JP4073257B2 - 筒状フィルム送出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、長尺の筒状フィルムをシート状に折り畳んだ状態で巻回したフィルムロールから筒状フィルムを繰り出してラベリング装置等に送出する筒状フィルム送出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ボトル等に装着されるシュリンクラベルやストレッチラベルのように、合成樹脂フィルムによって形成された筒状のラベルは、多数のラベルが連続的に繋がった状態でシート状に折り畳まれた長尺帯状のラベル形成基材を、ラベリング装置において順次切断することで個別のラベルを形成しながらボトル等に装着するのが一般的であり、こういった長尺帯状のラベル形成基材は、通常、紙管の周囲にロール状に巻回した基材ロールをラベリングシステムの基材送出装置にセットし、この基材送出装置から連続的に繰り出しながらラベリング装置に送出するようになっている。
【0003】
ところで、ロール状に巻回することのできるラベル形成基材の長さには自ずと限界があるので、基材送出装置にセットされた基材ロールを頻繁に交換しなければならず、ラベリング装置を効率的に稼働させることができない。
【0004】
このため、従来から、基材ロールをリールに装着し、そのリールを多段に積み重ねると共に、上位のリールに装着された基材ロールと下位のリールに装着された基材ロールとを相互に接続して、複数の基材ロールからラベル形成基材を連続的に繰り出すことで、基材ロールの交換回数を減らして効率的にラベリング装置を稼働させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こういったリールは、通常、基材ロールを嵌め込む円筒状のコア部材と、このコア部材の一方の端部に取り付けられた鍔部材とから構成されているので、上述したように、リールを多段に積み重ねて連続的にラベル形成基材を繰り出すようにするためには、紙管を外した基材ロールの内側の端部(巻き始め部分)を基材ロールから引き出すようにしてリールのコア部材に装着し、このようにして基材ロールが装着された複数のリールを積み重ねた後、上位のリールに装着された基材ロールの外側の端部(巻き終わり部分)または引き出された内側の端部(巻き始め部分)と、隣接する下位のリールに装着された基材ロールの引き出された内側の端部(巻き始め部分)または外側の端部(巻き終わり部分)とを接続することで、複数のリールに装着された基材ロールを相互に接続しなければならず、こういった段取り作業には、かなりの手間と時間を要していた。
【0006】
そこで、この発明の課題は、長尺の筒状フィルムをシート状に折り畳んだ状態で巻回した複数のフィルムロール間で、筒状フィルムを接続しながら送出することができる筒状フィルム送出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記の課題を解決するため、この発明は、長尺の筒状フィルムをシート状に折り畳んだ状態で巻回したフィルムロールから、筒状フィルムを繰り出して送出する筒状フィルム送出装置であって、複数のフィルムロールをストックするロールストック手段と、前記ロールストック手段からフィルムロールを1個づつ取り出してフィルム送出ステーションに供給するロール供給手段と、前記フィルム送出ステーションに供給されたフィルムロールを、ロールセット位置にセットするロールセッティング手段と、前記ロールセット位置にセットされたフィルムロールから繰り出された筒状フィルムを送出するフィルム送出手段と、前記ロールセット位置にセットされているフィルムロールから筒状フィルムを送出し終えた時点で、その送出済みの筒状フィルムの終端部と、前記ロールセット位置にセットされているフィルムロールから繰り出された送出前の筒状フィルムの始端部とを接続するフィルム接続手段とを備え、前記フィルム接続手段は、送出前の筒状フィルムにおける両側縁が予め切り開かれた始端部を相互に離反させる離反機構と、送出前の筒状フィルムにおける離反した状態の始端部に、送出済みの筒状フィルムの終端部を挟み込む挟込機構と、送出前の筒状フィルムの始端部に送出済みの筒状フィルムの終端部が挟み込まれることによって重なり合った、双方の筒状フィルムの重ね合わせ部分を相互に接続する接続機構とを備え、前記離反機構は、前記ロールセット位置または所定の段取位置に支持されたフィルムロールから筒状フィルムの始端部を捕まえて、フィルム待機位置まで移送するフィルム移送部と、前記フィルム待機位置に移送された筒状フィルムにおける両側縁が予め切り開かれた状態の始端部をそれぞれ保持しながら、相互に離反させる離反部とを備えていることを特徴とする筒状フィルム送出装置を提供するものである。
【0008】
以上のように構成された筒状フィルム送出装置では、ロールセット位置にセットされていたフィルムロールから筒状フィルムが送出し終わると、その送出済みの筒状フィルムの終端部と、ロールセット位置にセットされているフィルムロールから繰り出された送出前の筒状フィルムの始端部とが、フィルム接続手段によって自動的に接続された後、新たなフィルムロールから筒状フィルムが再び送出され始めるので、従来のフィルム送出装置のように、複数のフィルムロールをそれぞれリールに装着した後、これを積み重ねながら隣接するフィルムロールから引き出した筒状フィルム同士を手作業で接続するといった面倒な段取り作業を行う必要がなく、筒状フィルムを効率よく送出することができる。
【0009】
特に、この筒状フィルム送出装置では、離反機構のフィルム移送部が、ロールセット位置または所定の段取位置に支持されたフィルムロールから筒状フィルムの始端部を捕まえて、フィルム待機位置まで移送すると共に、離反機構の離反部が、フィルム待機位置に移送された筒状フィルムにおける両側縁が予め切り開かれた状態の始端部をそれぞれ保持しながら相互に離反させ、その始端部に送出済みの筒状フィルムの終端部を挟込機構によって挟み込んだ後、双方の筒状フィルムの重ね合わせ部分を接続機構によって相互に接続するようにしたため、筒状フィルムにおける両側縁が予め切り開かれた状態の始端部を手作業で離反させる必要もなく、筒状フィルムの接続作業を円滑かつ確実に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1(a)、(b)及び図2に示す筒状フィルム送出装置1は、図3に示すように、ボトル等に装着されるシュリンクラベルやストレッチラベルのような合成樹脂フィルムによって形成された筒状のラベルが連続的に繋がった状態でシート状に折り畳まれた長尺帯状のラベル形成基材(以下、筒状フィルムという。)Fを紙管PPにロール状に巻回したフィルムロールRから、筒状フィルムFを繰り出してラベリング装置に送出するものであり、同図に示すように、複数のフィルムロールRをストックするロールストック手段10と、ロールストック手段10からフィルムロールRを1個づつ取り出して、ロールストック手段10に隣接して設けられたフィルム送出ステーションSに供給するロール供給手段20と、フィルム送出ステーションSに供給されたフィルムロールRを、ロールセット位置γにセットするロールセッティング手段30と、フィルム送出ステーションSのロールセット位置γにセットされたフィルムロールRから筒状フィルムFを繰り出してラベリング装置に送出するフィルム送出手段40と、フィルム送出ステーションSのロールセット位置γにセットされていたフィルムロールRから送出し終えた送出済みの筒状フィルムFの終端部と、フィルム送出ステーションSに新たに供給されたフィルムロールRから繰り出された送出前の筒状フィルムFの始端部とを接続するフィルム接続手段50とから構成されている。
【0011】
なお、ロールストック手段10にストックされるフィルムロールRは、図3(a)、(b)、(c)に示すように、その繰出端である筒状フィルムFの始端部における相互に重なり合った部分を離反させることができるように、筒状フィルムFにおける始端部の両側縁が予め斜めに切除されていると共に、その離反可能な始端部における内表面には、予め、アルミニウム等の金属層を有する基材フィルムの一方の表面に粘着層が、他方の表面に熱接着樹脂層がそれぞれ積層された一対のタックシールTが、それぞれの熱接着樹脂層が向き合うように、粘着層を介して貼着されている。
【0012】
前記ロールストック手段10は、図1(a)、(b)に示すように、ロール供給位置αにおいて供給されたフィルムロールRを支持する複数のロール支持部材11と、このロール支持部材11に支持されたフィルムロールRを、ロール供給位置αからロール取出位置βまで移送するロール移送機構12を備えており、各ロール支持部材11は、図4(a)、(b)に示すように、供給されたフィルムロールRを、その紙管PPの内周面で支持する、水平に張りだした2本の支持棒11aを有している。
【0013】
前記ロール移送機構12は、図1(a)、(b)に示すように、一定間隔を開けて設置された一対のスプロケット13、14と、ロール供給位置αとロール取出位置βとを通るように、スプロケット13、14に掛けられた無端チェーン15と、一方のスプロケット13を回転駆動させる駆動モータ16とから構成されており、無端チェーン15には、案内レール17に沿って循環移動可能な複数のロール支持部材11が一定間隔で連結されている。従って、駆動モータ16でスプロケット13を回転させると、無端チェーン15に連結されたロール支持部材11が、案内レール17に沿ってロール供給位置αとロール取出位置βとを通過するように循環移動し、ロール支持部材11の2本の支持棒11aに吊り下げられた状態で、フィルムロールRが、ロール供給位置αからロール取出位置βまで順次移送されるようになっている。
【0014】
前記ロール供給手段20は、図2及び図5に示すように、フィルム送出ステーションS内をY軸方向に移動するベース部材21と、このベース部材21上をX軸方向に移動するコラム22と、このコラム22に取り付けられたロールホルダ23とから構成されており、ロールホルダ23は、フィルムロールRの紙管内に挿入した3本のチャック爪23aを開閉させることによって、フィルムロールRを保持したり、その保持を解除したりすることができるようになっている。
【0015】
前記ロールセッティング手段30は、図2及び図5に示すように、ロールセット位置γから退避することができるように、フィルム送出ステーションS内をY軸方向に移動するベース部材31と、このベース部材31に立設されたコラム32と、このコラム32に回転可能に取り付けられた、フィルムロールRを保持するロールホルダ33とから構成されており、ロールホルダ33は、上述したロール供給手段20のロールホルダ23と同様に、フィルムロールRの紙管内に挿入した3本のチャック爪33aを開閉させることによって、フィルムロールRを保持したり、その保持を解除したりすることができるようになっている。なお、コラム32には、フィルム送出手段40の構成要素である、ロールホルダ33を回転駆動させる、ロール駆動用モータ41を備えた駆動機構が取り付けられている。
【0016】
前記フィルム送出手段40は、図1、図2、図6及び図7に示すように、ロールセッティング手段30によって、ロールセット位置γにセットされたフィルムロールRを回転させるロール駆動用モータ41と、フィルムロールRから繰り出された筒状フィルムFを挟み込んでラベリング装置に送出する上下一対のフィルム送出ローラ42及びフィルム送出ローラ42を駆動させるサーボモータ43を有する駆動機構と、フィルム送出ローラ42の下流側及び上流側にそれぞれ設置された、複数の固定ローラ44a、45a及び複数の固定ローラ44a、45a間を昇降する複数のダンサローラ44b、45bを有するアキュームユニット44、45とを備えており、筒状フィルムFの送出中は、アキュームユニット44のダンサローラ44bが常時所定の高さ位置に保持されるようにサーボモータ43を制御すると共に、アキュームユニット45のダンサローラ45bが常時所定の高さ位置に保持されるようにロール駆動用モータ41を制御することによって、ラベリング装置側が要求している送出速度で筒状フィルムFがラベリング装置側に送出され、筒状フィルムFの送出速度の変動やフィルムロールRの外径変動に伴う筒状フィルムFの繰出速度の変動に追従してフィルムロールRが回転するようになっている。なお、筒状フィルムFの接続時等、ラベリング装置の運転中に筒状フィルムFの送出動作が一時的に停止された場合は、アキュームユニット44に蓄えられている筒状フィルムFがラベリング装置側に引き出され、アキュームユニット44のダンサローラ44bが徐々に上昇していくことになる。
【0017】
前記フィルム接続手段50は、図2及び図6〜図9に示すように、フィルム送出ステーションS内の段取位置δに供給された新たなフィルムロールRから筒状フィルムFを繰り出して、その始端部の重ね合わせ部分を相互に離反させながら、離反した状態の筒状フィルムFの始端部を、筒状フィルムFの送出経路に隣接する所定のフィルム待機位置εに位置決めする段取ユニット51と、ロールセット位置γにセットされたフィルムロールRから送出されている筒状フィルムFの終端部を所定位置で切断する切断ユニット53と、切断ユニット53によって切断された筒状フィルムFの終端部を、筒状フィルムFの送出経路に設定されたフィルム接続位置ζに位置決めした後、フィルム待機位置εに位置決めされた送出前の筒状フィルムFの始端部を筒状フィルムFの送出経路に移動させると共に、その筒状フィルムFが繰り出されている新たなフィルムロールRをロールセット位置γに移動させることによって、フィルム接続位置ζにおいて、送出済みの筒状フィルムFの終端部を送出前の筒状フィルムFの始端部に挟み込んだ状態で、双方の筒状フィルムF、Fの重ね合わせ部分を相互に接続する接続ユニット54とを備えており、前記段取ユニット51及び切断ユニット54は、前記アキュームユニット45と共に、Y軸方向に移動するベース部材55に設置されている(図8参照)。従って、段取位置δに供給された新たなフィルムロールRをロールセット位置γに移動させると、筒状フィルムFの搬送経路に位置していたアキュームユニット45が筒状フィルムFの搬送経路から退避すると共に、その位置に段取ユニット51が進入することになる。
【0018】
前記段取ユニット51は、図6、図8及び図9に示すように、前記ベース部材55に立設されたコラム511と、このコラム511の上端に支持された水平部材512と、この水平部材512に、X軸方向に移動可能に吊り下げられた垂直部材513と、この垂直部材513の側面に、上下方向に移動可能に取り付けられたテイクアップオープナー520とを備えており、このテイクアップオープナー520の下方側には、段取位置δに供給された新たなフィルムロールRから繰り出された筒状フィルムFの始端部(タックシールTの金属層)を検出する近接スイッチ529が、段取位置δ側に付勢された状態で、X軸方向に移動可能に設置されている。
【0019】
前記テイクアップオープナー520は、外周面に多数の吸引孔を有する上位側タイミングプーリ521a、522a及び下位側タイミングプーリ521b、522bと、この上位側タイミングプーリ521a、522a及び下位側タイミングプーリ521b、522bにそれぞれ掛けられた、上位側タイミングプーリ521a、522a及び下位側タイミングプーリ521b、522bに形成された吸引孔に一致する多数の吸引孔が形成された上下一対の無端状のタイミングベルト523a、523bと、一方の上位側タイミングプーリ521a及び下位側タイミングプーリ521bをそれぞれ駆動する駆動モータ524a、524b及び動力伝達機構525a、525bと、上位側タイミングプーリ521a、522aの間及び下位側タイミングプーリ521b、522bの間にそれぞれ設置された、タイミングベルト523aに接触する下面側に吸引口が形成された吸引ボックス526a及びタイミングベルト523bに接触する上面側に吸引口が形成された吸引ボックス526bと、上位側タイミングプーリ521a、522a及び下位側タイミングプーリ521b、522bと吸引ボックス526a、526bとにそれぞれ接続された吸引ブロア等の吸引手段527(図2参照)とから構成されており、上位側タイミングプーリ521a、522aに掛けられたタイミングベルト523aには、テンションローラ528によってテンションが付与されるようになっている。
【0020】
前記切断ユニット53は、図6〜図8に示すように、アキュームユニット45から引き出された筒状フィルムFを切断する昇降可能な切断刃531と、この切断刃531によって筒状フィルムFを切断する際に、切断刃531の両側で筒状フィルムFを挟み込むフィルムクランパ532と、切断刃531及びフィルムクランパ532をそれぞれ昇降させる昇降機構533と、アキュームユニット45の上流側に設置された、筒状フィルムの終端を検知するフィルム検知センサ534と、フィルム送出ローラ42の上流側に設置された、筒状フィルムFの印刷領域間のクリア部分を検出するマークセンサ535とを備えており、フィルム検知センサ534が筒状フィルムFの終端を検知すると、アキュームユニット45に蓄えられた筒状フィルムFの長さ分だけ筒状フィルムFが送出された後、マークセンサ535が最後に検出したクリア部分から、予め設定されている所定長さだけ筒状フィルムFをさらに送出した時点で筒状フィルムFの送出が停止され、切断刃531が筒状フィルムFの終端部を切断するようになっている。
【0021】
前記接続ユニット54は、図6及び図7に示すように、上述したフィルム接続位置ζに設置された上下一対のインパルスシーラ541と、このインパルスシーラー541の設置位置からフィルム送出方向の上流側に延びるように、筒状フィルムFの内側に収容されたプレート状のインナーガイド542と、このインナーガイド542を筒状フィルムFの外側から上下に挟み込んで支持する2組のサポートローラ543、544と、このインナーガイド542を筒状フィルムFの外側から、その幅方向に挟み込んで支持するサポートローラ545とを備えており、インナーガイド542の上面及び下面には、インパルスシーラー541に挟み込まれる部分にゴムシートが貼着されている。
【0022】
なお、図6に示すように、フィルム待機位置εには、離反した状態の筒状フィルムFの始端部に挟み込まれる第1のガイドプレート56が、X軸方向に進退可能に設置されていると共に、インナーガイド542の近傍には、インナーガイド542と同一の高さ位置に第2のガイドプレート57が筒状フィルムFの幅方向に移動可能に設置されており、第2のガイドプレート57には、第1のガイドプレート56の下面に接触した状態でフィルム待機位置ε側に延びる薄肉の案内ベルト58が接続されている。
【0023】
以上のように構成された筒状フィルム送出装置1の動作について、以下に説明する。まず、図10(a)に示すように、ロールセット位置γにセットされているフィルムロールRから繰り出された筒状フィルムFがラベリング装置に送出されている状態において、ロールストック手段10のロール取出位置βにフィルムロールRが移送されてくると、ロール供給手段20のロールホルダ23がロール支持部材11からフィルムロールRを受け取って、同図(b)に示すように、フィルムロールRをフィルム送出ステーションSの段取位置δに供給する。
【0024】
続いて、図11(a)、(b)に示すように、フィルム接続手段50の段取ユニット51を構成しているテイクアップオープナー520が、段取位置δに供給されたフィルムロールRに接近し、タイミングプーリ522a部分でタイミングベルト523aがフィルムロールRの外周面に接触する。このとき、筒状フィルムFの始端部は、テイクアップオープナー520側でフィルムロールRから垂れ下がった状態となっており、テイクアップオープナー520の下方側に位置している近接スイッチ529も同時にフィルムロールRの外周面に接触することになる。
【0025】
このようにして、タイミングベルト523aがフィルムロールRの外周面に接触すると、図12(a)に示すように、タイミングベルト523aが同図に矢印で示す方向に回転することによって、筒状フィルムFの始端部(タックシールTの金属層)が近接スイッチ529によって検出されるまで、フィルムロールRから垂れ下がった筒状フィルムFを引き上げる。近接スイッチ529が筒状フィルムFの始端部を検出すると、筒状フィルムFをさらに引き上げ、筒状フィルムFの始端部がタイミングベルト523aとフィルムロールRとに挟み込まれた時点で、タイミングベルト523aの回転を停止した後、吸引手段527による吸引を開始することによって、筒状フィルムFの始端部をタイミングベルト523aの外周面に吸引保持する。
【0026】
このようにして、筒状フィルムFの始端部がタイミングベルト523aの外周面に吸引保持されると、同図(b)に矢印で示す方向にタイミングベルト523a、523bを回転させることによって、筒状フィルムFの始端部をタイミングベルト523a、523b間に送り込んで、フィルムロールRから筒状フィルムFを引き出しながら、テイクアップオープナー520がフィルム待機位置εの近傍まで接近する。
【0027】
タイミングベルト523a、523b間に送り込まれた筒状フィルムFは、その始端部が上位側タイミングプーリ521a及び下位側タイミングプーリ521bまで送られると、図13(a)、(b)に示すように、タイミングベルト523a、523bに吸引保持されている筒状フィルムFの始端部が上下に離反し、離反した筒状フィルムFの始端部に第1のガイドプレート56の先端部が僅かに入り込んだ状態となり、さらに、筒状フィルムFを第1のガイドプレート56側に送り込むと、図14(a)、(b)に示すように、タイミングベルト523a、523bに吸引保持されていた筒状フィルムFの始端部が、タイミングベルト523a、523bから離反して、第1のガイドプレート56の先端部及び案内ベルト58を挟み込んだ状態となる。
【0028】
この時点では、第1のガイドプレート56の先端部が、筒状フィルムFの始端部から離反不能な位置まで入り込んだ状態になっているので、図15(a)、(b)に示すように、第1のガイドプレート56が後退することによって、その先端部が筒状フィルムFの離反可能な始端部に僅かに入り込んだ状態で待機する。
【0029】
その後、ロールセット位置γにセットされたフィルムロールRから筒状フィルムFが送出し終わると、即ち、フィルム検知センサ534が筒状フィルムFの終端を検知すると、図16(a)、(b)に示すように、ロールセッティング手段30が、筒状フィルムFを繰り出し終えたフィルムロールRの紙管PPの保持を解除した状態で、ロールセット位置γから退避することによって、ロールホルダ33から紙管PPを外し、その紙管PPを排出シュータESから排出すると共に、上述したように、フィルム切断手段53によって、送出済みの筒状フィルムFの後端部を所定位置で切断した後、図17に示すように、切断された筒状フィルムFの終端がフィルム接続位置ζにセットされるように、フィルム送出ローラ42が送出済みの筒状フィルムFをアキュームユニット44側に僅かに送出する。なお、切断された筒状フィルムFの終端がフィルム接続位置ζにセットされた状態では、同図に示すように、筒状フィルムF内に収容されているインナーガイド542の一端が筒状フィルムFの終端から僅かに突出した状態となっている。
【0030】
続いて、図18に示すように、アキュームユニット45及び切断ユニット53を、筒状フィルムFの送出経路から退避させることによって、アキュームユニット45及び切断ユニット53と同一のベース部材55に設置されている段取ユニット51のテイクアップオープナー520を筒状フィルムFの送出経路に移動させながら、ロール供給手段20のロールホルダ23が保持しているフィルムロールRをロールセット位置γに移動させると、第1のガイドプレート56及び案内ベルト58を挟み込んだ状態でフィルム待機位置εに待機していた未送出の筒状フィルムFの始端部から第1のガイドプレート56が外れた後、案内ベルト58及び第2のガイドプレート57に案内されながら、未送出の筒状フィルムFの始端部がフィルム接続位置ζまで移動し、図19及び図20に示すように、フィルム接続位置ζにセットされている送出済みの筒状フィルムFの終端部を挟み込んだ接続可能な状態にセットされるので、未送出の筒状フィルムFの始端部と送出済みの筒状フィルムFの終端部との重ね合わせ部分(タックシールT部分)を、インパルスシーラ541によってヒートシールすると、未送出の筒状フィルムFの始端部と送出済みの筒状フィルムFの終端部とが接続される。なお、このとき、図18に示すように、ロールセッティング手段30のロールホルダ33がロールセット位置γに移動し、そのロールホルダ33がロール供給手段20のロールホルダ23からフィルムロールRを受け取ることになる。
【0031】
その後、図21(a)に示すように、段取ユニット51のテイクアップオープナー520を筒状フィルムFの送出経路から退避させることによって、段取ユニット51と同一のベース部材55に設置されているアキュームユニット45及び切断ユニット53を筒状フィルムFの送出経路に移動させながら、ロール供給手段20のロールホルダ23をロールセット位置γから退避させると、同図(b)に示すように、フィルム送出手段40が再び筒状フィルムFの送出を開始し、ロールセット位置γにおいて、ロールセッティング手段30のロールホルダ33にフィルムロールRを引き渡したロール供給手段20は、次のフィルムロールRをロールストック手段10から取り出すために、再び、初期位置に戻ることになる。
【0032】
なお、送出済みの筒状フィルムFと未送出の筒状フィルムFとの接続作業を行っている間は、フィルム送出手段40がラベリング装置への筒状フィルムFの送出を中断しているが、その間は、上述したように、アキュームユニット44に蓄えられている筒状フィルムFがラベリング装置に供給されるので、ラベリング装置の運転を停止する必要はない。
【0033】
以上のように、この筒状フィルム送出装置1では、フィルム送出ステーションSのロールセット位置γにセットされていたフィルムロールRから筒状フィルムFが送出し終わると、その送出済みの筒状フィルムFの終端部と、ロールストック手段10から新たにフィルム送出ステーションSに供給されたフィルムロールRから繰り出された送出前の筒状フィルムFの始端部とが、フィルム接続手段50によって自動的に接続された後、新たなフィルムロールRから筒状フィルムFが再び送出され始めるので、従来のフィルム送出装置のように、複数のフィルムロールをそれぞれリールに装着した後、これを積み重ねながら隣接するフィルムロールから引き出した筒状フィルム同士を手作業で接続するといった面倒な段取り作業を行う必要がなく、筒状フィルムFを効率よくラベリング装置に送出することができる。
【0034】
特に、この筒状フィルム送出装置1では、フィルムロールRから繰り出された筒状フィルムFの始端部における両側縁を予め切除しておくことによって、送出前の筒状フィルムFの始端部を離反可能に形成しておき、テイクアップオープナー520が、段取位置δに支持されたフィルムロールRから垂れ下がった筒状フィルムFの始端部を捕まえて、フィルム待機位置εまで移送すると共に、フィルム待機位置εにおいて、筒状フィルムFの始端部をそれぞれ吸引保持した状態で相互に離反させることによって、その筒状フィルムFの始端部に、フィルム待機位置εに設置されている案内ベルト58及び第2のガイドプレート57を挟み込み、ロールセット位置γにセットされているフィルムロールRから筒状フィルムFを送出し終えた時点で、テイクアップオープナー520をスライドさせることによって、フィルム接続位置ζにおいて、送出前の筒状フィルムFの始端部に送出済みの筒状フィルムFの終端部を挟み込んだ後、双方の筒状フィルムF、Fの重ね合わせ部分(タックシールT部分)を接続ユニット54によって相互に接続するようにしたため、筒状フィルムFにおける両側縁が予め切り開かれた状態の始端部を手作業で離反させる必要もなく、筒状フィルムFの接続作業を円滑かつ確実に行うことができる。
【0035】
また、この筒状フィルム送出装置1では、フィルム送出ステーションSのロールセット位置γにセットされたフィルムロールRを、ロール駆動モータ41によって回転駆動させるようにしているので、フィルム送出ローラ42による引張力がフィルムロールRにほとんど加わることがない。従って、筒状フィルムFの送出途中で、フィルムロールRにおける筒状フィルムFの巻回状態が崩れることがなく、フィルムロールRから筒状フィルムFを安定して送出することができる。
【0036】
また、フィルム送出ローラ42による筒状フィルムFの送出を停止した時点で、ロール駆動モータ41によるフィルムロールRの回転駆動を停止させることによって、フィルムロールRから繰り出されている筒状フィルムFをたるませることなく、フィルムロールRの回転を確実に停止させることができるので、筒状フィルムFの送出を再開したときに、急激に加わる引張力によってたるんだ筒状フィルムが切れてしまうといった問題が発生することがなく、筒状フィルムFを高速で送出することが可能になる。
【0037】
また、この筒状フィルム送出装置1では、ロールストック手段10が、ロール供給位置αにおいて供給されたフィルムロールRを、吊り下げた状態でロール取出位置βまで移送するようになっているので、ロール供給位置αにおいてフィルムロールRをロール支持部材11に吊り下げるだけでよく、ロールストック手段10へのフィルムロールRの供給作業を簡単に行うことができる。ただし、ロールストック手段においては、フィルムロールRを、吊り下げ状態以外の他の状態でストックするようにしてもよい。
【0038】
なお、上述した実施形態では、フィルム送出ステーションSに一箇所のロールセット位置γを設けると共に、そのロールセット位置γにセットされたフィルムロールRから繰り出した筒状フィルムFの送出経路を一箇所に固定し、フィルム送出ステーションSに新たに供給されたフィルムロールRをロールセット位置γに供給すると共に、新たに供給されたフィルムロールRから繰り出された筒状フィルムFにおける離反させた始端部を、筒状フィルムFの送出経路に設定されたフィルム接続位置ζにスライドさせることによって、送出前の筒状フィルムFの始端部に送出済みの筒状フィルムFの終端部を挟み込んで、送出前の筒状フィルムFと送出済みの筒状フィルムFとを接続するようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば、筒状フィルムFの始端部が垂れ下がった状態の複数のフィルムロールRをロールセット位置に並列的にセットすると共に、上述したテイクアップオープナー520と同様の機構を用いて、それぞれのフィルムロールRから繰り出した筒状フィルムFの始端部を、各フィルムロールR毎に設定されたフィルム接続位置において離反させておき、いずれか一のフィルムロールRから繰り出した筒状フィルムFを送出し終えた時点で、送出済みの筒状フィルムFの終端部を、それぞれのフィルム接続位置に順次スライドさせることによって、送出前の筒状フィルムFの始端部に送出済みの筒状フィルムFの終端部を挟み込んで、送出前の筒状フィルムFと送出済みの筒状フィルムFとを接続することも可能である。従って、このような構成を採用する場合は、上述したロールストック手段10やロール供給手段20を特に設ける必要はなく、フィルムロールRをロールセット位置に直接供給すればよい。
【0039】
また、上述した実施形態では、内面に印刷層が形成されている筒状フィルムF同士を相互に接続することができるように、筒状フィルムFの始端部内面に熱接着性樹脂層を有するタックシールTを貼着するようにしているが、これに限定されるものではなく、熱接着性を有する筒状フィルムの内面に印刷層が形成されていない場合は、こういったタックシールを貼着する必要はない。また、タックシールは、金属層を有さないものであってもよく、その場合は、筒状フィルムの厚さや印刷色等を種々のセンサによって検出すればよい。
【0040】
また、上述した実施形態では、筒状フィルムFの始端部における両側縁を予め切除したフィルムロールRをロールストック手段10に供給するようにしているが、これに限定されるものではなく、フィルム送出ステーションに供給されたフィルムロールから筒状フィルムを繰り出して、その始端部における両側縁を自動的に切除した後、これを離反させることも可能である。
【0041】
また、上述した実施形態では、筒状フィルムFの始端部を離反させることができるように、筒状フィルムFの始端部における両側縁を斜めに切除するようにしているが、これに限定されるものではなく、筒状フィルムFの始端部における両側縁を切り開くことによっても、同様の機能を発揮させることができる。
【0042】
また、上述した実施形態では、紙管PPに筒状フィルムFを巻回したフィルムロールRを使用しているが、これに限定されるものではなく、プラスチック管に筒状フィルムを巻回したものであってもよく、こういった紙管やプラスチック管のない筒状フィルムだけのフィルムロールを使用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明にかかる筒状フィルム送出装置の一実施形態を示す概略平面図、(b)は同上の筒状フィルム送出装置を示す概略側面図である。
【図2】同上の筒状フィルム送出装置を構成しているフィルム送出ステーションを示す拡大平面図である。
【図3】(a)は同上の筒状フィルム送出装置にセットされるフィルムロールを示す平面図、(b)は同上のフィルムロールを示す側面図、(c)は同上のフィルムロールから繰り出された筒状フィルムの始端部を示す拡大側面図である。
【図4】(a)は同上の筒状フィルム送出装置のロールストック手段を構成しているロール支持部材を示す正面図、(b)は同上のロール支持部材を示す側面図である。
【図5】同上のフィルム送出ステーションに設置されているロール供給手段及びロールセッティング手段を示す側面図である。
【図6】同上のフィルム送出ステーションに設置されているフィルム送出手段及びフィルム接続手段を示す平面図である。
【図7】同上のフィルム送出手段及びフィルム接続手段を示す断面図である。
【図8】同上のフィルム送出ステーションに設置されている、同上のロール供給手段を構成しているアキュームユニット及び同上のフィルム接続手段を構成している段取ユニットを示す正面図である。
【図9】同上の段取ユニットを示す側面図である。
【図10】(a)、(b)は同上の筒状フィルム送出装置による筒状フィルムの送出動作を説明するための動作説明図である。
【図11】(a)、(b)は同上の筒状フィルム送出装置による筒状フィルムの送出動作を説明するための動作説明図である。
【図12】(a)、(b)は同上の筒状フィルム送出装置による筒状フィルムの送出動作を説明するための動作説明図である。
【図13】(a)、(b)は同上の筒状フィルム送出装置による筒状フィルムの送出動作を説明するための動作説明図である。
【図14】(a)、(b)は同上の筒状フィルム送出装置による筒状フィルムの送出動作を説明するための動作説明図である。
【図15】(a)、(b)は同上の筒状フィルム送出装置による筒状フィルムの送出動作を説明するための動作説明図である。
【図16】(a)、(b)は同上の筒状フィルム送出装置による筒状フィルムの送出動作を説明するための動作説明図である。
【図17】同上の筒状フィルム送出装置による筒状フィルムの送出動作を説明するための動作説明図である。
【図18】同上の筒状フィルム送出装置による筒状フィルムの送出動作を説明するための動作説明図である。
【図19】同上の筒状フィルム送出装置による筒状フィルムの送出動作を説明するための動作説明図である。
【図20】同上の筒状フィルム送出装置による筒状フィルムの送出動作を説明するための動作説明図である。
【図21】(a)、(b)は同上の筒状フィルム送出装置による筒状フィルムの送出動作を説明するための動作説明図である。
【符号の説明】
1 筒状フィルム送出装置
10 ロールストック手段
20 ロール供給手段
30 ロールセッティング手段
40 フィルム送出手段
50 フィルム接続手段
51 段取ユニット(挟込機構)
520 テイクアップオープナー(離反機構(フィルム移送部、離反部))
53 切断ユニット
54 接続ユニット(接続機構)
F 筒状フィルム
R フィルムロール
S フィルム送出ステーション
T タックシール
α ロール供給位置
β ロール取出位置
γ ロールセット位置
δ 段取位置
ε フィルム待機位置
ζ フィルム接続位置
Claims (1)
- 長尺の筒状フィルムをシート状に折り畳んだ状態で巻回したフィルムロールから、筒状フィルムを繰り出して送出する筒状フィルム送出装置であって、
複数のフィルムロールをストックするロールストック手段と、
前記ロールストック手段からフィルムロールを1個づつ取り出してフィルム送出ステーションに供給するロール供給手段と、
前記フィルム送出ステーションに供給されたフィルムロールを、ロールセット位置にセットするロールセッティング手段と、
前記ロールセット位置にセットされたフィルムロールから繰り出された筒状フィルムを送出するフィルム送出手段と、
前記ロールセット位置にセットされているフィルムロールから筒状フィルムを送出し終えた時点で、その送出済みの筒状フィルムの終端部と、前記ロールセット位置にセットされているフィルムロールから繰り出された送出前の筒状フィルムの始端部とを接続するフィルム接続手段とを備え、
前記フィルム接続手段は、
送出前の筒状フィルムにおける両側縁が予め切り開かれた始端部を相互に離反させる離反機構と、
送出前の筒状フィルムにおける離反した状態の始端部に、送出済みの筒状フィルムの終端部を挟み込む挟込機構と、
送出前の筒状フィルムの始端部に送出済みの筒状フィルムの終端部が挟み込まれることによって重なり合った、双方の筒状フィルムの重ね合わせ部分を相互に接続する接続機構とを備え、
前記離反機構は、
前記ロールセット位置または所定の段取位置に支持されたフィルムロールから筒状フィルムの始端部を捕まえて、フィルム待機位置まで移送するフィルム移送部と、
前記フィルム待機位置に移送された筒状フィルムにおける両側縁が予め切り開かれた状態の始端部をそれぞれ保持しながら、相互に離反させる離反部とを備えていることを特徴とする筒状フィルム送出装置。
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