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JP3989482B2 - 防振装置 - Google Patents

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JP3989482B2
JP3989482B2 JP2004321294A JP2004321294A JP3989482B2 JP 3989482 B2 JP3989482 B2 JP 3989482B2 JP 2004321294 A JP2004321294 A JP 2004321294A JP 2004321294 A JP2004321294 A JP 2004321294A JP 3989482 B2 JP3989482 B2 JP 3989482B2
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Honda Motor Co Ltd
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

本発明は支持体に振動源をマウントする防振装置に関する。
防振装置は、エンジン等の振動源が発生する振動を吸収することで、振動が支持体に伝達されないようにするものである。このような防振装置としては各種あり、例えば液封式マウントの開発が進められている(例えば、特許文献1−3参照。)。
特開平8−247208号公報 特開平9−177866号公報 特開2001−50331公報
このような従来の液封式の防振装置は、振動源であるエンジンに取付ける第1取付部材と支持体に取付ける筒状の第2取付部材との間をラバー等の弾性部材にて連結し、第2取付部材に取付けたダイヤフラムと弾性部材とにより液室を設け、この液室を主液室と副液室とに仕切部材で仕切り、主液室と副液室との間をオリフィスで連通したものである。オリフィスを介して主液室と副液室との間で作動液が通過することにより、エンジンの振動を減衰させることができる。
ところで近年、防振装置の軽量化やコストダウン等の要求が高まっている。上記従来の液封式の防振装置においては、第2取付部材のうち、支持体に取付けるブラケットを樹脂製品とすることによって、軽量化やコストダウンを図るようにしている。
すなわち、特許文献1の防振装置は、弾性部材が取付けられた筒状の樹脂製ブラケットの内部に仕切部材、ダイヤフラム及び皿状の金属製キャップをこの順に嵌合したというものである。金属製キャップは、樹脂製ブラケットに直接に圧入することで取付けることができる。
特許文献2の防振装置は、弾性部材が取付けられた筒状の樹脂製ブラケットの内部に、筒状の金属製ブラケットをインサート成形によって取付けたというものである。金属製ブラケットは、樹脂製ブラケットの軸方向全長にわたって配置することになる。このようにして、ブラケットを、外側の樹脂製ブラケットと内側の金属製ブラケットの、内外二重構造にした。
金属製ブラケットの内部に仕切部材、ダイヤフラム及び皿状の金属製キャップをこの順に嵌合した後に、金属製ブラケットの一端を径方向内側にかしめることで、これらの部材を取付けることができる。
特許文献3の防振装置についても同様の構成である。
しかしながら、特許文献1においては、金属製キャップを圧入するときに、樹脂製ブラケットに径方向の外力が作用する。外力が過小であると、樹脂製ブラケットに対する金属製キャップの取付けが不完全となる。また、外力が過大であると、樹脂製ブラケットが破壊する心配がある。このようなことから、樹脂製ブラケットや金属製キャップの寸法管理や品質管理を十分に行う必要があり、管理工数が増大するので、改良の余地がある。
また、特許文献1〜3の防振装置においては、仕切部材、ダイヤフラム及び皿状の金属製キャップからなる液封構造部分をブラケットに一つずつ個別に組込むことになる。
ところが、弾性部材や液封構造部分は、振動源の種類に応じて複数種ある。これに対して、ブラケットは1種類ですむことが多いので共用化できる。複数種ある弾性部材や液封構造部分を部分的に組み立てておき、その複数種の部分組立体から、用途に応じたものを選択してブラケットに取付けるようにすれば、組立作業効率を高めるとともに、管理工数を低減することができる。
このように、軽量化等のために樹脂化したブラケットに対して、弾性部材等を組込んだ部分組立体を効率良く組付けるには、ブラケットに対して部分組立体を圧入によって組付けることが好ましい。
しかしながら、単に圧入する構成にしただけでは、ブラケットに部分組立体を圧入するときの力を適切に設定する必要がある。そのためには、各部品の寸法管理や品質管理を十分に行う必要があり、管理工数が増大するので、改良の余地がある。
本発明は、(1)防振装置の軽量化を図ることができ、(2)防振装置のうち、支持体又は振動源に取付けるブラケットに、弾性部材等を組込んだ部分組立体を圧入によって効率良く組付けることができ、(3)圧入するときの外力から樹脂製ブラケットを十分に保護することができる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、振動源又は支持体に取付ける第1取付部材と、支持体又は振動源に取付ける筒状の第2取付部材と、これらの第1・第2取付部材間を連結する弾性部材とを備えた防振装置において、
第2取付部材に、弾性部材を連結した金属製筒部材と、この金属製筒部材を圧入した金属製ブラケットと、この金属製ブラケットを支持するとともに支持体又は振動源に取付けるように構成した樹脂製ブラケットとを備え、
金属製ブラケットに、金属製筒部材を圧入する圧入部と、金属製筒部材を圧入することのない非圧入部とを有し、
この非圧入部を、ゴム部材を介して樹脂製ブラケットに埋設したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、非圧入部が、金属製筒部材に対して、この筒部材の軸方向では重なるとともに軸直角方向では離間した構成であり、金属製ブラケットに、圧入部と非圧入部とを接続する段差状の接続部を一体に形成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、第2取付部材のうち、支持体又は振動源に取付ける部分を、樹脂製ブラケットにて構成したので、防振装置の軽量化を図ることができる。
さらに請求項1に係る発明では、金属製ブラケットのうち非圧入部を、ゴム部材を介して樹脂製ブラケットに埋設したものである。弾性部材が連結された金属製筒部材を金属製ブラケットの圧入部に圧入するときに、圧入部に作用した径方向の外力を、非圧入部やゴム部材によって緩和することができる。この結果、圧入時に樹脂製ブラケットに作用する外力は減少する。従って、圧入部に金属製筒部材を圧入するときの外力から、樹脂製ブラケットを十分に保護することができる。
しかも、圧入部に金属製筒部材を圧入するときの力を十分に適切な値に設定することができる。このため、防振装置のうち、支持体又は振動源に取付ける樹脂製ブラケットに、弾性部材等を組込んだ部分組立体を圧入によって効率良く組付けることができる。
請求項2に係る発明では、金属製ブラケットのうち非圧入部を、金属製筒部材に対して、筒部材の軸方向では重なるとともに軸直角方向では離間するように構成し、さらに、圧入部に段差状の接続部を介して一体に形成したものである。従って、圧入部に作用した径方向の外力を、非圧入部やゴム部材の他に、段差状の接続部によっても緩和することができる。この結果、圧入時に樹脂製ブラケットに作用する外力を、より一層減少させることができる。圧入するときの外力から、樹脂製ブラケットをより一層十分に保護することができる。
本発明を実施するための最良の形態を、添付図に基づいて以下に説明する。
図1は本発明に係る防振装置の断面図である。図2は本発明に係る防振装置の分解図であり、図1に対応させて示した。
図1に示すように、防振装置10は、車両における車体BD(支持体)とエンジンEG(振動源)との間に配置され、エンジンEGを振動を防止しつつ支持する防振支持機構であり、車両用液封エンジンマウントの機能を有する。
図1及び図2に示すように、防振装置10は、動力源としてのエンジンEGに取付ける第1取付部材11と、車体BDに取付ける筒状の第2取付部材12と、これらの第1・第2取付部材11,12間を連結した弾性部材13と、この弾性部材13から距離を隔てて第2取付部材12に固定したダイヤフラム14と、少なくとも弾性部材13及びダイヤフラム14により区画した第1液室15と、この第1液室15を弾性部材13側の主液室16及びダイヤフラム14側の副液室17に仕切るように第2取付部材12に固定した仕切部材18とを備える。
これらの第1・第2取付部材11,12、弾性部材13、ダイヤフラム14、第1液室15及び仕切部材18は、防振装置10における上下方向の軸心CL上に配列したものである。主液室16及び副液室17は作動液Lqを封入する空間である。
以下、防振装置10について詳細に説明する。
第1取付部材11は、エンジンブラケットBeを介してエンジンEGに取付ける金属製部材である。
第2取付部材12は、弾性部材13を連結した金属製筒部材20と、この金属製筒部材20を圧入した金属製ブラケット30と、この金属製ブラケット30を支持するとともに車体BDに取付けるように構成した樹脂製ブラケット40とからなる。
弾性部材13は、第1取付部材11と第2取付部材12との間で伝達される振動を、弾性変形することにより吸収するゴムブロックである。
上記第2取付部材12について説明すると、金属製筒部材20は、例えば鋼材やアルミニウム合金材からなる円筒状の部材である。金属製筒部材20の詳細については後述する。
樹脂製ブラケット40は、円筒状の筒部41と、この筒部41から軸直角方向へ延びた取付部42とからなる、一体成形品である。取付部42は、筒部41の下端から径外方へ延びたブラケットであって、車体BDに重ねてボルト止めにて取付ける部材である。
金属製ブラケット30は、例えば鋼材やアルミニウム合金材からなる円筒状の部材であって、金属製筒部材20を圧入する円筒状の圧入部31と、金属製筒部材20を圧入することのない円筒状の非圧入部32と、これらの圧入部31と非圧入部32とを接続する接続部33と、金属製筒部材20の抜け止めをなすストッパ部34とからなる、一体成形品である。このような金属製ブラケット30は、例えば一定厚みを有する板材やパイプ材のプレス成形品からなり、径方向へ若干弾性変形することが可能である。
ストッパ部34、圧入部31、接続部33及び非圧入部32は、軸心CL上にエンジンEG側から車体BD側へ向かってこの順に、互いに連なって配列したものである。
圧入部31の径よりも非圧入部32の径は大きい。非圧入部32は、圧入部31に段差状の接続部33を介して接続することになる。接続部33は、圧入部31と非圧入部32とを径方向に段差を設けて繋ぐように、環状円板にて構成した部材である。図2に示すように、圧入部31における軸方向の長さX1は、非圧入部32における軸方向の長さX2よりも大きく、例えば2倍程度である。
さらに非圧入部32は、緩衝材としてのゴム部材50を介して、樹脂製ブラケット40に埋設したことを特徴とする。詳しく述べると、非圧入部32の全面(外面及び内面)を一定厚みのゴム部材50にて被覆し、さらに筒部41内に一体成形等によって埋設することで、樹脂製ブラケット40に金属製ブラケット30の基端を取付けたものである。ゴム部材50は、非圧入部32に一体成形や焼き付け等によって固着すればよい。
この場合、筒部41の上端部(エンジンEG側)に非圧入部32を埋設することになる。金属製ブラケット30のうち、圧入部31及び接続部33は、樹脂製ブラケット40の上端からエンジンEG側へ露出している。
さらに非圧入部32は、接続部33とは反対側の縁を径外方へ若干折り返すことで、縁に外縁部32aを備える。外縁部32aをも筒部41に埋設したので、樹脂製ブラケット40に対する金属製ブラケット30の抜け止めを図ることができる。
以上の説明から明らかなように、金属製ブラケット30を樹脂製ブラケット40に組み付けることによって、図2に示すように、1つの部分組立体61(以下、第1部分組立体61と言う。)として組み立てることができる。
なお、ストッパ部34は、圧入部31の先端に設けた小径の括れ部分からなる。
図3は本発明に係る弾性部材、ダイヤフラム、仕切部材、金属製筒部材周りの分解図である。図2及び図3に示すように金属製筒部材20は、大径の第1円筒部21と、第1円筒部21の一端に連なる環状円板22と、環状円板22に連なる小径の第2円筒部23とを、一体に形成したものである。このような金属製筒部材20は、例えば一定厚みを有する板材やパイプ材のプレス成形品からなる。
第1円筒部21は、弾性部材13を収納するとともに取付け、金属製ブラケット30の圧入部31に嵌合する部分である。第2円筒部23は、ダイヤフラム14及び仕切部材18を取付ける部分である。
ダイヤフラム14は、第2円筒部23の下端(図1に示す車体BD側)を塞ぐとともに、仕切部材18側へ凸となるように湾曲した、薄膜状ゴム材等の弾性材からなる。従って、ダイヤフラム14は防振装置10の軸方向に変位可能である。
さらにダイヤフラム14は、外周の縁で第2円筒部23の下端を包み込むように形成するとともに、外周の縁に一体に形成した被覆膜14aによって、金属製筒部材20の内面の全体を被覆した構成である。被覆膜14aは、一定厚みを有した薄膜であり、金属製筒部材20に一体成形や焼き付け等によって固着すればよい。
ダイヤフラム14を一体的に設けた金属製筒部材20内に、仕切部材18、側部仕切り部材90(後述する)、弾性部材13をこの順に組付けた後に、第1円筒部21の上端の縁部を径方向の内側へ折り返すことによって、1つの部分組立体62(以下、第2部分組立体62と言う。)として組み立てることができる。
このような第2部分組立体62における第1円筒部21を、金属製ブラケット30の圧入部31に圧入し、ストッパ部34に当たるまで嵌合させることで、図1に示すように、樹脂製ブラケット40に弾性部材13を含む第2部分組立体62を簡単に取付けて、防振装置10の組立を完成させることができる。
ところで、図2に示すように、第1円筒部21における軸方向の長さX3は、圧入部31における軸方向の長さX1よりも大きく、例えば2倍程度である。このため、第1円筒部21のうち、圧入部31に嵌合した残りの部分は樹脂製ブラケット40内に収納されることになる。金属製筒部材20の下端は取付部42の取付け面とほぼ同じ高さになる。
この結果、図1に示す如く非圧入部32は、金属製筒部材20に対して、この筒部材20の軸方向(軸心CLの方向)では重なるとともに、軸直角方向(軸心CLに対して直角方向)では径外方へ一定寸法だけ離間した構成となる。
以上の説明をまとめると、次の通りである。
図1に示すように、第2取付部材12のうち、車体BD(支持体)又はエンジンEG(振動源)に取付ける部分を、樹脂製ブラケット40にて構成したので、防振装置10の軽量化を図ることができる。
さらに防振装置10は、図2に示すように、金属製ブラケット30のうち非圧入部32を、ゴム部材50を介して樹脂製ブラケット40に埋設したものである。弾性部材13が連結された金属製筒部材20を金属製ブラケット30の圧入部31に圧入するときに、圧入部31に作用した径方向の外力fpを、非圧入部32やゴム部材50によって緩和することができる。この結果、圧入時に樹脂製ブラケット40に作用する外力は減少する。従って、圧入部31に金属製筒部材20を圧入するときの外力から、樹脂製ブラケット40を十分に保護することができる。
しかも、圧入部31に金属製筒部材20を圧入するときの力fpを十分に適切な値に設定することができる。このため、防振装置10のうち、図1に示す車体BD又はエンジンEGに取付ける樹脂製ブラケット40に、弾性部材13等を組込んだ第2部分組立体62を圧入によって効率良く組付けることができる。
さらに防振装置10は、図1に示すように、金属製ブラケット30のうち非圧入部32を、金属製筒部材20に対して、筒部材20の軸方向では重なるとともに軸直角方向では離間するように構成し、さらに、圧入部31に段差状の接続部33を介して一体に形成したものである。従って、圧入部31に作用した径方向の外力fp(図2参照)を、非圧入部32やゴム部材50の他に、段差状の接続部33によっても緩和することができる。この結果、圧入時に樹脂製ブラケット40に作用する外力を、より一層減少させることができる。圧入するときの外力から、樹脂製ブラケット40をより一層十分に保護することができる。
次に、弾性部材13、仕切部材18及び側部仕切り部材90について説明する。
図4(a)〜(d)は本発明に係る弾性部材の構成図である。(a)は弾性部材13の平面構成を示す。(b)は(a)のb−b線断面構成を示す。(c)は(a)のc矢視方向の構成を示す。(d)は(b)のd−d線断面構成を示す。
図4に示すように、弾性部材13は、第1取付部材11を一体化した上端部71から下端部72にかけて概ね円柱状を呈した部材であって、下端部72から下方へ大きく開放した下部空洞部73と、側部から側方へ大きく開放した前後一対又は左右一対の側部空洞部(第1側部空洞部74及び第2側部空洞部75)とを有する。
ここで、図4(a)及び(d)に示すように、弾性部材13を上下方向から見たときに、弾性部材13の軸心CLを通る一方の直線を第1線L1とし、軸心CLを通り第1線L1に直交する直線を第2線L2とする。第1・第2側部空洞部74,75は、第1線L1に対して、互いに線対称形である。
弾性部材13のうち、上半分の上端部71の径は、下半分の下端部72の径よりも大きい。上端部71の外周面は上の芯金76にて覆われ、また、下端部72の外周面は下の芯金77にて覆われた構成である。
上端部71と下端部72との間の段差部分には、上端部71から下端部72へ向かって延びる一対の位置決め凸部78,78を有する。これらの位置決め凸部78,78は、第1線L1上に配列している。
図5(a)〜(d)は本発明に係る仕切部材の構成図である。(a)は仕切部材18の平面構成を示す。(b)は(a)のb−b線断面構成を示す。(c)は(a)のc−c線断面構成を示す。(d)は(b)のd矢視方向の構成を示す。
図5に示すように、仕切部材18は中空円盤状の樹脂成形品であり、上端に一体に形成したフランジ81を有する。この仕切部材18は、軸心CL上に形成した中空部82に、ゴム材等からなる円板状の弾性仕切り板83を嵌合し、その上からカバープレート84を重ねて、熱カシメ等によって固定したものである。カバープレート84は、弾性仕切り板83に臨む複数の貫通孔84aを有する金属製薄板である。
弾性仕切り板83は、図2に示すように主液室16や副液室17に臨んでいる。弾性仕切り板83が弾性変位することによって、主液室16や副液室17の内圧の変化を吸収するとともに、中周波数領域の振動に対する動特性を高めることができる。
さらに仕切部材18は、外周面85に形成した外周溝86を有する。外周溝86の一端86aは仕切部材18の上端面87を介してカバープレート84の貫通孔84bに連通する。外周溝86の他端86bは仕切部材18の下端面88に連通する。図5(a)に示すように、外周溝86は一端86aから図時計回りに約315°だけ形成し、その端を他端86bとしたものである。
仕切部材18の取付けは、次のように行う。図3に示すように、仕切部材18を金属製筒部材20内に入れて、第2円筒部23の内面に張ってある被覆膜14aに圧入し、フランジ81を環状円板22に重ねる。この結果、図2に示すように、仕切部材18を金属製筒部材20に取付けることができる。
被覆膜14aに仕切部材18を圧入することで、被覆膜14aに仕切部材18の外周面85を若干食い込ませて、液封性を確保しつつ固定することができる。このようにして、被覆膜14aと外周溝86とにより連通路89を構成した。また、仕切部材18と下部空洞部73とによって主液室16を構成した。
連通路89は、図2に示す主液室16と副液室17との間を連通するオリフィスの機能を有する。以下、連通路89のことを「第1オリフィス89」と言い換えることにする。
図6(a)〜(c)は本発明に係る側部仕切り部材の構成図である。(a)は側部仕切り部材90の平面構成を示す。(b)は(a)のb矢視方向の構成を示す。(c)は(a)のc矢視方向の構成を示す。
図6(a)に示すように、側部仕切り部材90は平面視略C形状の樹脂成形品である。このような側部仕切り部材90は、図4(b),(c)及び図6(a)に示すように、弾性部材13の下端部72に液封性を確保しつつ嵌合することによって取付けることができ、上端に一対の位置決め凹部91,91を有する。これらの位置決め凹部91,91は、第1線L1上に配列している。図4及び図6に示すように、位置決め凸部78,78に位置決め凹部91,91を嵌合することにより、弾性部材13に対する側部仕切り部材90の周方向の位置決めをすることができる。
図6に示すように側部仕切り部材90は、平面視略C形を呈する側壁92の外周面92aに形成した、迷路状の外溝93を有する。この迷路状の外溝93の一端93aは、側部仕切り部材90におけるC形の一方の切欠き端94の近傍に且つ上部で、内外貫通した貫通孔である。また、外溝93の他端93bは、側部仕切り部材90において一端93aの斜め下方で、内外貫通した貫通孔である(図6(b)参照)。
このような外溝93は、一端93aから側壁92の外周面92aに沿って平面視時計回りに回り、他方の切欠き端95の近傍で下方へ降りた後に、元の一方の切欠き端94側へ平面視反時計回りに回り、その途中で若干上に延びた後に、他端93bに連なる。図6(a)に示すように、一端93aは第1側部空洞部74に連通し、他端93bは第2側部空洞部75に連通する。なお、切欠き端94,95は第2線L2側に向いている。
弾性部材13及び側部仕切り部材90の取付けは、次のように行う。図3に示すように、弾性部材13に側部仕切り部材90を圧入して取付け、これらの弾性部材13及び側部仕切り部材90を金属製筒部材20内に入れて、第2円筒部23の内面に張ってある被覆膜14aに圧入し、各下端面を環状円板22に重ねる。この結果、図2に示すように、弾性部材13及び側部仕切り部材90を金属製筒部材20に取付けることができる。
被覆膜14aに側部仕切り部材90を圧入することで、被覆膜14aに側部仕切り部材90の外周面92aを若干食い込ませて、液封性を確保しつつ固定することができる。このようにして、被覆膜14aと外溝93とにより迷路状の連通路96を構成した。
また、側部仕切り部材90と第1側部空洞部74とによって第1側部液室101を構成し、側部仕切り部材90と第2側部空洞部75とによって第2側部液室102を構成した。第1側部液室101及び第2側部液室102の組合せ構造は第2液室103をなす。第2液室103は、作動液Lqを封入する空間である。
上記迷路状の連通路96は、図2に示す第1側部液室101と第2側部液室102との間を連通するオリフィスの機能を有する。以下、連通路96のことを「第2オリフィス96」と言い換えることにする。
次に、上記構成の防振装置10による振動減衰作用について説明する。
図1に示すように、エンジンEGから防振装置10に軸方向(軸心CLの方向)の振動が作用した場合には、作動液Lqが第1オリフィス89を通って主・副液体室16,17間を流れるとともに、弾性部材13が弾性変形することによって、エンジンEGの振動を減衰させることができる。
また、車両のローリング運動等に伴って、エンジンEGから防振装置10に軸直角方向の振動が作用した場合には、作動液Lqが第2オリフィス96を通って第1・第2側部液室101,102間を流れるとともに、弾性部材13が弾性変形することによって、制振することができる。
次に、防振装置10の変形例について、図7及び図8に基づき説明する。
図7は本発明に係る防振装置(変形例)の断面図である。図8は本発明に係る防振装置(変形例)の分解図であり、図7に対応させて示した。
図7及び図8に示すように、変形例の防振装置10Aは、金属製ブラケット30のうち、非圧入部32の他に圧入部31の外周部分をも、緩衝材としてのゴム部材50を介して、樹脂製ブラケット40に埋設したことを特徴とする。
詳しく述べると、樹脂製ブラケット40における筒部41の上端を、金属製ブラケット30におけるストッパ部34の部分まで延ばし、また、筒部41に合わせてゴム部材50もストッパ部34の部分まで延ばした。
ゴム部材50のうち、圧入部31の外周部分を被覆する圧入側被覆部51の厚みは、非圧入部32を被覆する非圧入側被覆部52の厚みよりも大きく、例えば3〜5倍程度である。なお、上記図2に示す非圧入部32の縁に外縁部32aを設けることは、変形例の防振装置10Aにおいては任意である。
変形例の防振装置10Aにおける他の構成については、上記図1〜図6に示す実施例の構成に対して、形状が多少相違するものの実質的に同じ構成なので、同一符号を付し、その説明を省略する。
このような変形例の防振装置10Aでは、上記図1〜図6に示す実施例における作用、効果を奏するとともに、さらに次のような作用、効果を奏する。
図8に示すように、金属製筒部材20を圧入部31に圧入するときには、圧入部31に径方向の外力fpが作用する。これに対して変形例の防振装置10Aは、圧入部31の外周部分をも、ゴム部材50を介して樹脂製ブラケット40に埋設したので、圧入部31に作用した径外方への外力fpを、ゴム部材50の圧入側被覆部51を介して、樹脂製ブラケット40の筒部41にて支えることができる。このため、外力fpによって金属製ブラケット30の取付け基端、すなわち非圧入部32並びに非圧入側被覆部52を介して樹脂製ブラケット40に作用するモーメントMoを、緩和することができる。この結果、圧入時に樹脂製ブラケット40に作用する外力をより一層減少させることができる。従って、圧入部31に金属製筒部材20を圧入するときの外力から、樹脂製ブラケット40をより一層十分に保護することができる。
なお、本発明は実施の形態では、防振装置10,10Aは車両用液封エンジンマウントに限定するものではなく、支持体BDと振動源EGとの間に配置され、振動源EGを振動を防止しつつ支持する構成であればよい。
また、第1取付部材11は振動源EGと支持体BDとの一方に取付けるとともに、第2取付部材12は振動源EGと支持体BDとの他方に取付ける構成であればよい。
本発明の防振装置10,10Aは、車体BDの前部に搭載したエンジンEGにて前輪を駆動する駆動方式の車両において、車体BD前部とエンジンEG前部との間に配置され、エンジンEGを振動防止をしつつ支持する構成に好適である。
本発明に係る防振装置の断面図である。 本発明に係る防振装置の分解図である。 本発明に係る弾性部材、ダイヤフラム、仕切部材、金属製筒部材周りの分解図である。 本発明に係る弾性部材の構成図である。 本発明に係る仕切部材の構成図である。 本発明に係る側部仕切り部材の構成図である。 本発明に係る防振装置(変形例)の断面図である。 本発明に係る防振装置(変形例)の分解図である。
符号の説明
10,10A…防振装置、11…第1取付部材、12…第2取付部材、13…弾性部材、20…金属製筒部材、30…金属製ブラケット、31…圧入部、32…非圧入部、33…接続部、40…樹脂製ブラケット、50…ゴム部材、BD…支持体(車体)、EG…振動源(エンジン)、Mo…モーメント、fp…径方向の外力。

Claims (2)

  1. 振動源又は支持体に取付ける第1取付部材と、前記支持体又は前記振動源に取付ける筒状の第2取付部材と、これらの第1・第2取付部材間を連結する弾性部材とを備えた防振装置において、
    前記第2取付部材は、前記弾性部材を連結した金属製筒部材と、この金属製筒部材を圧入した金属製ブラケットと、この金属製ブラケットを支持するとともに前記支持体又は前記振動源に取付けるように構成した樹脂製ブラケットとを備え、
    前記金属製ブラケットは、前記金属製筒部材を圧入する圧入部と、金属製筒部材を圧入することのない非圧入部とを有し、
    この非圧入部は、ゴム部材を介して前記樹脂製ブラケットに埋設したことを特徴とする防振装置。
  2. 前記非圧入部は、前記金属製筒部材に対して、この筒部材の軸方向では重なるとともに軸直角方向では離間した構成であり、
    前記金属製ブラケットは、前記圧入部と前記非圧入部とを接続する段差状の接続部を一体に形成したことを特徴とする請求項1記載の防振装置。
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