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JP4979422B2 - 電流制限部材及び該電流制限部材を備える電池パック - Google Patents

電流制限部材及び該電流制限部材を備える電池パック Download PDF

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Description

本発明は、複数の電気回路の電流を制限する電流制限部材、並びに該電流制限部材と、ビデオカメラ、ノートブックパーソナルコンピュータ,PDA(パーソナルデジタルアシスタント)等のモバイルコンピュータ、携帯電話機、及びMP3プレイヤー等の携帯電気機器の電源として利用される充放電可能な非水電解質二次電池等の電池とを備える電池パックに関する。
近年、急速に普及しているビデオカメラ,モバイルコンピュータ,携帯電話機等の携帯電気機器の電源としては、充放電可能な直方体状の非水電解質二次電池が主として用いられている。
例えばリチウムイオン二次電池等の非水電解質二次電池は、正極及び負極をセパレータを介して巻回した電極群、並びに非水電解質を、アルミニウム又はアルミニウム合金製のケースに収容してなる。この電池の一側面には、過充電及び過放電を防止するために電池電圧及び電流を制御する保護回路を備える保護回路基板が配されており、これらを合成樹脂製のケースに収容した状態の電池パックとして携帯電気機器に装着する。保護回路基板と電池との間は接続用のリードにより電気的に接続されている。
図5は、PDA等の電源として用いられる本発明の前提となる電池パックの電池コア21を示す一部破断平面図である。
電池コア21においては、電池22と電池23とが並列に接続されている。
電池22,23は直方体状であり、その内部に正極及び負極をセパレータを介して巻回した発電要素を含む、例えばリチウムイオン二次電池等の非水電解質二次電池であり、発電要素をアルミニウム又はアルミニウム合金製のケースに収納してなる。電池22,23それぞれの一側面には、負極端子22a,23aが設けられている。負極端子22a,23aが設けられた部分以外の電池22,23の全体が正極(端子)とされる。
正面視で、電池23の負極端子23aが設けられている前記一側面が電池22の負極端子22aが設けられている前記一側面より後退している状態で、すなわち、電池22,23の並設方向と交叉する方向に段差を付けた状態で、電池22と電池23とが接続されている。
電池22,23の各一側面には絶縁テープ24が貼着されている。絶縁テープ24には負極端子22a,23aに対応させて該負極端子22a,23aを突出させるための突出穴が設けられており、この突出穴から負極端子22a,23aが突出している。
負極端子22a、23aは、リード27,28を介し保護素子としてのPTC素子25,26の電極と接続されている。PTC素子25,26は、短絡電流等の過大電流が流れたとき、及び電池22,23の温度が上昇したときに、充放電回路の電流を制限する感熱素子である。
PTC素子26の裏面に設けられた他方の電極は、リード29の一端部と接続されている。リード29は外側に凸状に湾曲し、他端部がリード30と接続されている。
リード30の他端部には、電池22の前記一側面に配される保護回路基板34の電極と接続するための基板接続部30aが設けられている。リード30は、前記段差に沿って折り曲げられており、折り曲げ部分の保護素子26側の平坦部において、PTC素子25の裏面に設けられた他方の電極に接続されたリード31と接続されている。
前記リード27とリード30の基板接続部30a側との間には、短絡を防止するために絶縁テープ32が介在されている。リード28と、リード29のリード30接続側部分,及びリード30との間には絶縁テープ33が介在されている。
保護回路基板34には、電池22,23の過充電及び過放電等を防止するための保護回路が実装されている。保護回路基板34の他方の電極は、リード35の電極接続部35aと接続されており、リード35の他端部は、電池22の他の側面と接続されている。
特許文献1には、積み重ねられた複数の二次電池を一方の短側面で中間リードによって接続し、他方の短側面にバイメタルを介して正極リード及び負極リードを接続することにより、複数の二次電池を直並列に接続した電池パックの発明が開示されている。
特開2004−273221号公報
図5の電池コア21及び特許文献1の電池パックにおいては、上述したように、各電池の端子にPTC素子を接続し、PTC素子を接続するために多数のリードを要し、複雑な配線を要していた。
図5の電池コア21においては、PTC素子26を負極端子23aより電池22側に配することにした場合、段差部に沿った狭い範囲内で、PTC素子26の前記他方の電極と接続されたリードと、PTC素子25の前記他方の電極と接続されたリードと、保護回路基板に接続するためのリードとを接続しなければならず、接続が困難になる。従って、PTC素子26を負極端子23aに対して電池22と反対側に配し、リードを迂回させており、リード及び絶縁テープの数が多くなり、部材の配置が複雑であった。
また、それに伴い溶接箇所も多くなっていた。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、電気要素に過大電流が流れた場合、又は電気要素の温度が上昇した場合に、電気要素の電流を制限する保護素子同士をL字状又はT字状の共通リードで接続し、該共通リードの直線状の基部からの延出部が、電池電圧及び電流を制御する電気保護回路に接続されるように構成することにより、リードの数及びリード間に介在させる絶縁テープの枚数を削減することができ、組立工数を削減することができる電流制限部材を提供することを目的とする。
また、本発明は、延出部の電気保護回路との接続側に、切り欠き又は穴を設けることにより、抵抗溶接により延出部を、電気保護回路を実装した保護回路基板の電極と接続するときに、延出部の面方向に無効電流が流れるのが抑制される電流制限部材を提供することを目的とする。
また、本発明は、2個の並設した電池の隣接する側面に沿って、電流制限部材の共通リードを配し、電流制限部材の延出部が電気保護回路と接続されるように構成することにより、リードの数及びリード間に介在させる絶縁テープの枚数を削減することができ、組立工数も削減することができ、溶接部分も減じるのでより信頼性が向上する電池パックを提供することを目的とする。
そして、本発明は、2個の電池を段差を付けて並設してある場合につき、電流制限部材の共通リードを電池の段差部分に沿わせて配置することにより、段差部分でリード同士を接続する必要がなく、リードを迂回させて配置する必要がなく、配線が簡単になる電池パックを提供することを目的とする。
第1発明に係る電流制限部材は、電気要素に過大電流が流れた場合、又は該電気要素の温度が上昇した場合に、該電気要素の電流を制限する保護素子同士をL字状又はT字状の共通リードで接続し、該共通リードの直線状の基部からの延出部が、電気保護回路に接続されるように構成されていることを特徴とする。
本発明においては、複数の保護素子を予め共通リードで接続しているので、各保護素子を各別に電気回路に配した後、各保護素子をリードで接続する場合と比較して、リードの数及びリード間に介在させる絶縁テープの枚数を削減することができ、組立工数を削減することができる。
第2発明に係る電流制限部材は、第1発明において、前記延出部の電気保護回路との接続側には、切り欠き又は穴が設けられていることを特徴とする。
本発明においては、延出部の電気保護回路との接続側に切り欠き又は穴が設けられているので、延出部を電気保護回路と接続するため、電気保護回路を実装した保護回路基板の電極と抵抗溶接する場合で、切り欠き又は穴の両側に溶接電極を当て、通電するときに、延出部の面方向に無効電流が流れるのが抑制される。
第3発明に係る電池パックは、直方体状をなし、並設された2個の電池と、第1又は第2発明の電流制限部材と、電気保護回路を実装した保護回路基板とを備え、前記電流制限部材の共通リードは、両電池の隣接する側面に沿って配され、前記延出部が前記電気保護回路と接続されていることを特徴とする。
本発明においては、2個の電池の電流を各別に制限する保護素子を予め共通リードで接続して一体化しているので、2個の保護素子を各電池の正極端子又は負極端子と直列に接続した状態で、両電池の隣接する側面に沿わせて共通リードを配置すればよく、リードの数を削減することができ、これに伴い、リード間に介在させる絶縁テープの枚数も削減することができる。
また、両保護素子が共通リードの延出部により電気保護回路とも接続されているので、さらに部材を削減することができる。従って、コストダウンが図られる。
そして、部材が削減されるので、組立工数も削減することができる。
さらに、溶接箇所が少なくなるので、信頼性が向上する。
第4発明に係る電池パックは、第3発明において、2個の電池は、並設方向と交叉する方向に段差を付けて並設されていることを特徴とする。
本発明においては、2個の電池を段差を付けて並設する電池パックにつき、各保護素子を各電池の正極端子又は負極端子と直列に接続した状態で、保護素子を接続する共通リードを2個の電池の段差部分に沿わせて配置すればよく、段差部分でリード同士を接続する必要がなく、リードを迂回させて配置する必要がなく、配線が簡単になる。
そして、2個の保護素子を段差部分を挟み、隣り合って配置することができるので、コンパクト化が図られる。
第1発明の電流制限部材によれば、電気要素に過大電流が流れた場合、又は該電気要素の温度が上昇した場合に、該電気要素の電流を制限する保護素子同士をL字状又はT字状の共通リードで接続し、該共通リードの直線状の基部からの延出部が、電気保護回路に接続されるように構成しているので、各保護素子を各別に電気回路に配した後、各保護素子をリードで接続する場合と比較して、リードの数及びリード間に介在させる絶縁テープの枚数を削減することができ、組立工数を削減することができる。
第2発明の電流制限部材によれば、延出部の電気保護回路との接続側に、切り欠き又は穴を設けているので、抵抗溶接により延出部を、電気保護回路を実装した保護回路基板の電極と接続するときに、延出部の面方向に無効電流が流れるのが抑制されている。
第3発明の電池パックによれば、電流制限部材の共通リードを、2個の並設した電池の隣接する側面に沿って配し、延出部が電気保護回路と接続されるように構成されているので、リードの数及びリード間に介在させる絶縁テープの枚数を削減することができ、組立工数も削減することができる。従って、コストダウンが図られる。
そして、溶接箇所も減じるので信頼性が向上する。
第4発明の電池パックによれば、2個の電池を段差を付けて並設してある場合につき、電流制限部材の共通リードを電池の段差部分に沿わせて配置するように構成されているので、段差部分でリード同士を接続する必要がなく、リードを迂回させて配置する必要がないため、配線が簡単になる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る電池パックの電池コア1を示す一部破断斜視図、図2は電池コア1を示す一部破断平面図、図3は電流制限部材4を示す斜視図である。
電池コア1は、PDA等の電源として用いられるものであり、電気要素としての電池2と電池3とが並列に接続されている。
電池2,3は直方体状であり、その内部に、銅集電体に負極合剤を塗布してなる負極、及びアルミニウム集電体に正極合剤を塗布してなる正極がセパレータを介して巻回された扁平巻状の電極群(図示せず)と、非水電解液(図示せず)とを含む非水電解質二次電池、具体的には例えばリチウムイオン二次電池等の二次電池であり、発電要素をアルミニウム又はアルミニウム合金製のケースに収納してなる。
電池2,3それぞれの一側面には、負極端子2a,3aが設けられている。負極端子2a,3aが設けられた部分以外の電池2,3の全体が正極(端子)とされる。
正面視で、電池3の負極端子3aが設けられている前記一側面(以下、負極突設面と称す)が電池2の負極端子2aが設けられている負極突設面より後退している状態で、すなわち、電池2,3の並設方向と交叉する方向に段差を付けた状態で、電池2と電池3とが接続されている。
電池2,3の各負極突設面には絶縁テープ5が貼着されている。絶縁テープ5には負極端子2a,3aに対応させて端子貫通穴5a,5aが設けられており、この端子貫通穴5a,5aから負極端子2a,3aが突出している。
電池2の平面の端部の電池3側には、絶縁テープ8が貼着されている。
図3に示すように、電流制限部材4においては、PTC素子41の表面に設けられた電極と、PTC素子42の裏面に設けられた電極とがL字状の共通リード43により接続されている。PTC素子41の裏面に設けられた他方の電極はリード44と接続されており、PTC素子42の表面に設けられた他方の電極はリード45と接続されている。
PTC素子41,42は、短絡電流等の過大電流が流れたとき、及び電池22,23の温度が上昇したときに、充放電回路の電流を制限する感熱素子である。
共通リード43のL字状の底辺部(共通リード43の直線状の基部からの延出部)は、後述する保護回路基板6の電極と接続される基板接続部43aとされ、端部側に切り欠き43bが設けられている。
図1及び図2に示すように、電池コア1においては、負極端子2aとリード44とを接続してPTC素子41を電池2の負極突設面に密着させ、共通リード43を段差部分に沿って密着させ、PTC素子42を電池3の負極突設面に密着させて、リード45を負極端子3aと接続している。
保護回路基板6の基板61の表面には、外部へ電力を取り出し、また逆に充電のために外部から電力を取り込むための正負極の外部出力端子63,63,63が金メッキにより設けられている。
基板61の裏面には、電池2,3の過充電及び過放電等を防止するための保護回路62が実装されている。
そして、基板61の一端部に設けられた電極と前記基板接続部43aとが抵抗溶接(スポット溶接)により接続されている。上述したように、基板接続部43aには切り欠き43bが設けられているので、抵抗溶接時に溶接電極を切り欠き43bの両側に当て、通電するときに、基板接続部43aの面方向に無効電流が流れるのが抑制されている。なお、同様の効果を得るために、切り欠き43bの代わりに穴を設けることにしてもよい。
さらに、基板61の他端部に設けられた他方の電極と、リード7の電極接続部7aとが接続されている。このリード7の他端部は電池2の他側面と接続されている。
これにより、電池2の負極突設面に対向して保護回路基板6が配される。
以上のように構成された電池コア1は、接続された電池2,3を嵌め入れることができるような形状を有し、一面が開口した合成樹脂製のケース(図示せず)に収納される。そして、電池2,3の平面の外周部を覆い、該外周部以外の電池2,3の平面部分を露出させるような枠状の形状を有する蓋(図示せず)を被せられ、ラベル(図示せず)により該平面部分及び電池2,3の側面を覆うことで電池パックが構成される。
本実施の形態に係る電池コア1においては、PTC素子41,42間を予め共通リード43で接続しているので、PTC素子41,42を電池2,3の負極端子2a,3aと直列に接続した状態で、電池2,3の段差部分に沿わせて配置すればよく、図5に示す従来の段差部分を有する電池コア21のように、リードを迂回させたりしてリードの配置が複雑になることがなく、PTC素子41,42を負極端子2a,3a間で段差部分を挟み、隣り合わせて配置することができる。
すなわち、電池コア21においては、PTC素子25,26及び保護回路基板34を接続するのにリード29,30,31と3本のリードが必要であり、絶縁テープ32,33が必要であったが、本実施の形態においては、PTC素子41,42及び保護回路基板6を接続するためのリードは共通リード43と一本ですみ、その長さは短いので、省スペース化が可能となり、電池コアの高エネルギー密度化につながる。また、リード間に介在させる絶縁テープは不要である。
従って、部材点数及び組立工数を削減してコストダウンが図られる。
また、溶接箇所が少なくなるので、信頼性が向上する。
なお、前記実施の形態においては、段差がある状態で、電池3を電池2に接続した場合につき説明しているがこれに限定されるものではなく、電池2及び電池3の負極突設面を揃えた状態で電池2と電池3とを接続し、この負極突設面に、電流制限部材4を配することにしてもよい。
実施の形態2.
図4は本発明の実施の形態2に係る電池パックの電流制限部材14を示す斜視図である。図中、図3と同一部分は同一符号を付してある。
電流制限部材14においては、PTC素子41の表面に設けられた電極と、PTC素子42の裏面に設けられた電極とがT字状の共通リード46により接続されている。PTC素子41の裏面に設けられた他方の電極はリード44と接続されており、PTC素子42の表面に設けられた他方の電極はリード45と接続されている。
共通リード46のT字状の突出部(共通リード46の直線状の基部からの延出部)は、保護回路基板の電極と接続される基板接続部46aとされ、端部側に切り欠き46bが設けられている。
この電流制限部材14は、実施の形態1と電池コア1と同様の2個の並設した電池に配される。
すなわち、電池2の負極端子2aとリード44とを接続してPTC素子41を電池2の負極突設面に密着させ、共通リード46を段差部分に沿って密着させ、PTC素子42を電池3の負極突設面に密着させて、リード45を電池3の負極端子3aと接続する。電池2及び電池3の各負極突設面が並設方向と交叉する方向に揃っている場合も同様に接続する。
そして、保護回路基板6の一端部に設けられた電極と前記基板接続部46aとが溶接により接続される。上述したように、基板接続部46aには切り欠き46bが設けられているので、溶接時に基板接続部46aの面方向に無効電流が流れるのが抑制されている。なお、同様の効果を得るために、切り欠き46bの代わりに穴を設けることにしてもよい。
さらに、保護回路基板6に設けられた他方の電極と、電池2の他側面とが接続されて、電池2の負極突設面に対向して保護回路基板6が配され、電池コアが構成されることになる。
本実施の形態に係る電池コアにおいては、PTC素子41,42間を予め共通リード46で接続しているので、PTC素子41,42を電池2,電池3の各負極端子と直列に接続した状態で、電池2,電池3の段差部分に沿わせて配置すればよく、リードの配置が簡単になる。すなわち、この電池コアにおいては、PTC素子41,42及び保護回路基板を接続するためのリードは共通リード46のみであり、その長さは短いので、電池コアの高エネルギー密度化が図られる。また、リード間に介在させる絶縁テープは不要である。
従って、部材点数及び組立工数を削減してコストダウンが図られる。
また、溶接箇所が少なくなるので、信頼性が向上する。
なお、前記実施の形態1及び2においては、保護素子としてPTC素子41,42を用いた場合につき説明しているがこれに限定されるものではなく、温度ヒューズ及びバイメタルスイッチを用いることにしてもよい。
また、前記実施の形態1及び2においては、電流制限部材4又は14がPTC素子を2個有する場合につき説明しているがこれに限定されるものではない。
そして、前記実施の形態1及び2においては、電池2,3が非水電解質二次電池である場合につき説明しているがこれに限定されるものではなく、ニッケル・水素二次電池及びニッケル・カドミウム二次電池等の他の電池であってもよい。
さらに、前記実施の形態1及び2においては、電池2及び3を並列に接続した場合につき説明しているがこれに限定されるものではなく、直列に接続するものであってもよい。
また、本発明に係る電流制限部材が配置される電気要素は電池に限定されるものではない。
本発明の実施の形態1に係る電池パックの電池コアを示す一部破断斜視図である。 電池コアを示す一部破断平面図である。 電流制限部材を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る電池パックの電流制限部材を示す斜視図である。 PDA等の電源として用いられる本発明の前提となる電池パックの電池コアを示す一部破断平面図である。
符号の説明
1 電池コア
2、3 電池
2a、3a 負極端子
4、14 電流制限部材
41、42 PTC素子
43、46 共通リード
43a、46a 基板接続部
43b、46b 切り欠き
44、45 リード
5、8 絶縁テープ
6 保護回路基板
61 基板
62 保護回路
63 外部出力端子
7 リード
7a 電極接続部

Claims (4)

  1. 電気要素に過大電流が流れた場合、又は該電気要素の温度が上昇した場合に、該電気要素の電流を制限する保護素子同士をL字状又はT字状の共通リードで接続し、
    該共通リードの直線状の基部からの延出部が、電気保護回路に接続されるように構成されていることを特徴とする電流制限部材。
  2. 前記延出部の電気保護回路との接続側には、切り欠き又は穴が設けられている請求項1に記載の電流制限部材。
  3. 直方体状をなし、並設された2個の電池と、
    請求項1又は2に記載の電流制限部材と、
    電気保護回路を実装した保護回路基板と
    を備え、
    前記電流制限部材の共通リードは、両電池の隣接する側面に沿って配され、前記延出部が前記電気保護回路と接続されていることを特徴とする電池パック。
  4. 2個の電池は、並設方向と交叉する方向に段差を付けて並設されている請求項3に記載の電池パック。
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KR20170094646A (ko) * 2016-02-11 2017-08-21 주식회사 엘지화학 전지셀들이 직교 배향에 의해 일체로 형성되어 있는 구조의 전지팩
KR102092114B1 (ko) * 2016-02-11 2020-03-23 주식회사 엘지화학 전지셀들이 직교 배향에 의해 일체로 형성되어 있는 구조의 전지팩

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