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JP3802768B2 - 商品販売データ処理装置、携帯型電子端末、商品販売システム、クーポン値引き方法及びプログラム - Google Patents

商品販売データ処理装置、携帯型電子端末、商品販売システム、クーポン値引き方法及びプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品販売データ処理装置、携帯型電子端末、商品販売システム、クーポン値引き方法及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりスーパーマーケットやコンビニエンスストア等においては、販売促進のために、金券であるクーポン券を発行している。このクーポン券は、精算時に回収され、POS(Point of Sales:販売時点管理)端末等において当該クーポン券の対象商品から所定金額を値引くようにしている。
【0003】
このようなクーポン券は発行店舗や発行チェーンのみで使用できるものが多く、クーポン券の発行は店舗やチェーンとしてみれば非常に有効な販売促進手法となっている。
【0004】
また、近年においては、通信機能を有するPDA(Personal Digital Assistants)と称される個人用の携帯用情報端末や携帯電話が急速に普及してきている。これら携帯用情報端末や携帯電話においては、ブラウジング機能などのインターネットに対する操作のための特殊な機能が搭載されていることを条件に、無線または有線でのインターネットへの接続が可能になっており、さまざまなサービスの提供を受けることが可能となっている。
【0005】
例えば、携帯電話等に提供されるサービスの1つとして、前述したようなクーポン券を携帯電話等の画面に表示させて提示することにより、当該クーポン券の対象商品から所定金額を値引くようなクーポンサービスが考えられている。特に、クーポン券をバーコード化して画面に表示するようにしたものについては、POS端末等において読み取るだけで値引処理が可能になることから、非常に有用である。
【0006】
このような携帯電話等を利用したクーポンサービスによれば、各種のクーポン券を財布等に入れて持ち歩く必要がなくなるとともに、クーポン券をなくすこともないことから、今後広く普及していく見込みである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、携帯電話等を利用したクーポンサービスにおいては、多数のメーカーや小売流通チェーン等がクーポン券をそれぞれ発行するため、所望のクーポン券を画面に表示するには、ある程度のキー操作を経なければならない。特に、異なる2つ以上のクーポン券を同時に利用したい場合においては、異なるクーポン画面を続けて表示しなければならず、操作が面倒なものとなっている。
【0008】
本発明の目的は、クーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報の読取作業にかかる時間を短縮し、業務効率の向上を図ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、入力された商品コードに基づいて商品販売処理する商品販売データ処理装置において、クーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報を複数含んでクーポン券として機能する2次元コードを読み取る2次元コード読取手段と、入力された前記商品コードが、前記2次元コード読取手段により読み取られた前記2次元コードに含まれる少なくとも1以上の前記クーポン値引き対象商品の商品コードに該当するか否かを照合するクーポン値引き照合手段と、このクーポン値引き照合手段による照合の結果、入力された前記商品コードが、前記2次元コード読取手段により読み取られた前記2次元コードに含まれる前記クーポン値引き対象商品の商品コードの何れか一に該当すると判断した場合、前記クーポン値引き対象商品について前記値引き額を値引くクーポン値引き手段と、を備える。
【0010】
したがって、クーポン券として機能する2次元コードにはクーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報が少なくとも1以上含まれており、読み取られた2次元コードに含まれるクーポン値引き対象商品の商品コードと入力された商品コードとが照合され、読み取られた2次元コードに含まれるクーポン値引き対象商品の商品コードの何れか一に入力された商品コードが該当すると判断された場合に、値引きが実行される。これにより、たとえ複数のクーポン値引き情報を有している場合であっても一回の読取動作でクーポン値引きが可能になるので、クーポン値引き情報の読取作業にかかる時間が短縮され、業務効率の向上を図ることが可能になる。
【0011】
請求項2記載の発明は、表示部に各種データを表示可能な携帯型電子端末において、クーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報を少なくとも 1 以上記憶するクーポン情報記憶エリアと、前記クーポン情報記憶エリアに記憶したクーポン値引き情報を複数組合せた2次元コードを作成する2次元コード作成手段と、この2次元コード作成手段により作成された前記2次元コードを表示部に表示させる2次元コード表示手段と、を備える。
【0012】
したがって、複数のクーポン値引き情報が組み合わされて一つの2次元コードとして作成され、表示部に表示されることにより、この2次元コードを読み取るだけで全てのクーポン値引き情報を取得することが可能になるので、クーポン値引き情報の読取作業にかかる時間が短縮され、業務効率の向上を図ることが可能になる。
【0013】
請求項3記載の発明の商品販売システムは、請求項1記載の商品販売データ処理装置と、請求項2記載の携帯型電子端末と、を備える。
【0014】
したがって、携帯型電子端末の表示部に表示された2次元コードにはクーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報が少なくとも1以上含まれており、読み取られた2次元コードに含まれるクーポン値引き対象商品の商品コードと入力された商品コードとが照合され、読み取られた2次元コードに含まれるクーポン値引き対象商品の商品コードの何れか一に入力された商品コードが該当すると判断された場合に、値引きが実行される。これにより、たとえ複数のクーポン値引き情報を有している場合であっても一回の読取動作でクーポン値引きが可能になるので、クーポン値引き情報の読取作業にかかる時間が短縮され、業務効率の向上を図ることが可能になる。
【0015】
請求項4記載の発明は、入力された商品コードに基づいて商品販売処理する商品販売データ処理装置と、表示部に各種データを表示可能な携帯型電子端末と、を備える商品販売システムにおいて用いられ、プロセッサ演算処理により実現されるクーポン値引き方法であって、前記携帯型電子端末の表示部にクーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報を複数含んでクーポン券として機能する2次元コードを表示させる2次元コード表示制御工程と、前記携帯型電子端末の表示部に表示されている前記2次元コードをコード読取装置を用いて読み取る2次元コード読取制御工程と、前記商品販売データ処理装置で入力された前記商品コードが、前記2次元コード読取制御工程により読み取られた前記2次元コードに含まれる少なくとも1以上の前記クーポン値引き対象商品の商品コードに該当するか否かを照合するクーポン値引き照合制御工程と、このクーポン値引き照合制御工程による照合の結果、入力された前記商品コードが、前記2次元コード読取制御工程により読み取られた前記2次元コードに含まれる前記クーポン値引き対象商品の商品コードの何れか一に該当すると判断した場合、前記クーポン値引き対象商品について前記値引き額を値引くクーポン値引き制御工程と、を含んでなる。
【0016】
したがって、携帯型電子端末の表示部に表示された2次元コードにはクーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報が少なくとも1以上含まれており、読み取られた2次元コードに含まれるクーポン値引き対象商品の商品コードと入力された商品コードとが照合され、読み取られた2次元コードに含まれるクーポン値引き対象商品の商品コードの何れか一に入力された商品コードが該当すると判断された場合に、値引きが実行される。これにより、たとえ複数のクーポン値引き情報を有している場合であっても一回の読取動作でクーポン値引きが可能になるので、クーポン値引き情報の読取作業にかかる時間が短縮され、業務効率の向上を図ることが可能になる。
【0017】
請求項5記載の発明は、入力された商品コードに基づいて商品販売処理する商品販売データ処理装置が備えるコンピュータを制御するプログラムであって、クーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報を複数含んでクーポン券として機能する2次元コードを読み取る2次元コード読取機能と、入力された前記商品コードが、前記2次元コード読取機能により読み取られた前記2次元コードに含まれる少なくとも1以上の前記クーポン値引き対象商品の商品コードに該当するか否かを照合するクーポン値引き照合機能と、このクーポン値引き照合機能による照合の結果、入力された前記商品コードが、前記2次元コード読取機能により読み取られた前記2次元コードに含まれる前記クーポン値引き対象商品の商品コードの何れか一に該当すると判断した場合、前記クーポン値引き対象商品について前記値引き額を値引くクーポン値引き機能と、を前記コンピュータに実行させる。
【0018】
したがって、クーポン券として機能する2次元コードにはクーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報が少なくとも1以上含まれており、入力された商品コードと2次元コードに含まれるクーポン値引き対象商品の商品コードとが照合され、読み取られた2次元コードに含まれるクーポン値引き対象商品の商品コードの何れか一に入力された商品コードが該当すると判断された場合に、値引きが実行される。これにより、たとえ複数のクーポン値引き情報を有している場合であっても一回の読取動作でクーポン値引きが可能になるので、クーポン値引き情報の読取作業にかかる時間が短縮され、業務効率の向上を図ることが可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の第一の実施の形態を図1ないし図7に基づいて説明する。本実施の形態の商品販売システムは、概略的には、クーポン券を発行して、そのクーポン券が売上登録の際に提示された場合には対象商品から所定金額を値引くようなクーポンサービスを実施しているスーパーマーケット等で用いられるシステムである。
【0020】
ここで、図1は商品販売システム1の全体構成を概略的に示すシステム構成図である。図1に示すように、商品販売システム1は、スーパーマーケット等の小売店舗に設けられるPOS(Point of Sales:販売時点管理)システム5を主体に構成されている。POSシステム5は、商品販売データ処理装置であってスーパーマーケットのレジカウンターに設置される複数台のPOS端末2と、これらのPOS端末2をLAN(Local Area Network)3によって接続して集中管理するホストコンピュータ4とで構成されている。また、POSシステム5を構成するホストコンピュータ4は、電話回線を経由して通信ネットワークであるインターネット網100に接続可能とされており、インターネット上のWWW(World Wide Web)サーバとしても機能する。
【0021】
また、インターネット網100には、携帯電話網101がゲートウェイ102を介して接続されている。このようにインターネット網100に接続される携帯電話網101で使用される携帯型電子端末である携帯電話103(103a,103b,・・・,103x)には、ブラウジング機能などのインターネットに対する操作のための特殊な機能が搭載されている。なお、携帯電話103には、PHS(Personal Handyphone System)端末も含まれるものとする。このような携帯電話103には、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部104、入力部として機能する各種キーを備えたキーボード105が設けられている。
【0022】
続いて、POSシステム5を構成するPOS端末2について説明する。POS端末2は、店舗の精算場所に配設されてキャッシャが売上処理を行うためのものであり、図2に示すような構成とされている。POS端末2には、本体8の上面側にキーボード9が設けられており、本体8の下部側にはドロワ10が引出自在に設けられている。また、本体8の奥側には表示器11が設けられている。さらには、磁気カード製の会員カード(図示せず)の読み取りを行うための磁気カードリーダ12がキーボード9の脇に並設されている。
【0023】
さらに、POS端末2には、商品コード等を光学的に読み取るためのコード読取装置であるコードスキャナ13も接続されている。このコードスキャナ13は、一台で、商品コード等のバーコード(1次元コード)、及び後述する2次元コードC(図6参照)のスキャニングが可能なマルチコードスキャナである。
【0024】
このようなPOS端末2の電装系は図3に示すように構成されている。POS端末2は、CPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成されるPOS制御部14と、不揮発性ROM等で構成されるメモリ部15とを保有し、バス16を介して接続された通信インタフェース17から、LAN3を介してホストコンピュータ4との間で相互にオンライン通信を実行し得るように構成されている。そして、POS制御部14は、CPUがROMの制御プログラムに従って動作することにより、後述する2次元コード読取手段、クーポン値引き照合手段及びクーポン値引き手段を実現する。
【0025】
また、POS制御部14には、バス16及びI/O機器制御部18を介して、前述したキーボード9、表示器11、磁気カードリーダ12、コードスキャナ13とともにプリンタ19が接続されている。このプリンタ19は、POS端末2の本体8内に内蔵されたレシート/ジャーナルプリンタであり、売上処理に伴い、取引単位でレシートを発行するとともに、並行してジャーナル用紙への印字を行うものである。
【0026】
次に、ホストコンピュータ4について説明する。ホストコンピュータ4は、POSシステム5全体の制御を受持ち、その電装系は、例えば、図4に示すような構成とされている。ホストコンピュータ4は、CPU、ROM、RAM等で構成される制御部20と、不揮発性ROM等で構成されるメモリ部21とを保有し、バス22を介して接続された通信インタフェース23aから、LAN3を介して複数台のPOS端末2との間で相互にオンライン通信を実行し得るように構成されている。また、制御部20には、インターネット網100に接続するための通信インタフェース23bもバス22を介して接続されている。さらに、制御部20にはバス22及びI/O機器制御部24を介して、キーボード25、表示器26、プリンタ27及びHDD(Hard Disk Drive)28が接続されている。HDD28には、制御部20のCPUを動作させる制御プログラムの他、商品マスタファイルF1、売上ファイルF2等が格納されている。なお、商品マスタファイルF1は商品コードに対応付けて商品名や単価を記憶するもの、売上ファイルF2は各POS端末2から送信される売上登録データを記憶するものである。また、商品マスタファイルF1は、各POS端末2に備えられるものであっても良い。
【0027】
以上のようなPOS端末2とホストコンピュータ4とで構成されるPOSシステム5の売上処理の際の動作について簡単に説明する。例えば商品に付された商品コードがPOS端末2のコードスキャナ13によって読み取られると、POS端末2は読み取った商品コードをホストコンピュータ4に問い合わせる。そして、商品コードを問い合わせられたホストコンピュータ4側においては、POS端末2からの問い合わせにより商品マスタファイルF1を検索し、該当する商品コードに対応した商品名や単価等を読み出してPOS端末2へ送信する。また、POS端末2は、ホストコンピュータ4からの商品名や単価等を受信し、問い合わせした商品コード及び受信した商品名や単価等に基づいて売上登録するとともに、部門別登録や表示器11への表示、またプリンタ19により印字出力を行い、さらに売上登録した売上登録データをホストコンピュータ4へ送信する。さらに、POS端末2から売上登録した売上登録データを送信されたホストコンピュータ4側では、POS端末2からの売上登録データを売上ファイルF2に累計する。
【0028】
続いて、商品販売システム1を構成する携帯電話103について図5を参照しつつ説明する。本実施の形態の携帯電話103は、その外観等については周知のものと何ら変わるものではないため説明を省略する。図5に示すように、携帯電話103にはMicrocomputer(以下、マイコンという。)106が備えられており、このマイコン106が、電話機能を発揮する通信制御部107、表示部104、各種キーを備えたキーボード105等の各部を駆動制御する。マイコン106は、各部を集中的に制御するCPU108にバスライン109を介して、マイコン106を動作させる制御プログラム等の固定的データを予め格納するROM110と各種データを書き換え自在に格納するワークエリアとして機能するRAM111とが接続されて構成されている。加えて、バスライン109には、表示データ等を高速展開するVRAM(Video Random Access Memory)112や不揮発性のフラッシュメモリ113が接続されている。フラッシュメモリ113には、クーポン券として機能する2次元コードを記憶するクーポン券記憶エリア113aが設けられている。ここで、クーポン券記憶エリア113aに記憶されている2次元コードは、POSシステム5のホストコンピュータ4からインターネット網100を介して配信されるものであっても良いし、携帯電話103からインターネット網100を介してPOSシステム5のホストコンピュータ4から取得したものであっても良い。
【0029】
このような構成により、CPU108はROM110の制御プログラムに従って動作することにより、顧客による携帯電話103のキーボード105の操作により表示要求があった場合には、クーポン券記憶エリア113aに記憶した2次元コードCを携帯電話103の表示部104に表示させることが可能である(図7参照)。つまり、クーポン券として機能する2次元コードCを携帯電話103に格納した顧客は、このクーポン券として機能する2次元コードCが格納されている携帯電話103を持ってスーパーマーケットに出向き、その携帯電話103のキーボード105を操作して2次元コードCを表示部104に再び表示させることにより、クーポン値引きを受けることが可能になっている。
【0030】
ここで、携帯電話103の表示部104に表示されるクーポン券として機能する2次元コードCには、クーポン券であることを示すコードの他、当該クーポン値引き対象商品の商品コードや商品名、値引き額、有効期限等が格納されている。なお、2次元コードCに格納されるクーポン値引き対象商品の情報は、一つに限るものではなく、複数のクーポン値引き対象商品の情報が合成されて格納されているものであっても良い。
【0031】
なお、図6には、2次元コードCの一例としてデータコードを記載したが、これに限るものではなく、ベリコード、QRコード、マキシコード、PDF417等の各種2次元コードであっても何ら問題はない。
【0032】
続いて、本実施の形態の商品販売システム1が備える特長的な機能について以下において詳細に説明する。なお、従来から行なわれている処理と同様の処理についてはその説明を省略する。ここでは、本実施の形態の商品販売システム1が備える特長的な機能を実現するクーポン券値引き処理について、POS端末2のPOS制御部14側の制御処理を示す図7のフローチャートを参照して説明する。
【0033】
図7に示すように、POS端末2のPOS制御部14は、コードスキャナ13によるコードスキャンに待機しており(ステップS1)、コードスキャナ13によるコードスキャンが有ったと判断した場合には(ステップS1のY)、コードスキャナ13により読み取られたコードが商品の売上登録に用いる商品コードなのか、クーポン券として機能する2次元コードCなのかを判断する(ステップS2)。
【0034】
コードスキャナ13により読み取られたコードが売上商品についての商品コードであった場合には、ステップS3において売上登録処理が実行される。この売上登録処理では、前述したように、入力された商品コードに基づいて商品マスタファイルF1を検索して取得した商品名や単価等に基づいて各種の登録処理を行う。
【0035】
一方、このような売上登録処理の際に、携帯電話103の表示部104に表示されている2次元コードCが顧客により提示され、この2次元コードCをコードスキャナ13によって読み取った場合には、ステップS4に進むことになる。ここに、2次元コード読取手段の機能が実行される。
【0036】
POS制御部14は、読み取られた2次元コードCに格納されている各種データをメモリ部15に格納するとともに(ステップS4)、そのメモリ部15に格納された各種データに含まれる少なくとも1以上のクーポン値引き対象商品の商品コードの中に売上登録処理された商品の商品コードに一致するものがあるか否かを照合する照合処理を実行する(ステップS5)。ここに、クーポン値引き照合手段の機能が実行される。
【0037】
照合処理の結果、売上登録処理された商品の中に少なくとも1以上のクーポン値引き対象商品が有る場合には(ステップS6のY)、当該クーポン値引き対象商品に係るデータ(クーポン値引き対象商品の商品コードや商品名、値引き額、有効期限等)を抽出する(ステップS7)。なお、照合処理の結果、売上登録処理された商品の中にクーポン値引き対象商品が無い場合には(ステップS6のN)、値引き処理は行われない。
【0038】
その後、ステップS8において有効期限内であるか否かを抽出したクーポン値引き対象商品クーポンに係るデータに基づいて判別し、有効期限内であれば(ステップS8のY)、クーポン値引き対象商品について所定の値引き額だけ値引いて登録する(ステップS9)。ここに、クーポン値引き手段の機能が実行される。なお、有効期限内でない場合には(ステップS8のN)、値引き処理は行われない。
【0039】
このようなステップS1〜S9の処理は、キーボード9に設けられた預/現計キー等が操作されて締めが宣言されたと判断される迄(ステップS10のY)、繰り返される。
【0040】
キーボード9に設けられた預/現計キー等が操作されて締めが宣言された場合には(ステップS10のY)、プリンタ19によるレシートの印字出力や、売上登録した売上登録データをホストコンピュータ4へ送信する等の締め処理を実行する。
【0041】
ここに、携帯電話103の表示部104に表示された2次元コードCにはクーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報を少なくとも1以上含むことから、読み取った2次元コードCに含まれるクーポン値引き対象商品の商品コードと入力された商品コードとを照合し、読み取った2次元コードCに含まれるクーポン値引き対象商品の商品コードの何れか一に入力された商品コードが該当すると判断した場合に、値引きを実行する。これにより、たとえ複数のクーポン値引き情報を有している場合であっても一回の読取動作でクーポン値引きを行うことができるので、クーポン値引き情報の読取作業にかかる時間を短縮することができ、業務効率の向上を図ることができる。
【0042】
なお、本実施の形態においては、携帯電話103の表示部104にクーポン券として機能する2次元コードCを表示させ、この2次元コードCをコードスキャナ13により読み取ってクーポン券値引き処理を行うようにしたが、これに限るものではない。例えば、クーポン券として機能する2次元コードCが予め印刷されているクーポン券を用いても良いし、あるいは、プリンタ装置が接続されたパーソナルコンピュータに対してPOSシステム5のホストコンピュータ4からインターネット網100を介して2次元コードCを配信したりパーソナルコンピュータからインターネット網100を介してPOSシステム5のホストコンピュータ4にアクセスして2次元コードCを取得し、プリンタ装置からプリントアウトした2次元コードCを用いるようにしても良い。
【0043】
また、本実施の形態においては、商品販売データ処理装置としてPOS端末2を適用したがこれに限るものではない。例えば、複数台のPOS端末2とホストコンピュータ4とで構成されるPOSシステム5を商品販売データ処理装置として適用しても良い。
【0044】
次に、本発明の第二の実施の形態について図8ないし図10を参照して説明する。なお、前述した第一の実施の形態と同一部分は同一符号で示し説明も省略する。第一の実施の形態で示した携帯電話103では2次元コードCをインターネット網100を介したPOSシステム5のホストコンピュータ4からの配信や、インターネット網100を介してPOSシステム5のホストコンピュータ4に携帯電話103からアクセスして取得することにより表示部104に表示させるようにしていたが、本実施の形態においては、携帯電話103側で2次元コードCを作成するようにした点で第一の実施の形態とは異なるものである。
【0045】
図8に示すように、本実施の形態の携帯電話103のフラッシュメモリ113には、第一の実施の形態において説明したクーポン券として機能する2次元コードCを記憶するクーポン券記憶エリア113aの他、少なくとも1以上のクーポン情報(クーポン値引き対象商品の商品コードや商品名、値引き額、有効期限等)を記憶するクーポン情報記憶エリア113bが設けられている。このクーポン情報は、POSシステム5のホストコンピュータ4からインターネット網100を介して配信されるものであっても良いし、携帯電話103からインターネット網100を介してPOSシステム5のホストコンピュータ4から取得したものであっても良い。
【0046】
また、ROM110にはマイコン106を動作させる制御プログラムが格納されているが、本実施の形態の携帯電話103が備える特長的な機能である2次元コード作成機能を実現するプログラムも制御プログラムとしてROM110に格納されている。
【0047】
続いて、本実施の形態の携帯電話103が備える特長的な機能である2次元コード作成機能について図9のフローチャートを参照して以下において詳細に説明する。なお、2次元コード作成処理は、携帯電話103でのキーボード105の操作により、図10(a)に示す動作モードの選択を要求するメニュー画面aが携帯電話103の表示部104に表示されている場合に実行されるものである。
【0048】
図10(a)に示すメニュー画面aが表示されている状態で、「クーポン」のメニューが指定されると(ステップS20のY)、「データフォルダにn(本実施の形態では2)件の請求データがあります。2次元コードを作成しますか?」等の操作ガイダンスgと、「作成する」,「作成しない」等の選択肢sが表示された2次元コード作成確認画面bを表示部104に表示する(ステップS21)。
【0049】
図10(b)に示す2次元コード作成確認画面bを表示部104に表示した状態で、キーボード105の操作により、「作成する」または「作成しない」のいずれか一方の選択肢sが指定されたと判断するまで待機し(ステップS22のN,ステップS23のN)、「作成する」の選択肢sが指定されたと判断した場合には(ステップS22のY)、クーポン情報記憶エリア113bを参照して、クーポン情報記憶エリア113bに記憶された少なくとも1以上のクーポン情報に基づいて、2次元コードCを作成し(ステップS24:2次元コード作成手段)、図10(c)に示すように作成した2次元コードCを表示部104に表示させるとともに、作成した2次元コードCをクーポン券記憶エリア113aに記憶する(ステップS25)。
【0050】
一方、「作成しない」の選択肢sが指定されたと判断した場合には(ステップS23のY)、そのまま処理を終了する。
【0051】
このようにしてクーポン券として機能する2次元コードCを作成した顧客は、このクーポン券として機能する2次元コードCが格納されている携帯電話103を持ってスーパーマーケットに出向き、その携帯電話103のキーボード105を操作して2次元コードCを表示部104に再び表示させることにより、クーポン値引きを受けることが可能になっている。ここに、2次元コード表示手段が実現されている。
【0052】
ここに、複数のクーポン値引き情報を組み合わせて一つの2次元コードCを作成し、表示部104に表示することにより、この2次元コードCを読み取るだけで全てのクーポン値引き情報を取得することができるようになるので、クーポン値引き情報の読取作業にかかる時間を短縮することができ、業務効率の向上を図ることができる。
【0053】
なお、本実施の形態では、2次元コード作成機能を実現するプログラムをROM110に予め格納するようにしたが、これに限るものではなく、例えばホストコンピュータ4から2次元コードCを作成するためのプログラムを2次元コード作成の度にダウンロードするようにしても良い。
【0054】
また、各実施の形態においては、携帯型電子端末として携帯電話103を適用したが、これに限るものではなく、通信機能を備えることを条件として、ノート型パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistants)と称される携帯用情報端末等を適用しても良い。
【0055】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、入力された商品コードに基づいて商品販売処理する商品販売データ処理装置において、クーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報を複数含んでクーポン券として機能する2次元コードを読み取る2次元コード読取手段と、入力された前記商品コードが、前記2次元コード読取手段により読み取られた前記2次元コードに含まれる少なくとも1以上の前記クーポン値引き対象商品の商品コードに該当するか否かを照合するクーポン値引き照合手段と、このクーポン値引き照合手段による照合の結果、入力された前記商品コードが、前記2次元コード読取手段により読み取られた前記2次元コードに含まれる前記クーポン値引き対象商品の商品コードの何れか一に該当すると判断した場合、前記クーポン値引き対象商品について前記値引き額を値引くクーポン値引き手段と、を備え、クーポン券として機能する2次元コードにはクーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報を少なくとも1以上含むことから、読み取った2次元コードに含まれるクーポン値引き対象商品の商品コードと入力された商品コードとを照合し、読み取った2次元コードに含まれるクーポン値引き対象商品の商品コードの何れか一に入力された商品コードが該当すると判断した場合に、値引きを実行することにより、たとえ複数のクーポン値引き情報を有している場合であっても一回の読取動作でクーポン値引きを行うことができるので、クーポン値引き情報の読取作業にかかる時間を短縮することができ、業務効率の向上を図ることができる。
【0056】
請求項2記載の発明によれば、表示部に各種データを表示可能な携帯型電子端末において、クーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報を少なくとも 1 以上記憶するクーポン情報記憶エリアと、前記クーポン情報記憶エリアに記憶したクーポン値引き情報を複数組合せた2次元コードを作成する2次元コード作成手段と、この2次元コード作成手段により作成された前記2次元コードを表示部に表示させる2次元コード表示手段と、を備え、複数のクーポン値引き情報を組み合わせて一つの2次元コードを作成し、表示部に表示することにより、この2次元コードを読み取るだけで全てのクーポン値引き情報を取得することができるようになるので、クーポン値引き情報の読取作業にかかる時間を短縮することができ、業務効率の向上を図ることができる。
【0057】
請求項3記載の発明の商品販売システムによれば、請求項1記載の商品販売データ処理装置と、請求項2記載の携帯型電子端末と、を備え、携帯型電子端末の表示部に表示された2次元コードにはクーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報を少なくとも1以上含むことから、読み取った2次元コードに含まれるクーポン値引き対象商品の商品コードと入力された商品コードとを照合し、読み取った2次元コードに含まれるクーポン値引き対象商品の商品コードの何れか一に入力された商品コードが該当すると判断した場合に、値引きを実行することにより、たとえ複数のクーポン値引き情報を有している場合であっても一回の読取動作でクーポン値引きを行うことができるので、クーポン値引き情報の読取作業にかかる時間を短縮することができ、業務効率の向上を図ることができる。
【0058】
請求項4記載の発明によれば、入力された商品コードに基づいて商品販売処理する商品販売データ処理装置と、表示部に各種データを表示可能な携帯型電子端末と、を備える商品販売システムにおいて用いられ、プロセッサ演算処理により実現されるクーポン値引き方法であって、前記携帯型電子端末の表示部にクーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報を複数含んでクーポン券として機能する2次元コードを表示させる2次元コード表示制御工程と、前記携帯型電子端末の表示部に表示されている前記2次元コードをコード読取装置を用いて読み取る2次元コード読取制御工程と、前記商品販売データ処理装置で入力された前記商品コードが、前記2次元コード読取制御工程により読み取られた前記2次元コードに含まれる少なくとも1以上の前記クーポン値引き対象商品の商品コードに該当するか否かを照合するクーポン値引き照合制御工程と、このクーポン値引き照合制御工程による照合の結果、入力された前記商品コードが、前記2次元コード読取制御工程により読み取られた前記2次元コードに含まれる前記クーポン値引き対象商品の商品コードの何れか一に該当すると判断した場合、前記クーポン値引き対象商品について前記値引き額を値引くクーポン値引き制御工程と、を含み、携帯型電子端末の表示部に表示された2次元コードにはクーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報を少なくとも1以上含むことから、読み取った2次元コードに含まれるクーポン値引き対象商品の商品コードと入力された商品コードとを照合し、読み取った2次元コードに含まれるクーポン値引き対象商品の商品コードの何れか一に入力された商品コードが該当すると判断した場合に、値引きを実行することにより、たとえ複数のクーポン値引き情報を有している場合であっても一回の読取動作でクーポン値引きを行うことができるので、クーポン値引き情報の読取作業にかかる時間を短縮することができ、業務効率の向上を図ることができる。
【0059】
請求項5記載の発明によれば、入力された商品コードに基づいて商品販売処理する商品販売データ処理装置が備えるコンピュータを制御するプログラムであって、クーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報を複数含んでクーポン券として機能する2次元コードを読み取る2次元コード読取機能と、入力された前記商品コードが、前記2次元コード読取機能により読み取られた前記2次元コードに含まれる少なくとも1以上の前記クーポン値引き対象商品の商品コードに該当するか否かを照合するクーポン値引き照合機能と、このクーポン値引き照合機能による照合の結果、入力された前記商品コードが、前記2次元コード読取機能により読み取られた前記2次元コードに含まれる前記クーポン値引き対象商品の商品コードの何れか一に該当すると判断した場合、前記クーポン値引き対象商品について前記値引き額を値引くクーポン値引き機能と、を前記コンピュータに実行させ、クーポン券として機能する2次元コードにはクーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報を少なくとも1以上含むことから、読み取った2次元コードに含まれるクーポン値引き対象商品の商品コードと入力された商品コードとを照合し、読み取った2次元コードに含まれるクーポン値引き対象商品の商品コードの何れか一に入力された商品コードが該当すると判断した場合に、値引きを実行することにより、たとえ複数のクーポン値引き情報を有している場合であっても一回の読取動作でクーポン値引きを行うことができるので、クーポン値引き情報の読取作業にかかる時間を短縮することができ、業務効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の商品販売システムの全体構成を概略的に示すシステム構成図である。
【図2】POS端末の構成を概略的に示す外観斜視図である。
【図3】POS端末の電装系の構成を示すブロック図である。
【図4】ホストコンピュータの電装系の構成を示すブロック図である。
【図5】携帯電話の電装系の構成を示すブロック図である。
【図6】2次元コードが表示された状態の携帯電話を示す外観斜視図である。
【図7】POS端末のPOS制御部側の制御処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第二の実施の形態の商品販売システムに用いられる携帯電話の電装系の構成を示すブロック図である。
【図9】2次元コード作成処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】携帯電話の表示画面を操作順に示す正面図である。
【符号の説明】
1 商品販売システム
5 商品販売データ処理装置
13 コード読取装置
103 携帯型電子端末
104 表示部
C 2次元コード

Claims (5)

  1. 入力された商品コードに基づいて商品販売処理する商品販売データ処理装置において、
    クーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報を複数含んでクーポン券として機能する2次元コードを読み取る2次元コード読取手段と、
    入力された前記商品コードが、前記2次元コード読取手段により読み取られた前記2次元コードに含まれる少なくとも1以上の前記クーポン値引き対象商品の商品コードに該当するか否かを照合するクーポン値引き照合手段と、
    このクーポン値引き照合手段による照合の結果、入力された前記商品コードが、前記2次元コード読取手段により読み取られた前記2次元コードに含まれる前記クーポン値引き対象商品の商品コードの何れか一に該当すると判断した場合、前記クーポン値引き対象商品について前記値引き額を値引くクーポン値引き手段と、
    を備えることを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 表示部に各種データを表示可能な携帯型電子端末において、
    クーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報を少なくとも 1 以上記憶するクーポン情報記憶エリアと、
    前記クーポン情報記憶エリアに記憶したクーポン値引き情報を複数組合せた2次元コードを作成する2次元コード作成手段と、
    この2次元コード作成手段により作成された前記2次元コードを表示部に表示させる2次元コード表示手段と、
    を備えることを特徴とする携帯型電子端末。
  3. 請求項1記載の商品販売データ処理装置と、
    請求項2記載の携帯型電子端末と、
    を備えることを特徴とする商品販売システム。
  4. 入力された商品コードに基づいて商品販売処理する商品販売データ処理装置と、表示部に各種データを表示可能な携帯型電子端末と、を備える商品販売システムにおいて用いられ、プロセッサ演算処理により実現されるクーポン値引き方法であって、
    前記携帯型電子端末の表示部にクーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報を複数含んでクーポン券として機能する2次元コードを表示させる2次元コード表示制御工程と、
    前記携帯型電子端末の表示部に表示されている前記2次元コードをコード読取装置を用いて読み取る2次元コード読取制御工程と、
    前記商品販売データ処理装置で入力された前記商品コードが、前記2次元コード読取制御工程により読み取られた前記2次元コードに含まれる少なくとも1以上の前記クーポン値引き対象商品の商品コードに該当するか否かを照合するクーポン値引き照合制御工程と、
    このクーポン値引き照合制御工程による照合の結果、入力された前記商品コードが、前記2次元コード読取制御工程により読み取られた前記2次元コードに含まれる前記クーポン値引き対象商品の商品コードの何れか一に該当すると判断した場合、前記クーポン値引き対象商品について前記値引き額を値引くクーポン値引き制御工程と、
    を含んでなることを特徴とするクーポン値引き方法。
  5. 入力された商品コードに基づいて商品販売処理する商品販売データ処理装置が備えるコンピュータを制御するプログラムであって、
    クーポン値引き対象商品の商品コードと値引き額とを有するクーポン値引き情報を複数含んでクーポン券として機能する2次元コードを読み取る2次元コード読取機能と、
    入力された前記商品コードが、前記2次元コード読取機能により読み取られた前記2次元コードに含まれる少なくとも1以上の前記クーポン値引き対象商品の商品コードに該当するか否かを照合するクーポン値引き照合機能と、
    このクーポン値引き照合機能による照合の結果、入力された前記商品コードが、前記2次元コード読取機能により読み取られた前記2次元コードに含まれる前記クーポン値引き対象商品の商品コードの何れか一に該当すると判断した場合、前記クーポン値引き対象商品について前記値引き額を値引くクーポン値引き機能と、
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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