JP4372731B2 - 携帯電話機 - Google Patents
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Description
しかしながら、上記従来の移動体通信端末では、上記表示手段が設けられている筐体パネルが外壁部に固定されているため、その筐体パネルを利用者が交換することが難しかった。また、筐体パネルを交換できるようにした場合、その交換後の筐体パネルに画像を表示するための操作が煩わしいと利用者にとって不便である。
また、請求項2の発明は、請求項1の携帯電話機において、上記本体側電極と上記パネル側電極との接続を検知する電極接続検知手段を更に備え、該電極接続検知手段の検知結果に基づいて、上記筐体パネルのパネル側電極と該本体側電極との接続が検知されたときに、該筺体パネルに描画する画像データが上記記憶手段に存在するか否かを判定することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1の携帯電話機において、該携帯電話機の本体に装着された上記筐体パネルを該本体に係止する係止手段と、該係止手段による該筐体パネルの係止を検知する係止検知手段とを更に備え、該係止検知手段の検知結果に基づいて、該筐体パネルの係止が検知されたときに、該筺体パネルに描画する画像データが上記記憶手段に存在するか否かを判定することを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の携帯電話機において、上記係止の解除を検知する係止解除検知手段を更に備え、上記信号供給手段は、該係止解除検知手段の検知結果に基づいて、該係止の解除が検知されたときに上記無給電画像表示手段への画像消去信号の供給に用いる信号を該筐体パネルに送信することを特徴とするものである。
また、請求項1の携帯電話機では、無給電画像表示手段に表示される画像のデータが携帯電話機本体又は筐体パネルに設けられた記憶手段に記憶されている。そして、筐体パネルの無給電画像表示手段に画像が表示される際は、記憶手段から読み出した画像データに基づいて生成された描画信号が無給電画像表示手段に供給され、無給電画像表示手段に所定の画像が表示される。このように筐体パネルに表示したい画像のデータを、上記記憶手段に記憶させておくことにより、筐体パネルを交換した場合に、交換後の筐体パネルに所望の画像を確実に表示させることができる。また、携帯電話機本体に装着されたときに、筺体パネルに描画する画像データが上記記憶手段に存在するか否かを判断し、画像データが存在する場合には画像データに基づいて生成された描画信号を無給電画像表示手段に供給し、画像データが存在しない場合には携帯電話機本体に設けられた給電画像表示手段にエラーメッセージを表示する。
請求項2の携帯電話機では、筐体パネルが装着され本体の本体側電極と筐体パネルのパネル側電極との接続を検知され上記画像データが存在するときに、上記無給電画像表示手段への描画信号の供給に用いる信号が筐体パネルに送信される。筐体パネルでは、この本体側からの信号を受けて無給電画像表示手段に描画信号が供給されることにより、無給電画像表示手段に所定の画像が表示される。従って、交換後の筐体パネルにおける画像の表示を確実に行うことができる。
請求項3の携帯電話機では、筐体パネルが装着されたとき、利用者が係止手段を操作することにより本体に係止されるので、携帯電話機の本体に装着された筐体パネルの脱落を防止できる。しかも、携帯電話機の本体に装着した筐体パネルの係止が検知され上記画像データが存在するときに、上記無給電画像表示手段への描画信号の供給に用いる信号が筐体パネルに送信される。筐体パネルでは、この本体側からの信号を受けて無給電画像表示手段に描画信号が供給されることにより、無給電画像表示手段に所定の画像が表示される。従って、交換後の筐体パネルが携帯電話機の本体から脱落しないように確実に装着されたことが確認された後に、その筐体パネルにおける画像の表示を確実に行うことができる。
請求項4の携帯電話機では、上記筐体パネルの取り外しに先だって筐体パネルの係止の解除が検知されたときに、画像消去信号が表示手段に供給されることにより表示手段に表示されていた画像が消去される。従って、携帯電話機の本体から取り外される筐体パネルに表示されていた画像を確実に消去できる。
また、携帯電話機の本体から筐体パネルに送信する信号には、描画信号供給手段を動作させるための電源供給のための信号を含ませてもよい。
また、携帯電話機の本体から筐体パネルへの信号の送信は、携帯電話機の本体の本体側電極と、筐体パネルに設けたパネル側電極とを接触させた接触状態で行ってもいいし、両電極を接触させない非接触状態で行ってもよい。非接触で行う場合は、上記本体側電極とパネル側電極との間における電磁波や電磁誘導等を利用して非接触で行ってもよい。
また、上記携帯電話機の本体や筐体パネルにおける処理及び制御は、これに設けられたコンピュータで所定のプログラムを実行することによって実現することもできる。このコンピュータで用いるプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記録したFD、CD−ROM等の記録媒体を用いて行ってもいいし、コンピュータネットワーク等の通信ネットワークを用いて行ってもよい。
図1(a)は携帯電話機20の外観の一例を示す正面図であり、図1(b)はその携帯電話機20の背面図である。この携帯電話機20は、ヒンジ部を中心にして互いに揺動可能な蓋部29と本体部30とを有するクラムシェル(折り畳み)タイプの携帯電話機である。蓋部29は、本体部30に設けられたキー操作部のキー21〜25が操作可能な開状態(図1の状態)と、キー操作部のキー21〜25を覆った閉状態とをとり得るようになっている。上記開状態にある蓋部29を構成するケーシングには、画像の表示状態が維持されている間も電力を消費する一般的な給電画像表示手段である液晶ディスプレイ(LCD)27、スピーカ28等が設けられている。また、上記本体部30の外壁部を構成するケーシングには、上記キー操作部を構成するキー21〜25、マイク26等が設けられている。これらのキー21〜25等からなるキー操作部、および上記給電画像表示手段としての通常の液晶ディスプレイ(LCD)27は、利用者が操作可能な上記開状態にあるケーシングの利用者に対向する側の外壁部に設けられている。これにより、利用者は、上記液晶ディスプレイ27の画面を見ながらキー操作部のキー21〜25を操作することができる。
上記無給電表示部は、描画信号の供給を受けることにより画像が描画され、その画像の表示状態が無給電状態でも維持される表示手段である。この筐体パネル31の無給電表示部は、表示画像を切り換えるための描画用駆動信号(以下、「描画信号」という。)を受けることで表示画像が変化し、且つ、その画像の表示状態を無給電状態でも維持可能に構成されている。
また、上記蓋部29には、蓋部29の本体に装着された筐体パネル31をその本体に係止する係止手段として、1組の係止部材291a、291bが設けられている。
前述のように、蓋部29に設けられている各係止部材291a、291bは、蓋部29の本体に設けられた回動軸292a、292bを中心に回動可能に取り付けられている。各係止部材291a、291bの回動軸292a、292bとは反対側の先端部には、爪部が設けられている。この係止部材291a、291bの爪部は、蓋部29の本体に装着された筐体パネル31の側端部表面に形成された溝部に嵌合するように設けられている。そして、図2(a)及び図3(a)に示すように、蓋部29の本体に筐体パネル31が装着された後、係止部材291a、291bを揺動させて係止部材291a、291bの爪部と筺体パネル側の溝部とを嵌合させる。これにより、蓋部29の本体に筐体パネル31を係止することができる。このように筺体パネル31が蓋部本体に係止されると、後述のように互いに対応するように形成された筺体パネル31のパネル側電極と蓋部29の本体の本体側電極とが接続される。
蓋部29の本体から筐体パネル31を取り外すときは、図4(b)に示すように係止部材321aを外側に揺動させ、係止部材320aの爪部と筺体パネル側の溝部293aとの嵌合をはずす。これにより、蓋部29の本体に対する筐体パネル31の係止を解除することができる。このように筐体パネル31の係止を解除した後、図4(c)に示すように筐体パネル31を持ち上げて蓋部29の本体から離間させることにより、筐体パネル31を取り外すことができる。
図4の構成において、筐体パネル31側の係止部材320aの回動軸321aに、係止部材320aによる筐体パネル31の係止を検知する係止検知手段が設けられている。この係止検知手段としては、前述のように、係止部材320aの回転を磁気的又は光学的に検知するセンサ等を用いることができる。また、この係止検知手段は、上記係止部材320aによる筐体パネル31の係止の解除を検知する係止解除検知手段として兼用することができる。
また、上記装着検知手段(装着解除検知手段)としては、蓋部29の本体に装着された状態にある筺体パネル31の周端部に対向する位置に設けられ、その筺体パネル31の周端部を光学的又は磁気的に検知するセンサを用いてもよい。
上記列電極駆動部332は、描画処理部331から受けた列電極用の描画駆動制御信号に基づいて、所定の列電極315に描画駆動信号を供給する。また、上記行電極駆動部333は、描画処理部331から受けた行電極用の描画駆動制御信号に基づいて、所定の行電極314に描画駆動信号を供給する。
なお、描画処理部331は、内部メモリ335から読み出した画像ファイルのデータを本体側に一旦送り、本体側で生成されて送り返されてきた描画データに基づいて、前述の列電極駆動部332及び行電極駆動部333に供給する描画駆動制御信号を生成するようにしてもよい。
また、上記内部メモリ211は、筐体パネル31や液晶ディスプレイ27に表示する表示対象の画像データ(画像ファイルのデータ)を記憶するための画像データ記憶手段や、筐体パネル31や液晶ディスプレイ27の画面の全画素に対応する描画データを記憶するための描画データ記憶手段としても用いられる。
なお、これらの記憶手段としては、上記内部メモリ211ではなく、携帯電話機本体に着脱可能なメモリーカード、ICカード等の記憶媒体を用いてもよい。
上記通信インターフェース部201は、携帯電話機本体の本体側電極端子と筐体パネル31のパネル側電極端子との接続を検知する電極接続検知手段としても機能する。この電極接続の検知には、例えば、本体側電極端子(電源端子)294bとパネル側電極端子334bとの間の通電や、本体側電極端子(グランド端子)294cとパネル側電極端子334cとの間の通電を利用できる。
〔動作例1〕
図11は、携帯電話機20の本体に筺体パネル31を装着するときの携帯電話機20における動作例を示すフローチャートである。この動作例では、携帯電話機本体の本体側電極端子と筐体パネル31のパネル側電極端子との接続を検知し、携帯電話機本体内に保存されている画像データを用いて筺体パネル31に画像を描画している。
まず、利用者が携帯電話機20の主電源をオンにした状態で筺体パネル31を装着すると、携帯電話機20は、本体側電極端子294a,b,cと筐体パネル31のパネル側電極端子との接続(端子通電)を検知する(S101)。
次に、携帯電話機20は、上記端子通電を検知すると、内部メモリ211の所定記憶領域に、筐体パネル31用の画像データ(画像ファイル)が存在するか否かを判定する(S102)。ここで、筐体パネル31用の画像データ(画像ファイル)が存在する場合は、その画像データを読み出して筺体パネル用の描画データを生成する(S103)。
次に、携帯電話機20は、上記生成した描画データを描画指令とともに描画関連の信号として筺体パネル31に送信する(S104)。筺体パネル31は、携帯電話機20の本体から受けた信号に基づいて、上記所定の画像の描画信号を無給電表示部310に供給する。これにより、携帯電話機20上に装着した筐体パネル31に所定の画像を表示させることができる。
上記筐体パネル用の画像データ(画像ファイル)が存在しない場合は、その旨のエラーメッセージを液晶ディスプレイ27に表示する(S105)。
なお、内部メモリ211の所定記憶領域に、筐体パネル31用の描画データが存在する場合は、上記描画データの生成処理を行わずに、内部メモリ211から読み出した描画データを筐体パネルに送信する。
図12は、携帯電話機20の本体に筺体パネル31を装着するときの携帯電話機20における他の動作例を示すフローチャートである。この動作例では、上記動作例1とは異なり、描画データを筐体パネル31内で生成している。
まず、利用者が携帯電話機20の主電源をオンにした状態で筺体パネル31を装着すると、携帯電話機20は、本体側電極端子294a,b,cと筐体パネル31のパネル側電極端子との接続(端子通電)を検知する(S201)。
次に、携帯電話機20は、上記端子通電を検知すると、内部メモリ211の所定記憶領域に、筐体パネル31用の画像データ(画像ファイル)が存在するか否かを判定する(S202)。ここで、筐体パネル31用の画像データ(画像ファイル)が存在する場合は、その画像データを読み出す(S203)。そして、この読み出した画像データを描画指令とともに筺体パネル31に送信する(S204)。筺体パネル31は、携帯電話機20の本体から受けた信号に含まれる画像データ(画像ファイル)に基づいて描画データを生成する。そして、この生成した描画データに基づいて、上記所定の画像の描画信号を無給電表示部310に供給する。これにより、携帯電話機20上に装着した筐体パネル31に所定の画像を表示させることができる。
上記筐体パネル用の画像データ(画像ファイル)が存在しない場合は、その旨のエラーメッセージを液晶ディスプレイ27に表示する(S205)。
図13は、携帯電話機20の本体に筺体パネル31を装着するときの携帯電話機20における更に他の動作例を示すフローチャートである。この動作例では、携帯電話機本体の本体側電極端子と筐体パネル31のパネル側電極端子との接続を検知し、筺体パネル31内に保存されている画像データを用いて筺体パネル31に画像を描画している。
まず、利用者が携帯電話機20の主電源をオンにした状態で筺体パネル31を装着すると、携帯電話機20は、本体側電極端子294a,b,cと筐体パネル31のパネル側電極端子との接続(端子通電)を検知する(S301)。
次に、携帯電話機20は、上記端子通電を検知すると、筐体パネル31内の内部メモリ335の所定記憶領域に、筐体パネル31用の画像データ(画像ファイル)が存在するか否かを判定する(S302)。ここで、筐体パネル31用の画像データ(画像ファイル)が存在する場合は、その画像データを読み出して携帯電話機本体側の内部メモリ211の作業記憶領域に一時保存する(S303)。そして、この画像データに基づいて筺体パネル用の描画データを生成する(S304)。
次に、携帯電話機20は、上記生成した描画データを描画指令とともに描画関連の信号として筺体パネル31に送信する(S305)。筺体パネル31は、携帯電話機20の本体から受けた信号に基づいて、上記所定の画像の描画信号を無給電表示部310に供給する。これにより、携帯電話機20上に装着した筐体パネル31に所定の画像を表示させることができる。
上記筐体パネル用の画像データ(画像ファイル)が存在しない場合は、その旨のエラーメッセージを液晶ディスプレイ27に表示する(S306)。
図14は、携帯電話機20の本体に筺体パネル31を装着するときの携帯電話機20における更に他の動作例を示すフローチャートである。この動作例では、上記動作例3とは異なり、描画データを筐体パネル31内で生成している。
まず、利用者が携帯電話機20の主電源をオンにした状態で筺体パネル31を装着すると、携帯電話機20は、本体側電極端子294a,b,cと筐体パネル31のパネル側電極端子との接続(端子通電)を検知する(S401)。
次に、携帯電話機20は、上記端子通電を検知すると、筐体パネル31内の内部メモリ335の所定記憶領域に、筐体パネル31用の画像データ(画像ファイル)が存在するか否かを判定する(S402)。ここで、筐体パネル31用の画像データ(画像ファイル)が存在する場合は、描画指令を筺体パネル31に送信する(S403)。筺体パネル31は、内部メモリ335から画像データ(画像ファイル)を読み出して描画データを生成する。そして、この生成した描画データに基づいて、上記所定の画像の描画信号を無給電表示部310に供給する。これにより、携帯電話機20上に装着した筐体パネル31に所定の画像を表示させることができる。
上記筐体パネル用の画像データ(画像ファイル)が存在しない場合は、その旨のエラーメッセージを液晶ディスプレイ27に表示する(S404)。
なお、筐体パネル31内の内部メモリ335の所定記憶領域に、筐体パネル31用の描画データが存在する場合は、上記描画データの生成処理が行われず、内部メモリ335から読み出した描画データを用いて描画信号が無給電表示部310に供給される。
図15は、携帯電話機20の本体に筺体パネル31を装着するときの携帯電話機20における更に他の動作例を示すフローチャートである。この動作例では、筐体パネル31の係止を検知し、携帯電話機本体内に保存されている画像データを用いて筺体パネル31に画像を描画している。
まず、利用者が携帯電話機20の主電源をオンにした状態で筺体パネル31を装着し、係止部材291a,291bを操作して筐体パネル31を係止する。すると、携帯電話機20は、係止センサ220により、係止部材291a,291bによる筐体パネル31の係止を検知する(S501)。
次に、携帯電話機20は、上記係止を検知すると、内部メモリ211の所定記憶領域に、筐体パネル31用の画像データ(画像ファイル)が存在するか否かを判定する(S502)。ここで、筐体パネル31用の画像データ(画像ファイル)が存在する場合は、その画像データを読み出して筺体パネル用の描画データを生成する(S503)。
次に、携帯電話機20は、上記生成した描画データを描画指令とともに描画関連の信号として筺体パネル31に送信する(S504)。筺体パネル31は、携帯電話機20の本体から受けた信号に基づいて、上記所定の画像の描画信号を無給電表示部310に供給する。これにより、携帯電話機20上に装着した筐体パネル31に所定の画像を表示させることができる。
上記筐体パネル用の画像データ(画像ファイル)が存在しない場合は、その旨のエラーメッセージを液晶ディスプレイ27に表示する(S505)。
なお、内部メモリ211の所定記憶領域に、筐体パネル31用の描画データが存在する場合は、上記描画データの生成処理を行わずに、内部メモリ211から読み出した描画データを筐体パネルに送信する。
図16は、携帯電話機20の本体に筺体パネル31を装着するときの携帯電話機20における更に他の動作例を示すフローチャートである。この動作例では、上記動作例5とは異なり、描画データを筐体パネル31内で生成している。
まず、利用者が携帯電話機20の主電源をオンにした状態で筺体パネル31を装着し、係止部材291a,291bを操作して筐体パネル31を係止する。すると、携帯電話機20は、係止センサ220により、係止部材291a,291bによる筐体パネル31の係止を検知する(S601)。
次に、携帯電話機20は、上記係止を検知すると、内部メモリ211の所定記憶領域に、筐体パネル31用の画像データ(画像ファイル)が存在するか否かを判定する(S602)。ここで、筐体パネル31用の画像データ(画像ファイル)が存在する場合は、その画像データを読み出す(S603)。そして、この読み出した画像データを描画指令とともに筺体パネル31に送信する(S604)。筺体パネル31は、携帯電話機20の本体から受けた信号に含まれる画像データ(画像ファイル)に基づいて描画データを生成する。そして、この生成した描画データに基づいて、上記所定の画像の描画信号を無給電表示部310に供給する。これにより、携帯電話機20上に装着した筐体パネル31に所定の画像を表示させることができる。
上記筐体パネル用の画像データ(画像ファイル)が存在しない場合は、その旨のエラーメッセージを液晶ディスプレイ27に表示する(S605)。
図17は、携帯電話機20の本体に筺体パネル31を装着するときの携帯電話機20における更に他の動作例を示すフローチャートである。この動作例では、筐体パネル31の係止を検知し、筺体パネル31内に保存されている画像データを用いて筺体パネル31に画像を描画している。
まず、利用者が携帯電話機20の主電源をオンにした状態で筺体パネル31を装着し、係止部材291a,291bを操作して筐体パネル31を係止する。すると、携帯電話機20は、係止センサ220により、係止部材291a,291bによる筐体パネル31の係止を検知する(S701)。
次に、携帯電話機20は、上記係止を検知すると、筐体パネル31内の内部メモリ335の所定記憶領域に、筐体パネル31用の画像データ(画像ファイル)が存在するか否かを判定する(S702)。ここで、筐体パネル31用の画像データ(画像ファイル)が存在する場合は、その画像データを読み出して携帯電話機本体側の内部メモリ211の作業記憶領域に一時保存する(S703)。そして、この画像データに基づいて筺体パネル用の描画データを生成する(S704)。
次に、携帯電話機20は、上記生成した描画データを描画指令とともに描画関連の信号として筺体パネル31に送信する(S705)。筺体パネル31は、携帯電話機20の本体から受けた信号に基づいて、上記所定の画像の描画信号を無給電表示部310に供給する。これにより、携帯電話機20上に装着した筐体パネル31に所定の画像を表示させることができる。
上記筐体パネル用の画像データ(画像ファイル)が存在しない場合は、その旨のエラーメッセージを液晶ディスプレイ27に表示する(S706)。
図18は、携帯電話機20の本体に筺体パネル31を装着するときの携帯電話機20における更に他の動作例を示すフローチャートである。この動作例では、上記動作例7とは異なり、描画データを筐体パネル31内で生成している。
まず、利用者が携帯電話機20の主電源をオンにした状態で筺体パネル31を装着し、係止部材291a,291bを操作して筐体パネル31を係止する。すると、携帯電話機20は、係止センサ220により、係止部材291a,291bによる筐体パネル31の係止を検知する(S801)。
次に、携帯電話機20は、上記係止を検知すると、筐体パネル31内の内部メモリ335の所定記憶領域に、筐体パネル31用の画像データ(画像ファイル)が存在するか否かを判定する(S802)。ここで、筐体パネル31用の画像データ(画像ファイル)が存在する場合は、描画指令を筺体パネル31に送信する(S803)。筺体パネル31は、内部メモリ335から画像データ(画像ファイル)を読み出して描画データを生成する。そして、この生成した描画データに基づいて、上記所定の画像の描画信号を無給電表示部310に供給する。これにより、携帯電話機20上に装着した筐体パネル31に所定の画像を表示させることができる。
上記筐体パネル用の画像データ(画像ファイル)が存在しない場合は、その旨のエラーメッセージを液晶ディスプレイ27に表示する(S804)。
なお、筐体パネル31内の内部メモリ335の所定記憶領域に、筐体パネル31用の描画データが存在する場合は、上記描画データの生成処理が行われず、内部メモリ335から読み出した描画データを用いて描画信号が無給電表示部310に供給される。
〔動作例9〕
図19は、携帯電話機20の本体から筺体パネル31を取り外すときの携帯電話機20における動作例のフローチャートである。この動作例では、筐体パネル31の係止解除を検知し、筺体パネル31上の画像を消去している。
まず、利用者が携帯電話機20の主電源をオンにした状態で係止部材291a,291bを操作して筐体パネル31の係止を解除する。すると、携帯電話機20は、係止センサ220により、係止部材291a,291bによる筐体パネル31の係止の解除を検知する(S901)。
次に、携帯電話機20は、上記係止解除を検知すると、画像消去指令を筺体パネル31に送信する(S902)。筺体パネル31は、携帯電話機本体から受けた画像消去指令に基づいて、上記所定の画像消去信号を無給電表示部310に供給する。これにより、携帯電話機20上に表示されていた画像を消去することができる。
〔動作例10〕
図20は、携帯電話機20の本体に筺体パネル31を装着するときの筐体パネル31における動作例を示すフローチャートである。この動作例では、携帯電話機本体の本体側電極端子と筐体パネル31のパネル側電極端子との接続を検知し、筐体パネル31内に保存されている画像データを用いて筺体パネル31に画像を描画している。
まず、利用者が携帯電話機20の主電源をオンにした状態で筺体パネル31を装着すると、筐体パネル31は、本体側電極端子294a,b,cと筐体パネル31のパネル側電極端子との接続(端子通電)を検知する(S1001)。
次に、筐体パネル31は、上記端子通電を検知すると、筐体パネル31内の内部メモリ335の所定記憶領域に、筐体パネル31用の画像データ(画像ファイル)が存在するか否かを判定する(S1002)。ここで、筐体パネル31用の画像データ(画像ファイル)が存在する場合は、その画像データを読み出して筺体パネル用の描画データを生成する(S1003)。
次に、筐体パネル31は、上記生成した描画データに基づいて、上記所定の画像の描画信号を無給電表示部310に供給する(S1004)。これにより、携帯電話機20上に装着した筐体パネル31に所定の画像を表示させることができる。
図21は、携帯電話機20の本体に筺体パネル31を装着するときの筐体パネル31における動作例を示すフローチャートである。この動作例では、上記動作例10とは異なり、筐体パネル31の係止を検知している。
まず、利用者が携帯電話機20の主電源をオンにした状態で筺体パネル31を装着し、係止部材320a,320bを操作して筐体パネル31を係止する。すると、携帯電話機20は、係止センサ336により、係止部材320a,320bによる筐体パネル31の係止を検知する(S1101)。
次に、筐体パネル31は、上記係止を検知すると、筐体パネル31内の内部メモリ335の所定記憶領域に、筐体パネル31用の画像データ(画像ファイル)が存在するか否かを判定する(S1102)。ここで、筐体パネル31用の画像データ(画像ファイル)が存在する場合は、その画像データを読み出して筺体パネル用の描画データを生成する(S1103)。
次に、筐体パネル31は、上記生成した描画データに基づいて、上記所定の画像の描画信号を無給電表示部310に供給する(S1104)。これにより、携帯電話機20上に装着した筐体パネル31に所定の画像を表示させることができる。
〔動作例12〕
図22は、携帯電話機20の本体から筺体パネル31を取り外すときの筐体パネル31における動作例のフローチャートである。この動作例では、筐体パネル31の係止解除を検知し、筺体パネル31上の画像を消去している。
まず、利用者が携帯電話機20の主電源をオンにした状態で係止部材320a,320bを操作して筐体パネル31の係止を解除する。すると、筐体パネル31は、係止センサ336により、係止部材320a,320bによる筐体パネル31の係止の解除を検知する(S1201)。
次に、筐体パネル31は、上記係止解除を検知すると、所定の画像消去信号を無給電表示部310に供給する(S1202)。これにより、携帯電話機20上に表示されていた画像を消去することができる。
また、上記実施形態においては、携帯電話機20を例に挙げて説明したが、本発明は、他の移動体通信端末や携帯機器等の電子機器についても同様に適用できるものである。
29 蓋部
30 本体部
31 筐体パネル
201 通信インターフェース部
210 主制御部
211 内部メモリ
220 係止センサ
291a,291b 係止部材
292a,292b 回動軸
293a 溝部
294a〜294c 本体側電極端子
310 無給電表示部
311 透明下基材層
312 コレステリック液晶層
313 透明上基材層
314 列電極
315 行電極
320a 係止部材
321a 回動軸
322 ベース部材
330 描画信号供給部
334a〜334c 本体側電極端子
335 内部メモリ
360 係止センサ
Claims (4)
- 筐体の外面部の少なくとも一部に着脱可能な筐体パネルを備えた携帯電話機であって、
該筺体パネルに設けられ、描画信号の供給を受けることにより画像が描画され該画像の表示状態が無給電状態でも維持される無給電画像表示手段と、
該筺体パネルに設けられ、該無給電画像表示手段に描画信号を供給する描画信号供給手段と、
該携帯電話機の本体に設けられ、画像の表示状態が維持されている間も電力を消費する給電画像表示手段と、
該携帯電話機の本体又は該筐体パネルに設けられた記憶手段と、
該筐体パネルのパネル側電極に対応させて設けられた本体側電極と、
該筐体パネルが該携帯電話機の本体に装着されたときに、該筺体パネルの該給電画像表示手段に描画する画像データが該記憶手段に存在するか否かを判定する手段と、
該画像データが該記憶手段に存在すると判定された場合に、該記憶手段から読み出した該画像データに基づいて、該無給電画像表示手段への描画信号の供給に用いる信号を該本体側電極を介して該筐体パネルに送信する信号送信手段と、
該画像データが該記憶手段に存在しないと判定された場合に、該給電画像表示手段にエラーメッセージを表示させる手段と、を備え、
該筐体パネルは、該筐体の該給電画像表示手段が設けられている面とは反対側の外面部に装着されていることを特徴とする携帯電話機。 - 請求項1の携帯電話機において、
上記本体側電極と上記パネル側電極との接続を検知する電極接続検知手段を更に備え、
該電極接続検知手段の検知結果に基づいて、上記筐体パネルのパネル側電極と該本体側電極との接続が検知されたときに、該筺体パネルに描画する画像データが上記記憶手段に存在するか否かを判定することを特徴とする携帯電話機。 - 請求項1の携帯電話機において、
該携帯電話機の本体に装着された上記筐体パネルを該本体に係止する係止手段と、
該係止手段による該筐体パネルの係止を検知する係止検知手段とを更に備え、
該係止検知手段の検知結果に基づいて、該筐体パネルの係止が検知されたときに、該筺体パネルに描画する画像データが上記記憶手段に存在するか否かを判定することを特徴とする携帯電話機。 - 請求項3の携帯電話機において、
上記係止の解除を検知する係止解除検知手段を更に備え、
上記信号供給手段は、該係止解除検知手段の検知結果に基づいて、該係止の解除が検知されたときに上記無給電画像表示手段への画像消去信号の供給に用いる信号を該筐体パネルに送信することを特徴とする携帯電話機。
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