JP4236901B2 - 半導体記憶装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体記憶装置に関し、特に、クロック同期型の高速SRAM準拠の半導体記憶装置に適用して好適なダイナミック型の半導体記憶装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ゼロ・バス・ターンアラウンド(ZBT)は、ネットワークアプリケーション、電気通信アプリケーション等において、例えば頻繁、高度に無作為化された読み出し、書き込み動作を必要とするスイッチング機能、及びルータ機能用に最適化された同期型SRAMアーキテクチャであり、ZBT SRAMデバイスは、書き込みと読み出しをしばしば切り替えるデータ・バスのアクセス中に遭遇するかも知れない、アイドリング状態を除去するのに役立つ。すなわち、ZBT SRAMデバイスは、デッドサイクルを除去し、最大限のメモリ・バンド幅での使用を可能としている。
【0003】
DRAMデバイスは、周期的なリフレッシュ動作と、ビット線のプリチャージ動作を必要とするのに対して、SRAMデバイスは、データアクセスサイクルの点で優れている。一方、SRAMデバイスは、1セルあたり、4個のトランジスタ(高抵抗負荷型のセルの場合、ビット線対に接続される選択トランジスタ2つと、ゲートドレインが交差接続された2つのトランジスタ)又は6個のトランジスタ(TFT負荷型の場合)で構成され、DRAMデバイスは1個のトランジスタと1個のキャパシタで構成される。すなわち、DRAMは、面積、消費電力、コストの点でSRAMにまさり、SRAMのピン配置、タイミング、機能の設定を同様に有する従来のZBT SRAMデバイスの利点を提供するとともに、デバイスの集積度、消費電力、コストの改善を図ったエンハンスト・バス・ターンアラウンドDRAMが提案されている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−283587号公報(第2頁、第1図)
【0005】
上記特許文献1に記載されたメモリ装置は、メモリ装置外に設けられたコントローラに、メモリアレイがデータアクセスに現在使用できない状態にあることを知らせる待機信号出力端子を備えている。上記特許文献1には、ZBT SRAMデバイスと類似したピンアウト、タイミング、及び機能セットを有する多くの同じ利点を有するエンハンスト・バス・ターンアラウンドDRAMを提供することを目的としていることが記載されているが、ZBT SRAM互換ではない。すなわち、上記特許文献1においては、2ポートDRAMセルを用いる旨の記載はなく、通常の1ポートのDRAMセルを用いているものと思料され、リード/ライト・サイクルの間に必ず、リフレッシュ・サイクルを挿入する必要があり、リフレッシュ・サイクルでは、リード/ライト動作を中断しなければならない。用途を通信用とした場合、連続したリード/ライト動作を行える仕様が要求される。かかる通信用の用途では、上記特許文献1のエンハンスト・バス・ターンアラウンドDRAMは、従来のZBT SRAMに置きかえることはできない。また、上記特許文献1の発明の詳細な説明の欄の段落[0059]には、キャッシュの読み出しサイクル等の背後にリフレッシュ・サイクルを隠せば、ほとんどのリフレッシュ・サイクルがメモリ・デバイスの動作に与える影響は最小である旨が記載されているが、たとえ、頻度は少ないとしても、キャッシュ上にないデータについてメモリ・アレイへのリード/ライト要求が連続した場合には、WAIT端子を使ってリードライト動作を中断しなければならず、結局、ZBT SRAMの置き換えはできない。
【0006】
また、図11に示すように、通常アクセス用のビット線201と、リフレッシュ専用のビット線202の間に第1及び第2のスイッチトランジスタ205、206が直列形態に接続され、第1及び第2のスイッチトランジスタ205、206の接続点にデータ蓄積用の容量素子207が接続され、第1及び第2のスイッチトランジスタ205、206の制御端子には、通常アクセス用のワード線204とリフレッシュ専用のワード線203とがそれぞれ接続される、メモリセル(2ポートDRAMセル)を複数有するセルアレイを備え、外部よりのメモリアクセスと、リフレッシュが同一アドレスに重複した場合に、リフレッシュをマスクする構成のダイナミックランダムアクセスメモリが知られている(例えば特許文献2参照)。
【0007】
さらに、図11に示した2ポートDRAMセルを用い、ライト専用ビット線、リード専用ビット線を設け、リードとライトを同時に行い、リフレッシュはリード専用ビット線からセルデータを読み出し、センスアンプで増幅した後、ライト用ビット線からセルデータの書き戻しを行う構成のものも知られている(例えば特許文献3参照)。
【0008】
【特許文献2】
特開平3−263685号公報(第2頁、第2図)
【特許文献3】
特許第2653689号公報(第3頁、第2図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来のDRAMセルを用いたZBT SRAM(「NoBL−SRAM」とも呼ばれる)に類似するデバイスが開発されているが、内部リフレッシュのために、例えば16μsごとに、4クロックサイクルの非選択(deselect)が必要とされるなど、ZBT SRAMインタフェースに完全互換ではない(例えば非特許文献1参照)。非選択(deselect)期間の存在は、アクセスの効率化を困難としている。
【0010】
【非特許文献1】
Enhanced Memory Systems Inc.Webページ製品ニューズ(Products News)[平成14年10月10日検索]インターネット<URL:http://www.edram.com /products/datasheets/ss2625ds_r1.1.pdf(第6頁)>
【0011】
したがって、本発明の主たる目的は、リフレッシュ制御の効率化、高速化を図り、例えばZBT SRAM等の高速SRAMにインタフェース互換の全く新規の半導体記憶装置及びその制御方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成する本発明の半導体記憶装置は、その1つのアスペクトによれば、複数のメモリセルを有するセルアレイを備え、1つの前記メモリセルは、通常アクセス用のビット線とリフレッシュ用のビット線との間に直列形態に接続された第1及び第2のスイッチトランジスタと、前記第1及び第2のスイッチトランジスタの接続点に接続されたデータ蓄積用の容量と、を備え、前記第1及び第2のスイッチトランジスタの制御端子には、通常アクセス用のワード線とリフレッシュ用のワード線とがそれぞれ接続されており、半導体記憶装置の外部より前記半導体記憶装置に入力されたライトアドレスに対して、少なくとも1つのライトサイクル分遅れて前記ライトアドレスで選択されるメモリセルへの書き込みが行われるレイトライト構成とされ、リフレッシュアドレスと、少なくとも1ライトサイクル前に外部より入力されたライトアドレスの行アドレスとが一致するか否か比較判定する判定手段と、前記判定の結果、不一致の場合には、前記ライトアドレスで選択される前記通常アクセス用のワード線を活性化し前記通常アクセス用のワード線に接続されるメモリセルの前記第1のスイッチトランジスタをオンさせて前記通常アクセス用のビット線から前記容量にデータを書き込むライト動作と、前記リフレッシュアドレスで選択される前記リフレッシュ用のワード線を活性化し前記リフレッシュ用のワード線に接続されるメモリセルの前記第2のスイッチトランジスタをオンさせ、前記リフレッシュ用のビット線に接続されたリフレッシュ用のセンスアンプにてセルデータを読み出し前記リフレッシュ用のビット線を介して書き戻すリフレッシュ動作と、が同一サイクルで並行して行われるように制御し、前記判定の結果、一致の場合には、前記リフレッシュ動作を抑止し、前記ライト動作を行うように制御する構成とされている。
【0013】
本発明の1つのアスペクトにおいて、好ましくは、前記判定手段は、前記セルアレイに対するライト動作が行われるサイクルが開始されるよりも前の時点で、前記リフレッシュアドレスと、前記ライトアドレスの行アドレスとが一致するか否か比較判定する、構成とされている。
【0014】
本発明の他のアスペクトに係る方法は、半導体記憶装置のリフレッシュ制御に係り、複数のメモリセルを有するセルアレイを備え、1つの前記メモリセルは、通常アクセス用のビット線とリフレッシュ用のビット線との間に直列形態に接続された第1及び第2のスイッチトランジスタと、前記第1及び第2のスイッチトランジスタの接続点に接続されたデータ蓄積用の容量と、を備え、前記第1及び第2のスイッチトランジスタの制御端子には、通常アクセス用のワード線とリフレッシュ用のワード線とがそれぞれ接続され、半導体記憶装置外部より前記半導体記憶装置に入力されたライトアドレスに対して、少なくとも1つのライトサイクル分遅れて前記ライトアドレスで選択されるメモリセルへの書き込みが行われるレイトライト構成とされる半導体記憶装置の制御方法であって、
(a)生成されたリフレッシュアドレスと、少なくとも1ライトサイクル前に外部より入力されたライトアドレスの行アドレスとが一致するか否か比較判定するステップと、
(b)前記判定の結果、不一致の場合には、前記ライトアドレスで選択される前記通常アクセス用のワード線を活性化し前記通常アクセス用のワード線に接続されるメモリセルの前記第1のスイッチトランジスタをオンさせて前記通常アクセス用のビット線から前記容量にデータを書き込むライト処理と、前記リフレッシュアドレスで選択される前記リフレッシュ用のワード線を活性化し前記リフレッシュ用のワード線に接続されるメモリセルの前記第2のスイッチトランジスタをオンさせて前記リフレッシュ用のビット線に接続されたリフレッシュ用のセンスアンプにてセルデータを読み出し前記リフレッシュ用のビット線を介して書き戻すリフレッシュ処理と、が同一サイクルで並行して行われるように制御するステップと、
(c)前記判定の結果、一致の場合には、前記リフレッシュ処理を抑止し、前記ライト処理を行うように制御するステップを含む。以下の説明からも明らかとされるように、上記目的は特許請求の範囲の各請求項の発明によっても同様にして達成される。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について説明する。本発明に係る半導体記憶装置は、その好ましい一実施の形態において、図1を参照すると、1つのメモリセルが、通常アクセス用のビット線(B(E))とリフレッシュ用のビット線(B(F))との間に直列形態に接続された第1及び第2のスイッチトランジスタ(Tr1、Tr2)と、第1及び第2のスイッチトランジスタ(Tr1、Tr2)の接続点に接続されたデータ蓄積用の容量(C)を備え、第1及び第2のスイッチトランジスタ(Tr1、Tr2)の制御端子には、通常アクセス用のワード線(W(B))とリフレッシュ用のワード線(W(F))とがそれぞれ接続され、外部より入力されたライトアドレスに対して、1つ以上の所定数のライトサイクル分遅れて、メモリセルへの書き込みが行われるレイトライト構成とされている。
【0016】
そして、本発明に係る半導体記憶装置は、その好ましい一実施の形態において、生成されたリフレッシュアドレスと、1つ以上の所定数のライトサイクル前に外部より半導体記憶装置のアドレス端子に入力され、所定数のライトサイクルの相当分、保持されているライトアドレスと、が一致するか否かを比較判定する判定手段(130)を少なくとも備え、判定手段(130)の判定結果出力(HITE)に基づき、不一致の場合には、リフレッシュコントロール回路(131)は、リフレッシュ制御信号(FC)を活性化することで、リフレッシュ用のワード線を活性化し、該ワード線に接続されるメモリセルの第2のセルトランジスタをオンさせる、リフレッシュ用のビット線に接続されたリフレッシュ用のセンスアンプ(113F)にてリフレッシュアドレスで指定されるメモリセルのリフレッシュ動作と、該ライトアドレスに対する通常のライト動作(ライトアドレスに対応する通常アクセス用のワード線が選択され、該ワード線に接続するメモリセルの第1のセルトランジスタがオンし、通常アクセス用のビット線からメモリセルへのデータの書き込みが行われる)とが、同一サイクルに、並行して行われる構成とされる。
【0017】
本発明に係る半導体記憶装置の一実施の形態において、判定結果(HITE)を出力する判定手段(130)は、外部よりアドレス端子に入力されたアドレス(行アドレス)を保持し、前記所定数のライトサイクル分、遅延させて出力するライトアドレス保持回路(例えば図5の322から324のラッチ回路)と、リード/ライト動作を指示する制御信号(R/W)の値に応じて、リードのときは、前記外部より入力されたアドレス、ライトのときは、ライトアドレス保持回路から出力されるアドレスを選択して出力し、行デコーダ回路(図1の111E)に供給する選択回路(図5の326)と、ライトアドレス保持回路(図5のラッチ回路324)から出力されるアドレスと、リフレッシュアドレスとが一致するか否か比較判定する一致検出回路(図5の332)と、を備えている。一致検出回路(図5の332)では、ライトアドレス保持回路に保持されており、前記所定数のライトサイクル分遅らせて出力されるよりも前の時点でのライトアドレス(ライトアドレス保持回路の最終段のラッチ回路325の前段のラッチ回路324の出力)と、リフレッシュアドレスとが一致するか否か比較判定する。すなわち、セルアレイに対するライト動作が行われるサイクルが開始されるよりも前の時点で、前記リフレッシュアドレスと、前記ライトアドレスとが一致するか否かの比較判定が行われる。
【0018】
本発明に係る半導体記憶装置の一実施の形態において、ライトアドレス保持回路は、書き込み制御用のクロック信号(KW)の立ち下りエッジと立ち上がりエッジでそれぞれデータをサンプルする1対のラッチ回路(図5の322、323)を縦続形態に接続してなる組を、前記所定数のサイクル分に対応した組分(図5では、1対のラッチ回路322、323と、1対のラッチ回路324、325を、計4段)、縦続形態に接続して構成されている。ライトアドレス保持回路を構成する最終段のラッチ回路(図5のラッチ回路325)は、書き込み制御用のクロック信号(KW)の立ち上がりで(ラッチ回路320でサンプルされてから2つのライトサイクル分の遅れに対応するタイミングで)、ライトアドレスを選択回路(326)に出力する。
【0019】
あるいは、本発明に係る半導体記憶装置の一実施の形態において、選択回路(図2の306)から出力されるアドレスと、前記リフレッシュアドレスとが一致するか否か比較判定する一致検出回路(図2の307)を備えた構成としてもよい。
【0020】
本発明に係る半導体記憶装置の一実施の形態において、外部より入力されたアドレス(AddE)を、前記所定数のライトサイクル分、遅延させるライトアドレス保持回路(図8の341、342、343、344)と、リード/ライト動作を指示する制御信号の値に応じて、制御信号がリードを示すときは、前記外部より入力されたアドレス、制御信号がライトを示すときは、ライトアドレス保持回路(図8の344)から出力されるライトアドレスを選択して出力し、出力したアドレスを行デコーダ回路に供給する第1の選択回路(図8の345)と、外部より入力されるアドレス(AddE)と、リフレッシュアドレス(AddF)とが一致するか否か比較判定する第1の一致検出回路(図8の351)と、前記ライトアドレス保持回路に保持されており、前記所定数のライトサイクル分遅らせて出力されるよりも前の時点でのライトアドレス(図8のラッチ回路343の出力)と、前記リフレッシュアドレス(AddF)とが一致するか否か比較判定する第2の一致検出回路(図8の352)と、リード/ライト動作を指示する制御信号の値に基づき、リードのときは、前記第1の一致検出回路の出力信号、ライトのときは、第2の一致検出回路の出力信号を選択して出力する第2の選択回路(図8の353、354)とを備え、第2の選択回路の出力信号は、前記判定手段の出力をなすヒット信号(HITE)として用いられる。
【0021】
本発明に係る半導体記憶装置の一実施の形態において、判定手段(130)での判定の結果、外部より入力され前記所定数のライトサイクル分、遅延されたライトアドレス(AddE)と、リフレッシュアドレス(AddF)のうち不一致のビットが1つでもある場合、リフレッシュ制御信号(FC)を活性化する制御を行う回路(図6の401〜404)を備えている。このとき、ライトアドレスに関するライト動作と、リフレッシュ動作とが並行して行われる。一方、外部より入力され前記所定数のライトサイクル分、遅延されたライトアドレスAddEとリフレッシュアドレスAddFのすべてのビットが一致する場合(HITEが行アドレスのビットについてすべてアクティブである場合)、リフレッシュ制御信号FCを非活性とし、このため、ライト動作のみが行われる。
【0022】
本発明に係る半導体記憶装置の一実施の形態において、ライトアドレス保持回路で、前記所定のライトサイクル相当、又は、前記所定のライトサイクルよりも少ないサイクル数分、遅延させたライトアドレスと、外部から入力されたアドレス信号とをが一致するか否かをそれぞれ比較する手段(図2の308、309)を備え、ライトアドレス保持回路で所定のライトサイクル、又は、前記所定のライトサイクルよりも少ないサイクル数分、遅延させたライトアドレスと、今回外部から入力されたリードアドレスが一致する場合、前記ライトアドレスへの書き込みデータであって、書き込み待ちでデータ保持回路(図1の136、137)で保持されている書き込みデータを、読み出しデータとして、データ出力端子に出力するように制御する手段(図1の134、138)を備えている。
【0023】
本発明に係る半導体記憶装置の一実施の形態において、リフレッシュ周期を規定するトリガ信号を生成するタイマー(図1の128)と、前記タイマーからのトリガ信号に基づきリフレッシュアドレスを生成するリフレッシュアドレス生成回路(図1の129)と、を備え、セルフリフレッシュ機能を具備し、クロック同期型のスタティックランダムアクセスメモリのインタフェースに互換とされる。
【0024】
本発明に係る半導体記憶装置の一実施の形態において、通常アクセス用のワード線W(E)は、外部より入力されたアドレスの行アドレスをデコードする第1のXデコーダ(図1の111E)に接続され、リフレッシュ用のワード線W(F)は、リフレッシュアドレスをデコードする第2のXデコーダ(図1の111F)に接続され、第1及び第2のXデコーダはセルアレイを間にして対向配置され、通常アクセス用のビット線B(E)は、第1のセンスアンプ(113E)に接続され、リフレッシュ用のビット線B(F)は、リフレッシュ用の第2のセンスアンプ(113F)に接続され、前記第1及び第2のセンスアンプは、前記セルアレイを間にして対向配置されている。
【0025】
本発明に係る半導体記憶装置においては、外部から入力されたリードアドレスの行アドレス信号と、リフレッシュアドレス生成回路からのリフレッシュアドレスとを比較し、不一致の場合には、該リードアドレスで選択されるセルアレイからのデータの読み出しと同時に、該リフレッシュアドレスで選択されるセルアレイのリフレッシュ動作を行い、一致の場合は、リフレッシュ動作を抑止し、前記リードアドレスで選択されるセルアレイからのデータの読み出しを行う構成としてもよい。
【0026】
本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置においては、2ポートのDRAMセルを用いることにより、リード/ライトと、リフレッシュとを同時に行うことができる。このため、本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置においては、リフレッシュによる中断無く、リード/ライト動作を連続して行うことができる。したがって、本発明は、連続したリード/ライト動作を行える仕様が要求される通信用途にも、ZBT SRAM互換の半導体記憶装置として適用できる。一方、前述したように、上記特許文献1には、2ポートDRAMセルを用いる旨の記載はなく、リードライト/サイクルの間に必ず、リフレッシュ・サイクルを挿入する必要があり、通信用の用途として、従来のZBT SRAMに置きかえることはできない。
【0027】
【実施例】
上記した本発明の実施の形態について、さらに詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照して以下に説明する。図1は、本発明の一実施例の、クロック同期型の半導体記憶装置の構成を示す図である。セルアレイはDRAMセルよりなり、例えばZBT仕様等に準拠するクロック同期型SRAMにインタフェース互換とされる。
【0028】
図1を参照すると、複数のメモリセルを有するセルアレイ100において、通常アクセス用のビット線BE、及び、リフレッシュ用のビット線BF間に直列形態に接続される第1及び第2のメモリセルトランジスタ(スイッチトランジスタ)Tr1、Tr2を有し、第1及び第2のメモリセルトランジスタTr1、Tr2の接続点に、データ蓄積用の容量素子Cの一端が接続され、容量素子Cの他端はGND電位に接続され、1つのメモリセルを構成している。第1及び第2のメモリセルトランジスタTr1、Tr2のゲート端子は、通常アクセス用のワード線W(E)、及びリフレッシュ用のワード線W(F)にそれぞれ接続されている。
【0029】
通常アクセス用の第1のワード線W(E)は、半導体記憶装置外部よりアドレス端子に入力される行アドレスをデコードするXデコーダ111Eのワードドライバ(不図示)に接続され、リフレッシュ用の第2のワード線W(F)は、リフレッシュアドレスの行アドレスをデコードするXデコーダ111Fのワードドライバ(不図示)に接続されている。
【0030】
2つのXデコーダ111E、111Fは、セルアレイ100を間にして対向配置されている。
【0031】
通常アクセス用のビット線B(E)は、外部アドレス用のセンスアンプ/プリチャージ回路113Eに接続され、リフレッシュ用のビット線B(F)は、リフレッシュアドレス用のセンスアンプ/プリチャージ回路113Fに接続されている。センスアンプ113E、113Fはセルアレイ111を間にして対向して配置されている(図の上下)。
【0032】
半導体記憶装置外部から半導体記憶装置のクロック端子に供給されるクロック信号CLKを入力とする入力バッファ121は、内部クロック信号Kを出力する。
【0033】
半導体記憶装置外部より半導体記憶装置のアドレス端子に供給されるアドレス信号Addの行アドレスを入力とする入力バッファ122は、行アドレスAddEを出力する。
【0034】
コマンド判定回路127は、LOWレベルでアクティブのチップイネーブル信号/CE(なお信号名(端子名)の前の記号”/”は、図の信号名(端子名)の上のバーに対応しており、LOWレベルでアクティブを示す)、LOWレベルでアクティブのロード信号/LD信号、/(R/W)(LOWレベルでアクティブのリード、HIGHレベルでライトを示す)を入力し、コマンドをデコードし、リード、ライトコマンドR/W、ライトイネーブル信号WE2、及び、クロック信号KW、クロック信号KDINを出力する。
【0035】
タイマー128は、リフレッシュの周期を規定するリフレッシュトリガ信号(「トリガ信号」という)を生成するタイマーである。タイマー128は、所定値カウントするたびにオーバーフロー信号をトリガ信号として出力し、オートクリアして「0」からカウントアップ動作するカウンタから構成される。
【0036】
リフレッシュアドレス生成回路129は、タイマー128からのトリガ信号をうけてカウント値を1つインクリメントするカウンタよりなり、カウント値はリフレッシュアドレスとして出力される。
【0037】
レジスタ130は、入力バッファ122からの外部アドレス(行アドレス)AddEと、リフレッシュアドレス生成回路129からのリフレッシュアドレスAddFとを入力し、これらのアドレスを保持出力するとともに、ライトアドレスとリフレッシュアドレスが互いに一致するか否かの判定を行い、判定結果を信号HITEとして出力する。
【0038】
またレジスタ130は、外部から入力されたライトアドレスを保持し、レイトライトに対応して2つのライトサイクル分遅らせたアドレス信号ADEを、Xデコーダ111Eに供給し、またリードアドレスはそのままXデコーダ111Eに供給する。さらに、レジスタ130は、ラッチしたリフレッシュアドレス信号ADFをリフレッシュ専用のXデコーダ111Fに供給する。
【0039】
レジスタ130では、外部から入力された行アドレスが、1つのライトサイクル分前に入力され、レジスタ130内に保持されている行アドレスと一致しているときに、信号HIT1を活性化し、外部から入力された行アドレスが、2つのライトサイクル分前に入力され、レジスタ130内に保持されている行アドレスと同じであるとき、信号HIT2を活性化する。
【0040】
リフレッシュコントロール回路131は、レジスタ130からのヒット信号HITE(ライトアドレスとリフレッシュアドレスが一致するか否かの判定結果)を入力し、タイマー128からのトリガ信号Tを、内部クロック信号Kの例えば立ち上がりエッジでサンプルして、リフレッシュ制御信号FCを生成し、該リフレッシュ制御信号FCをXデコーダ111F、及びセンスアンプ/プリチャージ回路113Fに供給する。
【0041】
R/Wコントロール回路132は、コマンド判定回路127からのリード/ライトコマンド信号R/Wを、内部クロック信号Kでサンプルし、アクセス制御用の信号ECを、Xデコーダ111Eとセンスアンプ/プリチャージ回路113Eに供給する。Xデコーダ111Eは、アクセス制御信号ECに基づき、選択されたワード線を所定の期間活性化し、またセンスアンプ113Eは、アクセス制御信号ECに基づき、活性化が制御される。センスアンプ/プリチャージ回路113Eでは、リードサイクルにおいて、ワード線の活性化前に、ビット線B(E)のプリチャージを行う。アドレス端子(不図示)に供給されるアドレス信号を入力とする入力バッファ123の出力(列アドレス)を入力とするレジスタ133は、リード、ライト・コマンドR/W、ライト用クロック信号KWを入力し、ライトアドレス(列アドレス)を2つのライトサイクル分遅らせて出力し、リードアドレスはそのまま、Yデコーダ112に出力する。
【0042】
レジスタ133では、外部から入力された列アドレスが1つのライトサイクル分前の列アドレスと同じであるとき、信号HIT1を活性化し、外部から入力された列アドレスが2つのライトサイクル分前の列アドレスと同じであるとき、信号HIT2を活性化する。
【0043】
ヒット判定回路134は、レジスタ130とレジスタ133からの信号HIT1とHIT2をそれぞれ入力し、読み出しのデータ出力回路に供給するデータを選択するマルチプレクサ138に対して、選択制御信号を出力する。
【0044】
I/O端子に接続される入力バッファ124からの出力信号(書き込みデータ)は、クロック信号KDIN(コマンド判定回路127から出力される)をサンプリングクロックとするレジスタ136に取り込まれ、レジスタ136の出力信号は、クロック信号KDINをサンプリングクロックとするレジスタ137に取り込まれ、レジスタ137の出力信号は、クロック信号KDINをサンプリングクロックとするレジスタ139で取り込まれる。レジスタ136とレジスタ137の出力信号は、マルチプレクサ138の2つの入力端子にそれぞれ入力される。
【0045】
レジスタ136とレジスタ139の出力信号はマルチプレクサ140の2つの入力端子にそれぞれに入力され、マルチプレクサ140は、選択制御信号WE2に基づき、一方を選択し、その出力信号は、トライステートバッファ126に入力される。マルチプレクサ140では、ライトイネーブル信号WE2が活性化されているとき(2ライトサイクル分のレイトライト)、レジスタ139の出力信号を選択出力し、ライトイネーブル信号WE2が非活性化されているとき、マルチプレクサ140は、レジスタ136の出力信号を選択出力する。
【0046】
レジスタ130とレジスタ133からの信号HIT1がともに活性化され、1サイクル前のライトサイクルと同じリードアドレスの場合、ヒット判定回路134は、マルチプレクサ138において、レジスタ136の出力が選択出力するように制御する。
【0047】
レジスタ130とレジスタ133からの信号HIT2がともに活性化され、2サイクル前のライトサイクルと同じリードアドレスの場合、ヒット判定回路134は、マルチプレクサ138において、レジスタ137の出力が選択されるように制御する。
【0048】
それ以外の場合のリードサイクルにおいて、ヒット判定回路134は、マルチプレクサ138において、センスアンプ113E、Yスイッチ(不図示;Yデコーダ112で選択される)を介してデータバスDBUSに出力された読み出しデータを選択するように制御する。
【0049】
トライステートバッファ126は、R/W信号がライトを示すとき、出力イネーブルとされ、リードを示すとき、出力がハイインピーダンス状態とされる。
【0050】
トライステートバッファ126の出力は、データバスDBUSに接続され、書き込みデータは、データバスDBUSから、Yデコーダ112に供給される。
【0051】
Yデコーダ112とトライステートバッファ126の間のデータバスDBUSは、マルチプレクサに138に接続されている。マルチプレクサに138は、前述したように、ヒット判定回路134からの選択制御信号に基づき、マルチプレクサ138に入力される3つの信号の選択を制御する。
【0052】
マルチプレクサ138の出力は、レジスタ135に入力され、内部クロック信号Kでサンプルされ、レジスタ135の出力は、R/W信号がリードを示すとき出力イネーブルとされるトライステートバッファからなる出力バッファ125を介して、I/O端子から出力される。
【0053】
本実施例の動作の概要を説明する。レジスタ130は、リフレッシュアドレス生成回路129からのリフレッシュアドレスと、2ライトサイクル分前に、入力バッファ122から入力され、レジスタ130内に保持されているライトアドレスとを比較し、一致している場合、信号HITEを活性化し、不一致の場合、信号HITEを非活性化とする。
【0054】
リフレッシュコントロール回路131は、レジスタ130からの信号HITEが非活性化状態のとき(より詳しくはm本の行アドレスのうちいずれか1本でもリフレッシュアドレス信号と一致しない場合)、リフレッシュ制御信号FCを活性化させる。R/Wコントロール回路132は、リード、ライトコマンドを受けて、制御信号ECを活性化させる。そして、2ライトサイクル前に入力されたライトアドレスに対するデータ(該データは、2ライトサイクル前にI/O端子より入力され、レジスタ139から出力され、マルチプレクサ140、バッファ126、データバスDBUSを介してYデコーダ112に供給される)のメモリセルへの書き込み動作(Xデコーダ111Eと、ビット線B(E)、センスアンプ(ライトアンプ)SA/PC(E)による書き込み動作)と、リフレッシュ用のXデコーダと、ビット線B(F)、センスアンプSA/PC(F)113Fによるメモリセルのリフレッシュ動作とが同時に行われる。
【0055】
なお、前述したように、レジスタ130は、1、2ライトサイクル前に外部より入力されレジスタ130に保持されているライトアドレス(行アドレス)と、外部より入力されたアドレス(行アドレス)が一致する場合、HIT1、HIT2をアクティブとする。レジスタ133は、1、2ライトサイクル前に外部より入力されレジスタ133に保持されているライトアドレス(列アドレス)と、外部より入力されたアドレス(列アドレス)が一致する場合、HIT1、HIT2を活性状態(アクティブ)とする。
【0056】
リード時に、レジスタ130とレジスタ133からのHIT1、HIT2が非活性状態のとき、ヒット判定回路134は、マルチプレクサ138において、データバスDBUSの読み出しデータを選択出力させ、マルチプレクサ138の出力は、レジスタ135でラッチされ、出力バッファ125からI/O端子に出力される。
【0057】
1、又は2ライトサイクル分のライトアドレスの行及び列アドレスと、外部より入力されたリードアドレスの行及び列アドレスが一致する場合、レジスタ130とレジスタ133からのHIT1又はHIT2が活性化される。
【0058】
マルチプレクサ138では、信号HIT1が活性化されている場合、読み出しデータとして、レジスタ136に保持されている書き込みデータを、マルチプレクサ138で選択し、一方、信号HIT2が活性化されている場合、読み出しデータとしてレジスタ137に保持されている書き込みデータを、マルチプレクサ138で選択し、マルチプレクサ138の出力は、レジスタ135でラッチされ、出力バッファ125からI/O端子に出力される。
【0059】
図1のレジスタ130の構成のいくつかの例について以下に説明する。図2は、図1のレジスタ130の構成の一例を示す図である。
【0060】
図2を参照すると、外部アドレスAddEを内部クロック信号Kの立ち上がりエッジでサンプルするラッチ回路300と、リフレッシュアドレスAddFを内部クロック信号Kの立ち上がりエッジでサンプルするラッチ回路301と、ラッチ回路300の出力信号を書き込み動作用のクロック信号KWの立ち下がりエッジ(内部クロック信号Kの立ち上がりと同一サイクル内)でラッチするラッチ回路302と、ラッチ回路302の出力信号を、書き込み動作用のクロック信号KWの立ち上がりエッジ(クロック信号KWの立ち下ったのち、次のライトサイクルでのクロック信号KWの立ち上がり)でラッチするラッチ回路303と、ラッチ回路303の出力信号を、書き込み動作用のクロック信号KWの立ち下がりエッジでラッチするラッチ回路304と、ラッチ回路304の出力信号を書き込み動作用のクロック信号KWの立ち上がりエッジでラッチするラッチ回路305と、を備えており、ラッチ回路300の出力信号とラッチ回路305の出力信号とを入力とし、リード、ライトコマンドR/W信号が、リードを示すときラッチ回路300の出力信号を選択し、R/W信号がライトを示すときラッチ回路305の出力信号を選択するマルチプレクサ306と、マルチプレクサ306の出力信号を、内部クロック信号Kの立ち下がりエッジでサンプルするラッチ回路310を備えている。
【0061】
ラッチ回路310の出力は、外部アドレス信号ADEとしてXデコーダ111Eに供給される。さらに、レジスタ130は、ラッチ回路301の出力信号を内部クロック信号Kの立ち下がりエッジでサンプルするラッチ回路311を備えており、ラッチ回路311の出力は、リフレッシュアドレス信号ADFとして、リフレッシュ用のXデコーダ111Fに供給される。
【0062】
図2を参照すると、このレジスタ130(図1参照)は、さらに、一致検出回路307、308、309と、一致検出回路307、308、309の出力信号を内部クロック信号Kの立ち下がりエッジでサンプルするラッチ回路312、313、314を備えている。
【0063】
一致検出回路307は、リフレッシュアドレスAddFをラッチするラッチ回路301の出力信号と、マルチプレクサ306の出力信号が互いに一致するか否か比較し、一致した場合、LOWレベルを出力する。この実施例では、一致検出回路は、2入力排他的論理和ゲートで構成されている。
【0064】
一致検出回路308は、外部アドレスをラッチするラッチ回路300の出力信号と、ラッチ回路300の出力信号を、書き込み動作用のクロック信号KWの立ち下がりエッジでサンプルするラッチ回路302の出力信号が互いに一致するか否か比較し、一致した場合、LOWレベルを出力する。
【0065】
一致検出回路309は、ラッチ回路300の出力信号と、ラッチ回路304の出力(2つのサイクル前のライトアドレス)が一致するか否か比較し、一致した場合、LOWレベルを出力する。
【0066】
ラッチ回路312、313、314の出力は、信号HITE、HIT1、HIT2として出力される。
【0067】
ラッチ回路300及び301は、内部クロック信号KのLOWからHIGHレベルへの立ち上がりで、アドレスAddE、リフレッシュアドレスAddFをそれぞれラッチし、出力段のラッチ回路310〜314は、同一サイクルでの内部クロック信号KのHIGHレベルからLOWレベルへの立ち下がりでそれぞれの入力をラッチ出力する。
【0068】
書き込み制御用のクロック信号(KW)の立ち下りエッジと立ち上がりエッジでそれぞれデータをサンプルする2つのラッチ回路302、303と、2つのラッチ回路304、305の組は、ライトアドレスをレイトライトの仕様に従い、この場合、2ライトサイクル遅延させる、タイミング調整用のライトアドレス保持回路(「レイトライトレジスタ」ともいう)として機能する。このライトアドレス保持回路を構成する最終段のラッチ回路305は、書き込み制御用のクロック信号KWの立ち上がりで、ラッチ回路300でサンプルされてから2つのライトサイクル分遅れた時点で、ライトアドレスをマルチプレクサに出力する。
【0069】
次に、図2に示したレジスタ(図1の130)の動作について説明する。リード動作時は、R/W信号がリードを示し、R/W信号を選択制御信号として入力するマルチプレクサ306では、ラッチ回路300の出力信号が選択され、ラッチ回路310から行アドレス信号ADEが供給される。また、リフレッシュアドレスAddFを内部クロック信号Kの立ち上がりでラッチするラッチ回路301の出力信号を、内部クロック信号Kの立ち下がりエッジでラッチするラッチ回路311の出力信号がリフレッシュアドレスADFとして出力される。前述したように、ラッチ回路301とラッチ回路311によるリフレッシュアドレスAddFのラッチ出力は、同一サイクル内の内部クロック信号Kのパルスの立ち上がりと立ち下がりで行われる。なお、リード動作のとき、クロック信号KWのクロックパルスは生成されず(例えばLOWレベルに保持される)、ラッチ回路300の出力は、4段のラッチ回路302、303、303、305に転送されない。
【0070】
ライト動作時は、R/W信号がライトを示し、R/W信号を選択制御信号として入力するマルチプレクサ306では、ラッチ回路305の出力信号が選択され、ラッチ回路310から行アドレス信号ADEが供給される。また、リフレッシュアドレスAddFを内部クロック信号Kの立ち上がりでラッチするラッチ回路301の出力信号を内部クロック信号Kの立ち下がりエッジでラッチするラッチ回路311の出力がリフレッシュアドレスADFとして出力される。
【0071】
一致検出回路307は、ラッチ回路301の出力信号と、マルチプレクサ306の出力信号(リードのときは、ラッチ回路300の出力、ライトのときは、ラッチ回路305の出力)が一致するか否か比較し、一致した場合、LOWレベルを出力し、不一致の場合、HIGHレベルを出力する。
【0072】
一致検出回路308は、ラッチ回路302の出力(1ライトサイクル分前のライトアドレス)と、ラッチ回路300の出力(現サイクルで入力されたアドレス)とが一致するか否か比較し、一致した場合、LOWレベルを出力し、不一致の場合、HIGHレベルを出力する。
【0073】
一致検出回路309は、ラッチ回路304の出力(2ライトサイクル分前のライトアドレス)と、ラット回路300の出力(現サイクルのアドレス)が一致するか否か比較し、一致した場合、LOWレベルを出力し、不一致の場合、HIGHレベルを出力する。
【0074】
なお、図2においては、簡単のため、ラッチ回路300〜305、310〜314、一致検出回路307〜309、マルチプレクサ306へのアドレス入力として、1本の信号線で示されているが、行アドレス信号のビット幅分(例えばm本)の信号線がそれぞれ入力される。後述する図3、図5、図8等においても同様である。
【0075】
図3は、図1の、列アドレスをラッチしてYデコーダ112に供給するレジスタ133の構成の一例を示す図である。図3において、外部アドレスAddを内部クロック信号Kの立ち上がりエッジでサンプルするラッチ回路370と、ラッチ回路370の出力信号を書き込み動作用のクロック信号KWの立ち下がりエッジでラッチするラッチ回路371と、ラッチ回路371の出力信号を書き込み動作用のクロック信号KWの立ち上がりエッジでラッチするラッチ回路372と、ラッチ回路372の出力信号を書き込み動作用のクロック信号KWの立ち下がりエッジでラッチするラッチ回路373と、ラッチ回路373の出力信号を書き込み動作用のクロックKWの立ち上がりエッジでラッチするラッチ回路374を備えており、ラッチ回路370の出力信号とラッチ回路374の出力信号を入力とし、R/W信号がリードを示すときラッチ回路370の出力信号を選択し、R/W信号がライトを示すときラッチ回路374の出力信号を選択するマルチプレクサ375と、マルチプレクサ375の出力信号を内部クロック信号Kの立ち下がりエッジでサンプルするラッチ回路376を備え、ラッチ回路376の出力信号は、外部アドレス信号(列アドレス)としてYデコーダ(図1の112)に供給され、ラッチ回路370の出力信号とラッチ回路371の出力が一致するか否か比較し、一致した場合、LOWレベルを出力する一致検出回路377と、ラッチ回路370の出力信号とラッチ回路373の出力が一致するか否か比較し、一致した場合、LOWレベルを出力する一致検出回路378とを備え、一致検出回路377の出力信号と一致検出回路378の出力信号を内部クロック信号Kの立ち下がりエッジでサンプルしてHIT1、HIT2として出力するラッチ回路379、380を備えて構成される。
【0076】
このレジスタ133の構成は、図2に示したレジスタ130の構成において、リフレッシュアドレス信号をラッチするラッチ回路(図2の301、311)と、リフレッシュアドレスとマルチプレクサ306の出力が一致するか否かを検出する回路(図2の307、312)を省力して構成される。
【0077】
図3に示したレジスタ(図1の133)の動作について説明する。リード動作時は、R/W信号がリードを示し、R/W信号を選択制御信号として入力するマルチプレクサ375では、ラッチ回路370の出力信号が選択され、ラッチ回路376から列アドレス信号ADEが供給される。なお、リード動作のとき、クロック信号KWのクロックパルスは生成されず、ラッチ回路370の出力は、4段のラッチ回路371、372、373、374に転送されない。
【0078】
ライト動作時は、R/W信号がライトを示し、R/W信号を選択制御信号として入力するマルチプレクサ375では、ラッチ回路374の出力信号が選択され、ラッチ回路376からアドレス信号(列アドレス)ADEが供給される。
【0079】
一致検出回路377は、ラッチ回路371の出力(1ライトサイクル分前のライトアドレス)と、ラッチ回路370の出力(現サイクルで入力されたアドレス)とが一致するか否か比較し、一致した場合、LOWレベルを出力し、不一致の場合、HIGHレベルを出力する。
【0080】
一致検出回路378は、ラッチ回路373の出力(2ライトサイクル分前のライトアドレス)と、ラット回路370の出力(現サイクルのアドレス)が一致するか否か比較し、一致した場合、LOWレベルを出力し、不一致の場合、HIGHレベルを出力する。
【0081】
図4は、図1に示した半導体記憶装置の動作を説明するためのタイミング図である。図4において、AddEは、図1の入力バッファ122の出力、CLK/Kは入力バッファ121への入力クロックと入力バッファ121からの出力クロック(内部クロック信号)、ADEは、レジスタ130の出力、AddFは、リフレッシュアドレス生成回路129の出力、ADFはレジスタ130から出力されるリフレッシュアドレス、HITEはレジスタ130から出力される一致検出信号(ヒット信号)、ECは通常アクセス制御信号、FCはリフレッシュ制御信号、W(E)は通常アクセス用ワード線、B(E)は、通常アクセス用のビット線、SE(E)は通常アクセス用のセンスアンプ113E(図1)のセンスイネーブル信号、W(F)はリフレッシュ専用ワード線、B(F)は、リフレッシュ用のビット線、SE(F)はリフレッシュ用のセンスアンプ113F(図1)のセンスイネーブル信号である。
【0082】
外部行アドレスAddEがA0、A1、A2、…でライトサイクルが行われるものとする。リフレッシュアドレスAddFは、An-1、An、…とされる。
【0083】
信号HITEがLOWレベルのとき(リフレッシュアドレスAddFが、2つのライトサイクル前に入力されたライトアドレスAddE、又は、現サイクルのリードアドレスAddEと一致する場合)、リフレッシュ制御信号FCは活性化されず、通常アクセス制御信号ECが活性化され、ワード線W(E)が活性化され、センスアンプSE(E)(不図示のライトアンプ)の活性化が行われる。リフレッシュ制御信号FCは活性化されないため、リフレッシュ用ポートのコアポートにおいて、センスアンプSE(F)の活性化によるリフレッシュが行われない。
【0084】
外部行アドレスA1≠An(リフレッシュアドレス)の場合、信号HITEはHIGHレベルとされ(記号「*」で示す)、リード、ライト用のコアポートにおいて、通常アクセス制御信号ECが活性化され、ワード線W(E)が活性化され、ビット線B(E)に接続するセンスアンSE(E)による読み出し(書き込み時にはライトアンプによる書き込み)が行われる。また、リフレッシュ制御信号FCは活性化され(記号「*」で示す、この例では、HIGHレベル)、ワード線W(F)が活性化され、リフレッシュ用ポートのコアポートにおいて、センスアンプSE(F)の活性化によるリフレッシュが行われる。
【0085】
なお、ここで、センスアンプSE(E)の活性化がセンスアンプSE(F)の活性化より先行すると、センスアンプSE(E)の活性化が電源ノイズとなりセンスアンプSE(F)の活性化前のビット線B(F)に悪影響を与え、逆にセンスアンプSE(F)の活性化がセンスアンプSE(E)の活性化より先行するとセンスアンプSE(F)の活性化が電源ノイズとなってビット線B(E)の電位に伝わり悪影響を与える。そこで、本実施例では、リフレッシュコントロール回路131と、R/Wコントロール回路132とに入力される内部クロック信号Kにより、センスアンプSE(E)とセンスアンプSE(F)とが同時に活性化を開始するように制御している。
【0086】
図5は、図1のレジスタ130の別の構成の一例を示す図である。図5を参照すると、このレジスタは、外部アドレスAddEを内部クロック信号Kの立ち上がりエッジでサンプルするラッチ回路320と、ラッチ回路320の出力信号を内部クロック信号Kの立ち下がりエッジでラッチするラッチ回路329と、リフレッシュアドレスAddFを内部クロック信号Kの立ち上がりエッジでサンプルするレジスタ回路(ラッチ)321と、ラッチ回路320の出力信号を書き込み動作用のクロック信号KWの立ち下がりエッジでラッチするラッチ回路322と、ラッチ回路322の出力信号を書き込み動作用のクロック信号KWの立ち上がりエッジでラッチするラッチ回路323と、ラッチ回路323の出力信号を書き込み動作用のクロック信号KWの立ち下がりエッジでラッチするラッチ回路324と、ラッチ回路324の出力信号を書き込み動作用のクロック信号KWの立ち上がりエッジでラッチするラッチ回路325と、を備えており、ラッチ回路320の出力信号とラッチ回路325の出力信号を入力とし、R/W信号がリードを示すときラッチ回路320の出力信号を選択し、R/W信号がライトを示すときラッチ回路325の出力信号を選択するマルチプレクサ326と、マルチプレクサ326の出力信号の反転して出力するインバータ327と、インバータ327の出力信号を反転しインバータ327の入力に供給するインバータ328と、インバータ327の出力信号を反転してアドレス信号ADEを出力するインバータ333を備え、インバータ327、328はフリップフロップを構成している。
【0087】
インバータ323の出力信号ADEは、Xデコーダ111Eに供給される。レジスタ321の出力は、リフレッシュアドレス信号ADFとしてリフレッシュ用のXデコーダ111Fに供給される。
【0088】
さらに、このレジスタは、一致検出回路330、331、332を備えている。一致検出回路332は、ラッチ回路324の出力信号と、レジスタ321の出力信号が一致するか否か比較し、一致した場合、信号HITEを活性化して(LOWレベルとして)出力し、不一致の場合、HIGHレベルの信号HITEを出力する。
【0089】
一致検出回路330は、ラッチ回路329の出力信号とラッチ回路322の出力が一致するか否か比較し、一致した場合、信号HIT1を活性化して(LOWレベルとして)出力し、不一致の場合、HIGHレベルの信号HIT1を出力する。
【0090】
一致検出回路331は、ラッチ回路329の出力信号とラッチ回路324の出力(2つのライトサイクル前に対応するライトアドレス)が一致するか否か比較し、信号HIT2を活性化して(LOWレベルとして)出力し、不一致の場合、HIGHレベルの信号HIT2を出力する。
【0091】
書き込み制御用のクロック信号KWの立ち下りエッジと立ち上がりエッジでそれぞれデータをサンプルする2つのラッチ回路322、323と、2つのラッチ回路324、325の組は、ライトアドレスをレイトライトの仕様に従い、この場合、2ライトサイクル遅延させるライトアドレス保持回路として機能する。このライトアドレス保持回路を構成する最終段のラッチ回路325は、書き込み制御用のクロック信号KWの立ち上がりで、ラッチ回路320でサンプルされてから2つのライトサイクル遅れたタイミングで、ライトアドレスをマルチプレクサ326に出力する。一致検出回路332には、レジスタ321からのリフレッシュアドレスと、アドレスAddEがラッチ回路320に入力されたサイクルの次のライトサイクルにおける書き込みクロック信号の立ち下がりエッジ(ライトアドレスが入力されてから2つのライトサイクルが経過する前の時点)で、アドレスを出力するラッチ回路324の出力信号とを入力して、これらのアドレスが一致するか否かを比較する。
【0092】
2つのライトサイクル前の書き込みアドレスと、リフレッシュアドレスとが一致した場合、図1のリフレッシュコントロール回路131に供給する信号HITEをLOWレベルとして、リフレッシュ動作をとめる。すなわち、信号HITEを受けるリフレッシュコントロール回路131は、リフレッシュ制御信号FCを非活性化状態とし、リフレッシュ動作を止める。
【0093】
図2に示したレジスタ130の構成と相違して、この実施例のレジスタにおいては、信号HITEは、マルチプレクサ326の前の段に位置するラッチ回路324の出力信号と、リフレッシュアドレスの一致検出結果とされている。この実施例では、セルアレイに対するライト動作が行われるサイクルが開始されるよりも前の時点で、リフレッシュアドレスと、ライトアドレスとが一致するか否か比較判定する、構成とされており、リフレッシュアドレスと、2つのライトサイクル前のライトアドレスとが一致している場合、リフレッシュを止め、一致している場合、ライト動作と、リフレッシュ動作とが同時に行われる。
【0094】
図6は、図1のリフレッシュコントロール回路131の構成の一例を示す図である。図6を参照すると、このリフレッシュコントロール回路は、ライトイネーブル/WE(LOWレベルでアクティブ)を入力し、さらに、図5に示したレジスタからのHITE信号を、行アドレス信号の本数分(A0〜Am)入力し、これらの入力信号の論理和(OR)演算結果を出力する論理ゲート401を備え、内部クロック信号Kで、タイマー128からのリフレッシュトリガ信号Tをサンプルするレジスタ402を備えている。
【0095】
論理ゲート401の出力信号とレジスタ402の出力信号を入力とし、2つの入力信号の論理積(AND)演算結果を出力する論理ゲート403を備え、論理ゲート403の出力信号Aを入力とし、論理ゲート403の出力信号Aが、リフレッシュを指示する値であるとき、内部クロック信号Kの立ち上がりエッジに基づき、リフレッシュ制御信号FC(ワンショットパルス)を出力するコントロールパルス発生回路404を備えている。
【0096】
論理ゲート401は、入力信号として、ライトイネーブル/WEがLOWレベルであり、且つ、行アドレス信号(A0〜Am)の本数分の複数の信号HITEがすべてLOWレベル(一致)のときにのみ、LOWレベルを出力し、それ以外の入力信号の論理レベルの組み合わせに対してHIGHレベルを出力する。論理ゲート403は、レジスタ402がリフレッシュトリガ信号Tを内部クロック信号Kでサンプルした信号がHIGHレベルである場合(リフレッシュ要求があがったときでも)に、論理ゲート401の出力信号がLOWレベルである場合(すなわち、ライトイネーブル/WEがLOWレベルであり、且つ、ライトアドレスの行アドレス信号がリフレッシュアドレスと一致している場合)には、当該リフレッシュアドレスに関するリフレッシュ動作を抑止する制御を行なうように、コントロールパルス発生回路404に指示する。すなわち、
(a)リフレッシュトリガ信号Tが生成されないサイクルには、レジスタ402からLOWレベルが出力され、論理ゲート403の出力信号Aは、LOWレベルとされ、コントロールパルス発生回路404は、リフレッシュ制御信号FCを非活性化状態(例えばLOWレベル)とする。
【0097】
(b)リフレッシュトリガ信号Tが生成され、レジスタ402からHIGHレベルが出力されるが、論理ゲート401からLOWレベルが出力されるとき(信号/WEがLOWレベル、HITEがすべてLOWレベルのとき)は、論理ゲート403の出力信号AはLOWレベルとされ、コントロールパルス発生回路404は、リフレッシュ制御信号FCを非活性化状態(例えばLOWレベル)とする。
【0098】
(c)リフレッシュトリガ信号Tが生成され、レジスタ402からHIGHレベルが出力され、論理ゲート401からHIGHレベルが出力されるとき(信号/WEがHIGHレベル、又は、少なくとも1つのHITEがHIGHレベルのとき)は、論理ゲート403の出力信号Aは、HIGHレベルとされ、コントロールパルス発生回路404は、リフレッシュ制御信号FCを活性化状態(例えばHIGHレベル)とする。
【0099】
なお、図6では、説明のため、リフレッシュアドレスと、2つのライトサイクル相当前に入力されたライトアドレスとの一致を検出する一致検出回路(図5の332)を2ビット入力の排他的論理和とし、行アドレス信号(A0〜Am)に対して、m個の一致検出回路を備え、m本のHITE信号が出力される構成を想定している。一方、図5の一致検出回路332が、ラッチ回路324から並列出力されるmビットのライトアドレスと、レジスタ321から並列出力されるmビットのリフレッシュアドレスとが一致するか比較し、1ビットの信号HITEを出力する回路構成とされている場合、図6の論理ゲート401は、/WEと信号HITEを入力とする2入力OR回路で置きかえられる。
【0100】
図6に示す構成では、論理ゲート401に入力されるHITE信号として、図5を参照して説明した、レイトライト用のレジスタ(ラッチ回路324)から出力されるライトアドレスと、レジスタ321のリフレッシュアドレスを1サイクル前に判定しておく構成とし、信号HITEの信号経路の遅れ(外部アドレスとリフレッシュアドレスの比較時間)を、見えなくしている。すなわち、内部クロック信号Kの立ち上がりから、リフレッシュ制御信号FCの立ち上がりまでの信号パスを高速化する(信号の遅延時間を短縮)。
【0101】
図7は、図6に示したリフレッシュコントロール回路の動作を説明するためのタイミング図である。図7には、セルアレイへのライト動作(Write Cycle)が開示される直前のサイクルで信号HITEがHIGHレベル(ライトアドレスの行アドレスとリフレッシュアドレスが不一致)、LOWレベル(ライトアドレスの行アドレスとリフレッシュアドレスが一致)とされた場合について実線と破線で示されている。
【0102】
リードサイクル(Read Cycle)において、内部クロック信号Kの立ち上がりにおいて、論理ゲート403の出力信号AはLOWレベルとされ、コントロールパルス発生回路405から出力されるリフレッシュ制御信号FCはLOWレベルのままである。
【0103】
ライトサイクルにおいて、内部クロック信号Kの立ち上がりで、信号/WEはLOWレベルであり、アドレスA0〜Amに関するm本のすべての信号HITEがLOWレベルであるとき(2サイクル前のライトアドレスがリフレッシュアドレスと一致)、論理ゲート401の出力はLOWレベルであり、論理ゲート403の出力であるノードAはLOWレベルとなる。このとき、コントロールパルス発生回路404から出力されるリフレッシュ制御信号FCはLOWレベルとされ、リフレッシュは行われない(図7のWrite Cycleの「*」参照)。なお、図7において、HITE、ノードA、FCの「*」は、ライトアドレスの行アドレスがリフレッシュアドレスとヒットした場合(HITE=LOWレベル)を表し、対応する破線はそれぞれの信号波形を示している。
【0104】
行アドレスA0〜Amに関して少なくともいずれか一つのアドレスについての信号HITEがHIGHレベルであるとき(不一致の場合)、ライトサイクルの内部クロック信号Kの立ち上がりにおいて、論理ゲート403の出力であるノードAはHIGHレベルとなる。コントロールパルス発生回路404から出力されるリフレッシュ制御信号FCはHIGHレベルとされ、リフレッシュ動作が行なわれる。
【0105】
なお、図5に示したレジスタの構成において、リフレッシュアドレスAddFを入力とするレジスタ321と、一致検出回路332を除いた構成を、図1のレジスタ133として用いてもよい。
【0106】
図8は、図1のレジスタ130のさらに別の構成の一例を示す図である。図8を参照すると、外部アドレスAddEを内部クロック信号Kの立ち上がりエッジでサンプルするラッチ回路340と、ラッチ回路340の出力信号を内部クロック信号Kの立ち下がりエッジでラッチするラッチ回路348と、リフレッシュアドレスAddFを内部クロック信号Kの立ち上がりエッジでサンプルするレジスタ回路(ラッチ回路)356と、ラッチ回路340の出力信号を書き込み動作用のクロック信号KWの立ち下がりエッジでラッチするラッチ回路341と、ラッチ回路341の出力信号を書き込み動作用のクロック信号KWの立ち上がりエッジでラッチするラッチ回路342と、ラッチ回路342の出力信号を書き込み動作用のクロック信号KWの立ち下がりエッジでラッチするラッチ回路343と、ラッチ回路343の出力信号を書き込み動作用のクロック信号KWの立ち上がりエッジでラッチするラッチ回路344と、を備えており、ラッチ回路340の出力信号とラッチ回路344の出力信号を入力とし、R/W信号がリードを示すときラッチ回路340の出力信号を選択し、R/W信号がライトを示すときラッチ回路344の出力信号を選択するマルチプレクサ345と、マルチプレクサ345の出力信号を反転出力するインバータ346と、インバータ346の出力信号を反転しインバータ346の入力に供給するインバータ347と、インバータ346の出力信号を反転しアドレス信号ADEとして出力するインバータ358とを備え、インバータ346、347はフリップフロップを構成している。
【0107】
インバータ358の出力信号ADEは、Xデコーダ111Eに供給される。レジスタ356の出力信号は、リフレッシュアドレス信号ADFとしてリフレッシュ用のXデコーダ111Fに供給される。
【0108】
さらに、このレジスタは、一致検出回路349、350を備えている。一致検出回路349は、ラッチ回路348の出力信号と、レジスタ341の出力信号とが一致するか否か比較し、一致した場合、信号HIT1を活性化して(LOWレベルとして)出力する。一致検出回路350は、ラッチ回路348の出力信号と、レジスタ343の出力信号とが一致するか否か比較し、一致した場合、信号HIT2を活性化して(LOWレベルとして)出力する。
【0109】
外部アドレスAddEとリフレッシュアドレスAddFとを入力するリード用の一致検出回路351を備え、外部アドレスAddEとリフレッシュアドレスAddFとが一致した場合、一致検出回路351は、LOWレベルを出力する。
【0110】
ラッチ回路343の出力信号とリフレッシュアドレスAddFとを入力するライト用の一致検出回路352を備え、ラッチ回路343の出力信号とリフレッシュアドレスAddFとが一致した場合、一致検出回路352はLOWレベルを出力する。
【0111】
一致検出回路351の出力端子は、PMOSトランジスタよりなるパストランジスタ353の一端に接続され、一致検出回路352の出力端子は、NMOSトランジスタ354よりなるパストランジスタ354の一端に接続され、パストランジスタ353、354の接続点は、レジスタ357に接続されている。PMOSトランジスタ353は、ゲート端子に/(R/W)信号を入力し、/(R/W)信号がLOWレベルのとき(リードのとき)、オンし、リード用一致検出回路351の出力信号をレジスタ357へ伝達する。
【0112】
NMOSトランジスタ354は、ゲート端子に/(R/W)信号を入力し、/(R/W)信号がHIGHレベルのとき(ライトのとき)、オンし、一致検出回路352の出力信号をレジスタ357へ伝達する。
【0113】
レジスタ357は、PMOSトランジスタ353とNMOSトランジスタ354の接続点の信号電圧を、内部クロック信号Kでサンプルして信号HITEとして出力する。
【0114】
内部クロック信号Kで駆動されるレジスタ357の前段で、外部アドレスAddEの入力(B)と、リフレッシュアドレスAddFを、一致検出回路351で判定し、リード用の判定結果と、ライト用判定結果をR/W信号で選択して、内部クロック信号Kでレジスタ357に取り込んでいる。内部クロック信号Kの立ち上がりの前に、リフレッシュアドレスAddFと外部アドレスAddEとの一致が判定できるため、高速である。
【0115】
図8の構成において、レジスタ356、リード用一致検出回路351、ライト用一致検出回路352、パストランジスタ353、354、レジスタ357を除去して、図1のレジスタ133を構成してもよい。
【0116】
図9は、上記した2ポートDRAMセルを有する、本発明の実施例の半導体記憶装置を適用した、ZBT仕様の高速SRAMの動作を説明するためのタイミング図である。図9において、CLKは、図1のクロック信号CLK、Addは、図1の外部からアドレス端子に供給されるアドレスAdd、R/Wは図1のリード/ライト信号R/Wであり、「R」はリード、「W」はライトを表している。I/Oは図1の/O端子のデータ、Wordはセルアレイのワード線、セルへのリードライトは、セルアレイへのリードであるか、ライトであるかを表している。
【0117】
時刻(タイミング)t0、t1からの2サイクルでは、アドレスA0、A2がアドレス端子に入力され、それぞれ、セルアレイ側でのリードサイクル(R/W号=LOWレベル)である。
【0118】
タイミングt2、t4、t5からの3サイクルは、アドレスA3、A4、A5がアドレス端子に入力され、それぞれ、セルアレイ側でのライトサイクル(R/W号=HIGHレベル)である。
【0119】
タイミングt6、t7からの2サイクルは、アドレスA6、A7がアドレス端子に入力され、それぞれ、セルアレイ側でのリードサイクル(R/W号=LOWレベル)である。
【0120】
I/O端子には、タイミングt2、t4で、セルアレイからの読み出しデータQ0、Q2(アドレスA0、A2のメモリセルの読み出しデータ)が出力される(図9のI/Oの「Data Out」参照)。読み出しデータのI/O端子からの出力は、リードアドレスの入力から1サイクル遅れている。
【0121】
タイミングt5、t6、t7では、I/O端子から書き込みデータQ3、Q4、Q5が入力され(図9のI/Oの「Data In」参照)、タイミングt8では、I/O端子から、読み出しデータQ6(タイミングt6のアドレスA6で読み出されたデータ)が出力される。
【0122】
図9の「Word」は、図1の通常ワード線W(E)に対応し、「Word」のA0、A2は、アドレスA0、A2に対応するワード線が選択されていることを示しており、Readは、セルからの読み出しが行われることを表している。すなわち、セルアレイの動作としてワード線は、タイミングt0、t1でアドレスA0、A2がそれぞれ選択され、セルデータQ0、Q2がセルから読み出される。
【0123】
タイミングt2、t4では、それぞれ、ライトサイクルt2よりも、2ライトサイクル(図9では図示されない)前のライトアドレスAW−2、AW−1が選択され、データDW−2、DW−1がそれぞれセルに書き込まれる(レイトライト)。
【0124】
タイミングt5において、2ライトサイクル前のアドレスA3が選択され(レイトライト)、D3がセルに書き込まれる。
【0125】
タイミングt6、t7では、それぞれアドレスA6、A7が選択され、セルデータQ6、Q7がセルから読み出される。図9に示したように、パイプライン・バースト動作が行われ、リード/ライト動作において、アドレス入力からデータ入力/出力まで、1/2クロックサイクル遅れ、リード/ライト動作の切替時に、データバスにデッドサイクルが存在せず、最大限のメモリ・バンド幅での使用を可能として、高速化を達成している。
【0126】
以下に、本発明の別の実施例についてさらに説明する。図10は、図1のレジスタ130の別の構成を示す図であり、レイトライト1段の構成である。図10を参照すると、このレジスタは、外部アドレスAddEを内部クロック信号KのLOWレベルからHIGHレベルヘの立ち上がりエッジでサンプルするラッチ回路360と、ラッチ回路360の出力信号を、HIGHレベルに立ち上がっている内部クロック信号KのLOWレベルへの立ち下がりエッジでラッチするラッチ回路366と、リフレッシュアドレスAddFを内部クロック信号Kの立ち上がりエッジでサンプルするレジスタ(ラッチ回路)368と、ラッチ回路360の出力信号を書き込み動作用のクロック信号KWの立ち下がりエッジ(ラッチ回路360のサンプリング信号をなす内部クロック信号Kの立ち上がりと同一サイクルでのクロック信号KWの立ち下がり)でラッチするラッチ回路361と、ラッチ回路361の出力信号を、書き込み動作用のクロック信号KWヘの立ち上がりエッジ(ラッチ回路360でラッチされたサイクルの次のライトサイクルでのクロック信号KWの立ち上がり)でラッチするラッチ回路362と、ラッチ回路360の出力信号とラッチ回路362の出力信号を入力とし、R/W信号がリードを示すときラッチ回路360の出力信号を選択し、R/W信号がライトを示すときラッチ回路362の出力信号を選択するマルチプレクサ363と、マルチプレクサ363の出力信号を反転出力するインバータ364と、インバータ364の出力信号を反転しインバータ364の入力に供給するインバータ365と、インバータ364の出信号力を反転し出力信号ADEとして出力するインバータ370を備え、インバータ364、365はフリップフロップを構成している。
【0127】
インバータ370の出力信号ADEは、Xデコーダ111Eに供給される。レジスタ368の出力信号は、リフレッシュアドレス信号ADFとしてリフレッシュ用のXデコーダ111Fに供給される。
【0128】
図10を参照すると、このレジスタは、さらに、一致検出回路367、369を備えている。一致検出回路369は、ラッチ回路361の出力信号と、レジスタ368の出力信号とが一致するか否か比較し、一致した場合、信号HITEを活性化して(LOWレベルとして)出力する。この構成においても、ライトアドレスを1ライトサイクル分遅延させる前の時点で、一致検出回路369は、リフレッシュアドレスと、ライトアドレスとが一致するか否かを検出する構成とされている。
【0129】
一致検出回路367は、ラッチ回路366の出力信号とラッチ回路361の出力信号とを比較し、一致した場合、信号HIT1を活性化して(LOWレベルとして)出力し、不一致の場合、HIGHレベルの信号HIT1を出力する。
【0130】
書き込み動作用のクロック信号KWの立ち下がりエッジでラッチするラッチ回路361と、書き込み動作用のクロック信号KWの立ち上がりエッジでラッチするラッチ回路362とが、1ライトサイクル分、ライトアドレスを遅延させるライトアドレス保持回路として機能する。
【0131】
図1のレジスタ133も、図10の構成に従い、1レイトライト構成としてもよい。すなわち、図1のレジスタ133は、図10において、リフレッシュアドレスをラッチするレジスタ368と一致検出回路369を除いて構成される。なお、クロック信号CLK、及び内部クロック信号K等のかわりに、ラッチタイミング信号として、チップイネーブル信号/CEを用いてもよい。あるいは、リード動作において、チップイネーブル信号を内部クロック信号Kのかわりに用い、ライト動作において、ライトイネーブル信号/WEを書き込み動作用のクロック信号KWの代わりに用いてもよい。かかる構成により、クロック同期型でない、疑似SRAMに対しても、本発明を適用することができる。なお、上述した実施例の変形として、図1のヒット(HIT)判定回路134の出力により、R/Wコントロール回路132を制御し、ヒット(HIT)判定回路134で一致を検出した場合には、セルアレイ100からの読み出しを禁止する構成としてもよい。
【0132】
また、上記実施例では、レジスタ130等において所定サイクル分遅らせたライトアドレスの行アドレス信号と、リフレッシュアドレスとを比較して一致検出信号HITEを生成し、リフレッシュ動作の制御を行なっているが、例えば外部から入力されたリードアドレスの行アドレス信号と、リフレッシュアドレスとを比較し、不一致の場合には、リードアドレスで選択されるセルアレイからのデータの読み出しと同時に、リフレッシュアドレスで選択されるセルアレイのリフレッシュ動作を行い、一致の場合は、リフレッシュ動作を抑止し、前記リードアドレスで選択されるセルアレイからのデータの読み出しを行う構成としてもよい。
【0133】
以上本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は、上記実施例の構成にのみ限定されるものでなく、特許請求の範囲の各請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
【0134】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、リフレッシュ用のワード線、ビット線、センスアンプを備えたデュアルポートDRAMセルを有し、リフレッシュアドレスと外部アドレスとが異なる場合、リード/ライト動作とリフレッシュ動作を同時並行的に行うようにしたことにより、リフレッシュ動作のための非選択時間を設けることを不用とし、クロック同期型高速SRAMを、低コスト、チップ面積の縮減、低消費電力で実現することができる。
【0135】
また、本発明によれば、セルアレイにおいてライト動作が開始されるよりも前に、リフレッシュアドレスと、ライトアドレスとが一致するか否か比較判定する構成とし、リフレッシュアドレスのラッチのタイミングからリフレッシュ制御信号の出力までの信号パスの遅延を、みかけ上短縮し、高速化に対応可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の半導体記憶装置のセルアレイ及び全体の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例のレジスタ(REGX)の構成の一例を示す図である。
【図3】本発明の一実施例のレジスタ(REGY)の構成の一例を示す図である。
【図4】本発明の一実施例の動作を説明するためのタイミング波形図である。
【図5】本発明の一実施例のレジスタ(REGX)の別の構成例を示す図である。
【図6】本発明の一実施例のリフレッシュコントロール回路の構成の一例を示す図である。
【図7】本発明の一実施例のリフレッシュコントロール回路の動作を説明するためのタイミング図である。
【図8】本発明の一実施例のレジスタ(REGX)のさらに別の構成例を示す図である。
【図9】本発明が適用されるZBTの動作を説明するための図である。
【図10】本発明の一実施例のレジスタ(REGX)のさらに別の構成例を示す図である。
【図11】従来のDRAMセルの構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
100 セルアレイ
111E Xデコーダ(通常アクセス用Xデコーダ)
111F Xデコーダ(リフレッシュ用Xデコーダ)
112 Yデコーダ
113E センスアンプ/プリチャージ回路(通常アクセス用)
113F センスアンプ/プリチャージ回路(リフレッシュ用)
121 入力バッファ(クロック入力バッファ)
122 入力バッファ(アドレスバッファ)
123 入力バッファ(アドレスバッファ)
124 データ入力バッファ
125 出力バッファ(トライステートバッファ)
126 バッファ(トライステートバッファ)
127 コマンド判定回路
128 タイマー
129 リフレッシュアドレス生成回路
130 レジスタ(REGX)
131 リフレッシュコントロール回路
132 R/Wコントロール回路
133 レジスタ(REGIY)
134 ヒット(HIT)判定回路
135 レジスタ
136、137、139、レジスタ
138 マルチプレクサ
140 マルチプレクサ
201 ビット線(通常アクセス用)
202 ビット線(リフレッシュ用)
203 ワード線(通常アクセス用)
204 ワード線(リフレッシュ用)
205、206 メモリセルトランジスタ
207 キャパシタ
300〜305、310〜314、370〜374、376〜380 ラッチ回路
306、375 マルチプレクサ
307〜309、377、378 一致検出回路
320、322〜325 ラッチ回路
321 レジスタ
326 マルチプレクサ
327、328、333 インバータ
330〜332 一致検出回路
340〜344、348 ラッチ回路
345 マルチプレクサ
346、347、358 インバータ
349〜352 一致検出回路
353 PMOSパストランジスタ
354 NMOSパストランジスタ
356、357 レジスタ
360、362、366 ラッチ回路
363 マルチプレクサ
364、365、370 インバータ
367、369 一致検出回路
368 レジスタ
401 論理ゲート
402 レジスタ
403 論理ゲート
404 コントロールパルス発生回路
Claims (24)
- 複数のメモリセルを有するセルアレイを備え、
前記メモリセルは、
通常アクセス用のビット線とリフレッシュ用のビット線との間に直列形態に接続された第1及び第2のスイッチトランジスタと、
前記第1及び第2のスイッチトランジスタの接続点に接続されたデータ蓄積用の容量と、
を備え、前記第1及び第2のスイッチトランジスタの制御端子には、通常アクセス用のワード線とリフレッシュ用のワード線とがそれぞれ接続されており、
半導体記憶装置の外部より前記半導体記憶装置に入力されたライトアドレスに対して、少なくとも1つのライトサイクル分遅れて前記ライトアドレスで選択されるメモリセルへの書き込みが行われるレイトライト構成とされ、
リフレッシュアドレスと、少なくとも1ライトサイクル前に外部より入力されたライトアドレスの行アドレスとが一致するか否か比較判定する判定手段と、
前記判定の結果、不一致の場合には、前記ライトアドレスで選択される前記通常アクセス用のワード線を活性化し前記通常アクセス用のワード線に接続されるメモリセルの前記第1のスイッチトランジスタをオンさせて前記通常アクセス用のビット線から前記容量にデータを書き込むライト動作と、前記リフレッシュアドレスで選択される前記リフレッシュ用のワード線を活性化し前記リフレッシュ用のワード線に接続されるメモリセルの前記第2のスイッチトランジスタをオンさせ、前記リフレッシュ用のビット線に接続されたリフレッシュ用のセンスアンプにてセルデータを読み出し前記リフレッシュ用のビット線を介して書き戻すリフレッシュ動作と、が同一サイクルで並行して行われるように制御し、
前記判定の結果、一致の場合には、前記リフレッシュ動作を抑止し、前記ライト動作を行うように制御する手段と、
を備えている、ことを特徴とする半導体記憶装置。 - 前記判定手段が、前記セルアレイに対するライト動作が行われるサイクルが開始されるよりも前の時点で、前記リフレッシュアドレスと、前記ライトアドレスの行アドレスとが一致するか否か比較判定する、構成とされてなる、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
- 前記外部より入力されたライトアドレスを保持し、前記レイトライトで規定される所定数のライトサイクル分、遅延させて出力するライトアドレス保持回路と、
リード/ライト動作を指示する制御信号を入力し、前記制御信号がリードを示すときに、前記外部より入力されたアドレス、前記制御信号がライトを示すときに、前記ライトアドレス保持回路から出力されるアドレスを選択して出力する選択回路と、
を備え、
前記選択回路から出力されるアドレスは、アドレスデコーダに供給され、
前記ライトアドレス保持回路に保持されており、前記所定数のライトサイクル分遅らせて出力されるよりも前の時点でのライトアドレスの行アドレスと、前記リフレッシュアドレスとが一致するか否か比較判定する一致検出回路を備え、
前記セルアレイに対する前記ライトアドレスで選択されるメモリセルへのライト動作が行われるサイクルが開始されるよりも前の時点で、前記ライトアドレスの行アドレスと前記リフレッシュアドレスとが一致するか否かの判定が行われる、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 前記外部より入力されたライトアドレスを保持し、前記レイトライトで規定される所定数のライトサイクル分、遅延させて出力するライトアドレス保持回路と、
リード/ライト動作を指示する制御信号を入力し、前記制御信号がリードを示すときに、前記外部より入力されたアドレス、前記制御信号がライトを示すときに、前記ライトアドレス保持回路から出力されるアドレスを選択して出力する選択回路と、
を備え、
前記選択回路から出力される行アドレスは、通常アクセス用のワード線を選択するXデコーダに供給され、
さらに、
前記選択回路から出力される行アドレスと、前記リフレッシュアドレスとが一致するか否か比較判定する一致検出回路を備えている、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 前記外部より入力されたライトアドレスを保持し、前記レイトライトで規定される所定数のライトサイクル分、遅延させて出力するライトアドレス保持回路と、
リード/ライト動作を指示する制御信号を入力し、前記制御信号がリードを示すときに、前記外部より入力されたアドレス、前記制御信号がライトを示すときに、前記ライトアドレス保持回路から出力されるアドレスを選択して出力する第1の選択回路と、
を備え、
前記選択回路から出力される行アドレスは、通常アクセス用のワード線を選択するXデコーダに供給され、
さらに、
外部より入力された行アドレスと、前記リフレッシュアドレスとが一致するか否か比較判定する第1の一致検出回路と、
前記ライトアドレス保持回路に保持されており、前記所定数のライトサイクル分遅らせて出力されるよりも前の時点でのライトアドレスの行アドレスと、前記リフレッシュアドレスとが一致するか否か比較判定する第2の一致検出回路と、
リード/ライトを指示する前記制御信号の値に基づき、リードのときは、前記第1の一致検出回路の出力信号、ライトのときは、前記第2の一致検出回路の出力信号を選択する第2の選択回路と、
を備え、
前記第2の選択回路の出力信号が、前記判定手段の判定結果として用いられる、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 前記判定手段での判定結果を入力し、前記ライトアドレスの行アドレスと前記リフレッシュアドレスのうち不一致のビットが1つでもある場合、リフレッシュ動作を制するリフレッシュ制御信号を活性化して、前記リフレッシュアドレスで選択される前記リフレッシュ用のワード線のリフレッシュ動作が、前記ライトアドレスで選択されるメモリセルへのライト動作と同一サイクルに並行して行われるように制御し、
前記ライトアドレスの行アドレスと前記リフレッシュアドレスのすべてのビットが一致する場合には、前記リフレッシュ制御信号を非活性としてリフレッシュ動作を行わず、前記ライトアドレスで選択されるメモリセルへのライト動作のみが行われる、ように制御するコントロール回路を備えている、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 前記ライトアドレス保持回路から出力される前の段階で、前記ライトアドレス保持回路に保持されているライトアドレスと、外部から入力されたアドレスとが一致するか否か比較判定する第3の一致検出回路を少なくとも1つ備え、
前記ライトアドレスと、外部から入力されたリードアドレスとが一致する場合、前記ライトアドレスに対応する書き込みデータであって、レイトライトで規定される期間、データ保持回路に保持されている書き込みデータを、読み出しデータとして、データ出力端子に出力するように制御する手段を備えている、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - リフレッシュ周期を規定するトリガ信号を生成するタイマーと、前記タイマーからのトリガ信号に基づきリフレッシュアドレスを生成するリフレッシュアドレス生成回路と、を同一チップ上に備え、クロック同期型のスタティックランダムアクセスメモリのインタフェースに互換である、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
- 前記通常アクセス用のワード線は、外部より入力されたアドレスの行アドレスをデコードする第1のXデコーダに接続され、
前記リフレッシュ用のワード線は、リフレッシュアドレスをデコードする第2のXデコーダに接続され、
前記第1及び第2のXデコーダは、前記セルアレイを間にして対向配置され、
前記通常アクセス用のビット線は、第1のセンスアンプに接続され、
前記リフレッシュ用のビット線は、リフレッシュ用の第2のセンスアンプに接続され、
前記第1及び第2のセンスアンプは、前記セルアレイを間にして対向配置されている、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 複数のメモリセルを有するセルアレイを有し、
前記メモリセルは、
相隣る第1及び第2のビット線間に直列形態に接続される第1及び第2のスイッチトランジスタと、
前記第1及び第2のスイッチトランジスタの接続点に接続されたデータ蓄積用の容量と、
を有し、
前記第1のスイッチトランジスタの制御端子は、第1のワード線に接続されてオン・オフ制御され、
前記第2のスイッチトランジスタの制御端子は、前記第1のワード線に相隣る第2のワード線に接続されてオン・オフ制御され、
前記第1のワード線は、外部より入力されたアドレスの行アドレスをデコードする第1のXデコーダに接続され、
前記第2のワード線は、リフレッシュアドレスをデコードする第2のXデコーダに接続され、
前記第1及び第2のXデコーダは、前記セルアレイを間にして対向配置され、
前記第1のビット線は、通常アクセス用の第1のセンスアンプに接続され、
前記第2のビット線は、リフレッシュ用の第2のセンスアンプに接続され、
前記第1及び第2のセンスアンプは、前記セルアレイを間にして対向配置され、
さらに、
リフレッシュ周期を規定するトリガ信号を生成するタイマーと、
前記タイマーからのトリガ信号に基づきリフレッシュアドレスを生成するリフレッシュアドレス生成回路と、
前記リフレッシュアドレス生成回路からのリフレッシュアドレスと、外部より入力され、予め定められた所定数のライトサイクル相当遅延させたライトアドレスの行アドレスとが一致するか否か比較判定する一致検出手段と、
前記一致検出手段での判定の結果、不一致の場合、前記ライトアドレスの行アドレスを前記第1のXデコーダでデコードした結果選択された前記第1のワード線を活性化し、前記第1のワード線に接続されたメモリセルの第1のスイッチトランジスタをオンさせ、前記ライトアドレスで選択されたメモリセルへのデータの書き込みを行うライト動作と、前記リフレッシュアドレスを前記第2のXデコーダでデコードした結果選択された前記第2のワード線を活性化し、前記第2のワード線に接続されるメモリセルに対する前記第2のセンスアンプによるリフレッシュ動作と、を同一サイクルに並行して行い、
前記一致検出手段での判定の結果、一致の場合、前記リフレッシュ動作を抑止し、前記第1のXデコーダのデコードにより選択された前記第1のワード線を活性化し、前記ライトアドレスで選択されたメモリセルへのライト動作を行うように制御する手段と、
を備えている、ことを特徴とする半導体記憶装置。 - 外部から入力されるアドレス信号の行アドレスを入力する入力バッファの出力信号を内部クロック信号でサンプルする第1のラッチ回路と、
前記リフレッシュアドレス生成回路から出力されるリフレッシュアドレスを内部クロック信号でサンプルする第2のラッチ回路と、
ライトサイクル時に活性化される書き込み制御用のクロック信号に基づき入力端子の信号をラッチして出力端子から出力するラッチ回路を複数段縦続形態に接続して構成され、初段の前記ラッチ回路が入力端子から前記第1のラッチ回路の出力信号を入力し、最終段のラッチ回路が出力端子から前記第1のラッチ回路の出力信号を前記所定数のライトサイクル分遅延させて出力する構成とされたライトアドレス保持回路と、
前記第1のラッチ回路からの出力信号と、前記ライトアドレス保持回路の出力信号とを入力し、リード/ライト動作を指示する制御信号に基づき、リードのときは、前記第1のラッチ回路からの出力信号、ライトのときは、前記ライトアドレス保持回路の出力信号を選択して出力する選択回路と、
前記選択回路の出力信号と前記第2のラッチ回路の出力信号とが一致するか否か比較判定する一致検出回路と、
を備えている、ことを特徴とする請求項10記載の半導体記憶装置。 - 外部から入力されるアドレス信号の行アドレスを入力する入力バッファの出力信号を内部クロック信号でサンプルする第1のラッチ回路と、
前記リフレッシュアドレス生成回路から出力されるリフレッシュアドレスを内部クロック信号でサンプルする第2のラッチ回路と、
ライトサイクル時に活性化される書き込み制御用のクロック信号に基づき入力端子の信号をラッチして出力端子から出力するラッチ回路を複数段縦続形態に接続して構成され、初段の前記ラッチ回路が入力端子から前記第1のラッチ回路の出力信号を入力し、最終段のラッチ回路が出力端子から前記第1のラッチ回路の出力信号を前記所定数のライトサイクル分遅延させて出力する構成とされたライトアドレス保持回路と、
前記第1のラッチ回路からの出力信号と、前記ライトアドレス保持回路の出力信号とを入力し、リード/ライト動作を指示する制御信号に基づき、リードのときは、前記第1のラッチ回路からの出力信号、ライトのときは、前記ライトアドレス保持回路の出力信号を選択して出力する選択回路と、
前記ライトアドレス保持回路の前記最終段のラッチ回路よりも前段のラッチ回路の出力信号と、前記第2のラッチ回路の出力信号とが一致するか否か比較判定する一致検出回路と、
を備えている、ことを特徴とする請求項10記載の半導体記憶装置。 - 外部から入力されるアドレス信号の行アドレスを入力する入力バッファの出力信号を内部クロック信号でサンプルする第1のラッチ回路と、
ライトサイクル時に活性化される書き込み制御用のクロック信号に基づき入力端子の信号をラッチして出力端子から出力するラッチ回路を複数段縦続形態に接続して構成され、初段の前記ラッチ回路が入力端子から前記第1のラッチ回路の出力信号を入力し、最終段のラッチ回路が出力端子から前記第1のラッチ回路の出力信号を前記所定数のライトサイクル分遅延させて出力する構成とされたライトアドレス保持回路と、
前記第1のラッチ回路からの出力信号と、前記ライトアドレス保持回路の出力信号とを入力し、リード/ライト動作を指示する制御信号に基づき、リードのときは、前記第1のラッチ回路からの出力信号、ライトのときは、前記ライトアドレス保持回路の出力信号を選択して出力する第1の選択回路と、
外部より入力される行アドレスと、前記リフレッシュアドレス生成回路から出力されるリフレッシュアドレスとが一致するか否か比較判定する第1の一致検出回路と、
前記ライトアドレス保持回路の前記最終段のラッチ回路よりも前段のラッチ回路の出力信号と、前記リフレッシュアドレスとが一致するか否か比較判定する第2の一致検出回路と、
リード/ライト動作を指示する前記制御信号の値に基づき、リードのときは、前記第1の一致検出回路の出力信号、ライトのときは前記第2の一致検出回路の出力信号を選択して出力する第2の選択回路と、
を備えている、ことを特徴とする請求項10記載の半導体記憶装置。 - 前記ライトアドレス保持回路が、前記書き込み制御用のクロック信号の立ち下りエッジと立ち上がりエッジでそれぞれデータをサンプルする1対のラッチ回路を縦続形態に接続してなる組を、前記所定数のライトサイクル分に対応した組分、縦続形態に接続して構成されている、ことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一に記載の半導体記憶装置。
- 前記ライトアドレス保持回路の最終段よりも前段のラッチ回路から出力されるライトアドレスと、外部から入力されたアドレスとが一致するか否か比較判定する一致検出回路を少なくとも1つ備え、
前記ライトアドレスと、外部から入力されたリードアドレスとが一致する場合、前記ライトアドレスに対応する書き込みデータであって、レイトライトで規定される期間、データ保持回路に保持されている書き込みデータを、読み出しデータとして、データ出力端子に出力するように制御する手段を備えている、ことを特徴とする請求項10記載の半導体記憶装置。 - 前記ライトアドレス保持回路が、前記外部より入力されたアドレスを1ライトサイクル遅延させる、ことを特徴とする請求項11記載の半導体記憶装置。
- クロック同期型のスタティックランダムアクセスメモリにインタフェース互換である、ことを特徴とする請求項10記載の半導体記憶装置。
- ゼロ・バス・ターンアラウンド仕様のスタティックランダムアクセスメモリに互換の半導体記憶装置であって、
セルアレイが、2ポートDRAMセルを有し、
リフレッシュアドレス生成回路から出力されたリフレッシュアドレスと、レイトライト仕様で規定されるライトアクセスサイクル相当、遅延されたライトアドレスとを比較し、不一致の場合、前記リフレッシュアドレスに関するリフレッシュ動作と、前記ライトアドレスに関するライト動作とを同時に行い、一致した場合、リフレッシュ動作を停止させる制御を行う手段を備えている、ことを特徴とする半導体記憶装置。 - 前記通常アクセス用のビット線に接続された通常アクセス用のセンスアンプを備え、
前記通常アクセスと前記リフレッシュとを同一サイクルで行うときは、前記リフレッシュ用のセンスアンプと前記通常アクセス用のセンスアンプの活性化を同時に開始するように制御する手段を備えている、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 前記第1のセンスアンプと前記第2のセンスアンプとを同一サイクルで活性化させるときは、前記第1のセンスアンプと前記第2のセンスアンプの活性化を同時に開始するように制御する手段を備えている、ことを特徴とする請求項10記載の半導体記憶装置。
- リード/ライトアドレス入力ポートと、リフレッシュアドレス入力ポートとを備え、前記リード/ライトアドレス入力ポートから入力されたアドレスで指定されるメモリセルに対するリード/ライトアクセスと、前記リード/ライトアクセスに同期してリフレッシュアドレス入力ポートから入力されたアドレスで指定されるメモリセルに対してリフレッシュとが、同時に行われる構成とされているメモリセルアレイと、
半導体記憶装置外部よりアドレス端子及びデータ端子に入力されたアドレスとデータとをそれぞれ保持するアドレス保持回路及びデータ保持回路と、
前記アドレス保持回路に保持された行アドレスと、リフレッシュアドレス入力ポートから入力されたリフレッシュアドレスとが一致するか否か比較判定する第1の判定手段と、
前記アドレス保持回路に保持されたアドレスと、外部から入力されたリードアドレスとが一致するか否か比較判定する第2の判定手段とを備え、
前記第1の判定手段が不一致を判定した場合には、前記アドレス保持回路に保持されたアドレスを前記リード/ライトアドレス入力ポートから前記メモリセルアレイに入力して指定されるメモリセルに対して、前記データ保持回路に保持されたデータを書き込むライト動作と、前記ライト動作と同時に前記ライト動作に同期して、前記リフレッシュアドレスに対するリフレッシュ動作と、が行われるように制御し、前記第1の判定手段が一致を判定した場合には、前記リフレッシュ動作を抑止し、前記ライト動作を行うように制御する手段と、
前記第2の判定手段が不一致を判定した場合には、前記アドレス保持回路に保持されたアドレスを前記リード/ライトアドレス入力ポートから入力し、前記アドレスで指定されるメモリセルからデータを読み出して前記データ端子から外部へ出力し、前記第2の判定手段が一致を判定した場合には、前記メモリセルアレイに替えて、前記データ保持回路からデータを読み出し、前記データ端子から外部へ出力するように制御する手段と、
を備えている、ことを特徴とする半導体記憶装置。 - 複数のメモリセルを有するセルアレイを備え、
前記メモリセルは、
通常アクセス用のビット線とリフレッシュ用のビット線との間に直列形態に接続された第1及び第2のスイッチトランジスタと、
前記第1及び第2のスイッチトランジスタの接続点に接続されたデータ蓄積用の容量と、
を備え、前記第1及び第2のスイッチトランジスタの制御端子には、通常アクセス用のワード線とリフレッシュ用のワード線とがそれぞれ接続され、
半導体記憶装置外部より前記半導体記憶装置に入力されたライトアドレスに対して、少なくとも1つのライトサイクル分遅れて前記ライトアドレスで選択されるメモリセルへの書き込みが行われるレイトライト構成とされる半導体記憶装置の制御方法であって、
生成されたリフレッシュアドレスと、少なくとも1ライトサイクル前に外部より入力されたライトアドレスとが一致するか否か比較判定するステップと、
前記判定の結果、不一致の場合には、前記ライトアドレスで選択される前記通常アクセス用のワード線を活性化し前記通常アクセス用のワード線に接続されるメモリセルの前記第1のスイッチトランジスタをオンさせて前記通常アクセス用のビット線から前記容量にデータを書き込むライト処理と、前記リフレッシュアドレスで選択される前記リフレッシュ用のワード線を活性化し前記リフレッシュ用のワード線に接続されるメモリセルの前記第2のスイッチトランジスタをオンさせて前記リフレッシュ用のビット線に接続されたリフレッシュ用のセンスアンプにてセルデータを読み出し前記リフレッシュ用のビット線を介して書き戻すリフレッシュ処理と、が同一サイクルで並行して行われるように制御するステップと、
前記判定の結果、一致の場合には、前記リフレッシュ処理を抑止し、前記ライト処理を行うように制御するステップと、
を含む、ことを特徴とする半導体記憶装置の制御方法。 - 前記セルアレイに対するライト動作が行われるサイクルが開始されるよりも前の時点で、前記リフレッシュアドレスと前記ライトアドレスとが一致するか否かを比較判定するステップが実行される、ことを特徴とする請求項22記載の半導体記憶装置の制御方法。
- リフレッシュが必要とされるメモリセルを複数含むセルアレイと、
半導体記憶装置外部からアドレス端子及びデータ端子に入力されたアドレス及びデータをそれぞれ保持するアドレス保持回路及びデータ保持回路と、を備えた半導体記憶装置の制御方法であって、
外部から入力されたアドレス及びデータを前記アドレス保持回路及び前記データ保持回路でそれぞれ記憶するステップと、
前記アドレス保持回路に保持されたライトアドレスの行アドレスとリフレッシュアドレスとを比較し、不一致の場合には、前記データ保持回路に保持されているデータを前記セルアレイに書き込むライト動作と、前記セルアレイのリフレッシュ動作とを同時に行い、一致の場合には、リフレッシュ動作を抑止して、前記ライト動作を行うステップと、
前記アドレス保持回路に保持されたライトアドレスと外部から入力されたリードアドレスとを比較し、不一致の場合には、前記セルアレイからデータを読み出して前記データ端子から出力し、一致の場合には、前記データ保持回路に保持されているデータを読み出して前記データ端子から出力するステップと、
を含む、ことを特徴とする半導体記憶装置の制御方法。
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