JP4300768B2 - 電池装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
一般に電池は様々な機器に用いられており、近年、その中でも、携帯電話や、ノートパソコンと呼ばれる持ち運び可能なパーソナルコンピュータをはじめとする携帯端末の電源として用いられることが多くなってきた。
【0002】
本発明は、このような携帯端末をはじめとする電気機器または電子機器に用いられる電池装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】
近年、携帯電話や、持ち運び可能なパーソナルコンピュータをはじめとする携帯端末の多機能化や高性能化に伴い、これらの電源としての電池に対し、大容量や大電力が求められている。このような大容量、大電力の要望に対し、リチウムイオン二次電池等の高性能の電池が登場してきた。
【0004】
これらの電池は、大電力であるため、発熱量も従来の乾電池などと比べて大きい。そしてこれらの電池は温度が高くなりすぎると、電池内部の化学反応に支障をきたすおそれがあり、また、この電池を使用している電気機器または電子機器内の半導体等の電気部品に対し、熱による悪影響を与えるおそれがある。
【0005】
したがって、これらの高性能の電池は、電池を過熱から保護する手段と共に電池装置として用いられることが多い。
【0006】
図11は従来の電池装置の斜視図である。図11において、1は有底角筒状のケースで、このケース1は金属により構成され、かつこのケース1内には発電要素(図示せず)を収納している。そしてこの発電要素(図示せず)は一方の極をケース1としている。2は前記ケース1の上方開口部を閉塞する蓋で、この蓋2には前記発電要素(図示せず)の他方の極を構成する電極3を取り付けており、この蓋2と前記ケース1で素電池4を構成している。5は前記蓋2に設置された過熱保護素子で、この過熱保護素子5は素子部6と、この素子部6の両端部に設けられた導電体からなる一対のリード7a,7bとにより構成されている。そして、この一対のリード7a,7bのうち、一方のリード7aは前記電極3にスポット溶接により電気的に接続されている。8は前記ケース1の側面に設置された保護回路基板で、この保護回路基板8には前記素電池4を過充電・過放電等から保護する保護回路(図示せず)を設けている。そしてこの保護回路基板8には金属製の一方の接続部材8aと、他方の接続部材8bを設けており、一方の接続部材8aは前記他方のリード7bとスポット溶接により電気的に接続されている。また他方の接続部材8bは前記ケース1に電気的に接続されている。9は前記ケース1の側面から蓋2にかけて設けられた絶縁シートで、この絶縁シート9は、ケース1と、過熱保護素子5における他方のリード7b、保護回路基板8および一対の接続部材8a,8bとを絶縁し、過熱保護素子5における一対のリード7a,7bの短絡を防止するものである。
【0007】
上記のように構成された高性能の電池装置は、素電池4に保護回路基板8を接続し、さらにこれらを外装ケースで覆った電池パックとして用いられることが多い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の電池装置においては、保護回路基板8を電池パックの外装ケースに固定する場合、外装ケースの内面に設けたリブで行っているため、電池パックの組立において、保護回路基板8を外装ケースの内面に設けたリブに固定し、その後、保護回路基板8と素電池4を接続する場合は、保護回路基板8と素電池4をはんだ付けや抵抗溶接等で接続するための作業空間が必要となるが、この空間の存在は電池パックの小型化を阻害するものであった。
【0009】
一方、保護回路基板8と素電池4を予め接続し、そしてこれらを電池パックの外装ケースに組み込む場合は、上記した空間は不要となるが、保護回路基板8が素電池4に固定されていないため、組み込み作業中に保護回路基板8を引っかけたりして接続部材8a、8b等を破損させてしまったり、保護回路基板8と素電池4を短絡させてしまうことがあった。このような短絡を防止するために、図11に示すように、保護回路基板8と素電池4との間に絶縁シート9を設ける方法もあるが、この場合が、保護回路基板8が固定されていないため、絶縁シート9のサイズを、保護回路基板8が動いても素電池4との短絡が生じない程度の大きさにする必要があり、そのため、この絶縁シート9は余裕をもったサイズにする必要性から、資源の利用効率の面で課題を有していた。
【0010】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、従来のような絶縁シートを設けることなく、保護回路基板等の板状部材を確実に保持することができる電池装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を有するものである。
【0012】
本発明の請求項1に記載の発明は、正極および負極を有する発電要素とこの発電要素を収納するケースとからなる素電池と、この素電池に設けられた保持手段と、この保持手段により前記素電池と所定の間隔をあけて保持され、かつ前記発電要素の正極および負極と電気的に接続されるとともに、前記素電池の保護を行う保護回路を有する保護回路基板とを備え、前記素電池と前記保護回路基板の保護回路との間に過熱保護素子を電気的に直列に接続し、かつこの過熱保護素子は前記素電池の過熱時に電流を遮断する素子部とこの素子部に電気的に接続された一対のリードとを有し、さらに前記素電池を構成するケースに凹部を設け、この凹部に前記素子部を収納するようにしたもので、この構成によれば、素電池を構成するケースに凹部を設け、この凹部に過熱保護素子の素子部を収納するようにしているため、この素子部の凹部への収納分だけ、電池装置の小型化が図れるという作用効果が得られるものである。
【0013】
本発明の請求項2に記載の発明は、正極および負極を有する発電要素とこの発電要素を収納するケースとからなる素電池と、この素電池に設けられた保持手段と、この保持手段により前記素電池と所定の間隔をあけて保持され、かつ前記発電要素の正極および負極と電気的に接続されるとともに、前記素電池の保護を行う保護回路を有する保護回路基板とを備え、前記素電池と前記保護回路基板の保護回路との間に過熱保護素子を電気的に直列に接続し、かつこの過熱保護素子は前記素電池の過熱時に電流を遮断する素子部とこの素子部に電気的に接続された一対のリードとを有し、さらに前記保護回路基板に開口部を設け、この開口部に前記素子部を入り込ませたもので、この構成によれば、保護回路基板に開口部を設け、この開口部に過熱保護素子の素子部を入り込ませているため、この素子部の開口部への入り込み分だけ、電池装置の小型化が図れるという作用効果が得られるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。
【0015】
図1は本発明の実施の形態1における電池装置の一部を破断して示した分解斜視図、図2(a)は同電池装置の部分縦断面図、図2(b)は同電池装置の上面図である。
【0016】
図1、図2(a)、図2(b)において、11は発電要素、12は金属により構成された有底角筒状の電池缶、13は前記電池缶12の上方開口部を閉塞する金属製の電池蓋で、この電池蓋13の略中央部には開口部13aが設けられており、この開口部13aに前記発電要素11の一方の極(正極)と電気的に接続されている電極14を臨ませている。また前記電池缶12と電池蓋13はケース15を構成しているもので、このケース15内に前記発電要素11を収納している。16は前記電池蓋13の開口部13aに設けた電極絶縁部材で、この電極絶縁部材16は電極14とケース15とを絶縁している。17は発電要素11の一方の極(正極)と電極14とを電気的に接続している電極接続部材である。以上説明した11〜17の構成部材により素電池18を構成している。なお、この素電池18における発電要素11は、一方の極(正極)を電極14に接続し、かつ他方の極(負極)を電池缶12と電気的に接続しているもので、前記電池缶12は電池蓋13と電気的に接続されているため、電池缶12と電池蓋13からなるケース15全体は電極14と異なる電位を有することになる。
【0017】
19は過熱保護素子で、この過熱保護素子19は通常時には電気抵抗が実用上無視できる程度の微小な値であるが、素電池18の温度を検知して素電池18が所定の温度になった時には実用上電流を遮断する程度に電気抵抗が極めて高くなる特性を有しているもので、この特性により素電池18の過熱を防止するものである。この過熱保護素子19としては、所定の温度になると溶解して分断する可溶合金からなる温度ヒューズのように一度電流を遮断すると二度と復帰しないものや、PTC特性(Positive Temperature Coefficient特性)を有する導電性のポリマ樹脂からなるPTCサーミスタのように、所定の温度になると電気抵抗が上昇して電流を遮断するが、温度が低下すると抵抗値も低下して再び電流を流す復帰型の特性を有するものが用いられる。20は過熱保護素子19を構成する素子部で、この素子部20は所定の温度になると電流を遮断するものである。21a,21bは素子部20の両端から遠方に伸びるように配置された一対のリードで、この一対のリード21a,21bも前記過熱保護素子19を構成するもので、その材料としては、他の構成部材との電気的接続を抵抗溶接で行うのであれば、Niを母材とする金属板が好ましい。
【0018】
22は保護回路基板で、この保護回路基板22には少なくとも素電池18の充電または素電池18の放電の一方の制御を行う保護回路(図示せず)を設けている。22a,22bは保護回路基板22の両端部に設けられた孔である。23,24は電池蓋13の両端部に設けられた段付きボスで、この段付きボス23,24に前記保護回路基板22の孔22a,22bを嵌合させることにより、保護回路基板22は保持される。前記段付きボス23,24は根元部が太く、かつ先端部が細い形状となっているため、前記保護回路基板22の孔22a,22bはこの段付きボス23,24の先端部に嵌合することになる。この場合、段付きボス23,24は根元部が孔22a,22bより大きい形状となっているため、この根元部がストッパーの働きをなして、保護回路基板22を素電池18の電池蓋13に対して所定の間隔をあけて保持するものである。
【0019】
前記段付きボス23,24は導体もしくは絶縁体で構成されるもので、導体で構成した場合には、短絡防止を図るために、保護回路基板22の孔22a,22bおよびその近辺にはパターン配線を配置しないようにすることが望ましい。この段付きボス23,24は保護回路基板22における後述するリード板と同じ電位のパターンと電気的に接続することも可能であり、この場合は、リード板を必ずしも設ける必要はないものである。なお、製造時の短絡防止の万全を図るためには保護回路基板22における電池蓋13と対向する面にはパターン配線を行わないようにするのが望ましい。
【0020】
一方、段付きボス23,24を絶縁体で構成した場合は、保護回路基板22のパターン配線に特に注意すべきことはなく、製造時に段付きボス23,24が保護回路基板22上のパターン配線や部品と接触しても短絡する心配がないものである。
【0021】
25,26は段付きボス23,24の先端部に設けた雌ねじに螺合するビスで、このビス25,26の螺合により保護回路基板22の抜けを防止している。そしてこのビス25,26と前記段付きボス23,24とで固定手段を構成している。なお、前記ビス25,26は頭の部分が孔22a,22bより大きいため、保護回路基板22が段付きボス23,24より抜けるのを防止できるものである。
【0022】
27は過熱保護素子19における他方のリード21bと保護回路基板22の保護回路(図示せず)とを電気的に接続する接続部材としての金属部材からなるリード板、28は電池蓋13と保護回路基板22の保護回路(図示せず)とを電気的に接続する接続部材としての金属部材からなるリード板である。29は電池蓋13と過熱保護素子19における他方のリード21bとの間に位置して両者13,21bの短絡を防止するために設けられた短絡防止用の絶縁部材である。
【0023】
図3は本発明の実施の形態1における電池装置の回路図である。この図3において、図1、図2(a),図2(b)で示した構成部材と同一の構成部材については、同一番号を付してその説明は省略し、異なる点のみを説明する。
【0024】
図3において、30は素電池18への充電および素電池18の放電を制御する保護回路で、保護回路基板22に設けられている。31は負荷で、この負荷31は本発明の実施の形態1における電池装置が電気を供給しようとしている電気機器または電子機器のことである。
【0025】
次に、図3における各構成部材の関係について説明する。素電池18は負極を保護回路30と電気的に接続し、かつ正極を過熱保護素子19と電気的に接続している。過熱保護素子19は素電池18の正極と保護回路30との間に直列に接続されており、素電池18が所定の温度になると電流を遮断するものである。保護回路30は入力側を素電池18および過熱保護素子19と電気的に接続し、かつ出力側を負荷31と電気的に接続している。ここで、負荷31への電力供給は素電池18が行っているもので、過熱保護素子19により電流が遮断されると、負荷31への電力供給も停止される。また保護回路30を動作させるための電力も素電池18が供給しているものである。なお、図3の回路図は素電池18の放電時の状態を示すもので、過熱保護素子19の一端は素電池18の正極と接続され、かつ他端は少なくとも使用時には保護回路30および負荷31を介して間接的に素電池18の負荷と接続されるものである。一方、素電池18の充電時には負荷31の代わりに電源が接続される。
【0026】
次に、本発明の実施の形態1における電池装置の製造方法について説明する。
【0027】
本発明の実施の形態1における電池装置の素電池18は、基本的に公知の素電池と同様のものである。但し、本発明の実施の形態1においては、素電池18に段付きボス23,24を設けている。これについては後述する。また、過熱保護素子19として用いる温度ヒューズや、PTCサーミスタも基本的に公知のものと同様のものである。そしてまた、保護回路30もリチウムイオン二次電池を用いた電池パック等に内蔵されている保護回路と基本的に同じである。したがって、素電池18、過熱保護素子19、保護回路30の製造方法の説明については省略する。
【0028】
素電池18に段付きボス23,24を取り付ける場合は、段付きボス23,24を素電池18の電池蓋13にかしめて取り付けるか、あるいは接着により取り付ける。また、段付きボス23,24を絶縁体である樹脂で構成する場合は、電池蓋13に直接段付きボス23,24を樹脂成形により設けるアウトサート成形をしてもよい。
【0029】
本発明の実施の形態1における電池装置は、段付きボス23,24を設けた素電池18と、過熱保護素子19と、保護回路基板22に設けた保護回路30とを電気的に接続して、図2(a)、図2(b)に示す形状に組み上げるものであり、その製造方法はいくつか考えられるが、その一例について説明する。
【0030】
まず、過熱保護素子19における他方のリード21bとリード板27とを電気的に接続する。この場合の接続方法は、抵抗溶接、レーザー溶接、はんだ付けのいずれでもよく、この両者21b,27を電気的に接続することができるものであればよい。
【0031】
次に、過熱保護素子19における一方のリード21aと素電池18における電極14とを電気的に接続する。この場合の接続方法も、両者21a,14を電気的に接続することができるものであればよく、種々の方法が考えられる。例えば、抵抗溶接やレーザー溶接で両者21a,14を電気的に接続すればよい。一方、はんだ付けは電極14の温度を一定以上の温度にしないと確実なはんだ付けができないものであり、したがって、はんだ付けの場合は、素電池18を過熱させることにもつながるため、好ましくない。但し、低温で確実に接続することができるはんだ付けが可能となれば、これを用いてもよい。
【0032】
これと前後して、リード板28と素電池18における電池蓋13とを電気的に接続する。この場合の接続方法は、前記過熱保護素子19における一方のリード21aと素電池18における電極14との接続方法と同様の方法で行えばよい。
【0033】
次に、保護回路基板22と、2つのリード板27,28とを電気的に接続する。この場合の接続方法は、はんだ付けや、レーザー溶接が用いられる。抵抗溶接は、保護回路30へ悪影響を及ぼす可能性がある場合には、用いない方がよいが、そのような可能性がなければ、この抵抗溶接を用いてもよい。これと前後して、短絡防止のため、絶縁部材29を電池蓋13と過熱保護素子19における他方のリード21bとの間に位置させておく。
【0034】
最後に、保護回路基板22の孔22a,22bを段付きボス23,24に挿入し、そしてビス25,26を段付きボス23,24の先端部に設けた雌ねじに螺合することにより、保護回路基板22を素電池18に固定する。これにより、本発明の実施の形態1における電池装置を製造することができる。
【0035】
なお、本発明の電池装置の製造方法は、上述した内容にとらわれる必要はなく、特に、素電池18、過熱保護素子19、リード板27,28、保護回路基板22の接続順序は、上述した順序以外でもよいものである。
【0036】
また、抵抗溶接は比較的作業も容易であり、かつ作業時間も短く、さらには抵抗溶接を行うための装置も比較的安価で大がかりなものではないため、電池装置では多くの接続部において用いられているが、素電池18における電極14と過熱保護素子19における一方のリード22aとの接続や、素電池18における電池蓋13とリード板28との接続を抵抗溶接で行う場合、抵抗溶接による保護回路30への悪影響が懸念される場合には、上述した順序で行うのが望ましい。
【0037】
一方、抵抗溶接による保護回路30への悪影響が懸念されない場合には、以下の順序による方法もある。
【0038】
まず、保護回路基板22にリード板28と、過熱保護素子19が接続されているリード板27を接続する。この時、リード板27,28は図1のように折り曲げた状態ではなく、平板の状態で接続する。
【0039】
次に、過熱保護素子19における一方のリード21aと素電池18における電極14、およびリード板28と素電池18における電池蓋13とをそれぞれ抵抗溶接により接続する。
【0040】
最後に、リード板27,28を図1の形状のように折り曲げるとともに、保護回路基板22の孔22a、22bに段付きボス23,24を挿入し、そしてビス25,26を段付きボス23,24の先端部に設けた雌ねじに螺合することにより、保護回路基板22を素電池18に固定するもので、この方法であってもよい。
【0041】
上記した本発明の実施の形態1においては、保持手段である段付きボス23,24を素電池18における発電要素11と電気的に絶縁し、かつこの発電要素11は、電極14に接続された一方の極(正極)と、電池缶12に電気的に接続された他方の極(負極)を保護回路基板22の保護回路30にそれぞれ接続部材であるリード板27,28を介して電気的に接続するようにしているため、次のような効果が得られるものである。すなわち、この構成によれば、発電要素11の正極および負極と保護回路基板22の保護回路30とをそれぞれ接続部材であるリード板27,28を介して電気的に接続する際に、万一、保持手段である段付きボス23,24と保護回路基板22の配線パターンが接触したとしても、保持手段である段付きボス23,24が発電要素11と電気的に絶縁されているため、保護回路基板22の配線パターンの短絡を防止することができるという効果が得られるものである。
【0042】
また、上記本発明の実施の形態1においては、素電池18を構成する電池蓋13に設けた保持手段である段付きボス23,24により、所定の間隔をあけて保護回路基板22を素電池18に保持し、かつこの素電池18を構成する発電要素11の一方の極(正極)を電極14、過熱保護素子19、リード板27を介して保護回路基板22の保護回路30に電気的に接続するとともに、発電要素11の他方の極(負極)を電池缶12、電池蓋13、リード板28を介して保護回路基板22の保護回路30に電気的に接続して保護回路基板22と素電池18を一体化した構成としているため、この状態での保存や、電池パックの外装ケースへの組み込みが容易に行えるものである。
【0043】
なお、本発明の電池装置は、実施の形態1の内容に限定されるものではなく、様々なバリエーションが考えられるものである。
【0044】
例えば、本発明の実施の形態1においては、素電池18における発電要素11の一方の極(正極)を電池蓋13の開口部13aに臨ませた電極14に接続し、かつ他方の極(負極)を電池蓋13と電気的に接続された電池缶12に電気的に接続するようにしていたが、これは逆に接続するようにしてもよいものである。また、発電要素11の他方の極(負極)は電池缶12と電池蓋13からなるケース15全体に電気的に接続されているため、ケース15全体が負極となっているが、有底角筒状の電池缶12の底面部のみに発電要素11の他方の極(負極)を接続することにより、電池缶12の底面部のみを負極とし、それ以外の部分には絶縁を施すようにしてもよいものである。この場合は、電池蓋13と過熱保護素子19における他方のリード21bとの絶縁をする必要がなくなるものである。そしてまた、素電池18におけるケース15を構成する電池缶12は有底角筒状に構成していたが、有底円筒状に構成してもよいものである。さらに、保護回路基板22の保護回路30に接続されるリード板28は電池蓋13に接続するようにしていたが、電池缶12の底面部に接続するようにしてもよいものである。さらにまた、過熱保護素子19は電池蓋13の開口部13aに臨ませた電極14と、保護回路基板22との間に電気的に接続するようにしていたが、ケース15と保護回路基板22との間に過熱保護素子19を電気的に接続するようにしてもよく、この場合は、リード板28が電池蓋13の開口部13aに臨ませた電極14と保護回路基板22とを接続することになる。
【0045】
また、保護回路基板22の固定方法は、本発明の実施の形態1で説明した段付きボス23,24とビス25,26の組合せに限られるものではなく、ビスの代わりにリベットを用いてもよく、さらには保護回路基板22の孔22a,22bを段付きボス23,24に嵌合させた後、段付きボス23,24の先端部を塑性変形させてビスの頭の形状にして保護回路基板22を固定するようにしてもよいものである。
【0046】
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2について、図面を参照しながら説明する。
【0047】
図4は本発明の実施の形態2における電池装置の部分縦断面図である。この図4において、図1、図2(a)、図2(b)で示した本発明の実施の形態1の構成部材と同一の構成部材については、同一番号を付してその説明は省略し、異なる点のみを説明する。
【0048】
すなわち、本発明の実施の形態2における電池装置は、段付きボス23,24を導体で構成することにより、本発明の実施の形態1における電池装置で採用していたリード板28が不要となるようにしたものである。つまり、本発明の実施の形態2における電池装置は、段付きボス23,24を導体で構成することにより、電池蓋13と保護回路基板22の保護回路30とを段付きボス23,24を介して電気的に接続するようにしたものである。この場合、電池蓋13は、電極14と電極接続部材17を介して接続されている発電要素11の一方の極(正極)とは異なる他方の極(負極)に電気的に接続しているものである。このような構成とすることにより、保護回路基板22の一方の電位側は、リード板27および過熱保護素子19を介して発電要素11の一方の極(正極)が電気的に接続されている電極14に接続され、かつ他方の電位側は、段付きボス23,24を介して発電要素11の他方の極(負極)が電気的に接続されている電池蓋13に接続されるものである。
【0049】
上記したように本発明の実施の形態2における電池装置の製造方法は、保護回路基板22の他方の電位側を、導体で構成された段付きボス23,24を介して発電要素11の他方の極が電気的に接続されている電池蓋13に接続しているため、上記本発明の実施の形態1で採用していたリード板28は不要となり、その結果、リード板28の接続に関する製造工程が省略できるため、電池装置の軽量化、コスト低減が図れるという効果が得られるものである。
【0050】
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3について、図面を参照しながら説明する。
【0051】
図5(a)は本発明の実施の形態3における電池装置の部分縦断面図、図5(b)は同電池装置の部分斜視図である。この図5(a)、図5(b)において、図1、図2(a)、図2(b)で示した本発明の実施の形態1の構成部材と同一の構成部材については、同一番号を付してその説明は省略し、異なる点のみを説明する。
【0052】
すなわち、本発明の実施の形態3における電池装置は、電池蓋13を、発電要素11の一方の極(正極)と電極接続部材17を介して接続されている電極14に電気的に接続するとともに、電池缶12と電池蓋13との間に電極絶縁部材16aを設けたものである。これにより、電池缶12と電池蓋13は異なる電位を有することになる。さらに本発明の実施の形態3における電池装置は、段付きボス23の代わりに段付き状の突起部32を金属製の電池缶12に一体的に設けるとともに、保護回路基板22に設けた孔22aの代わりに前記段付き状の突起部32と係合する切り欠き部22cを設けたものである。なお、この実施の形態3においては、過熱保護素子19を保護回路基板22の保護回路(図示せず)に電気的に接続しているもので、このような構成とすることにより、発電要素11の一方の極(正極)は、電極接続部材17、電極14、電池蓋13、導体で構成された段付きボス24を介して保護回路基板22の保護回路(図示せず)に電気的に接続され、かつ発電要素11の他方の極(負極)は電池缶12、段付き状の突起部32、過熱保護素子19を介して保護回路基板22の保護回路(図示せず)に電気的に接続されるものである。
【0053】
上記本発明の実施の形態3における電池装置においては、保護回路基板22の素電池18への保持、および保護回路基板22と素電池18との電気的接続を、導体で構成された段付きボス24と、金属製の電池缶12に一体的に設けられた段付き状の突起部32により行っているため、前述した本発明の実施の形態1におけるリード板27,28は不要となり、これにより、電池装置の軽量化、製造の容易化、コスト低減が図れるという効果が得られるものである。
【0054】
なお、上記本発明の実施の形態3における電池装置において、電気的接続を確実なものとするためには、段付き状の突起部32と保護回路基板22とをはんだ付けにより接続するのが好ましい。また保護回路基板22に設けた切り欠き部22cは孔であってもよいものである。
【0055】
(実施の形態4)
以下、本発明の実施の形態4について、図面を参照しながら説明する。
【0056】
図6(a)は本発明の実施の形態4における電池装置の部分縦断面図、図6(b)は同電池装置の上面図である。この図6(a)、図6(b)において、図1、図2(a)、図2(b)で示した本発明の実施の形態1の構成部材と同一の構成部材については、同一番号を付してその説明は省略し、異なる点のみを説明する。
【0057】
すなわち、本発明の実施の形態4における電池装置は、段付きボス23,24の代わりに段付き状のフック33,34を電池蓋13に設けるとともに、保護回路基板22に設けた孔22a,22bの代わりに前記段付き状のフック33,34と係合する切り欠き部22d,22eを設けたものである。前記フック33,34は弾性を有するように構成されているもので、保護回路基板22をフック33,34に取り付ける際には、フック33,34は外側に開くように変形し、そしてフック33,34が保護回路基板22の切り欠き部22d,22eに係合した際にはフック33,34は元の形状に戻って保護回路基板22を電池蓋13との間に間隔をあけて固定する。この構成においては、ドライバー等の工具を用いることなく保護回路基板22を固定することができるものである。
【0058】
図6(c)の電池装置は、図6(b)の電池装置のバリエーションを示したもので、図6(b)に示した二方のフック33,34とは別個にさらに同形状の二方のフック35,36を電池蓋13に設けるとともに、保護回路基板22にも前記二方のフック35,36と係合する切り欠き部22f,22gを、図6(b)に示した切り欠き部22d,22eとは別個に設けたものである。このように電池蓋13の四方にフック33,34,35,36を設け、かつ保護回路基板22の四方に切り欠き部22d,22e,22f,22gを設け、これらを係合させることにより、保護回路基板22の固定はさらに安定したものが得られるものである。
【0059】
なお、上記本発明の実施の形態4における保護回路基板22の固定手段は、前述した本発明の実施の形態2および3の電池装置における保護回路基板22の固定手段として適用できるものである。
【0060】
(実施の形態5)
以下、本発明の実施の形態5について、図面を参照しながら説明する。
【0061】
図7(a)は本発明の実施の形態5における電池装置の上面図、図7(b)は同電池装置の部分斜視図、図7(c)および図7(d)においては同電池装置の製造方法を示す部分側面図である。この図7(a)、図7(b)、図7(c)、図7(d)において、図1、図2(a)、図2(b)で示した本発明の実施の形態1の構成部材と同一の構成部材については、同一番号を付してその説明は省略し、異なる点のみを説明する。
【0062】
すなわち、本発明の実施の形態5における電池装置は、図5(a)、図5(b)に示した本発明の実施の形態3における電池装置と同様、電池蓋13を、発電要素11の一方の極と電極接続部材17を介して接続されている電極14に電気的に接続するとともに、電池缶12と電池蓋13との間に電極絶縁部材16aを設けており、これにより、電池缶12と電池蓋13は異なる電位を有するようにしている。そして本発明の実施の形態5における電池装置は、本発明の実施の形態3における電池装置において電池缶12に一体的に設けた段付き状の突起部32を二つ設けたものである。つまり、本発明の実施の形態5における電池装置は、前記突起部32と略同様の段付き状の突起部37,38を、電池缶12に一体的に設けるとともに、保護回路基板22に、この段付き状の突起部37,38と係合する二つの切り欠き部22h,22iを設けたものである。この場合、前記段付き状の突起部37,38は先端部37a,38aをそれぞれ長くしているもので、保護回路基板22を電池蓋13との間に間隔をあけた状態で電池缶12に固定する場合は、最初は図7(c)に示すように、段付き状の突起部37,38(図示せず)を真っ直ぐにしておき、そしてこの段付き状の突起部38に保護回路基板22の切り欠き部22h,22i(図示せず)を係合させた後、図7(d)に示すように、段付き状の突起部37,38(図示せず)の先端部37a,38a(図示せず)を折り曲げることにより保護回路基板22は電池缶12に固定される。このような構成とすることにより、保護回路基板22は電池蓋13との間に間隔をあけた状態で電池缶12に確実に固定されるものである。
【0063】
なお、上記本発明の実施の形態5における電池装置においては、段付き状の突起部37,38を電池缶12に一体的に設けているが、この変形例として、前記段付き状の突起部37,38を電池蓋13に設けてもよいものである。
【0064】
(実施の形態6)
以下、本発明の実施の形態6について、図面を参照しながら説明する。
【0065】
図8は本発明の実施の形態6における電池装置の部分縦断面図である。この図8において、図1、図2(a)、図2(b)で示した本発明の実施の形態1の構成部材と同一の構成部材については、同一番号を付してその説明は省略し、異なる点のみを説明する。
【0066】
すなわち、本発明の実施の形態6における電池装置は、電池蓋13に凹部39を設け、この凹部39に過熱保護素子19を構成する素子部20の一部を収納するようにしたものである。この構成によれば、素子部20の凹部39への収納分だけ、素電池18と保護回路基板22との距離を短くすることができるため、電池装置として小型化を図ることができるものである。
【0067】
(実施の形態7)
以下、本発明の実施の形態7について、図面を参照しながら説明する。
【0068】
図9(a)は本発明の実施の形態7における電池装置の部分縦断面図、図10は同電池装置の一部破断斜視図である。この図9、図10において、図1、図2(a)、図2(b)で示した本発明の実施の形態1の構成部材と同一の構成部材については、同一番号を付してその説明は省略し、異なる点のみを説明する。
【0069】
すなわち、本発明の実施の形態7における電池装置は、保護回路基板22に開口部40を設け、この開口部40に過熱保護素子19を構成する素子部20の一部を収納するようにしたものである。この構成によれば、素子部20の開口部40への収納分だけ、素電池18と保護回路基板22との距離を短くすることができるため、電池装置として小型化を図ることができるものである。
【0070】
また前記保護回路基板22の開口部40を、過熱保護素子19における一方のリード21aと素電池18における電極14との接続部41が露出する程度の大きさに形成しておけば、図10に示すように、保護回路基板22を素電池18に固定した状態で、過熱保護素子19における一方のリード21aと素電池18における電極14とを接続することが可能となるものである。
【0071】
【発明の効果】
以上のように本発明の電池装置は、正極および負極を有する発電要素とこの発電要素を収納するケースとからなる素電池と、この素電池に設けられた保持手段と、この保持手段により前記素電池と所定の間隔をあけて保持され、かつ前記発電要素の正極および負極と電気的に接続されるとともに、前記素電池の保護を行う保護回路を有する保護回路基板とを備え、前記素電池と前記保護回路基板の保護回路との間に過熱保護素子を電気的に直列に接続し、かつこの過熱保護素子は前記素電池の過熱時に電流を遮断する素子部とこの素子部に電気的に接続された一対のリードとを有し、さらに前記素電池を構成するケースに凹部を設け、この凹部に前記素子部を収納するようにしているため、この素子部の凹部への収納分だけ、電池装置の小型化が図れるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における電池装置の一部を破断して示した分解斜視図
【図2】 (a)同電池装置の部分縦断面図
(b)同電池装置の上面図
【図3】 同電池装置の回路図
【図4】 本発明の実施の形態2における電池装置の部分縦断面図
【図5】 (a)本発明の実施の形態3における電池装置の部分縦断面図
(b)同電池装置の部分斜視図
【図6】 (a)本発明の実施の形態4における電池装置の部分縦断面図
(b)同電池装置の上面図
(c)同電池装置のバリエーションを示す上面図
【図7】 (a)本発明の実施の形態5における電池装置の上面図
(b)同電池装置の部分斜視図
(c)同電池装置の製造方法を示す部分側面図
(d)同電池装置の製造方法を示す部分側面図
【図8】 本発明の実施の形態6における電池装置の部分縦断面図
【図9】 本発明の実施の形態7における電池装置の部分縦断面図
【図10】 同電池装置の一部破断斜視図
【図11】 従来の電池装置の斜視図
【符号の説明】
11 発電要素
12 電池缶
13 電池蓋
14 電極
15 ケース
18 素電池
19 過熱保護素子
20 素子部
21a,21b 一対のリード
22 保護回路基板(板状部材)
22a,22b 孔
22c,22d,22e,22f,22g,22h,22i 切り欠き部
23,24 段付きボス(保持手段)
25,26 ビス
27,28 リード板(接続部材)
30 保護回路
32,37,38 段付き状の突起部
33,34,35,36 フック
39 凹部
40 開口部
Claims (2)
- 正極および負極を有する発電要素とこの発電要素を収納するケースとからなる素電池と、この素電池に設けられた保持手段と、この保持手段により前記素電池と所定の間隔をあけて保持され、かつ前記発電要素の正極および負極と電気的に接続されるとともに、前記素電池の保護を行う保護回路を有する保護回路基板とを備え、前記素電池と前記保護回路基板の保護回路との間に過熱保護素子を電気的に直列に接続し、かつこの過熱保護素子は前記素電池の過熱時に電流を遮断する素子部とこの素子部に電気的に接続された一対のリードとを有し、さらに前記素電池を構成するケースに凹部を設け、この凹部に前記素子部を収納するようにした電池装置。
- 正極および負極を有する発電要素とこの発電要素を収納するケースとからなる素電池と、この素電池に設けられた保持手段と、この保持手段により前記素電池と所定の間隔をあけて保持され、かつ前記発電要素の正極および負極と電気的に接続されるとともに、前記素電池の保護を行う保護回路を有する保護回路基板とを備え、前記素電池と前記保護回路基板の保護回路との間に過熱保護素子を電気的に直列に接続し、かつこの過熱保護素子は前記素電池の過熱時に電流を遮断する素子部とこの素子部に電気的に接続された一対のリードとを有し、さらに前記保護回路基板に開口部を設け、この開口部に前記素子部を入り込ませた電池装置。
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