JP4202789B2 - スクリーン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像投影に用いるスクリーンに関するものである。詳しくは反射光でも透過光でも映像視認の機能を発揮し、未使用時の収納が容易なロールスクリーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プレゼンテーションや宣伝の一手法として、スライドプロジェクター、オーバーヘッドプロジェクター、液晶プロジェクター等の投影装置により、映像をスクリーンに投影することが一般に行われている。この際、ガラス繊維に塩化ビニールを積層し、表面に反射層を設けたスクリーンがよく用いられるが、スクリーン上の映像は投影された面から反射光として見るのが一般的であり、映像を見ることができる範囲は一面に限られている。
【0003】
一方、透過光を利用するものとして、例えば特許文献1にホログラムディスプレイ装置が提案されている。しかしホログラムディスプレイ装置の場合、投影角度を特定の範囲にコントロールする必要があり、基本的に固定式である。また視野角も限られるという不都合があり、さらに装置が高価であるという問題もあった。
【特許文献1】
特開2000−155374号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、スライドプロジェクター、オーバーヘッドプロジェクター、液晶プロジェクター等の投影装置より、映像をスクリーンに投影する際に、映像投影面側からと同時にスクリーンの背面側からも映像が明瞭に見える、すなわち反射光でも透過光でも映像視認の機能を発揮するスクリーンであり、未使用時の収納が容易な半透明なロールスクリーンを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、反射光でも透過光でも映像視認の機能を発揮し、巻き上げ収納が容易なロールスクリーンとして、特定の光学特性および物理特性を有するフィルム加工物を見出した。
すなわち本発明は、熱可塑性樹脂を含有するフィルム層(A)を有するロールスクリーンであって、前記フィルム層(A)の全光線透過率が30〜80%であり、前記フィルム層(A)の全光線反射率が20〜70%であり、かつ前記ロールスクリーンのカール値が250mm以下であることを特徴とするロールスクリーンを提供する。
フィルム層(A)の不透明度は10〜75%であることが好ましく、光沢度は60%以下であることが好ましい。フィルム層(A)の厚さは20〜500μmであることが好ましく、空孔率は0.1〜25%であることが好ましい。フィルム層(A)は多層構造であることが好ましく、少なくとも一軸に延伸された層を含む多層構造であることが特に好ましい。フィルム層(A)の少なくとも片面にはコート層が設けられていることが好ましい。
またフィルム層(A)の厚さ方向に貫通する開口径0.1〜8mmの貫通孔が、孔と孔との間の最短距離0.1〜5mmの間隔で該フィルム層の平面方向に連続的に分布していることが好ましい。フィルム層(A)の片面には、全光線透過率が88%以上であるフィルム層(B)が設けられていることが好ましく、フィルム層(B)の厚さは10〜1000μmであることが好ましい。
フィルム層(A)及び/またはフィルム層(B)及び/またはコート層上には印刷が施されていることが好ましい。本発明に使用する熱可塑性樹脂はポリオレフィン系樹脂またはポリエステル系樹脂を含むことが好ましい。フィルム層(A)の主要な熱可塑性樹脂はポリオレフィン系樹脂であることが好ましく、特にポリプロピレン系樹脂であることが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のスクリーンについて詳細に説明する。なお、本明細書において「〜」は、その前後に記載される数値が下限値及び上限値を意味し、これらの下限値及び上限値も範囲内に含まれる。
本発明のスクリーンの一実施形態は、タペストリーのように吊り下げて映像投影に使用するスクリーンであり、未使用時は上部の巻き取りチューブ等に巻き取り収納可能なロールスクリーン様態のスクリーンである。
【0007】
本発明のスクリーンを構成するフィルム層(A)は、全光線透過率が30〜80%、好ましくは35〜80%、より好ましくは40〜80%であり、全光線反射率が20〜70%、好ましくは20〜65%、より好ましくは20〜60%である。
全光線透過率が30%未満もしくは全光線反射率が70%より高い場合は、スクリーン背面側から見た時に映像が暗くて見にくい。また、全光線透過率が80%より高いかもしくは全光線反射率が20%未満である場合は、スクリーン映像投影面側からの映像が暗くて見にくい。
なお、本明細書でいう全光線透過率及び全光線反射率は、JIS−Z8722記載の方法に準拠して、波長400nm〜700nmの範囲で測定した各波長の透過率及び反射率の平均値を意味する。
【0008】
本発明のスクリーンは、カール(巻き癖)の特徴が付与されているため、ロールスクリーンとして好適に用いることができる。本発明におけるスクリーンのカール値は250mm以下であり、好ましくは10〜200mm、より好ましくは10〜150mmである。
本明細書におけるカール値とは、カールの大きい方向が長手方向になるようにスクリーンをA4サイズ(210×297mm)に断裁し、カール面が上になるように裁断物を水平面上に置き、裁断物の長辺の水平面における投影長さを測定して得られる値である。ここでいうカール面とは、カールの内側の面をいう。
【0009】
上記測定法において、カールが全く無い場合のカール値は297mmであり、側面から見て半円状にカールしている場合のカール値は約189mmであり、円筒状の場合のカール値は95mm以下である。カール値の示す値が小さいほど、強いカールの状態を示す。
本発明のスクリーンはロールスクリーンとして加工したとき、巻き上げ収納作業時に、このカールによって巻き径がコンパクトになり、また無理な力を要せず、シワの発生を防止できる。カール値が250mmを超える場合は、巻き上げ作業時に無理な力が掛かり、スクリーンに折れシワ等が発生する。
本発明のスクリーンに付与するカールの方向は特に制限されないが、未使用時に映像投影面を保護する観点から、映像投影面となるフィルム層(A)を内側に巻き上げるように、カールの方向を付与することが好ましい。
【0010】
本発明のスクリーンを構成するフィルム層(A)の不透明度は10〜75%であることが好ましく、20〜70%であることがより好ましく、30〜70%であることが特に好ましい。不透明度が10%未満であると映像投影面側からの映像が見にくくなる傾向があり、75%より高いと背面側からの映像が見にくくなる傾向がある。
本明細書でいう不透明度は、JIS−P8138に記載の方法に準拠し、試料背面に黒色板を当てて測定した値を、同試料背面に白色板を当てて測定した値で徐した数値を百分率で表示したものである。
【0011】
フィルム層(A)の光沢度は60%以下であることが好ましく、さらには50%以下であることが好ましい。光沢度が60%より高いと、スクリーン表面がハレーションを起こし、映像が見にくくなる傾向がある。
本明細書でいう光沢度は、JIS−P8142に記載の方法により測定したものである。
【0012】
フィルム層(A)の厚さは、20〜500μmであることが好ましく、さらには30〜350μmであることが好ましい。
厚さが20μm未満ではスクリーンそのものの機械的強度が弱くなり、大きなスクリーンを形成することが困難になり、500μmより厚いとスクリーン背面側より見える映像が不明瞭になる傾向がある。
本発明のスクリーン全体の厚さは、上記と同様の理由により20〜2000μmであることが好ましく、30〜1000μmであることがより好ましく、50〜800μmであることが特に好ましい。
本明細書でいう厚さは、JIS−P8118に記載の方法により測定したものである。
【0013】
上記のような光学特性を付与するために、フィルム層(A)には空孔を形成してもよい。その場合、空孔率は0.1〜25%であることが好ましく、1〜20%であることがより好ましく、3〜15%であることが特に好ましい。空孔率が0.1%未満ではスクリーン映像投影面側からの映像が暗くて見にくくなる傾向があり、25%より大きいとスクリーン背面側より見える映像が不明瞭になる傾向がある。
本明細書における空孔率とは、該フィルム層の断面を切り出して電子顕微鏡で観察し、その領域で空孔が占める面積割合を測定して百分率で表示したものである。
【0014】
フィルム層(A)
本発明のスクリーンを構成するフィルム層(A)は熱可塑性樹脂を含有する。典型的なフィルム層(A)は、熱可塑性樹脂に無機微細粉末及び/又は有機フィラーを配合しフィルム化することにより製造することができる。
熱可塑性樹脂としては、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン等のポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリメチル−1−ペンテン、エチレン−環状オレフィン共重合体等のポリオレフィン系樹脂、ナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン6,10等のポリアミド樹脂、ポリエチレンテレフタレートやその共重合体、ポリエチレンナフタレート、脂肪族ポリエステル等のポリエステル系樹脂、ポリカーボネート、アタクチックポリスチレン、シンジオタクチックポリスチレン、ポリフェニレンスルフィド等が挙げられる。これらは2種以上を混合して用いることもできる。
これらの中でもポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂を用いることが好ましく、ポリオレフィン系樹脂の中でもポリプロピレン系樹脂が特に好ましい。
【0015】
ポリプロピレン系樹脂としては、プロピレン単独重合体や、プロピレンとエチレン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、4−メチル−1−ペンテン等のα−オレフィンとの共重合体を用いることができる。立体規則性は特に制限されず、アイソタクチック又はシンジオタクチック及び種々の程度の立体規則性を示すものを用いることができる。
また共重合体は2元系でも3元系でも4元系でもよく、またランダム共重合体でもブロック共重合体でもよい。
フィルム層(A)の主要な熱可塑性樹脂(量的に最も多く使用される樹脂)は、好ましくはポリオレフィン系樹脂であり、より好ましくはポリプロピレン系樹脂である。
【0016】
無機微細粉末としては、炭酸カルシウム、焼成クレイ、シリカ、珪藻土、タルク、マイカ、合成マイカ、セリサイト、カオリナイト、酸化チタン、硫酸バリウム、アルミナ等を使用することができる。この中でも炭酸カルシウム、硫酸バリウムが好ましい。
【0017】
有機フィラーとしては、フィルム層の主成分である熱可塑性樹脂とは異なる種類の樹脂を選択することが好ましい。例えば、熱可塑性樹脂フィルムとしてポリオレフィン系樹脂を使用する場合、有機フィラーとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ナイロン6、ナイロン6,6、環状オレフィンの単独重合体や環状オレフィンとエチレンなどとの共重合体(サイクリック・オレフィン・コポリマー(COC))等で、融点が120〜300℃、ないしはガラス転移温度が120〜280℃を有するものを選択することが好ましい。
また熱可塑性樹脂フィルムとしてポリエステル系樹脂を使用する場合、有機フィラーとしては、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ナイロン6、ナイロン6,6、ポリメチル−1−ペンテン、環状オレフィンの単独重合体や環状オレフィンとエチレンなどとの共重合体(COC)等で、融点が120〜300℃、ないしはガラス転移温度が120〜280℃を有するものを選択することが好ましい。
【0018】
フィルム層(A)には、上記の無機微細粉末又は有機フィラーの中から1種を選択して単独で使用してもよいし、2種以上を組み合わせて使用してもよい。2種以上を組み合わせる場合には、無機微細粉末と有機フィラーとを混合して使用してもよい。
【0019】
フィルム層(A)における無機微細粉末及び/又は有機フィラーの含有量は、1〜50重量%であることが好ましく、3〜45重量%であることがより好ましく、5〜25重量%であることが特に好ましい。1重量%未満もしくは50重量%より多いと、全光線透過率、全光線反射率、不透明度のバランスが取れなくなる傾向がある。
【0020】
フィルム層(A)には、さらに必要により酸化防止剤、光安定剤、分散剤、滑剤等を配合してもよい。酸化防止剤としては、立体障害フェノール系やリン系、アミン系等のものを0.001〜1重量%、光安定剤としては、立体障害アミン系やベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系等のものを0.001〜1重量%、無機微細粉末の分散剤としては、シランカップリング剤、オレイン酸やステアリン酸等の高級脂肪酸、金属石鹸、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、またはそれらの塩等を0.01〜4重量%配合してもよい。
【0021】
熱可塑性樹脂、無機微細粉末及び/又は有機フィラーを含む配合物の成形方法としては、一般的な方法が使用できる。例えば、押し出し機に接続した単層又は多層のTダイやIダイを使用して溶融樹脂をフィルム状に押し出すキャスト成形法、またこのキャストフィルムをロール群の周速差を利用して縦延伸する一軸延伸フィルム成形法、この一軸延伸フィルムをさらにテンターオーブンを利用して横延伸する二軸延伸フィルム成形法や、テンターオーブンとリニアモーターとの組み合わせによる同時二軸延伸フィルム成形法等が挙げられる。
【0022】
延伸する場合の延伸温度は使用する熱可塑性樹脂の融点より2〜60℃低い温度であり、樹脂がプロピレン単独重合体(融点155〜167℃)のときは152〜164℃、高密度ポリエチレン(融点121〜134℃)のときは110〜120℃が好ましい。また延伸速度は20〜350m/minが好ましい。
【0023】
フィルム層(A)は単層構造であっても多層構造であってもよい。多層構造の場合、2層構造、3層以上の構造であってもよい。
単層構造の場合、フィルムは無延伸、1軸延伸、2軸延伸のいずれであっても差し支えない。2層構造の場合、無延伸/無延伸、無延伸/1軸延伸、無延伸/2軸延伸、1軸延伸/1軸延伸、1軸延伸/2軸延伸、2軸延伸/2軸延伸のいずれの構造であっても差し支えない。3層以上の構造の場合は、上記単層構造と2層構造を組み合わせればよく、いずれの組み合わせでも差し支えない。
また積層は、共押出しやラミネーション等、公知の方法で行うことができる。
【0024】
フィルム層(A)の表面には、投影映像に光学的な不都合を来さない範囲で、必要に応じ少なくとも片面に、オフセット印刷機、グラビア印刷機、フレキソ印刷機、スクリーン印刷機、レタープレス印刷機、レーザープリンター、熱転写プリンター、インクジェットプリンター等による印刷に対し、適性を有するコート層を設けてもよい。
このようなフィルムを用いれば、予めバックグラウンドとなる情報や画像を印刷したスクリーンとすることができる。
【0025】
更にフィルム層(A)には、必要に応じて厚さ方向に貫通する貫通孔を設けることができる。貫通孔の開口径は好ましくは0.1〜8mm、より好ましくは0.2〜7mmであり、孔と孔の間の最短距離は好ましくは0.1〜5mm、より好ましくは0.2〜4mmである。このような条件を満たす貫通孔を、フィルム層(A)の平面方向に連続的に分布するように設けることが好ましい。
このような貫通孔を設けることによって、スクリーン背面の風景をも視認できるスクリーンとすることができる。
【0026】
本発明でいう開口径は、以下の意味で用いられる。
・形状が真円の場合は直径を意味する。
・形状が楕円の場合は短径および長径を意味する。
・形状が三角形の場合は最短および最長の垂線の長さを意味する。
・形状が台形を除く四角形以上の多角形の場合は最短および最長の対角線の長さを意味する。
・形状が台形の場合は高さ(垂線の長さ)を意味する。
・形状が不定形の場合は円相当径か孔周上の任意の1点と1点を結ぶ直線のうち最短および最長の長さのものを意味する。
前記の「短径および長径」はその両方が0.1〜8mmの範囲内にあることが必要とされる。前記の「最短および最長」の長さも同様である。
また、本発明でいう孔と孔の間の最短距離とは、フィルム層(A)に形成した貫通孔の開口縁と、その貫通孔の最も近くに形成した貫通孔の開口縁との最短距離を意味する。
【0027】
開口径が0.1mm未満もしくは孔と孔の間の最短距離が5mmを超えると、スクリーン背面の風景が見にくくなる傾向がある。一方、開口径が8mmを超えるかもしくは孔と孔の間の最短距離が0.1mmに満たないと、投影映像が見にくくなる傾向がある。
フィルム層(A)を貫通する貫通孔の形状は厚さ方向で変化しても差し支えない。また、貫通孔の開口形状はすべて同一であっても、異なっていてもよい。開口形状のうち好ましいのは、真円、正多角形であり、最も好ましいのは真円である。また、孔と孔の間の最短距離は、すべての貫通孔について同一またはほぼ同一であってもよいし、異なっていてもよい。
【0028】
フィルム層(A)の厚さ方向に貫通する孔の形成方法としては、化学的処理(エッチング等の溶出)、ダイヤモンド粒子付きローラー、抜き型等を利用した機械的穿孔法、熱針を用いた穿孔法、レーザー光穿孔法、電子線照射穿孔法、プラズマ穿孔法、高圧放電穿孔法等を挙げることができる。これらの孔の形成方法は組み合わせて用いてもよい。
孔の態様はスクリーン背面の風景をどの程度の面積で視認したいかに応じて適宜決定することができる。孔はスクリーンの全面積に形成してもよいし、一定面積部分にのみ形成してもよい。
【0029】
フィルム層(B)
本発明のスクリーンには、大型化等に対応してその機械的強度を補うために、必要に応じて熱可塑性樹脂を含有するフィルム層(B)を設けることができる。
特に上記のようにフィルム層(A)に貫通孔を設けた場合、スクリーン自体のコシや、引っ張り,引き裂き等に対する機械的強度が低下するため、大型化や取扱いが難しくなる傾向がある。これを補うために必要に応じてフィルム層(B)を設けることができる。
【0030】
本発明のスクリーンを構成するフィルム層(B)の全光線透過率は88%以上であることが好ましく、さらに好ましくは90%以上である。
全光線透過率が88%未満の場合は、スクリーン背面側から見た時に映像が暗くて見にくくなり、また貫通孔の効果であるスクリーン背面の風景が見にくくなる傾向がある。
【0031】
本発明のスクリーンを構成するフィルム層(B)の厚さは10〜1000μmであり、20〜800μmであることが好ましく、30〜500μmであることがより好ましい。
厚さが10μm未満では機械的強度が不充分であり本発明の趣旨に沿わない。1000μmより厚いとスクリーン全体の重さが過大となり取扱いが困難となる。またスクリーン背面側より見える映像が不鮮明となる傾向がある。
【0032】
本発明のスクリーンを構成するフィルム層(B)の成形は、前記フィルム層(A)の成形に用いられるものと同様の熱可塑性樹脂、無機微細粉末、有機フィラー、添加剤、および成形方法を用いることができる。
フィルム層(B)に使用する熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂を用いることが好ましく、中でもポリエステル系樹脂が特に好ましい。
フィルム層(B)は、単層構造であっても多層構造であってもよい。多層構造の場合、2層構造、3層以上の構造のものであってもよい。
【0033】
フィルム層(A)およびフィルム層(B)との積層は、一般的なドライラミネーション、ウェットラミネーション、押し出し(サンド)ラミネーション、熱ラミネーションや、前述した粘着剤層と同様の粘着剤を設けて接着層とし感圧接着する方法により行うことができる。感圧接着する場合、接着層の形成はフィルム層(B)のフィルム層(A)との積層面側に行うことが好ましい。また粘着剤は透明なものが好ましく、無色透明のものがより好ましい。
フィルム層(A)に貫通孔を形成する場合、フィルム層(A)とフィルム層(B)との積層は、フィルム層(A)への貫通孔形成後に行うことが好ましい。
【0034】
本発明のスクリーンへのカールを付与する方法は特に制限されない。例えばフリーな状態、あるいは丸棒等にスクリーンを巻き付けた状態で、特定の温度環境下(熱ムロ、熱水、高温蒸気中)に一定時間暴露する方法で容易にカールを付与することができる。また、特定の温度環境下の炉内にスクリーンを通過させた後、巻き取ることによってもカールを付与することができる。さらに、特定の温度に設定した熱ロール、熱ヘッド、特定電磁波を発生しスクリーン上で熱変換するヘッド等に、本スクリーンを接触もしくは近接して通過させた後、巻き取ることによってもカールを付与することができる。
【0035】
上記の特定の温度は、スクリーンを構成するフィルム層(A)及び/又はフィルム層(B)の熱収縮開始温度以上が好ましい。例えば60〜300℃であり、より好ましくは70〜280℃であり、さらに好ましくは80〜260℃である。
処理時間は、採用する方法により1m秒〜7日程度の間で決めることができるが、好ましくは3m秒〜5日間であり、より好ましくは5m秒〜3日間である。
本発明のスクリーンはフィルム層(A)単独で構成されていてもよいが、上記のカールを容易に成形し、保持するためには、フィルム層(A)と熱収縮等の挙動の異なるフィルム層(B)との積層構造をとるのがより効果的である。
【0036】
【実施例】
以下に製造例、実施例、比較例、試験例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。以下の実施例に示す材料、使用量、割合、処理内容、処理手順、実施形態等は、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更することができる。したがって、本発明の範囲は以下に示す具体例により限定的に解釈されるべきものではない。なお、製造例で使用した原料を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】
〔熱可塑性樹脂を含有するフィルム層の製造〕
(製造例1)
プロピレン単独重合体(PP2)87重量%、高密度ポリエチレン(HDPE)10重量%、及び炭酸カルシウム3重量%を押出機にて250℃で溶融混練した後、250℃に設定したダイに供給しフィルム状に押し出し、冷却ロールで冷却して無延伸フィルムを得た。この無延伸フィルムを135℃に加熱して縦方向に4倍の倍率で延伸し一軸延伸フィルムを得た。このフィルムを基材層(b)とした。
プロピレン単独重合体(PP1)52重量%、HDPE3重量%、及び炭酸カルシウム45重量%からなる混合物を別々の押出機にて250℃で溶融混練した後、250℃に設定したダイに供給しフィルム状に押し出し、表面層(a)、裏面層(c)として上記4倍延伸フィルムの両側に積層し、60℃まで冷却し三層構造の積層フィルム(a/b/c)を得た。
この積層フィルムを、164℃まで加熱してテンターで横方向に9倍の倍率で延伸した。次いで、160℃でアニーリング処理した後、60℃まで冷却し、耳部をスリットして厚さ92μm(a/b/c=22μm/48μm/22μm)の多層延伸樹脂フィルム層を得た。
【0039】
(製造例2)
PP2を87重量%、HDPE10重量%、及び炭酸カルシウム3重量%からなる混合物を基材層(b)とし、PP1を52重量%、HDPE3重量%、及び炭酸カルシウム45重量%からなる混合物を表面層(a)、裏面層(c)として、それぞれ別の押出機にて250℃で溶融混練した後、250℃に設定した一台の共押出ダイに供給し、ダイ内で積層したものをフィルム状に押し出し、これを冷却ロールで冷却して無延伸フィルムを得た。この無延伸フィルムを135℃に加熱して縦方向に4倍の倍率で延伸し一軸延伸フィルムを得た。
次いでこの延伸フィルムを、164℃まで加熱してテンターで横方向に9倍の倍率で延伸した。次いで、160℃でアニーリング処理した後、60℃まで冷却し、耳部をスリットして厚さ60μm(a/b/c=2μm/56μm/2μm)の多層延伸樹脂フィルム層を得た。
【0040】
(製造例3)
樹脂の押し出し量を変更した以外は、製造例1と同じ方法により厚さ77μm(a/b/c=18μm/41μm/18μm)の多層延伸樹脂フィルム層を得た。
この多層延伸樹脂フィルムの表面層(a)側に、下記の組成を有するインクジェット用コート剤を乾燥後の塗工層厚さが40μmとなるように塗工し、乾燥させてコート層を設けた。
微粒子シリカ(平均粒径0.3μm)(固形分量18%) 76重量%
ポリビニルアルコール(固形分量10%) 20重量%
メラミンホルマリン樹脂(固形分量30%) 2重量%
カチオン性アクリルポリマー(固形分量30%) 2重量%
【0041】
(製造例4)
PP2を87重量%、HDPE10重量%、及び炭酸カルシウム3重量%を押出機にて250℃で溶融混練した後、250℃に設定したダイに供給しフィルム状に押し出し、冷却ロールで冷却して無延伸フィルムを得た。この無延伸フィルムを135℃に加熱して縦方向に4倍の倍率で延伸し一軸延伸フィルムを得た。このフィルムを基材層(b)とした。
PP1を87重量%、HDPE10重量%、及び炭酸カルシウム3重量%からなる混合物を別々の押出機にて250℃で溶融混練した後、250℃に設定したダイに供給しフィルム状に押し出し、表面層(a)、裏面層(c)として上記4倍延伸フィルムの両側に積層し、60℃まで冷却し三層構造の積層フィルム(a/b/c)を得た。
この積層フィルムを、164℃まで加熱してテンターで横方向に9倍の倍率で延伸した。次いで、160℃でアニーリング処理した後、60℃まで冷却し、耳部をスリットして厚さ68μm(a/b/c=17μm/33μm/18μm)の多層延伸樹脂フィルム層を得た。
【0042】
(製造例5)
PP1を81重量%、HDPE3重量%、及び炭酸カルシウム16重量%を押出機にて250℃で溶融混練した後、250℃に設定したダイに供給しフィルム状に押し出し、冷却ロールで冷却して無延伸フィルムを得た。この無延伸フィルムを150℃に加熱して縦方向に5倍の倍率で延伸し一軸延伸フィルムを得た。このフィルムを基材層(b)とした。
PP2を54重量%と、炭酸カルシウム46重量%からなる混合物を別々の押出機にて250℃で溶融混練した後、250℃に設定したダイに供給しフィルム状に押し出し、表面層(a)、裏面層(c)として上記5倍延伸フィルムの両側に積層し、60℃まで冷却し三層構造の積層フィルム(a/b/c)を得た。
この積層フィルムを、155℃まで加熱してテンターで横方向に7.5倍の倍率で延伸した。次いで、165℃でアニーリング処理した後、60℃まで冷却し、耳部をスリットして厚さ95μm(a/b/c=19μm/57μm/19μm)の多層延伸樹脂フィルム層を得た。
【0043】
(実施例1)
製造例1のフィルム層を、表面温度を210℃に設定した直径30mmの加熱ロールの間を6m/minの速度(加熱ロールとの接触時間:約10m秒)で通過させ、表面層(a)が内側になるように巻き上げてカールを付与し、スクリーンとした。
得られたスクリーンのカール値は120mmであった。
【0044】
(実施例2)
透明なポリエステルフィルム(商品名:ダイアホイルT600、厚さ100μm、全光線透過率90%、三菱化学ポリエステルフィルム(株)製)の片面上に乾燥後の塗工量が3g/m2となるようにポリウレタン系接着剤(商品名:BPS−2080A,BPS−2080B、東洋モートン(株)製)を塗布、乾燥し、接着剤面を製造例1のフィルム層の裏面層(c)側に積層し、積層物(I)とした。
この積層物(I)を、表面温度を210℃に設定した直径30mmの加熱ロールの間を6m/minの速度(加熱ロールとの接触時間:約10m秒)で通過させ、表面層(a)が内側になるように巻き上げてカールを付与し、スクリーンとした。
得られたスクリーンのカール値は130mmであった。
【0045】
(実施例3)
製造例2で得たフィルム層の裏面層(c)側に透明なポリエステルフィルム(商品名:ダイアホイルT600E、厚さ50μm、全光線透過率90%、三菱化学ポリエステルフィルム(株)製)をドライラミネート法により積層し、積層物(II)とした。
この積層物(II)を、温度を90℃に設定した熱水の水槽中に通過時間15秒となるように通過させ、表面層(a)が内側になるように巻き上げてカールを付与し、スクリーンとした。
得られたスクリーンのカール値は150mmであった。
【0046】
(実施例4)
製造例3で得たフィルム層の裏面層(c)側に透明なポリエステルフィルム(商品名:ダイアホイルT600E、厚さ50μm、全光線透過率90%、三菱化学ポリエステルフィルム(株)製)をドライラミネート法により積層し、積層物(III)とした。
この積層物(III)の表面層(a)が内側になるように巻き上げ、温度を80℃に設定した熱ムロ中で1日間温調し、カールを付与したスクリーンとした。
得られたスクリーンのカール値は160mmであった。
【0047】
(比較例1)
製造例1で得たフィルム層をそのままスクリーンとした。
得られたスクリーンのカール値は297mmであった。
【0048】
(比較例2,3)
製造例4、製造例5で得たフィルム層の裏面層(c)側に、個別に透明なポリエステルフィルム(商品名:ダイアホイルT600E、厚さ50μm、全光線透過率90%、三菱化学ポリエステルフィルム(株)製)をドライラミネート法により積層し、それぞれ積層物(IV)、積層物(V)とした。
この積層物(IV)、積層物(V)をそれぞれ表面層(a)が内側になるように巻き上げ、温度を80℃に設定した熱ムロ中で1日間温調し、カールを付与したスクリーンとした。
得られたスクリーンのカール値はそれぞれ、150mm、60mmであった。
【0049】
(実施例5)
製造例1のフィルム層に、レーザー光穿孔法を用いて直径0.5mmの真円状の貫通孔を、孔と孔の間の最短距離が1.0mmの間隔(貫通孔中心基準でピッチが1.5mm)となるように全面に設けた。さらにこのフィルム層の裏面層(c)側に透明なポリエステルフィルム(商品名:ダイアホイルT600E、厚さ50μm、全光線透過率90%、三菱化学ポリエステルフィルム(株)製)をドライラミネート法により積層し、積層物(VI)とした。
この積層物(VI)を、表面温度を210℃に設定した直径30mmの加熱ロールの間を6m/minの速度(加熱ロールとの接触時間:約10m秒)で通過させ、表面層(a)が内側になるように巻き上げてカールを付与し、スクリーンとした。
得られたスクリーンのカール値は140mmであった。
【0050】
(試験例1)
上記製造例1〜5で得たフィルム層について、空孔率、全光線透過率、全光線反射率、不透明度、光沢度を前述の方法で測定した。
製造例3については、空孔率のみコート層を設ける前のフィルムで測定した。その他の項目はコート層を含むフィルム層にて測定した。
結果は表2に示す通りであった。
【0051】
(試験例2)
各実施例および各比較例で得たスクリーンをロールスクリーンとして施工した。このとき、液晶プロジェクターよりスクリーン表面であるフィルム(A)面側に映像を投影し、その画像の鮮明さと、ハレーションの有無を以下の基準により評価した。
結果は表3に示す通りであった。
【0052】
さらに、実施例5において、スクリーン背面の風景を視認する為に貫通孔を設けた場合の、スクリーン背景の風景の視認性を以下の基準により評価した。
併せて、スクリーンとしての強度の比較を、施工作業を意識して以下の基準で行った。
結果は表4に示す通りであった。
【0053】
【表2】
【0054】
【表3】
【0055】
【表4】
【0056】
【発明の効果】
本発明のスクリーンは、その両面において映像視認性を有し、画像が鮮明で、ハレーションもなく、巻き上げ収納が容易である。さらにスクリーン背面の風景の視認も可能となり強度面の問題もない。このため、本発明のスクリーンは、映像投影用のスクリーンとして優れた機能を発揮することができ、産業上の利用価値は極めて大きい。
Claims (15)
- 熱可塑性樹脂を含有するフィルム層(A)を有するロールスクリーンであって、前記フィルム層(A)の全光線透過率が30〜80%であり、前記フィルム層(A)の全光線反射率が20〜70%であり、かつ前記ロールスクリーンの下記に示すカール値が250mm以下であることを特徴とするロールスクリーン。
カール値:カールの大きい方向が長手方向になるようにロールスクリーンをA4サイズ(210×297mm)に断裁し、カール面が上になるように裁断物を水平面上に置き、裁断物の長辺の水平面における投影長さを測定してカール値とする。 - フィルム層(A)の不透明度が10〜75%であることを特徴とする請求項1に記載のロールスクリーン。
- フィルム層(A)の光沢度が60%以下であることを特徴とする請求項1または2に記載のロールスクリーン。
- フィルム層(A)の厚さが20〜500μmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のロールスクリーン。
- フィルム層(A)の空孔率が0.1〜25%であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のロールスクリーン。
- フィルム層(A)が多層構造であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のロールスクリーン。
- フィルム層(A)が、少なくとも一軸に延伸された層を含む多層構造であることを特徴とする、請求項6に記載のロールスクリーン。
- フィルム層(A)の少なくとも片面にコート層を設けたことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のロールスクリーン。
- フィルム層(A)の厚さ方向に貫通する開口径0.1〜8mmの貫通孔が、孔と孔との間の最短距離0.1〜5mmの間隔で該フィルム層の平面方向に連続的に分布していることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載のロールスクリーン。
- フィルム層(A)の片面に、全光線透過率が88%以上である熱可塑性樹脂を含有するフィルム層(B)を設けたことを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載のロールスクリーン。
- フィルム層(B)の厚さが10〜1000μmであることを特徴とする、請求項10に記載のロールスクリーン。
- フィルム層(A)及び/またはフィルム層(B)及び/またはコート層上に印刷を施したことを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載のロールスクリーン。
- 熱可塑性樹脂がポリオレフィン系樹脂またはポリエステル系樹脂を含むことを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載のロールスクリーン。
- フィルム層(A)の主要な熱可塑性樹脂がポリオレフィン系樹脂であることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載のロールスクリーン。
- ポリオレフィン系樹脂がポリプロピレン系樹脂であることを特徴とする、請求項14に記載のロールスクリーン。
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