JP3993907B2 - カルシウム吸収促進剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、加熱凝固性β−1,3−グルカン、好ましくはカードランを含有する腸管からのカルシウム吸収促進剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
このところ、カルシウムの摂取不足が骨粗鬆症、高血圧、大腸癌などの重篤な疾病の原因となりうることが指摘され、カルシウム製剤とともにカルシウムの吸収を促進する成分の研究が盛んになってきている。
カルシウムの吸収を促進する成分としては、従来ビタミンDや乳糖、骨由来のペプチド(特開平4−16165号)、酪酸(特開平4−108360号)、ガラクトオリゴ糖(特開平4−134031号)、第一塩化鉄(特開平7−247218号)、タラまたはオキアミ由来の蛋白質(特開平7−194314号)、水溶性キトサン(特開平7−194316号)、豆乳蛋白質高分子画分(特開平7−75525号)などが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし従来技術において、ビタミンDは生体内でも合成される物質であるので、ビタミンDが充分に合成されている人はあまり効果が期待できないし、乳糖は乳糖不耐症の人には、下痢などの副作用が出る場合がある。また蛋白質やペプチド類は原料に由来する臭味のあることが多くその他の糖類も製造コスト的に問題があり実用化は困難である。
本発明者らは、容易に且つ廉価に入手しうるもので腸管からのカルシウムの吸収を促進させる成分はないかと種々研究を重ねていたが、意外にも従来食品類の製造に凝固剤や結合剤として用いられてきた加熱凝固性β−1,3−グルカン類がカルシウムの腸管吸収を促進させることをつきとめ、さらに研究を進めて本発明を完成した。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は
(1)加熱凝固性β−1,3−グルカンを含有してなるカルシウム吸収促進剤、および
(2)加熱凝固性β−1,3−グルカンがカードランである前記(1)記載のカルシウム吸収促進剤、
である。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明に用いられる加熱凝固性β−1,3−グルカンは、グルコースが主にβ−1,3−結合によって結合されている加熱凝固性を有する多糖類である。その起源は特に限定されず、微生物、動物、植物、その他いずれの起源であってもよいが、好ましいものは微生物由来のものである。微生物由来の多糖類としては、例えばカードラン、パラミロン、パキマン等が挙げられ、このうち特に好ましいものはカードランである。
カードランは微生物により生産されるグルコースが主にβ−1,3−結合によって結合されている加熱凝固性を有する多糖類であり、たとえば、アルカリゲネス属またはアクロバクテリウム属の微生物によって生産される多糖類が挙げられる。具体的には、アルカリゲネス・フェカリス・バール・ミクソゲネス菌株10C3Kにより生産される多糖類〔アグリカルチュラル・バイオロジカル・ケミストリー(Agricultural Biological Chemistry)、30巻、196頁(1966)〕、アルカリゲネス・フェカリス・バール・ミクソゲネス菌株10C3Kの変異株NTK−u(IFO 13140)により生産される多糖類(特公昭48−32673号)、アクロバクテリウム・ラジオバクター(IFO 13127)およびその変異株U−19(IFO 13126)により生産される多糖類(特公昭48−32674号)などが使用できる。
パラミロンは、微生物により生産される多糖類であり、例えばユーグレナ属の微生物によって生産されるものが挙げられる。具体的にはユーグレナ・グラシリス・クレブス(Euglena gracilis Klebs)NIES−47、ユーグレナ・グラシリス・クレブス NIES−48、ユーグレナ・グラシリス・バラエティ・バチラリス・プリンシェイム(Euglena gracilis var. bacillaris pringsheim)NIES−49等により生産される多糖類が挙げられる。これらの菌は、(財)地球・人間環境フォーラムに保管されている公知菌株である。本発明では該多糖類に加熱凝固性をもたせたものが使用され得る。たとえば前記多糖類をアルカリで溶解後、不溶物を除去し、pH10以下に調整して析出したものが用いられる。
パキマンはポリア・コカス(Poria cocas)菌核グルカンである。
【0006】
これらの加熱凝固性β−1,3−グルカンは単独で投与してもよく、また自体公知のカルシウム剤と共に経口投与するとより効果的であり、カルシウム摂取の欠乏による種々の疾病たとえば骨粗鬆症、くる病等の予防、治療に有効である。カルシウム剤としてはたとえば、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、水酸化カルシウム、乳酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、カキ殻、サンゴ等由来の貝カルシウム、コンブ、ヒジキ、ワカメなどの藻類由来のカルシウム、脊椎動物の骨や卵殻由来のカルシウムなどが挙げられる。
本発明に用いられる加熱凝固性β−1,3−グルカンは、既に述べたとおり食品の材料として用いられてきたものであるので、それを含む食品として日常の食生活において適量を摂取することができる。
摂取量に関しては、特に制限はないが、大人1日当たり0.1〜10g、好ましくは、0.5〜5g程度を経口投与する。また、飼料中に添加して家禽、家畜などの動物に与え、栄養の改善を図ることもできる。またカルシウム剤と共に他の賦形剤、増量剤などと共に錠剤、顆粒剤、カプセル剤、シロップ剤等の形態で医薬品とすることもできる。
【0007】
【実施例】
以下に実施例、実験例をあげて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はそれらにより限定されるものではない。
実施例1
小麦粉450g、砂糖220g、全卵70g、バター180g、カードラン50g、炭酸カルシウム20g、ベイキングパウダー6g、食塩2g、バニラエッセンス2gを用いて生地を生成し、冷却した後、整形して焙焼しクッキーを調製した。
実施例2
温水150gに砂糖26g、粉末ゼラチン5gを添加し溶解させた後、レモン果汁6g、レモンの皮3g、カードラン6g、炭酸カルシウム3g、ホワイトキュラソー1gを加え撹拌しゼリー型に入れた。冷蔵庫で4時間冷却しレモンゼリーを得た。
【0008】
実施例3
〔錠剤〕
炭酸カルシウム 40g
カードラン 40g
乳糖 30g
澱粉 82g
カルボキシメチルセルロース 3g
ステアリン酸マグネシウム 5g
粉末状の上記成分を用いて常法により顆粒化し、打錠(1錠200mg、直系6.0mm)して、1錠当たりカルシウム16mg、カードランを40mg含有する普通面の錠剤を1000錠製造した。
実施例4〜6
〔表1〕に示す組成を有する飼料を調製し、それぞれ対照食、実施例4〜6とした。
実験例1
9週齢のSD計雄性ラット6匹を1群とし、セルロースを10重量%含む対照食を対照群、このセルロースの10重量%を全て前記カードランに置き換えたものを実施例4群とした。
【0009】
【表1】
水と対照食あるいは実施例4の飼料を5日間自由に摂取させ、給餌開始後3日目より2日間出納実験を行った。飼料摂取量は給餌した飼料の重量から残された飼料の重量を差し引くことにより求めた。出納実験終了後、糞を採取し、110℃の恒温器内で3時間乾燥させた。この糞を粉砕機で砕き、さらに乳鉢で細かくすり潰した後、3Nの塩酸に溶解し、カルシウムの含有量をカルシウム測定キット、カルシウムE−テストワコー(和光純薬工業株式会社製)を用いて測定し、糞中のカルシウム含有率を求めた。各実験飼料中のカルシウム含有率は0.536%であり、下式によりカルシウム(Ca)の見かけの吸収率を算出した。
【0010】
【数1】
摂食量(カルシウム摂取量)、糞中カルシウム排泄量およびカルシウム吸収率をノンパラメトリック検定により有意差検定した。その結果を〔表2〕に示す。実施例4群は対照群より著しく高い吸収率が認められ、危険率1%で有意差が示された。
【0011】
【表2】
【0012】
実験例2
9週齢のSD系雄性ラット8匹を1群とした。飼料組成は、〔表1〕に記載の実験例1で使用したセルロースを10重量%含む対照食を対照群とし、このセルロース7.5重量%を前記カードランに置き換えたものを実施例5群とした。
実験例1と同様に、水と対照食あるいは実施例5の飼料を5日間自由に摂取させ、給餌開始後3日目より2日間出納実験を行った。実験終了後、摂食量(カルシウム摂取量)、糞中カルシウム排泄量およびカルシウム吸収率を実験例1に記載の計算式より算出し、ノンパラメトリック検定により有意差検定した。その結果を〔表3〕に示す。実施例5群は対照群よりも高い吸収率が認められ、危険率5%で有意差が示された。
【0013】
【表3】
【0014】
実施例3
11週齢のSD系雄性ラット6匹を1群とした。飼料組成は、〔表1〕に記載のセルロースを10重量%含む対照食を対照群とし、このセルロース2.5重量%を前記カードランに置き換えたものを実施例6群とした。実験例1と同様に、水と対照食あるいは実施例6の飼料を5日間自由に摂取させ、給餌開始後3日目より2日間出納実験を行った。実験終了後、摂取量(カルシウム摂取量)、糞中カルシウム排泄量およびカルシウム吸収率を実験例1に記載の計算式より算出し、ノンパラメトリック検定により有意差検定した。その結果を〔表4〕に示す。実施例6群は対照群よりも高い吸収率が認められ、危険率5%で有意差が示された。またこの試験に用いたカードランの配合量はカルシウムの吸収を促進すると言われている乳糖の必要量よりも低いものであった。これらの結果から、カードランは低濃度でも腸管からのカルシウム吸収を促進する作用を有することが示された。
【0015】
【表4】
【0016】
【発明の効果】
経口的にカルシウム摂取はしているものの、腸管からのカルシウム吸収が充分でないため体内でのカルシウムが不足勝ちな人や哺乳動物が存在する。それらの人その他の哺乳動物に加熱凝固性β−1,3−グルカンを含有してなる医薬、食品、飼料を与えることにより、経口的に摂取したカルシウムを効率よく腸管から体内に吸収させることができる。
Claims (2)
- 加熱凝固性β−1,3−グルカンを含有してなるカルシウム吸収促進剤。
- 加熱凝固性β−1,3−グルカンがカードランである請求項1記載のカルシウム吸収促進剤。
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