JP4200283B2 - 食パン袋詰め機における物品移送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スライスされた複数枚単位の食パンを、袋開口手段で開口された袋内に送り込んで袋詰めするよう構成された食パン袋詰め機における物品移送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スライサーで所定の幅にスライスされたスライスパンを1斤、1.5斤等の所定枚数単位で纏めた食パンを、食パン袋詰め機によって袋詰め包装する場合、該食パンは、袋詰め機の供給コンベヤに対して、そのスライスパンの重なり方向が袋詰め機における物品移送方向と直交する姿勢で送り込まれた後、搬送ベッド上を押送されることで、袋開口手段によって開口状態となった袋の口部から袋内部に押込まれる。そして、袋の底部までに至った食パンが更に押送されて前進移動することで、袋の保持部に支持されていた袋が離脱して袋と共に食パンが下流側に移送されて、一方が開口状態の袋詰め品が得られるようになっている。
【0003】
前述したように、袋詰め機に供給される食パンは、その重なり方向が袋詰め機での物品移送方向に対して直交する姿勢で取り扱われることが殆どであり、該食パンを搬送ベッド上を押送する際に、搬送路の食パンを挟む両側部にガイド板を配設したり、あるいは側部ガイドコンベヤ等(例えば特許文献1)を設けること等により食パンのスライス面を支持することで、該食パンを、その重ね状態に乱れが発生することなく安定した姿勢で袋詰め位置まで良好に移送することができる。
【0004】
なお、食パンが収容された一方が開口状態の袋詰め品は、袋詰め機の下流側に直線的に接続されたシール装置によってその袋の開口部がシールされ、更に下流側に接続される結束装置によって結束具が装着されることで、袋の開口部側が該結束具によって絞込み結束された袋詰め包装体が得られるよう構成される(例えば特許文献2)。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−286704号公報
【特許文献2】
特開2002−193203号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、食パンを袋詰機の袋詰め位置へ移送する際の姿勢が、前記の姿勢とは90度異なる状態、すなわちスライスパンの重なり方向が物品移送方向と同一の場合は、スライス面が物品移送方向の前後に臨んでいるため、従来のように側部ガイド板や側部ガイドコンベヤを設置しても安定した袋詰めが困難であった。すなわち、各スライスパンの外形寸法は不揃いであるため、側部ガイド板や側部ガイドコンベヤによっては個々に重なっているスライスパンの側部を一様に支持できず、食パンが搬送ベッド上を押送されて袋の口部に向けて前進移送される際に、個々のスライスパンの上部が移送方向に前傾する等によって姿勢が乱れ、移送時の重なり状態を維持することが困難で良好な袋詰めを行なうことができなかった。
【0007】
また、食パンが収容された袋詰め品を前記シール装置に向けて移送する際に、該食パンの移送方向後側、すなわち袋の開口部側は支持されていないため、その移送時に個々のスライスパンの上部が移送方向に後傾する等によって姿勢が乱れることがあり、シールを良好に行なうことが困難となる難点も指摘される。
【0008】
【発明の目的】
本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、袋詰め機の物品移送方向に食パンの重なり方向が沿う姿勢で移送される場合であっても、安定した姿勢で移送ができる食パン袋詰め機における物品移送装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る食パン袋詰め機における物品移送装置は、
スライスされた複数枚単位の食パンを、袋の口部から底部側に向けた方向に向けて移送する際に、その食パンの重なり方向が移送方向に沿う姿勢で移送する食パン袋詰め機の物品移送装置であって、
前記袋を開口保持すると共に、該袋の開口時において物品の通過を許容する袋開口手段と、
食パンの重なり方向が移送方向に沿う姿勢で前記袋開口手段に向けて食パンを押送する押送部材を備えた押送手段と、
前記押送部材で押送される食パンの物品移送路を挟む両側に配置されて食パンの前方に臨み、該食パンを前記押送部材とによって挟み込み保持して前記袋開口手段における物品通過入口まで移送する支持部材を有する一対の回転コンベヤおよび該支持部材で支持された食パンを載置して移送する供給コンベヤを備えた保持移送手段とからなり、
前記回転コンベヤは、前記押送部材が食パンを支持部材とにより前後で挟み込み保持し得る位置に到来するタイミングで、押送部材の物品押送速度に同調する速度で支持部材の前進移動を開始するよう設定されていることを特徴とする。
また前述した課題を解決し、所期の目的を好適に達成するため、本願の別の発明に係る食パン袋詰め機における物品移送装置は、
スライスされた複数枚単位の食パンを、該食パンの重なり方向が搬送方向と直交する姿勢で搬送する前工程と直交して接続され、該前工程から供給された食パンを袋の口部から底部側に向けた方向に移送する際に、その食パンの重なり方向が移送方向に沿う姿勢で移送する食パン袋詰め機の物品移送装置であって、
前記袋を開口保持すると共に、該袋の開口時において物品の通過を許容する袋開口手段と、
食パンの重なり方向が移送方向に沿う姿勢で前記袋開口手段に向けて食パンを押送する押送部材を備えた押送手段と、
前記押送部材で押送される食パンの物品移送路を挟む両側に配置されて食パンの前方に臨み、該食パンを前記押送部材とによって挟み込み保持して前記袋開口手段における物品通過入口まで移送する支持部材を有する一対の回転コンベヤおよび該回転コンベヤによって前記袋開口手段に向けて横移送される食パンを載置する移送面を含む保持移送手段とからなり、
前記回転コンベヤは、前記押送部材が前工程から供給された食パンの後方から接近して前記支持部材とにより食パンを挟み込み保持し得る位置に到来するタイミングで、該支持部材を、前進移動開始すると共に押送部材の物品押送速度に同調して前進移動するよう駆動制御され、
前記支持部材が前進移動を開始するタイミングは、食パンの重なり寸法に応じて設定変更可能であることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る食パン袋詰め機における物品移送装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
【0011】
図1に示す食パン袋詰め機(以下 単に袋詰め機とも云う)10における物品移送装置11の上流側には、ブロック状の食パンを所定厚みでスライスする図示しないスライサーの下流側に配設された搬送コンベヤ12が略直交する状態で接続されている。この搬送コンベヤ12のテーブル13には、図2または図8に示す如く、スライスパンをそのスライス面が相互に当接するよう重ね合わせた複数枚単位の食パン14が、その重なり方向が当該搬送コンベヤ12での物品搬送方向と直交する姿勢で載置される。そして、テーブル13を挟んで物品搬送方向と交差する方向に離間して走行する一対の無端チェン(図示せず)間に所定間隔で架設されて、テーブル13上を移動する押し棒15が、該食パン14をベルトコンベヤからなる渡りコンベヤ16に向けて押送するよう構成される。またテーブル13の上方に、物品搬送方向と交差する方向に離間して一対のガイド部材17,17が搬送方向と平行に配設され、前記食パン14は両ガイド部材17,17にスライス面が支持されつつ搬送されるようになっている。
【0012】
前記物品移送装置11の最上流側に配置される前記渡りコンベヤ16は、前記搬送コンベヤ12による物品搬送方向と同一方向に食パン14を搬送するよう構成され、該渡りコンベヤ16に受け渡された食パン14は、その物品搬送方向と交差する方向に離間して配設された側部ガイド19,20に案内されて、物品搬送方向の前方所定位置に配設されたストッパ18に当接する位置まで移送されるようになっている。なお、物品移送装置11における物品移送方向の下流側に位置する一方の側部ガイド19は、該渡りコンベヤ16から後述する供給コンベヤ24への食パン14の移動を許容するよう物品移送路を除く搬送コンベヤ12に近接する部分にのみ設けられると共に、上流側に位置する他方の側部ガイド20は、後述する押送コンベヤ23における押送部材22の通過を許容する形状に設定されている。
【0013】
前記渡りコンベヤ16の上方には、図1に示す如く、物品移送装置11における物品移送路の上方を循環走行する無端チェン21に所定間隔で多数の押送部材22を取付けた押送手段としての押送コンベヤ23が配設される。そして、渡りコンベヤ16に移載された食パン14は、その重なり方向が物品移送方向(食パン14を袋30の口部から底部側に向けて移送する方向)に沿う姿勢(スライス面が移送方向の前後を向く姿勢)で押送部材22によって、後述する袋開口手段32を経て処理装置としてのシール装置45に向けて移送されるようになっている。
【0014】
前記渡りコンベヤ16の一側方、すなわち物品移送装置11における物品移送方向の下流側には、該渡りコンベヤ16の物品搬送面と同一レベルに物品移送面を設定したベルトコンベヤからなる供給コンベヤ24が配設されている。また供給コンベヤ24の上方には、図3および図4に示す如く、その物品移送路を挟んで物品移送方向と交差する幅方向に離間した位置に、回転コンベヤからなる移送コンベヤ25,25が対向的に配設されている。各移送コンベヤ25は、物品移送方向に離間する一対のプーリ間に回転可能に巻掛けられた無端ベルト26のベルト面が、供給コンベヤ24の物品移送面と直交する姿勢で配置されると共に、該無端ベルト26には走行方向に離間して複数の支持部材27が配設されている。そして、幅方向で対向する一対の移送コンベヤ25,25の支持部材27,27により、前記食パン14における物品移送方向の前側を支持して、前記押送部材22とで該食パン14を前後で挟み込み保持し得るよう構成される。なお、押送コンベヤ23が連続運転中に移送コンベヤ25,25が休止状態となっているときでも、支持部材27は、両支持部材27,27が対向する姿勢において、その間を前記押送部材22が通過するのを許容する形状に形成されている(図4参照)。
【0015】
前記各移送コンベヤ25と供給コンベヤ24はサーボモータ28により夫々独立して駆動されると共に、支持部材27の移動速度は、供給コンベヤ24のべルト走行速度と同速となるよう設定され、かつ前記押送コンベヤ23による物品押送速度に同調する速度に設定されている。また各移送コンベヤ25における物品移送方向の上流側に位置する支持部材27は、前記搬送コンベヤ12から渡りコンベヤ16への食パン14の受け渡しに際して、該食パン14における物品移送方向の前方位置に待機しているように設定され、食パン14が搬送コンベヤ12から渡りコンベヤ16に移送される際の側部ガイドとしても機能するようにしてある。そして、渡りコンベヤ16に移載された食パン14に対し、前記押送部材22が該食パン14を支持部材27,27とで前後に挟み込み保持し得る位置に到来するタイミングで該支持部材27,27の前進移動を開始するように、移送コンベヤ25が前記サーボモータ28により駆動制御される。なお、スライスされた食パン14のスライス厚や袋詰単位数が変更された際の食パン14の重なり寸法の大小に応じて、例えば品種設定操作等を行なう等によって、食パン14の後方から接近する前記押送部材22の現在位置に対する支持部材27,27の前進移動開始タイミングが設定変更可能になっていることが好ましい。また、支持部材27は、後述する袋開口手段32の物品通過入口まで食パン14の前側を支持した状態で移動するようになっている。更に、食パン14を載置して移送する前記供給コンベヤ24の移送終端は、図5に示す如く、移送コンベヤ25,25の移送終端より袋開口手段32に近接した下側保持部材34まで至る位置(物品通過入口)まで延設されている。実施例では、前記供給コンベヤ24と、一対の移送コンベヤ25,25とから保持移送手段を構成している。
【0016】
ここで、前記支持部材27,27の前進移動開始タイミングとなる前記押送部材22の挟み込み保持し得る位置は、支持部材27,27と押送部材22との前後間隔が食パン14の重なり寸法と略同一となる位置に限らず、支持部材27,27と押送部材22とが食パン14を挟む前後に位置して保持状態で移送する際に、食パン14の重なり状態が乱れて移送が困難とならない前後間隔であれば、食パン14の重なり寸法より大きく設定された位置であってもよい。
【0017】
図6に示す如く、前記供給コンベヤ24の下流側に袋載置台29が配設され、該載置台29に、多数の袋30が、その口部側を物品移送方向の上流側に指向して積層載置された状態で、その口部側が保持爪31で押圧されており、図示しないエア吹込み手段等で上流側上方から口部に向けて圧力エアーを吹付けることで、積層最上部の袋が開口されるよう構成される。
【0018】
前記供給コンベヤ24と袋載置台29との間には、該袋載置台29に積層状態で載置されている最上部の袋30を開口保持する袋開口手段32が、物品移送方向に進退移動可能に配設されている。この袋開口手段32は、食パン14の4隅部に対応する位置に配置される4つの保持部材33,33,34,34を備え、上側に位置する一対の上側保持部材33,33と、下側保持部材34,34とは下流端部が相互に近接・離間移動可能に構成されている(図1参照)。そして、下流端部が近接した姿勢の各保持部材33,33,34,34が前進移動しつつ各保持部材33,33,34,34の下流端部が離間移動することで、前記圧力エアーにより開口されている袋30に挿入された後のタイミングで、図6に示す如く、該袋30の口部を食パン14が通過可能な略矩形状に開口保持するよう構成される。また、上側保持部材33,33の間を、押送部材22が通過するよう構成されて、該袋開口手段32により開口された袋30に向けて食パン14を上流側から押送して押込むようになっている。
【0019】
前記移送コンベヤ25,25による移送終端部から、前記袋30を開口している状態の袋開口手段32における4つの保持部材33,33,34,34で画成される物品通過入口より内方までに亘り、前記食パン14が通過する際にその外方から該食パン14を弾性的に支持する接触ガイド手段としての側部接触ガイド部材35,35および上部接触ガイド部材36が配設される。すなわち、物品移送路を挟む幅方向の両側方に、ホルダ37に対して上下方向に所定間隔で複数(実施例では3枚)の支持板38が物品移送路と平行に配設され、各支持板38の物品移送路側の内面に、物品移送方向に所定間隔毎に複数(実施例では4枚)の側部接触ガイド部材35が配設されている。この側部接触ガイド部材35は、食パン14と接触した際に該食パン14を傷付けることなく弾性変形可能な樹脂プレートからなり、図3に示す如く、下流端部側が物品移送路に向けて突出するよう湾曲し、幅方向に対向する両側部接触ガイド部材35,35の突出部の対向間隔は、食パン14の外側寸法より狭く設定される。すなわち、両側部接触ガイド部材35,35の間を通過する食パン14は、該ガイド部材35,35により前側部が外方両側から弾性的に支持され、該食パン14の重なり状態が乱れるのを防止するようになっている。なお、上流側の側部接触ガイド部材35の下流端部は、下流側の側部接触ガイド35の上流部分に一部重なるよう位置決めされ、食パン14の前側部は物品移送方向に並んでいる複数の側部接触ガイド部材35により連続的に支持されるよう構成される。
【0020】
前記上部接触ガイド部材36は、物品移送路の上方に配設された軸部39に対して上流端部が回動可能に枢支されて、下流側に向かうにつれて下方傾斜するよう垂れ下がり、その下流端部は前記押送部材22により押送される食パン14の上縁部に接触可能に構成される。また上部接触ガイド部材36は、図示しないバネ等の弾性部材により常に傾斜状態に保持され、食パン14の上縁部に対して弾性部材の弾力作用下に弾性的に接触して重なり状態が乱れるのを防止するようになっている。なお、弾性部材の弾力は、食パン14を変形させない値に設定される。また上部接触ガイド部材36は、前記押送部材22と干渉しない位置に位置決めされている。
【0021】
図6に示す如く、前記袋載置台29の下流側上方には、該袋載置台29に載置されている袋30の底部側に対して上方から圧力エアーを吹き付けるエアーノズル40が設けられている。このエアーノズル40からは、前記袋開口手段32により袋30が開口された後に袋底部側に向けて圧力エアーが吹付けられ、該袋底部側を押圧して変形することで、袋開口手段32を通過した食パン14の前部に袋内面を接触させて、その抵抗により該食パン14が前倒れすることなく袋底部まで押込まれるよう構成される。なお、袋底部への食パン14の押込みが完了するタイミングで、エアーノズル40からの圧力エアーの吹付けは停止されるよう設定される。
【0022】
前記袋載置台29(食パン14が袋30に押込まれる袋詰め位置)の下流側には、前記シール装置45までの間に、袋詰めされた食パン14を該シール装置45の第1送りコンベヤ48(後述)に受け渡し供給する受け渡し手段41が配設されている。この受け渡し手段41は、図7に示す如く、袋詰めされた食パン14を載置して下流側に移送するベルトコンベヤからなる接続コンベヤ42と、該接続コンベヤ42における物品移送路を挟む幅方向両側で食パン14を袋30と共に弾性的に挟持して移送する一対の保持コンベヤ43,43とから構成される。各保持コンベヤ43は、物品移送方向に離間する一対のプーリ間に回転可能に巻掛けられた無端ベルト44のベルト面が、接続コンベヤ42の物品移送面と直交する姿勢で配置されると共に、該ベルト面にスポンジを材質とする多数の弾性体を配設して構成される。なお、前記接続コンベヤ42および保持コンベヤ43,43の物品移送速度は、前記押送コンベヤ23の物品押送速度と同調する速度に設定され、各コンベヤ42,43,43に夫々配設されたモータ(図示せず)によって駆動されるよう構成されている。
【0023】
前記受け渡し手段41の移送終端部は、前記押送コンベヤ23の押送終端部より下流側まで延在しており、袋詰めされた食パン14が受け渡し手段41で移送される間に、前記押送部材22は無端チェン21に対する取付部を支点として食パン14から物品移送方向上流側に離間するよう回動することで、袋30の口部から退避するよう構成されている。また前記接続コンベヤ42における食パン14が載置される物品移送面は、図1に示す如く、物品移送方向の下流側に向けて下方傾斜するよう設定され、前記押送コンベヤ23の押送が解除された以降の食パン14が袋底部に支持された状態で移送され、これにより袋30の口部側に後傾して姿勢が乱れるのを防止することができる。なお、受け渡し手段41の移送終端部は、少なくとも押送コンベヤ23の押送終端部まで延設されていればよく、袋詰めされた食パン14が後側を押送部材22で支持された状態でシール装置45に受け渡されるようになっていてもよい。
【0024】
前記受け渡し手段41の下流側に接続されるシール装置45は、図1に示す如く、袋詰めされた食パン14の移送路を挟んで上下に対向し、袋30における食パン14の収容部位より口部側を熱シールする上下一対のシール体46,47と、該シール体46,47によるシール位置を挟んで上流側に位置する第1送りコンベヤ48および下流側に位置する第2送りコンベヤ49とから基本的に構成され、これらシール体46,47および両送りコンベヤ48,49の作動機構や動作については、例えば本件出願人の出願に係る特開2002−193203号に詳述された機構および動作を採用し得る。また第1送りコンベヤ48の上方には、同じく特開2002−193203号に詳述されたと同様の物品ガイド手段50が配設され、該物品ガイド手段50により袋詰めされた食パン14の姿勢および移送位置を一定に維持してシール位置まで案内するよう構成されている。
【0025】
前記両送りコンベヤ48,49における食パン14が載置される物品移送面は、前記受け渡し手段41における接続コンベヤ42の物品移送面と同一角度で、物品移送方向の下流側に向けて下方傾斜するよう設定され、シール位置に移送される食パン14の重なり状態に乱れを生ずるのを抑制するよう構成される。なお、接続コンベヤ42の下流端と第1送りコンベヤ48の上流端との高さ位置は、袋詰めされた食パン14の受け渡しが円滑に行ない得るよう位置決めされている。
【0026】
図8に示す如く、前記シール装置45の下流側に位置する第2送りコンベヤ49の下流側に、物品移送方向が直交する搬出コンベヤ51が接続され、該搬出コンベヤ51に受け渡されて移送方向が90°変換された食パン14が収容されている袋30の口部側が、該搬送コンベヤ51の一側方に配置された結束装置52により結束されるようになっている。
【0027】
【実施例の作用】
次に、前述した実施例に係る物品移送装置の作用につき説明する。図2および図8に示す如く、食パン14は、その重なり方向が物品搬送方向と直交する姿勢で、前記搬送コンベヤ12により押送されて、前記渡りコンベヤ16に受け渡される。この食パン14は、側部ガイド19,20に案内されつつストッパ18に当接する位置まで搬送される。このとき、前記移送コンベヤ25,25における物品移送方向の上流側に位置する支持部材27,27は、渡りコンベヤ16に受け渡される食パン14における物品移送方向の前方に臨んでおり、該食パン14のスライス面が臨む前部を支持してスライスパンが倒れないようになっている。
【0028】
前記食パン14が渡りコンベヤ16の搬送終端部まで至った後の所定タイミングで、該渡りコンベヤ16の搬送方向と直交する方向に向けて前記押送コンベヤ23の押送部材22が前進移動して該食パン14の後方から接近し、前記押送部材22が食パン14を前記支持部材27,27とで前後に挟み込み保持し得る位置に到来するタイミングで、前記移送コンベヤ25,25のサーボモータ28,28が回転駆動して支持部材27,27の前進移動を開始することで、該食パン14は支持部材27,27と押送部材22とで、その重なり方向が物品移送方向に沿う姿勢で前後を保持されると共に、一方の側部が前記ストッパ18に案内されつつ該食パン14が供給コンベヤ24に載置されて、前記袋開口手段32の物品通過入口まで移送される。すなわち、物品移送方向に重なり方向が沿う姿勢で移送される食パン14の前後は、支持部材27,27と押送部材22とで支持されているから、各スライスパンが物品移送方向の前側あるいは後側に傾倒して重なり状態が乱れることはない。また、前記供給コンベヤ24および移送コンベヤ25,25は押送部材22の押送速度に同調する速度で移動しているから、食パン14の外縁部が擦れることはなく、該食パン14に損傷を与えることはない。なお、サーボモータ28で駆動される移送コンベヤ25における支持部材27の前進移動開始タイミングを可変可能に構成してあるから、食パン14の重ね枚数等に応じて重なり寸法が変化した場合にも簡単に設定変更でき、品種変更等の対応が容易となる。
【0029】
前記移送コンベヤ25,25の支持部材27,27が移送終端部に至ると、該支持部材27,27は食パン14の前側から離間退避し、該食パン14は前記押送部材22により引続き袋開口手段32に向けて押送される。前述したように、前記供給コンベヤ24の移送終端は、移送コンベヤ25,25の移送終端より下流側に延出しているから、食パン14の下面は該供給コンベヤ24により袋開口手段32の物品通過入口に近接する位置まで支持される。図5に示す如く、前記支持部材27,27による前側の支持が解除された食パン14は、前記袋開口手段32の物品通過入口に至るまでの間は、前記供給コンベヤ24により下面が支持された状態で、前記側部接触ガイド部材35,35および上部接触ガイド部材36が前側の両側部および上部に弾性的に接触することで各スライスパンが前側に傾倒するのは防止され、重なり状態が乱れることなく袋開口手段32を通過する。この袋開口手段32は、食パン14が物品通過入口に到来するタイミングで前進移動しつつ上側保持部材33,33と下側保持部材34,34との下流端部が相互に離間移動することで、前記4つの保持部材33,33,34,34の下流端部が圧力エアーにより開口されている袋30に挿入された後のタイミングで、図6に示す如く、該袋30が開口保持される。
【0030】
また、前記袋開口手段32により袋30が開口保持された後のタイミングで、前記エアーノズル40から前記袋載置台29に載置されている袋30の底部側に向けて下流側上方から圧力エアーが吹付けられ、該袋底部側は押圧されて変形する。従って、前記押送部材22により押送される食パン14の前部は、圧縮された袋30の内面に接触しつつ移動することとなり、その抵抗によりスライスパンが前側に傾倒せず、袋底部まで重なり状態が乱れることなく押込まれる。
【0031】
袋詰めされた食パン14は、引続き押送部材22により押送され、前記袋載置台29での袋30の保持が解除されることで、食パン14は袋30と共に袋載置台29から前記受け渡し手段41の接続コンベヤ42に移載される。この接続コンベヤ42に載置されて押送部材22により押送される袋詰めされた食パン14は、前記一対の保持コンベヤ43,43により両外側方が弾性的に挟持された状態で移送される。保持コンベヤ43,43の搬送終端より上流側に設定された前記押送部材22の押送終端部に至ると、該押送部材22は食パン14の後側から離間して袋30の口部から退避し、該食パン14の後側は支持されなくなる。しかるに、実施例の物品移送装置11では、前記接続コンベヤ42における食パン14が載置される物品移送面が、図1に示すように物品移送方向の下流側に向けて下方傾斜するよう設定されているから、袋内部の食パン14は、袋底部に前側が支持された前傾姿勢となり、該食パン14が袋口側に後傾して姿勢が乱れるのは防止される。
【0032】
前記袋詰めされた食パン14は、受け渡し手段41から前記シール装置45に受け渡され、該シール装置45により食パン14が収容された袋30の口部側が熱シールされ、下流側に設けられた前記結束装置52により結束される。袋詰めされた食パン14を移送するシール装置45の前記第1および第2送りコンベヤ48,49の物品移送面は、前記受け渡し手段41の接続コンベヤ42における物品移送面と同様に、物品移送方向の下流側に向けて下方傾斜しているから、シール装置45によるシール動作時においても袋内の食パン14の重なり状態が乱れることはなく、良好なシールを施すことができる。
【0033】
【変更例】
本願は前述した実施例の構成に限定されるものでなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
1.実施例では前工程から搬送コンベヤ12で搬送されてきた食パン14が、直交配置される袋詰め機10の物品移送装置11に受け渡されるようになっているが、前工程からの食パン14を直線的に受け入れる方式も採用可能である。この場合は、渡りコンベヤ16を供給コンベヤ24に対して直線的に設置して所定位置で待機状態としたり、あるいは渡りコンベヤ16に代わる載置ベッドに待機状態となるように位置決め保持するように設定することで対応し得る。また、前工程の搬送コンベヤ12で搬送されている食パン14に対して押送コンベヤ23の押送部材22が引き継いで食パン14を押送するようにしてもよい。
2.保持移送手段は、実施例では無端ベルト26に支持部材27を突設したベルトコンベヤ型式で構成したが、この方式に限らず、チェンに支持部材27を配設したチェンコンベヤ型式や、直線移動手段に取付けた支持部材27と、押送コンベヤ23における押送部材22とによって食パン14を前後に挟み込み保持して前進移動可能な各種方式を採用できる。
3.保持移送手段や受け渡し手段41として、食パン14が載置される供給コンベヤ24や接続コンベヤ42にアタッチメントを設けて食パン14の前側を支持可能に構成し、該アタッチメントと押送コンベヤ23の押送部材22とによって食パン14を前後から挟み込み保持して袋開口手段32に向けて移送するように設定してもよい。そして、この構成を採用した場合は、移送コンベヤ25や保持コンベヤ43に代えて、食パン14の両側方をガイド板等にて案内するのみの構成や、両コンベヤ25,43をベルトコンベヤで構成することが可能となる。
4.保持移送手段の下部に配設される供給コンベヤ24や、受け渡し手段41の接続コンベヤ42は必要に応じて採用すればよく、食パン14が移送可能に載置される移送面を有するテーブルであってもよい。
5.側部接触ガイド部材35や上部接触ガイド部材36は、実施例の構成に限定されるものでなく、側部接触ガイド部材35を、上部接触ガイド部材36と同様に回動することで食パン14の側部を保持する方式としたり、あるいは上部接触ガイド部材36を、側部接触ガイド部材35のような樹脂プレート等の弾性変形可能な部材で構成してもよい。
6.受け渡し手段41の保持コンベヤ43は、実施例の移送コンベヤ25のように無端ベルト26に支持部材27を配設した回転コンベヤ方式にしてもよい。そして、この構成を採用した場合は、接続コンベヤ42の物品移送面を水平にすることができる。
7.シール装置45は必要に応じて採用されるものであって、省略することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明の請求項1および2に係る食パン袋詰め機における物品移送装置によれば、食パンの重なり方向の前後から該食パンを挟み込み保持して袋の口部まで移送するよう構成したから、食パンに重なり状態の乱れが発生することなく、良好な袋詰めを行なうことができる。また、請求項1および2に係る物品移送装置によれば、食パンの前側を支持する支持部材を、物品移送路の両側に配設した回転コンベヤに設けたから、食パンの前側を物品移送路の両側から支持することができる。更に、請求項1および3に係る物品移送装置によれば、食パンが下流側に移送される際にその外縁部の支持部が全て下流側に向けて走行するので、固定ガイド等に擦れたりして食パンに損傷を与えず良好な移送を行ない得る。
請求項2に係る物品移送装置によれば、支持部材の前進移動開始タイミングは、食パンの重なり寸法に応じて設定変更されるものであるから、食パンの重ね枚数等に応じて変化する重なり寸法に柔軟に対応できる。また、請求項4に係る物品移送装置によれば、回転コンベヤをサーボモータによって駆動制御するよう構成したから、複数品種の食パンの袋詰めを行なう際に機械的構成の調整や組換えを行なうことなく極めて簡単な操作で設定変更できる。
【0035】
請求項5に係る物品移送装置によれば、袋開口手段を通過する際においても、食パンを上下および/または左右方向から弾性的に支持するよう構成したから、その通過時に姿勢が乱れるのを防止することができ、更に安定した袋詰めを行なうことが可能となる。また請求項6に係る物品移送装置によれば、口部が開口された袋の底部側を押圧変形するよう構成したから、押送部材により押送される食パンの前部に圧縮された袋の内面を接触させて抵抗を与えることで重なり状態が乱れるのを抑制でき、該食パンを袋底部まで整った姿勢で押込むことができる。
【0036】
請求項7に係る物品移送装置によれば、袋詰めされた食パンを保持して処理装置に向けて移送するよう構成したから、袋内で食パンの重なり姿勢に乱れを生じさせることなく処理装置に受け渡すことができる。請求項8 , 9に係る物品移送装置によれば、袋詰めされた食パンが載置される移送面を下流側に向けて下方傾斜したから、移送中に袋内で食パンが上流側に傾倒する等の重なり状態の乱れを防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る物品移送装置を採用した食パン袋詰め機の概略正面図である。
【図2】実施例に係る搬送コンベヤと渡りコンベヤとの配設箇所を示す概略平面図である。
【図3】実施例に係る物品移送装置の要部を示す概略平面図である。
【図4】実施例に係る供給コンベヤおよび移送コンベヤを示す概略側面図である。
【図5】実施例に係る物品移送装置の要部を、食パンが袋開口手段を通過する状態で示す概略正面図である。
【図6】実施例に係る物品移送装置の要部を、袋内に食パンが供給された状態で示す概略正面図である。
【図7】実施例に係る受け渡し手段とシール装置の第1送りコンベヤとの配設箇所を示す概略平面図である。
【図8】実施例に係る食パン袋詰め機に搬送コンベヤ、シール装置、搬出コンベヤおよび結束装置を接続した状態で示す概略平面図である。
【符号の説明】
14 食パン
22 押送部材
23 押送コンベヤ(押送手段)
24 供給コンベヤ(保持移送手段)
25 移送コンベヤ(保持移送手段)
27 支持部材
28 サーボモータ
30 袋
32 袋開口手段
35 側部接触ガイド部材(接触ガイド手段)
36 上部接触ガイド部材(接触ガイド手段)
40 エアーノズル
41 受け渡し手段
43 保持コンベヤ
45 シール装置(処理装置)
Claims (9)
- スライスされた複数枚単位の食パン(14)を、袋(30)の口部から底部側に向けた方向に向けて移送する際に、その食パン (14) の重なり方向が移送方向に沿う姿勢で移送する食パン袋詰め機の物品移送装置であって、
前記袋(30)を開口保持すると共に、該袋(30)の開口時において物品の通過を許容する袋開口手段(32)と、
食パン (14) の重なり方向が移送方向に沿う姿勢で前記袋開口手段(32)に向けて食パン (14) を押送する押送部材(22)を備えた押送手段(23)と、
前記押送部材(22)で押送される食パン (14) の物品移送路を挟む両側に配置されて食パン(14)の前方に臨み、該食パン (14) を前記押送部材(22)とによって挟み込み保持して前記袋開口手段(32)における物品通過入口まで移送する支持部材(27,27) を有する一対の回転コンベヤ (25,25) および該支持部材 (27,27) で支持された食パン (14) を載置して移送する供給コンベヤ (24) を備えた保持移送手段とからなり、
前記回転コンベヤ (25,25)は、前記押送部材(22)が食パン(14)を支持部材(27,27)とにより前後で挟み込み保持し得る位置に到来するタイミングで、押送部材(22)の物品押送速度に同調する速度で支持部材(27,27)の前進移動を開始するよう設定されている
ことを特徴とする食パン袋詰め機における物品移送装置。 - スライスされた複数枚単位の食パン(14)を、該食パン(14)の重なり方向が搬送方向と直交する姿勢で搬送する前工程と直交して接続され、該前工程から供給された食パン(14)を袋(30)の口部から底部側に向けた方向に移送する際に、その食パン(14)の重なり方向が移送方向に沿う姿勢で移送する食パン袋詰め機の物品移送装置であって、
前記袋(30)を開口保持すると共に、該袋(30)の開口時において物品の通過を許容する袋開口手段(32)と、
食パン(14)の重なり方向が移送方向に沿う姿勢で前記袋開口手段(32)に向けて食パン(14)を押送する押送部材(22)を備えた押送手段(23)と、
前記押送部材(22)で押送される食パン(14)の物品移送路を挟む両側に配置されて食パン(14)の前方に臨み、該食パン(14)を前記押送部材(22)とによって挟み込み保持して前記袋開口手段(32)における物品通過入口まで移送する支持部材(27)を有する一対の回転コンベヤ(25,25)および該回転コンベヤ (25,25) によって前記袋開口手段 (32) に向けて横移送される食パン (14) を載置する移送面を含む保持移送手段とからなり、
前記回転コンベヤ (25,25) は、前記押送部材(22)が前工程から供給された食パン(14)の後方から接近して前記支持部材(27,27)とにより食パン(14)を挟み込み保持し得る位置に到来するタイミングで、該支持部材(27,27)を、前進移動開始すると共に押送部材(22)の物品押送速度に同調して前進移動するよう駆動制御され、
前記支持部材 (27,27) が前進移動を開始するタイミングは、食パン (14) の重なり寸法に応じて設定変更可能である
ことを特徴とする食パン袋詰め機における物品移送装置。 - 前記保持移送手段は、前記支持部材 (27,27) で支持された食パン(14)を載置して移送する供給コンベヤ(24)を備える請求項2記載の食パン袋詰め機における物品移送装置。
- 前記回転コンベヤ(25)は、サーボモータ(28)によって駆動され、該サーボモータ (28) の回転を制御して、前記支持部材(27)が、前記押送部材 (22) の到来タイミングに応じて前進移動を開始すると共に該押送部材 (22) の物品押送速度に同調して前進移動するよう構成した請求項1〜3の何れか一項に記載の食パン袋詰め機における物品移送装置。
- 前記保持移送手段による移送終端部から、前記袋(30)を開口している状態の袋開口手段(32)の物品通過入口より内方までに亘り、前記食パン(14)が通過する際に該食パン (14) に外方から接触し、移送される食パン(14)を弾性的に支持する接触ガイド手段(35,36)を備える請求項1〜4の何れか一項に記載の食パン袋詰め機における物品移送装置。
- 前記袋開口手段(32)によって開口された前記袋(30)の底部側に上方から圧力エアーを吹付けて袋底部側を変形させるエアーノズル(40)を備える請求項1〜5の何れか一項に記載の食パン袋詰め機における物品移送装置。
- 前記押送手段(23)により食パン(14)が袋(30)に押込まれる袋詰め位置と、その下流側に配設される処理装置(45)との間に受け渡し手段(41)が配設され、該受け渡し手段(41)は、袋詰めされた食パン(14)を保持して移送可能に設定され、その移送終端部は少なくとも前記押送手段(23)の押送終端部まで延設されると共に、押送手段(23)の物品押送速度と同調する物品移送速度に設定されている請求項1〜6の何れか一項に記載の食パン袋詰め機における物品移送装置。
- 前記受け渡し手段(41)は、物品移送方向下流側に向けて下降傾斜して食パン(14)が載置される移送面と、該移送面に沿って食パン(14)の外側方を弾性的に挟持して移送可能な保持コンベヤ(43)とから構成される請求項7記載の食パン袋詰め機における物品移送装置。
- 前記処理装置は、シール装置(45)からなり、該シール装置(45)において前記袋詰めされた食パン(14)が載置されて移送される移送面が、その物品移送方向の下流側に向けて下降傾斜するよう設定されている請求項7または8記載の食パン袋詰め機における物品移送装置。
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