨ておむつに関する。
従来、使い捨ておむつとして、いわゆる展開型のおむつと、予めパンツ型に形成されており、下着としてのパンツと同様に着脱可能なパンツ型のおむつが知られている。
展開型のおむつは、一般に、ファスニングテープや及び該ファスニングテープを止着するランディングゾーンを具備し、ファスニングテープをランディングゾーンに止着することにより着用者に装着固定して用いられる。
また、特許文献1には、背側部の両側部に背側結合部を有すると共に腹側部の両側部に内側結合部を有し、前記内側結合部それぞれが、外側結合部と、その内側に位置する内側結合部とから構成されており、背側結合部を、外側結合部又は内側結合部に選択的に結合できるようにしたおむつが記載されている。
また、特許文献2には、前部及び後部ウエスト領域の何れか一方のウエスト領域の両側部に第1ファスナーを有すると共に、該一方のウエスト領域の幅方向に沿って配されたベルト部分の先端部に第2ファスナーを有し、第1ファスナーを他方のウエスト領域に重ねるようにして止着し、その止着した部分を、前記ベルト部分で押さえるようにして第2ファスナーを止着するようにした使い捨ておむつが記載されている。
ところで、老人ホーム等の介護施設や病院においては、多量のおむつが消費されているが、おむつ着用者のなかには、トイレに行き、自らおむつを外して排尿及び/又は排便できる人もいる。このような人を増やすこと、あるいは減らさないことは、おむつ消費量の抑制や、身体能力の低下防止、自立意識の向上を図る観点等からも好ましい。
特開2003−70833号公報 特表2002−518095号公報
しかし、従来の展開型のおむつは、ファスニングテープを一旦外してしまうと、寝た状態以外では、再度の装着が困難であり、特に、おむつ着用者自身が、排尿及び/又は排便する際に、自らおむつを着脱することは実際上極めて困難である。特許文献1に記載のおむつにおいても同様である。
他方、パンツ型のおむつは、着用者自身が比較的容易に上げ下ろし可能であるが、その反面、展開型のおむつに比べて製造コストが高いという欠点がある。また、寝た状態での着脱も困難である。
特許文献2記載のおむつも構造が複雑であり、簡易な設備で安価に製造することができない。
従って、本発明の目的は、展開型の使い捨ておむつであって、ファスニングテープの操作により、胴回り周長を簡単に増減可能で、例えばおむつの装着状態を維持しつつ、おむつをずり下げて排尿及び/又は排便可能である使い捨ておむつを提供することにある。
本発明は、ファスニングテープ及び該ファスニングテープを止着するランディングゾーンを有する使い捨ておむつにおいて、前記ファスニングテープは、前記ランディングゾーンに止着される第1止着部と、該ファスニングテープ又は前記ランディングゾーンに止着される第2止着部とを有しており、第1止着部を止着した状態下に、第2止着部を脱着することにより、胴回り周長を増減可能になされている使い捨ておむつを提供することにより前記目的を達成したものである。
本発明の使い捨ておむつは、展開型の使い捨ておむつであって、ファスニングテープの操作により、胴回り周長を簡単に増減可能で、例えばおむつの装着状態を維持しつつ、おむつをずり下げて排尿及び/又は排便可能である。
以下、本発明を、その好ましい一実施形態に基づいて詳細に説明する。
本発明の第1実施形態としての使い捨ておむつ1は、図1に示すように、液透過性の表面シート2、液不透過性の裏面シート3、及び両シート間に介在された液保持性の吸収体4を備えている。
使い捨ておむつ1は、いわゆる展開型のおむつであり、その長手方向の中央部に股下部Aを有し、該股下部Aの前後に延在する両部位のうちの一方の部位である背側部Bの両側縁部にファスニングテープ5を有し、他方の部位である腹側部Cの非肌対向面(着用時に着用者の肌側とは反対側に向く面)に、ファスニングテープ5を止着するランディングゾーン6が設けられている。
ファスニングテープ5は、背側部Bの両側縁部それぞれに、2本ずつ設けられている。
各ファスニングテープ5は、図1及び図3に示すように、第1止着部51及び第2止着部52を有するテープ基材53を、背側部Bの幅方向の両側部に存するサイドフラップ部11に固定することにより設けられている。サイドフラップ部11は、吸収体4の両側縁よりもおむつ幅方向外方に延出する部分であり、立体ギャザー7形成用のシートと裏面シート3との積層体からなる。
テープ基材53は、短冊状であり、第1止着部51は、テープ基材の長手方向に沿ってみたときに、テープ基材53の長手方向の一端部53a近傍に設けられている。他方、第2止着部52は、テープ基材53における、第1止着部が設けられた部位よりも、テープ基材53の長手方向の他端部53b側に設けられている。
おむつ1の使用前におけるファスニングテープ5は、図3(a)に示すように、第1止着部51よりも第2止着部52の方がテープ固定端58からの距離が遠くなるように折り畳まれている。より具体的には、第1止着部51よりも第2止着部52の方がおむつの幅方向中央側に位置するように折り畳まれている。そして、その折り畳み状態が、折り畳まれたテープ基材の相対向する面間に配された仮止め手段としての粘着剤54,55によって維持されている。図3(a)は、その折り畳み状態を維持したまま、ファスニングテープ5をランディングゾーン6に止着した状態を示している。ファスニングテープ5が、第1止着部51よりも第2止着部52の方がテープ固定端58からの距離が遠くなるように折り畳まれている状態の他の例としては、ファスニングテープ5が、テープ固定端58でサイドフラップ部11の肌当接面側に折り返され、その折り返された部分が、第1及び第2止着部51,52を介してサイドフラップ部11の肌当接面に止着されており、テープ固定端58から距離が第1止着部51よりも第2止着部52の方が大きい状態を挙げることができる。
おむつ1の使用前におけるファスニングテープ5の折り畳み状態について、テープ基材の長手方向に沿って説明すると、ファスニングテープ5は、第1止着部51が設けられた部位と第2止着部52が設けられた部位との間に第1の折り曲げ部56を有しており、第2止着部52が設けられた部位とテープ固定端58との間に第2の折り曲げ部57を有している。
また、ファスニングテープ5は、第1止着部51が設けられた部位における、第1止着部51が設けられた面側とは反対側の面に粘着剤54が塗工されており、第2止着部52が設けられた部位における、第2止着部52が設けられた面側とは反対側の面に粘着剤55が塗工されている。
第1止着部51が設けられた部位及び第2止着部52が設けられた部位は、それぞれ、粘着剤を介して、折り曲げにより生じた対向面に仮止めされている。仮止め手段として粘着剤を用いる場合、その対向面には、剥離処理が施されていることが好ましい。
胴回り周長を増減幅を十分に確保する観点から、ファスニングテープ5は、テープ基材53に沿って測定したときに、第1止着部51からテープ固定端(フラップ11との境界部)58までの距離が0〜5cm、特に0〜1cmであることが好ましく、第2止着部52及び/又は第2の折り曲げ部57からテープ固定端58までの距離が4〜16cm、特に4〜6cmであることが好ましく、両者の差(前者−後者)は0〜5cm、特に0〜1cmであることが好ましい。
また、同様にして測定した、第1折り曲げ部56と第2折り曲げ部57との間の距離は4〜11cm、特に8〜9cmであることが好ましく、第1止着部51と第2止着部52との間の距離は0〜5cm、特に0〜1cmであることが好ましい。
第1実施形態のおむつ1を着用者に装着する際には、図2(a)及び図3(a)に示すように、ファスニングテープ5の折り畳み状態を維持したまま、各ファスニングテープ5を、ランディングゾーン6の所望の箇所に止着する。これにより、第1止着部51及び第2止着部52の両者がランディングゾーン6に止着される。
図2(a)は、おむつを着用者に装着固定した状態を示す図であり、おむつ1は、ファスニングテープ5を所望の箇所に止着することで、従来の展開型おむつと同様に、着用者の胴回りに良好にフィットさせることができる。着用者は、この状態において、通常の展開型おむつを装着した場合と同様に行動することができる。
排尿及び/又は排便時には、図2(b)及び図3(b)に示すように、ランディングゾーン6に対する第1止着部51の止着状態を維持したまま、第2止着部52をランディングゾーン6から引き剥がす。本おむつ1においては、この引き剥がしを容易にするべく、第2止着部52の近傍に、矩形状の摘み片の一端部を固定することにより、テープ基材53から突出する摘み部59が設けられており、該摘み部59を引っ張る操作のみで、第2止着部52の引き剥がし及び粘着剤54,55による仮止めの解除を行うことができる。
第2止着部52の引き剥がしにより、第1止着部51とテープ固定端58との間の距離L〔着用者の胴回りに沿って測定した距離、直線距離にほぼ同じ、図3(a)及び図3(b)参照〕が増大して、胴回り周長、即ち、着用者の胴部の周囲に配される部分の周方向の長さが増大するとともに、サイドフラップ部11に加わっていたテンションが低下する。これにより、図3(b)に示すように、着用者とおむつとの間にゆとり(隙間)が生じ、おむつ1の装着状態を維持しつつ、おむつ1をずり下げて排尿及び/又は排便を行うことができる。おむつの装着状態とは、少なくとも第1止着部51がランディングゾーンに止着されている状態である。
排尿及び/又は排便後には、おむつ1を引き上げて、第2止着部52を図3(a)に示すように元の位置に止着する。これにより、第2止着部52を引き剥がす前と同様に、おむつ1を、着用者の胴回りに良好にフィットさせることができる。本実施形態のおむつ1は、このような第2止着部52の引き剥がしによるおむつのずり下げ及び第2止着部52の再止着によるおむつの固定を繰り返し行うことができる。
本実施形態のおむつ1においては、第2止着部52の再止着の際に、粘着剤54,55による再度の接着が生じ、ファスニングテープの折り畳んだ状態が、これらの粘着剤54,55により再び安定に維持される。
第2止着部52を止着した状態(テープの折り畳み状態)から、第2止着部52を引き剥がしてテープを延ばした状態にすることで、テープ第1止着部51とテープ固定端58との間の着用者の胴回りに沿う距離Lは4〜15cm、特に5〜10cm拡大することが好ましく、胴回り周長は、その2倍量拡大することが好ましい。
本発明のおむつは、ファスニングテープの操作により、胴回り周長、即ち、着用者の胴部の周囲に配される部分の周方向の長さ増減可能であるが、ここでいう胴部とは、着用者の頭部と脚部との間の部位を意味する。
本実施形態のおむつ1は、おむつ長手方向の異なる位置に複数のファスニングテープが設けられており、背側部Bのウエスト縁端13寄りに設けられたファスニングテープの操作により、ウエスト部(腰部)回りの周長を増減可能であると共に、股下部A寄りに設けられたファスニングテープの操作により、下腹部ないしヒップ回りの周長を増減可能である。
背側部Bのウエスト縁端13寄りに設けられたファスニングテープは、該ウエスト縁端13から、テープ固定端58におけるファスニングテープのおむつ長手方向中心(テープの幅を2等分する中心)までの距離が0.1〜7cm、特に0.15〜5cmであることが、ウェスト縁端13部のめくれや折れがなく、かつウェスト部に良好なフィット感を与える点から好ましい。
股下部A寄りに設けられたファスニングテープは、同様の距離が8〜20cm、特に10〜15cmであることが、装着時のフィット感さらには第2止着部をはずした後の上げ下ろしのし易さの点から好ましい。
使い捨ておむつ1における各部の形成材料について説明する。
表面シート2、裏面シート3、吸収体4、及び立体ギャザー形成用のシート、ランディングゾーン6形成用のランディングテープ等の形成材料としては、従来のおむつに用いられている各種公知の材料を特に制限なく用いることができる。ランディングゾーン6は、裏面シート3の非肌対向面側の表面を、係合性に富む素材(例えばスパンボンド不織布、エアスルー不織布等)により形成し、その一部をランディングゾーン6として利用することもできる。
第1止着部51及び第2止着部52は、それぞれ、例えば、基材テープ53に、機械的面ファスナーのオス部材を、接着剤等公知の接合手段で固定することにより形成することができる。
機械的面ファスナーのオス部材は、その表面に突起状の係合部材が多数配されたシート状の部材である。機械的面ファスナーのオス部材としては、各種公知のものを特に制限なく用いることができ、例えば「マジックテープ」(登録商標・クラレ社製)、「クイックロン」(登録商標・YKK社製)、「マジクロス」(登録商標・カネボウベルタッチ社製)等を用いることができる。オス部材の突起状の係合部材としては、その形状が、錨形や鉤形、キノコ形等のものを挙げることができる。ランディングテープは、このような突起状の係合部材が機械的に係合可能な多数のループ部を有するものを好ましく用いることができる。
テープ基材53の形成材料としては、ポリエチレン製などのプラスチック製フィルム基材等を挙げることができる。
仮止め手段としての粘着剤54,55としては、各種公知の粘着剤を用いることができる。また、テープ基材の材料自体が粘着性を有する場合には、その粘着性を仮止め手段として用いることもできる。
次に、本発明の第2実施形態としての使い捨ておむつについて説明する。
第2実施形態のおむつは、ファスニングテープの構成が異なる以外は、上述したおむつ1と同じ構成を有する。従って、以下においては、主として相違点について説明し、同様の点については同一の符号を付して省略する。特に説明しない点については、上述したおむつ1と同様であり、上述した説明が適宜適用される。
第2実施形態のおむつにおけるファスニングテープ5’は、第2止着部52が設けられた部位が、テープ基材53の他の部位に重なるように折り畳まれており、その折り畳み状態が、テープ5’に設けられた被止着部54’に対する第2止着部52の止着及び仮止め手段としての粘着剤55’によって維持されている。被止着部54’は、テープ基材53における、第1止着部51が設けられた面とは反対側の面に、ランディングゾーン6形成用のランディングテープと同様の材料を固定することにより形成することができる。図4(a)は、その折り畳み状態を維持したまま、ファスニングテープ5’をランディングゾーン6に止着した状態を示している。
第2実施形態のおむつを装着する際には、図4(a)に示すように、ファスニングテープ5’の折り畳み状態を維持したまま、各ファスニングテープ5’を、ランディングゾーン6に所望の部位に止着する。これにより、第1止着部51がランディングゾーン6に止着される。
排尿及び/又は排便時には、図2(b)及び図4(b)に示すように、ランディングゾーン6に対する第1止着部51の止着状態を維持したまま、第2止着部52を被止着部54’から引き剥がす。本実施形態においては、摘み部59を引っ張る操作のみで、第2止着部52の引き剥がし及び粘着剤55’による仮止めの解除を行うことができる。
第2実施形態のおむつも、第2止着部52を被止着部54’に対して脱着することにより、第1止着部51をランディングゾーン6に止着した状態下に、胴回り周長を増減可能であり、そのため、第1実施形態と同様の作用効果が奏される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
例えば、ファスニングテープ5は、背側部Bの両側縁部それぞれに1本設けられていても良く、背側部Bの両側縁部それぞれに3本以上設けられていても良い。ファスニングテープ5が、各両側縁部に複数本づつ配されている場合、その総てが、胴回り周長を増減可能なものであることが好ましいが、その一部に、そのような増減調節ができないものを併用することもできる。
第1及び/又は第2止着部は、機械的面ファスナーのオス部材からなるものに代えて、テープ基材71に粘着剤等を塗布して形成した粘着部であっても良い。また、仮止め手段は省略することができ、また、仮止め手段として、粘着剤に代えて、再接着不可能な接着剤等を用いることもできる。
図1は、本発明の一実施形態としての使い捨ておむつを示す斜視図である。 図2は、図1に示すおむつを着用者に装着した状態を示す図であり、図2(a)は、第1及び第2止着部を止着して、おむつを胴回りにフィットさせた状態を示し、図2(b)は、第1止着部を止着した状態下に第2止着部を引き剥がして、胴回り周長を拡大した状態を示し、図2(c)は、第1止着部を止着した状態下に、おむつを引き下ろす様子を示す。 図3は、図1に示すおむつにおけるファスニングテープの詳細を示す断面図であり、図3(a)は、第1及び第2止着部を共にランディングゾーンに止着した状態を示し、図3(b)は、第1止着部を止着した状態下に第2止着部を引き剥がして、胴回り周長を拡大した状態を示す図である。 図4は、本発明の他の実施形態のおむつにおけるファスニングテープの詳細を示す断面図であり、図4(a)は、第1止着部をランディングゾーンに止着すると共に第2止着部を被止着部に止着した状態を示し、図4(b)は、第1止着部の止着した状態下に第2止着部を引き剥がして、胴回り周長を拡大した状態を示す図である。
符号の説明
1 使い捨ておむつ
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 ファスニングテープ
51 第1止着部
52 第2止着部
53 テープ基材
54,55,55’ 粘着剤(仮止め手段)
54’ 被止着部
6 ランディングゾーン

Claims (3)

  1. 長手方向の中央部に股下部を有し、該股下部の前後に延在する両部位のうちの一方の部位にファスニングテープを有し、他方の部位の非肌対向面に該ファスニングテープを止着するランディングゾーンを有する使い捨ておむつにおいて、
    前記ファスニングテープは、前記ランディングゾーンにそれぞれ止着される、第1止着部及び第2止着部を有しており、
    第1止着部を止着した状態下に、第2止着部を脱着することにより、胴回り周長を増減可能になされており、
    第1止着部は、テープ基材の長手方向の一端部近傍に設けられ、第2止着部は、前記テープ基材における、第1止着部が設けられた部位よりも他端部側に設けられており、
    前記使い捨ておむつの使用前における前記ファスニングテープは、第1止着部よりも第2止着部の方がテープ固定端からの距離が遠くなるように折り畳まれて、その状態が仮止め手段によって維持されている使い捨ておむつ。
  2. 長手方向の中央部に股下部を有し、該股下部の前後に延在する両部位のうちの一方の部位にファスニングテープを有し、他方の部位の非肌対向面に該ファスニングテープを止着するランディングゾーンを有する使い捨ておむつにおいて、
    前記ファスニングテープは、前記ランディングゾーンに止着される第1止着部と、該ランディングゾーンに止着可能な第2止着部とを有しており、
    第1止着部を止着した状態下に、第2止着部を脱着することにより、胴回り周長を増減可能になされており、
    第1止着部は、テープ基材の長手方向の一端部近傍に設けられ、第2止着部は、前記テープ基材における、第1止着部が設けられた部位よりも他端部側に設けられており、
    前記ファスニングテープは、前記テープ基材における、第1止着部が設けられた面とは反対側の面に、第2止着部を脱着自在に止着可能な被止着部を有しており、前記使い捨ておむつの使用前における前記ファスニングテープは、折り畳まれて、第2止着部が被止着部に止着されており、
    前記第2止着部は、第1止着部を前記ランディングテープに止着しておむつを装着した状態下に、前記被止着部及び前記ランディングゾーンの何れにも選択的に止着可能である使い捨ておむつ。
  3. 成人用の使い捨ておむつである請求項1又は2に記載の使い捨ておむつ。
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