JP4003270B2 - プルオープンキャップ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プルオープン性(易引抜性)を有するポリオレフィン樹脂製プルオープンキャップおよびプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップに関する。さらに詳しくは、特定のポリプロピレンブロック共重合体樹脂と特定のエラストマー、もしくは特定のポリプロピレンブロック共重合体樹脂と特定のエラストマーおよび直鎖状低密度ポリエチレン樹脂をブレンドした樹脂組成物を成形して得られるプルオープンキャップもしくはプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップであり、100〜130℃で加熱処理を行っても変形せず、また、プルリング(プルオープンキャップを引き裂く時に指を掛けるリング)のウエルド強度が低下しないプルオープン性を有するプルオープンキャップおよびプルオープンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
医療用、食品用のポリオレフィン樹脂製プルオープンキャップ用樹脂として、高圧法低密度ポリエチレン樹脂もしくは直鎖状低密度ポリエチレン樹脂が使用されていることはよく知られている。また、特開平2−45362号公報には、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂にポリプロピレン樹脂をブレンドした樹脂を用いたヒンジ付きプルオープンキャップが、特公平5ー6576号公報には、ポリプロピレン、特定のエチレン・α−オレフィン共重合体及び特定のブロック共重合体からなる熱融着性及び引き千切りが容易なポリプロピレン組成物が報告されている。
【0003】
しかしながら、公知の高圧法低密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、特開平2−45362号公報に示される直鎖状低密度ポリエチレン樹脂にポリプロピレン樹脂をブレンドしたヒンジ付きプルオープンキャップもしくは特公平5ー6576号公報に開示のポリプロピレン、特定のエチレン・α−オレフィン共重合体及び特定のブロック共重合体からなる熱融着性と引き千切りが容易なポリプロピレン組成物は、該組成物を用いて選られる成形品のプルオープン性、プルリングのウエルド強度は良好であるが、100〜130℃で加熱処理を行うと、高圧法低密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を用いて成形したプルオ−プンキャップは変形し、特開平2−45362号公報に示される直鎖状低密度ポリエチレン樹脂にポリプロピレン樹脂をブレンドした組成物を用いて成形したプルオ−プンキャップは直鎖状低密度ポリエチレン樹脂の混合割合が多くなると100〜130℃で加熱処理すると変形し、また、プルリングのウエルド部強度が低下する、特公平5ー6576号公報に開示のポリプロピレン、特定のエチレン・α−オレフィン共重合体及び特定のブロック共重合体からなる組成物を用いて得られる成形品はウエルド強度は保持するが熱変形温度が60℃未満であり熱処理を行うと変形するといった欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らはプルオープン性を有し、100〜130℃で加熱処理を30〜45分間行っても変形せず、プルリング部のウエルド強度も低下しない、熱変形温度60℃以上のプルオ−プンキャップについて鋭意研究した。その結果、特定のポリプロピレンブロック共重合体樹脂に特定のエラストマー、もしくは特定のポリプロピレンブロック共重合体樹脂に特定のエラストマーおよび直鎖状低密度ポリエチレン樹脂をブレンドした組成物を使用することにより、得られる樹脂組成物を用いたプルオ−プンキャップやプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップが、プルオープン性を有し、100〜130℃で30〜45分間加熱処理しても変形せず、プルリング部のウエルド強度も低下しない熱変形温度60℃以上のプルオープンキャップおよびプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップになることを見出し、この知見にもとづいて本発明を完成した。
以上の記述から明らかなように、本発明の目的はプルオープン性を有し、100〜130℃で30〜45分間加熱処理しても変形せず、プルリング部のウエルド強度が低下しない熱変形温度60℃以上のプルオ−プンキャップもしくはプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップを提供することを目的とし、消毒および滅菌のために加熱処理を行う点滴容器などの医療用、料理酒、サラダ油,ゴマ油などの食用油、醤油、ソース、酢、ミリン、ポンズ、各種ドレッシング、果実飲料などの食品用のプルオープン性を有するプルオープンキャップもしくはプルオープンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1)メルトフローレート(230℃ 21.18N)3〜100g/10分で、25℃におけるキシレン抽出量が20重量%以上のプロピレン−エチレンブロック共重合体樹脂100重量部に対して、メルトフローレート(230℃ 21.18N)3〜6g/10分の水添スチレン・ブタジエンラバーを35〜60重量部、メルトフローレート(190℃ 21.18N)5〜50g/10分、密度0.910〜0.930g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を5〜25重量部、の割合で配合した樹脂組成物を成形してなる、プルオープンキャップもしくはプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップ。
(2)25℃におけるキシレン抽出量が20重量%以上のプロピレン−エチレンブロック共重合体樹脂50〜70重量%とこれ以外のプロピレン−エチレンブロック共重合体樹脂50〜30重量%との合計100重量%からなる混合物100重量部に対して、前記第1項記載の水添スチレン・ブタジエンラバ−を35〜60重量部および直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を5〜25重量部の割合で、配合した樹脂組成物を成形してなる、プルオープンキャップもしくはプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップ。
【0006】
(3)前記第1又は2項に記載の樹脂組成物100重量部に対して、更に、1,3−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、2,5−ジ−メチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサンもしくはこれらの1種以上を0.001〜0.1重量部の割合で配合した樹脂組成物を成形してなる、プルオープンキャップもしくはプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップ。
(4)前記第1〜3項のいずれか1項に記載の樹脂組成物100重量部に対して、更に、滑剤として脂肪酸エステル、脂肪族アルコール、脂肪酸ジアルカノールアミド、脂肪族ジアルカノールアミン、高級脂肪酸アマイドもしくはこれらの1種以上を、0.1〜1重量部の割合で配合した樹脂組成物を成形してなる、プルオープンキャップもしくはプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップ。
(5)前記第1〜4項のいずれか1項に記載のプルオ−プンキャップもしくはプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップを、100〜130℃で加熱処理してなるプルオープンキャップもしくはプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップ。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に用いるプロピレン−エチレンブロック共重合体樹脂は、プルオープン性の面からメルトフローレート(230℃ 21.18N)3〜100g/10分、好ましくは10〜70g/10分のプロピレン−エチレンブロック共重合体樹脂であって、ポリプロピレンを主成分とするプロピレンーエチレンのブロック共重合体でFDAセクション177.1520に規定された25℃におけるキシレン可溶分が20重量%以上のブロック共重合体であり、また、該プロピレン−エチレンブロック共重合体に1,3−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン(POX1)、2,5−ジ−メチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン(POX2)もしくはこれらの1種以上を特定量配合したものでもよい。また、水添スチレン・ブタジエンラバ−はメルトフローレート(230℃、21.18N)3〜6g/10分の水添スチレン・ブタジエンラバーである。また、本発明に用いる直鎖状低密度ポリエチレン樹脂はメルトフローレート(190℃ 21.18N)5〜50g/10分、好ましくは10〜40g/10分、密度が0.910〜0.930g/cm3のものである。
【0008】
本発明で用いる滑剤としては、グリセリンモノパルミテート、グリセリンモノステアレート、グリセリンモノオレート、グリセリンモノラウレート、ブチルラウレート、ブチルステアレート、デシルラウレート、デシルステアレート、ラウリルステアレート、ステアリルステアレートなどの脂肪酸エステル類、デシルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコールなどの脂肪族アルコール類、ベヘニン酸ジエタノールアミド、オレイン酸ジエタノールアミド、ステアリン酸ジエタノールアミド、ミリスチン酸ジエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、カプリン酸ジエタノールアミド、カプリル酸ジエタノールアミドなどの脂肪酸ジアルカノールアミド類、ベヘニルジエタノールアミン、オレイルジエタノールアミン、ステアリルジエタノールアミン、ミリスチルジエタノールアミン、ラウリルジエタノールアミン、デシルジエタノールアミン、オクチルジエタノールアミン、ヘキシルジエタノールアミンなどの脂肪族ジアルカノールアミン類、オレイン酸アマイド、エルカ酸アマイドなどの高級脂肪酸アマイド類を挙げることができる。
【0009】
これらの滑剤は、プルオープンキャップやプルオープンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップを成形するときのキャップおよびプルリング(引抜きのつかみ部)の金型からの離形効果を高めるもので、副次的効果として添加する種類により帯電防止効果もある。該滑剤の配合割合は、プロピレン−エチレンブロック共重合体樹脂と特定のエラストマーもしくはこれらにさらに直鎖状低密度ポリエチレン樹脂の特定量を混合した樹脂組成物100重量部に対して、それぞれ0.1〜1.0重量部、好ましくは0.3〜0.6重量部であり、この中の1種類あるいは2種類以上を混合して使用してもよい。
【0010】
本発明のプルオープンキャップもしくはプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップの成形に使用する樹脂組成物には、本発明の効果を損なわない範囲内、すなわち組成物に対して、50重量%未満好ましくは30重量%以下で、低密度ポリエチレン、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体およびその部分鹸化物、無機充填剤(タルク、マイカ、ガラス繊維、ワラストナイト、ゼオライト、炭酸カルシウム、水酸化マグネシウムなど)、光安定剤、ジアリールペンタエリスリトールフォスファイトのようなリン系酸化防止剤、テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタンのようなフェノール系酸化防止剤、高級脂肪酸カルシウムのような中和剤、アンチブロッキング剤、1,3,2,4−ジベンジリデンソルビトール、1,3,2,4−ジ(パラメチルベンジリデン)ソルビトール、1,3,2,4−ジ(パラエチルベンジリデン)ソルビトール、1,3,2,4−ジ(2,4−ジメチルベンジリデン)ソルビトールなどの透明化剤、アルミニウムビス(p−t−ブチルベンゾート)ヒドロキシ、ソジウム−ビス(p−t−ブチルフェニル)フォスフェート、ソジウム−2,2’−メチレン−ビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)フォスフェートなどの造核剤、ラジカル発生剤および各種カプリング剤(シラン系、チタネート系、ボロン系、アルミネート系)を添加することができる。
【0011】
本発明のプルオープンキャップもしくはプルオープンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップを成形するための樹脂組成物は、メルトフローレート(230℃ 21.18N)が3〜100g/10分の特定のプロピレン−エチレンブロック共重合体樹脂に、メルトフローレート(230℃ 21.18N)が3〜6g/10分の水添スチレン・ブタジエンラバーの特定量を、もしくはメルトフローレート(230℃ 21.18N)が3〜100g/10分の特定のポリプロピレンブロック共重合体樹脂に、メルトフローレート(230℃ 21.18N)が3〜6g/10分の水添スチレン・ブタジエンラバーとメルトフローレート(190℃ 21.18N)が5〜50g/10分の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂の特定量を配合した樹脂組成物または、該組成物に滑剤、および必要に応じて各種添加剤の所定量を通常の混合装置、例えばヘンシェルミキサー(商品名)、スーパーミキサー、リボンブレンダー、タンブラーミキサー、バンバリーミキサー、などを用いて混合し、単軸、もしくは2軸の押出機、ロールなどで、溶融混練温度150〜300℃、好ましくは180〜250℃で溶融混練ペレタイズすることによって得ることができる。
【0012】
【実施例】
以下、実施例および比較例によって本発明を具体的に説明するが、本発明はこれによって限定されるものではない。なお、実施例および比較例で用いた評価方法は次の方法によった。
1)プロピレン−エチレンブロック共重合体樹脂のメルトフローレート
(230℃ 21.18N):JIS K6758に準拠。
2)直鎖状低密度ポリエチレン樹脂のメルトフローレート
(190℃ 21.18N):JIS K6760に準拠。
3)キシレン抽出量:縦2.54cm、横2.54cm、厚さ0.1mmの試料5gを1リットルのキシレン溶液に25℃で1時間環流させながら溶解させ抽出量を測定する。
4)プルオープン性:単軸造粒機を用い、溶融混練温度220℃で造粒を行ったペレットを用い、射出成形機で丸型のプルオープンキャップ(直径30mm、高さ18mm、肉厚1.2mm、引き裂き部肉厚0.2mm、プルリング外径17mm、肉厚1.0mm)を成形し、温度23±2℃、湿度50±5%の恒温室に48時間静置した後、引張試験機を用いて引き裂き強度を測定する、その値が4kg未満を良品、4kg以上を不良と判定した。
【0013】
5)ウエルド強度:単軸造粒機を用い、溶融混練温度220℃で造粒を行ったペレットを用い、射出成形機で丸型のプルオープンキャップ(直径30mm、高さ18mm、肉厚1.2mm、引き裂き部肉厚0.2mm、プルリング外径17mm、肉厚1.0mm)を成形し、温度23±2℃、湿度50±5%の恒温室に48時間静置した後、121℃に設定した加熱滅菌試験機(TOMY社製、型式SR−240)で30分間処理を行う。処理後、温度23±2℃、湿度50±5%の恒温室に24時間静置した後、プルリングのウエルド部を折り曲げて破壊あるいはノッチが入ったものを不良、破壊せずノッチも入らないものを良好と判定した。
6)変形:単軸造粒機を用い、溶融混練温度220℃で造粒を行ったペレットを用い、射出成形機で丸型のプルオープンキャップ(直径30mm、高さ18mm、肉厚1.2mm、引き裂き部肉厚0.2mm、プルリング外径17mm、肉厚1.0mm)を成形し、温度23±2℃、湿度50±5%の恒温室に48時間静置した後121℃に設定した加熱滅菌試験機(TOMY社製、型式SR−240)で30分間処理を行う。処理後キャップ本体あるいはプルリングに変形が認められるものを不良、変形のないものを良好と判定した。
【0014】
7)金型離形性:単軸造粒機を用い、溶融混練温度220℃で造粒を行ったペレットを用い、射出成形機で丸型のプルオープンキャップ(直径30mm、高さ18mm、肉厚1.2mm、引き裂き部肉厚0.2mm、プルリング外径17mm、肉厚1.0mm)を成形し、プルリングが金型の固定側に残った場合、あるいは固定側に引っ張られプルオープンキャップが一部でも引き裂かれた場合を不良、支障なく金型から離形した場合を良好と判定した。
8)ヒネリ強度:ヒンジ厚み0.2mmの3点ヒンジキャップを成形し、トルクメーターにキャップを固定し蓋部分を垂直に立てた後右回転させヒンジ部のヒネリ強度を測定する。測定値が2.0kgf−cm以上を良好、2.0kgf−cm未満を不良と判定した。
9)熱変形温度:JIS K7207硬質プラスチックの荷重たわみ温度試験方法B法に準拠。測定温度が60℃以上を良好、60℃未満を不良と判定した。
【0015】
実施例3〜6、9〜23
実施例3〜6、9〜23として、メルトフロ−レ−ト(230℃、21.18N)50g/10分、25℃におけるキシレン抽出量25重量%、密度0.901g/cm3のプロピレン−エチレンブロック共重合体ペレット(PP樹脂1)、メルトフローレート(230℃ 21.18N)3.5g/10分、密度0.890g/cm3の水添スチレン・ブタジエンラバー(エラストマーA)、メルトフローレート(190℃ 21.18N)20g/10分、密度0.920g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)、滑剤として、グリセリンモノサテアレ−ト(滑剤A)、ステアリルアルコ−ル(滑剤B)、ラウリン酸ジエタノ−ルアミド(滑剤C)、ステアリルジエタノ−ルアミン(滑剤D)、オレイン酸アマイド(滑剤E)、酸化防止剤としてトリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト(リン酸防)、テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン(フェ酸防)、中和剤としてステアリン酸カルシウムをそれぞれ後述の表1、表2に記載の配合割合でタンブラーミキサーに入れ、10分間混合したのち、該混合物を口径45mmの単軸押し出し機を用いて、溶融混練温度220℃で押し出しペレタイズした。実施例1〜23で得られたペレットを用いて、プルオ−プンキャップおよびプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップを成形し、プルオープン性、ウエルド強度、変形、金型離形性、ヒンジキャップヒネリ強度、熱変形温度の評価を行った。その結果をまとめて後述の表1、表2および表3に示した。
【0016】
実施例24〜27
実施例24〜27として、メルトフローレート(230℃ 21.18N)50g/10分、25℃キシレン抽出量25%、密度0.901g/cm3のプロピレン−エチレンブロック共重合体ペレット(PP樹脂1)、メルトフローレート(230℃ 21.18N)3g/10分、25℃におけるキシレン抽出量25重量%、密度0.901g/cm3のプロピレン−エチレンブロック共重合体ペレット(PP樹脂2)、メルトフローレート(230℃ 21.18N)100g/10分、25℃キシレン抽出量25%、密度0.901g/cm3のプロピレン−エチレンブロック共重合体ペレット(PP樹脂3)、メルトフローレート(230℃ 21.18N)3.5g/10分、密度0.890g/cm3の水添スチレン・ブタジエンラバー(エラストマーA)、メルトフローレート(190℃ 21.18N)20g/10分、密度0.920g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)、メルトフローレート(190℃ 21.18N)5g/10分、密度0.920g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂2)、メルトフロ−レ−ト(190℃、21.18N)50g/10分、密度0.920g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂3)、滑剤として滑剤A、酸化防止剤としてトリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト(リン酸防)、テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン(フェ酸防)、中和剤としてステアリン酸カルシウムをそれぞれ後述の表3に記載の配合処方、配合割合でタンブラーミキサーに入れ、10分間混合したのち、該混合物を口径45mmの単軸押し出し機を用いて、溶融混練温度220℃で押し出しペレタイズした。実施例24〜27で得られたペレットをそれぞれ用いて、プルオ−プンキャップおよびプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップを成形し、プルオープン性、ウエルド強度、変形、金型離形性、ヒンジキャップヒネリ強度、熱変形温度の評価を行った。その結果を後述の表3に示した。
【0017】
比較例1〜8
比較例1〜8として、後述の表4に記載の配合処方、配合割合で各配合成分をタンブラーミキサーに入れ、10分間混合したのち、実施例3〜6、9〜23に準拠して溶融混練し、ペレタイズした。比較例1〜8で得られたペレットを用いて、プルオ−プンキャップおよびプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップを成形し、プルオープン性、ウエルド強度、変形、金型離形性、ヒンジキャップヒネリ強度、熱変形温度の評価を行った。その結果を後述の表4に示した。
【0018】
比較例9〜17
比較例9〜17として、メルトフローレート(230℃ 21.18N)50g/10分、25℃におけるキシレン抽出量25重量%、密度0.901g/cm3のプロピレン−エチレンブロック共重合体ペレット(PP樹脂1)、メルトフローレート(230℃ 21.18N)50g/10分のプロピレン単独重合体ペレット(PP樹脂4)、メルトフローレート(230℃ 21.18N)10g/10分、密度0.900g/cm3、エチレン量2.5重量%のプロピレン−エチレンランダム共重合体ペレット(PP樹脂5)、メルトフローレート(230℃ 21.18N)10g/10分、密度0.900g/cm3、エチレン量4.5重量%、ブテン量2.7重量%のプロピレン−エチレン−ブテンのランダム共重合体ペレット(PP樹脂6)、メルトフローレート(230℃ 21.18N)50g/10分、25℃におけるキシレン抽出量6重量%、密度0.901g/cm3のプロピレン−エチレンブロック共重合体ペレット(PP樹脂7)、メルトフローレート(230℃ 21.18N)3.5g/10分、密度0.890g/cm3の水添スチレン・ブタジエンラバー(エラストマーA)、メルトフローレート(190℃ 21.18N)20g/10分、密度0.920g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)、滑剤として滑剤A、酸化防止剤としてトリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト(リン酸防)、テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン(フェ酸防)、中和剤としてステアリン酸カルシウムをそれぞれ後述の表5記載の配合処方、配合割合でタンブラーミキサーに入れ、10分間混合したのち、実施例3〜6、9〜23に準拠して溶融混練し、ペレタイズした。比較例9〜17で得られたペレットを用いて、プルオ−プンキャップおよびプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップを成形し、プルオープン性、ウエルド強度、変形、金型離型性、ヒンジキャップヒネリ強度、熱変形温度の評価を行った、その結果をまとめて表5に示した。
【0019】
比較例18〜25
比較例18〜25として、メルトフローレート(230℃ 21.18N)50g/10分、25℃におけるキシレン抽出量25重量%、密度0.901g/cm3のプロピレン−エチレンブロック共重合体ペレット(PP樹脂1)、メルトフローレート(230℃ 21.18N)50g/10分、25℃におけるキシレン抽出量6重量%、密度0.901g/cm3のプロピレン−エチレンブロック共重合体ペレット(PP樹脂7)、メルトフローレート(230℃ 21.18N)45g/10分、25℃におけるキシレン抽出量16重量%、密度0.901g/cm3のプロピレン−エチレンブロック共重合体ペレット(PP樹脂8)、メルトフローレート(230℃ 21.18N)3.5g/10分、密度0.890g/cm3の水添スチレン・ブタジエンラバー(エラストマーA)、メルトフローレート(190℃ 21.18N)3.5g/10分、密度0.890g/cm3のエチレン・プロピレンラバー(エラストマーB)、メルトフローレート(190℃ 21.18N)5.5g/10分、密度0.890g/cm3のエチレン−α−オレフィン共重合体(エラストマーC)、メルトフローレート(190℃ 21.18N)20g/10分、密度0.920g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)、滑剤として滑剤A、酸化防止剤としてトリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト(リン酸防)、テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン(フェ酸防)、中和剤としてステアリン酸カルシウムをそれぞれ後述の表6に記載の配合処方、配合割合でタンブラーミキサーに入れ、10分間混合したのち、実施例3〜6、9〜23に準拠して溶融混練し、ペレタイズした。比較例18〜25で得られたペレットを用いて、プルオ−プンキャップおよびプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップを成形し、プルオープン性、ウエルド強度、変形、金型離型性、ヒンジキャップヒネリ強度、熱変形温度の評価を行った、その結果を後述の表6に示した。
【0020】
実施例28〜31
実施例28〜31として、後述の表7に記載のように、PP1樹脂、PE1樹脂、エラストマ−A、造核剤のソジウム−2,2−メチレン−ビス−(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)フォスフェート(造核剤A)、P−t−ブチル安息香酸アルミニウム(造核剤B)、透明化剤の1,3,2,4−ジ−(パラメチルベンジリデン)ソルビトール、1,3−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン(POX)、滑剤A、酸化防止剤としてトリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト(リン酸防)、テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン(フェ酸防)、中和剤としてステアリン酸カルシウム後述の表7に記載の配合処方、配合割合でタンブラーミキサーに入れ、10分間混合したのち、実施例3〜6、9〜23に準拠して溶融混練し、ペレタイズした。実施例28〜31で得られたペレットを用いて、プルオ−プンキャップおよびプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップを成形し、プルオープン性、ウエルド強度、変形、金型離型性、ヒンジキャップヒネリ強度、熱変形温度の評価を行った、その結果を後述の表7に示した。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】
【表4】
【0025】
【表5】
【0026】
【表6】
【0027】
【表7】
【0028】
表1、表2、表3から明らかなように、本発明の樹脂組成物を用いた実施例3〜6で得られたプルオープンキャップは、良好なプルオープン性、ウエルド強度、変形、ヒンジキャップヒネリ強度および熱変形温度を示し、実施例9〜27で得られたプルオープンキャップは良好なプルオープン性、ウエルド強度、変形、ヒンジキャップヒネリ強度、熱変形温度と優れた金型離形性を示す。
【0029】
表2の実施例13〜16で示すようにプルオープンキャップの樹脂組成物が本発明の範囲内で且つ、滑剤の混合量も本発明の範囲内であればプルオープン性、ウエルド強度、変形、金型離形性、ヒンジキャップヒネリ強度、熱変形温度の優れたプルオープンキャップが得られる。又、表2の実施例17、18、表3の実施例19〜23で示すようにプルオープンキャップの樹脂組成物が本発明の範囲内であり、本発明で示す滑剤を使用すれば単独使用でも併用使用でも効果が変わることはなく優れた金型離形性が得られる。
【0030】
また表3の実施例24、25に示す通り、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂のメルトフローレートが本発明の範囲内であればその効果が損なわれることはなく、実施例26、27で示すようにブロックコポリマーの樹脂組成およびメルトフローレートが本発明の範囲内であれば優れたプルオープンキャップが得られる。
【0031】
表4に示すポリプロピレン共重合体樹脂は本発明の範囲内であるがエラストマー、あるいは直鎖状低密度ポリエチレン樹脂の範囲が本発明の範囲からはずれた比較例1〜8の樹脂組成物で得られたプルオープンキャップはプルオープン性、ウエルド強度、変形、金型離型性、ヒネリ強度、熱変形温度のいずれか一つ以上の項目が不良である。
【0032】
表5の比較例9で示したようにPP樹脂1の単独使用では、成形品のウエルド強度、変形、金型離形性、ヒンジキャップヒネリ強度、熱変形温度は良好であるがプルオープン性が不良である。
【0033】
表5の比較例10、11では本発明のエラストマー類が配合されていないので得られる成形品のプルオープン性、変形、金型離型性、ヒンジ強度、熱変形温度は良好であるがウエルド強度が不良であり、比較例12では直鎖状低密度ポリエチレン樹脂の添加量が過剰のため変形、熱変形温度とも不良になる。
【0034】
比較例13〜15では本発明のプロピレン−エチレンブロック共重合体樹脂を使用していないので、得られた成形品はウエルド強度、金型離型性は良好であるがプルオープン性、変形、ヒンジキャップヒネリ強度、熱変形温度の一つ以上の項目が不良である。比較例16〜18、20〜22ではエラストマーおよび直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)の混合量は本発明の範囲内であるが、本発明の範囲外のプロピレン−エチレン共重合体を用いているため、得られる成形品はウエルド強度、変形、金型離型性、ヒンジキャップヒネリ強度、熱変形温度は良好であるが、プルオープン性が不良である。比較例19、23はエラストマーおよび直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)は本発明の樹脂を使用しているが添加量が過剰のため、プルオープン性、金型離形性は良好であるがその他の項目が不良である。
【0035】
比較例24、25はポリプロピレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)の配合割合は本発明の範囲内であるが、エラストマーが本発明の範囲外なので、得られる成形品はプルオープン性、変形、金型離型性、ヒンジキャップヒネリ強度、熱変形温度は良好であるが、ウエルド強度が不良である。
【0036】
表7の実施例28では本発明の樹脂組成物にソジウム−2,2’−メチレン−ビス−(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト(造核剤A)、実施例29ではP−t−ブチル安息香酸アルミニウム(造核剤B)、実施例30ではソルビトール系透明化剤1,3,2,4−ジ−(パラメチルベンジリデン)ソルビトール(透明剤)、実施例31では1,3−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン(POX)を混合しているが、樹脂組成物が本発明の範囲内であればその効果が損なわれることはなく、良好なプルオープン性、ウエルド強度、変形、金型離型性、熱変形温度と優れたヒンジキャップヒネリ強度が得られることが確認された。
【0037】
以上の記述から明らかなように、本発明の組成物である特定のプロピレン−エチレンブロック共重合体樹脂、特定のエラストマーもしくは特定のプロピレン−エチレンブロック共重合体樹脂、特定のエラストマーおよび直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を配合して、射出成形により得られたプルオープンキャップは100〜130℃で加熱滅菌処理しても良好なプルオープン性,ウエルド強度,変形、金型離形性、熱変形温度およびヒンジキャップ一体キャップとした場合、良好なヒネリ強度を有するキャップで点滴容器などの医療用をはじめとして料理酒、サラダ油、ゴマ油などの食用油、醤油、ソース、酢、ミリン、ポンズ、各種ドレッシング、果実飲料などの食品用のプルオープン性を有するプルオープンキャップ、やプルオープンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップに好適に使用することができる。
【0038】
【発明の効果】
特定のプロピレン−エチレンブロック共重合体樹脂、特定のエラストマーもしくは特定のプロピレン−エチレンブロック共重合体樹脂、特定のエラストマーおよび直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を配合して、射出成形により得られた本発明のプルオープンキャップもしくはプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップは、プルオープン性、ウエルド強度、変形、金型離形性、熱変形温度およびヒンジキャップとの一体化キャップとした場合のヒネリ強度が著しく向上したキャップになるので、各種の用途に好適に使用でき、実用上の価値が大である。
Claims (5)
- メルトフローレート(230℃ 21.18N)3〜100g/10分で、25℃におけるキシレン抽出量が20重量%以上のプロピレン−エチレンブロック共重合体樹脂100重量部に対して、メルトフローレート(230℃ 21.18N)3〜6g/10分の水添スチレン・ブタジエンラバーを35〜60重量部、メルトフローレート(190℃ 21.18N)5〜50g/10分、密度0.910〜0.930g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を5〜25重量部、の割合で配合した樹脂組成物を成形してなる、プルオープンキャップもしくはプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップ。
- 25℃におけるキシレン抽出量が20重量%以上のプロピレン−エチレンブロック共重合体樹脂50〜70重量%とこれ以外のプロピレン−エチレンブロック共重合体樹脂50〜30重量%との合計100重量%からなる混合物100重量部に対して、請求項1記載の水添スチレン・ブタジエンラバ−を35〜60重量部および直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を5〜25重量部の割合で、配合した樹脂組成物を成形してなる、プルオープンキャップもしくはプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップ。
- 請求項1又は2に記載の樹脂組成物100重量部に対して、更に、1,3−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、2,5−ジ−メチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサンもしくはこれらの1種以上を0.001〜0.1重量部の割合で配合した樹脂組成物を成形してなる、プルオープンキャップもしくはプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップ。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の樹脂組成物100重量部に対して、更に、滑剤として脂肪酸エステル、脂肪族アルコール、脂肪酸ジアルカノールアミド、脂肪族ジアルカノールアミン、高級脂肪酸アマイドもしくはこれらの1種以上を、0.1〜1重量部の割合で配合した樹脂組成物を成形してなる、プルオープンキャップもしくはプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップ。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載のプルオ−プンキャップもしくはプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップを、100〜130℃で加熱処理してなるプルオープンキャップもしくはプルオ−プンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップ。
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