JP3956492B2 - Combine - Google Patents
Combine Download PDFInfo
- Publication number
- JP3956492B2 JP3956492B2 JP20183698A JP20183698A JP3956492B2 JP 3956492 B2 JP3956492 B2 JP 3956492B2 JP 20183698 A JP20183698 A JP 20183698A JP 20183698 A JP20183698 A JP 20183698A JP 3956492 B2 JP3956492 B2 JP 3956492B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- handling
- state
- culm
- handling depth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、畦際で刈取装置を上降制御して穀稈を高刈りすると共に、刈取穀稈を搬送して供給する穀稈搬送装置を深扱ぎ側へ調節制御するが、畦際の刈取りが終了して該刈取装置を下降制御後に、該刈取穀稈が該穀稈搬送装置で一定距離搬送されると、この穀稈搬送装置の扱ぎ深さの調節位置を深扱ぎ側から標準扱ぎ深さ側へ変更制御する技術であり、コンバイン等の畦際制御装置に利用できる。
【0002】
【従来の技術】
コンバインで収穫作業のときは、このコンバインを圃場内を走行させて、刈取装置で圃場内の立毛穀稈を刈取りするが、この収穫作業のときに、該コンバインが畦際に接近すると、この畦に該刈取装置の先端部に設けた各部品が衝突しないように、略畦上側位置まで昇降装置によって該刈取装置が上昇制御されて、立毛穀稈は高刈りされ、この高刈りされた刈取穀稈を搬送して、例えば、脱穀機へ供給する穀稈搬送装置は、調節手段によって扱ぎ深さが深扱ぎ側へ調節制御され、この刈取穀稈は深扱ぎ状態で該脱穀機へ供給して脱穀する。
【0003】
この畦際の刈取が終了すると、前記昇降装置によって刈取装置は、圃場面上の所定位置まで下降制御されると共に、穀稈搬送装置は、調節手段によって深扱ぎ側から標準扱ぎ深側へ調節され、この穀稈搬送装置により、この標準扱ぎ深さで刈取穀稈を、脱穀機へ供給して脱穀する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
畦際の刈取りが終了すると、刈取装置が下降制御されると共に、穀稈搬送装置も深扱ぎ側から標準扱ぎ深さ側へ即時調節制御されることにより、回転駆動するモータの負荷が軽減されない状態で調節制御されることにより、各部に回転不良が発生することがあったが、この発明により、この問題点を解決しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このために、この発明は、刈取装置(3)を昇降する昇降装置(4)と、刈取装置(3)で搬送中の刈取穀稈の扱ぎ深さを調節する扱深さ調節チェン(23)とを設けたコンバインにおいて、畦際においては畦との衝突を避けるためにパワステレバー(36)を操作して昇降装置(4)で刈取装置(3)を上昇させて高刈り可能な構成にすると共に前記扱深さ調節チェン(23)を自動的に深扱ぎ側へ調節する構成とし、パワステレバー(36)を操作して昇降装置(4)で刈取装置(3)を下降させて高刈り可能な状態から低刈り可能な状態にすると、刈取装置(3)で搬送される刈取穀稈が一定距離搬送されてから前記扱深さ調節チェン(23)は深扱ぎ側から標準扱ぎ深側へ変更するように構成し、さらに、刈取装置(3)に設ける穀稈センサが切りになると刈取装置(3)の駆動を停止可能とする刈取自動停止スイッチ(38a)を設け、該刈取自動停止スイッチ(38a)が入り状態において、前記刈取装置(3)が低刈り可能な状態における穀稈センサが穀稈無し状態を検出してから刈取装置(3)が駆動停止するまでの時間に対して、刈取装置(3)が高刈り可能な状態における穀稈センサが穀稈無し状態を検出してから刈取装置(3)が駆動停止するまでの時間を長くするように構成したことを特徴とするコンバインの構成とする。
【0006】
【発明の作用】
コンバインで収穫作業のときは、このコンバインを圃場内を走行させ、刈取装置3で圃場内の立毛穀稈を刈取りするが、この収穫作業のときに、該コンバインが畦際に接近すると、この畦に該刈取装置3の先端部に設けた各部品が衝突しないように、略畦上側位置までパワステレバー36を操作して昇降装置4で刈取装置(3)を上昇する。そして、扱深さ調節チェン23は自動的に深扱ぎ側へ調節される。そして、立毛穀稈は高刈りされ、この高刈りされた刈取穀稈は短稈であるので、刈取穀稈は深扱ぎ側へ調節されている扱深さ調節チェン23で深扱ぎ側へ調節され、刈取穀稈は深扱ぎ状態で該脱穀機へ供給される。
【0007】
この畦際の刈取りが終了すると、パワステレバー36を操作して昇降装置4で刈取装置3を下降させて高刈り可能な状態から低刈り可能な状態にする。そして、刈取装置3で搬送される刈取穀稈が一定距離搬送されてから扱深さ調節チェン23は深扱ぎ側から標準扱ぎ深側へ変更される。
刈取自動停止スイッチ38aが入り状態であると、刈取装置3に設けている穀稈センサが切りになると刈取装置3の駆動を停止する。この刈取自動停止スイッチ38aが入り状態の場合、刈取装置3が低刈り可能な状態における穀稈センサが穀稈無し状態を検出してから刈取装置3が駆動停止するまでの時間に対して、刈取装置3が高刈り可能な状態における穀稈センサが穀稈無し状態を検出してから刈取装置3が駆動停止するまでの時間を長くする。
【0008】
【発明の効果】
パワステレバー36を操作して昇降装置4で刈取装置3を下降させて高刈り可能な状態から低刈り可能な状態にすると、刈取装置3で搬送される刈取穀稈が一定距離搬送されてから扱深さ調節チェン23は深扱ぎ側から標準扱ぎ深側へ変更される。これにより、扱深さ調節チェン23へ引き継がれてくる刈取穀稈は安定して引継ぎ搬送されるようになる。また、刈取装置3を下降させて高刈り可能な状態から低刈り可能な状態にしたときにおいて、扱深さ調節チェン23への引継ぎ部分に穀稈が存在する場合においては、扱深さ調節チェン23を無理に動かそうとすると駆動系に大きな負荷が作用してしまうが、このような不具合を防止できるようになり、扱深さ調節チェン23への引継ぎ部分から穀稈が落下するのを防止できるようになる。
さらに、刈取自動停止スイッチ38aが入り状態において、刈取装置3が低刈り可能な状態における穀稈センサが穀稈無し状態を検出してから刈取装置3が駆動停止するまでの時間に対して、刈取装置3が高刈り可能な状態における穀稈センサが穀稈無し状態を検出してから刈取装置3が駆動停止するまでの時間を長くするように構成しているので、高刈りをしているときにおいて、穀稈がまばらにしかない状態、即ち、穀稈が歯抜けの状態であって穀稈センサが穀稈無し状態を検出しても、刈取装置3の駆動は停止しないので、高刈り作業を続行可能となる。そして、刈取装置3で高刈りしようとする未刈穀稈を押し倒すような不具合を防止できるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
コンバイン1に載置した脱穀機2、この脱穀機2前部に設けた刈取装置3、この刈取装置3を昇降制御する昇降装置4、この刈取装置3で高刈り、又は標準刈りした刈取穀稈を搬送して、該脱穀機2へ供給する穀稈搬送装置5等よりなる畦際制御装置を図示して説明する。
【0010】
前記コンバイン1の車台6の下部側に土壌面を走行する左右一対の走行クローラ7を張設した走行装置8を配設すると共に、該車台6上には、フィードチェン9で挾持搬送して供給される穀稈を脱穀し、この脱穀された穀粒を選別回収して一時貯留するグレンタンク10と、このグレンタンク10に貯留した穀粒を機外へ排出する排穀オーガ10aとを設けた脱穀機2を載置構成している。なお、該フィードチェン9の奥側に隣接して供給穀稈が極短稈のときは、入口部のみを挾持して以後は開放する脱穀短稈チェン9aを設けている。
【0011】
前記脱穀機2の前方には、前端側から植立穀稈を分草する分草体12と、分草された穀稈を引き起こす引起装置13と、引き起こされた穀稈を刈り取る刈刃装置14と、この刈り取られた穀稈を掻き込むと共に搬送する穀稈搬送装置5と、この掻き込み搬送される穀稈を引き継いでフィードチェン9へ受け渡しする供給搬送装置15等を有する刈取装置3を、昇降装置4の油圧駆動による伸縮シリンダ16により土壌面に対して昇降自在に該車台6の前端部へ懸架構成している。
【0012】
前記刈取装置3の一側にコンバイン1の操作制御を行う操作装置17と、この操作のための操作席18とを設け、この操作席18の後方側にグレンタンク10を配置し、下方側にエンジン19を搭載すると共に、該操作装置17と該操作席18とを覆うキャビン20を配設し、これらの刈取装置3,走行装置8,脱穀機2,操作装置17,エンジン19,キャビン20等によってコンバインの機体11を構成している。
【0013】
前記車台6の前端部に装架された走行ミッション21の伝動経路中には、その出力回転数に基づく走行車速を検出する車速センサ21aを設けた構成である。
前記刈取装置3は、図3,及び図4に示す如く、刈り取った穀稈の株元側を掻き込み搬送するY字状に配置した左・中・右の各株元搬送チェン22a,22b,22cの合流部から搬送穀稈の扱深さを深・浅に調節する扱深さ調節チェン23に引き継ぎ、この扱深さ調節チェン23をその前端側を支点として扱深さ調節モータ24により上下移動可能に配置すると共に、これら各株元搬送チェン22a,22b,22c、及び扱深さ調節チェン23の上方側に、穀稈の株元側に対応して各々その穂先側を搬送させる左・中・右の各穂先搬送ラグ25a,25b,25cを配置して穀稈搬送装置5を構成させる。
【0014】
前記扱深さ調節チェン23から引き継いで前記脱穀機2へ供給する穀稈を、フィードチェン9、又は脱穀短稈チェン9aへ各々切り替え供給する供給調節チェン26の適宜位置を供給調節モータ27により前後移動可能に配置する供給搬送装置15とを設けて構成させる。
図3に示す如く前記穀稈搬送装置5の左右の株元搬送チェン22a,22cの各前端位置近傍において搬送穀稈の有無をON−OFF検出する穀稈センサ前28と、扱深さ調節チェン23の前部位置近傍において搬送穀稈の有無をON−OFF検出する穀稈センサ後29と、前記引起装置13の上部位置近傍において刈り取り穀稈の稈長の長・短をON−OFF検出する稈長センサ30と、該右穂先搬送ラグ22cの後部位置近傍において搬送穀稈の扱深さ適応位置を穂先側の検出杆31a、及び株元側の検出杆31bのON−OFFによって検出する扱深さ適応センサ32とを各々作用可能に配置して構成させる。
【0015】
前記刈取装置3を昇降させる上下回動支点位置の近傍において刈高さをポテンショメータ等による回動角度により検出する刈高センサ33と、扱深さ調節チェン23の上下移動支点位置の近傍において搬送穀稈の扱深さ調節位置をポテンショメータ等による回動角度により検出する扱深さ位置センサ34とを作用可能に配置すると共に、該刈高センサ33による高刈りの検出によって該扱深さ調節チェン23を、該扱深さ位置センサ34により確認を行いながら扱深さ調節モータ24によって深扱ぎ側へ調節させる扱深さの調節手段35を構成させる。
【0016】
刈取作業時に刈取終端位置の畦際において畦との衝突を避けるため、パワステレバー36の操作により、刈取装置3を昇降装置4で上昇させて高刈りを行うときに、この高刈りを刈高センサ33によって検出したときは自動的に扱深さ調節チェン23を深扱ぎ側へ調節させる畦際制御スイッチ37と、走行ミッション21内に設けた無段変速装置による主変速を変速制御すると共に、該刈取装置3をその上昇時に自動的に作動を停止させる刈取自動停止スイッチ38aを設けた主変速レバー38と、該刈取装置3を入・切する刈取クラッチ39と、該走行ミッション21内に設けた副変速を変速切り替えする副変速レバー40とを操作装置17に配置して構成させる。又、扱ぎ深さ位置を手動で変更制御する扱深手動スイッチ47を設けている。
【0017】
前記の刈取作業で畦際で高刈り作業が終了して、前記パワステレバー36を操作により、刈取装置3を昇降装置4で下降させて低刈りに変更されたときは、この刈取装置3の穀稈搬送装置5の株元搬送チェン22cで搬送中の刈取穀稈が、一定距離搬送されるまでは、例えば、移送始端部のこの刈取穀稈が移送終端部まで移送されるまでの間は、この穀稈搬送装置5の扱深さ調節チェン23が深扱ぎ側へ調節されたままで、この刈取穀稈は深扱ぎされている。この深扱ぎ位置を即時標準扱ぎ深さ位置(浅扱ぎ)へ調節変更の制御が行われずに、該株元搬送チェン22aの移送終端部まで、この搬送中の刈取穀稈が搬送されると、該扱深さ調節チェン23は標準扱ぎ深さ位置へ調節変更の制御が行われる構成である。
【0018】
前記操作装置17内には、制御装置41を内装して設け、この制御装置41に設けた入力回路42を経てCPU43へ車速センサ21a、穀稈センサ前・後28,29、稈長センサ30、扱ぎ深さ適応センサ32、刈高センサ33、扱ぎ深さ位置センサ34、畦際制御スイッチ37、及び刈取自動停止スイッチ38a等が入力され、このCPU43から出力回路44を経て扱ぎ深の調節手段35を介して、深扱ぎ調節リレー45a、標準扱ぎ調節リレー45b、及び供給調節切換・標準・深リレー46a,46b,46c等の始動、及び停止制御して、扱ぎ深さを調節制御する構成である。
【0019】
図1で示すフローチャートに沿って作用を説明すると、コンバイン1の収穫作業が開始され(S−101)、畦際制御スイッチ37等、及び各センサ21a,28,29,30,32,33,34,37等の値が読み込みされ(S−102)、該畦際制御スイッチ37がONか判定され(S−103)、OFFと判定されると(S−103)へ戻る。YESと判定されると刈取装置3が下降制御され(S−104)、(S−103)と(S−104)は穀稈搬送装置5の扱深さ調節チェン23は深扱ぎ側位置で刈取穀稈は、該穀稈搬送装置5で挾持状態である。刈取穀稈は一定距離搬送されたか判定され(S−105)、OFFと判定されると(S−105)へ戻る。YESと判定されると該穀稈搬送装置5の供給調節チェン26は標準扱ぎ深さ位置へ制御され(S−106)、調節制御は終了する(S−107)。
【0020】
前記扱深手動スイッチ47の操作により、扱深さ調節チェン23を最上げ位置へ作動させ、更に畦際制御スイッチ37が深扱ぎ側への操作が継続され続けると、供給調節チェン26は深扱ぎ側へ作動され、その状態から浅扱ぎ側への操作が行われると、逆の浅扱ぎ側への逆作動する構成である。
図6で示すフローチャートに沿って作用を説明すると、コンバイン1の収穫作業が開始され(S−201)、(S−202)へ進み、(S−202)〜(S−206)は図示の如く制御され、(S−203)でNOと判定されると(S−207)へ進み、(S−207)〜(S−211)は図示の如く制御され、(S−206)、及び(S−211)、又各ステップのNOと判定もリターンする(S−212)。
【0021】
これにより、前記扱深手動スイッチ47を操作したときのみ、供給調節チェン26を手動で作動可能となり、便利に使用できる。
前記扱深手動スイッチ47の操作により、扱深さ調節チェン23を最上げ位置へ作動させ、更に深扱ぎ側へ操作すると、供給調節チェン26は深扱ぎ側へ操作され、その状態から浅扱ぎ側へ操作すると、逆の浅扱ぎ側への逆作動する構成である。
【0022】
図7−(イ)、及び図7−(ロ)で示すフローチャートに沿って作用を説明すると、コンバイン1の収穫作業が開始され(S−301)、(S−302)へ進み、(S−302)〜(S−305)は図示の如く制御され、(S−305)及び(S−304)のONと判定もリターンする(S−306)。
又、コンバイン1の収穫作業が開始され(S−401)、(S−402)へ進み、(S−402)〜(S−406)は図示の如く制御され、リターンする(S−407)。
【0023】
これにより、手動によって畦際での扱ぎ深さ調節ができる。
前記コンバイン1の走行装置8の車速、及び刈取装置3の回転速度が高速、及び高回転のときと、低速、及び低回転のときとでは、供給調節チェン26の制御を変更する構成である。
図8で示すフローチャートに沿って作用を説明すると、コンバイン1の収穫作業が開始され(S−501)、(S−502)へ進み、(S−502)〜(S−509)は図示の如く制御され、(S−507)、及び(S−509)はリターンされる(S−511)。
【0024】
これにより、車速、及び回転速度に応じ扱ぎ深さ制御を行うことにより、スムーズな搬送を行うことができる。
前記コンバイン1の穀稈搬送装置5の制御は、図9で示すタイムチャートの如く供給調節チェン26の戻り開始(深扱ぎ→標準扱ぎ)の時間t1と戻り終了の時間t2との作動時間差により、扱深さ調節チェン23の戻り位置を変更制御する構成である。
【0025】
図10で示すフローチャートに沿って作用を説明すると、コンバイン1の収穫作業が開始され(S−601)、(S−602)へ進み、(S−602)〜(S−607)は図示の如く制御され、リターンする(S−608)。
これにより、畦際の刈取りから通常の刈取りに移行するときに、搬送途中の刈取穀稈のこぼれを少くすることができて、搬送がスムーズである。
【0026】
前記コンバイン1で畦際制御スイッチ37と刈取り自動停止スイッチ38aとが同時にON操作されたときは、刈取り自動停止条件の穀稈センサ前・後28,29のOFFディレーを畦際制御の「切」時より、所定時間(又は距離)を長く設定した構成である。
図11で示すフローチャートに沿って作用を説明すると、コンバイン1の収穫作業が開始され(S−701)、(S−702)へ進み(S−702)〜(S−708)は図示の如く制御され、リターンする(S−709)。
【0027】
これにより、畦際刈取り制御中に立毛穀稈を押したおすことがあったが、この押したおしを防止できる。
前記コンバイン1が停止中で、このコンバイン1は作業モードで駐車ブレーキを踏むと、穀稈センサ前・後28,29がOFFになるまで搬送途中の刈取穀稈を搬送する構成である。
【0028】
図12で示すフローチャートに沿って作用を説明すると、コンバイン1の収穫作業が開始され(S−801)、(S−802)へ進み、(S−802)〜(S−809)は図示の如く制御され、リターンする(S−810)。
これにより、穀稈を挾持したままで停止中のときに、主変速レバー38の操作を行わなくても、駆車ブレーキを踏むだけで、刈取穀稈を搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フローチャート図。
【図2】コンバインの全体側面図。
【図3】刈取装置部の拡大平面図。
【図4】刈取装置部の拡大側面図。
【図5】ブロック図。
【図6】他の実施例を示す図で、フローチャート図。
【図7】他の実施例を示す図で、フローチャート図。
【図8】他の実施例を示す図で、フローチャート図。
【図9】他の実施例を示す図で、タイムチャート図。
【図10】他の実施例を示す図で、フローチャート図。
【図11】実施例を示す図で、フローチャート図。
【図12】他の実施例を示す図で、フローチャート図。
【符号の説明】
3 刈取装置
4 昇降装置
5 穀稈搬送装置
23 扱深さ調節チェン
35 調節手段
36 パワステレバー
38a 刈取自動停止スイッチ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
This invention controls the raising and lowering of the reaping device at the edge of the cocoon so as to cut the culm high and adjusts and controls the culm conveying device for conveying and supplying the reaped cereal to the deep handling side. After the reaping is finished and the reaping device is lowered, when the reaped cereal is transported by the cereal transporting device for a certain distance, the adjustment position of the handling depth of the cereal transporting device is changed from the deep handling side. It is a technology that controls the change to the standard handling depth side, and can be used for a coasting control device such as a combine.
[0002]
[Prior art]
When harvesting with a combine, this combine is run in the field and the nail flour grains in the field are harvested with a harvesting device. In order to prevent the components provided at the tip of the reaping device from colliding with each other, the reaping device is controlled to be lifted by the lifting device to a substantially upper position so that the napped cereal is highly chopped. For example, in a cereal conveying apparatus that conveys cocoons and supplies them to the threshing machine, the handling depth is adjusted and controlled by the adjusting means to the deep handling side. Feed and thresh.
[0003]
When the harvesting is completed, the lifting device is controlled to be lowered to a predetermined position on the farm scene by the lifting device, and the grain feeder is moved from the deep handling side to the standard handling deep side by the adjusting means. The cereal conveying device is used to feed the harvested cereal masher to the threshing machine at this standard handling depth for threshing.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
When ripening is completed, the reaping device is controlled to move down, and the cereal conveying device is also immediately adjusted from the deep handling side to the standard handling depth side, thereby reducing the load on the rotationally driven motor. In some cases, the rotation control is performed in a state where the rotation is not performed, so that a rotation failure may occur in each part. The present invention is intended to solve this problem.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
To this end, the present invention provides an elevating device (4) for elevating and lowering the mowing device (3), and a handling depth adjusting chain (23 for adjusting the handling depth of the harvested cereal meal being conveyed by the mowing device (3). ), The power steering lever (36) is operated to avoid the collision with the heel at the heel, and the reaping device (4) is lifted by the lifting device (4) to achieve a high shave. In addition, the handling depth adjusting chain (23) is automatically adjusted to the deep handling side, and the power steering lever (36) is operated to lower the cutting device (3) by the lifting device (4). When changing from a state where mowing is possible to a state where mowing is possible, the handling depth adjusting chain (23) is standardly handled from the deep handling side after the harvested cereal mash conveyed by the mowing device (3) is conveyed for a certain distance. Cereal which is configured to change to the deep side and is further provided in the mowing device (3) Sensor reaper the automatic stop switch (38a) provided to allow stopping the driving of the cutting device to cut (3), in the state enters the automatic stop switch preparative該刈(38a), said cutting device (3) a low cutting possible against time to culms sensor definitive in a state cereal稈無and apparatus reaper from the detection of the state (3) is driven down, reaping device (3) is culms sensor at high cutting ready grain and combine the structure, characterized in that稈無and apparatus reaper from the detection of the state (3) is configured to lengthen the time until the drive stop.
[0006]
[Effects of the Invention]
When harvesting with a combine, this combine is run in the field, and the napkin grains in the field are harvested with the reaping
[0007]
When this cutting is finished, the
When the reaping automatic stop switch 38a is in the on state, when the cereal sensor provided in the
[0008]
【The invention's effect】
When the
Furthermore, reaper the automatic stop switch 38a enters a state for the time until culms
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
A
[0010]
A
[0011]
In front of the
[0012]
An operation device 17 that controls the operation of the combine 1 and an
[0013]
In the transmission path of the traveling
As shown in FIGS. 3 and 4, the reaping
[0014]
An appropriate position of a
As shown in FIG. 3, a
[0015]
A cutting height sensor 33 for detecting a cutting height by a rotation angle by a potentiometer or the like in the vicinity of a vertical rotation fulcrum position for raising and lowering the
[0016]
In order to avoid collision with the heel at the end of the cutting end position during the cutting operation, when the
[0017]
When the high mowing operation is finished at the edge of the cutting operation and the
[0018]
A control device 41 is provided in the operation device 17, and the vehicle speed sensor 21 a, the front and rear
[0019]
The operation will be described with reference to the flowchart shown in FIG. 1. The harvesting operation of the combine 1 is started (S-101), the dredge
[0020]
When the handling
Referring to the flowchart shown in FIG. 6, the harvesting operation of the combine 1 is started (S-201), the process proceeds to (S-202), and (S-202) to (S-206) are as shown. If (NO) is determined in (S-203), the process proceeds to (S-207), and (S-207) to (S-211) are controlled as shown in the figure, (S-206), and (S -211), and the determination of NO in each step is also returned (S-212).
[0021]
As a result, only when the handling depth
When the handle
[0022]
The operation will be described with reference to the flowcharts shown in FIGS. 7- (a) and 7- (b). The harvesting operation of the combine 1 is started (S-301), and the process proceeds to (S-302). 302) to (S-305) are controlled as shown in the figure, and the determination of ON of (S-305) and (S-304) is also returned (S-306).
Further, the harvesting operation of the combine 1 is started (S-401), the process proceeds to (S-402), (S-402) to (S-406) are controlled as shown, and the process returns (S-407).
[0023]
Thereby, the handling depth adjustment at the edge can be performed manually.
The control of the
Referring to the flowchart shown in FIG. 8, the harvesting operation of the combine 1 is started (S-501), the process proceeds to (S-502), and (S-502) to (S-509) are as shown. Then, (S-507) and (S-509) are returned (S-511).
[0024]
Thereby, smooth conveyance can be performed by performing handling depth control according to a vehicle speed and a rotational speed.
As shown in the time chart of FIG. 9, the control of the grain feeder 5 of the combine 1 is performed by operating time difference between the return start time (deep handling → standard handling) time t 1 and the return
[0025]
The operation will be described with reference to the flowchart shown in FIG. 10. The harvesting operation of the combine 1 is started (S-601), the process proceeds to (S-602), and (S-602) to (S-607) are as illustrated. Controlled and returns (S-608).
Thereby, when shifting from the cutting at the time of cutting to the normal cutting, it is possible to reduce the spillage of the cutting cereal rice cake during the transfer, and the transfer is smooth.
[0026]
When the combing
The operation will be described with reference to the flowchart shown in FIG. 11. The harvesting operation of the combine 1 is started (S-701), and the process proceeds to (S-702). (S-702) to (S-708) are controlled as shown in the figure. And returns (S-709).
[0027]
As a result, there has been a case where the napped grain potato is pushed during the shoreline cutting control, and this pushing can be prevented.
When the combine 1 is stopped, and the combine 1 is stepped on the parking brake in the work mode, the harvester cereals in the middle of conveyance are conveyed until the front and rear 28, 29 of the culm sensor are turned off.
[0028]
The operation will be described with reference to the flowchart shown in FIG. 12. The harvesting operation of the combine 1 is started (S-801), the process proceeds to (S-802), and (S-802) to (S-809) are as illustrated. Controlled and returns (S-810).
As a result, when the grain candy is stopped while being held, it is possible to transport the harvested corn straw just by stepping on the driving brake without operating the main speed change lever 38.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flowchart.
FIG. 2 is an overall side view of the combine.
FIG. 3 is an enlarged plan view of a reaping device section.
FIG. 4 is an enlarged side view of a reaping device section.
FIG. 5 is a block diagram.
FIG. 6 is a flowchart showing another embodiment.
FIG. 7 is a flowchart showing another embodiment.
FIG. 8 is a flowchart illustrating another embodiment.
FIG. 9 is a time chart showing another embodiment.
FIG. 10 is a flowchart showing another embodiment.
FIG. 11 is a flowchart illustrating an embodiment.
FIG. 12 is a flowchart showing another embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20183698A JP3956492B2 (en) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | Combine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20183698A JP3956492B2 (en) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | Combine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000032831A JP2000032831A (en) | 2000-02-02 |
JP3956492B2 true JP3956492B2 (en) | 2007-08-08 |
Family
ID=16447708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20183698A Expired - Fee Related JP3956492B2 (en) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | Combine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3956492B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4543242B2 (en) * | 2000-03-22 | 2010-09-15 | 井関農機株式会社 | Combine |
-
1998
- 1998-07-16 JP JP20183698A patent/JP3956492B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000032831A (en) | 2000-02-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3851858B2 (en) | Combine operation structure | |
JP5718602B2 (en) | Combine | |
JP3956492B2 (en) | Combine | |
JP3756120B2 (en) | Combine | |
JP3973613B2 (en) | Combine clutch operating device | |
JP2019017327A (en) | Combine-harvester | |
JP2018117581A (en) | Combine-harvester | |
JP3842176B2 (en) | Combine | |
JP3833983B2 (en) | Combine | |
JP2010226999A (en) | Combine harvester | |
JP3513931B2 (en) | Combine | |
JP3826563B2 (en) | Combine | |
JP2003265019A (en) | Combine harvester | |
JP5102636B2 (en) | Combine | |
JP4438913B2 (en) | Combine | |
JP5166885B2 (en) | Combine | |
JP4960939B2 (en) | Combine shift control device | |
JP2001320938A (en) | Operating apparatus of depth controlling device in combine harvester | |
JPH0889076A (en) | Detector for clogging of waste straw in combine | |
JP4543242B2 (en) | Combine | |
JPH10150831A (en) | Automatic threshing depth controller for combine | |
JP2002017134A (en) | Automatic clutch controller of combine harvester | |
JPH11275931A (en) | Near levee-controlling apparatus for combine harvester or the like | |
JP2008278801A (en) | Combine harvester | |
JPH11346536A (en) | Threshing depth controller for combine harvester or the like |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040329 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060124 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060327 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060619 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060818 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070417 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070430 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100518 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |