JP4068393B2 - シフト装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シフトバイワイヤ方式のシフト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動変速機を搭載した自動車では、そのシフト装置のシフトレバーを操作することにより自動変速機の変速位置を指定するようになっている。
【0003】
このようなシフト装置として、近年、シフトレバー等のシフト部材の切換位置をセンサによって検知して、電気的な切換信号に変換し、その信号によってアクチュエータを作動させて変速機の接続状態を切り換える、いわゆるシフトバイワイヤ方式が開発されている。こうしたシフトバイワイヤ方式におけるシフト装置では、リンク機構等の機械的な構成が不要になるため、小型化が容易になる。このため、比較的小さな力でのシフトチェンジが可能になるとともに、車室内におけるシフト装置のレイアウトに自由度を持たせることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、シフトレバーの位置を検知するセンサは、シフトレバーの各選択位置にそれぞれ対応するように取り付けられている。よって、センサを取り付けるためのスペースが各選択位置毎に必要となるため、シフト装置の小型化が困難である。
【0005】
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、小型化が可能なシフト装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、車両の変速機の接続状態を切り換えるために操作され、互いに直交する第1方向及び第2方向へ操作可能なシフト部材と、前記シフト部材が前記第1方向に操作されるとき、変速装置の複数の変速位置に対応して設定される同シフト部材の位置を検知するのに用いられる第1可動部材と、前記シフト部材が前記第2方向に操作されるとき、変速装置の複数の変速位置に対応して設定される同シフト部材の位置を検知するのに用いられる第2可動部材とを備えるとともに、前記第1及び第2可動部材は同一平面上で前記第1方向へ回動可能に設け、さらに、前記シフト部材と前記第1可動部材との間に配設されるとともに、同シフト部材の前記第1方向への操作を前記第1可動部材の前記第1方向への回転運動に変換する第1連動部と、前記シフト部材と前記第2可動部材との間に配設されるとともに、同シフト部材の前記第2方向への操作を前記第2可動部材の前記第1方向への回転運動に変換する第2連動部とを備え、前記第1及び第2可動部材は、前記第1及び第2連動部を通じて、前記シフト部材の全操作範囲にわたって同シフト部材の前記第1及び第2方向への操作量に応じて回動するようにしたことを要旨とする。
【0007】
本発明においては、第2可動部材は第1可動部材と同一平面上で可動するように配置されている。よって、第1及び第2可動部材を取り付けるためのスペースを同一平面上に設定することができるため、第1及び第2可動部材の取り付けスペースが小さくなる。したがって、シフト装置の小型化が可能になる。また、第1及び第2可動部材は、第1及び第2連動部を通じて、シフト部材の全操作範囲にわたって同シフト部材の第1及び第2方向への操作量に応じて回動することから、これら第1及び第2可動部材を用いることにより、シフト部材の第1及び第2方向におけるシフト部材の位置を好適に検知可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシフト装置において、前記第2連動部は、前記第1方向へ延びるとともに、前記第2方向へ回動可能に設けられた回動軸と、前記回動軸の外周面に突設されるとともに、前記シフト部材の前記第2方向への操作に伴い同シフト部材に設けられた突部を通じて前記回動軸を回動させるべく押圧される係合片と、前記回動軸の外周面における前記係合片と反対側の部位に突設されるとともに、前記係合片が前記突部を通じて押圧された際に前記回動軸が回動しようとする方向と反対方向へ同回動軸を回動させるべく常時付勢される付勢片と、前記回動軸の外周面に対して前記第2可動部材へ向けて突設された継手部とを備える一方、前記第2可動部材の前記継手部に対応する側面には前記第1方向へ延びる長溝を形成するとともに、同長溝内には前記継手部の先端部を同長溝に沿って往復動可能に収容し、前記シフト部材の前記第2方向への操作に伴い前記突部を通じて前記係合片が押圧されたとき、前記継手部が前記付勢片に作用する付勢力に抗して前記回動軸を中心として回動しつつ長溝に沿って相対的に変位することにより、前記第2可動部材は前記第1方向へ回動するようにしたことを要旨とする。
本発明においては、シフト部材が第2方向へ操作されたとき、同シフト部材に設けられた突部を通じて連動部の係合片が押圧されるのに伴い、同連動部の継手部が同連動部の付勢片に作用する付勢力に抗して回動軸を中心として回動しつつ長溝に沿って相対的に変位することにより、前記第2可動部材は前記第1方向へ回動する。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記第1可動部材によって構成される第1センサ機構と、前記第2可動部材によって構成される第2センサ機構とを、一つのセンサユニット内に集中配置したことを要旨とする。
【0009】
本発明においては、第1センサ機構と第2センサ機構とを別々のセンサユニットとしてシフト装置に取り付けなくてもよい。すなわち、センサユニットを複数設ける必要がなくなるため、シフト装置の製造コストを低減させることができる。また、第1及び第2センサ機構の着脱作業はセンサユニットの着脱とともに行われるため、第1及び第2センサ機構の着脱作業が容易になる。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記シフト部材が前記第1方向に操作される際に、前記第1センサ機構に設けられた第1センサが前記第1可動部材の位置を検知したことで出力する第1出力信号と、前記シフト部材が前記第2方向に操作される際に、前記第2センサ機構に設けられた第2センサが前記第2可動部材の位置を検知したことで出力する第2出力信号とをAND回路で演算して得られた結果により、前記シフト部材の位置が検知されることを要旨とする。
【0011】
本発明においては、シフト部材の位置は、第1及び第2出力信号のいずれか一方だけでなく、第1出力信号と第2出力信号との両方をAND回路で演算して得られた結果によって検知される。つまり、第1センサからの第1出力信号だけでなく、第2センサからの第2出力信号によってもシフト部材の正しい位置が検知される。したがって、シフト部材を検知する精度を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化したシフト装置の一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
【0013】
図1,図2に示すように、シフト装置11はハウジング12を備えている。ハウジング12は、下端部に設けられたフランジ部12aを介して車両のフロアコンソールFに締結固定されている。ハウジング12の上部には、シフトゲート13が形成されたカバープレート14が被せられている。シフトゲート13からはシフト部材としてのシフトレバー15が突出しており、その上端部には球状のノブ16が取り付けられている。
【0014】
シフトゲート13は、車両の前後左右方向に沿ってそれぞれ延びる十字状のゲートと、十字部分の左端部から車両前方に延びるゲートとを組み合わせることによって形成されている。シフトレバー15がシフトゲート13における左側の前端部(R位置)に操作されると、車両の変速機は後進状態に切り換えられるようになっている。また、シフトレバー15が、十字部分の左端部(N位置)に操作されると、変速機は中立状態に切り換えられるようになっている。さらに、シフトレバー15が、十字部分の中央部(S位置)に操作されると、変速機はシーケンシャル状態に切り換えられるようになっている。
【0015】
シーケンシャル状態において、シフトレバー15が十字部分の前端部(+位置)に操作されると、変速機は一段増速側の接続状態に切り換えられるようになっている。この状態においてノブ16から手を離すと、シフトレバー15は再びS位置に戻るようになっている。また、シーケンシャル状態において、シフトレバー15が十字部分の後端部(−位置)に操作されると、変速機は一段減速側の接続状態に切り換えられ、シフトレバー15は再びS位置に戻るようになっている。さらに、シーケンシャル状態において、シフトレバー15が十字部分の右端部(S/A位置)に操作されると、変速機はオートマチック状態(自動変速状態)に切り換えられるようになっている。なお、オートマチック状態において、シフトレバー15がS位置に戻っても、オートマチック状態が維持されるようになっている。また、オートマチック状態において、シフトレバー15がS/A位置に操作されると、変速機はシーケンシャル状態に切り換えられるようになっている。
【0016】
図2に示すように、シフト装置11の操作においては、操作力を解除してもシフトレバー15が選択位置に保持されるステーショナリー操作モード(白塗りの矢印で図示)と、操作力を解除するとシフトレバー15が基準位置に戻るモメンタリー操作モード(黒塗りの矢印で図示)とがある。本実施形態では、R、N、S位置への操作が、操作時にノブ16から手を離してもシフトレバー15が選択位置に保持されるステーショナリー操作モードとなっている。また、+、−、S/A位置への操作が、操作時にノブ16から手を離すとシフトレバー15が基準位置であるS位置に戻るモメンタリー操作モードとなっている。なお、カバープレート14には、各R、N、+、−、S/A位置に対応して、それぞれR、N、+、−、S/Aの文字が表示されている。
【0017】
本実施形態では、R位置とN位置とを切り換える方向が第1方向であり、この方向をシフト方向と称している。ちなみに、+位置と−位置とを切り換える方向もシフト方向である。また、N位置とS/A位置とを切り換える方向が第2方向であり、この方向をセレクト方向と称している。これらシフト方向及びセレクト方向は互いに直交している。
【0018】
図1に示すように、前記ハウジング12内にはリテーナ17が配置されており、その下部にはシャフト18が貫通されている。シャフト18の基端部は、ハウジング12内に設けられた図示しない支持部によって回動可能に支持されており、リテーナ17はシャフト18と一体で前後方向(シフト方向)に回動するようになっている。また、リテーナ17の上部は、略コ字状に形成されたシフトレバー15の下部にセレクトピン19を介して回動可能に取り付けられている。セレクトピン19は、トーションスプリング20、シフトレバー15の下部及びリテーナ17の上部を貫通した状態で、ナット21によって抜け止めされている。よって、シフトレバー15がリテーナ17に対して左右方向(セレクト方向)に回動可能であるとともに、リテーナ17が前後方向(シフト方向)に回動可能であるため、シフトレバー15は前後左右方向に回動可能になっている。なお、トーションスプリング20は、シフトレバー15をS/A位置からS位置に戻す方向に付勢するためのものである。
【0019】
ハウジング12の上部にはドーム部22が形成されており、ドーム部22にはカバープレート14のシフトゲート13とほぼ同様の形状をなすゲート23が形成されている。ドーム部22の上側には、ドーム状をなすスライドカバー24が配置されている。スライドカバー24の中央部にはシフトレバー15の貫通孔が透設されている。スライドカバー24は、ゲート23を覆うためのものであり、シフトレバー15の移動に伴ってドーム部22上を摺動するようになっている。シフトレバー15は、ゲート23、スライドカバー24の貫通孔、カバープレート14のシフトゲート13を順に貫通するようになっている。
【0020】
また、シフトレバー15の下部には、斜め上方に向かって開口するピン収容凹部25が設けられている。ピン収容凹部25には、ディテントピン26と、ディテントピン26をピン収容凹部25から突出させる方向に付勢するスプリング27とが収容されている。ディテントピン26は、ドーム部22の下面に形成されたディテント凹部28に係合するようになっている。ディテント凹部28はシフトゲート13とほぼ同様の形状をなしている。
【0021】
また、ハウジング12内におけるドーム部22の裏面側には、シフトロック装置29が取り付けられている。シフトロック装置29はストッパプレート30及び吸引ソレノイド31を備えている。ストッパプレート30は所定形状のストッパゲート32を備えており、ストッパゲート32にはシフトレバー15が挿通されるようになっている。ストッパプレート30には図示しない軸が挿通される孔33が透設されている。ストッパプレート30は、吸引ソレノイド31によって孔33に挿通された軸周りに回動可能に支持されている。シフトロック装置29は、車両のイグニッションがオンの状態になると、吸引ソレノイド31を通電状態に切り替えてシフトレバー15のロックを解除させるようになっている。また、シフトロック装置29は、イグニッションがオフの状態になると、吸引ソレノイド31を非通電状態に切り替えてシフトレバー15をロックさせるようになっている。
【0022】
図1,図3に示すように、ハウジング12においてシャフト18が貫通する側壁34には取付凹部35が形成され、取付凹部35にはセンサユニット36が取り付けられている。図1、図3及び図4に示すように、センサユニット36は、扁平な有底四角箱状のケース37と、ケース37を覆うカバープレート38とを備えている。ケース37の一部は取付凹部35内に収容されている。ケース37内には、同ケース37よりも小さく形成された基板としてのプリント基板39が締結固定されている。
【0023】
また、ハウジング12の側壁34及びケース37には、それぞれ前記シャフト18を貫通させるための貫通孔40,41が連通するように透設されている。これら貫通孔40,41により、シャフト18の先端部は貫通孔40,41を挿通してセンサユニット36内に位置することとなる。シャフト18の先端は、プリント基板39よりもカバープレート38側に位置しており、Eリング42によって抜け止めされている。
【0024】
図3,図4に示すように、ケース37内には、第1センサ機構43及び第2センサ機構44が集中配置されている。第1センサ機構43は、第1可動部材としての第1回動片45、磁石46、第1センサとしての第1MRE素子47a及び第2センサとしての第2MRE素子47bによって構成されている。第1回動片45は、シフトレバー15がシフト方向に操作される際に、シフトレバー15と連動してシフト方向に回動することにより、シフトレバー15のシフト方向への位置を検知するのに用いられている。第1回動片45は、磁石46を備えており、シャフト18の先端部に案内板18aを介して取り付けられている。第1回動片45及び磁石46は、シャフト18と一体で回動可能になっている。
【0025】
図3,図5に示すように、第1MRE素子47a及び第2MRE素子47bは非接触センサを構成しており、プリント基板39において磁石46と対向する位置に1個ずつ取り付けられている。第1及び第2MRE素子47a,47bは、車両の前後方向において並設されており、後側に第1MRE素子47aが取り付けられ、前側に第2MRE素子47bが取り付けられている。第1及び第2MRE素子47a,47bは、第1回動片45と一体で回動する磁石46の磁束の変化をそれぞれ検知するようになっている。
【0026】
第1及び第2MRE素子47a,47bは、磁石46の磁束の変化を検知して4種類のアナログ信号を出力するようになっている。図6(a)に示すように、シフトレバー15がR位置に操作された場合、第1及び第2MRE素子47a,47bは電位c(V)の第1出力信号を出力するようになっている。シフトレバー15が+位置に操作された場合、第1及び第2MRE素子47a,47bは電位c1(V)の第1出力信号を出力するようになっている。シフトレバー15がN位置、S位置及びS/A位置のいずれかに操作された場合、第1及び第2MRE素子47a,47bは電位b(V)の第1出力信号を出力するようになっている。シフトレバー15が−位置に操作された場合、第1及び第2MRE素子47a,47bは電位a(V)の第1出力信号を出力するようになっている。
【0027】
図1、図3〜図5に示すように、第2センサ機構44は、連動部48、第2可動部材としての第2回動片49、磁石50、第2センサとしての第3MRE素子47c及び第2センサとしての第4MRE素子47dによって構成されている。
【0028】
連動部48は、回動軸51の両端部を前記取付凹部35に設けられた一対の嵌合部52に嵌合させることにより、回動軸51を中心として回動可能に取り付けられている。連動部48は、回動軸51の外周面に突設された付勢片53と、回動軸51を介して付勢片53のほぼ反対側に突設された係合片54とを備えている。図3に示すように、これら付勢片53及び係合片54は湾曲形成されている。連動部48は、ハウジング12の側壁34及びケース37に透設された貫通孔55,56に挿通されており、付勢片53がケース37内に配置されているとともに、係合片54がハウジング12内に配置されている。付勢片53は、取付凹部35内のスプリング収容部57内に収容されたスプリング58によって押圧されるようになっている。係合片54は、シフトレバー15がセレクト方向に操作される際に、シフトレバー15に設けられた突部15aによって押圧されるようになっており、付勢片53よりも幅広に設定されている。係合片54の幅は、シフトレバー15がシフト方向におけるどの位置に操作された場合でも、突部15aによる押圧が可能となる大きさに設定されている。また、回動軸51を介して係合片54の反対側には、継手部59が突設されている。継手部59は、シフトレバー15がセレクト方向に操作される際に連動部48が回動するのに伴って第2回動片49を回動させるためのものである。
【0029】
図3〜図5に示すように、第2回動片49は長溝60を備えている。長溝60内には、継手部59の先端部分が連動部48の回動に伴って往復動するようになっている。すなわち、第2回動片49は、シフトレバー15がセレクト方向に操作される際に、シフトレバー15及び連動部48に連動してシフト方向に沿って回動することにより、シフトレバー15のセレクト方向への位置を検知するのに用いられている。第2回動片49は、磁石50を備えており、ケース37内に突設された軸部61に回動可能に軸着されている。第2回動片49及び磁石50は一体に回動するようになっている。なお、第2回動片49は第1回動片45と同一平面上に配置されている。第1及び第2回動片45,49は、第1回動片45が含まれる平面と第2回動片49が含まれる平面とが平行となる位置関係で配置されている。さらに、両第1及び第2回動片45,49は、第1回動片45が含まれる平面と第2回動片49が含まれる平面とが一致する位置関係で配置されている。
【0030】
第3MRE素子47c及び第4MRE素子47dは、非接触センサを構成しており、前記プリント基板39において磁石50に対向する位置に1個ずつ取り付けられている。第3及び第4MRE素子47c,47dは、車両の前後方向において並設されており、後側に第3MRE素子47cが取り付けられ、前側に第4MRE素子47dが取り付けられている。第3及び第4MRE素子47c,47dは、連動部48によって第2回動片49が回動したときに、磁石50の磁束の変化をそれぞれ検知するようになっている。
【0031】
第3及び第4MRE素子47c,47dは、磁石50の磁束の変化を検知して3種類のアナログ信号を出力するようになっている。図6(b)に示すように、シフトレバー15がN位置またはR位置に操作された場合、第3及び第4MRE素子47c,47dは電位d(V)の第2出力信号を出力するようになっている。シフトレバー15がS位置、+位置及び−位置のいずれかに操作された場合、第3及び第4MRE素子47c,47dは電位e(V)の第2出力信号を出力するようになっている。シフトレバー15がS/A位置に操作された場合、第3及び第4MRE素子47c,47dは電位f(V)の第2出力信号を出力するようになっている。このように、磁石50と第3及び第4MRE素子47c,47dとによって、シフトレバー15のセレクト方向への変化が検知可能になる。
【0032】
そして、第1及び第2MRE素子47a,47bからの第1出力信号と、第3及び第4MRE素子47c,47dからの第2出力信号とは、AND回路で演算されて、得られた結果が変速機の接続状態を切換制御するための電子制御装置(ECU)に入力されるようになっている。ECUは、シフトレバー15のシフト方向及びセレクト方向における位置を、第1及び第2出力信号から把握し、把握したシフトレバー15の位置に基づいて、車両の変速機を切り替えるアクチュエータに、所定の操作信号を出力するように構成されている。
【0033】
なお、シフトレバー15がR位置または+位置に操作された場合、シフトレバー15の位置は、第3及び第4MRE素子47c,47dから出力された電位d(V)または電位e(V)の第2出力信号のみに基づいて判断される。つまり、R位置及び+位置は、シフトレバー15のセレクト方向における位置を検知することによって判断される。
【0034】
次に、シフト装置11の作用を説明する。
シフトレバー15がR位置の場合、イグニッションがオフの状態では、吸引ソレノイド31は非通電状態になっており、シフトレバー15はストッパプレート30によってR位置にロックされている。
【0035】
この状態でイグニッションがオンになると、吸引ソレノイド31が通電状態に切り替えられ、ストッパプレート30が回動されてシフトレバー15のロックが解除される。また、磁石46の磁束を検知した第1及び第2MRE素子47a,47bによって第1出力信号が出力されるとともに、磁石50の磁束を検知した第3及び第4MRE素子47c,47dによって第2出力信号が出力される。
【0036】
次に、運転者がノブ16を操作してシフトレバー15をN位置に移動させると、シフトレバー15及び第1回動片45と一体で回動する磁石46の磁束を検知した第1及び第2MRE素子47a,47bによって、電位b(V)の第1出力信号が出力される。また、第2回動片49と一体で回動する磁石50の磁束を検知した第3及び第4MRE素子47c,47dによって、電位d(V)の第2出力信号が出力される。これら第1及び第2出力信号は、AND回路で演算されてECUに入力される。そして、ECUから出力される所定の操作信号に基づいてアクチュエータが作動し、車両の変速機は中立状態に切り換えられる。
【0037】
次に、シフトレバー15をS位置に操作すると、シフトレバー15の突部15aが連動部48の係合片54を押圧するのに伴い、連動部48の継手部59が第2回動片49を回動させる。このとき、第1及び第2MRE素子47a,47bによる電位b(V)の第1出力信号と、第3及び第4MRE素子47c,47dによる電位e(V)の第2出力信号とがAND回路で演算されてECUに入力される。その結果、車両の変速機はシーケンシャル状態に切り換えられる。
【0038】
次に、シフトレバー15を+位置に操作すると、第1及び第2MRE素子47a,47bから電位c1(V)の第1出力信号が出力され、第3及び第4MRE素子47c,47dから電位e(V)の第2出力信号が出力される。このとき、ECUは、第1及び第2出力信号に基づいてアクチュエータを作動させる。その結果、車両の変速機が一段増速側の接続状態に切り換えられる。この状態において、ノブ16から手を離すと、シフトレバー15は、ディテントピン26を押し出すスプリング27の付勢力によってS位置に戻される。なお、S位置に戻ったシフトレバー15を再び+位置に操作すると、変速機は更に一段増速側の接続状態に切り換えられる。
【0039】
また、シフトレバー15を−位置に操作すると、第1及び第2MRE素子47a,47bから電位a(V)の第1出力信号が出力され、第3及び第4MRE素子47c,47dから電位e(V)の第2出力信号が出力される。これら第1及び第2出力信号に基づいて、車両の変速機は一段減速側の接続状態に切り換えられる。この状態において、ノブ16から手を離すと、シフトレバー15は、スプリング27の付勢力によってS位置に戻される。このように、シーケンシャル状態では、手動操作によって変速機の接続状態が切り換えられる。
【0040】
S位置にあるシフトレバー15をS/A位置に操作すると、シフトレバー15の突部15aが連動部48の係合片54をフルに押圧するのに伴い、連動部48の継手部59が第2回動片49を回動させる。このとき、第1及び第2MRE素子47a,47bによる電位b(V)の第1出力信号と、第3及び第4MRE素子47c,47dによる電位f(V)の第2出力信号とがAND回路で演算されて、変速機はシーケンシャル状態からオートマチック状態に切り換えられる。この状態において、ノブ16から手を離すと、シフトレバー15は、スプリング27及びトーションスプリング20の付勢力によってS位置に戻される。オートマチック状態では、変速機の接続状態は、車速及びスロットル開度等に基づいて公知の制御内容で自動的に切り換えられる。
【0041】
また、オートマチック状態で、S位置にあるシフトレバー15を再びS/A位置に操作すると、変速機はオートマチック状態から再びシーケンシャル状態に切り換えられる。このように、シフトレバー15をS位置からS/A位置に操作する度に、変速機はシーケンシャル状態またはオートマチック状態に交互に切り替えられる。なお、変速機がオートマチック状態にあるときにシフトレバー15を+位置または−位置に操作しても、ECUは、第1及び第2MRE素子47a,47bからの第1出力信号を無効と判断する。
【0042】
また、変速機がシーケンシャル状態またはオートマチック状態で、S位置にあるシフトレバー15をN位置に操作すると、シフトレバー15の突部15aが連動部48の係合片54を押圧しなくなり、第2回動片49が回動前の位置に戻る。このとき、第1及び第2MRE素子47a,47bによる電位b(V)の第1出力信号と、第3及び第4MRE素子47c,47dによる電位d(V)の第2出力信号とがAND回路で演算されて、変速機は中立状態に切り換えられる。そして、N位置にあるシフトレバー15をR位置に操作すると、第1及び第2MRE素子47a,47bによる電位c(V)の第1出力信号と、第3及び第4MRE素子47c,47dによる電位d(V)の第2出力信号とがAND回路で演算されて、変速機は後進状態に切り換えられる。
【0043】
なお、ECUは、R位置と+位置との区別を、第1及び第2MRE素子47a,47bから出力される第1出力信号の電位c(V),c1(V)で判断するのではなく、第3及び第4MRE素子47c,47dから出力される第2出力信号の電位d(V),e(V)で判断する。
【0044】
また、シフトレバー15がR位置にあるときにイグニッションがオフの状態になると、吸引ソレノイド31が非通電状態に切り替えられてストッパプレート30が回動し、このストッパプレート30によってシフトレバー15がロックされる。
【0045】
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)第2回動片49は、シフトレバー15がセレクト方向に操作される際にシフトレバー15及び連動部48と連動してシフト方向に沿って回動するようになっている。そのため、第2回動片49を、シフトレバー15がシフト方向に操作される際にシフトレバー15と連動してシフト方向に回動する第1回動片45と同一平面上に配置することができる。ゆえに、第1回動片45及び第2回動片49を取り付けるためのスペースを同一平面上に設定することができるため、第1センサ機構43及び第2センサ機構44の取り付けスペースが小さくなる。したがって、シフト装置11の小型化が可能になる。
【0046】
(2)第1センサ機構43及び第2センサ機構44は、一つのセンサユニット36内に集中配置されている。よって、第1センサ機構43と第2センサ機構44とを別々のセンサユニットとしてシフト装置11に取り付けなくてもよい。すなわち、センサユニット36を複数設ける必要がなくなるため、シフト装置11の製造コストを低減させることができる。また、第1センサ機構43及び第2センサ機構44の着脱作業はセンサユニット36の着脱とともに行われるため、第1センサ機構43及び第2センサ機構44の着脱作業が容易になる。
【0047】
(3)シフトレバー15の位置は、第1及び第2出力信号のいずれか一方だけでなく、第1出力信号と第2出力信号との両方をAND回路で演算して得られた結果によって検知される。つまり、第1及び第2MRE素子47a,47bからの第1出力信号だけでなく、第3及び第4MRE素子47c,47dからの第2出力信号によってもシフトレバー15の正しい位置が検知される。したがって、シフトレバー15を検知する精度を向上させることができる。
【0048】
(4)第1センサ機構43及び第2センサ機構44に設けられた第1〜第4MRE素子47a〜47dは非接触センサを構成しているため、第1〜第4MRE素子47a〜47dが摩耗することはない。よって、第1センサ機構43及び第2センサ機構44を接触センサによって構成した場合に比べ、第1センサ機構43及び第2センサ機構44の耐久性を向上させることができる。
【0049】
(5)第1及び第2MRE素子47a,47bは第1センサ機構43において1個ずつ設けられ、第3及び第4MRE素子47c,47dは第2センサ機構44において1個ずつ設けられている。よって、第1及び第2MRE素子47a,47bのいずれか一つが故障しても、シフトレバー15のシフト方向における位置を検知することができるとともに、第3及び第4MRE素子47c,47dのいずれか一つが故障しても、シフトレバー15のセレクト方向における位置を検知することができる。
【0050】
(6)第1〜第4MRE素子47a〜47dは、ケース37内に締結固定された1枚のプリント基板39上に実装されている。そのため、第1〜第4MRE素子47a〜47dとプリント基板39の縁部に取り付けられたコネクタとの間の配線が容易になる。また、第1〜第4MRE素子47a〜47dの個数をシフトレバー15の各選択位置毎に設ける場合に比べて低減できるため、シフト装置11の製造コストを低減させることができる。
【0051】
(7)センサユニット36は、ハウジング12の外側に取り付けられているため、ハウジング12の内側に取り付けた場合に比べて、センサユニット36のメンテナンスや交換等を簡単に行うことができる。
【0052】
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・第1回動片45が含まれる平面と第2回動片49が含まれる平面とが互いにずれた位置関係で、第1回動片45及び第2回動片49を配置してもよい。
【0053】
・第1〜第4MRE素子47a〜47dを第1及び第2センサとして用いる代わりに、例えばホール素子等を第1及び第2センサとして用いてもよい。また、第1及び第2センサ機構43,44に接触センサを用いてもよい。
【0054】
・磁石46の磁束を検知する第1及び第2MRE素子47a,47bのいずれか一方を省略してもよいし、別のMRE素子を追加してもよい。同様に、磁石50の磁束を検知する第3及び第4MRE素子47c,47dのいずれか一方を省略してもよいし、別のMRE素子を追加してもよい。
【0055】
・プリント基板39に磁石46を取り付けるとともに、第1回動片45に第1及び第2MRE素子47a,47bを取り付けてもよい。また、プリント基板39に磁石50を取り付けるとともに、第2回動片49に第3及び第4MRE素子47c,47dを取り付けてもよい。
【0056】
・前記実施形態において、R位置とN位置、+位置と−位置とを切り換える方向であるシフト方向を第2方向とし、N位置とS/A位置とを切り換える方向であるセレクト方向を第1方向としてもよい。
【0057】
・シフトレバー15を、R位置以外の例えばS位置でロックさせるようにしてもよい。
・シフトゲート13の形状は、前記実施形態の形状に限られる訳ではなく、他の形状に変更されていてもよい。
【0058】
・センサユニット36をハウジング12の内側に取り付けてもよい。
・シフト装置11はフロアコンソールFに設けられることに限られず、例えばインストルメントパネルや、ステアリングシャフトを備えるコラム等に設けられていてもよい。
【0059】
次に、上記実施形態及び他の実施形態によって把握される技術的思想を以下に記載する。
(1)請求項4において、前記第1及び第2センサは非接触センサを構成していることを特徴とするシフト装置。よって、技術的思想(1)によれば、第1及び第2センサの耐久性を向上させることができる。
【0060】
(2)請求項4、技術的思想(1)のいずれか一項において、前記第1及び第2センサは、前記第1及び第2可動部材に取り付けられた磁石の磁力を検知するMRE素子を備えており、前記第1及び第2センサ機構において複数個ずつ設けられていることを特徴とするシフト装置。よって、技術的思想(2)によれば、第1及び第2センサのいずれか一つが故障してもシフト部材の位置を検知することができる。
【0061】
(3)車両の変速機の接続状態を切り換えるために操作され、互いに直交する第1方向及び第2方向へ操作可能なシフト部材と、前記シフト部材が前記第1方向に操作されるとき、同シフト部材の位置を検知するのに用いられる第1可動部材と、前記シフト部材が前記第2方向に操作されるとき、同シフト部材の位置を検知するのに用いられる第2可動部材とを備え、前記第1可動部材が含まれる平面と前記第2可動部材が含まれる平面とがほぼ平行となる位置関係で両可動部材が配置されていることを特徴とするシフト装置。
【0062】
(4)車両の変速機の接続状態を切り換えるために操作され、互いに直交する第1方向及び第2方向へ操作可能なシフト部材と、前記シフト部材が前記第1方向に操作されるとき、同シフト部材の位置を検知するのに用いられる第1可動部材と、前記シフト部材が前記第2方向に操作されるとき、同シフト部材の位置を検知するのに用いられる第2可動部材とを備え、前記第1可動部材が含まれる平面と前記第2可動部材が含まれる平面とが一致する位置関係で両可動部材が配置されていることを特徴とするシフト装置。
【0063】
(5)車両の変速機の接続状態を切り換えるために操作され、互いに直交する第1方向及び第2方向へ操作可能なシフト部材と、前記シフト部材が前記第1方向に操作されるとき、同シフト部材の位置を検知するのに用いられる第1可動部材によって構成される第1センサ機構と、前記シフト部材が前記第2方向に操作されるとき、同シフト部材の位置を検知するのに用いられる第2可動部材によって構成される第2センサ機構とを備え、前記シフト部材が前記第1方向に操作される際に、前記第1センサ機構に設けられた第1センサが前記第1可動部材の位置を検知したことで出力する第1出力信号と、前記シフト部材が前記第2方向に操作される際に、前記第2センサ機構に設けられた第2センサが前記第2可動部材の位置を検知したことで出力する第2出力信号とをAND回路で演算して得られた結果により、前記シフト部材の位置が検知されることを特徴とするシフト装置。
【0064】
(6)車両の変速機の接続状態を切り換えるために操作され、互いに直交する第1方向及び第2方向へ操作可能なシフト部材が前記第1方向に操作される際に、第1センサが第1可動部材の位置を検知したことで第1出力信号を出力するとともに、前記シフト部材が前記第2方向に操作される際に、第2センサが第2可動部材の位置を検知したことで第2出力信号を出力し、これら第1及び第2出力信号をAND回路で演算して得られた結果により前記シフト部材の位置を検知することを特徴とするシフト装置によるシフト部材の位置検知方法。
【0065】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、シフト装置の小型化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態におけるシフト装置の模式分解斜視図。
【図2】 シフト装置の模式斜視図。
【図3】 センサユニットの模式断面図。
【図4】 センサユニットの模式分解斜視図。
【図5】 連動部、第1回動片及び第2回動片の位置関係を示す概略図。
【図6】 (a)は、第1出力信号を示すグラフ、(b)は、第2出力信号を示すグラフ。
【符号の説明】
11…シフト装置、15…シフト部材としてのシフトレバー、15a…突部、18…シャフト(第1連動部)、36…センサユニット、43…第1センサ機構、44…第2センサ機構、45…第1可動部材としての第1回動片、47a…第1センサとしての第1MRE素子、47b…第1センサとしての第2MRE素子、47c…第2センサとしての第3MRE素子、47d…第2センサとしての第4MRE素子、48…連動部(第2連動部)、49…第2可動部材としての第2回動片、51…回動軸、53…付勢片、54…係合片、59…継手部、60…長溝。
Claims (4)
- 車両の変速機の接続状態を切り換えるために操作され、互いに直交する第1方向及び第2方向へ操作可能なシフト部材と、前記シフト部材が前記第1方向に操作されるとき、変速装置の複数の変速位置に対応して設定される同シフト部材の位置を検知するのに用いられる第1可動部材と、前記シフト部材が前記第2方向に操作されるとき、変速装置の複数の変速位置に対応して設定される同シフト部材の位置を検知するのに用いられる第2可動部材とを備えるとともに、前記第1及び第2可動部材は同一平面上で前記第1方向へ回動可能に設け、
さらに、前記シフト部材と前記第1可動部材との間に配設されるとともに、同シフト部材の前記第1方向への操作を前記第1可動部材の前記第1方向への回転運動に変換する第1連動部と、
前記シフト部材と前記第2可動部材との間に配設されるとともに、同シフト部材の前記第2方向への操作を前記第2可動部材の前記第1方向への回転運動に変換する第2連動部とを備え、
前記第1及び第2可動部材は、前記第1及び第2連動部を通じて、前記シフト部材の全操作範囲にわたって同シフト部材の前記第1及び第2方向への操作量に応じて回動するようにしたことを特徴とするシフト装置。 - 請求項1に記載のシフト装置において、
前記第2連動部は、前記第1方向へ延びるとともに、前記第2方向へ回動可能に設けられた回動軸と、
前記回動軸の外周面に突設されるとともに、前記シフト部材の前記第2方向への操作に伴い同シフト部材に設けられた突部を通じて前記回動軸を回動させるべく押圧される係合片と、
前記回動軸の外周面における前記係合片と反対側の部位に突設されるとともに、前記係合片が前記突部を通じて押圧された際に前記回動軸が回動しようとする方向と反対方向へ同回動軸を回動させるべく常時付勢される付勢片と、
前記回動軸の外周面に対して前記第2可動部材へ向けて突設された継手部とを備える一方、
前記第2可動部材の前記継手部に対応する側面には前記第1方向へ延びる長溝を形成するとともに、同長溝内には前記継手部の先端部を同長溝に沿って往復動可能に収容し、
前記シフト部材の前記第2方向への操作に伴い前記突部を通じて前記係合片が押圧されたとき、前記継手部が前記付勢片に作用する付勢力に抗して前記回動軸を中心として回動しつつ長溝に沿って相対的に変位することにより、前記第2可動部材は前記第1方向へ回動するようにしたことを特徴とするシフト装置。 - 前記第1可動部材によって構成される第1センサ機構と、前記第2可動部材によって構成される第2センサ機構とを、一つのセンサユニット内に集中配置したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシフト装置。
- 前記シフト部材が前記第1方向に操作される際に、前記第1センサ機構に設けられた第1センサが前記第1可動部材の位置を検知したことで出力する第1出力信号と、前記シフト部材が前記第2方向に操作される際に、前記第2センサ機構に設けられた第2センサが前記第2可動部材の位置を検知したことで出力する第2出力信号とをAND回路で演算して得られた結果により、前記シフト部材の位置が検知されることを特徴とする請求項3に記載のシフト装置。
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