JP4290687B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
また、コネクタを取り外せたとしても、専用の検査装置をそのコネクタに接続しなければならず、手間がかかって面倒であるという問題点がある。
さらに、検査の方法が、専用の検査装置を用いてコネクタに流れ込む「電流値または電流量」を計測するというものであり、要するに、直流抵抗を測定するに過ぎないものであるため、仮に不正基板7の出力抵抗値と始動口SW6の出力抵抗値とが同等(Ra=Rb)であった場合には、もはや、不正基板7の存在を判定することができず、充分な判定精度が得られないという問題点がある。
前記遊技盤に設けられた各種の遊技センサからの検出信号を取り込み、それらの検出信号に従って遊技制御を行い、その制御結果としての各種の遊技制御信号を発生する遊技制御装置が備えられた遊技機において、
現在の遊技状態が、前記遊技領域に遊技球が発射されている第1遊技状態か、前記遊技領域に遊技球が発射されていない第2遊技状態かを判定する遊技状態判定手段が備えられ、
前記遊技制御装置は、
前記遊技センサのうち前記遊技制御における特別遊技状態の決定に関与する検出信号を出力する所定の遊技センサからの検出信号を取り込むコネクタと、
前記コネクタを介して前記所定の遊技センサに直流の電源電圧を供給する直流電源供給手段と、
前記直流の電源電圧に交流電流を重畳し、動作中の前記所定の遊技センサから当該交流電流に対応する応答信号を出力させる交流電流重畳手段と、
前記応答信号に基づいて、前記所定の遊技センサの出力インピーダンスに相当する交流抵抗を計測する交流抵抗計測手段と、
前記交流抵抗計測手段によって計測された交流抵抗と所定の基準値又は基準範囲と比較して前記所定の遊技センサと前記コネクタの間に不正基板が挿入されているか否かを判定する不正基板判定手段と、
前記遊技状態判定手段の判定結果が前記第1遊技状態のときは、前記交流電流重畳手段の動作を禁止し、該判定結果が前記第2遊技状態のときは、前記交流電流重畳手段の動作を許容する交流電流重畳許容手段と、を備えたことを特徴とする遊技機である。
請求項2記載の発明は、前記交流電流重畳許容手段は、
前記遊技状態判定手段によって、前記第1遊技状態から第2遊技状態への遷移が検出された場合には、その検出時点から一定時間経過後に前記交流電流重畳手段の動作を許容し、
前記遊技状態判定手段によって、前記第2遊技状態から第1遊技状態への遷移が検出された場合には、その検出時点で、又は、その検出時点から前記一定時間よりも短い時間の経過後に、前記交流電流重畳手段の動作を禁止することを特徴とする請求項1記載の遊技機である。
請求項3記載の発明は、前記所定の遊技センサへの前記交流電流が重畳された電源電圧の供給経路中には、所定の負荷要素が挿入され、
前記交流抵抗計測手段は、該負荷要素の両端間の電圧変化に基づいて前記所定の遊技センサの出力インピーダンスに相当する交流抵抗を計測し、
前記遊技状態判定手段の判定結果が第1遊技状態である場合に、前記負荷要素の両端を短絡する短絡手段を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機である。
請求項4記載の発明は、前記不正基板判定手段によって不正基板の存在が判定された場合に報知を行うとともに前記遊技制御を停止する異常処理手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の遊技機である。
ここで、ぶら下がり基板とも称される不正基板の狙いは、特別遊技状態の決定に関与する偽の検出信号を生成することにあり、その挿入位置は多くの場合、前記所定の遊技センサと該所定の遊技センサからの検出信号を取り込むコネクタとの間である。
かかる位置に不正基板が挿入された場合、前記コネクタから見える(計測できる)前記所定の遊技センサの出力インピーダンスは、不正基板の出力インピーダンスとなるため、これら二つのインピーダンスの違いを調べることによって不正基板の存在を発見することができる。
また、このような交流電流に基づく抵抗(交流抵抗)の測定は、直流電流による抵抗(直流抵抗)の測定に比べて、前記所定の遊技センサと不正基板との電子回路の細かな違いを見い出しやすいため、完全同一な電子回路(たとえば、同一型番、同一ロットの集積回路を使用している等)でない限り、不正基板の充分な検出精度を得ることができる。
さらに、第2遊技状態の場合、つまり、遊技領域に遊技球を発射していない場合に前記交流電流重畳手段の動作を許容するので、前記交流電流に対応する交流成分が含まれた検出信号が、実際の遊技制御に影響を与えることはない。
請求項2記載の発明によれば、前記交流電流重畳許容手段は、前記遊技状態判定手段によって、前記第1遊技状態から第2遊技状態への遷移が検出された場合には、その検出時点から一定時間経過後に前記交流電流重畳手段の動作を許容し、前記遊技状態判定手段によって、前記第2遊技状態から第1遊技状態への遷移が検出された場合には、その検出時点で、又は、その検出時点から前記一定時間よりも短い時間の経過後に、前記交流電流重畳手段の動作を禁止するので、不正基板の検出期間を適正化して遊技に支障のないようにすることができる。
すなわち、第1遊技状態から第2遊技状態への遷移が検出されてから一定時間経過後は、もはや、遊技者の離席等による遊技終了とみなすことができるため、この場合には、不正基板の検出を許容しても遊技に差し支えがなく、一方、第2遊技状態から第1遊技状態への遷移が検出された場合には、遊技者による遊技の開始であるから、その検出時点で直ちに、又は、前記一定時間よりも短い時間(たとえば、遊技球の発射ハンドルに手を添えてから実際に遊技球が発射されるまでの平均的な時間)の経過後に不正基板の検出を禁止することにより、やはり、遊技への影響を回避することができる。
請求項3記載の発明によれば、前記所定の遊技センサへの前記交流電流が重畳された電源電圧の供給経路中に挿入された負荷要素と、前記遊技状態判定手段の判定結果が第1遊技状態である場合に該負荷要素の両端を短絡する短絡手段とを含むので、遊技中には負荷要素の両端を短絡することにより、負荷要素の悪影響、つまり、検出信号のレベル低下等を回避することができる。
請求項4記載の発明によれば、前記不正基板判定手段によって不正基板の存在が判定された場合に報知を行うとともに前記遊技制御を停止するので、不正基板の存在に伴う遊技店の損害発生を未然に防止することができる。
図1は、パチンコ遊技機10(遊技機)の正面図である。このパチンコ遊技機10は、遊技機本体11と、その遊技機本体11の側方に併設されたカードユニット12とを対にして遊技場に多数設けられている。
S5 ステップ(異常処理手段)
TR2 トランジスタ(短絡手段)
Vcc 直流電圧(直流電源供給手段)
18 遊技盤
41 遊技制御装置
41a コネクタ
55a 高周波信号発生部(交流電流重畳手段)
55b 判定部(不正基板判定手段)
56 始動口SW(所定の遊技センサ)
71 遊技状態検出センサ(遊技状態判定手段、交流電流重畳許容手段)
Claims (4)
- 遊技盤に形成された遊技領域に遊技球を発射して遊技を行い、
前記遊技盤に設けられた各種の遊技センサからの検出信号を取り込み、それらの検出信号に従って遊技制御を行い、その制御結果としての各種の遊技制御信号を発生する遊技制御装置が備えられた遊技機において、
現在の遊技状態が、前記遊技領域に遊技球が発射されている第1遊技状態か、前記遊技領域に遊技球が発射されていない第2遊技状態かを判定する遊技状態判定手段が備えられ、
前記遊技制御装置は、
前記遊技センサのうち前記遊技制御における特別遊技状態の決定に関与する検出信号を出力する所定の遊技センサからの検出信号を取り込むコネクタと、
前記コネクタを介して前記所定の遊技センサに直流の電源電圧を供給する直流電源供給手段と、
前記直流の電源電圧に交流電流を重畳し、動作中の前記所定の遊技センサから当該交流電流に対応する応答信号を出力させる交流電流重畳手段と、
前記応答信号に基づいて、前記所定の遊技センサの出力インピーダンスに相当する交流抵抗を計測する交流抵抗計測手段と、
前記交流抵抗計測手段によって計測された交流抵抗と所定の基準値又は基準範囲と比較して前記所定の遊技センサと前記コネクタの間に不正基板が挿入されているか否かを判定する不正基板判定手段と、
前記遊技状態判定手段の判定結果が前記第1遊技状態のときは、前記交流電流重畳手段の動作を禁止し、該判定結果が前記第2遊技状態のときは、前記交流電流重畳手段の動作を許容する交流電流重畳許容手段と、
を備えたことを特徴とする遊技機。 - 前記交流電流重畳許容手段は、
前記遊技状態判定手段によって、前記第1遊技状態から第2遊技状態への遷移が検出された場合には、その検出時点から一定時間経過後に前記交流電流重畳手段の動作を許容し、
前記遊技状態判定手段によって、前記第2遊技状態から第1遊技状態への遷移が検出された場合には、その検出時点で、又は、その検出時点から前記一定時間よりも短い時間の経過後に、前記交流電流重畳手段の動作を禁止することを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 前記所定の遊技センサへの前記交流電流が重畳された電源電圧の供給経路中には、所定の負荷要素が挿入され、
前記交流抵抗計測手段は、該負荷要素の両端間の電圧変化に基づいて前記所定の遊技センサの出力インピーダンスに相当する交流抵抗を計測し、
前記遊技状態判定手段の判定結果が第1遊技状態である場合に、前記負荷要素の両端を短絡する短絡手段を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。 - 前記不正基板判定手段によって不正基板の存在が判定された場合に報知を行うとともに前記遊技制御を停止する異常処理手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の遊技機。
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