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JP4238921B2 - 照明装置、電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電気光学装置に用いて好適な照明装置に関する。
電気光学装置の一例としての液晶装置においては、透過表示を行うために液晶表示パネルの背面側にバックライトが設けられる。一般的には、バックライトは、LED(Light Emitting Diode)などの光源と、光源からの光を平面状の光として液晶表示パネルの背面に照射する導光板などを備えた照明装置として構成される。このようなバックライトの方式としては、導光板の端面に光源を備えた「エッジライト方式」と呼ばれる方式が主流である。
バックライトの中でも、車載用のバックライトは、携帯用のバックライトと比較して大きなものであり、高い輝度が要求される。しかし、既存の携帯用のバックライトの光源として用いられるLEDは、その光量が小さく、信頼性の面でも不安がある。そのため、このようなLEDを、車載用のバックライトの光源として用いるのは適当でない。このような理由から、車載用のバックライトの光源のLEDとしては、投入電流を大きくすることができ、それにより高い輝度を発光することのできるパワーLED(以下、LEDといえば、このパワーLEDを示す)が用いられる。
しかしながら、この投入電流を大きくすると、それに比例して、LEDにおけるジャンクション温度が上昇し、LEDの特性の変化や信頼性の低下が引き起こされる。従って、このジャンクション温度を下げるために、LEDに発生した熱を放熱する構造を、バックライトに設ける必要がある。
ここで、特許文献1乃至4には、放熱構造を有する照明装置等の一例が記載されている。特許文献1に記載の照明装置では、LED光源が金属製のシャーシに熱伝導されるように設けられている。これにより、LED光源から発生する熱が金属製のシャーシに伝導されることによって放散され、その結果、LED光源の温度の上昇を抑制でき、熱破壊や断線などの発生を抑制できるとされている。
また、特許文献2に記載のバックライト付LCD専用放熱装置では、LEDと接続された金属基板が金属納置ケースとが導熱粘着材にて接着されている。これにより、LEDで発生した熱は金属基板に吸収されて即座に金属納置ケースに伝えられ、金属納置ケースの表面で平均して放熱され、製品が熱を持ち続けないとされている。
また、特許文献3に記載の液晶表示装置では、LEDチップがLED実装基板の実装金属膜に接着固定され、さらに、その実装金属膜及び実装面側に設けられた金属膜パターンが金属スルーホールを介して裏面側の放熱用金属膜に接続されている。そのため、LEDチップの点灯に伴って、LED実装基板の実装面側で発生する熱が実装金属膜や金属膜パターンから金属スルーホールを介して放熱用金属膜に伝わり、これによりLEDチップの温度上昇を有効に抑えることができるとされている。
また、特許文献4に記載の液晶表示用光源の放熱装置では、複数の発光ダイオードが、配線パターンが形成されたフィルム基板にマウントされ、そのフィルム基板の裏面は熱伝導性接着剤を通じて金属材からなる支持フレームに接着固定され、さらに、各発光ダイオードに対応する位置でランド部を避けるようにフィルム基板及び支持フレームには連通する孔が設けられ、その各孔には熱伝導性の高い接着性充填材が充填されている。これにより、光源チップの発熱による熱は、主に熱伝導性の接着性充填材を伝導してフィルム基板に伝導され放熱され、さらに、フィルム基板に伝導された熱は支持フレームに伝導されて放熱されることにより、光源の発熱を効果的に放熱することができるとされている。
特開2004−186004号公報 実用新案登録第3098463号公報 特開2005−283852号公報 特開2002−162626号公報
上記の特許文献1に記載の照明装置、及び2に記載のバックライト付LCD専用放熱装置では、発熱源となるLED光源からの具体的な放熱経路が示されておらず、最適な放熱構造を有するとは言い難い。
一方、上記の特許文献3に記載の液晶表示装置、及び特許文献4に記載の液晶表示用光源の放熱装置では、LED光源からの放熱経路は示されているが、実装基板と金属筐体との絶縁性、或いはフィルム基板とフレームとの絶縁性を十分に考慮した設計とはなっておらず、その絶縁性が十分に確保されているとは言い難い。
特に、上記の特許文献3に記載の液晶表示装置の場合、実装基板等における放熱構造が複雑であり、その量産化をするのは困難である。また、この液晶表示装置では、実装基板の一方の面上に、放熱用の実装金属膜及び金属膜パターンと、LEDチップ駆動用の金属駆動配線とが形成されるため、放熱性を重視して実装金属膜及び金属膜パターンの面積を大きくすると、金属駆動配線の引き回しが困難となり導通性に問題が残る。もし、実装金属膜及び金属膜パターンの面積を大きくした上で、金属駆動配線を引き回そうとする場合には、実装基板の横幅が広がってしまうと言う新たな課題が生じる。一方、金属駆動配線の引き回しを優先させて、実装金属膜及び金属膜パターンの大きさを小さくした場合には、放熱性が悪くなってしまうと言う問題がある。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、フレキシブル基板に実装された光源の信頼性を高めるべく、発熱源となる光源から金属性フレームまでの放熱経路を最適化することで、絶縁性を高めつつ放熱性を向上させることが可能な照明装置等を提供することを課題とする。
本発明の1つの観点では、照明装置は、発光素子と、前記発光素子と電気的に接続された電極と、前記発光素子と電気的に非導通である放熱用端子と、を含む光源と、絶縁層と金属層とを複数積層させた多層構造を有する基板と、を備え、前記基板は、前記電極及び前記放熱用端子を介して前記光源を実装する絶縁層からなる実装する側の面と、前記複数の金属層のうち、前記光源に対して前記絶縁層を挟んで設けられ、前記電極と電気的に接続される導通層としての金属層と、前記電極と前記導通層としての前記金属層とを電気的に接続する導通用層間コンタクト部と、前記複数の金属層のうち、前記実装する側の面から最も離れた位置に設けられ他の金属層とは電気的に非導通な非導通層としての金属層と、前記放熱用端子と前記非導通層としての前記金属層とを接続する熱伝導用層間コンタクト部と、を有する。
上記の照明装置は、光源と基板を備えて構成される。光源は、LEDなどの半導体発光素子に代表される発光素子と、その発光素子と電気的に接続された電極(例えば、一対のプラス及びマイナスの電極)と、発光素子で発生する熱を放熱する機能を有し、発光素子と電気的に非導通である放熱用端子と、を含む。放熱用端子は、放熱性の高い金属素材にて形成されているのが好ましい。基板は、例えば可撓性を有する配線基板であり、絶縁層と金属層とを複数積層させた多層構造を有する。
特に、基板は、電極及び放熱用端子を介して光源を実装する絶縁層からなる実装する側の面と、複数の金属層のうち、光源に対して前記絶縁層を挟んで設けられ、電極と電気的に接続される導通層としての金属層と、電極と導通層としての金属層とを電気的に接続する導通用層間コンタクト部と、複数の金属層のうち、前記実装する側の面から最も離れた位置に設けられ他の金属層とは電気的に非導通な非導通層としての金属層と、放熱用端子と非導通層としての前記金属層とを接続する熱伝導用層間コンタクト部と、を有する。
これにより、図示しない電源部から供給される駆動電流を、基板の導通層としての金属層及び導通用層間コンタクト部を含む導通経路により、光源の電極へ供給することができ、発光素子を発光させることができる。また、光源の発光素子が発光することにより発生する熱を、その要素である放熱用端子、熱伝導用層間コンタクト部、及び前記非導通層としての金属層を含む放熱経路を経由することにより放熱させることができる。さらに、この照明装置において、光源を実装する実装する側の面に対応する層が絶縁層により形成され、しかも、上記した放熱経路は、前記導通経路とは別個の経路であって、且つ電気的な特性を有しない非導通部及び非導通層として機能するので、絶縁性を保ちつつ、放熱効率の向上を図ることができる。
よって、光源のジャンクション温度が上昇するのを防止でき、光源の特性の変化や信頼性の低下が引き起こされるのを防止できる。
上記の照明装置の一つの態様では、前記照明装置は、放熱性を有する素材にて形成された前記基板を支持する基板支持面を有するフレームを備え、前記基板の、前記実装する側の面に対して逆側に位置し、前記基板支持面に取り付けられる被取付面は、前記フレームの前記基板支持面に密着した状態で取り付けられている。
これにより、光源の発光素子が発光することにより発生する熱は、放熱用端子、熱伝導用層間コンタクト部、前記非導通層としての金属層、及びフレームの基板支持面を含む放熱経路を経由して外部(大気中)へ放熱される。また、基板の被取付面は、フレームの基板支持面に密着した状態で取り付けられているので、このとき、基板の被取付面に対応する層へ伝達された熱は、放熱効率を低下させることなくフレームへ伝達される。
上記の照明装置の一つの態様では、光源からの熱を効率的に伝達するために、前記被取付面と前記基板支持面の間には、熱伝導性及び接着性を有する熱伝導性接着物質、例えば熱伝導性粘着テープが介在されているのが好ましい。
好適な例では、前記熱伝導用層間コンタクト部には、前記非導通層としての前記金属層が入り込むように設けられ、前記導通用層間コンタクト部は、前記導通層としての金属層に表面実装技術(例えば、SMT;Surface Mounting Technology)を用いて接続されているのが好ましい。
上記の照明装置の他の態様では、前記光源において、前記放熱用端子の表面積は、前記電極の各表面積より大きい。これにより、放熱性を高めることができる。
上記の照明装置の他の態様では、前記非導通層としての前記金属層は、複数の前記絶縁層のうち、前記非導通層としての前記金属層が形成される絶縁層の形成面に対して略全面ベタに形成されている。これにより、前記非導通層としての前記金属層の面積を大きくすることができ、放熱性を高めることができる。
上記の照明装置の他の態様では、絶縁性を有する素材にて形成され、前記フレームと嵌合する他のフレームを有し、前記フレームは、金属素材にて形成され、前記基板支持面の一端側から折れ曲がる屈曲面を有し、前記電極は前記他のフレーム側に配置されていると共に、前記放熱用端子は前記フレームの前記屈曲面側に配置されている。
これにより、光源の電極と、基板の導電層とを夫々表面実装技術、例えば半田等の接合金属を用いて電気的に接続する際に、その接合金属がその接合部分から周囲へ大きくはみ出したような場合でも、その接合金属は、金属素材にて形成された導通性を有するフレーム側にではなく、絶縁性を有する他のフレーム側にはみ出すことになり、導通性を有するフレームと接触することはない。よって、光源及び基板と、導通性を有するフレームとの間で短絡が生じるのを防止できる。
一方、光源の放熱用端子と、基板の前記非導通層としての前記金属層とを夫々表面実装技術、例えば半田等の接合金属を用いて電気的に接続する際に、その接合金属がその接合部分から外側へはみ出したような場合、その接合金属は、絶縁性を有する他のフレーム側ではなく、金属素材にて形成された導通性を有するフレーム側にはみ出すことになるが、光源の放熱用端子と導通性を有するフレームとは当該接合金属を通じて熱的に接続されるだけで、電気的に接続されるわけではない。よって、光源と導通性を有するフレームとの間で短絡が生じるのを防止できる。
上記の照明装置の他の態様では、前記基板は、前記屈曲面と対向する位置に配置される折り曲げ部分を有し、前記基板の前記折り曲げ部分の前記被取付面は、前記屈曲面に密着した状態で取り付けられている。これにより、基板の前記非導通層としての前記金属層と、フレームとの熱伝導性接着物質を介した間接的な、或いは、フレームとの直接的な接触面積を増やすことができ、より放熱効率を高めることができる。
上記の照明装置の他の態様では、前記被取付面に対応する層は、前記非導通層としての前記金属層であるのが好ましい。これにより、絶縁性を確保しつつ、より一層、放熱効率を高めることができる。
上記の照明装置の他の態様では、前記放熱用端子と、前記熱伝導用層間コンタクト部、及び前記非導通層としての前記金属層により構成される放熱経路を含む放熱部と、前記電極と、前記導通用層間コンタクト部、及び前記導通層としての前記金属層により構成される導通経路を含む導通部と、を備え、前記放熱部と前記導通部とは、複数の前記絶縁層のうち、少なくとも1つの前記絶縁層を通じて絶縁されている。
つまり、この態様によれば、光源を発光させるための前記導通部とは別に、光源が発光することにより発生する熱を放熱するための、専用の前記放熱部を設けており、前記放熱部と前記導通部とは、複数の前記絶縁層のうち、少なくとも1つの前記絶縁層を通じて絶縁されているので、絶縁性を保ちつつ、放熱性の向上を図ることができる。
また、上記の照明装置においては、前記基板が可撓性を有するフレキシブル基板であることを特徴とする。
本発明の他の観点では、映像を表示する表示パネルと、前記表示パネルを照明する、上記の照明装置と、を備える電気光学装置を構成することができる。
本発明の更に他の観点では、上記の電気光学装置を表示部として備える電子機器を構成することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。尚、以下の実施形態は、本発明を、電気光学装置の一例としての液晶装置に適用したものである。
[液晶装置の構成]
図1は、本実施形態に係る照明装置を有する液晶装置100の構成を示す断面図である。液晶装置100は、液晶表示パネル10と、液晶表示パネル10を照明する照明装置30と、を備えて構成される。
(液晶表示パネルの構成)
液晶表示パネル10の構成は次の通りである。
液晶表示パネル10は、ガラスや石英などの透光性材料により形成された第1基板1と、第1基板1と同様の素材にて形成された第2基板2とを、枠状のシール材3を介して貼り合わせ、その両基板の間に液晶層4を挟持した構成を有する。また、液晶表示パネル10には、例えば、ブラックマトリクス、カラーフィルタ、電極その他の多くの構成要素がマトリクス状(格子状)又はストライプ状(線状)に形成されるが、図1では図示を省略している。なお、本発明では、液晶表示パネル10は特定の構成に限定されず、周知の種々の構成を採り得る。
(照明装置の構成)
照明装置30の構成は次の通りである。
照明装置30は、主として、光源18と、光源18を実装するフレキシブル基板19と、導光板13と、複数の光学シートと、その他の要素と、それらの要素を支持する第1フレーム11と、第1フレーム11に嵌合する第2フレーム21と、を備えて構成される。
ここで、複数の光学シートには、反射シート12、拡散シート14、第1のプリズムシート15、第2のプリズムシート16、偏光反射半透過シート17などが含まれる。また、その他の要素には、熱伝導性及び接着性を有する熱伝導性接着物質の一例としての熱伝導性粘着テープ20が含まれる。
第1フレーム11は、箱状の形状を有し、放熱性に優れ、且つ、アルミニウムなどの熱伝導率の高い金属素材にて形成され、反射シート12、導光板13、拡散シート14、第1のプリズムシート15、第2のプリズムシート16、偏光反射半透過シート17をこの順に積み重ねた状態で、それらを収容している。第2フレーム21は、蓋状の形状を有し、プラスチックなどの絶縁性を有する素材にて形成され、第1フレーム11に嵌合している。フレキシブル基板(Flexible Printed Circuit;FPC)19は、可撓性を有し、光源18を実装する配線基板であり、光源18を発光させるために、図示しない電源部から供給される駆動電流を当該光源18へ導通させる機能と、光源18が発生することにより発生する熱を放熱する機能とを兼ね備えている。フレキシブル基板19は、導光板13の一端面13cと対向する位置であって、第1フレーム11の4つの内側面(図示略)のうち1つの内側面11aに熱伝導性粘着テープ20を介して密着した状態で取り付けられる。これにより、第1フレーム11の内側面11aは、フレキシブル基板19を支持する役割を担う。このことから、以下では、第1フレーム11の「内側面11a」を「基板支持面11a」と称する。
光源18は、図示しない電源部及びフレキシブル基板19を通じて駆動電流が供給されることにより発光する。その発光した光Lは、導光板13の一端面(以下、「入光端面」と称する)13cを通じて導光板13の内部へ入射する。
導光板13は、アクリル樹脂などの透明樹脂から構成され、矩形の平面形状を有する。導光板13は、導光板13に対向配置された液晶表示パネル10に対し、光源18から出射された光Lを液晶表示パネル10の面内に均一に照射する役割を有する。入光端面13cから導光板13の内部に入射した光Lは、導光板13の反射面13bと出光面13aとで反射を繰り返す。そして、出光面13aと光Lのなす角が臨界角を超えると、光Lは、出光面13aを透過して拡散シート14側へ出光する。このとき、光Lの一部は、反射面13bを通じて反射シート12側へも出射されるが、その光Lの一部は、導光板13の反射面13b側に配置された反射シート12によって導光板13内部へ戻される。
拡散シート14は、導光板13からの光Lを拡散させ、液晶表示パネル10における表示画面の光の輝度をより均一化させる役割を有する。第1のプリズムシート15及び第2のプリズムシート16は、拡散シート14から出射された光Lを特定の方向へ集束させるために用いられる光学要素であり、例えば、プリズム形状の配列方向が互いに直交するように配置される。これにより、これらのプリズムシートは、液晶表示パネル10へ向かう光を集束して強度を高める役割を有する。偏光反射半透過シート17は、例えばDBEF−D(3M社の登録商標)であり、入射される光の成分のうちP波は透過させ、S波は反射させる機能を有する。
以上の構成の下、光源18から出射された光Lは、導光板13、拡散シート14、第1のプリズムシート15、第2のプリズムシート16、偏光反射半透過シート17、液晶表示パネル13をこの順に透過する。このとき、液晶層4の配向制御が行われ、所望の表示画像が観察者によって視認される。
(フレキシブル基板における光源の実装構造)
次に、図2を参照して、フレキシブル基板19における光源18の実装構造について説明する。
まず、図2(a)を参照して、光源18の詳細な構成について説明する。図2(a)は、図1において、導光板13側から光源18側を見たときの、フレキシブル基板19における光源18の実装構造を示す平面図である。
光源18は、LED(Light Emitting Diode)に代表される半導体発光素子18aと、半導体発光素子18aに各導線(ワイヤーなど)18dを通じて電気的に接続された一対のプラス電極(アノード)18b及びマイナス電極(カソード)18cと、半導体発光素子18aを実装し、半導体発光素子18aが発光することにより発生する熱を放熱する機能を有し、半導体発光素子18aと電気的に非導通である複数の放熱用端子18eと、少なくとも半導体発光素子18aを覆う筐体18fと、を備える。なお、半導体発光素子18a、各導線18d、一対のプラス電極18b及びマイナス電極18cの各一部、並びに、各放熱用端子18eの一部は、筐体18f内において、例えば樹脂モールドされているのが好ましい。
ここで、半導体発光素子18aは、薄いトップビュータイプのパワーLEDであるのが好ましい。また、各放熱用端子18eは、熱伝導率の高い金属素材にて形成されているのが好ましい。さらに、各放熱用端子18eによる放熱効果をより高める為には、各放熱用端子18eの表面積はできる限り大きくするのが望ましく、そのため、各放熱用端子18eの表面積は、一対のプラス電極18b及びマイナス電極18cの各表面積より大きいのが望ましい。
次に、図2(b)を参照して、フレキシブル基板19の基本的な層構造について説明する。図2(b)は、図2(a)の切断線A−A’に沿ったフレキシブル基板19の基本的な層構造を示す断面図である。
フレキシブル基板19は、絶縁層と金属層とを含む層構造体を複数積層させた多層構造を有する。具体的には、フレキシブル基板19は、第1の層構造体90と第2の層構造体91とを積層させた2層構造を有する。ここで、第1の層構造体90と第2の層構造体91とは、絶縁層として機能する、絶縁性を有する接着層19xにより結合されている。
第1の層構造体90は、第1の金属層19bと、第1の金属層19bの一方の面に接着剤(図示略)を介して積層された第1の絶縁層19aと、を有して構成される。第1の絶縁層19aは、ポリイミド樹脂などの絶縁性を有する素材にて形成されている。第1の絶縁層19aの一方の面は、一対のプラス電極18b及びマイナス電極18c並びに各放熱用端子18eを介して光源18を実装するための実装面19aaとなっている。第1の金属層19bは、熱伝導率及び電気伝導率の高い、銅などの金属素材にて形成されている。第1の金属層19bは、光源18に対して第1の絶縁層19aを挟んで設けられ、一対のプラス電極18b及びマイナス電極18cと電気的に接続され、図示しない電源部から供給される駆動電流を光源18へ導通させる導通層としての機能を有する。
一方、第2の層構造体91は、第2の絶縁層19dと、第2の絶縁層19dの一方の面に接着剤(図示略)を介して積層された第2の金属層19cと、を有して構成される。第2の金属層19cは、第1の金属層19bと同様の素材にて形成されている。第2の金属層19cは、フレキシブル基板19において、第1の金属層19b及び第2の金属層19cの複数の金属層のうち、フレキシブル基板19の実装面19aaから、後述する第2の絶縁層19dの被取付面19da側に向かって最も離れた位置に設けられている。第2の金属層19cは、他の金属層とは電気的に非導通な非導通層として機能すると共に、光源18で発生する熱を第1フレーム11側へ伝達するための放熱部として機能する。ここで、「非導通層」とは、電流を導通させるための配線としての機能を有しない層であることを意味する。第2の絶縁層19dは、第1の絶縁層19aと同様の素材にて形成されている。第2の絶縁層19dの他方の面は、第1フレーム11の基板支持面11aに熱伝導性粘着テープ20を介して取り付けられる被取付面19daとなっている。
次に、フレキシブル基板19の特徴的な構成、及びフレキシブル基板19における光源18の特徴的な実装構造について説明する。
まず、図2(c)を参照して、光源18で発生する熱をフレキシブル基板19側へ熱伝導させるための放熱経路について説明する。図2(c)は、図2(a)の切断線B−B’に沿った断面図であり、特に、光源18で発生する熱をフレキシブル基板19側へ熱伝導させるための放熱経路を示す断面図である。
フレキシブル基板19は、光源18の各放熱用端子18eに対応する位置であって、且つ、第1の絶縁層19a、第1の金属層19b及び接着層19xを貫く位置に、一対の熱伝導用層間コンタクト部(熱伝導用のスルーホール)19hを更に備えている。
第2の金属層19cの一部は、各熱伝導用層間コンタクト部19h内まで入り込むように形成され、第2の金属層19cと、光源18の各放熱用端子18eとは、各熱伝導用層間コンタクト部19hを通じて接続されている。なお、第2の金属層19cと、光源18の各放熱用端子18eとは、表面実装技術(例えば、SMT)を用いて半田等の接合用金属により電気的に接続される。また、各熱伝導用層間コンタクト部19hと、第1の金属層19bとの間には、第1の絶縁層19aの一部が入り込んでおり、各熱伝導用層間コンタクト部19h内の第2の金属層19cと第1の金属層19bとは、第1の絶縁層19aにより離隔され且つ絶縁されている。かかる構造により、本実施形態では、光源18が発光することにより発生する熱は、図2(c)の矢印Y1方向に示すように、各放熱用端子18eを通じてフレキシブル基板19の第1の金属層19cへ伝達される。このため、第1の金属層19cは、熱伝導層として機能する。したがって、このフレキシブル基板19は、光源18の各放熱用端子18e、各熱伝導用層間コンタクト部19h、及び第2の金属層19cにより構成される放熱経路を含む「放熱部」を有する。
次に、図2(d)を参照して、図示しない電源部から供給される駆動電流をフレキシブル基板19を通じて光源18側へ導通させるための導通経路について説明する。図2(d)は、図2(a)の切断線C−C’に沿った断面図であり、特に、図示しない電源部から供給される駆動電流をフレキシブル基板19を通じて光源18側へ導通させるための導通経路を示す断面図である。
フレキシブル基板19は、光源18の一対のプラス電極18b及びマイナス電極18cに対応する位置であって、且つ、第1の絶縁層19aを貫く位置に、一対の導通用層間コンタクト部(導通用のスルーホール)19tを更に備えている。また、第1の金属層19bは、光源18のプラス電極18bと電気的に接続するための第1の導電層19baと、光源18のマイナス電極18cと電気的に接続するための第2の導電層19bbと、を有する。
第1の導電層19baの一部、及び、第2の導電層19bbの一部は、それぞれ、対応する各導通用層間コンタクト部19t内まで入り込むように形成されている。このため、第1の導電層19baと光源18のプラス電極18bとは、対応する導通用層間コンタクト部19tを通じて電気的に接続されていると共に、第2の導電層19bbと光源18のマイナス電極18cとは、対応する導通用層間コンタクト部19tを通じて電気的に接続されている。なお、第1の導電層19baと光源18のプラス電極18bとの電気的な接続、及び、第2の導電層19bbと光源18のマイナス電極18cとの電気的な接続には、夫々表面実装技術が用いられるのが好ましい。かかる構造により、本実施形態では、図示しない電源部から供給される駆動電流を、一対の第1の導電層19ba及び第2の導電層19bbを通じて、光源18の一対のプラス電極18b及びマイナス電極18cに供給することができ、光源18を発光させることができる。したがって、このフレキシブル基板19は、一対の第1の導電層19ba及び第2の導電層19bb、一対の導通用層間コンタクト部19t、並びに、光源18の一対のプラス電極18b及びマイナス電極18cにより構成される導通経路を含む「導通部」を有する。
(照明装置による放熱原理)
次に、図3(a)を参照して、本実施形態に係る照明装置30による放熱原理について説明する。図3(a)は、熱伝導性粘着テープ20及び第1フレーム11を含む、図2(c)に対応する要部断面図を示す。
この照明装置30では、図示しない電源部から、上記した導通部を通じて、光源18の半導体発光素子18aへ駆動電流が供給されることにより光源18が発光する。これに伴い、光源18は時間の経過と共に発熱する。そして、光源18にて発生した熱は、図3(a)の矢印Y1に示されるように、光源18の各放熱用端子18e、各熱伝導用層間コンタクト部19h、及び第2の金属層19cにより構成される放熱部を経由して、フレキシブル基板19の第2の絶縁層19dへ伝わり、さらに、図3(a)の矢印Y2に示されるように、熱伝導性粘着テープ20及び第1フレーム11を経由して外部へ放熱される。
次に、比較例と比較した、本実施形態に係るフレキシブル基板19における光源18の実装構造を有する照明装置30の特有の作用効果について説明する。
ここで、単に、絶縁層と金属層とを含む層構造体を複数積層させた多層構造を有するだけの、フレキシブル基板における光源の実装構造を備えた照明装置(比較例)を想定した場合、次のような課題を有する。
かかる構成を有する比較例では、光源で発生した熱はフレキシブル基板の各層を通過させて金属製のフレーム側へ逃すことになる。しかし、その層の中には熱を妨げる層、即ち絶縁層も複数存在するので、できる限り絶縁層を省けば放熱性が良くなる。しかし、光源を発光させるためには、フレキシブル基板に上記したような導通層を設けることが必要であり、そのためには絶縁性を高める必要もある。そうすると、このような構成を有する比較例では、放熱性と絶縁性とがトレードオフの関係に立ち、それらを両立させるのが困難であるといった課題がある。
この点、本実施形態では、照明装置30は、半導体発光素子18aと、半導体発光素子18aと電気的に接続された一対のプラス電極18b及びマイナス電極18cと、半導体発光素子18aと電気的に非導通である複数の放熱用端子18eと、を含む光源18と、第1の絶縁層19aと第1の金属層19bとを含む第1の層構造体90と、第2の絶縁層19dと第2の金属層19cとを含む第2の層構造体91とを積層させた2層構造を有するフレキシブル基板19と、を備え、フレキシブル基板19は、一対のプラス電極18b及びマイナス電極18c及び複数の放熱用端子18eを介して光源18を実装する絶縁層からなる実装する側の実装面19aaと、複数の金属層のうち、光源18に対して第1の絶縁層19aを挟んで設けられ、一対のプラス電極18b及びマイナス電極18cの各々と電気的に接続される導通層としての金属層と、前記電極と前記導通層としての、第1の金属層19bの要素である一対の第1の導電層19ba及び第2の導電層19bbとを電気的に接続する導通用層間コンタクト部19tと、複数の金属層のうち、実装面19aaから最も離れた位置に設けられ、他の金属層とは電気的に非導通な非導通層としての第2の金属層19cと、複数の放熱用端子18eと第2の金属層19cとを接続する各熱伝導用層間コンタクト部19hと、を備えて構成される。
これにより、図示しない電源部から供給される駆動電流を、フレキシブル基板19の一対の第1の導電層19ba及び第2の導電層19bb、並びに及び導通用層間コンタクト部19tを含む導通経路により、光源18の一対のプラス電極18b及びマイナス電極18cへ供給することができ、半導体発光素子18aを発光させることができる。また、光源18の半導体発光素子18aが発光することにより発生する熱を、各放熱用端子18e、各熱伝導用層間コンタクト部19h、及び非導通層としての第2の金属層19cを含む放熱経路を経由することにより放熱させることができる。
さらに、この照明装置30において、光源18を実装する実装面19aaに対応する第1の絶縁層19aが絶縁層であり、しかも、上記した放熱経路は、前記導通経路とは別個の経路であって、且つ電気的な特性を有しない非導通部及び非導通層として機能するので、絶縁性を保ちつつ、放熱効率の向上を図ることができる。
よって、光源18のジャンクション温度が上昇するのを防止でき、光源18の特性の変化や信頼性の低下が引き起こされるのを防止できる。
また、本実施例では、照明装置30は、放熱性を有する素材にて形成されたフレキシブル基板19を支持する基板支持面11aを有する第1フレーム11を備え、フレキシブル基板19の、実装面19aaに対して逆側に位置し、基板支持面11aに取り付けられる第2の絶縁層19dの被取付面19daは、熱伝導性粘着テープ20を介して、第1フレーム11の基板支持面11aに密着した状態で取り付けられている。
これにより、光源18の半導体発光素子18aが発光することにより発生する熱は、各放熱用端子18e、各熱伝導用層間コンタクト部19h、非導通層としての第2の金属層19c、及び第1フレーム11の基板支持面11aを含む放熱経路を経由して外部(大気中)へ放熱される。また、フレキシブル基板19の第2の絶縁層19dの被取付面19daは、熱伝導性粘着テープ20を介して、第1フレーム11の基板支持面11aに密着した状態で取り付けられているので、このとき、第2の絶縁層19dへ伝達された熱は、放熱効率を低下させることなく熱伝導性粘着テープ20を介して第1フレーム11へ伝達される。
なお、第2の金属層19cは、非導通層としての機能に加え、放熱する層としても機能する。したがって、放熱効率をより高める為には、第2の金属層19cの表面積はできる限り大きくするのが好ましく、そのためには、第2の金属層19cは、第2の絶縁層19dの一方の面(形成面)19dbに対して略全面ベタに形成されているのが好ましい。
また、この照明装置30は、光源18の各放熱用端子18e、各熱伝導用層間コンタクト部19h、及び非導通層としての第2の金属層19cにより構成される放熱経路を含む放熱部と、光源18の一対のプラス電極18b及びマイナス電極18c、一対の導通用層間コンタクト部19t、並びに一対の第1の導電層19ba及び第2の導電層19bbにより構成される導通経路を含む導通部と、を備え、前記放熱部と前記導通部とは、第1の絶縁層19a、及び絶縁性を有する接着層19x等を通じて絶縁されている。
つまり、この構成によれば、図2(d)に示される、光源18を発光させるための前記導通部とは別に、図2(c)及び図3(a)に示される、光源18が発光することにより発生する熱を放熱するための、上記した専用の前記放熱部を設けており、前記放熱部と前記駆動部とは、第1の絶縁層19a、及び絶縁性を有する接着層19x等を通じて絶縁されているので、絶縁性を保ちつつ、放熱性の向上を図ることができる。
また、この照明装置30では、絶縁性を有する素材にて形成され、第1フレーム11と嵌合する第2フレーム21を有し、第1フレーム11は、その基板支持面11aの一端側から導光板13側へ折れ曲がる屈曲面(第1フレーム11の底面)11bを有し、光源18の一対のプラス電極18b及びマイナス電極18cは、図1の破線領域A1に示すように、第2フレーム21側に配置されていると共に、光源18の各放熱用端子18eは、図1の破線領域A2に示すように、第1フレーム11の屈曲面11b側に配置されている。
これにより、光源18の一対のプラス電極18b及びマイナス電極18cと、フレキシブル基板19の一対の第1の導電層19ba及び第2の導電層19bbとを夫々表面実装技術、例えば半田等の接合金属を用いて電気的に接続する際に、その接合金属がその接合部分から周囲へ大きくはみ出したような場合でも、その接合金属は、第1フレーム21側にではなく第2フレーム21側にはみ出すことになり、金属素材にて形成された導通性を有する第1フレーム11と接触することはない。よって、光源18及びフレキシブル基板19と、導通性を有する第1フレーム11との間で短絡が生じるのを防止できる。
一方、光源18の各放熱用端子18eと、フレキシブル基板19の第2の金属層19cとを夫々表面実装技術、例えば半田等の接合金属を用いて電気的に接続する際に、その接合金属がその接合部分から外側へはみ出したような場合、その接合金属は、第2フレーム21側ではなく、金属素材にて形成された導通性を有する第1フレーム11側にはみ出すことになるが、光源18の各放熱用端子18eと第1フレーム11とは当該接合金属を通じて熱的に接続されるだけで、電気的に接続されるわけではない。よって、光源18と導通性を有する第1フレーム11との間で短絡が生じるのを防止できる。
[変形例1]
上記の実施形態では、フレキシブル基板19において、第1の金属層19bと第2の金属層19cとの間には絶縁性を有する接着層19xを設けたが、本発明では、当該接着層19xに代えて、第1の金属層19bと第2の金属層19cとの間には、第1の絶縁層19aや第2の絶縁層19dのような絶縁層を設けても構わない。
[変形例2]
また、本発明では、照明装置30に対して熱伝導性粘着テープ20を設けることは必須ではない。よって、本発明では、図3(b)に示すように、第2の絶縁層19dの被取付面19daが、直接的に、第1フレーム11の基板支持面11aに密着した状態で取り付けられていても構わない。
[変形例3]
また、本発明では、フレキシブル基板19において、非導通層として機能する第2の金属層19cの他方の面に第2の絶縁層19dを設けない構成としても構わない。つまり、本発明では、図4(a)に示すように、フレキシブル基板19において、第2の金属層19cの他方の面(被取付面)19caが、熱伝導性粘着テープ20を通じて第1フレーム11の基板支持面11aに密着した状態で取り付けられるように構成しても構わない。
[変形例4]
また、本発明では、照明装置30に対して、熱伝導性粘着テープ20、及びフレキシブル基板19の第2の絶縁層19dを夫々設けることは必須ではない。つまり、本発明では、図4(b)に示すように、第2の金属層19cの他方の面(被取付面)19caが、直接的に、第1フレーム11の基板支持面11aに密着した状態で取り付けられるように構成しても構わない。これにより、絶縁性を確保しつつ、第2の絶縁層19dを設けない分だけ、より一層、放熱効率を高めることができる。
なお、かかる構成において、第2の金属層19cの他方の面(被取付面)19caに錆が発生するのを防止するために、錆止め用の保護膜(図示略)を塗布するようにしても構わない。第2の金属層19cは、非導通層として機能するので、その絶縁性を考慮する必要がなく、形成する前記保護膜の厚さを薄くすることができる。
[変形例5]
また、上記の実施形態では、フレキシブル基板19は、第1の層構造体90と第2の層構造体91とを積層させた2層構造を有していたが、これに限らず、本発明では、フレキシブル基板19は、複数の層構造体を積層させた多層構造を有していても構わない。
その一例として、図5は、3つの層構造体を積層させた3層構造を有する、変形例5に係るフレキシブル基板の断面構成を示す。
ここで、図5(a)を参照して、変形例5に係るフレキシブル基板19zの基本的な層構造について説明する。なお、以下では、上記した実施形態と同一の要素については同一の符号を付し、その説明は省略する。図5(a)は、図2(b)に対応する、変形例5に係るフレキシブル基板19zの基本的な層構造を示す断面図である。
フレキシブル基板19zは、第1の層構造体90xと第2の層構造体91xと第3の層構造体92xとを積層させた3層構造を有すると共に、他の絶縁層19iを有する。
第1の層構造体90xは、第1の金属層19bと、第1の金属層19bの一方の面に接着剤(図示略)を介して積層された第1の絶縁層19aと、を有して構成される。
第2の層構造体91xは、第2の金属層19fと、第2の金属層19fの一方の面に接着剤(図示略)を介して積層された第2の絶縁層19eと、を有して構成される。第2の金属層19fは、第1の金属層19bと同様の素材にて形成されていると共に、第2の絶縁層19eは、第1の絶縁層19aと同様の素材にて形成されている。
第3の層構造体92xは、第3の金属層19kと、第3の金属層19kの一方の面に接着剤(図示略)を介して積層された第3の絶縁層19gと、を有して構成される。第3の金属層19kは、第1の金属層19bと同様の素材にて形成されていると共に、第3の絶縁層19gは、第1の絶縁層19aと同様の素材にて形成されている。第3の金属層19kは、光源18で発生する熱を第1フレーム11側へ伝達するための放熱部として機能し、半導体発光素子18aと電気的に非導通である。
他の絶縁層19iは、第3の金属層19kの他方の面側に設けられている。他の絶縁層19iの他方の面は、第1フレーム11の基板支持面11aに熱伝導性粘着テープ20を介して取り付けられる被取付面19iaとなっている。なお、本発明では、第3の金属層19kの他方の面に絶縁層19iを設けることは必須ではない。
次に、図5(b)を参照して、変形例5に係るフレキシブル基板19zの放熱部の構成について簡単に述べる。
変形例5に係るフレキシブル基板19zにおいて、複数の前記金属層のうち、実装面19aaから他方の面に絶縁層19iの被取付面19iaに向かって最も離れた位置に設けられた第3の金属層19kは電気的な特性を有しない非導通層として機能すると共に、第3の金属層19kと各放熱用端子18eとは、フレキシブル基板19に設けられた複数の熱伝導用層間コンタクト部19hを通じて接続されている。なお、各熱伝導用層間コンタクト部19h内に設けられた第3の金属層19kの部分と、第1の金属層19b及び第2の金属層19fとは、第1の絶縁層19a、第2の絶縁層19e及び第3の絶縁層19gにより絶縁されている。また、図示を省略するが、実装面19aaに対して逆側に位置するフレキシブル基板19の絶縁層19iの被取付面19iaは、熱伝導性粘着テープ20を介して、第1フレーム11の基板支持面11aに密着した状態で取り付けられる。
これにより、光源18が発光することにより発生する熱は、図5(b)の矢印Y1に示すように、当該光源18の各放熱用端子18eへ伝わり、続いて、各熱伝導用層間コンタクト部19h、及び第3の金属層19hへ伝わり、続いて、他の絶縁層19iへ伝わり、続いて、熱伝導性粘着テープ20を通じて第1フレーム11へ伝わり、最終的に、第1フレーム11を通じて外部へ放熱される。また、絶縁層19iの被取付面19iaは、熱伝導性粘着テープ20を介して、第1フレーム11の基板支持面11aに密着した状態で取り付けられているので、このとき、絶縁層19iへ伝達された熱は、放熱効率を低下させることなく熱伝導性粘着テープ20を介して第1フレーム11へ伝達される。さらに、放熱部を構成する、各放熱用端子18e、各熱伝導用層間コンタクト部19h及び第3の金属層19kは、電気的な特性を有しない非導通部及び非導通層として機能するので、絶縁性を保ちつつ、放熱効率の向上を図ることができる。
よって、光源18のジャンクション温度が上昇するのを防止でき、光源18の特性の変化や信頼性の低下が引き起こされるのを防止できる。
次に、図5(c)を参照して、変形例に係るフレキシブル基板19zの導通部の構成について簡単に述べる。
変形例5に係るフレキシブル基板19zは、光源18の一対のプラス電極18b及びマイナス電極18cに対応する位置であって、且つ、第1の絶縁層19a、第1の金属層19b、第2の金属層19f及び第2の絶縁層19eを夫々貫く位置に、一対の導通用層間コンタクト部19tを更に備えている。また、第1の金属層19bは、光源18に対して第1の絶縁層19aを挟んで設けられ、光源18のプラス電極18bと電気的に接続するための第1の導電層19baと、光源18のマイナス電極18cと電気的に接続するための第2の導電層19bbと、を有すると共に、第2の金属層19fは、光源18に対して第1の絶縁層19a及び第2の絶縁層19eを挟んで設けられ、光源18のプラス電極18bと電気的に接続するための第1の導電層19faと、光源18のマイナス電極18cと電気的に接続するための第2の導電層19fbと、を有する。光源18のプラス電極18bと、第1の導電層19baと、第1の導電層19faとは、対応する導通用層間コンタクト部19tを通じて電気的に接続されていると共に、光源18のマイナス電極18cと、第2の導電層19bbと、第2の導電層19fbとは、対応する導通用層間コンタクト部19tを通じて電気的に接続されている。
かかる構造により、変形例5では、図示しない電源部から供給される駆動電流を、一対の第1の導電層19ba及び第2の導電層19bb、若しくは、一対の第1の導電層19fa及び第2の導電層19fbを通じて、光源18の一対のプラス電極18b及びマイナス電極18cに供給することができ、光源18を発光させることができる。
また、変形例5では、光源18の各放熱用端子18e、各熱伝導用層間コンタクト部19h、及び非導通層としての第3の金属層19kにより構成される放熱経路を含む放熱部と、光源18の一対のプラス電極18b及びマイナス電極18c、一対の導通用層間コンタクト部19t、一対の第1の導電層19ba及び第2の導電層19bb、並びに一対の第1の導電層19fa及び第2の導電層19fbにより構成される導通経路を含む導通部と、を備え、前記放熱部と前記導通部とは、第1の絶縁層19a、第2の絶縁層19e及び第3の絶縁層19g等を通じて絶縁されている。
つまり、この構成によれば、図5(c)に示される、光源18を発光させるための前記導通部とは別に、図5(b)に示される、光源18が発光することにより発生する熱を放熱するための、上記した専用の前記放熱部を設けており、前記放熱部と前記駆動部とは、第1の絶縁層19a、第2の絶縁層19e及び第3の絶縁層19g等を通じて絶縁されているので、絶縁性を保ちつつ、放熱性の向上を図ることができる。
[変形例6]
上記の実施形態では、光源18の各放熱用端子18eと、フレキシブル基板19の第2の金属層19cとは、それぞれ、1つの熱伝導用層間コンタクト部19hを通じて接続されていたが、これに限らず、本発明では、図6(a)に示すように、光源18の各放熱用端子18eと、フレキシブル基板19の第2の金属層19cとは、それぞれ、複数の熱伝導用層間コンタクト部19hを通じて接続されていても構わない。
[変形例7]
また、本発明では、フレキシブル基板19を導光板13側に折り曲げて、フレキシブル基板19における非導通層としての第2の金属層19cと、第1フレーム11との直接的な、或いは間接的な接触面積を増やすことにより、より放熱効率を高めるように構成してもよい。
例えば、変形例7では、図6(b)に示すように、第1フレーム11は、その基板支持面11aから導光板13側に折れ曲がる屈曲面11bに対して凹部11baが形成されている。そして、フレキシブル基板19は、上記した実施形態と同様の基本構成を備え、さらに、第1フレーム11の底面(屈曲面)11bと対向する位置に配置される折り曲げ部分19yを有し、フレキシブル基板19の折り曲げ部分19yの被取付面19yaは、熱伝導性粘着テープ20を介して、第1フレーム11の凹部11baにおける屈曲面11bに密着した状態で取り付けられている。これにより、上記した実施形態と比較して、フレキシブル基板19の第2の金属層19cと、第1フレーム11との熱伝導性粘着テープ20を介した接触面積を増やすことができ、より放熱効率を高めることができる。
なお、上記の変形例7では、基板支持面11aの近傍に位置する、第1フレーム11の屈曲面11bに凹部11baを設けるようにしたが、本発明では、第1フレーム11の屈曲面11bに凹部11baを設けることは必須ではない。
[その他の変形例]
上記の実施形態等では、光源18において、放熱用端子18eを2つ設けたが、これに限らず、本発明では、光源18の放熱用端子18eは、1つのみ又は3つ以上設けるようにしても構わない。
また、本発明では、熱伝導用層間コンタクト部19hには、金属が流し込まれていても、或いは、樹脂が流し込まれていても構わない。ここで、この流し込む金属及び樹脂は熱伝導用層間コンタクト部19hが貫通する他の層(絶縁層など)よりも熱伝導性が良い材質であることが望ましい。これにより、上記の実施例又は変形例5において、速やかに非導通層としての第2の金属層19c又は第3の金属層19kに熱を伝えることができるからである。
また、上記の実施形態では、フレキシブル基板19は、熱伝導性粘着テープ20を介して第1フレーム11の基板支持面11aに密着した状態で取り付けられていたが、これに限らず、本発明では、フレキシブル基板19は、周知の各種の方法により、第1フレーム11の基板支持面11aに密着した状態で取り付けられていても構わない。例えば、第1フレーム11の基板支持面11aに対して密着するように、フレキシブル基板19の外周部を固定する固定部(図示略、例えば挟み込み構造など)を設け、その固定部を通じて、フレキシブル基板19を、第1フレーム11の基板支持面11aに密着した状態で取り付けるようにしてもよい。
上記の実施形態及び変形例においては、照明装置の光源を実装する基板として可撓性を有するフレキシブル基板を例に説明してきたが、フレキシブル基板のほかに可撓性を有さないリジットの基板においても同様の構成を採用できる。
[電子機器]
次に、上述した実施形態に係る液晶装置100を備える電子機器の具体例について図7を参照して説明する。
まず、本実施形態に係る液晶装置100を、可搬型のパーソナルコンピュータ(いわゆるノート型パソコン)の表示部に適用した例について説明する。図7(a)は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。同図に示すように、パーソナルコンピュータ710は、キーボード711を備えた本体部712と、本発明に係る液晶装置100等を適用した表示部713とを備えている。
続いて、本実施形態に係る液晶装置100を、携帯電話機の表示部に適用した例について説明する。図7(b)は、この携帯電話機の構成を示す斜視図である。同図に示すように、携帯電話機720は、複数の操作ボタン721のほか、受話口722、送話口723とともに、本発明に係る液晶装置100を適用した表示部724を備える。
なお、本実施形態に係る液晶装置100を適用可能な電子機器としては、図7(a)に示したパーソナルコンピュータや図7(b)に示した携帯電話機の他にも、液晶テレビ、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルスチルカメラなどが挙げられる。
本発明の実施形態に係る照明装置を有する液晶装置の構成を示す断面図。 本実施形態に係る照明装置のフレキシブル基板における光源の実装構造を示す平面図及び各種の断面図。 本発明の各種実施形態に係る照明装置の放熱構造を示す断面図。 本発明の各種実施形態に係る照明装置の放熱構造を示す断面図。 変形例5に係る照明装置のフレキシブル基板における光源の実装構造を示す断面図。 変形例6及び7に係る照明装置のフレキシブル基板における光源の実装構造を示す平面図及び断面図。 本発明の実施形態に係る照明装置を含む液晶装置を備える電子機器の例。
符号の説明
10…液晶表示パネル、11…フレーム、11a…基板支持面、18…光源、18a…半導体発光素子、18b…プラス電極、18c…マイナス電極、18e…放熱用端子、19…フレキシブル基板、19a…第1の絶縁層、19b…第1の金属層、19c…第2の金属層、19d…第2の絶縁層、19h…熱伝導用層間コンタクト部、19t…導通用層間コンタクト部、20…熱伝導性粘着テープ、30…照明装置、90…第1の層構造体、91…第2の層構造体、100…液晶装置。

Claims (9)

  1. 発光素子と、前記発光素子と電気的に接続された電極と、前記発光素子と電気的に非導通である放熱用端子と、を含む光源と、
    絶縁層と金属層とを複数積層させた多層構造を有する基板と、を備え、
    前記基板は、
    前記電極及び前記放熱用端子を介して前記光源を実装する絶縁層からなる実装する側の面と、
    前記複数の金属層のうち、前記光源に対して前記絶縁層を挟んで設けられ、前記電極と電気的に接続される導通層としての金属層と、前記電極と前記導通層としての前記金属層とを電気的に接続する導通用層間コンタクト部と、
    前記複数の金属層のうち、前記実装する側の面から最も離れた位置に設けられ他の金属層とは電気的に非導通な非導通層としての金属層と、前記放熱用端子と前記非導通層としての前記金属層とを接続する熱伝導用層間コンタクト部と、を有することを特徴とする照明装置。
  2. 前記照明装置は、放熱性を有する素材にて形成された前記基板を支持する基板支持面を有するフレームを備え、
    前記基板の、前記実装する側の面に対して逆側に位置し、前記基板支持面に取り付けられる被取付面は、前記フレームの前記基板支持面に密着した状態で取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記被取付面と前記基板支持面の間には、熱伝導性及び接着性を有する熱伝導性接着物質が介在されていることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記光源において、前記放熱用端子の表面積は、前記電極の各表面積より大きいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の照明装置。
  5. 絶縁性を有する素材にて形成され、前記フレームと嵌合する他のフレームを有し、
    前記フレームは、金属素材にて形成され、前記基板支持面の一端側から折れ曲がる屈曲面を有し、
    前記電極は前記他のフレーム側に配置されていると共に、前記放熱用端子は前記フレームの前記屈曲面側に配置されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の照明装置。
  6. 前記放熱用端子と、前記熱伝導用層間コンタクト部、及び前記非導通層としての前記金属層により構成される放熱経路を含む放熱部と、
    前記電極と、前記導通用層間コンタクト部、及び前記導通層としての前記金属層により構成される導通経路を含む導通部と、を備え、
    前記放熱部と前記導通部とは、複数の前記絶縁層のうち、少なくとも1つの前記絶縁層を通じて絶縁されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の照明装置。
  7. 前記基板が可撓性を有するフレキシブル基板であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の照明装置。
  8. 表示パネルと、
    前記表示パネルを照明する請求項1乃至7のいずれか一項に記載の照明装置と、を備えることを特徴とする電気光学装置。
  9. 請求項8に記載の電気光学装置を表示部として備えることを特徴とする電子機器。
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