JP4258444B2 - 自動車ドアのシール構造 - Google Patents
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しかしながら、この場合には、ドアガラス2は、従来のように、その上部と側部の外周縁をドアフレーム101とガラスラン114で保持されることがなく、ドアガラス2は、車外方向に撓みやすくなる。このため、ドアガラス2の上端を保持して、ドアガラス2を撓まなくすることが必要である。
そのため、ドアガラス2のコーナー部の上端とドアミラーベース40の先端との間のシール性が低下する場合があった。
車体ドア開口縁5の上辺部に、ドアガラス2が閉じたときのドアガラス2の上端を収納するルーフモール4を設け、ドアガラス2の上端は、ドア開時にルーフモール4から外れるように若干下がり、ドア開状態では、その位置を保持し、ドア閉時にともなって、再び上端が若干上昇してルーフモール4の内部に入り、
ルーフモール4の内部に、ドアガラス2の上端をシールするドアガラスウエザストリップ10を装着し、ドアガラスウエザストリップ10は、ドアガラス2の上端と当接してシールするシール部14を有し、
自動車ドア1のフロント側のベルトライン部位におけるコーナー部にドアミラーを装着するドアミラーベース40を取付け、ドアミラーベース40は、シール部14に当接する上辺部42と、ドアガラス2のフロント側端が昇降する縦辺部43と、上辺部42と縦辺部43が交差する頂点に先端部44を有し、
ドアミラーベース40の先端部44に対応するドアガラス2の上端のフロント側コーナー部にドアガラス先端凹部2bを設け、
ドアミラーベース40は、ドアミラーを取付けるドアミラーベース本体41と、ドアミラーベース本体41の上辺部42と縦辺部43に装着される弾性体で形成されるドアミラーウエザストリップ45から形成され、ドアミラーウエザストリップ45の先端部48に対応する部位には、ドアガラス2が最も上昇したときにドアガラス先端凹部2bと当接するシール膜48aを有し、
ドアガラスウエザストリップ10は、ルーフモール4に取付ける取付基部11と、取付基部11の車外側側端から下方に形成され上記ルーフモール4の裏面に当接する車外側側壁12と、取付基部11の車内側端部から一体的に下方に形成される車内側側壁13と、車内側側壁13と車外側側壁12の先端を連結する中空シール膜14aとを有するシール部14を備え、シール部14は、車内側側壁13と車外側側壁12と中空シール膜14aとで中空状のシール部14を形成し、ドア閉時に上記中空シール膜14aにドアガラス2の上端が当接してシールし、
ドアミラーベース40の上辺部42がドア閉時に当接する部分は、車内側側壁13を下方に延設して形成し、ドアガラス2が当接する部分よりも下方位置の中空シール膜14であり、ドアガラスウエザストリップは、ドアガラス2が当接する中空シール膜14aからドアミラーベース40が当接する中空シール膜14aにかけて連続して変化させられていることを特徴とする自動車ドアのシール構造である。
また、このルーフモールの側壁の高さは、ドアフレームの側面の長さよりもはるかに短く、車体ルーフから自然に変化して一体的な外観を有するため、車体外側の外観において目立つことがなく、概略ドアガラスのみの外観とすることができる。
ドアミラーベースは、ドアミラーを取付けるドアミラーベース本体と、ドアミラーベース本体の上辺部と縦辺部に装着される弾性体で形成されるドアミラーウエザストリップから形成されている。このため、ドアミラーベース本体でドアミラーを確実に固定するとともに、弾性体のドアミラーウエザストリップでドアガラスとの間のシールと、ドアガラスウエザストリップとの間のシールを確実にすることができる。
ドアミラーウエザストリップの上記先端部に対応する部位には、ドアガラスが最も上昇したときに上記ドアガラス先端凹部と当接するシール膜を有するため、ドア閉時にドアガラスがドアガラスウエザストリップに収容されるときに、ドアミラーウエザストリップにおける上記の先端部とドアガラスのコーナー部のガラス先端凹部との間に隙間が生じることがなく、シール性を確保することができる。また、柔軟性を有するシール膜であるため、ドアガラスの昇降時等において、ドアガラスが車両の前後方向に若干のバラツキで振れたとしてもドアガラスのコーナー部のドアガラス先端凹部が上記シール膜と接触して両者の間を確実にシールすることができる。
ドアガラスウエザストリップは、ルーフモールに取付ける取付基部と、取付基部の車外側側端から下方に形成されルーフモールの裏面に当接する車外側側壁と、取付基部の車内側端部から一体的に下方に形成される車内側側壁と、車内側側壁と車外側側壁の先端を連結し、中空状のシール部を形成する中空シール膜を有し、ドア閉時にドアガラスが再び微上昇して、中空シール膜にドアガラスの上辺部が当接してシールする。このため、ルーフモールに取付けられる取付基部と車内側側壁及び車外側側壁によりを中空シール膜を保持し、取付基部を固定すると、取付基部に一体に設けられた中空シール膜の位置が安定し、中空シール膜がドアガラスの上端に確実に当接するようにすることができる。
ドアガラスとドアフレームの間をシールする中空シール膜は、車内側側壁と車外側側壁とを連結した形状の中空状であるため、リップ形状と比べて、ドアガラスの先端を当接させる幅が広く、ドアガラスが車幅方向に振れても、ドアガラスの先端を確実に当接させて包むことができ、ドアガラスとの間を確実にシールすることができる。
自動車ドアのフロント側のベルトライン部位におけるコーナー部にドアミラーベースを取付け、ドアミラーベースの上辺部がドア閉時に当接する部分は、車内側側壁を下方に延設して形成して、ドアガラスが当接する部分よりも下方位置の中空シール膜である。このため、ドア閉時にドアミラーベースの上辺部は、車外側側壁との間に隙間があり、ドアを閉じることができるとともに、中空シール膜と車内側側壁が下方に幅が広がっているので、ドアミラーベースは固定されたままでも、ドアミラーベースの上辺部の車内側の面が中空シール膜に当接して、ドアミラーベースと車体ドア開口縁の間をシールすることができる。
ドアガラスが当接する中空シール膜からドアミラーベースが当接する中空シール膜にかけての境界部分は、一体的に連続して車内側側壁と中空シール膜が徐々に下方に変化しているため、ドアガラスとドアミラーベースの境界付近で確実に中空シール膜がドアガラスとドアミラーベースの両方の上端に当接することができる。また、その幅が下方に徐々に延出しているため、ドアガラス等の取付け位置がバラついてもシールすることができる。
車体ドア開口縁5の上辺部に、ドアガラス2が閉じたときのドアガラス2の上端を収納するルーフモール44を設け、ドアガラス2の上端は、ドア開時にルーフモール4から外れるように若干下がり、ドア開状態では、その位置を保持し、ドア閉時にともなって、再び上端が若干上昇してルーフモール4の内部に入り、
ルーフモール4の内部に、ドアガラス2の上端をシールするドアガラスウエザストリップ20を装着し、ドアガラスウエザストリップ20は、ドアガラス2の上端と当接してシールするシール部を有し、
自動車ドア1のフロント側のベルトライン部位におけるコーナー部にドアミラーを装着するドアミラーベース40を取付け、ドアミラーベース40は、シール部に当接する上辺部42と、ドアガラス2のフロント側端が昇降する縦辺部43と、上辺部42と縦辺部43が交差する頂点に先端部44を有し、
ドアミラーベース40の先端部44に対応するドアガラス2の上端のフロント側コーナー部にドアガラス先端凹部2bを設け、
ドアミラーベース40は、ドアミラーを取付けるドアミラーベース本体41と、ドアミラーベース本体41の上辺部42と縦辺部43に装着される弾性体で形成されるドアミラーウエザストリップ45から形成され、ドアミラーウエザストリップ45の先端部に対応する部位には、ドアガラス2が最も上昇したときにドアガラス先端凹部2bと当接するシール膜14aを有し、
ドアガラスウエザストリップ20は、ルーフモール4に取付ける取付基部21と、取付基部21の車外側側端から下方に形成されルーフモール4の裏面に当接する車外側側壁22と、取付基部の車内側端部から一体的に下方に形成される車内側側壁23からなる断面略U字形であり、シール部は、車外側側壁22と車内側側壁23の先端からそれぞれ断面略U字形の内部に向けて斜めに形成された車外側シールリップ24と車内側シールリップ25であり、ドアミラーベース40の上辺部42がドア閉時に当接する部分は、車内側側壁23を下方に延設して形成し、ドアガラス2が当接する部分よりも下方位置の車内側シールリップ25であり、ドアガラスウエザストリップ20は、ドアガラス2が当接する車内側シールリップ25からドアミラーベース40が当接する車内側シールリップ25にかけて連続して変化させられていることを特徴とする自動車ドアのシール構造である。
ドアミラーウエザストリップの上記先端部に対応する部位には、ドアガラスが最も上昇したときに上記ドアガラス先端凹部と当接するシール膜を有するため、ドア閉時にドアガラスがドアガラスウエザストリップに収容されるときに、ドアミラーウエザストリップにおける上記の先端部とドアガラスのコーナー部のガラス先端凹部との間に隙間が生じることがなく、シール性を確保することができる。また、柔軟性を有するシール膜であるため、ドアガラスの昇降時等において、ドアガラスが車両の前後方向に若干のバラツキで振れたとしてもドアガラスのコーナー部のドアガラス先端凹部が上記シール膜と接触して両者の間を確実にシールすることができる。
ドアガラスウエザストリップは、ルーフモールに取付ける取付基部と、取付基部の車外側側端から下方に形成されルーフモールの裏面に当接する車外側側壁と、取付基部の車内側端部から一体的に下方に形成される車内側側壁からなる断面略U字形であり、シール部は、車外側側壁と車内側側壁の先端からそれぞれ断面略U字形の内部に向けて斜めに形成された車外側シールリップと車内側シールリップである。このため、ルーフモールに取付けられる取付基部と車内側側壁及び車外側側壁によりシールリップを保持し、取付基部を固定すると、シールリップの位置が安定し、シールリップがドアガラスの上端の車外側面と車内側面を確実に当接するようにすることができる。
このため、ドア閉時にコーナーピースの上辺部は、コーナーピースが固定されていても、車外側側壁との間に隙間があり、ドアを閉じることができるとともに、コーナーピースの上辺部の車内側の面が車内側側壁に当接して、コーナーピースと車体ドア開口縁の間をシールすることができる。
図1〜図4は本発明の第1の実施の形態を示すものである。
図7は自動車の側面図である。図7に示すように、自動車の側面のドア1であるフロントドア1aとリヤドア1bの両方のベルトライン部位よりも上部には、ドアフレームがなくドアガラス2がほぼ全面に設けられ、ドアガラス2はドア1から上下に昇降することができる。なお、ドアフレームは、車外側から見えないようにドアガラス2の車内側面に設けてもよい。
フロントドア1aのベルトライン部位上のフロント側先端にドアミラーを取付けるドアミラーベース40が取付けられている。
図2は、ドアミラーベース40の上辺部とドアガラス2の先端との境界部分におけるドアガラスウエザストリップ10との当接状態を示す斜視図である。
図3は、ドアミラーベース40の正面図であり、ドアミラーを取付ける三角形状のドアミラーベース本体41と、その上辺と縦辺に取り付けられるドアミラーウエザストリップ45を示す。図4は図3のK−K線に沿った断面図である。
ルーフモール4は、車体ドア開口縁5の車外側面にフロントからリヤ方向に延びるパネル部4aとパネル部4aの裏面から断面略T字形に延び車体ドア開口縁5の平坦部5aに密着してルーフモール4を取付ける取付脚部4bから形成される。取付脚部4bと車体ドア開口縁5はビス等で固着される。
車体ドア開口縁5の車内側の先端のフランジ7には、車内装飾と保護のために断面略U字形のトリム60が取付けられている。
取付基部11は、車外側の部分11bが平板状であり、その裏面に両面接着テープ30が取付けられて、ルーフモール4の取付脚部4bに接着されている。取付基部11の車内側11aは湾曲しその車内側端部がリテーナー8に当接している。この取付基部11の湾曲により、ドアガラス2の先端がドアガラスウエザストリップ10に当接したときに、クッション作用をすることができる。
取付基部11と車内側側壁13はソリッドゴム、ソリッド熱可塑性エラストマー等のソリッド材で形成されている。このため、ドアウエザストリップ10の形状を保持して装着し、後述する中空シール部14を保持することができる。
車外側側壁12と車内側側壁13の先端を結んで中空シール部14が形成されている。中空シール部14は、中空シール膜14aと中空ブリッジ膜14bを備えており、中空シール膜14aは、車外側側壁12の先端から車内側側壁13の先端まで膜状にかつ湾曲状に形成され、中空シール膜14aの裏面から取付基部11の表面まで中空ブリッジ膜14bが形成されている。
そして、ドア1が開いた状態では、ドアガラス2は、上記の若干下がった位置の状態で維持されている。
車内側側壁13の先端から車内方向にカバーリップ15が設けられている。カバーリップ15の先端は、トリム60に当接してルーフモール4やリテーナー8の取り付け部分を車室内からカバーして美観を確保している。
ドアミラーベース本体41は、ドアミラーを取付けるため、剛性の大きい硬質合成樹脂、板金等で形成されている。
ウエザストリップ上辺部46は、ドア閉時にドアガラスウエザストリップ10の中空シール膜14aに当接して、車体ドア開口縁5とドアミラーベース40との間をシールする。ウエザストリップ縦辺部47は、ドアガラス2のフロント側の側端を収納してドアガラス2の昇降を案内するとともに、ドアガラス2とドアミラーベース40との間をシールする。
ドアミラーウエザストリップ45は、シール性を向上させるために、柔軟性のある合成ゴム、熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂等で形成されている。
ウエザストリップ上辺部46とルーフモール4のパネル部4aの先端(下端)との間には隙間Sが設けられている。ドア閉時にドアミラーベース40のウエザストリップ上辺部46とドアガラスウエザストリップ10の中空シール膜14aが確実に当接するため、中空シール膜14aが下方に幅広く延設され、それに伴って車内側側壁13も下方に幅広く延長されている。
ドアガラス2の上辺部とフロント側の側端との間のコーナー部は、下方に向けて凹んだドアガラス先端凹部2bが形成されている。図4に示すように、ドアミラーベース40の先端では、ドアミラーウエザストリップ45のウエザストリップ先端部48がドアガラスウエザストリップ10の中空シール膜14aに当接するとともに、ドアガラス2が上昇したときには、ウエザストリップ先端部48の内部にドアガラス2のフロント側のドアガラス先端凹部2bの下方の部分が収納され、ドアガラス先端凹部2bの上方の部分は中空シール膜14aが徐々に変化していく場所に当接する。
したがって、ドアガラス2の昇降時や組付けにバラツキが生じても、ドアガラス2のコーナー部が上方に凸状になっている場合に比べて、ドアガラス2がシール膜48aを上方に突き上げることが少なく、シール膜48aが破損したり、異常変形したりすることがない。
そのため、ドア1の組付誤差等で、ドアガラス2とドアミラーベース40との境界部分がバラついても、確実にドアガラス2とドアミラーベース40の先端は中空シール部14に当接してシールすることができる。
第2の実施の形態は、第1の実施の形態とドアガラスウエザストリップ20とルーフモール4の断面形状が異なる。このため、異なる部分を説明し、第1の実施の形態と同じ部分は説明を省略する。
図5は、図7のA−A線におけるルーフモール4とドアガラスウエザストリップ20のドアガラス2閉時の取付状態を示す断面図である。
図6は、ドアミラーベース40の上端とドアガラス2の先端との境界部分におけるドアガラスウエザストリップ20との当接状態を示す斜視図である。
ルーフモール4の断面略U字形の内部には、図5、6に示すように、ドアガラスウエザストリップ20が取付けられている。ドアガラスウエザストリップ20は車外側側壁22、取付基部21と車内側側壁23からなる断面略U字形をなし、車外側側壁22と車内側側壁23の先端から断面略U字形の内部に向かって、それぞれ車外側シールリップ24と車内側シールリップ25が斜めに延設されている。
ドアガラスウエザストリップ20は、ソリッドゴム、軟質合成樹脂、熱可塑性エラストマー等のソリッド材料で、押出成形により成形されている。
ドア開閉時のドアガラス2のドアガラス微昇降システムは、第1の実施の形態と同様である。
ドアガラス2のフロント側の側端は、ドアミラーベース40のリヤ側の側端に沿って上昇し、ドアガラス2とドアミラーベース40の間をシールする。このため、ドアガラス2とドアミラーベース40との境界部分のシールは、車内側シールリップ25と車内側側壁23が徐々に変化する部分でなされる。
そのため、ドア1の組付誤差等で、ドアガラス2とドアミラーベース40との境界部分がバラついても、確実にドアガラス2とドアミラーベース40の先端は車内側シールリップ25に当接してシールすることができる。
2 ドアガラス
2b ドアガラス先端凹部
4 ルーフモール
5 車体ドア開口縁
7 フランジ
10、20 ドアガラスウエザストリップ
11 取付基部
12 車外側側壁
13 車内側側壁
14a 中空シール膜
23 車内側側壁
25 車内側シールリップ
40 ドアミラーベース
41 ドアミラーベース本体
45 ドアミラーウエザストリップ
Claims (3)
- 昇降するドアガラス2を有する自動車ドア1と、車体ドア開口縁5との間の自動車ドア1のシール構造において、
上記車体ドア開口縁5の上辺部に、上記ドアガラス2が閉じたときのドアガラス2の上端を収納するルーフモール4を設け、上記ドアガラス2の上端は、ドア開時に上記ルーフモール4から外れるように若干下がり、ドア開状態では、その位置を保持し、ドア閉時にともなって、再び上端が若干上昇して上記ルーフモール4の内部に入り、
上記ルーフモール4の内部に、上記ドアガラス2の上端をシールするドアガラスウエザストリップ10を装着し、該ドアガラスウエザストリップ10は、上記ドアガラス2の上端と当接してシールするシール部14を有し、
上記自動車ドア1のフロント側のベルトライン部位におけるコーナー部にドアミラーを装着するドアミラーベース40を取付け、該ドアミラーベース40は、上記シール部14に当接する上辺部42と、上記ドアガラス2のフロント側端が昇降する縦辺部43と、上記上辺部42と縦辺部43が交差する頂点に先端部44を有し、
上記ドアミラーベース40の上記先端部44に対応する上記ドアガラス2の上端のフロント側コーナー部にドアガラス先端凹部2bを設け、
上記ドアミラーベース40は、ドアミラーを取付けるドアミラーベース本体41と、該ドアミラーベース本体41の上辺部42と縦辺部43に装着される弾性体で形成されるドアミラーウエザストリップ45から形成され、該ドアミラーウエザストリップ45の先端部48に対応する部位には、上記ドアガラス2が最も上昇したときに上記ドアガラス先端凹部2bと当接するシール膜48aを有し、
上記ドアガラスウエザストリップ10は、上記ルーフモール4に取付ける取付基部11と、上記取付基部11の車外側側端から下方に形成され上記ルーフモール4の裏面に当接する車外側側壁12と、上記取付基部11の車内側端部から一体的に下方に形成される車内側側壁13と、上記車内側側壁13と車外側側壁12の先端を連結する中空シール膜14aとを有するシール部14を備え、上記シール部14は、上記車内側側壁13と車外側側壁12と中空シール膜14aとで中空状のシール部14を形成し、ドア閉時に上記中空シール膜14aに上記ドアガラス2の上端が当接してシールし、
上記ドアミラーベース40の上辺部42がドア閉時に当接する部分は、上記車内側側壁13を下方に延設して形成し、ドアガラス2が当接する部分よりも下方位置の中空シール膜14であり、上記ドアガラスウエザストリップは、上記ドアガラス2が当接する中空シール膜14aから上記ドアミラーベース40が当接する上記中空シール膜14aにかけて連続して変化させられていることを特徴とする自動車ドアのシール構造。 - 昇降するドアガラス2を有する自動車ドア1と、車体ドア開口縁5との間の自動車ドア1のシール構造において、
上記車体ドア開口縁5の上辺部に、上記ドアガラス2が閉じたときのドアガラス2の上端を収納するルーフモール44を設け、上記ドアガラス2の上端は、ドア開時に上記ルーフモール4から外れるように若干下がり、ドア開状態では、その位置を保持し、ドア閉時にともなって、再び上端が若干上昇して上記ルーフモール4の内部に入り、
上記ルーフモール4の内部に、上記ドアガラス2の上端をシールするドアガラスウエザストリップ20を装着し、該ドアガラスウエザストリップ20は、上記ドアガラス2の上端と当接してシールするシール部を有し、
上記自動車ドア1のフロント側のベルトライン部位におけるコーナー部にドアミラーを装着するドアミラーベース40を取付け、該ドアミラーベース40は、上記シール部に当接する上辺部42と、上記ドアガラス2のフロント側端が昇降する縦辺部43と、上記上辺部42と縦辺部43が交差する頂点に先端部44を有し、
上記ドアミラーベース40の上記先端部44に対応する上記ドアガラス2の上端のフロント側コーナー部にドアガラス先端凹部2bを設け、
上記ドアミラーベース40は、ドアミラーを取付けるドアミラーベース本体41と、該ドアミラーベース本体41の上辺部42と縦辺部43に装着される弾性体で形成されるドアミラーウエザストリップ45から形成され、該ドアミラーウエザストリップ45の上記先端部に対応する部位には、上記ドアガラス2が最も上昇したときに上記ドアガラス先端凹部2bと当接するシール膜14aを有し、
上記ドアガラスウエザストリップ20は、上記ルーフモール4に取付ける取付基部21と、上記取付基部21の車外側側端から下方に形成され上記ルーフモール4の裏面に当接する車外側側壁22と、上記取付基部の車内側端部から一体的に下方に形成される車内側側壁23からなる断面略U字形であり、上記シール部は、上記車外側側壁22と車内側側壁23の先端からそれぞれ断面略U字形の内部に向けて斜めに形成された車外側シールリップ24と車内側シールリップ25であり、上記ドアミラーベース40の上辺部42がドア閉時に当接する部分は、上記車内側側壁23を下方に延設して形成し、ドアガラス2が当接する部分よりも下方位置の車内側シールリップ25であり、上記ドアガラスウエザストリップ20は、上記ドアガラス2が当接する上記車内側シールリップ25から上記ドアミラーベース40が当接する上記車内側シールリップ25にかけて連続して変化させられていることを特徴とする自動車ドアのシール構造。 - 上記ドアミラーウエザストリップは、合成ゴム、熱可塑性エラストマー又は軟質合成樹脂で形成された請求項1又は請求項2に記載の自動車ドアのシール構造。
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