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JP4178306B2 - 車両用ハブユニット - Google Patents

車両用ハブユニット Download PDF

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JP4178306B2 JP2000371028A JP2000371028A JP4178306B2 JP 4178306 B2 JP4178306 B2 JP 4178306B2 JP 2000371028 A JP2000371028 A JP 2000371028A JP 2000371028 A JP2000371028 A JP 2000371028A JP 4178306 B2 JP4178306 B2 JP 4178306B2
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    • F16C2326/02Wheel hubs or castors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用ハブユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両用ハブユニットは、自動車などの車両の駆動輪側に用いるタイプと、従動輪側に用いるタイプとに大別される。
【0003】
このうち図5に示すように、駆動輪タイプの車両用ハブユニット50は、車輪やディスクブレーキ装置のディスクロータが取付けられるハブホイール51、等速ジョイント52およびこれらを軸心回りに回転自在に支持する複列転がり軸受53を備えている。なお、等速ジョイント52の外輪、すなわち本体椀形部(以下単に「椀形部」という)54の軸心方向外端側(車両アウトボード側)に一体形成された軸部54Aが、ハブホイール51の中央穴にスプライン嵌合され、複列転がり軸受53はハブホイール51および等速ジョイント52の椀形部54の外周面に渡すように配置されている。
【0004】
また、複列転がり軸受53の外輪55の軸心方向外端側および、外輪55の軸方向内端側(車両インボード側)には、ハブホイール51の外周面、あるいは等速ジョイント52の椀形部54の外周面に接触して、複列転がり軸受53内に泥水などの異物が入り込むのを防止するための接触型シール56が取付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例の車両用ハブユニット50では、シール機構として、ハブホイール51の外周面、あるいは等速ジョイント52の椀形部54の外周面に接触型シール56が接触しているだけの構成なので、複列転がり軸受53内に泥水などの異物が入り込み易く、そうすると、複列転がり軸受53の内部に施された潤滑剤の潤滑性が早期に衰え、複列転がり軸受53の寿命が短くなってしまっていた。
【0006】
また、ハブホイール51に対して複列転がり軸受53と等速ジョイント52とを近接した状態で取付けた構造であるため、複列転がり軸受53や等速ジョイント52から発生する熱が相互に伝導して使用に際して相乗的に温度が上昇し易く、また、接触型シール56によって軸受53内部はほぼ密封された状態にあるため、複列転がり軸受53の内部に施された潤滑剤が早期に熱劣化して潤滑性が衰え易い。このため、複列転がり軸受53や等速ジョイント52等の部材の寿命が短くなってしまっていた。
【0007】
そこで、本発明は、上記課題を解決し得る車両用ハブユニットの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明における課題解決手段は、車輪を取付けるためのハブホイールと、このハブホイールの外周でハブホイールをその軸心回りに回転自在に支持するための転がり軸受とが設けられ、この転がり軸受の少なくとも車両インボード側の内輪部材はハブホイールの車両インボード側の端部に形成されたかしめ部によりハブホイールに嵌着され、ハブホイールを傾動自在に支持する等速ジョイントが、大径の外輪とその一端側に設けられた小径の回転軸とを備え、ハブホイールに回転軸が一体的に挿通支持され、等速ジョイントの外輪の端面とハブホイールのかしめ部の端面とが軸心方向に隙間を置いて配置され、転がり軸受の外輪と等速ジョイントの外輪との間に前記転がり軸受内および前記隙間に異物が侵入するのを防止するためのシール装置が設けられ、前記シール装置は、等速ジョイントの外輪外周面に取付けられた基部、およびこの基部から延長されて転がり軸受の外輪の車両インボード側端部を覆うシール部を有する非接触シール部材と、転がり軸受の外輪の車両インボード側の内周面に固定された芯部と、この芯部に固定される接触片として、内輪部材に接触する接触片と、非接触シール部材に接触する接触片とを有する接触型シール部材とを備えている。
【0010】
さらに、非接触型シール部材のシール部の外周面に、等速ジョイントの外輪の回転時に空気の流れを転がり軸受の外輪側へ案内する凹凸部が形成されている。
【0011】
上記構成において、等速ジョイントが軸心回りに回転すると、これに伴なってシール装置の等速ジョイント側の部材(非接触型シール部材も軸心回りに回転する。このシール装置は、転がり軸受の外輪と等速ジョイントの外輪との間に設けられているので、泥水などの異物が転がり軸受の内部や、等速ジョイントの外輪の端面とハブホイールのかしめ部の端面との間の隙間に侵入するのを防止する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の第一形態を図面に基づいて説明する。図1および図2に示すように、本発明の実施の第一形態に係る車両用ハブユニット1は、自動車の駆動輪側に使用されるもので、図示しない車輪が取付けられるハブホイール2と、このハブホイール2に形成された挿通穴3に小径の軸部4(回転軸)が車両アウトボード側に形成された等速ジョイント5とから回転部材Rが構成され、ハブホイール2を軸心C回りに回転自在に支持する複列転がり軸受6が設けられている。
【0013】
なお、前記軸部4の外周面には、ハブホイール2のメススプラインにスプライン嵌合されるオススプラインが形成され、軸部4はハブホイール2の凹部2aに入るナット4aによって締付けられ、軸心C方向の移動を阻止されている。
【0014】
前記ハブホイール2には、その外周面の途中に、径方向外向きに突出するフランジ7が形成され、このフランジ7にハブボルト7aを介してブレーキディスクロータ11が固定されている。
【0015】
図中の符号13はブレーキディスクロータ11の回転を制動するためのブレーキパッドである。
【0016】
前記等速ジョイント5は、ツェッパタイプ(バーフィールド型)と呼ばれる周知のものが用いられ、前記軸部4を一側に一体的に形成した断面椀形で大径の椀形部15、エンジン側に連結される駆動シャフト22を挿通固定した内輪17、ハブホイール2を駆動シャフト22に対して傾動案内するための玉10およびその保持器20を備えている。
【0017】
そして、前記内輪17に、前記駆動シャフト22の一端側がスプライン嵌合され、この駆動シャフト22は止め輪(符号省略)などで内輪17に対して抜け止め固定されている。なお、前記駆動シャフト22の他端側は、図示しない別の等速ジョイントを介して車両のデファレンシャル装置に取付けられている。
【0018】
前記ハブホイール2は、車両インボード側に単一軌道を有する後述の内輪部材25が、ハブホイール2の端部のかしめ部2bによって嵌着されている。そして、このかしめ部2bと等速ジョイント5の椀形部15の端部との間に、所定の隙間31が設けられている。
【0019】
前記複列転がり軸受6は、二列の軌道溝を有する単一の外輪16を備え、この外輪16の軸方向外端面16aは前記ハブホイール2のフランジ7に近接する位置に配置されている。さらに複列転がり軸受6は、二列で配設される転動体としての複数の玉9a,9bと、二つの冠形保持器23とを備え、本来必要な2つの内輪については、一方はハブホイール2の軌道面を利用し、他方は前記内輪部材2bの外周面を軌道面として利用した構成とされている。なお前記外輪16の外周面途中には、車体に固定されるナックル12がボルト12a止めされる径方向外向きのフランジ8が形成されている。
【0020】
前記複列転がり軸受6の外輪16における車両アウトボード側とハブホイール2のフランジ7の隙間をシールするための環状の接触型シール部材32が設けられ、この接触型シール部材32は、外輪16の内周面に固定される芯金33と、ハブホイール2の外周面に接触する接触片34とから構成されている。
【0021】
また、前記隙間31をシールするためのシール装置35が設けられ、このシール装置35は、接触型シール部材36と非接触型シール部材37とから構成され、前記接触型シール部材36は、外輪16の内周面に固定される芯部38と、この芯部38に固定されて内輪部材25の外周面、後述の非接触型シール部材37の基部39に接触する接触片40とから構成されている。なお、接触型シール部材36の芯部38の外周径は外輪16の径よりも小さく形成されている。
【0022】
前記非接触型シール部材37は、等速ジョイント5の椀形部15の段付き部に嵌着された前記基部39と、この基部39の外周端から複列転がり軸受6の外輪16の端部を覆うように湾曲して延長される環状のシール部41を有し、このシール部41は、その先端部は複列転がり軸受6の外輪16の外周面にわずかな隙間を置いて配置されている。さらに、このシール部41は、その外周面全域に、等速ジョイント5の椀形部15の回転時に空気の流れを複列転がり軸受6の外輪16側、すなわち車両インボード側から車両アウトボード側へ案内する方向に軸心Cに対して傾斜した凹凸部42が形成され、この凹凸は軸心C方向に沿って配置されている。
【0023】
上記構成の車両用ハブユニット1では、駆動シャフト22の回転動力が、等速ジョイント5およびハブホイール2、すなわち回転部材Rに伝達され、また車輪に対して伝達されてこれが回転する。
【0024】
ここで、シール装置35の働きについて説明する。シール装置35の非接触型シール部材37は、複列転がり軸受6の外輪16の端部を覆うように延長した環状のシール部41を有しており、その先端部は複列転がり軸受6の外輪16の外周面に、円周方向のわずかな隙間を置いて配置されているので、泥水などの異物が隙間31に入りにくい。また、等速ジョイント5の椀形部15が軸心C回りに回転すると、これに伴なって非接触型シール部材37が軸心C回りに回転する。そして、非接触型シール部材37が軸心C回りに回転することによりいっそうシール性が向上する(ラビリンス作用)。
【0025】
加えて、シール部41の周面には凹凸部42が形成されているので、非接触型シール部材37が軸心C回りに回転するのに伴なって凹凸部42が移動(回転)することで、シール部41の外周部に空気の流れ、特に車両インボード側から車両アウトボード側へ向かう流れが発生し、凹凸部42の移動とこの空気の流れが相まって、異物がシール部41の近傍から排除され、隙間31へ異物が侵入するのを防止できる。
【0026】
さらに、非接触型シール部材37の基部39に接触する接触片40を有した接触型シール部材36が設けられているので、この接触型シール部材36によっても隙間31に異物が侵入するのを確実に防止できる。
【0027】
ところで、接触型シール部材36の外周径は、外輪16の径よりも小さく形成されているため、車両用ハブユニット1をナックル12に容易に組付けることができる。
【0028】
このように本発明の実施の第一形態によれば、シール装置35の非接触型シール部材37に、複列転がり軸受6の外輪16の端部を車両インボード側から覆うように延長したシール部41を形成し、その先端部を複列転がり軸受6の外輪16の外周面にわずかな隙間を置いて配置したこと、また、シール部41の周面に凹凸部42を形成したことにより、隙間31に泥水などの異物が侵入するのを確実に防止でき、隙間31に異物が侵入するのを防止することにより軸部4とハブホイール2との嵌合部分の腐食を防止でき、さらに、複列転がり軸受6の寿命を延長することができる。
【0029】
また、凹凸部42が移動することでシール部41の外周に空気の流れが発生するため、非接触型シール部材37の温度上昇が抑えられ、従って、接触型シール部材36の接触片40が非接触型シール部材37の基部39に接触していたとしても、接触型シール部材36の温度上昇を抑えてこの寿命を延長させることができ、複列転がり軸受6内の潤滑剤の劣化を防止することができる。
【0030】
次に図3に基づいて、本発明の実施の第二形態を説明する。本発明の実施の第二形態に係る車両用ハブユニット1は、ナックル12における車両インボード側盤面で、シール部41の凹凸部42に対向する位置に、車輪の回転速度を検出するための回転センサー45が取付けられたものである。この回転センサー45は、凹凸部42の移動速度を信号として検出してこの信号を図示しない制御装置に出力するもので、この信号に基づいて制御装置は車輪の回転速度を演算する。他の構成および作用効果は、上記実施の第一形態と同様であるので省略する。
【0031】
なお上記実施の形態では、シール部41の凹凸部42は、軸心Cに沿って配置したがこれに限定されるものではなく、図4に示すように、軸心Cに対して傾斜して形成するようにしてもよく、この場合、非接触型シール部材37の回転によっていっそう確実に空気の流れを車両アウトボード側に発生させることができ、異物を排除することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、転がり軸受内および、等速ジョイントの外輪の端面とハブホイールのかしめ部の端面との間の隙間に異物が侵入するのを防止するためのシール装置を設けたので、等速ジョイントの回転とともにシール装置の等速ジョイント側の部材(非接触型シール部材)が回転することでシール性が向上して隙間に異物が侵入するのを防止でき、従って転がり軸受などの部材の寿命を延長することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一形態を示す車両用ハブユニットの拡大断面図である。
【図2】同じく非接触型シール部材の部分拡大斜視図である。
【図3】本発明の実施の第二形態を示す車両用ハブユニットの概略断面図である。
【図4】別の実施の形態を示す非接触型シール部材の部分拡大斜視図である。
【図5】従来の車両用ハブユニットの概略断面図である。
【符号の説明】
1 車両用ハブユニット
2 ハブホイール
2b かしめ部
5 等速ジョイント
6 複列転がり軸受
12 ナックル
15 外輪
22 駆動シャフト
31 隙間
35 シール装置
36 接触型シール部材
37 非接触型シール部材
41 シール部
42 凹凸部

Claims (2)

  1. 車輪を取付けるためのハブホイールと、このハブホイールの外周でハブホイールをその軸心回りに回転自在に支持するための転がり軸受とが設けられ、この転がり軸受の少なくとも車両インボード側の内輪部材はハブホイールの車両インボード側の端部に形成されたかしめ部によりハブホイールに嵌着され、ハブホイールを傾動自在に支持する等速ジョイントが、大径の外輪とその一端側に設けられた小径の回転軸とを備え、ハブホイールに回転軸が一体的に挿通支持され、等速ジョイントの外輪の端面とハブホイールのかしめ部の端面とが軸心方向に隙間を置いて配置され、転がり軸受の外輪と等速ジョイントの外輪との間に前記転がり軸受内および前記隙間に異物が侵入するのを防止するためのシール装置が設けられ、
    前記シール装置は、等速ジョイントの外輪外周面に取付けられた基部、およびこの基部から延長されて転がり軸受の外輪の車両インボード側端部を覆うシール部を有する非接触シール部材と、
    転がり軸受の外輪の車両インボード側の内周面に固定された芯部と、この芯部に固定される接触片として、内輪部材に接触する接触片と、非接触シール部材に接触する接触片とを有する接触型シール部材と、
    を備えたことを特徴とする車両用ハブユニット。
  2. 非接触型シール部材のシール部の外周面に、等速ジョイントの外輪の回転時に空気の流れを転がり軸受の外輪側へ案内するための凹凸部が形成されたことを特徴とする請求項1記載の車両用ハブユニット。
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