JP4277853B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4277853B2 JP4277853B2 JP2005373966A JP2005373966A JP4277853B2 JP 4277853 B2 JP4277853 B2 JP 4277853B2 JP 2005373966 A JP2005373966 A JP 2005373966A JP 2005373966 A JP2005373966 A JP 2005373966A JP 4277853 B2 JP4277853 B2 JP 4277853B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- ink
- main body
- ink jet
- recording apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
Description
本発明において、前記受台の前記インクジェットヘッドと対向する面には、前記インクジェットヘッドの前記走行方向と直交する方向に沿う両端部と対向する領域に前記走行方向と直交する方向に沿って延在する第2の溝が形成されていてもよい。これにより、搬送ベルトによって搬送された記録媒体に縁なし印刷をするとき、インクジェットヘッドから記録媒体の走行方向と直交する方向に沿った両端部外側に吐出されたインクが、ベルト本体部を通過して第2の溝内に受容される。そのため、記録装置内がインクによって汚されるのをより抑制することができる。
また、このとき、前記受台には、前記第1及び第2の溝に連通するインク排出孔が形成されていてもよい。これにより、第1及び第2の溝が受容したインクがインク排出孔に流れ込み排出される。そのため、第1及び第2の溝からインクが溢れなくなる。
また、このとき、前記受台の前記インクジェットヘッドと対向する面とは反対側には、前記インク排出孔からインクを吸収するインク吸収部材が配置されていてもよい。これにより、複数のインク排出孔に流れ込んだインクをインク吸収部材で吸収することが可能になる。そのため、第1及び第2の溝に受容されたインクを大容量保持することができる。
また、本発明のインクジェット記録装置は、別の観点では、回転軸が互いに平行な一対のローラと、前記一対のローラに掛け渡され、前記回転軸と直交する方向に走行することによってその走行方向に記録媒体を搬送するエンドレスの搬送ベルトと、前記搬送ベルトによって搬送される記録媒体にインクを吐出するインクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドとともに前記搬送ベルトを挟む位置に設置され、前記搬送ベルトを支持する受台とを備えている。そして、前記搬送ベルトは、外周面が記録媒体が載置される載置面となるベルト本体部と、前記ベルト本体部に形成され前記外周面全体に分布した複数の貫通孔と、前記ベルト本体部の両縁に沿って前記ベルト本体部に肉厚に形成された一対の補強部とを有しており、前記一対のローラの表面には、前記一対の補強部がそれぞれ嵌合する一対の環状溝が形成されており、前記受台の前記インクジェットヘッドと対向する面には、前記ベルト本体部に載置された記録媒体の前記走行方向と直交する方向の長さよりも長い凹部が形成されている。これによると、搬送ベルトによって搬送された記録媒体に縁なし印刷をするとき、ベルト本体部に複数の貫通孔が形成されているため、インクジェットヘッドから記録媒体の外側に吐出されたインクが複数の貫通孔を通過する。そのため、搬送ベルトにインクが付着しにくくなり、記録媒体に搬送ベルトに付着したインクが付着して滲むのを抑制することができる。ベルト本体部に複数の貫通孔が形成されていると、ベルト本体部の剛性は低下するが、ベルト本体部の両縁には肉厚の補強部が形成され且つその補強部がローラの環状溝に嵌め込まれているので、搬送ベルトが一対のローラ間において張り渡された状態で維持される。そのため、記録媒体を高速で搬送しても、搬送ベルトが弛んだり搬送方向と直交する方向に関して片寄ったりしにくくなる。また、搬送ベルトのインクジェットヘッドと対向する領域がほとんど撓まなくなる。そのため、記録媒体に形成される画像の品質が向上する。また、搬送ベルトによって搬送された記録媒体に縁なし印刷をするとき、インクジェットヘッドから記録媒体の走行方向に沿った両端部外側に吐出されたインクが、ベルト本体部を通過して凹部内に受容される。そのため、記録装置内がインクによって汚されるのを抑制することができる。
また、本発明において、前記凹部には、インク吸収部材が配置されていてもよい。凹部に吐出されたインクをインク吸収部材で吸収することができる。そのため、凹部に吐出されたインクが飛び散りにくくなり、記録装置内がインクによって汚されるのをより抑制することができる。
2 インクジェットヘッド
6,7 ローラ
6a,7b 回転軸
8,308 搬送ベルト
8a 外周面(載置面)
15,115 プラテン(受台)
18a,18b スポンジローラ(インク除去部材)
32 押さえローラ
41 ベルト本体(ベルト本体部)
42 線状部材(第1の線状部)
43 線状部材(第2の線状部)
44 孔(貫通孔)
45 補強部
46 撥水膜
47,48 環状溝
55 溝(第1の溝)
56 溝(第2の溝)
58 インク排出孔
60,118 廃液フォーム(インク吸収部材)
116 凹部
344 孔(貫通孔)
Claims (15)
- 回転軸が互いに平行な一対のローラと、
前記一対のローラに掛け渡され、前記回転軸と直交する方向に走行することによってその走行方向に記録媒体を搬送するエンドレスの搬送ベルトと、
前記搬送ベルトによって搬送される記録媒体にインクを吐出するインクジェットヘッドと、
前記インクジェットヘッドとともに前記搬送ベルトを挟む位置に設置され、前記搬送ベルトを支持する受台とを備えており、
前記搬送ベルトは、
外周面が記録媒体が載置される載置面となるベルト本体部と、
前記ベルト本体部に形成され前記外周面全体に分布した複数の貫通孔と、
前記ベルト本体部の両縁に沿って前記ベルト本体部に肉厚に形成された一対の補強部とを有しており、
前記一対のローラの表面には、前記一対の補強部がそれぞれ嵌合する一対の環状溝が形成されており、
前記受台の前記インクジェットヘッドと対向する面には、前記ベルト本体部に載置された記録媒体の前記走行方向に沿う両端部と対向する領域に前記走行方向に沿って延在する第1の溝が形成されており、
前記第1の溝は、前記インクジェットヘッドから噴射されて記録媒体に着弾せず前記貫通孔を通過したインク滴を受容するものであることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記受台の前記インクジェットヘッドと対向する面には、前記インクジェットヘッドの前記走行方向と直交する方向に沿う両端部と対向する領域に前記走行方向と直交する方向に沿って延在する第2の溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記受台には、前記第1及び第2の溝に連通するインク排出孔が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記受台の前記インクジェットヘッドと対向する面とは反対側には、前記インク排出孔からインクを吸収するインク吸収部材が配置されていることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
- 回転軸が互いに平行な一対のローラと、
前記一対のローラに掛け渡され、前記回転軸と直交する方向に走行することによってその走行方向に記録媒体を搬送するエンドレスの搬送ベルトと、
前記搬送ベルトによって搬送される記録媒体にインクを吐出するインクジェットヘッドと、
前記インクジェットヘッドとともに前記搬送ベルトを挟む位置に設置され、前記搬送ベルトを支持する受台とを備えており、
前記搬送ベルトは、
外周面が記録媒体が載置される載置面となるベルト本体部と、
前記ベルト本体部に形成され前記外周面全体に分布した複数の貫通孔と、
前記ベルト本体部の両縁に沿って前記ベルト本体部に肉厚に形成された一対の補強部とを有しており、
前記一対のローラの表面には、前記一対の補強部がそれぞれ嵌合する一対の環状溝が形成されており、
前記受台の前記インクジェットヘッドと対向する面には、前記ベルト本体部に載置された記録媒体の前記走行方向と直交する方向の長さよりも長い凹部が形成されていることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記凹部には、インク吸収部材が配置されていることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
- 前記ベルト本体部が、複数の線状部を有するとともに、これら複数の線状部によって網目状に構成されており、
網目の各々が、前記貫通孔を構成していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記ベルト本体部が、前記載置面内において第1の方向に延在する複数の第1線状部と、前記載置面内において前記複数の第1線状部と交差するように前記第1の方向と異なる第2の方向に延在する複数の第2線状部とからなり、
前記複数の第1線状部のうちの隣接する2本と、これら2本の第1線状部と交差する前記複数の第2線状部のうちの2本とによって、前記貫通孔が構成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記貫通孔が、菱形形状を有していることを特徴とする請求項8に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第1及び第2線状部が、前記搬送ベルトの走行方向に対して傾いていることを特徴とする請求項9に記載のインクジェット記録装置。
- 前記網目が、6つの前記線状部によって囲まれた六角形形状を有していることを特徴とする請求項7に記載のインクジェット記録装置。
- 前記ベルト本体部の外周面には、撥水膜が形成されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記ベルト本体部の外周面と接触するインク除去部材をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 複数の前記インクジェットヘッドが前記走行方向に沿って並設されるとともに、複数の前記インクジェットヘッドはインクを吐出するノズルが密集したノズル群をそれぞれ有しており、
これらノズル群の間隙には、前記搬送ベルトに対して記録媒体を押圧する押さえローラが配置されていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記押さえローラが、前記走行方向と直交する方向に沿って複数配置されていることを特徴とする請求項14に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005373966A JP4277853B2 (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005373966A JP4277853B2 (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007175893A JP2007175893A (ja) | 2007-07-12 |
JP4277853B2 true JP4277853B2 (ja) | 2009-06-10 |
Family
ID=38301576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005373966A Expired - Fee Related JP4277853B2 (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4277853B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7524050B2 (en) * | 2006-04-11 | 2009-04-28 | Fujifilm Dimatix, Inc. | Ink jet printing |
SE532170C2 (sv) * | 2008-03-28 | 2009-11-03 | Rolf Stroemberg | Slingorgan till pekdonför datorer, bestående av trådar länkade till varandra samt pekdon innefattande sådant slingorgan |
JP6078015B2 (ja) * | 2014-03-03 | 2017-02-08 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 搬送装置およびインクジェット記録装置 |
JP7451925B2 (ja) * | 2019-10-09 | 2024-03-19 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置 |
-
2005
- 2005-12-27 JP JP2005373966A patent/JP4277853B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007175893A (ja) | 2007-07-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5543564B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2006137127A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP4251223B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2004262204A (ja) | インクジェットプリンタ | |
US8231200B2 (en) | Ink-jet recording apparatus | |
JP4305529B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2008200849A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP4277853B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
US7854502B2 (en) | Ink-jet recording apparatus | |
JP4569669B2 (ja) | ノズルプレートの製造方法 | |
JP6069994B2 (ja) | キャップ部材、液体吐出装置、画像形成装置 | |
JP5849831B2 (ja) | 記録装置 | |
JP4636044B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
US9522548B2 (en) | Inkjet recording device | |
JP4506388B2 (ja) | インクジェット記録装置用ベルト搬送機構 | |
JP4016922B2 (ja) | インクジェット記録装置用ベルト搬送機構、及び、これを備えたインクジェット記録装置 | |
JP7485039B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP4308071B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6172585B2 (ja) | 記録装置 | |
JP6078015B2 (ja) | 搬送装置およびインクジェット記録装置 | |
JP4816784B2 (ja) | インクジェット記録装置用ベルト搬送機構 | |
JP5953749B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP4911307B2 (ja) | 記録装置および液体噴射装置 | |
JP5988942B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP4201032B2 (ja) | インクジェット記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081202 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081209 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090217 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090302 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4277853 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |