JP4136613B2 - エンジンの燃料噴射制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はエンジンの燃料噴射制御装置に係り、特に、クランク軸を人力で回動させてエンジン始動するエンジンの燃料噴射制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は、二輪車の燃料供給系統の主要部の構成を示したブロック図であり、燃料タンク12からフィルタ13を介して燃料ポンプ14で加圧された燃料は、更にフィルタ15を通って燃料噴射弁(インジェクタ)8に送られる。インテークマニホルド24での燃圧(圧力)を一定に保つために圧力調節器(プレッシャレギュレータ)16が設けられる。燃圧を一定に保つために燃料ポンプ14から排出された燃料のうち余剰分は、圧力調節器16を経て燃料タンク12に戻される。
【0003】
インテークマニホルド24に供給された燃料は、エアクリーナ17およびスロットル弁18を通って導入された空気と混合され、吸気バルブ19の開弁時にエンジンの燃焼室20に吸入される。そして、ピストン21が圧縮上死点を乗り越えたときに点火プラグ22に点火して混合気を燃焼させる。
【0004】
燃焼に伴ってピストン21が往復運動し、クランク(不図示)が回転する。燃料ポンプ14には、図示しないバッテリからECU23を経由して電源電圧が供給される。インジェクタ8の燃料噴射量は、エンジン回転数やスロットル開度等、エンジンの各種パラメータに基づいてECU23で決定される。
【0005】
キック始動装置を備えた自動二輪車の燃料噴射装置では、エンジンの始動性を向上させるため、クランク基準位置が確定する前に燃料噴射を行う場合がある。例えば、所定のクランク角毎に発生するクランクパルスを予定数計数したときに燃料を1回だけ噴射し、その後はクランク基準位置を基準とした設定位置で燃料の噴射を行う。また、始動に先行してキックペダルを踏んで燃料ポンプを駆動し、燃圧を高めて燃料を噴射させる始動装置が知られる(特開平3−18659号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
キック始動装置では、キック力が小さかったり、初期のピストン位置が圧縮上死点から遠かったりした場合は、ピストンがフリクションの大きい圧縮行程の上死点を乗り越えることができない。一方、インジェクタによる燃料噴射は吸気行程で行われるため、ピストンが圧縮上死点を超えられないと、噴射された燃料が燃焼されずに気筒内に残留する。そのために、点火プラグへの燃料のカブリが発生してエンジン始動性が低下してしまう場合があった。
【0007】
本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、ミスキック等によりピストンが圧縮上死点を乗り越えられないような場合でも、次の始動操作時において始動性が低下しないようにしたエンジンの燃料噴射制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、人力によって始動させるエンジンの燃料噴射制御装置において、所定角度毎のクランク角を代表するパルス幅のクランク角信号を出力するセンサと、ピストンの上死点を通過した吸気行程および燃焼行程の上死点対応位置でエンジン1回転毎にクランクパルサ信号を1回出力するクランクパルサと、前記クランクパルサ信号が吸気行程のものであるか燃焼行程のものであるかを判別するクランクパルサ信号判別手段と、前記クランクパルサ信号がクランキング開始後の吸気行程のものであるときに、前記クランクパルサ信号出力時のクランク角信号のパルス幅が、ピストンが圧縮上死点を乗り越えることができるためのクランク軸の基準パルス幅以下であるか否かを判断するパルス幅判断手段と、前記クランク角信号のパルス幅が、前記基準パルス幅以下の場合には前記パルス幅判断手段による判断終了直後に燃料噴射量の演算を開始するとともに、該燃料噴射量の演算中に燃料噴射弁を起動させて燃料噴射を行う一方、前記クランク角信号のパルス幅が、前記基準パルス幅以上の場合に燃料噴射を休止する制御手段とを具備した点に第1の特徴がある。
【0010】
第1の特徴によれば、人力によるクランキングつまりキック始動において、吸気行程の所定のクランク角のクランク角信号のパルス幅または所定クランク角の回転時間が圧縮上死点を乗り越えることができるための基準角パルス幅を超えない場合に燃料が噴射される。したがって、ミスキック時等に無駄に燃料を噴射することがないし、未燃焼燃料による点火プラグへの燃料のカブリを生じさせるのも防止できる。
【0011】
また、本発明は、前記制御手段が、燃料噴射量計算手段および該計算手段によって計算された燃料噴射量に応じたデューティで燃料噴射手段を駆動する駆動手段からなり、前記パルス幅判断手段により、前記クランク角信号のパルス幅が前記基準パルス幅以上であると判断された場合は、前記デューティをゼロにして燃料噴射を実質的に休止するよう構成された点に第2の特徴がある。
【0012】
第2の特徴によれば、クランキングでのクランク角信号のパルス幅が、基準パルス幅以上である場合も、そうでない場合も燃料噴射弁の駆動部は同様に制御され、単に燃料噴射量の設定をゼロにするだけで燃料噴射が実質的に休止される。
【0013】
さらに、本発明は、前記燃料噴射弁と共通の電源で駆動される燃料供給ポンプを備えたエンジンに使用される点に第3の特徴がある。
【0014】
第3の特徴によれば、無駄な燃料噴射に使用する電力が節約できるので、節約された電力を燃料ポンプの駆動に使える。したがって、1回目のクランキングで始動を失敗しても次のクランキングでは燃料ポンプに十分な電力を供給して高い燃圧を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。図2は、本発明の一実施形態である燃料噴射制御装置を含むキック始動装置付き自動二輪車の要部構成を示すブロック図である。なお、ここでは図示しないが、この自動二輪車は、図7に示したのと同様のハード構成からなる燃料供給系統を含む。
【0016】
エンジンのクランク軸1にはキックギヤやラチェット(共に図示せず)を介してキック始動のためのペダル(キックペダル)2が連結される。クランク軸1には多数の歯(リラクタ)を外周に設けた円板3が結合される。リラクタは所定角度(例えば30度)間隔で配置される。
【0017】
回転数センサ4は、例えばフォト・インタラプタで構成され、前記リラクタを検出してクランク角信号5をFi−ECU(燃料噴射制御装置)6へ出力する。クランク角信号5はリラクタの配置間隔に応じた所定角度毎のクランク角を代表する信号であり、該クランク角信号5に基づいて、Fi−ECU6でエンジンの回転数が算出される。
【0018】
さらに、円板3の円周上の特定位置、つまり上死点対応位置にはマグネットが取り付けられ(例えば、埋め込まれ)ている。磁気ピックアップセンサからなるクランクパルサセンサ7は、このマグネットを検出してクランクパルサ信号9をFi−ECU6へ出力する。インジェクタ8は、Fi−ECU6で決定された燃料噴射量に対応した開弁デューティを示す駆動信号10に従って駆動される。Fi−ECU6の動作をさらに詳述する。
【0019】
図3,図4は、燃料噴射制御のタイミングチャートである。ここでは、クランク角30度を1ステージと規定し、エンジンの1回転を360度12ステージと規定している。したがって、吸気・圧縮・燃焼・排気からなるエンジンの1サイクルは720度24ステージで規定される。クランク角信号5の数はステージ数を示し、クランクパルサ信号9は、エンジンの1回転毎に1回出力される。
【0020】
図3において、タイミングt1でキックペダル2を使ったキックが開始されると、クランク軸1に結合される発電機で発電され、Fi−ECU6の電源電圧が上昇する。そして、タイミングt2でFi−ECU6のリセットと初期化が開始される。このリセットと初期化がタイミングt3で完了すると、燃料供給ポンプ(FFP)14が駆動される。タイミングt4でクランクパルサ信号9が検出され、その直後のステージつまり第17ステージのパルス幅(時間)が検出される。タイミングt5では、第17ステージのパルス幅に基づいて、燃料噴射を実行するか否かの判断を行う。この判断により、燃料噴射を実行する場合は、燃料噴射量の演算を行い、タイミングt6でインジェクタ(INJ)8を駆動する。燃料噴射を実行しない場合は、燃料噴射量の演算も燃料噴射も行わない。
【0021】
図5は、燃料噴射判断処理のフローチャートである。この処理は、クランクパルサ信号が検出される毎に実行される。ステップS1では、クランク基準位置が決定したか、つまり燃焼行程および吸気行程で検出されるクランクパルサ信号9のうち、吸気行程のものが検出されたか否かが判別される。これは、例えば、クランクパルサ信号9が検出されたときの吸気管負圧Pbに基づいて判断することができる。ステップS2では、現在のステージが第18ステージか否かを判断する。クランク基準位置が決定すれば、その直後のステージは第17ステージと決定されるので、その次のステージが第18ステージである。
【0022】
ステップS2が肯定ならば、ステップS3で、第17ステージに対応するクランク角信号のパルス幅(時間)T17が燃料供給カットのための判断基準時間Trefより長いか否かが判断される。基準時間Trefは、ピストンが圧縮上死点を乗り越えるのに十分な速度でクランク軸が回転しているか否かを判断するための基準値である。
【0023】
クランク角信号のパルス幅T17が基準時間Trefより長い場合は、クランク角速度が小さい(低回転である)と判断し、ステップS4に進む。一方、クランク角信号のパルス幅T17が基準時間Trefより短い場合は、クランク角速度が大きく(高回転であり)、ピストンが圧縮上死点を超えられると判断してステップS5に進む。ステップS4では、燃料噴射休止フラグFfcをセットする(=1)。ステップS5では、燃料噴射休止フラグFfcをクリアする(=0)。ステップS6では、燃料噴射量の計算とその結果に基づく燃料噴射を実行する燃料噴射ルーチンを実行する。
【0024】
図6は、燃料噴射ルーチン(ステップS6)の詳細フローチャートである。ステップS61において、燃料噴射休止フラグFfcを判別する。このフラグFfcが「0」の場合は、ステップS62に進み、燃料噴射量を計算する。燃料噴射量はスロットル開度、エンジン回転数、エンジン水温等のエンジンパラメータに基づいて計算され、インジェクタ8の開弁デューティで表される。ステップS63では、計算された燃料噴射量に従ってインジェクタ8を駆動し燃料を供給する。燃料噴射フラグFfcが「1」の場合は、ステップS64に進み、インジェクタ8の開弁デューティを「0」に設定してステップS63に進む。
【0025】
図1は、Fi−ECU6の要部機能を示すブロック図である。クランク基準位置検出部25は、クランクパルサ信号に応答して行程判断を行う。行程判断は例えば吸気管負圧Pbが吸気行程の負圧に対応するものであるか否かによって判断できる。吸気行程では、吸気管負圧Pbが他の行程と比べて大きいからである。クランクパルサ信号が吸気行程で検出されたならば、クランク角速度検出部26により、クランク角信号に基づいてクランク角速度を検出する。クランク角速度はクランク角信号のパルス幅、つまりクランク角基準位置決定直後の1ステージの時間によって代表させる。クランク角速度が大きいときは1ステージの時間は短い。クランク角速度を代表する1ステージの時間T17は比較部27に入力され、判断基準時間Trefと比較される。比較の結果は燃料噴射量計算部28に入力される。クランク角速度が予定値より大きい場合は、エンジンパラメータに従って燃料噴射量、具体的には開弁デューティを計算する。一方、クランク角速度が予定値より小さいと判断されれば、燃料噴射量(デューティ)をゼロに設定する。計算された、またはゼロに設定された燃料噴射量つまり開弁デューティはインジェクタ駆動部29に入力される。インジェクタ駆動部29は、入力された開弁デューティに従ってインジェクタ8を駆動する。
【0026】
なお、上述の実施形態では開弁デューティをゼロにして燃料噴射が休止されるようにしたが、燃料噴射量を全くゼロにしてしまうのではなく、実質的に燃料噴射が休止される程度に減少させてあればよい。
【0027】
以上は本発明を自動二輪車用エンジンの燃料噴射制御装置に適用した例に従って説明した。しかし、本発明はこの実施形態に限定されず、自動二輪車用以外のエンジン、例えば、人力で始動させるエンジンを備えたエンジン駆動式の発電機にも同様に適用できる。
【0028】
請求項1〜請求項3の発明によれば、人力によるクランキングでピストンが圧縮上死点を乗り越えるのに十分なクランク角速度を得られないと判断されたときは、燃料噴射が休止される。したがって、点火プラグへの燃料のカブリを防止することができ、始動性が向上する。
【0029】
特に、請求項2の発明によれば、燃料供給を実行する場合も、休止する場合も、同様の制御機能で燃料噴射弁を駆動することができるので、制御が簡単である。
【0030】
さらに、請求項3の発明によれば、燃料噴射に使用される電力の無駄を省いて、始動失敗後の次の始動では十分な燃圧により、確実にエンジンを始動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る燃料噴射制御装置の要部機能を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る燃料噴射制御装置を含む自動二輪車の要部構成図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係る燃料噴射制御装置のタイミングチャート(その1)である。
【図4】 本発明の一実施形態に係る燃料噴射制御装置のタイミングチャート(その2)である。
【図5】 燃料噴射判断のフローチャートである。
【図6】 燃料噴射のフローチャートである。
【図7】 エンジンの燃料供給系の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…クランク軸、 2…キックペダル、 4…回転数センサ、 5…クランク角信号、 6…Fi−ECU、 7…クランクパルサセンサ、 8…インジェクタ、 9…クランクパルサ信号、 10…インジェクタ駆動信号、 12…燃料タンク、 14…燃料ポンプ、 25…クランク基準位置、 26…クランク角速度検出部、 27…比較部、 28…燃料噴射量計算部、 29…インジェクタ駆動部
Claims (3)
- 人力によって始動させるエンジンの燃料噴射制御装置において、
所定角度毎のクランク角を代表するパルス幅のクランク角信号を出力するセンサと、
ピストンの上死点を通過した吸気行程および燃焼行程の上死点対応位置でエンジン1回転毎にクランクパルサ信号を1回出力するクランクパルサと、
前記クランクパルサ信号が吸気行程のものであるか燃焼行程のものであるかを判別するクランクパルサ信号判別手段と、
前記クランクパルサ信号がクランキング開始後の吸気行程のものであるときに、前記クランクパルサ信号出力時のクランク角信号のパルス幅が、ピストンが圧縮上死点を乗り越えることができるためのクランク軸の基準パルス幅以下であるか否かを判断するパルス幅判断手段と、
前記クランク角信号のパルス幅が、前記基準パルス幅以下の場合には前記パルス幅判断手段による判断終了直後に燃料噴射量の演算を開始するとともに、該燃料噴射量の演算中に燃料噴射弁を起動させて燃料噴射を行う一方、前記クランク角信号のパルス幅が、前記基準パルス幅以上の場合に燃料噴射を休止する制御手段とを具備したことを特徴とするエンジンの燃料噴射制御装置。 - 前記制御手段が、燃料噴射量計算手段および該計算手段によって計算された燃料噴射量に応じたデューティで燃料噴射手段を駆動する駆動手段からなり、
前記パルス幅判断手段により、前記クランク角信号のパルス幅が前記基準パルス幅以上であると判断された場合は、前記デューティをゼロにして燃料噴射を実質的に休止するよう構成されたことを特徴とする請求項1記載のエンジンの燃料噴射制御装置。 - 前記燃料噴射弁と共通の電源で駆動される燃料供給ポンプを備えたエンジンに使用される請求項1または2記載のエンジンの燃料噴射制御装置。
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