JP3722013B2 - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に装備される頭部保護エアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
頭部保護エアバッグ装置の一つとして、インフレータからガスが供給されることにより車室内の側部にてカーテン状に膨張展開するエアバッグが折り畳まれた状態にて車体のピラー部とルーフサイドレール部(車体のドア開口部の上縁)に沿って収納されるようにしたものがあり、例えば特許第3052085号に示されている。
【0003】
上記した特許第3052085号に示されている頭部保護エアバッグ装置においては、Aピラーガーニッシュの裏面(フロントピラーガーニッシュの内面)に、エネルギー吸収部材である多数の板状リブが一体的に形成されている。各板状リブは、折り畳まれた状態のエアバッグの後方に位置していて、Aピラー(フロントピラー)との間には上記したエアバッグの展開を補助する通路が形成されている。また、前記通路に臨む各板状リブの表面は角の無い滑らかな曲面で構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した特許第3052085号の頭部保護エアバッグ装置においては、多数の板状リブがAピラーの長手方向にて所定の間隔で設けられているため、展開時のエアバッグが各板状リブに引っ掛かり易くて、エアバッグの展開方向が安定し難い。また、各板状リブは、所期のエネルギー吸収性能を確保するために大きなストロークが必要であり、かつエアバッグの展開を補助する通路が空走ストローク(エネルギー吸収に無効なストローク)となるため、各板状リブにて所期のエネルギー吸収性能を得るためには、各板状リブを大きくしてAピラーガーニッシュを室内側に大きく張り出す必要がある。なお、Aピラーガーニッシュが室内側に大きく張り出すと、室内空間、視認性、乗降性の面で不利である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した問題に対処すべく、本発明では、インフレータからガスが供給されることにより車室内の側部にてカーテン状に膨張展開するエアバッグが折り畳まれた状態にて車体のピラー部とルーフサイドレール部に沿って収納されるようにした頭部保護エアバッグ装置において、前記ピラー部がピラーガーニッシュにより覆われるAピラー部またはCピラー部であり、このピラー部の長手方向に沿って設けられて同ピラー部に固着される中空状のエネルギー吸収部材が一側に、前記ピラー部の長手方向に沿って連続し前記エアバッグの一部の展開方向を規定するガイド面を有しており、前記ピラー部に配設される前記エアバッグの一部が膨張部を有しないテンションクロスで蛇腹状に折り畳まれて配設されていて、前記ガイド面が前記テンションクロスの展開方向に沿って設けられていること(請求項1に係る発明)に特徴がある。
【0006】
この場合において、蛇腹状に折り畳まれて配設されている前記テンションクロスの前記ガイド面に対向する面は全体が前記ガイド面に接触していること(請求項2に係る発明)、蛇腹状に折り畳まれて配設されている前記テンションクロスの前記ガイド面に対向する面は前記ガイド面に対して離間して配置されていること(請求項3に係る発明)、蛇腹状に折り畳まれて配設されている前記テンションクロスの前記ガイド面に対向する面は前記ガイド面に対して所定角で交差していて、この交差角度を設定することにより前記テンションクロスの展開方向が設定されていること(請求項4に係る発明)も可能である。
【0007】
また、本発明では、インフレータからガスが供給されることにより車室内の側部にてカーテン状に膨張展開するエアバッグが折り畳まれた状態にて車体のピラー部とルーフサイドレール部に沿って収納されるようにした頭部保護エアバッグ装置において、車体のBピラーを覆うBピラーガーニッシュにおける上端部の上方で、前記ルーフサイドレール部の長手方向に沿って、車両のルーフヘッドライニング端末部と同ルーフサイドレール部の間に位置するように同ルーフサイドレール部に固着される中空状のエネルギー吸収部材には、同エネルギー吸収部材に対して車室外側に向けて所定量移動可能に配置されている前記エアバッグの展開方向を車室内側に向ける傾斜したガイド面が形成されていて、同ガイド面に対して前記エアバッグは車幅方向にて車室内側に偏って設けられていて前記エアバッグの車室外側部分のみが前記ガイド面と係合可能であること(請求項5に係る発明)に特徴がある。
【0008】
また、上記した各発明の実施に際しては、前記エネルギー吸収部材が押し出し成形可能な金属からなる中空体または紙と金属箔からなる中空体であること(請求項6に係る発明)も可能であり、前記エアバッグを車体に装着する前に、前記エネルギー吸収部材を車体に固着すること(請求項7に係る発明)が望ましい。
【0009】
【発明の作用・効果】
本発明による頭部保護エアバッグ装置においては、車両の側突時やロールオーバー時等の異常時において該当するセンサが検知する加速度が設定値以上で、折り畳まれて収納されているエアバッグ内にインフレータからガスが供給されると、エアバッグが展開して車室内の側部にてカーテン状に膨張展開する。この際、エアバッグの膨張展開に伴って、ピラー部とピラーガーニッシュとの間に折り畳んだ状態で収納配置されているエアバッグの一部がピラーガーニッシュの端末部とピラー部との間を通してピラーガーニッシュから車室内に向けて放出される。
【0010】
ところで、本発明(請求項1に係る発明)においては、ピラーガーニッシュにより覆われるAピラー部またはCピラー部の長手方向に沿って設けられて同ピラー部に固着される中空状のエネルギー吸収部材が一側に、前記ピラー部の長手方向に沿って連続し前記エアバッグの一部の展開方向を規定するガイド面を有しており、前記ピラー部に配設される前記エアバッグの一部が膨張部を有しないテンションクロスで蛇腹状に折り畳まれて配設されていて、前記ガイド面が前記テンションクロスの展開方向に沿って設けられている。このため、エアバッグの一部(テンションクロス)は展開時にエネルギー吸収部材に引っ掛かり難くて、エアバッグの展開方向が安定し易い。
【0011】
また、本発明では、ピラーガーニッシュにより覆われるAピラー部またはCピラー部にエネルギー吸収部材が固着されるため、車両の衝突時等において仮に乗員の頭部がピラーガーニッシュに当接しても、その際にはエネルギー吸収部材が機能して乗員頭部への衝撃を緩和する。ところで、本発明で採用されているエネルギー吸収部材は、中空状のもので、従来の板状リブに比べてエネルギー吸収効率がよいため、所期のエネルギー吸収性能を小容積(小スペース)で得ることが可能であり、ピラーガーニッシュの室内側への張り出し量を少なくして、良好な室内空間、視認性、乗降性を確保することが可能である。また、本発明では、前記ピラー部がAピラー部またはCピラー部であり、前記エアバッグの一部が膨張部を有しないテンションクロスであるため、エアバッグの膨張展開に伴って、Aピラー部またはCピラー部とピラーガーニッシュとの間に折り畳んだ状態で収納配置されているエアバッグの一部(膨張部を有しないテンションクロス)がピラーガーニッシュの端末部とピラー部間の隙間を通して通過する際に、仮に同隙間が小さくても、エアバッグの一部は容易かつ速やかに通過可能であり、エアバッグの展開完了までの時間を短縮することが可能である。
【0012】
また、本発明においては、前記エネルギー吸収部材が、折り畳んだ状態で収納配置した前記エアバッグの一部の展開方向を規定するガイド面(蛇腹状に折り畳まれたテンションクロスの展開方向に沿って設けられているガイド面)を一側に有していて、ピラー部に固着されているため、エネルギー吸収部材のガイド面を利用して、エアバッグの展開方向をガイド可能であり、新たな部品を追加することなく、エアバッグの展開方向を所定方向に安定して制御可能である。
【0013】
また、本発明において、蛇腹状に折り畳まれて配設されているテンションクロスのガイド面に対向する面の全体がガイド面に接触している場合(請求項2に係る発明の場合)には、ガイド面の形成角度を適宜に設定することにより、エアバッグの展開方向を容易に調整して設定することが可能である。また、蛇腹状に折り畳まれて配設されているテンションクロスのガイド面に対向する面がガイド面に対して離間して配置されている(請求項3に係る発明の場合)には、ガイド面とテンションクロス間の隙間を適宜に設定することにより、エアバッグの展開方向を容易に調整して設定することが可能である。
【0014】
また、本発明において、蛇腹状に折り畳まれて配設されている前記テンションクロスの前記ガイド面に対向する面が前記ガイド面に対して所定角で交差していて、この交差角度を設定することにより前記テンションクロスの展開方向が設定されている場合(請求項4に係る発明の場合)には、ガイド面の形成角度またはエアバッグのガイド面との交差角度を適宜に設定することにより、エアバッグの展開方向を容易に調整して設定することが可能である。
【0015】
また、インフレータからガスが供給されることにより車室内の側部にてカーテン状に膨張展開するエアバッグが折り畳まれた状態にて車体のピラー部とルーフサイドレール部に沿って収納されるようにした頭部保護エアバッグ装置において、車体のBピラーを覆うBピラーガーニッシュにおける上端部の上方で、前記ルーフサイドレール部の長手方向に沿って、車両のルーフヘッドライニング端末部と同ルーフサイドレール部の間に位置するように同ルーフサイドレール部に固着される中空状のエネルギー吸収部材には、同エネルギー吸収部材に対して車室外側に向けて所定量移動可能に配置されている前記エアバッグの展開方向を車室内側に向ける傾斜したガイド面が形成されていて、同ガイド面に対して前記エアバッグは車幅方向にて車室内側に偏って設けられていて前記エアバッグの車室外側部分のみが前記ガイド面と係合可能である場合(請求項5に係る発明の場合)には、エアバッグの展開方向がエネルギー吸収部材のガイド面によって車室内側に向けられる。したがって、展開途中のエアバッグがBピラーガーニッシュとBピラー間に潜り込むことが防止されるとともに、同エアバッグのBピラーガーニッシュ上端部への引っ掛かりが抑制される。
【0016】
また、本発明では、ルーフサイドレールに沿ってエネルギー吸収部材が配設されているため、車両の衝突時等において仮に乗員の頭部がBピラー上方のルーフサイドレールに向けて当接しても、その際にはエネルギー吸収部材が機能して乗員頭部への衝撃を緩和する。また、本発明で採用されているエネルギー吸収部材は、中空状のもので、従来の板状リブに比べてエネルギー吸収効率がよいため、所期のエネルギー吸収性能を小容積(小スペース)で得ることが可能であり、ピラーガーニッシュの室内側への張り出し量を少なくして、良好な室内空間、視認性、乗降性を確保することが可能である。
【0017】
また、本発明では、ガイド面の傾斜角度を適宜に設定することにより、エアバッグの展開方向を容易に調整して上記した作用(エアバッグの展開方向を車室内側に向ける作用)を最適に得ることが可能である。
【0018】
また、上記した各発明の実施に際して、前記エネルギー吸収部材が押し出し成形可能な金属からなる中空体または紙と金属箔からなる中空体である場合(請求項6に係る発明の場合)には、エネルギー吸収部材の軽量化を図りながら所期のエネルギー吸収性能を小容積で得ることが可能であり、折り畳まれた状態のエアバッグとエネルギー吸収部材とを車体の限られたスペースにコンパクトに収納することができる。
【0019】
また、上記した各発明の実施に際して、前記エアバッグを車体に装着する前に、前記エネルギー吸収部材を車体に固着する場合(請求項7に係る発明に場合)には、先に車体に固着されたエネルギー吸収部材を基準として、エアバッグを車体に組付けることが可能であり、エアバッグの車体への組付作業性が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3は本発明を乗用車系車両用の頭部保護エアバッグ装置に実施した実施形態を示していて、この実施形態の頭部保護エアバッグ装置100は、車室内の側部にてカーテン状に膨張展開して前席乗員の頭部と後席乗員の頭部(共に図示省略)を保護するエアバッグ10と、このエアバッグ10にデフューザパイプ21を通してガスを供給するインフレータ22を備えている。エアバッグ10は、膨張部と非膨張部を有するエアバッグ本体11と、このエアバッグ本体11の前端部に組付けられて膨張部を有しないテンションクロス12によって構成されている。
【0021】
エアバッグ本体11は、織目方向が前後上下となるように袋織によって形成されていて、表面に気密保持用のコーティングを施されており、ガス供給口11aと、これの下端に略直交して前後方向に延びるガス通路11bと、このガス通路11bを通して連通する前席用膨張部11cおよび後席用膨張部11dを有するとともに、中間非膨張部11e、前端非膨張部11fおよび4個の取付片部11gを有している。なお、各取付片部11gには、ルーフサイドレール31への取付孔11g1が設けられている。
【0022】
テンションクロス12は、エアバッグ本体11の構成布より薄くて安いノンコート織布(膨張部を有しない基布)によって三角形状(形状は適宜変更可能)に形成されたもの(エアバッグ10の一部)であり、後端部12aにてエアバッグ本体11の前端非膨張部11fに縫合されていて、前端部12bに設けた取付孔12b1にてAピラー32に組付けられる(図1参照)ようになっている。
【0023】
また、エアバッグ本体11は、図3に示したように、上下方向にて蛇腹状に折り畳んだ状態で、ルーフサイドレール31とルーフヘッドライニング41の側方周縁部との間に形成された空間にて、ルーフサイドレール31に沿って収納されるようになっている。また、テンションクロス12は、図2に示したように、蛇腹状に折り畳んだ状態で、Aピラー32とこれに組付けられて覆うAピラーガーニッシュ42との間に形成された空間にて、Aピラー32に沿って収納されるようになっている。なお、蛇腹状に折り畳んだ状態のエアバッグ本体11とテンションクロス12は、エアバッグ10の膨張展開により破断するソックまたはテープ(図示省略)によって保持されている。
【0024】
ところで、本実施形態においては、図1および図2に示したように、Aピラー32とAピラーガーニッシュ42との間で、エアバッグ10のテンションクロス12を折り畳んだ状態で収納配置する箇所に近接して、中空状のエネルギー吸収部材51が配設されている。エネルギー吸収部材51は、Aピラー32の長手方向に沿って配置され、エアバッグ10を車体に装着する前に、挿通孔51aを通して組付けられるねじ61を用いてAピラー32に固着されている。なお、ねじ61は、Aピラー32に予め固着したウエルドナット71に螺着されるようになっている。
【0025】
また、エネルギー吸収部材51は、押し出し成形可能な金属、例えばアルミからなる中空体であり、図2に示したように、車外側(右側)にはテンションクロス12の展開方向を規定するガイド面51bが形成されている。ガイド面51bは、蛇腹状に折り畳んだ状態のテンションクロス12の車内側面(図2の左側でガイド面51bに対向する面)と略平行な平坦面であり、蛇腹状に折り畳んだ状態のテンションクロス12の車内側(左側)全体が接触している。
【0026】
また、本実施形態においては、図1および図3に示したように、Bピラー33にクリップ63を用いて組付けられてBピラー33を覆うBピラーガーニッシュ43における上端部43aの上方で、折り畳まれたエアバッグ本体11の下方に位置するルーフサイドレール31の一部分31aに、中空状のエネルギー吸収部材52が配設されている。
【0027】
エネルギー吸収部材52は、Bピラー33に対応してルーフサイドレール31の長手方向に沿って配置され、エアバッグ10を車体に装着する前に、挿通孔52aを通して組付けられるねじ62を用いてルーフサイドレール31に固着されている。なお、ねじ62は、ルーフサイドレール31に予め固着したウエルドナット72に螺着されるようになっている。また、エネルギー吸収部材52の配設位置は、図3に示したように、ルーフヘッドライニング41の端末部(下端部)41aとルーフサイドレール31間であり、ルーフヘッドライニング41における端末部41aの車外方向への移動をエネルギー吸収部材52が規制する構成となっている。
【0028】
また、エネルギー吸収部材52は、押し出し成形可能な金属、例えばアルミからなる中空体であり、図3に示したように、車内側の上部にはエアバッグ本体11の展開方向を車室内側に向けるガイド面52bが形成されている。ガイド面52bは、エネルギー吸収部材52のボディ側取付面52cに対して傾斜した傾斜面であり、折り畳んだ状態のエアバッグ本体11の車外側下端部がガイド面52bの上端部に接触している。このガイド面52bに対してエアバッグ本体11は車幅方向にて車室内側(図3の右側)に偏って設けられていて、エアバッグ本体11の車室外側部分のみがガイド面52bと係合可能である。
【0029】
上記のように構成した本実施形態においては、車両の側突時やロールオーバー時等の異常時において該当するセンサ(図示省略)が検知する加速度が設定値以上で、折り畳まれて収納されているエアバッグ10におけるエアバッグ本体11のガス供給口11aにインフレータ22からデフューザパイプ21を通してガスが供給されると、供給ガスによってエアバッグ本体11の膨張部11b,11cが膨張展開するのに伴って、図1に示したように、エアバッグ10が展開して車室内の側部にてカーテン状に膨張展開する。
【0030】
この際には、エアバッグ本体11の膨張展開に伴って、Aピラー32とAピラーガーニッシュ42との間に折り畳まれた状態で収納配置されているエアバッグ10のテンションクロス12がAピラーガーニッシュ42の後方端末部42aとAピラー32との間を通してAピラーガーニッシュ42から車室内に向けて放出される。なお、テンションクロス12が車室内に向けて放出される際には、Aピラーガーニッシュ42の後方端末部42aが車室内に向けて大きく湾曲するため、Aピラー32の端部に装着したウエザーストリップ39の舌片部39aとAピラーガーニッシュ42の後方端末部42aとの係合が解かれて、テンションクロス12が通過可能な開口が形成される。
【0031】
ところで、本実施形態においては、Aピラー32とAピラーガーニッシュ42との間に折り畳まれた状態で収納配置されているテンションクロス12に近接して配設したエネルギー吸収部材51が、中空状でAピラー32の長手方向に沿って設けられていて、Aピラー32の長手方向に沿って連続したガイド面(押し出し成形された滑らかな金属表面で摺動抵抗の小さい壁面)51bを備えているため、エアバッグ10のテンションクロス12は展開時にエネルギー吸収部材51に引っ掛かり難くて、エアバッグ10の展開方向が安定し易い。
【0032】
また、本実施形態では、Aピラー32とAピラーガーニッシュ42間にエネルギー吸収部材51がAピラー32の長手方向に沿って配設されているため、車両の衝突時等において仮に乗員の頭部がAピラーガーニッシュ42に当接しても、その際にはエネルギー吸収部材51が塑性変形により機能して乗員頭部への衝撃を緩和する。
【0033】
ところで、本実施形態でAピラー32にて採用されているエネルギー吸収部材51は、中空状のもので、従来の板状リブに比べてエネルギー吸収効率がよいため、所期のエネルギー吸収性能を小容積(小スペース)で得ることが可能であり、Aピラーガーニッシュ42の室内側への張り出し量を少なくして、良好な室内空間、視認性、乗降性を確保することが可能である。
【0034】
また、本実施形態においては、エネルギー吸収部材51が一側にガイド面51bを有していて、このガイド面51bが折り畳んだ状態で収納配置したテンションクロス12の展開方向を規定するため、エネルギー吸収部材51のガイド面51bを利用して、エアバッグ10の展開方向をガイド可能であり、新たな部品を追加することなく、エアバッグ10の展開方向を所定方向に安定して制御可能である。
【0035】
また、本実施形態においては、蛇腹状に折り畳んだ状態で収納配置したテンションクロス12の車内側面(図2の左側でガイド面51bに対向する面)がエネルギー吸収部材51のガイド面51bに対して略平行な方向であり、テンションクロス12がエネルギー吸収部材51のガイド面51bに図2に示したように接触して配置されているため、ガイド面51bの形成角度を適宜に設定することにより、エアバッグ10の展開方向を容易に調整して設定することが可能である。
【0036】
また、本実施形態においては、テンションクロス12が膨張部を有しない基布構成であるため、エアバッグ10の膨張展開に伴って、Aピラー32とAピラーガーニッシュ42との間に折り畳んだ状態で収納配置されているテンションクロス12がAピラーガーニッシュ42の端末部42aとAピラー32間の隙間(詳細には、Aピラーガーニッシュ42の端末部42aが車室内に向けて大きく湾曲することによって、ウエザーストリップ39の舌片部39aとAピラーガーニッシュ42の端末部42a間に形成される開口)を通して通過する際に、仮に同隙間が小さくても、テンションクロス12は容易かつ速やかに通過可能であり、エアバッグ10の展開完了までの時間を短縮することが可能である。
【0037】
また、本実施形態においては、図3に示したように、Bピラーガーニッシュ43における上端部43aの上方で、折り畳まれたエアバッグ本体11の下方に位置するルーフサイドレール31の一部分31aに、ルーフサイドレール31の長手方向に沿って中空状のエネルギー吸収部材52が配設され、このエネルギー吸収部材52にエアバッグ本体11の展開方向を車室内側に向けるガイド面52bが設定されている。
【0038】
このため、エアバッグ本体11の展開方向がエネルギー吸収部材52のガイド面52bによって車室内側に向けられる。したがって、展開途中のエアバッグ本体11がBピラーガーニッシュ43とBピラー33間に潜り込むことが防止されるとともに、エアバッグ本体11のBピラーガーニッシュ上端部43aへの引っ掛かりが抑制される。なお、エアバッグ本体11の展開時には、ルーフヘッドライニング41の端末部(下端部)41aが車室内に向けて大きく湾曲することによって、ルーフヘッドライニング41の端末部41aとBピラーガーニッシュ43の上端部43a間に開口が形成され、同開口を通してエアバッグ本体11が通過する。
【0039】
また、本実施形態では、ルーフサイドレール31に沿ってエネルギー吸収部材52が配設されているため、車両の衝突時等において仮に乗員の頭部がBピラー33上方のルーフサイドレール31の一部分31a(Bピラー33によって剛性を高められている部位)に向けて当接しても、その際にはエネルギー吸収部材52が塑性変形により機能して乗員頭部への衝撃を緩和する。また、本実施形態でルーフサイドレール31に採用されているエネルギー吸収部材52は、中空状のものでエネルギー吸収効率がよいため、所期のエネルギー吸収性能を小容積(小スペース)で得ることが可能であり、ルーフヘッドライニング41とBピラーガーニッシュ43の室内側への張り出し量を少なくして、良好な室内空間、視認性、乗降性を確保することが可能である。
【0040】
また、本実施形態においては、エネルギー吸収部材52のガイド面52bがボディ側取付面52cに対して傾斜した傾斜面としたため、ガイド面52bの傾斜角度を適宜に設定することにより、エアバッグ本体11の展開方向を容易に調整して上記した作用(エアバッグ本体11の展開方向を車室内側に向ける作用)を最適に得ることが可能である。
【0041】
また、本実施形態では、各エネルギー吸収部材51,52が押し出し成形可能な金属(アルミ)からなる中空体としたため、各エネルギー吸収部材51,52の軽量化を図りながら所期のエネルギー吸収性能を小容積で得ることが可能であり、折り畳まれた状態のエアバッグ10とエネルギー吸収部材51,52とを車体の限られたスペースにコンパクトに収納することができる。
【0042】
また、本実施形態では、エアバッグ10を車体に装着する前に、各エネルギー吸収部材51,52を車体に装着(固着)するようにしたため、先に車体に装着された各エネルギー吸収部材51,52を基準として、エアバッグ10(折り畳まれた状態のエアバッグ本体11とテンションクロス12)を車体に組付けることが可能で、エアバッグ10の車体への組付作業性が向上する。
【0043】
上記実施形態においては、図2に示したように、折り畳んだ状態で収納配置したテンションクロス12がエネルギー吸収部材51のガイド面51bに対して接触するようにして実施したが、図4に示したように、折り畳んだ状態で収納配置したテンションクロス12がエネルギー吸収部材51のガイド面51bに対して離間して配置されるようにして実施することも可能である。この場合には、ガイド面51bとテンションクロス12間の隙間Sを適宜に設定することにより、エアバッグ10の展開方向を容易に調整して設定することが可能である。
【0044】
また、上記実施形態においては、図2に示したように、蛇腹状に折り畳んだ状態で収納配置したテンションクロス12の車内側面(図2の左側でガイド面51bに対向する面)がエネルギー吸収部材51のガイド面51bに対して略平行な方向となるようにして実施したが、図5に示したように、蛇腹状に折り畳んだ状態で収納配置したテンションクロス12の車内側面(図2の左側でガイド面51bに対向する面)がエネルギー吸収部材51のガイド面51bに対して所定角θで交差する方向として実施することも可能である。この場合には、テンションクロス12のガイド面51bとの交差角度θを適宜に設定することにより、エアバッグ10の展開方向を容易に調整して設定することが可能である。
【0045】
また、上記実施形態においては、各エネルギー吸収部材51,52が押し出し成形可能な金属(アルミ)からなる中空体であったが、このエネルギー吸収部材は特開2000−272448の公報にて提案されている紙と金属箔(例えば、鉄箔、アルミ箔)からなる中空体であってもよい。
【0046】
また、上記実施形態においては、エアバッグ11として袋織バッグを採用したが、縫製バッグや接着(熱溶着)バッグを採用して実施することも可能である。また、上記実施形態においては、エアバッグ10がエアバッグ本体11とこれの前端部に組付けたテンションクロス12によって構成されている頭部保護エアバッグ装置に本発明を実施したが、エアバッグが他の構成、例えば、膨張部と非膨張部を有するエアバッグ本体と、これの前後両端部に組付けられる膨張部を有しない前後一対のテンションクロスを備える構成とされている頭部保護エアバッグ装置にも同様に実施可能である。この場合には、上記実施形態においてAピラー部で採用されている構成がAピラー部とCピラーにて採用されて実施される。
【0047】
また、上記実施形態においては、インフレータ22からのガスがエアバッグ本体11の中央から供給されるようにした頭部保護エアバッグ装置に本発明を実施したが、インフレータからのガスが例えばエアバッグの後方から供給されるようにした頭部保護エアバッグ装置にも同様に実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による頭部保護エアバッグ装置の一実施形態を概略的に示した側面図である。
【図2】 図1に示したエアバッグが収納されている状態の図1の2−2線に沿った拡大断面図である。
【図3】 図1に示したエアバッグが収納されている状態の図1の3−3線に沿った拡大断面図である。
【図4】 図2に示した部位の変形実施形態を示す拡大断面図である。
【図5】 図2に示した部位の他の変形実施形態を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
100…頭部保護エアバッグ装置、10…エアバッグ、11…エアバッグ本体、12…テンションクロス(エアバッグの一部)、21…デフューザパイプ、22…インフレータ、31…ルーフサイドレール、31a…ルーフサイドレールの一部分、32…Aピラー、33…Bピラー、41…ルーフヘッドライニング、42…Aピラーガーニッシュ、43…Bピラーガーニッシュ、43a…Bピラーガーニッシュの上端部、51,52…エネルギー吸収部材、51b,52b…ガイド面、52c…ボディ側取付面。
Claims (7)
- インフレータからガスが供給されることにより車室内の側部にてカーテン状に膨張展開するエアバッグが折り畳まれた状態にて車体のピラー部とルーフサイドレール部に沿って収納されるようにした頭部保護エアバッグ装置において、前記ピラー部がピラーガーニッシュにより覆われるAピラー部またはCピラー部であり、このピラー部の長手方向に沿って設けられて同ピラー部に固着される中空状のエネルギー吸収部材が一側に、前記ピラー部の長手方向に沿って連続し前記エアバッグの一部の展開方向を規定するガイド面を有しており、前記ピラー部に配設される前記エアバッグの一部が膨張部を有しないテンションクロスで蛇腹状に折り畳まれて配設されていて、前記ガイド面が前記テンションクロスの展開方向に沿って設けられていることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
- 請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装置において、蛇腹状に折り畳まれて配設されている前記テンションクロスの前記ガイド面に対向する面は全体が前記ガイド面に接触していることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
- 請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装置において、蛇腹状に折り畳まれて配設されている前記テンションクロスの前記ガイド面に対向する面は前記ガイド面に対して離間して配置されていることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
- 請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装置において、蛇腹状に折り畳まれて配設されている前記テンションクロスの前記ガイド面に対向する面は前記ガイド面に対して所定角で交差していて、この交差角度を設定することにより前記テンションクロスの展開方向が設定されていることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
- インフレータからガスが供給されることにより車室内の側部にてカーテン状に膨張展開するエアバッグが折り畳まれた状態にて車体のピラー部とルーフサイドレール部に沿って収納されるようにした頭部保護エアバッグ装置において、車体のBピラーを覆うBピラーガーニッシュにおける上端部の上方で、前記ルーフサイドレール部の長手方向に沿って、車両のルーフヘッドライニング端末部と同ルーフサイドレール部の間に位置するように同ルーフサイドレール部に固着される中空状のエネルギー吸収部材には、同エネルギー吸収部材に対して車室外側に向けて所定量移動可能に配置されている前記エアバッグの展開方向を車室内側に向ける傾斜したガイド面が形成されていて、同ガイド面に対して前記エアバッグは車幅方向にて車室内側に偏って設けられていて前記エアバッグの車室外側部分のみが前記ガイド面と係合可能であることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
- 請求項1または5に記載の頭部保護エアバッグ装置において、前記エネルギー吸収部材が押し出し成形可能な金属からなる中空体または紙と金属箔からなる中空体であることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
- 請求項1または5に記載の頭部保護エアバッグ装置において、前記エアバッグを車体に装着する前に、前記エネルギー吸収部材を車体に固着したことを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
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