JP4111569B2 - 薄膜トランジスタ型液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は基板上のアルミニウム層とインジウムスズ酸化物層との接続方法を改良した薄膜トランジスタ型液晶表示装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
配線材料としてのアルミニウムは低抵抗であるという利点を有しており、近年、薄膜トランジスタ型液晶表示装置において、基板上のゲート配線、ソース配線などの配線や電極に多用されてきている。ところが、薄膜トランジスタ型液晶表示装置の透明画素電極などに用いられるインジウムスズ酸化物(以下、ITOと省略)とアルミニウムを直接接触させると、ITO中の酸素がアルミニウムに引き抜かれてしまい、その結果コンタクト部分の電気抵抗が上昇してしまうことが知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、従来の薄膜トランジスタ型液晶表示装置においては、アルミニウム層とITO層が直接接触しない構造が採用されていた。例えば図3に示すように、基板31上に設けられたアルミニウム層32を覆うようにタングステンなどからなる導電性のバリア層33をあらかじめ設けておき、絶縁層34にバリア層33に達するコンタクトホール35を形成し、そのコンタクトホール35においてバリア層33とITO層36を接触させることで、アルミニウム層32とITO層36をバリア層33を介在させて電気的に接続していた。あるいは図4に示すように、基板41上にアルミニウム以外の金属層42とアルミニウム層43を設け、絶縁層44およびアルミニウム層43に金属層42表面に達するコンタクトホール45を形成し、そのコンタクトホール45において金属層42とITO層46を接触させることで、アルミニウム層43とITO層46をアルミニウム以外の金属層42を介在させて電気的に接続していた。
【0004】
しかし、図3に示すコンタクト構造においては、アルミニウム層32とバリア層33の2層で配線パターンを作成するため、この2層をエッチングした後、絶縁層34を形成する必要がある。ところが、配線パターンをエッチングする際にアルミニウムとバリア層金属ではこれらをエッチングし得るエッチャントが異なるために、エッチャントを変えた2回のエッチングを行わなければならず工程が煩雑になっていた。また、図4に示すコンタクト構造においては、アルミニウム以外の金属層42とアルミニウム層43と絶縁層44を形成した後、絶縁層44とアルミニウム層43をそれぞれエッチングして金属層42の表面を露出させる必要があり、工程数が増加するという問題があった。
上記の点に鑑み、本発明はアルミニウム層とITO層を簡単な製造プロセスによって抵抗値を増大させることなく接続することのできる薄膜トランジスタ型液晶表示装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る薄膜トランジスタ型液晶表示装置は、一対の基板間に液晶が挟持され、前記一方の基板の前記液晶が挟持される側の面上にアルミニウム層が形成され、このアルミニウム層を覆う絶縁層に前記アルミニウム層表面に達するコンタクトホールが設けられるとともに、このコンタクトホールの内面を含む前記絶縁層上にインジウムスズ酸化物層が形成され、前記コンタクトホールの底面上において前記インジウムスズ酸化物層と前記アルミニウム層の間にシリサイド層が介在していることを特徴とする。
上記構成とすることで、ITO層とアルミニウム層は導電性を有するシリサイド層を介して接続されるので、ITO層とアルミニウム層が直接接触することによる抵抗値上昇などの問題を起こすことはない。
【0006】
従来のコンタクト構造では絶縁層がアルミニウム層とバリア層の2層を覆っていたのに対して、本発明では、シリサイド層は絶縁層に設けられたコンタクトホールの底面上のみに形成されているため、絶縁層はアルミニウム層1層のみを覆えばよいことになり、絶縁層のステップカバレッジが向上する。
また、コンタクトホールの底面上にシリサイド層が形成される分、コンタクトホールが浅くなるため、その後コンタクトホールの内部に形成されるITO層の段差が緩和されることになり、これによってITO層のステップカバレッジも向上する。
さらに、配線パターンがアルミニウム層の1層で構成されているため、配線パターン形成時のエッチングが1回で済み、配線パターンの加工が容易となる。
【0007】
また、本発明に係る薄膜トランジスタ型液晶表示装置は、前記アルミニウム層が前記基板上に配置されたゲート配線またはソース配線の端子部の下層側をなし、前記インジウムスズ酸化物層が前記端子部の上層側をなすことを特徴とする。
薄膜トランジスタ型液晶表示装置において、コンタクトホールは薄膜トランジスタ部とゲート配線またはソース配線の端子部に存在する。これらコンタクトホールの深さを比較した場合、薄膜トランジスタ部のコンタクトホールの深さが、パッシベーション膜の膜厚分だけであるのに対して、ゲート配線またはソース配線端子部のコンタクトホールの深さは、ゲート絶縁膜とパッシベーション膜の膜厚分となり、ゲート配線またはソース配線端子部のコンタクトホールの深さの方がもともと深くなっている。本発明のコンタクト構造には、コンタクトホールの深さが浅くなり、ITO層のステップカバレッジが良好になるという利点があるが、上記のようにゲート配線またはソース配線端子部にこの構造を採用するのがより効果的である。
なお、シリサイド層の例としてはモリブデンシリサイド、タングステンシリサイド、チタンシリサイドあるいはクロムシリサイドを用いることができ、その膜厚は200ないし600Å程度であることが好ましい。その理由は、200Å以下ではバリア効果がなくなり、600Åを超えると膜中のストレスが大きくなり過ぎ、はがれやすくなるからである。
【0008】
本発明に係る薄膜トランジスタ型液晶表示装置の製造方法は、一対の基板の一方の基板上にアルミニウム層からなるパターンを形成し、前記アルミニウム層上に絶縁層を形成し、該絶縁層に前記アルミニウム層表面に達するコンタクトホールを形成し、シリサイド層をプラズマCVD法により基板全面に成膜した後、前記絶縁層表面のシリサイド層を除去することにより、前記コンタクトホール底部の前記アルミニウム層上にのみシリサイド層を形成し、次いで該シリサイド層の上部にインジウムスズ酸化物層を形成し、前記一方の基板と他方の基板との間に液晶を挟持したことを特徴とする。
上記構成とすることで、薄膜トランジスタ型液晶表示装置を、工程数の増加を従来より抑えて製造することができる。また、プラズマCVD法によりシリサイド層を基板全面に成膜した後、前記絶縁層表面のシリサイド層を除去することにより、前記コンタクトホール底部のアルミニウム層上にのみ下地層と強固に密着したシリサイド層を形成することができる。シリサイド層と絶縁層は、シリサイド層とアルミニウム層に比較して密着性がよくないため、絶縁層表面のシリサイド層は比較的簡単に除去することができる。
【0009】
また、本発明に係る薄膜トランジスタ型液晶表示装置の製造方法は、一対の基板の一方の基板上にアルミニウム層からなるパターンを形成し、前記アルミニウム層上に絶縁層を形成し、該絶縁層に前記アルミニウム層表面に達するコンタクトホールを形成し、シリサイド層をスパッタ法により基板全面に成膜した後、前記絶縁層表面のシリサイド層を除去することにより、前記コンタクトホール底部の前記アルミニウム層上にのみシリサイド層を形成し、次いで該シリサイド層の上部にインジウムスズ酸化物層を形成し、前記一方の基板と他方の基板との間に液晶を挟持したことを特徴とする。
上記製造方法においては、スパッタ法によりシリサイド層を基板全面に成膜した後、前記絶縁層表面のシリサイド層を除去することにより、前記コンタクトホール底部のアルミニウム層上にのみ下地層と強固に密着したシリサイド層を形成することができる。シリサイド層と絶縁層は、シリサイド層とアルミニウム層に比較して密着性がよくないため、絶縁層表面のシリサイド層は比較的簡単に除去することができる。
【0010】
さらに、本発明に係る薄膜トランジスタ型液晶表示装置の製造方法は、一対の基板の一方の基板上にアルミニウム層からなるパターンを形成し、前記アルミニウム層上に絶縁層を形成し、該絶縁層に前記アルミニウム層表面に達するコンタクトホールを形成し、該コンタクトホール形成時に使用したフォトレジストを残したままシリサイド層を基板全面に成膜した後、前記フォトレジストを除去するとともに前記シリサイド層を除去することにより、前記コンタクトホール底部の前記アルミニウム層上にのみシリサイド層を形成し、次いで該シリサイド層の上部にインジウムスズ酸化物層を形成し、前記一方の基板と他方の基板との間に液晶を挟持したことを特徴とする。
上記製造方法において、前記コンタクトホール形成時に使用したフォトレジストを残したままシリサイド層を基板全面に成膜した後、前記フォトレジストを除去するとともに前記フォトレジスト上のシリサイド層を除去する、いわゆるリフトオフ法と呼ばれる方法を用いることにより、前記コンタクトホール底部のアルミニウム層上にのみ下地層と強固に密着したシリサイド層を形成することができる。コンタクトホールの形成に使用したフォトレジストをそのままマスクとして使用することで、新たなマスク形成をすることなくシリサイド層を形成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明について、詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態例のみに限定されるものではない。
図1は、本発明の薄膜トランジスタ型液晶表示装置の部分概略図である。符号Aの部分は薄膜トランジスタの部分、Bの部分はゲート配線またはソース配線の端子部を示している。なおこれら2つの部分は、実際の液晶表示装置においては離れた箇所にあるが、図示の都合上、近接させて図示する。
【0012】
まず、薄膜トランジスタ部Aの部分について説明する。
薄膜トランジスタ部Aは、膜厚1500ないし2000Åのアルミニウムからなるゲート電極1を設け、その上にゲート絶縁膜2を設け、このゲート絶縁膜上に膜厚1000ないし2000Åのアモルファスシリコン(a−Si)からなる半導体膜3を設け、さらにこの半導体膜上に膜厚300ないし500Åのn+型a−Si層4を設け、その上に膜厚1000ないし2000Åのアルミニウムからなるドレイン電極5とソース電極6とを設けて構成される。また、ドレイン電極5やソース電極6の上方にこれらを覆うパッシベーション膜7が形成され、このパッシベーション膜7にコンタクトホール8が形成されている。そして、コンタクトホール8の底面上に膜厚200ないし600Åのシリサイド層9が形成され、その上方に画素電極となる膜厚1000ないし1500ÅのITO層10が形成されている。このコンタクトホール8を通じてドレイン電極5とITO層10(画素電極)が電気的に接続されている。
【0013】
次に、ゲート配線またはソース配線の端子部Bに関しては、端子部の下層側をなすアルミニウム層11上にゲート絶縁膜2とパッシベーション膜7が形成され、この2層を貫通するコンタクトホール12が形成されている。そして、薄膜トランジスタ部Aのコンタクトホール8と同様、コンタクトホール12の底面上に膜厚200ないし600Åのシリサイド層13が形成され、その上方に膜厚1000ないし1500ÅのITO層14が形成されている。このコンタクトホール12を通じてアルミニウム層11とITO層14が電気的に接続されている。
【0014】
このような構成とすることで、ITO層とアルミニウム層は導電性を有するシリサイド層を介して接続されるので、お互いが直接接触することによる抵抗値の上昇を起こすことはない。
前記シリサイド層に用いることのできるシリサイドの例としてはモリブデンシリサイド、タングステンシリサイド、チタンシリサイドあるいはクロムシリサイドなどを挙げることができる。
また、前記パッシベーション膜の例としては、a(アモルファス)−SiNx:H、a−SiNx、a−SiO2:H、SiO2を挙げることができる。
【0015】
次に、本発明の薄膜トランジスタ型液晶表示装置において、コンタクトホールおよびITO層を形成する際の手順を、図2を用いて説明する。
まず、図2(a)に示すように、パッシベーション膜7の上面の所要部分にフォトレジスト層21を成膜した後、パッシベーション膜7およびゲート絶縁膜2をSF6系またはCHFx系のガスを用いてドライエッチングしてコンタクトホール8、12を形成する。
次に、図2(b)に示すように、フォトレジスト層21を除去し、パッシベーション膜7の表面およびコンタクトホール8、12をオゾン水または紫外線照射下オゾン水で洗浄する。コンタクトホール8、12の底部に露出しているアルミニウム層からなるドレイン電極5およびアルミニウム層11の表面をHF−水(1:100)で洗浄してアルミニウム表面の酸化膜を除去した後、コンタクトホール8、12の底部のみにシリサイド層9、13を形成する。このコンタクトホールの底部のみにシリサイド層を形成する方法については後述する。
次に、ITO層を全面に形成した後、パターニングすることにより、図2(c)に示すように、シリサイド層9、13の上面からコンタクトホール8、12の内壁、パッシベーション膜7の上面にかけてITO層10、14を形成する。
このような手順で、本実施の形態の薄膜トランジスタ型液晶表示装置のコンタクト構造を形成することができる。
【0016】
上述の図2(b)の工程において用いられる、コンタクトホール8、12の底部にのみシリサイド層9、13を形成することのできる3つの方法を以下に列記する。
まず、シリサイド層9、13をプラズマCVD法を用いて成膜する方法を挙げることができる。あらかじめフォトレジスト層21を除去し、シリサイド層9、13をプラズマCVD法を用いて成膜する。この時、プラズマCVD法を用いることで基板上全面にシリサイド層が形成される。このプラズマCVD法で形成されるシリサイド層は、金属であるアルミニウム層の下地とは強固な密着性を示すが、絶縁物であるパッシベーション膜の下地とは密着性が悪いため、純水などを用いる超音波洗浄などによりパッシベーション膜上に形成されたシリサイド層は容易に除去することができ、シリサイド層9、13は金属表面にのみ選択的に形成される。すなわち、アルミニウム層2が露出しているコンタクトホール8、12の底部にのみシリサイド層9、13が形成されることになる。このように、プラズマCVD法を用いると、下地と強固に密着するシリサイド層9、13は必要な所にのみ形成されるので、シリサイド層を形成したくない部分をマスキングしたり、不要な部分のシリサイド層を除去したりする手間を省くことができる。
【0017】
また、シリサイド層9、13をスパッタ法を用いて成膜する方法を挙げることもできる。あらかじめフォトレジスト層21を除去し、スパッタ法によりコンタクトホール8、12内部からパッシベーション膜7の上面までシリサイド層9、13を成膜する。ここで、シリサイド層9、13とパッシベーション膜7の密着性の悪さを利用する。すなわち、水を吹き付けるあるいは超音波洗浄などの操作を行うことで、パッシベーション膜7の上面のシリサイド層9、13のみを機械的に除去することができる。この操作においては、ドレイン電極5およびアルミニウム層11の上に形成されたシリサイド層9、13は除去されることはない。これにより、コンタクトホール8底部のドレイン電極5上およびコンタクトホール12底部のアルミニウム層11上にのみシリサイド層9、13を形成することができる。
【0018】
あるいは、コンタクトホール8、12の形成に使用したフォトレジスト層21をマスクにしてシリサイド層9、13を成膜することも可能である。コンタクトホール8、12内部からフォトレジスト層21の上面までシリサイド層9、13を成膜する。そして、フォトレジスト層21を除去すると、それと同時にシリサイド層9、13が除去され、コンタクトホール8、12底部のアルミニウム層上にのみシリサイド層9、13を形成することができる。この方法では、コンタクトホール8、12の形成に使用したフォトレジスト層21を再度マスクとして使用するので、新たにマスキングする必要がない。
【0019】
従来の薄膜トランジスタ型液晶表示装置の製造方法においては、アルミニウム層32とバリア層33もしくは金属層42とアルミニウム層43の2層をエッチングして配線パターンを形成する必要があったが、本実施の形態の薄膜トランジスタ型液晶表示装置の製造方法においては、アルミニウムの層だけをエッチングすればよいので、工程数を減少させることができる。
【0020】
また、従来の薄膜トランジスタ型液晶表示装置の製造方法においては、絶縁層34あるいは44を成膜する際、アルミニウム層32とバリア層33もしくは金属層42とアルミニウム層43の2層が重なっている状態で成膜しなければならなかったが、本実施の形態の薄膜トランジスタ型液晶表示装置の製造方法においては、パッシベーション膜7をアルミニウムの層上に成膜すればよいので、従来より段差が低くなった分だけ絶縁層のステップカバレッジを向上させることができる。
【0021】
さらに、従来の薄膜トランジスタ型液晶表示装置の製造方法においては、ITO層36あるいは46を成膜する際、絶縁層34もしくは絶縁層44とアルミニウム層43が重なっている状態で成膜しなければならなかったが、本実施の形態の薄膜トランジスタ型液晶表示装置の製造方法においては、コンタクトホールの深さがシリサイド層9、13によって埋められ、浅くなるので、従来より段差が低くなった分だけITO層10、14のステップカバレッジを向上させることができる。
【0022】
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
また、本実施の形態で用いた膜の種類、膜厚などの具体的な数値、各工程の具体的な処理方法や処理条件に関しては適宜変更が可能である。
【0023】
【発明の効果】
上述のごとく、本発明の薄膜トランジスタ型液晶表示装置は、ITO層とアルミニウム層を導電性を有するシリサイド層を介して接続するものであって、ITO層とアルミニウム層が直接接触することに起因する抵抗値の上昇などを起こすことはない。
本発明の薄膜トランジスタ型液晶表示装置の製造方法においては、配線パターンを形成する際アルミニウム層だけをエッチングすればよく、従来と比較して工程数を減少させることができる。
【0024】
また、本発明の薄膜トランジスタ型液晶表示装置の製造方法においては、絶縁層を成膜する際、アルミニウム層の上に成膜すればよいので、従来より段差が低くなった分だけ絶縁層のステップカバレッジを向上させることができる。
さらに、本発明の薄膜トランジスタ型液晶表示装置の製造方法においては、ITO層を成膜する際、コンタクトホールの深さがシリサイド層によって埋められ、浅くなるので、従来より段差が低くなった分だけITO層のステップカバレッジを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の薄膜トランジスタ型液晶表示装置の部分概略図である。
【図2】 本発明の薄膜トランジスタ型液晶表示装置において、コンタクトホールおよびITO層を形成する際の手順を説明するフロー図である。
【図3】 従来のアルミニウム層とITO層のコンタクト構造の一例を示す概略図である。
【図4】 従来のアルミニウム層とITO層のコンタクト構造の他の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 ゲート電極
2 ゲート絶縁膜
3 半導体膜
4 n+型a−Si層
5 ドレイン電極
6 ソース電極
7 パッシベーション膜
8 コンタクトホール
9 シリサイド層
10 ITO層
11 アルミニウム層
12 コンタクトホール
13 シリサイド層
14 ITO層
Claims (3)
- 一対の基板の一方の基板上にアルミニウム層からなるパターンを形成し、前記アルミニウム層上に絶縁層を形成し、前記絶縁層上に半導体層、 n + a−Si層、ソース電極、ドレイン電極を形成し、これら全体を覆うようにパッシベーション膜を形成し、
該絶縁層およびパッシベーション膜に前記アルミニウム層表面に達するコンタクトホールを形成し、シリサイド層をプラズマCVD法により基板全面に成膜した後、前記絶縁層表面のシリサイド層を水により除去することにより、前記コンタクトホール底部の前記アルミニウム層上にのみシリサイド層を形成し、次いで該シリサイド層の上部にインジウムスズ酸化物層を形成し、前記一方の基板と他方の基板との間に液晶を挟持したことを特徴とする薄膜トランジスタ型液晶表示装置の製造方法。 - 一対の基板の一方の基板上にアルミニウム層からなるパターンを形成し、前記アルミニウム層上に絶縁層を形成し、前記絶縁層上に半導体層、 n + a−Si層、ソース電極、ドレイン電極を形成し、これら全体を覆うようにパッシベーション膜を形成し、
該絶縁層およびパッシベーション膜に前記アルミニウム層表面に達するコンタクトホールを形成し、シリサイド層をスパッタ法により基板全面に成膜した後、前記絶縁層表面のシリサイド層を水により除去することにより、前記コンタクトホール底部の前記アルミニウム層上にのみシリサイド層を形成し、次いで該シリサイド層の上部にインジウムスズ酸化物層を形成し、前記一方の基板と他方の基板との間に液晶を挟持したことを特徴とする薄膜トランジスタ型液晶表示装置の製造方法。 - 一対の基板の一方の基板上にアルミニウム層からなるパターンを形成し、前記アルミニウム層上に絶縁層を形成し、該絶縁層に前記アルミニウム層表面に達するコンタクトホールを形成し、該コンタクトホール形成時に使用したフォトレジストを残したままシリサイド層を基板全面に成膜した後、前記フォトレジストを除去するとともに前記シリサイド層を除去することにより、前記コンタクトホール底部の前記アルミニウム層上にのみシリサイド層を形成し、次いで該シリサイド層の上部にインジウムスズ酸化物層を形成し、前記一方の基板と他方の基板との間に液晶を挟持したことを特徴とする薄膜トランジスタ型液晶表示装置の製造方法。
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