JP3819208B2 - 可変吐出量燃料供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用の内燃機関、特に高圧の加圧燃料を要する筒内噴射用ガソリンエンジンに使用され、燃料噴射弁に供給する燃料の供給量を制御する可変吐出量燃料供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来の可変吐出量燃料供給装置の構成を示す系統図、図8は従来の可変吐出量燃料供給装置に使用されていたリリーフバルブの断面図で、図7の系統図は例えば特開平11−200990号公報などに開示されているものである。図7において、1aないし1dは内燃機関の各気筒に燃料を噴射する燃料噴射弁、2はこの燃料噴射弁に燃料を供給するデリバリパイプ、3はデリバリパイプ2に加圧された燃料を供給する燃料ポンプ、4は燃料タンク5から燃料ポンプ3に燃料を供給する低圧ポンプ、6は燃料経路7に設けられたチェックバルブ、8は燃料経路7の圧力制御用の低圧レギュレータ、9はデリバリパイプ2の燃料圧が所定値を越えたときに燃料経路10から燃料経路11を介して燃料タンク5に燃料をリリーフするリリーフバルブ、12は燃料ポンプ3から燃料タンク5に燃料を戻すリターン経路である。
【0003】
また、燃料ポンプ3は図示しないが、シリンダと、内燃機関のカムシャフトに設けられた駆動用カムに駆動され、シリンダ内を往復動して吸入行程では加圧室内に燃料を吸入し、吐出行程では加圧室内の加圧された燃料をデリバリパイプ2に圧送するプランジャと、加圧室内の加圧された燃料を所定のタイミングで低圧側にリリーフすることにより、加圧室からの燃料の吐出量を制御してデリバリパイプ2の燃料圧を所定の圧力に制御する電磁弁などから構成されている。
【0004】
燃料圧が所定値を越えたときにデリバリパイプ2から燃料タンク5に燃料をリリーフするリリーフバルブ9は、通常では図8に示すようなリリーフバルブが使用される。図8のリリーフバルブ9は、高圧側の接続口13と低圧側の接続口14とを有するハウジング15内に弁体16と弁座17と常時は弁体16と弁座17とを閉じるように付勢するバネ18とが収納されており、通常の使用状態においてはデリバリパイプ2の燃料圧は電磁弁により制御され、リリーフバルブ9はデリバリパイプ2の燃料圧の異常時のみリリーフするものであるから、リリーフ量が小容量の逆止弁が使用されている。
【0005】
このように構成された従来の可変吐出量燃料供給装置において、内燃機関の始動操作がなされると、低圧ポンプ4が作動して燃料タンク5から燃料ポンプ3に燃料が供給され、燃料ポンプ3が内燃機関に駆動されることにより、燃料ポンプ3はプランジャの吸入行程では燃料を加圧室内に吸入し、吐出行程では加圧された燃料を燃料経路10を介してデリバリパイプ2に圧送する。デリバリパイプ2の燃料圧は通常の運転状態では燃料ポンプ3に設けられた電磁弁により制御され所定の圧力に維持されるが、電磁弁の応答性には限界があるため、内燃機関の運転条件によってはデリバリパイプ2の燃料圧が異常に上昇することがあり、このような場合にはリリーフバルブ9が動作して燃料をリリーフし、デリバリパイプ2や燃料経路10など高圧燃料経路の破損を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような可変吐出量燃料供給装置においては、通常の運転状態ではほぼ安定した燃料圧制御がなされるが、例えば、電磁弁に燃料圧制御が不能になるなどの故障が発生した場合、燃料ポンプ3からデリバリパイプ2にリリーフバルブ9のリリーフ量の限界を越えた燃料が供給されることになり、デリバリパイプ2などの高圧燃料経路の燃料圧が異常に上昇し、高圧燃料経路の各部品を破損する事態を招くことがあった。また、電磁弁が正常に動作している場合においても、内燃機関の始動直後など、デリバリパイプ2の燃料圧が設定圧まで上昇する過程において、実際のデリバリパイプ2内及び燃料ポンプ内の燃料圧の予測が困難であり、電磁弁を作動させた場合にデリバリパイプ2内の燃料圧力が不安定な状況となることがあった。
【0007】
電磁弁は通常の動作では燃料ポンプの各行程毎にリリーフ動作を行うものであるから内燃機関の運転中はほぼ連続して動作することになり、動作頻度は極めて高いものである。従って各部の損耗により燃料圧制御が不能になるなどの故障の発生が皆無とはいえず、故障が発生すれば燃料ポンプの高回転域においてリリーフバルブ9のリリーフ量の限界を超えた燃料が供給されて燃料圧は異常に上昇し、上記のようにデリバリパイプ2などの高圧燃料経路の破損につながることになる。このような故障を回避して電磁弁の耐久性を向上するためには電磁弁の動作頻度を下げることが有効な手段になる。
【0008】
この発明はこのような課題を解決するためになされたもので、電磁弁の応答性に影響されず、また、電磁弁が制御不能になっても常に安定した燃料圧を得ることができ、電磁弁の耐久性を向上することが可能な可変吐出量燃料供給装置を得ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わる可変吐出量燃料供給装置は、内燃機関の各気筒に燃料を噴射する燃料噴射弁と、これらの燃料噴射弁に加圧燃料を供給するデリバリパイプと、シリンダ内をプランジャが往復動することにより、燃料吸入口から吸入弁を介して加圧室内に燃料を吸入して加圧し、吐出弁を介して加圧燃料をデリバリパイプに吐出し供給する燃料ポンプと、この燃料ポンプの加圧室と燃料吸入口とを連通するリリーフ通路に設けられ、開弁時に加圧室内の加圧燃料を燃料吸入口にリリーフして加圧燃料の吐出量を制御し、デリバリパイプの燃料圧を制御する電磁弁と、この電磁弁に開弁信号を与える制御手段と、デリバリパイプを含む高圧燃料経路の加圧燃料をリリーフして燃料圧を制御する高圧レギュレータとを備え、前記高圧レギュレータは、少なくとも燃料ポンプの吐出量の最大値に相当する燃料のリリーフが可能なように設定され、且つ前記電磁弁による燃料圧制御が不安定となる内燃機関の回転領域においては、前記制御手段からの開弁信号が休止されるように構成され、前記電磁弁による燃料圧制御が不安定となるエンジン高速回転域においては、前記電磁弁の制御による燃料圧力制御から前記高圧レギュレータによる燃料圧力制御に切替え、また、電磁弁による燃料圧制御が不安定となるエンジン始動時においては、始動直後は前記高圧レギュレータによる燃料圧力制御を行い、前記デリバリパイプ内の燃料圧力が安定した後、前記電磁弁の制御による燃料圧力制御に切替えるようにしたものである。
【0010】
また、高圧レギュレータが、燃料ポンプと一体に構成されるようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1の可変吐出量燃料供給装置の構成を示す系統図、図2は、この発明の実施の形態1の可変吐出量燃料供給装置に使用される燃料ポンプの構成を説明する断面図、図3は、この発明の実施の形態1の可変吐出量燃料供給装置に使用される高圧レギュレータの断面図であり、上記の従来例と同一構成部分には同一符号が付与されている。
【0012】
図1において、1aないし1dは内燃機関の各気筒に燃料を噴射する燃料噴射弁、2は加圧された燃料を保持して燃料噴射弁1aないし1dに燃料を供給するデリバリパイプ、3はデリバリパイプ2に燃料経路10を介して加圧された燃料を供給する燃料ポンプ、4は燃料タンク5から燃料経路7を経由して燃料ポンプ3に燃料を供給する低圧ポンプ、6は燃料経路7に設けられた逆流防止用のチェックバルブ、8は燃料経路7の圧力を制御する低圧レギュレータ、12は燃料ポンプ3から燃料タンク5に燃料を戻すためのリターン経路、19はデリバリパイプ2および燃料経路10などの高圧燃料経路に設けられ、燃料圧が所定値を越えたときに燃料経路11を介して燃料タンク5に燃料をリリーフする高圧レギュレータである。
【0013】
図2の燃料ポンプ3において、20はシリンダ、21は図示しないカムシャフトの駆動カムにローラ22を介して駆動され、シリンダ20内を往復動して加圧室23内に燃料を吸入して加圧するプランジャ、24はプランジャ21を常時加圧室23の拡大方向に付勢するバネ、25はローラ22を図示しないカムシャフト側に付勢するバネ、26はシリンダ20とプランジャ21との間から漏出する燃料をシールする金属製のベローズである。27は燃料タンク5からの燃料が供給される燃料吸入口、28は燃料経路10を介してデリバリパイプ2に接続される燃料吐出口であり、燃料吸入口27は燃料吸入通路29と吸入弁30を介して加圧室23に連通し、燃料吐出口28は吐出弁31を介して加圧室23に連中している。
図示しない駆動カムはデリバリパイプ2内の燃料圧力脈動を低減する目的で多数山の駆動カム例えば4山、5山、6山が使用されるため、吸入弁30及び吐出弁31は例えば応答性の高いリードバルブで構成されている。
【0014】
32は常時は閉弁しており、図示しない制御手段からの開弁信号により開弁する電磁弁であり、弁体33と弁座34とからなる弁部は加圧室23から燃料吸入通路29に連通するリリーフ通路35を開閉するように設けられ、電磁弁32が開弁することにより加圧室23内の加圧された燃料がリリーフ通路35から燃料吸入通路29にリリーフされるように構成されている。燃料ポンプ3は内燃機関のカムシャフトに設けられたポンプ駆動用のカムにより駆動され、内燃機関の回転に伴って燃料を加圧してデリバリパイプ2に圧送する。そして、図示しない制御手段はデリバリパイプ2の燃料圧を検知して電磁弁32の励磁コイル36に開弁信号を与え、電磁弁32はこの開弁信号により開弁して加圧室23内の加圧燃料をリリーフ通路35を介して燃料吸入通路29にリリーフする。
【0015】
図3の高圧レギュレータ19において、37は排出口38を有する第一ハウジング、39は高圧燃料導入口40を有する第二ハウジングであり、第一ハウジング37内には弁体41とバネ42とが収納され、第二ハウジング39には弁体41と共に弁を構成する弁座43が収納されており、バネ42は弁体41と弁座43とが常時は閉じる方向に付勢され、高圧燃料導入口40にデリバリパイプ2から設定圧力以上の圧力が印可されたときに開弁するように付勢力が設定されている。44はダンパであり、弁体41の動作を緩衝して動作に伴う異音の発生を防止し、弁座43には弁体41と弁座43とが開弁したときに少なくとも燃料ポンプ3の吐出量の最大値に相当する燃料がリリーフできるだけの口径を持つ弁孔45が設けられている。
【0016】
このように構成されたこの発明の実施の形態1の可変吐出量燃料供給装置において、内燃機関の始動と共に低圧ポンプ4が作動して燃料タンク5から燃料ポンプ3に燃料が供給され、燃料ポンプ3が内燃機関に駆動されることにより、プランジャ21の吸入行程では吐出弁31が閉じて吸入弁30が開き、燃料が燃料吸入口27と燃料吸入通路29とを介して加圧室23内に吸入され、プランジャ21の吐出行程では吸入弁30が閉じて吐出弁31が開き、加圧された燃料が燃料吐出口28から燃料経路10を経由してデリバリパイプ2に圧送される。また、エンジン停止時に燃料ポンプ3内の燃料圧は低下するがデリバリパイプ2内の燃料圧は燃圧保持バルブ46が閉じることにより一定時間保持される。
【0017】
プランジャ21の往復動は内燃機関の回転速度とは同期しており、内燃機関の回転速度の上昇と共に往復動が高くなり、燃料ポンプ3の吐出能力は増加する。内燃機関の始動直後においてはデリバリパイプ2内の燃料圧が設定圧力値まで上昇する過程において、実際のデリバリパイプ2内及び燃料ポンプ加圧室23内の燃料圧力の予測が困難であり電磁弁32を作動させた場合にデリバリパイプ2内燃料圧力は不安定な状況を示す。
【0018】
この発明の実施の形態1の可変吐出量燃料供給装置の構成においては、内燃機関の回転が安定して電磁弁32の動作が安定するまでの間は電磁弁32に対する開弁信号の付与を停止し、デリバリパイプ2の燃料圧は高圧レギュレータ19により制御し、例えば内燃機関の回転がアイドリング回転に達して安定した後に電磁弁32に対する開弁信号の付与を開始する構成とすることができ、始動直後における燃料圧を安定して制御することができる。
【0019】
また、内燃機関の高速運転時においては電磁弁32に対する開弁信号の周期が回転速度の上昇と共に短くなり、電磁弁32の応答性を越える回転速度では電磁弁32は開弁信号に追従できず、デリバリパイプ2内の燃料圧は不安定となり、異常に上昇することになる。これに対し、内燃機関の回転速度が所定値を越えたときには電磁弁32に対する開弁信号の付与を停止し、デリバリパイプ2の燃料圧は高圧レギュレータ19により制御されるようにすることができる。このように、電磁弁32はアイドリング回転から通常使用される回転速度の間において燃料圧を制御し、始動直後と高速回転域とでは高圧レギュレータ19に制御を移行することにより、全回転域において燃料圧を安定させることができる。
【0020】
以上のように構成したこの発明の実施の形態1の可変吐出量燃料供給装置においては、デリバリパイプ2を含む高圧燃料経路に少なくとも燃料ポンプ3の吐出量の最大値に相当する燃料のリリーフが可能な高圧レギュレータ19を設けたので、電磁弁32の制御が不安定になる内燃機関の回転領域での燃料圧制御を高圧レギュレータ19にて代行させることができ、全回転域において燃料圧を安定して制御することができると共に、電磁弁32の負担を軽減させることができ、電磁弁32の耐久性の延長が図れ、また、電磁弁32に制御不能の故障が発生しても高圧燃料経路の各部品が破損することがなく継続運転が可能であり、さらに、電磁弁の応答性により限界のあった内燃機関の高速化を可能にすることができるものである。
【0021】
実施の形態2.
図4ないし図6はこの発明の実施の形態2の可変吐出量燃料供給装置の構成を示すもので、図4は可変吐出量燃料供給装置の系統図、図5は燃料ポンプの断面図、図6は図5の燃料ポンプのAーA部断面における高圧レギュレータの断面図を示すものである。この実施の形態は、高圧レギュレータ19を燃料ポンプ3に一体に組み込むように構成したものであり、図4は燃料ポンプ3を示す枠内に高圧レギュレータ19が設けられたこと以外は実施の形態1にて示した図1と同様であり、説明は省略する。
【0022】
図5の燃料ポンプ3において、20はシリンダ、21はプランジャ、22はローラ、23は加圧室、24はプランジャ21を付勢するバネ、25はローラ22を付勢するバネ、26は金属製のベローズであり、以上は実施の形態1の図2と同一構成である。27は燃料タンク5から燃料が供給される燃料吸入口、28は燃料経路10を介してデリバリパイプ2に接続される燃料吐出口であり、燃料吸入口27は燃料吸入通路29と吸入弁30とを介して加圧室23に連通し、燃料吐出口28は吐出通路47と吐出弁31とを介して加圧室23に連通している。
【0023】
32は常閉の電磁弁であり、弁体33と弁座34とからなる弁部は加圧室23から燃料吸入口27に連通するリリーフ通路35と48とを開閉するように設けられ、電磁弁32が開弁することにより加圧室23内の加圧された燃料がリリーフ通路35および48を経由して燃料吸入口27にリリーフされるように構成されている。19は燃料ポンプ3のハウジング49に組み込まれた高圧レギュレータであり、排出口38を有する第一ハウジング37と、高圧燃料導入口40を有する第二ハウジング39と、第一ハウジング37内に収納された弁体41とバネ42と、第二ハウジング39に収納された弁座43と、ダンパ44とから構成され、弁座43には実施の形態1と同様に開弁したときに少なくとも燃料ポンプ3の吐出量の最大値に相当する燃料をリリーフできるだけの口径を持つ弁孔45が設けられている。
【0024】
以上のように、この発明の実施の形態2の可変吐出量燃料供給装置においては実施の形態1の可変吐出量燃料供給装置と、高圧レギュレータ19が燃料ポンプ3のハウジング49に一体化された構成上の差があるが、動作などは実施の形態1の場合と全く同様であり、実施の形態1の効果に加え、内燃機関に対する装着時に部品点数が減少して装着性を良くすることができるものである。
【0025】
【発明の効果】
以上に説明したように、この発明の可変吐出量燃料供給装置によれば、デリバリパイプを含む高圧燃料経路に少なくとも燃料ポンプの吐出量の最大値に相当する燃料のリリーフが可能な高圧レギュレータを設け、また、この高圧レギュレータを燃料ポンプのハウジングに一体に組み付け、電磁弁による燃料圧制御が不安定になる内燃機関の回転領域では燃料圧制御を高圧レギュレータに代行させるようにしたので、内燃機関の全回転域において燃料圧を安定して制御することができ、また、電磁弁の負担を軽減することができて電磁弁の耐久性の向上が図れ、電磁弁に制御不能の故障が発生しても高圧燃料経路の各部品が破損することがなく継続して運転することができ、電磁弁の応答性とは無関係に内燃機関の高速化を可能にすると共に、装着性に優れた可変吐出量燃料供給装置を得ることができるものである。
また従来装置では燃料ポンプの作動周波数範囲を広げるには、電磁弁の応答性を上げる必要がありコストが上がる問題があったが、本発明では電磁弁の仕様を変更することなく、燃料ポンプの作動周波数範囲を広げることができるため、低コストで燃料ポンプの作動周波数範囲を広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の可変吐出量燃料供給装置の構成を示す系統図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の可変吐出量燃料供給装置に使用される燃料ポンプの断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1の可変吐出量燃料供給装置に使用される高圧レギュレータの断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2の可変吐出量燃料供給装置の系統図である。
【図5】 この発明の実施の形態2の可変吐出量燃料供給装置の燃料ポンプの断面図である。
【図6】 図5のAーA部断面を示すものである。
【図7】 従来の可変吐出量燃料供給装置の構成を示す系統図である。
【図8】 従来の可変吐出量燃料供給装置に使用されるリリーフバルブの断面図である。
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d 燃料噴射弁、2 デリバリパイプ、
3 燃料ポンプ、4 低圧ポンプ、5 燃料タンク、6 チェックバルブ、
8 低圧レギュレータ、10、11 燃料経路、12 リターン経路、
19 高圧レギュレータ、20 シリンダ、21 プランジャ、
23 加圧室、27 燃料吸入口、28 燃料吐出口、
29 燃料吸入通路、30 吸入弁、31 吐出弁、32 電磁弁、
33 弁体、34 弁座、35、48 リリーフ通路、38 排出口、
40 高圧燃料導入口、45 弁孔、47 吐出通路、49 ハウジング。
Claims (2)
- 内燃機関の各気筒に燃料を噴射する燃料噴射弁、これらの燃料噴射弁に加圧燃料を供給するデリバリパイプ、シリンダ内をプランジャが往復動することにより、燃料吸入口から吸入弁を介して加圧室内に燃料を吸入して加圧し、吐出弁を介して加圧燃料を前記デリバリパイプに吐出し供給する燃料ポンプ、この燃料ポンプの前記加圧室と前記燃料吸入口とを連通するリリーフ通路に設けられ、開弁時に前記加圧室内の加圧燃料を前記燃料吸入口にリリーフして加圧燃料の吐出量を制御し、前記デリバリパイプの燃料圧を制御する電磁弁、この電磁弁に開弁信号を与える制御手段、前記デリバリパイプを含む高圧燃料経路の加圧燃料をリリーフして燃料圧を制御する高圧レギュレータを備え、前記高圧レギュレータは、少なくとも燃料ポンプの吐出量の最大値に相当する燃料のリリーフが可能なように設定され、且つ前記電磁弁による燃料圧制御が不安定となる内燃機関の回転領域においては前記制御手段からの開弁信号が休止されるように構成され、前記電磁弁による燃料圧制御が不安定となるエンジン高速回転域においては、前記電磁弁の制御による燃料圧力制御から前記高圧レギュレータによる燃料圧力制御に切替え、また、電磁弁による燃料圧制御が不安定となるエンジン始動時においては、始動直後は前記高圧レギュレータによる燃料圧力制御を行い、前記デリバリパイプ内の燃料圧力が安定した後、前記電磁弁の制御による燃料圧力制御に切替えるようにしたことを特徴とする可変吐出量燃料供給装置。
- 高圧レギュレータが、燃料ポンプと一体に構成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の可変吐出量燃料供給装置。
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