JP4346925B2 - 表示装置、表示装置の制御方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データ拡大表示時における利便性向上に考慮した技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、撮像素子を用いて光学系から入射する被写体像を撮影し、その結果得られた画像信号を信号処理して画像情報に変換する。その画像情報をフラッシュメモリを内蔵したメモリカードやハードディスクからなる記録手段に記録するようにした電子スチルカメラが各種提案されている。
【0003】
この種のカメラの中には撮影した画像をその場で再生できるようにカメラ本体にモニタを内蔵しているものがあり、少ない画素数のモニタを用いても細部の確認を可能とするために撮影画像の一部分を撮影者が指定することでその指定部分を小型モニタに拡大再生するものも提案されている。
【0004】
また、カメラの撮影時の姿勢を検出して、縦位置で撮影した画像は再生時に撮影画像を90°回転して表示し、カメラが横位置であれば正常に表示されるというカメラも提案されおり、これらの機能により、撮影後の画像確認に関して、使用者の使い勝手を向上させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術においては、表示画像の切り替えを行った場合、姿勢情報の変化によって画像の表示方向は変更されるが、拡大表示時に表示される拡大領域においては姿勢情報の変化は何ら考慮されていない。従って、拡大表示時に画像切り替えを行った際に、横位置での撮影画像から縦位置での撮影画像に変化すると、拡大表示する表示領域は姿勢情報の変化の如何に関わらず同一の領域が選択されることになり、撮影画像を確認するのに非常に不自然である。このような単に撮影時の姿勢に応じて画像を回転させる従来技術では、拡大表示時にも十分に使い勝手の良い機能を利用者に提供することはできない。
【0006】
従って、本発明の目的は、画像データの拡大表示時における利便性を向上させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の表示装置は、撮像手段によって得られた画像データのうち、表示対象領域の位置情報を設定する設定手段と、前記設定手段によって設定された位置情報に基づいて、画像データの一部領域を切り出す画像処理手段と、前記画像処理手段によって切り出された前記画像データの前記一部領域を表示するよう制御する表示制御手段と、前記表示対象領域である一部領域を、他の画像データの一部領域に切り替える切替手段と、前記切替手段による切替前の画像データに関連付けられた姿勢情報と、前記他の画像データに関連付けられた姿勢情報とに変化があるか否かを判定する判定手段とを有し、前記判定手段によって変化が無いと判定されると、前記画像処理手段は、前記設定手段によって前記切替前の画像データに対して設定された位置情報に基づいて、前記他の画像データの一部領域を切り出すことを特徴とする。
本発明の表示装置の制御方法は、撮像手段によって得られた画像データのうち、表示対象領域の位置情報を設定する設定ステップと、前記設定ステップによって設定された位置情報に基づいて、画像データの一部領域を切り出す画像処理ステップと、前記画像処理ステップによって切り出された前記画像データの前記一部領域を表示するよう制御する表示制御ステップと、前記表示対象領域である一部領域を、他の画像データの一部領域に切り替える切替ステップと、前記切替ステップによる切替前の画像データに関連付けられた姿勢情報と、前記他の画像データに関連付けられた姿勢情報とに変化があるか否かを判定する判定ステップとを含み、前記判定ステップによって変化が無いと判定されると、前記画像処理ステップでは、前記設定ステップによって前記切替前の画像データに対して設定された位置情報に基づいて、前記他の画像データの一部領域を切り出すことを特徴とする。
本発明のプログラムは、撮像手段によって得られた画像データのうち、表示対象領域の位置情報を設定する設定ステップと、前記設定ステップによって設定された位置情報に基づいて、画像データの一部領域を切り出す画像処理ステップと、前記画像処理ステップによって切り出された前記画像データの前記一部領域を表示するよう制御する表示制御ステップと、前記表示対象領域である一部領域を、他の画像データの一部領域に切り替える切替ステップと、前記切替ステップによる切替前の画像データに関連付けられた姿勢情報と、前記他の画像データに関連付けられた姿勢情報とに変化があるか否かを判定する判定ステップとをコンピュータに実行させ、前記判定ステップによって変化が無いと判定されると、前記画像処理ステップでは、前記設定ステップによって前記切替前の画像データに対して設定された位置情報に基づいて、前記他の画像データの一部領域を切り出すことを特徴とする。
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、撮像手段によって得られた画像データのうち、表示対象領域の位置情報を設定する設定ステップと、前記設定ステップによって設定された位置情報に基づいて、画像データの一部領域を切り出す画像処理ステップと、前記画像処理ステップによって切り出された前記画像データの前記一部領域を表示するよう制御する表示制御ステップと、前記表示対象領域である一部領域を、他の画像データの一部領域に切り替える切替ステップと、前記切替ステップによる切替前の画像データに関連付けられた姿勢情報と、前記他の画像データに関連付けられた姿勢情報とに変化があるか否かを判定する判定ステップとをコンピュータに実行させ、前記判定ステップによって変化が無いと判定されると、前記画像処理ステップでは、前記設定ステップによって前記切替前の画像データに対して設定された位置情報に基づいて、前記他の画像データの一部領域を切り出すことを特徴とするプログラムを記録したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電子スチルカメラの構成を概略的に示したブロック図である。図1において、1は撮影レンズ、2は撮影レンズを介して被写体像を受光し、その被写体画像を光電変換するための例えばCMOSイメージセンサ等でなる撮像素子、3は撮像素子2から出力される信号をデジタル信号に変換する信号処理回路、4は画像データを一時的に格納するバッファメモリであり、5はバッファメモリ4に格納されている画像データを所定の映像信号に変換するための画像処理回路である。
【0009】
また、6は映像信号を記録媒体に記録するための記録制御回路、7は画像を記録するメモリカードであり、8は合焦位置に撮影レンズを駆動するための駆動回路、9は信号処理回路3、画像処理回路5、記録回路6等を制御するための制御回路である。
【0010】
また、10は自動で焦点を検出するためのAF回路であり、11は撮影画像の露出を決定するためのAE回路である。12は拡大再生時、再生領域の切り換えに使用される電子ダイヤルスイッチであり、13はサブ電子ダイヤルスイッチであり、再生画像の切り換え、いわゆるコマ送りに使用されるスイッチである。14はカメラの姿勢を検出する縦横検出回路であり、その機能の詳細は後述する。15は撮影された画像を再生するための再生回路、16は撮影画像の表示や各種設定項目を表示するためのLCDモニタである。17はレリーズスイッチであり、18は調整値やカメラの各種設定を記憶する記憶手段である。
【0011】
図2は、図1における縦横検知回路14の機能を説明する為の図である。
図2(a)はカメラが横位置状態であることを示し、図2(b)はカメラのレリーズスイッチが上側にある縦位置状態であることを示し、図2(c)はカメラのレリーズスイッチが下側にある縦位置状態であることを示している。
【0012】
カメラボディには図2に示すように、SW3とSW4の2つの金属のボールが移動するスイッチ(又は水銀スイッチ)が配置されている。図2(a)に示すように、カメラが横位置状態にある場合には、SW3、SW4内の金属のボール(又は水銀)が重力により下方へ進み、SW3、SW4の両スイッチがONとなる。図2(b)に示すように、カメラがレリーズスイッチを上側にした縦位置状態にある場合には、SW3はON、SW4はOFFとなる。図2(c)に示すように、カメラがレリーズスイッチを下側にした縦位置状態にある場合には、SW3はOFF、SW4はONとなる。本実施形態の電子スチルカメラは、SW3とSW4のON、OFF状態で、レリーズスイッチの位置を含めてカメラの姿勢を検知することができる。
【0013】
次に、この電子スチルカメラの撮影動作を図3のフローチャートを用いて説明する。
ステップS100において、動作を開始する。ステップS101において、図示しない電源スイッチで電源を投入することでカメラが起動すると、ステップS102においてバッテリチェックやレンズが装着されているかの確認等の初期動作が行われる。
【0014】
次に、ステップS103において、レリーズスイッチ17の第1ストロークスイッチSW1(以下、単にSW1という)がオンすると、ステップS104において、制御回路9によってAE回路11が動作して測光動作が行われ露出値が求められる。さらに、制御回路9によってAF回路10が動作して測距動作が行われる。
【0015】
次に、ステップS105において、カメラの姿勢が横位置状態にあるか縦位置状態にあるか、また、縦位置の場合はレリーズスイッチが上側であるか下側であるかの判定を縦横検知回路14の検知結果に基づいて行う。続いて、ステップS106において、撮影準備完了後、SW1がオン状態に維持されている場合、姿勢情報、測距情報および露出値データを保持したまま、レリーズスイッチ17の第2ストロークスイッチSW2(以下、単にSW2という)の投入待機状態となり、ステップS107へ進む。一方、SW1がオフ状態であるとステップS103へ進む。
【0016】
ステップS107において、SW2がオンになったとき、ステップS108にて撮影動作が行われる。ステップS108において、制御回路9からの信号で図示しないシャッタ機構の開閉により被写体が撮像素子2において露光され、この像が光電変換される。そして、信号処理回路3でデジタルデータに変換された後バッファメモリ4へ一時的に格納される。ステップS109において、バッファメモリ4に格納されているデータを画像処理回路5において所定の画像データに変換し、そして記録回路6を用いてメモリカード7に記録する。その際、ステップS105にて検知した姿勢情報を画像データに関連付けて記録する。また、撮影コマ数を表す撮影番号情報も同時に記録する。ステップS110において動作を終了する。
【0017】
図4は、電子スチルカメラの再生に係わる動作を示すフローチャートである。次に、この電子スチルカメラの再生動作を説明する。
不図示のモード設定スイッチが押され再生モードが設定されると、ステップS200により再生動作がスタートする。ステップS201において、LCDモニタ上に再生を行う再生画像番号Nに、最終撮影番号Nmaxを設定する。すなわち、再生動作スタート直後は最後に撮影した撮影画像データが再生画像用データとして選択される。
【0018】
続いて、ステップS202によりメモリカード7に記録されている撮影番号Nの画像データが読み出され、画像処理回路5を介してバッファメモリ4に所定のフォーマットで展開される。
【0019】
次に、ステップS203に進み、再生画像番号Nの画像データに関連付けて記録されている姿勢情報が横位置であるか否かを判定する。横位置である場合はステップS207に進み、画像データが再生回路15に送られ、LCDモニタ16に表示できる信号に変換されLCDモニタ16に表示が行われる。
【0020】
姿勢情報が横位置でない場合はステップS204に進み、レリーズスイッチが下側の縦位置状態であるか否かの判定が行われる。レリーズスイッチが下側である場合には、ステップS205に進み、時計廻りに90°回転した画像データを再生回路15に送り、ステップS207にて、再生回路15によりLCDモニタ16に表示できる信号に変換し、時計廻りに90°回転した画像がLCDモニタ16に表示される。
【0021】
レリーズスイッチが上側である場合にはステップS206に進み、反時計廻りに90°回転した画像データを再生回路15に送り、ステップS207にて、再生回路15によりLCDモニタ16に表示できる信号に変換し、時計廻りに90°回転した画像がLCDモニタ16に表示される。ここで、LCDモニタ上に縦位置画像を表示する際には、画像データ全体が表示されるように再生回路15により変換が行われる。
【0022】
図5に、横位置撮影画像、縦位置撮影画像をLCDモニタ16上で再生した際のイメージ図を示す。
横位置画像は図5(a)に示す通り、LCDモニタ16全体に撮影画像が表示される。縦位置画像は図5(b)に示す通り、90°回転が行われた撮影画像全体が表示されるように、例えば、画像左右に黒画像を加えた画像がLCDモニタ16全体に表示される。
【0023】
次にステップS208に進み、サブ電子ダイヤルスイッチ13が押されたか否かが判定される。サブ電子ダイヤルスイッチ13が押された場合にはステップS209に進み図6に示すフローチャートに沿ってコマ送り再生を行う。次に、コマ送り再生動作を、図6のフローチャートを用いて説明する。
【0024】
ステップS300において、コマ送り再生動作のフローがスタートすると、ステップS301において、サブ電子ダイヤルスイッチ13が時計廻り方向に押されたか否かの判定が行われる。サブ電子ダイヤルスイッチ13が時計廻り方向に1クリック押された場合は、ステップS302に進み再生画像番号Nが最終撮影番号Nmaxに等しいか否かの判定が行われる。Nmaxに等しい場合はステップS305に進み再生画像番号Nに1をセットする。Nmaxに等しくない場合にはステップS304に進み再生画像番号Nの値が1加算されて更新される。
【0025】
ステップS301において、反時計廻り方向に1クリック押された場合は、ステップS303に進み再生画像番号Nが1であるか否かの判定が行われる。1である場合はステップS306に進み再生画像番号Nに最終撮影番号Nmaxをセットする。1に等しくない場合にはステップS307に進み再生画像番号Nの値が1減算されて更新される。ステップS308にて動作を終了する。
【0026】
このように、再生表示中にサブ電子ダイヤル13が押されると時計廻り方向への1クリックごとに、再生画像番号が加算され、現在再生されている画像の次に撮影された画像が選択される。この時、現在再生されている画像が最終撮影画像である場合には最初に撮影した画像データが選択される。
【0027】
また、反時計方向への1クリックごとに、再生画像番号が減算され、現在再生されている画像の1コマ前に撮影された画像が選択される。この時、現在再生されている画像が最初の撮影画像である場合には最終撮影画像が選択される。
【0028】
ステップS209にて上記コマ送り動作が実行されると、ステップS202へ進みコマ送り動作によって設定された再生画像番号Nの画像データがメモリカード7から読み出され、画像処理回路5を介してバッファメモリ4に所定のフォーマットで展開される。
【0029】
ステップS208にて、サブ電子ダイヤルスイッチ13が押されなかった場合には、ステップS210に進み不図示の拡大スイッチが押され、拡大再生モードが設定されたか否かを判定する。拡大再生モードが設定された場合は、ステップS211に進み図7に示すフローチャートに沿って拡大再生表示を行う。拡大再生モードが設定されていない場合はステップS212に進み不図示のモード設定スイッチにて、再生モードの終了が選択されたか否かを判定する。再生モードの終了が選択されていない場合には、ステップS208に進み画像の再生を継続する。再生モードの終了が選択された場合にはステップS213にて動作を終了する。
【0030】
次に、拡大再生モードにおける再生動作を、図7のフローチャート及び図8を用いて説明する。図8は拡大倍率3倍とした場合の撮影画像データと拡大領域の一関係例を示す図であり、以下では拡大倍率3倍の場合に関して説明を行う。
ステップS400において、動作を開始する。ステップS401において、LCDモニタ16上に拡大表示する領域の位置情報として初期位置を設定する。ここで、画像中央部位に該当する分割画像領域である拡大領域P5を初期位置として設定する。次に、ステップS402において設定されている拡大位置情報の拡大領域をバッファメモリ4に格納されている画像データから所定の大きさで切り出す。
【0031】
次に、ステップS403において選択されている画像データを撮影した際の姿勢情報が横位置であるか否かの判定を行う。横位置である場合には、ステップS407へ進み、切り出した画像データが再生回路15によりLCDモニタ16に表示できる信号に変換され、拡大画像がLCDモニタ16に表示される。
【0032】
横位置でない場合にはステップS404に進み、レリーズスイッチを下側にした縦位置であるか否かの判定が行われる。レリーズスイッチを下側にした縦位置である場合にはステップS405に進み、切り出した画像データを時計廻りに90°回転した画像データを再生回路15に送り、ステップS407にて再生回路15によりLCDモニタ16に表示できる信号に変換され、時計廻りに90°回転した拡大画像がLCDモニタ16に表示される。
【0033】
ステップS404において、レリーズスイッチを上側にした縦位置であると判定された場合には、ステップS406に進み、切り出した画像データを反時計廻りに90°回転した画像データを再生回路15に送り、ステップS407にて再生回路15によりLCDモニタ16に表示できる信号に変換され、反時計廻りに90°回転した拡大画像がLCDモニタ16に表示される。
【0034】
次にステップS408において電子ダイヤルスイッチ12が押されたか否かの判定が行われ、電子ダイヤルスイッチ12が押された場合にはステップS409に進み、電子ダイヤルスイッチ12の時計廻り方向への1クリックごとに、拡大領域が、中央のP5から順次、P5→P6→P7→P8→P9→P1→P2→P3→P4→・・の様に切り替わり、ステップS402にて、電子ダイヤルスイッチ12にて変更された拡大領域の画像データが切り出される。
【0035】
また、電子ダイヤルスイッチ12の反時計廻り方向への1クリックごとに、P5→P4→P3→P2→P1→P9→P8→P7→P6→・・の様に切り替わり、同様に選択された画像領域が切り出される。電子ダイヤルスイッチが押されない場合は、ステップS410に進み、サブ電子ダイヤルスイッチ13が押されたか否かが判定される。サブ電子ダイヤルスイッチ13が押された場合にはステップS411に進み図9に示すフローチャートに沿って拡大再生時のコマ送り再生動作を行う。
【0036】
次に、拡大再生時のコマ送り再生動作を、図9のフローチャートを用いて説明する。
ステップS500において、コマ送り再生表示のフローがスタートすると、ステップS501において、サブ電子ダイヤルスイッチ13が時計廻り方向に押されたか否かの判定が行われる。サブ電子ダイヤルスイッチ13が時計廻り方向に1クリック押された場合は、ステップS502に進み再生画像番号Nが最終撮影番号Nmaxに等しいか否かの判定が行われる。Nmaxに等しい場合はステップS505に進み再生画像番号Nに1をセットする。Nmaxに等しくない場合にはステップS504に進み再生画像番号Nの値が1加算されて更新される。
【0037】
ステップS501において、反時計廻り方向に1クリック押された場合は、ステップS503に進み再生画像番号Nが1であるか否かの判定が行われる。1である場合はステップS506に進み再生画像番号Nに最終撮影画像番号Nmaxをセットする。1に等しくない場合にはステップS507に進み再生画像番号Nの値が1減算されて更新される。次に、ステップS508に進みメモリカード7に記録されている撮影画像番号Nの画像データが読み出され、画像処理回路5を介してバッファメモリ4に所定のフォーマットで展開される。
【0038】
次に、ステップS509にてコマ送り前の画像データの姿勢情報と、コマ送り後に読み込んだ画像データの姿勢情報が変化したか否かの判定が行われる。姿勢情報が変化した場合には、ステップS510へ進み、拡大領域の情報を初期位置P5に変更する。姿勢の変化が起こらなかった場合には、コマ送り前の再生画像にて設定されている拡大領域の情報を保持する。
【0039】
次にステップS511に進み、拡大時のコマ送り動作を終了する。上記フローによって拡大再生時のコマ送り動作が実行されると、ステップS402へ進みバッファメモリ4上に展開されている画像データから、拡大領域の切り出しが行われ、ステップS407において、横画像である場合は指定されている拡大領域がLCDモニタ16に表示され、縦画像である場合にはレリーズスイッチの位置に応じて時計廻り、反時計廻りに90°回転した拡大領域の画像データがLCDモニタ16に表示される。
【0040】
このように、拡大再生表示中にサブ電子ダイヤル13が押されると時計廻り方向への1クリックごとに、再生画像番号が加算され、再生されている画像の次に撮影された画像が選択される。また、反時計廻り方向への1クリックごとに、再生画像番号が減算され、再生されている画像の1コマ前に撮影された画像が選択される。さらに、コマ送り時に姿勢の変化が発生した場合には拡大再生を行う領域情報が初期位置に変更される。
【0041】
図10に示すように、例えば横撮影画像のP1の領域が拡大表示されているとすると、コマ送り時、姿勢変化がない場合には次コマの撮影画像でも同様のP1領域が表示される。また、縦撮影画像に変化した場合には、初期位置であるP5の領域が表示される。ここで、縦撮影画像の拡大画像を表示する場合にはLCDモニタ16との縦横比を合わせる為、表示領域の左右に黒画像を付加した画像データを表示する。また、LCDモニタ16全体に画像を表示する為に、選択されている拡大領域を含む形で拡大領域を拡張して切り出し、LCDモニタ全体に画像を表示するようにしても良い。上記動作によりステップS410にてサブ電子ダイヤルが押された場合は拡大時のコマ送り動作が実行される。
【0042】
ステップS410にてサブ電子ダイヤル13が押されなかった場合には、ステップS412に進み不図示のモード設定スイッチにて拡大再生の終了が設定されたか否かが判定され、終了が設定されていない場合にはステップS408に進む。ステップS412にて終了が選択された場合にはステップS413に進み、拡大再生動作を終了する。
【0043】
以上の動作により、拡大再生モードのコマ送りを行った際、撮影時の姿勢情報が変化すると、拡大領域が初期位置に自動で戻ることになり、また、撮影時の姿勢情報が変化しない場合には拡大領域が保持されることになる。従って、撮影画像の細部の確認を連続して行いたい場合に、撮影姿勢の変化が生じても速やかに行うことができ、また、撮影者にとって自然な操作感を実現することが可能となる。
【0044】
なお、本実施形態では、拡大倍率3倍の場合について説明を行ったが任意の倍率について適用することが可能である。また、姿勢変更時の初期位置として画像中央部の例を示しているが、例えば、拡大領域の初期位置を記憶手段18に記憶する構成とし、使用者が初期位置を所望の位置に設定できる構成にしても良い。
【0045】
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態における電子スチルカメラは、図1に示した第1の実施形態の構成と実質的には同様の構成であり、縦横検知回路14により撮影時の姿勢を検知し、画像データに姿勢情報を関連付けてメモリカード7に記録を行うものである。
【0046】
図11は、本実施例の電子スチルカメラの拡大再生時のコマ送りに係わる動作を示すフローチャートである。つぎに、この電子スチルカメラの拡大再生時のコマ送り動作について説明する。
再生画像番号Nの画像データが拡大再生されている時にサブ電子ダイヤルスイッチ13が押されると、ステップS600において、コマ送り再生表示のフローがスタートする。ステップS601において、サブ電子ダイヤルスイッチ13が時計廻り方向に押されたか否かの判定が行われる。
【0047】
サブ電子ダイヤルスイッチ13が時計廻り方向に1クリック押された場合は、ステップS602に進み再生画像番号Nが最終撮影番号Nmaxに等しいか否かの判定が行われる。Nmaxに等しい場合はステップS605に進み再生画像番号Nに1をセットする。Nmaxに等しくない場合にはステップS604に進み再生画像番号Nの値が1加算されて更新される。
【0048】
ステップS601において、反時計廻り方向に1クリック押された場合は、ステップS603に進み再生画像番号Nが1であるか否かの判定が行われる。1である場合はステップS606に進み再生画像番号Nに最終撮影画像番号Nmaxをセットする。1に等しくない場合にはステップS607に進み再生画像番号Nの値が1減算されて更新される。
【0049】
次に、ステップS608に進みメモリカード7に記録されている撮影画像番号Nの画像データが読み出され、画像処理回路5を介してバッファメモリ4に所定のフォーマットで展開される。
【0050】
次に、ステップS609にてコマ送り前の画像データの姿勢情報と、コマ送り後に読み込んだ画像データの姿勢情報が変化したか否かの判定が行われる。姿勢情報が変化しない場合は前コマでの拡大位置情報を保持し、ステップS611に進む。姿勢情報が変化した場合は、ステップS610へ進み、拡大位置情報を算出する。
【0051】
図12に拡大位置情報の算出に用いる画像データのパラメータを示す。図12(a)は、横位置時の画像データサイズをSx、Syとし、画像データ左上を原点として横軸をx1軸、縦軸をy1軸とした座標系上でその画像データを表した図である。また、x1−y1座標系での拡大領域の左上を表す起点の座標は(a1,b1)とする。図12(b)は、画像データを時計廻りに90°回転した際の画像データ、すなわちレリーズスイッチを下側にして撮影を行った場合の画像データを、横軸をx2軸、縦軸をy2軸とした座標系上で表した図である。また、x2―y2座標系での拡大領域の左上を表す起点の座標は(a2,b2)とする。図12(c)は、画像データを反時計廻りに90°回転した際の画像データ、すなわちレリーズスイッチを上側にして撮影を行った場合の画像データを、横軸をx3軸、縦軸をy3軸とした座標系上で表した図である。また、x3―y3座標系での拡大領域の左上を表す起点の座標は(a3,b3)とする。
【0052】
次に、拡大倍率3倍とした場合の拡大領域の算出方法を説明する。
拡大再生が行われている画像の撮影姿勢が横位置であり、選択されている拡大領域の起点座標がx1−y1座標系で(a1,b1)であるとする。ここで拡大領域のサイズは拡大倍率が3倍であるので、x1軸方向にSx/3、y1軸方向にSy/3である。尚、Sx/3、Sy/3が整数にならない場合は、小数点の丸めを行う。
【0053】
コマ送り動作により再生画像の切り換えが行われると、コマ送り後の画像データがコマ送り前の画像データの姿勢情報と同一であるならば、すなわち横位置のものであるならば座標系および、拡大領域の起点情報、サイズを保持する。また、レリーズスイッチを下側にした縦位置姿勢のものであるならば、座標系をx2−y2座標系に変更し、さらに拡大領域の起点(a2,b2)を以下の式1、式2により算出する。
【0054】
【数1】
【0055】
すなわち、変換前のx1−y1座標系での起点a1,b1に対する画像サイズSx,Syの比a1/Sx、b1/Syと、変換後のx2−y2座標系での起点に対する画像サイズの比a2/Sy、b2/Sxとがそれぞれ一致するように拡大領域の起点を求める。尚、式1、式2の算出結果が整数でない場合は、少数の丸めを行う。
【0056】
レリーズスイッチを上側にした縦位置姿勢のものであるならば、座標系をx3−y3座標系に変更し、さらに拡大領域の起点(a3,b3)を以下の式3、式4により算出する。
【0057】
【数2】
【0058】
すなわち、変換前のx1−y1座標系での起点a1,b1に対する画像サイズSx,Syの比a1/Sx、b1/Syと、変換後のx3−y3座標系での起点に対する画像サイズの比a3/Sy、b3/Sxとがそれぞれ一致するように拡大領域の起点を求める。尚、式3、式4の算出結果が整数でない場合は、少数の丸めを行う。
【0059】
また、拡大領域のサイズが3倍拡大の場合であり、カメラ姿勢が横位置状態にある場合は、画像サイズはx1軸方向にSx/3、y1軸方向にSy/3となる。また、カメラ姿勢がレリーズスイッチを下側にした縦位置状態にある場合は、画像サイズはx2軸方向にSy/3、y2軸方向にSx/3となる。さらに、カメラ姿勢がレリーズスイッチを上側にした縦位置状態にある場合は、画像サイズはx3軸方向にSy/3、y3軸方向にSx/3となる。
【0060】
上記演算によりコマ送り後の拡大位置情報が設定され、ステップS611にて拡大時コマ送り動作を終了する。尚、姿勢が縦位置から横位置に変化した場合、縦位置のレリーズスイッチの位置が変化した場合においても、上記で説明した考え方に基づいて座標変換、切り出し位置の起点の算出が行われる。
【0061】
上記動作にて設定された拡大位置情報を用いて画像データから拡大領域を切り出し、横画像である場合は指定されている拡大領域がLCDモニタ16に表示され、縦画像である場合にはレリーズスイッチの位置に応じて時計廻り、反時計廻りに90°回転した拡大領域の画像データがLCDモニタ16に表示される。
【0062】
このように、拡大再生表示中にサブ電子ダイヤル13が押されると時計廻り方向への1クリックごとに再生画像番号が加算され、再生されている画像の次に撮影された画像が選択される。また、反時計廻り方向への1クリックごとに再生画像番号が減算され、再生されている画像の1コマ前に撮影された画像が選択される。
【0063】
さらに、コマ送り時にコマ送り前の画像データの姿勢情報とコマ送り後の画像データの姿勢情報が一致する場合は、同一の位置が拡大再生され、姿勢情報が異なる場合には、相対的な位置関係を保持した位置が拡大再生される。すなわち、例えば、切り換え前の画像において横位置で画像左上を拡大して確認していおり、画像切り換え後の再生方向が縦位置に変化した場合においても、縦位置での画像左上を確認することが可能となる。
【0064】
以上の動作により、拡大再生モードのコマ送りを行った際、撮影姿勢の変化が生じても速やかに画像の確認を行うことができ、また、撮影者にとって自然な操作感を実現することが可能となる。尚、本実施形態は拡大倍率3倍の場合について示しているが、任意の拡大倍率、拡大領域に対して適用することが可能である。
【0065】
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態における電子スチルカメラは、図1に示した第1の実施形態の構成と実質的に同様の構成であり、縦横検知回路14により撮影時の姿勢を検知し、画像データに姿勢情報を関連付けてメモリカード7に記録を行うものである。
【0066】
図13は、本実施形態の電子スチルカメラの拡大再生に係わる動作を示すフローチャートである。図13を用いて、この電子スチルカメラの拡大再生動作および、拡大再生時の拡大位置の切り換え動作を説明する。
再生モード中に不図示の拡大スイッチが押され、拡大再生モードが選択されるとステップS700において、拡大再生動作を開始する。ステップS701においてLCDモニタ16上に最初に拡大表示される領域の初期位置情報を設定する。図15は拡大倍率3倍とした場合の拡大設定可能領域および拡大領域の選択順序の一例を示す図である。図15において、P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P8、P9は画像データに対する領域情報であり、姿勢情報によらず画像データに対して一意に決定される情報である。
【0067】
図15(a)は横位置での拡大領域の選択される順序をあらわすイメージ図であり、図中のA(M)は領域情報Piに選択順序情報Mを関連付けた領域選択情報である。PiとA(M)との関係RA:Pi−A(M)は、P1−A(6)、P2−A(7)、P3−A(8)、P4−A(9)、P5−A(1)、P6−A(2)、P7−A(3)、P8−A(4)、P9−A(5)となる。すなわち、拡大領域は画像データ中央部のP5を初期位置として、行方向に右側へ移動し、右端の領域まで移動すると、次に下の行の左端へ移動する。
【0068】
図15(b)はレリーズスイッチを下側にした縦位置での拡大領域の選択される順序をあらわすイメージ図であり、図中のB(M)は領域情報Piに選択順序情報Mを関連付けた領域選択情報である。PiとB(M)との関係RB:Pi−B(M)は、P1−B(8)、P2−B(2)、P3−B(5)、P4−B(7)、P5−B(1)、P6−B(4)、P7−B(6)、P8−B(9)、P9−B(3)となる。すなわち、拡大領域は画像データ中央P5を初期位置として、時計廻りに90°回転した画像データに対して行方向に右側へ移動し、右端の領域まで移動すると、次に下の行の左端へ移動する。
【0069】
図15(c)はレリーズスイッチを上側にした縦位置での拡大領域の選択される順序をあらわすイメージ図であり、図中のC(M)は領域情報Piに選択順序情報Mを関連付けた領域選択情報である。PiとC(M)との関係RC:Pi−C(M)は、P1−C(3)、P2−C(9)、P3−C(6)、P4−C(4)、P5−C(1)、P6−C(7)、P7−C(5)、P8−C(2)、P9−C(8)となる。すなわち、拡大領域は画像データ中央P5を初期位置として、反時計廻りに90°回転した画像データに対して行方向に右側へ移動し、右端の領域まで移動すると、次に下の行の左端へ移動する。
【0070】
ステップS701にて設定される初期位置は選択順序情報Mが1の領域であり、姿勢情報によらず画像データ中央のP5が選択される。次に、ステップS702において再生画像として選択されている画像データを撮影した際の姿勢情報が横位置であるか否かの判定を行う。横位置である場合には、ステップS704へ進み、領域選択情報A(M)に対応した領域をバッファメモリ4に格納されている画像データから所定の大きさで切り出す。次にステップS709にて切り出した画像データを再生回路15によりLCDモニタ16に表示できる信号に変換し、拡大画像がLCDモニタ16に表示される。
【0071】
横位置でない場合にはステップS703に進み、レリーズスイッチを下側にした縦位置であるか否かの判定が行われる。レリーズスイッチを下側にした縦位置である場合にはステップS705に進み、領域選択情報B(M)に対応した領域をバッファメモリ4に格納されている画像データから所定の大きさで切り出す。次に、ステップS707に進み切り出した画像データを時計廻りに90°回転した画像データを再生回路15に送り、ステップS709にて再生回路15によりLCDモニタ16に表示できる信号に変換し、時計廻りに90°回転した拡大画像がLCDモニタ16に表示される。
【0072】
ステップS703において、レリーズスイッチを上側にした縦位置であると判定された場合には、ステップS706に進み、領域選択情報C(M)に対応した領域をバッファメモリ4に格納されている画像データから所定の大きさで切り出す。次に、ステップS708に進み切り出した画像データを反時計廻りに90°回転した画像データを再生回路15に送り、ステップS709にて再生回路15によりLCDモニタ16に表示できる信号に変換し、反時計廻りに90°回転した拡大画像がLCDモニタ16に表示される。
【0073】
次にステップS710において電子ダイヤルスイッチ12が押されたか否かの判定が行われ、電子ダイヤルスイッチ12が押された場合にはステップS711に進み、図14のフローに従って拡大位置選択動作を行う。次に、図14のフローを用いて拡大位置選択動作を説明する。
【0074】
ステップS800にて拡大位置選択動作がスタートすると、ステップS801にて電子ダイヤルスイッチ12が時計廻りに押されたか否かの判定が行われる。時計廻りに押された場合はステップS802に進み、選択順序情報Mが9であるか否かの判定が行われる。Mが9である場合、すなわち、選択順序情報が最大である場合にはステップS804に進み、選択順序情報Mに初期値1を設定する。選択順序情報が最大でない場合にはステップS805に進み選択順序情報を1加算した値に変更する。
【0075】
ステップS801にて電子ダイヤルスイッチ12が反時計廻りに押された場合はステップS802に進み、選択順序情報Mが1であるか否かの判定が行われる。Mが1である場合、すなわち、選択順序情報が初期値である場合にはステップS806に進み、選択順序情報Mに初期値1を設定する。選択順序情報が初期値でない場合にはステップS807に進み選択順序情報を1減算した値に変更する。次にステップS808に進み拡大位置選択動作を終了する。
【0076】
ステップS711にて上記フローの拡大位置選択動作が行われると、ステップS702に進み、以降、姿勢情報に応じて選択順序情報Mに対応した拡大領域が切り出され、LCDモニタ16に拡大画像が表示される。
【0077】
ステップS710にて電子ダイヤルスイッチ12が押されなかった場合には、ステップS712に進み不図示のモード設定スイッチにて拡大再生の終了が設定されたか否かが判定され、終了が設定されていない場合にはステップS710に進む。ステップS712にて終了が選択された場合にはステップS713に進み、拡大再生動作を終了する。
【0078】
以上の動作により、拡大再生モード時の位置選択動作において、画像データの領域を選択する順序をカメラの回転方向とは逆方向に変更することにより、すなわち、横画像の場合は、電子ダイヤルスイッチの時計廻りの1クリックごとにP5→P6→P7→P8→P9→P1→P2→P3→P4→・・・、レリーズスイッチを下側にした縦画像の場合は、電子ダイヤルスイッチの時計廻りの1クリックごとにP5→P2→P9→P6→P3→P7→P4→P1→P8→・・・、レリーズスイッチを上側にした縦画像の場合は、電子ダイヤルスイッチの時計廻りの1クリックごとにP5→P8→P1→P4→P7→P3→P6→P9→P2→・・・と順次領域が選択されることになる。LCDモニタ16上ではどの姿勢においても、電子ダイヤルスイッチの時計廻りのクリックにより行方向へ右側に移動し、行の右端の次には1つ下の行の左端へ移動し、さらに、最下行の右端の次には最上行の左端へ移動することになる。従って、使用者にとっては、撮影姿勢によらない同様の操作性を実現することが可能となる。
【0079】
尚、本実施形態は拡大倍率3倍の場合について示しているが、任意の拡大倍率、拡大領域に対して適用することが可能である。
【0080】
以上説明したように本発明の第1及び第2の実施形態によれば、この種のカメラにおいて、拡大再生モードのコマ送りを行った際、撮影時の姿勢情報が変化すると、拡大領域が予め設定されている初期位置または、演算で算出される所定位置に移動することになり、また、撮影時の姿勢情報が変化しない場合には拡大領域が保持される。従って、速やかに撮影画像の細部を連続して確認することが可能となるとともに、撮影姿勢の変化が発生した場合においても使用者にとって自然な操作感を実現することが可能となる。
【0081】
また、本発明の第3の実施形態によれば、拡大再生モード時の位置選択動作において姿勢情報に応じて画像データの領域を選択する順序を変更することにより、使用者にとっては撮影姿勢によらない同様の操作性を実現することが可能となる。
【0082】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0083】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0084】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0085】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0086】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0087】
ここで、本発明の実施態様を以下に列挙する。
[実施態様1]撮像手段によって得られた画像データの一部領域を拡大対象領域として切り出す画像処理手段と、
前記画像処理手段によって切り出された前記画像データの前記一部領域を再生する再生手段と、
当該再生装置の姿勢状態を検知する姿勢検知手段とを有し、
前記画像処理手段は、前記姿勢検知手段による検知結果に応じて、前記画像データの拡大対象領域を前記一部領域から他の一部領域に変更するとともに前記他の一部領域を回転処理し、前記再生手段は、回転処理された前記他の一部領域を再生することを特徴とする再生装置。
【0088】
[実施態様2]前記他の一部領域は、前記画像データ内の所定の分割領域であること特徴とする実施態様1に記載の再生装置。
【0089】
[実施態様3]前記所定の分割領域は、前記画像データの中央部位に該当する分割領域であることを特徴とする実施態様2に記載の再生装置。
【0090】
[実施態様4]前記所定の分割領域を変更可能な拡大領域変更手段を更に有することを特徴とする実施態様2又は3に記載の再生装置。
【0091】
[実施態様5]前記画像処理手段は、前記姿勢検知手段により検出された当該再生装置の姿勢状態の変化に相対的に対応する前記一部領域との位置関係にある分割領域を、前記他の一部領域として算出することを特徴とする実施態様1に記載の再生装置。
【0092】
[実施態様6]前記画像処理手段は、当該再生装置の姿勢状態の変化に応じた変換座標を用いて前記一部領域内における所定の位置座標を変換し、当該変換後の位置座標を含む分割領域を、当該再生装置の姿勢状態の変化に相対的に対応する前記一部領域との位置関係にある前記他の一部領域として算出することを特徴とする実施態様5に記載の再生装置。
【0093】
[実施態様7]前記画像データの分割領域を順次指定し、指定された分割領域のうちから前記他の一部領域を選択可能な画像領域選択手段を更に有し、
前記画像領域選択手段は、前記姿勢検知手段による検知結果に応じて、前記画像データ上における分割領域の指定方向を変更することを特徴とする実施態様1に記載の再生装置。
【0094】
[実施態様8]前記画像領域選択手段は、前記画像データ上における分割領域の指定方向を、当該再生装置の回転方向とは逆方向に変更することを特徴とする実施態様7に記載の再生装置。
【0095】
[実施態様9]前記姿勢検知手段は、当該再生装置の姿勢状態が横位置にあるか縦位置にあるかを検知し、前記画像処理手段は、前記姿勢検知手段による検知結果に応じた回転方向で前記他の一部領域を90°回転させることを特徴とする実施態様1〜8の何れか1項に記載の再生装置。
【0096】
[実施態様10]当該再生装置の姿勢状態を検知する姿勢検知手段を有する再生装置による画像データ再生方法であって、
前記姿勢検知手段による検知結果に応じて撮像手段によって得られた画像データの拡大対象領域を前記画像データの一部領域から他の一部領域に変更し、
前記検知結果に応じて前記他の一部領域を回転処理し、
回転処理された前記他の一部領域を再生することを特徴とする画像データ再生方法。
【0097】
[実施態様11]実施態様10に記載の画像データ再生方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【0098】
[実施態様12]実施態様11に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0099】
【発明の効果】
本発明によれば、画像データの拡大表示時における利便性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第3の実施形態に係る電子スチルカメラの構成を概略的に示したブロック図である。
【図2】図1における縦横検知回路の機能を説明する為の図である。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるカメラ動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施形態における再生動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施形態におけるLCDモニタ上の表示例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施形態におけるコマ送り動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施形態における拡大再生動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施形態における拡大領域の設定可能領域を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施形態における拡大再生時のコマ送り動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第1の実施形態における拡大再生時のコマ送り動作における拡大表示例を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施形態における拡大再生時のコマ送り動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施形態における拡大位置情報の算出に用いる画像データのパラメータを示す図である。
【図13】本発明の第3の実施形態における拡大再生動作を示すフローチャートである。
【図14】本発明の第3の実施形態における拡大再生時の拡大位置選択動作を示すフローチャートである。
【図15】本発明の第3の実施形態における撮影姿勢による拡大位置選択順序の変化を示す図である。
【符号の説明】
1 撮影レンズ
2 撮像素子
3 信号処理回路
4 バッファメモリ
5 画像処理回路
6 記録回路
7 メモリカード
8 駆動回路
9 制御回路
10 AF回路
11 AE回路
12 電子ダイヤル
13 サブ電子ダイヤル
14 縦横検知回路
15 再生回路
16 LCDモニタ
17 レリーズスイッチ
18 記憶手段
Claims (9)
- 撮像手段によって得られた画像データのうち、表示対象領域の位置情報を設定する設定手段と、
前記設定手段によって設定された位置情報に基づいて、画像データの一部領域を切り出す画像処理手段と、
前記画像処理手段によって切り出された前記画像データの前記一部領域を表示するよう制御する表示制御手段と、
前記表示対象領域である一部領域を、他の画像データの一部領域に切り替える切替手段と、
前記切替手段による切替前の画像データに関連付けられた姿勢情報と、前記他の画像データに関連付けられた姿勢情報とに変化があるか否かを判定する判定手段とを有し、
前記判定手段によって変化が無いと判定されると、前記画像処理手段は、前記設定手段によって前記切替前の画像データに対して設定された位置情報に基づいて、前記他の画像データの一部領域を切り出すことを特徴とする表示装置。 - 前記画像処理手段によって切り出された画像データの前記一部領域を、前記姿勢情報に基づいて回転処理する回転処理手段をさら有し、
前記表示制御手段は、前記回転処理手段によって回転された前記一部の領域を表示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記判定手段によって変化があると判定されると、前記画像処理手段は、前記設定手段によって前記切替前の画像データに対して設定された位置情報とは異なる位置情報に基づいて、表示対象領域である前記他の画像データの一部領域を切り出すことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
- 前記異なる位置情報は、予め設定された初期位置であることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
- 前記異なる位置情報は、前記切替前の画像データに対して設定された位置情報に対応する位置情報として算出される位置情報であることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
- 前記異なる位置情報は、前記切替前の画像データの前記一部領域の所定の位置座標と、姿勢情報を反映した前記他の画像データの表示対象領域の所定の位置座標とが、相対的に対応するように算出されることを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
- 撮像手段によって得られた画像データのうち、表示対象領域の位置情報を設定する設定ステップと、
前記設定ステップによって設定された位置情報に基づいて、画像データの一部領域を切り出す画像処理ステップと、
前記画像処理ステップによって切り出された前記画像データの前記一部領域を表示するよう制御する表示制御ステップと、
前記表示対象領域である一部領域を、他の画像データの一部領域に切り替える切替ステップと、
前記切替ステップによる切替前の画像データに関連付けられた姿勢情報と、前記他の画像データに関連付けられた姿勢情報とに変化があるか否かを判定する判定ステップとを含み、
前記判定ステップによって変化が無いと判定されると、前記画像処理ステップでは、前記設定ステップによって前記切替前の画像データに対して設定された位置情報に基づいて、前記他の画像データの一部領域を切り出すことを特徴とする表示装置の制御方法。 - 撮像手段によって得られた画像データのうち、表示対象領域の位置情報を設定する設定ステップと、
前記設定ステップによって設定された位置情報に基づいて、画像データの一部領域を切り出す画像処理ステップと、
前記画像処理ステップによって切り出された前記画像データの前記一部領域を表示するよう制御する表示制御ステップと、
前記表示対象領域である一部領域を、他の画像データの一部領域に切り替える切替ステップと、
前記切替ステップによる切替前の画像データに関連付けられた姿勢情報と、前記他の画像データに関連付けられた姿勢情報とに変化があるか否かを判定する判定ステップとをコンピュータに実行させ、
前記判定ステップによって変化が無いと判定されると、前記画像処理ステップでは、前記設定ステップによって前記切替前の画像データに対して設定された位置情報に基づいて、前記他の画像データの一部領域を切り出すことを特徴とするプログラム。 - 撮像手段によって得られた画像データのうち、表示対象領域の位置情報を設定する設定ステップと、
前記設定ステップによって設定された位置情報に基づいて、画像データの一部領域を切り出す画像処理ステップと、
前記画像処理ステップによって切り出された前記画像データの前記一部領域を表示するよう制御する表示制御ステップと、
前記表示対象領域である一部領域を、他の画像データの一部領域に切り替える切替ステップと、
前記切替ステップによる切替前の画像データに関連付けられた姿勢情報と、前記他の画像データに関連付けられた姿勢情報とに変化があるか否かを判定する判定ステップとをコンピュータに実行させ、
前記判定ステップによって変化が無いと判定されると、前記画像処理ステップでは、前記設定ステップによって前記切替前の画像データに対して設定された位置情報に基づいて、前記他の画像データの一部領域を切り出すことを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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